JPH0428741B2 - - Google Patents
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- JPH0428741B2 JPH0428741B2 JP57031123A JP3112382A JPH0428741B2 JP H0428741 B2 JPH0428741 B2 JP H0428741B2 JP 57031123 A JP57031123 A JP 57031123A JP 3112382 A JP3112382 A JP 3112382A JP H0428741 B2 JPH0428741 B2 JP H0428741B2
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- rubber
- molecular weight
- butadiene rubber
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- styrene
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/86—Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は特定のミクロ構造を有するスチレン・
ブタジエンゴムと低分子量のポリブタジエンゴム
の混合系を含むエラストマーを含む組成物で特に
タイヤのトレツドに好適に用いられる組成物に関
する。 近年省エネルギーの見地から、自動車の走行燃
費の低減が強く要求され、その中でタイヤの転動
抵抗を低減させて、走行エネルギーの消費を抑制
することが、タイヤ製造業界の急務となつてい
る。 タイヤの転動に伴う走行抵抗は、タイヤの構成
要素のうち、トレツド・ゴムが最も大きい割合を
占め、タイヤ全体の転動抵抗のうち約4割を占め
ることが知られている。 さらに、転動時のトレツド・ゴムの運動につい
てみれば、曲げ・せん断運動と、圧縮運動に分け
られ、ゴムの粘弾性特性の観点から前者は損失モ
ジユラスE″、後者は損失コンプライアンス
(E″/(E※)2)と関係づけられる。さらにこれ
らの運動は、タイヤの回転に伴う繰り返し運動で
あり、その周波数は10〜102Hzである。 従つて、タイヤの転動抵抗を低減せしめるには
10〜102Hzにおけるトレツド・ゴムの損失モジユ
ラス及び損失コンプライアンスを減少せしめるこ
とが必要である。 一方、タイヤの最重要特性として、安全性の面
から、降雨時等の湿潤路面における操縦安定性ブ
レーキ性能、旋回性能等の走行性能(ウエツト・
グリツプ性能)が必須不可欠な特性である湿潤路
面でのウエツト・グリツプ特性について考えてみ
れば、タイヤのトレツド表面が、路面との間の接
触によつて生じる摩擦特性であり、トレツドの表
面のゴムが路面より受ける応力に対しての粘弾性
的挙動、すなわち、位相遅れによるヒステリシ
ス・ロスが、摩擦抵抗を生ぜしめるのである。こ
れは、粘弾性的特性面からみれば、損失係数
(tanδ)に関係づけられる。さらに、路面による
応力の周波数は、路面の凹凸に伴う非常に高い周
波数であり文献等によれば、104〜107Hzであると
いわれる。 従つて、タイヤのウエツト・グリツプ性能を向
上させるには、104〜107Hzにおけるトレツド・ゴ
ムの損失係数を上昇せしめることが必要である。 ここで、従来から広く一般的に使用されている
トレツド・ゴム配合についてみれば、主に、天然
ゴム、合成ポリイソプレンゴム、合成ブタジエン
ゴム、及びスチレン・ブタジエンゴムがエラスト
マー成分として使用されているが、前3者は、転
動抵抗性能については優れているものの、ウエツ
ト・グリツプ性能は劣り、また、後者は、ウエツ
ト・グリツプ性能は優れているが転動抵抗性能に
ついては劣るために、転動抵抗性能とウエツト・
グリツプ性能の相反する2性能が両立したトレツ
ド・ゴム組成物は得られずいずれかの性能を犠牲
にするかもしくは、上記エラストマーを混合する
ことにより、両性能のバランスをとつて使用して
きた。 発明者らは、上記のような従来の既存エラスト
マーの相反する特性即ち転動抵抗とウエツト・グ
リツプ性能について、詳細に検討を重ねた結果、
特開昭58−59239(特願昭56−157927)に示したよ
うに転動抵抗性能は周波数10Hz、温度50〜65℃に
おける粘弾性特性と相関づけられ、また、ウエツ
ト・グリツプ性能は、周波数10Hz、温度−30〜−
15℃における粘弾性特性と相関づけられることを
発見した。−30〜15℃は、温度−周波数変換を応
用して105〜107Hzに変換され、文献の値とよく一
致することがわかつた。 従つて、転動抵抗とウエツト・グリツプの両性
能を両立させたエラストマーは周波数10Hzの高温
域(50〜65℃)で、損失モジユラスE″、損失コ
ンプライアンス(E″/E※)2)が共に小さく、低
温域(−30〜−15℃)で損失係数(tanδ)の大き
いものが好適であるといえる。このような特徴を
有するエラストマーとして、特開昭57−65736(特
願昭55−141299)、特開昭57−87444(特願昭55−
164853)、特開昭57−94028(特願昭55−170647)、
特開昭57−123236(特願昭56−9387)等が発明者
らによつて示され、また、これに類似するものと
して、特開昭54−62248、特開昭55−12133 特開
昭56−143209等も示されている。しかしながら、
これらのエラストマーは、転動抵抗とウエツト・
グリツプ性能のバランスには優れているものの、
他の特性、例えば、タイヤ製造上最も重要であ
る、混練・押出・成型等の加工特性に劣り、域は
摩耗特性、耐久性等のエラストマー強度に関し
て、既存エラストマーに劣つていた。 そこで本発明者らはウエツトグリツプ性の比較
的優れているスチレン・ブタジエンゴムについて
ミクロ構造、分子量、ブレンド方法等の観点から
上記諸特性との関連性について研究を重ねた結
果、ブタジエン成分の1.2結合含量、分子量分布、
スチレン含量を特定範囲に限定したスチレン・ブ
タジエンゴムは特定のミクロ構造を有する低分子
量ブタジエンゴムと混合することにより転動抵抗
性能、ウエツトグリツプ性能はもとより加工性、
耐摩耗性等の諸特性が一層向上することが判明し
本発明に到達したのである。 本発明は、重量平均分子量wと数平均分子量
Moの比w/oが2.0以下でスチレン含量が15〜
35Wt%のブタジエン部分の1,2結合含量が40
〜70mol%で30℃トルエン溶液中の極限粘度数
〔η〕が6.0以下である高分子量スチレン・ブタジ
エンゴム()の20〜90重量%と、1,2結合含
量が30〜80mol%であり30℃トルエン溶液中の極
限粘度数〔η〕が0.1以上0.66以下である低分子
量ブタジエンゴム()の80〜10重量%の混合物
で、両者の極限粘度数〔η〕の算術平均値が2.0
以上であることを特徴とするエラストマーを含む
組成物である。 本発明で使用されるスチレン・ブタジエンゴム
は重量平均分子量(M)と数平均分子量(M
n)の比M/Mの値が2.0以下であることが
必要である。ここでM/Mの値は分子量分布
の尺度となるものであるが、この値が大きい程、
つまり分子量分布が広い程転動抵抗性能は低下す
る傾向にある為本発明ではこの値が2.0以下であ
る。またスチレン・ブタジエンゴム中のスチレン
含量は15〜35wt%の範囲である。スチレン含量
は多い程ウエツトグリツプ性能は向上するが
35wt%を越えれば逆にゴムの引裂強度、耐摩耗
性が低下する傾向にあり両者のバランスから上記
範囲内とする。更にスチレン・ブタジエンゴム中
のブタジエン部分の1.2結合含量は40〜70mol%
である1.2結合含量とともにウエツトグリツプ性
能は向上するが、その量が70mol%を越えると引
裂強度耐摩耗性が急激に低下するためこれをタイ
ヤのトレツトに使用しても実用に充分耐え得な
い。一方1.2結合含量が40mol%より少ない場合、
ウエツトグリツプ性能が低下する為適当でない。
更にスチレン・ブタジエンゴムは30℃トルエン溶
液中での極限粘度数〔η〕が2.0〜6.0である。こ
こで極限粘度数〔η〕が6.0を越えると混練、押
出し等の加工特性が著しく悪くなり、また2.0未
満では引張強度、引裂強度等組成物の基本特性と
ともに転動抵抗性能が低下する。 本発明では前述の高分子量のスチレン・ブタジ
エンゴムに低分子量のブタジエンゴムを混合する
が、ここでブタジエンの30℃トルエン溶液中の極
限粘度数〔η〕が0.1以上0.66以下である。極限
粘度数〔η〕が0.1未満の場合混練作業性ロール
作業性等を著しく阻害し、加硫ゴム特性も著しく
阻害する。一方0.66を越えると加工特性の改善は
望めない。同様な理由で高分子量のスチレン・ブ
タジエンゴムと低分子量ブタジエンゴムの混合比
は20〜90重量%のスチレン・ブタジエンゴムと80
〜10重量%のブタジエンゴムを用いるが、特に好
ましくはスチレン・ブタジエンゴム60〜90重量%
を用いる。 次に本発明では次式で求められる極限粘度数の
算術平均値〔〕が2.0以上である。 〔〕=〔η〕〓×W1/100+〔η〕〓×W2/100 ここで〔η〕〓:スチレン・ブタジエンゴムの極
限粘度数 〔η〕〓:ブタジエンゴムの極限粘度数 W1:スチレン・ブタジエゴムの重量% W2:スチレン・ブタジエゴムの重量% これはゴム混合系の基本特性及び加工特性は全
体としての平均分子量に大きく影響されるが、こ
こで〔〕が2.0未満の場合引裂強度、耐摩耗性
等の基本特性はもとより転動抵抗性能、ウエツト
グリツプ性能も低下することによる。 尚スチレン・ブタジエンゴムとブタジエンゴム
との混合方法は両者それぞれ重合終了后溶液状態
で混合するか、または乾燥した前記2種類のゴム
を熱ロールで機械的に混合してもよい。本発明に
おいて、前記スチレン・ブタジエゴム及びブタジ
エンゴムは前述のミクロ構造分子量等の条件を満
す限りその範囲内で2種類以上の異なつた構造の
ゴムを混合して使用してもよいことは勿論であ
る。 さらに、本発明では天然ゴム、合成イソプレン
ゴムのうち、いずれかもしくは任意の割合の混合
物、5乃至50重量部を上記エラストマーと混合し
て使用することにより、加工特性、特にロール作
業時のバギング、シート肌、シユリンク、粘着性
等がさらに改善され、ゴムの引裂強度も向上する
ので、加硫終了時の金型からの離型時のトレツド
部の損傷(デモールド・スプリテイング)を防止
することができる。 ここで、天然ゴム及び/または合成イソプレン
ゴムの混合比率が50重量部を越えると、前記エラ
ストマーの特徴、特に、ウエツト・グリツプ性能
が損なわれる為好ましくない。各性能をバランス
よく発揮する為に、10乃至40重量部混合すること
が、さらに好ましい。 尚、上記エラストマー組成物及び、天然ゴム及
び/または合成イソプレンゴムとの混合物には通
常一般的に使用されるカーボンブラツク、プロセ
スオイル、ワツクス、老化防止剤、加硫剤加硫促
進剤等の配合薬品が配合され得ることは勿論であ
る。 このようにして調整されたエラストマー組成物
は、乗用車、ライト・トラツク、トラツク・バス
等のタイヤのトレツドに用いる事によつて、転動
抵抗とウエツト・グリツプの両性能に優れたタイ
ヤを提供する事が可能である。 以下実施例において本発明のエラストマー組成
物について詳述する。 実施例 特定のミクロ構造を有するスチレン・ブタジエ
ンゴムと低分子量のブタジエンゴムの混合物につ
いて組成物を作成し加工特性及び粘弾性特性を測
定するとともに該組成物をタイヤのトレツドに適
用した場合の転動抵抗性能、ウエツトグリツプ性
能を評価した。 尚実施例及び比較例に用いた組成物はいずれも
第4表に示す基本配合を用いた。仕様及びその特
性の測定結果を第1表〜第3表に示す。 (イ) ゴム組成物の粘弾性特性 損失モジユラス、損失係数等の粘弾性特性は
岩本製作所(株)製の粘弾性スペクトロメーターを
用いて測定したが、損失コンプライアンスは周
波数10Hz、振幅2%で損失係数は周波数10Hz、
振幅0.5%の条件を用いた。第2表に各組成物
の65℃における損失モジユラス、損失コンプラ
イアンスの値及び−30〜−15℃の損失係数の積
分値を示す。 (ロ) ゴム組成物の加工特性 8インチロールにて組成物を巻きつかせた時
のバギング性、シール肌を目視で観察するとと
もに東洋精器(株)製タツクメーターでシートの粘
着性を測定した。第2表から低分子量のブタジ
エンゴムを混合した実施例1〜3はいずれも加
工特性が向上していることが認められる。 (ハ) タイヤの転動抵抗性能 サイズが165SR13のスチールラジアルタイヤ
のトレツド部に前記エラストマー組成物を用い
てタイヤを試作した。これを60インチドラムで
速度80Kg/h、内圧2.0Kg/cm2、荷重300Kgの条
件下で走行させ転動抵抗性能を測定した。表に
は比較例1を基準とする相対値で示す。数値が
小さい程転動抵抗性能は優れている。低分子量
ブタジエンゴムの混合により転動抵抗性能は低
下の傾向にあるが、の本発明の実施例はいずれ
も従来最も優れているとされている天然ゴム組
成物とほぼ同じレベルにある。 (ニ) タイヤのウエツトグリツプ指数 165SR13のスチールラジアルタイヤを排気量
1500c.c.の乗用車に装着してコンクリート製の滑
りやすい路面に散水した状態において1名乗車
時の速度60Kg/hからの停止距離から、摩擦係
数μを算出し、比較例1に対する相対値で示
す。指数値が大きい程ウエツトグリツプ性能が
優れている。本発明の混合系はいずれも性能の
大幅な向上が認められる。 次に実施例1〜3に用いた組成物に他のジエン
系ゴムを更に配合した組成物について前記実施例
と同様な方法で諸特性を測定し、その結果を第3
表に示す。表から天然ゴムの混合により加工性
(粘着性指数)及び加硫ゴムの基本特性(引裂強
度)が向上していることが認められる。
ブタジエンゴムと低分子量のポリブタジエンゴム
の混合系を含むエラストマーを含む組成物で特に
タイヤのトレツドに好適に用いられる組成物に関
する。 近年省エネルギーの見地から、自動車の走行燃
費の低減が強く要求され、その中でタイヤの転動
抵抗を低減させて、走行エネルギーの消費を抑制
することが、タイヤ製造業界の急務となつてい
る。 タイヤの転動に伴う走行抵抗は、タイヤの構成
要素のうち、トレツド・ゴムが最も大きい割合を
占め、タイヤ全体の転動抵抗のうち約4割を占め
ることが知られている。 さらに、転動時のトレツド・ゴムの運動につい
てみれば、曲げ・せん断運動と、圧縮運動に分け
られ、ゴムの粘弾性特性の観点から前者は損失モ
ジユラスE″、後者は損失コンプライアンス
(E″/(E※)2)と関係づけられる。さらにこれ
らの運動は、タイヤの回転に伴う繰り返し運動で
あり、その周波数は10〜102Hzである。 従つて、タイヤの転動抵抗を低減せしめるには
10〜102Hzにおけるトレツド・ゴムの損失モジユ
ラス及び損失コンプライアンスを減少せしめるこ
とが必要である。 一方、タイヤの最重要特性として、安全性の面
から、降雨時等の湿潤路面における操縦安定性ブ
レーキ性能、旋回性能等の走行性能(ウエツト・
グリツプ性能)が必須不可欠な特性である湿潤路
面でのウエツト・グリツプ特性について考えてみ
れば、タイヤのトレツド表面が、路面との間の接
触によつて生じる摩擦特性であり、トレツドの表
面のゴムが路面より受ける応力に対しての粘弾性
的挙動、すなわち、位相遅れによるヒステリシ
ス・ロスが、摩擦抵抗を生ぜしめるのである。こ
れは、粘弾性的特性面からみれば、損失係数
(tanδ)に関係づけられる。さらに、路面による
応力の周波数は、路面の凹凸に伴う非常に高い周
波数であり文献等によれば、104〜107Hzであると
いわれる。 従つて、タイヤのウエツト・グリツプ性能を向
上させるには、104〜107Hzにおけるトレツド・ゴ
ムの損失係数を上昇せしめることが必要である。 ここで、従来から広く一般的に使用されている
トレツド・ゴム配合についてみれば、主に、天然
ゴム、合成ポリイソプレンゴム、合成ブタジエン
ゴム、及びスチレン・ブタジエンゴムがエラスト
マー成分として使用されているが、前3者は、転
動抵抗性能については優れているものの、ウエツ
ト・グリツプ性能は劣り、また、後者は、ウエツ
ト・グリツプ性能は優れているが転動抵抗性能に
ついては劣るために、転動抵抗性能とウエツト・
グリツプ性能の相反する2性能が両立したトレツ
ド・ゴム組成物は得られずいずれかの性能を犠牲
にするかもしくは、上記エラストマーを混合する
ことにより、両性能のバランスをとつて使用して
きた。 発明者らは、上記のような従来の既存エラスト
マーの相反する特性即ち転動抵抗とウエツト・グ
リツプ性能について、詳細に検討を重ねた結果、
特開昭58−59239(特願昭56−157927)に示したよ
うに転動抵抗性能は周波数10Hz、温度50〜65℃に
おける粘弾性特性と相関づけられ、また、ウエツ
ト・グリツプ性能は、周波数10Hz、温度−30〜−
15℃における粘弾性特性と相関づけられることを
発見した。−30〜15℃は、温度−周波数変換を応
用して105〜107Hzに変換され、文献の値とよく一
致することがわかつた。 従つて、転動抵抗とウエツト・グリツプの両性
能を両立させたエラストマーは周波数10Hzの高温
域(50〜65℃)で、損失モジユラスE″、損失コ
ンプライアンス(E″/E※)2)が共に小さく、低
温域(−30〜−15℃)で損失係数(tanδ)の大き
いものが好適であるといえる。このような特徴を
有するエラストマーとして、特開昭57−65736(特
願昭55−141299)、特開昭57−87444(特願昭55−
164853)、特開昭57−94028(特願昭55−170647)、
特開昭57−123236(特願昭56−9387)等が発明者
らによつて示され、また、これに類似するものと
して、特開昭54−62248、特開昭55−12133 特開
昭56−143209等も示されている。しかしながら、
これらのエラストマーは、転動抵抗とウエツト・
グリツプ性能のバランスには優れているものの、
他の特性、例えば、タイヤ製造上最も重要であ
る、混練・押出・成型等の加工特性に劣り、域は
摩耗特性、耐久性等のエラストマー強度に関し
て、既存エラストマーに劣つていた。 そこで本発明者らはウエツトグリツプ性の比較
的優れているスチレン・ブタジエンゴムについて
ミクロ構造、分子量、ブレンド方法等の観点から
上記諸特性との関連性について研究を重ねた結
果、ブタジエン成分の1.2結合含量、分子量分布、
スチレン含量を特定範囲に限定したスチレン・ブ
タジエンゴムは特定のミクロ構造を有する低分子
量ブタジエンゴムと混合することにより転動抵抗
性能、ウエツトグリツプ性能はもとより加工性、
耐摩耗性等の諸特性が一層向上することが判明し
本発明に到達したのである。 本発明は、重量平均分子量wと数平均分子量
Moの比w/oが2.0以下でスチレン含量が15〜
35Wt%のブタジエン部分の1,2結合含量が40
〜70mol%で30℃トルエン溶液中の極限粘度数
〔η〕が6.0以下である高分子量スチレン・ブタジ
エンゴム()の20〜90重量%と、1,2結合含
量が30〜80mol%であり30℃トルエン溶液中の極
限粘度数〔η〕が0.1以上0.66以下である低分子
量ブタジエンゴム()の80〜10重量%の混合物
で、両者の極限粘度数〔η〕の算術平均値が2.0
以上であることを特徴とするエラストマーを含む
組成物である。 本発明で使用されるスチレン・ブタジエンゴム
は重量平均分子量(M)と数平均分子量(M
n)の比M/Mの値が2.0以下であることが
必要である。ここでM/Mの値は分子量分布
の尺度となるものであるが、この値が大きい程、
つまり分子量分布が広い程転動抵抗性能は低下す
る傾向にある為本発明ではこの値が2.0以下であ
る。またスチレン・ブタジエンゴム中のスチレン
含量は15〜35wt%の範囲である。スチレン含量
は多い程ウエツトグリツプ性能は向上するが
35wt%を越えれば逆にゴムの引裂強度、耐摩耗
性が低下する傾向にあり両者のバランスから上記
範囲内とする。更にスチレン・ブタジエンゴム中
のブタジエン部分の1.2結合含量は40〜70mol%
である1.2結合含量とともにウエツトグリツプ性
能は向上するが、その量が70mol%を越えると引
裂強度耐摩耗性が急激に低下するためこれをタイ
ヤのトレツトに使用しても実用に充分耐え得な
い。一方1.2結合含量が40mol%より少ない場合、
ウエツトグリツプ性能が低下する為適当でない。
更にスチレン・ブタジエンゴムは30℃トルエン溶
液中での極限粘度数〔η〕が2.0〜6.0である。こ
こで極限粘度数〔η〕が6.0を越えると混練、押
出し等の加工特性が著しく悪くなり、また2.0未
満では引張強度、引裂強度等組成物の基本特性と
ともに転動抵抗性能が低下する。 本発明では前述の高分子量のスチレン・ブタジ
エンゴムに低分子量のブタジエンゴムを混合する
が、ここでブタジエンの30℃トルエン溶液中の極
限粘度数〔η〕が0.1以上0.66以下である。極限
粘度数〔η〕が0.1未満の場合混練作業性ロール
作業性等を著しく阻害し、加硫ゴム特性も著しく
阻害する。一方0.66を越えると加工特性の改善は
望めない。同様な理由で高分子量のスチレン・ブ
タジエンゴムと低分子量ブタジエンゴムの混合比
は20〜90重量%のスチレン・ブタジエンゴムと80
〜10重量%のブタジエンゴムを用いるが、特に好
ましくはスチレン・ブタジエンゴム60〜90重量%
を用いる。 次に本発明では次式で求められる極限粘度数の
算術平均値〔〕が2.0以上である。 〔〕=〔η〕〓×W1/100+〔η〕〓×W2/100 ここで〔η〕〓:スチレン・ブタジエンゴムの極
限粘度数 〔η〕〓:ブタジエンゴムの極限粘度数 W1:スチレン・ブタジエゴムの重量% W2:スチレン・ブタジエゴムの重量% これはゴム混合系の基本特性及び加工特性は全
体としての平均分子量に大きく影響されるが、こ
こで〔〕が2.0未満の場合引裂強度、耐摩耗性
等の基本特性はもとより転動抵抗性能、ウエツト
グリツプ性能も低下することによる。 尚スチレン・ブタジエンゴムとブタジエンゴム
との混合方法は両者それぞれ重合終了后溶液状態
で混合するか、または乾燥した前記2種類のゴム
を熱ロールで機械的に混合してもよい。本発明に
おいて、前記スチレン・ブタジエゴム及びブタジ
エンゴムは前述のミクロ構造分子量等の条件を満
す限りその範囲内で2種類以上の異なつた構造の
ゴムを混合して使用してもよいことは勿論であ
る。 さらに、本発明では天然ゴム、合成イソプレン
ゴムのうち、いずれかもしくは任意の割合の混合
物、5乃至50重量部を上記エラストマーと混合し
て使用することにより、加工特性、特にロール作
業時のバギング、シート肌、シユリンク、粘着性
等がさらに改善され、ゴムの引裂強度も向上する
ので、加硫終了時の金型からの離型時のトレツド
部の損傷(デモールド・スプリテイング)を防止
することができる。 ここで、天然ゴム及び/または合成イソプレン
ゴムの混合比率が50重量部を越えると、前記エラ
ストマーの特徴、特に、ウエツト・グリツプ性能
が損なわれる為好ましくない。各性能をバランス
よく発揮する為に、10乃至40重量部混合すること
が、さらに好ましい。 尚、上記エラストマー組成物及び、天然ゴム及
び/または合成イソプレンゴムとの混合物には通
常一般的に使用されるカーボンブラツク、プロセ
スオイル、ワツクス、老化防止剤、加硫剤加硫促
進剤等の配合薬品が配合され得ることは勿論であ
る。 このようにして調整されたエラストマー組成物
は、乗用車、ライト・トラツク、トラツク・バス
等のタイヤのトレツドに用いる事によつて、転動
抵抗とウエツト・グリツプの両性能に優れたタイ
ヤを提供する事が可能である。 以下実施例において本発明のエラストマー組成
物について詳述する。 実施例 特定のミクロ構造を有するスチレン・ブタジエ
ンゴムと低分子量のブタジエンゴムの混合物につ
いて組成物を作成し加工特性及び粘弾性特性を測
定するとともに該組成物をタイヤのトレツドに適
用した場合の転動抵抗性能、ウエツトグリツプ性
能を評価した。 尚実施例及び比較例に用いた組成物はいずれも
第4表に示す基本配合を用いた。仕様及びその特
性の測定結果を第1表〜第3表に示す。 (イ) ゴム組成物の粘弾性特性 損失モジユラス、損失係数等の粘弾性特性は
岩本製作所(株)製の粘弾性スペクトロメーターを
用いて測定したが、損失コンプライアンスは周
波数10Hz、振幅2%で損失係数は周波数10Hz、
振幅0.5%の条件を用いた。第2表に各組成物
の65℃における損失モジユラス、損失コンプラ
イアンスの値及び−30〜−15℃の損失係数の積
分値を示す。 (ロ) ゴム組成物の加工特性 8インチロールにて組成物を巻きつかせた時
のバギング性、シール肌を目視で観察するとと
もに東洋精器(株)製タツクメーターでシートの粘
着性を測定した。第2表から低分子量のブタジ
エンゴムを混合した実施例1〜3はいずれも加
工特性が向上していることが認められる。 (ハ) タイヤの転動抵抗性能 サイズが165SR13のスチールラジアルタイヤ
のトレツド部に前記エラストマー組成物を用い
てタイヤを試作した。これを60インチドラムで
速度80Kg/h、内圧2.0Kg/cm2、荷重300Kgの条
件下で走行させ転動抵抗性能を測定した。表に
は比較例1を基準とする相対値で示す。数値が
小さい程転動抵抗性能は優れている。低分子量
ブタジエンゴムの混合により転動抵抗性能は低
下の傾向にあるが、の本発明の実施例はいずれ
も従来最も優れているとされている天然ゴム組
成物とほぼ同じレベルにある。 (ニ) タイヤのウエツトグリツプ指数 165SR13のスチールラジアルタイヤを排気量
1500c.c.の乗用車に装着してコンクリート製の滑
りやすい路面に散水した状態において1名乗車
時の速度60Kg/hからの停止距離から、摩擦係
数μを算出し、比較例1に対する相対値で示
す。指数値が大きい程ウエツトグリツプ性能が
優れている。本発明の混合系はいずれも性能の
大幅な向上が認められる。 次に実施例1〜3に用いた組成物に他のジエン
系ゴムを更に配合した組成物について前記実施例
と同様な方法で諸特性を測定し、その結果を第3
表に示す。表から天然ゴムの混合により加工性
(粘着性指数)及び加硫ゴムの基本特性(引裂強
度)が向上していることが認められる。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量平均分子量wと数平均分子量oの比
w/oが2.0以下でスチレン含量が15〜35Wt%の
ブタジエン部分の1,2結合含量が40〜70mol%
で30℃トルエン溶液中の極限粘度数〔η〕が6.0
以下である高分子量スチレン・ブタジエンゴム
()の20〜90重量%と、1,2結合含量が30〜
80mol%であり30℃トルエン溶液中の極限粘度数
〔η〕が0.1以上0.66以下である低分子量ブタジエ
ンゴム()の80〜10重量%の混合物で、両者の
極限粘度数〔η〕の算術平均値が2.0以上である
ことを特徴とするエラストマーを含む組成物。 2 高分子量スチレン・ブタジエンゴム()と
低分子量ブタジエンゴム()の混合物95〜50重
量%と、天然ゴム及び/又は合成ポリイソプレン
ゴム5〜50重量%混合してなる特許請求の範囲第
1項記載のエラストマーを含む組成物。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57031123A JPS58147443A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | エラストマ−組成物 |
CA000421841A CA1196139A (en) | 1982-02-26 | 1983-02-17 | Elastomer composition |
EP83101715A EP0087736B2 (en) | 1982-02-26 | 1983-02-23 | Elastomer composition |
DE8383101715T DE3361743D1 (en) | 1982-02-26 | 1983-02-23 | Elastomer composition |
US06/470,506 US4471093A (en) | 1982-02-26 | 1983-02-28 | Elastomer composition comprising a blend of SBR rubbers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57031123A JPS58147443A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | エラストマ−組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58147443A JPS58147443A (ja) | 1983-09-02 |
JPH0428741B2 true JPH0428741B2 (ja) | 1992-05-15 |
Family
ID=12322635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57031123A Granted JPS58147443A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | エラストマ−組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58147443A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4530959A (en) * | 1984-03-08 | 1985-07-23 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pneumatic tire with tread of medium vinyl polybutadiene/rubber blend |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5462248A (en) * | 1977-10-08 | 1979-05-19 | Dunlop Co Ltd | Tire and elastomer composition for therefor |
JPS5787442A (en) * | 1980-11-20 | 1982-05-31 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Rubber composition |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP57031123A patent/JPS58147443A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5462248A (en) * | 1977-10-08 | 1979-05-19 | Dunlop Co Ltd | Tire and elastomer composition for therefor |
JPS5787442A (en) * | 1980-11-20 | 1982-05-31 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Rubber composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58147443A (ja) | 1983-09-02 |
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