JPH0428444Y2 - - Google Patents

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JPH0428444Y2
JPH0428444Y2 JP11624788U JP11624788U JPH0428444Y2 JP H0428444 Y2 JPH0428444 Y2 JP H0428444Y2 JP 11624788 U JP11624788 U JP 11624788U JP 11624788 U JP11624788 U JP 11624788U JP H0428444 Y2 JPH0428444 Y2 JP H0428444Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として、比較的平面的な物品、例
えばバスマツト、キツチンマツト、便蓋カバー、
便座カバー等を展示するための表示部材付きの物
品展示具に関する。
[従来の技術] キツチンマツト、便座カバー等の比較的平面的
な物品の展示においては、その平面部分が重視さ
れる。従来、このような物品の展示は、ほとんど
の場合、展示台に平積みにするか、吊下フツクや
吊下杆に吊下げることにより行つていた。
[考案が解決しようとする課題] このような従来の展示手段においては、展示ス
ペースに対する展示し得る物品の種類や数の効率
が低く、また展示物品の見易さも、必ずしも良い
とは言えなかつた。
本考案は、比較的平面的な物品を、見易く、効
率的に展示することができ、物品の取り上げ、載
置を円滑に行い得ると共に、展示物の表示を効果
的に行い得る、表示部材付き物品展示具を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の表示部材
付き物品展示具においては、水平なレール体1の
軸線方向に摺動可能なる如く該レール体1に嵌合
し得る基部2と、傾斜した載置面4a上に展示物
品3の底面部3aを載置する載置部4を備え、載
置部4の下辺部に、ほぼ摺動方向への展示物品3
の滑落を受止する摺動方向受止体5とほぼ前方へ
の展示物品3の滑落を防止する前方受止体6とが
立設され、載置面4aは、摺動方向受止体5に向
う摺動方向傾斜角mと前方受止体6に向うところ
の摺動方向傾斜角mより緩い前方傾斜角nを有
し、前方受止体6は、載置部4の前方下辺部の摺
動方向長さのうち下方側の4割を越えない範囲内
に位置しており、前方受止体6の前側に、該前方
受止体6から摺動方向における上部側へ食み出さ
ないように表示部材7が設けられている。
前方受止体6は、逆U字形の湾曲杆を載置面4
aに垂直に立設して成るものとし、表示部材7
は、横長矩形状の名札保持板8の裏側に、その逆
U字形の湾曲杆を載置面4aにほぼ垂直に立設し
て成る前方受止体6を嵌挿して該名札保持板8を
水平に保持し得る保持部材9が設けられて成るも
のとしてもよい。
[作用] 本考案表示部材付き物品展示具Aは、基部2を
レール体1に嵌合させて用いるものであり、これ
により、レール体1の軸線方向に摺動させること
ができる。載置部4には、展示物品3の底面部3
aを載置する。必要に応じ、複数の展示物品3…
…3を重積することができる。展示物品3の載置
部4からの滑落は、摺動方向受止体5及び前方受
止体6により防がれる。
展示物品3が比較的平面的な物品である場合
は、平面部分が見易いように展示され、同一レー
ル体1上の複数の本考案展示具A……Aを看者ま
たは展示者の意のままに摺動させて展示物品3…
…3を見ることができ、また見せることができ
る。
また、載置面4aが摺動可能傾斜角mを有して
いることにより、複数の本考案表示部材付き物品
展示具A……Aを同一レール体1に嵌合せしめ、
それぞれの展示具Aにより物品を展示した場合、
隣接表示部材付き物品展示具A,Aの載置部4,
4を、第5図及び第6図に示す如く斜めに重合さ
せることができ、多種類の展示物品3……3を多
数効率的に展示し得る。
また、看者の視線は、一般に基部2の摺動方向
に対し垂直な方向を中心とするので、載置面4a
が前方に傾斜していることにより展示物品3が見
易い。
前方傾斜角nは摺動方向傾斜角mより緩いの
で、前方受止体6が載置部4の前方下辺部の摺動
方向長さのうち下方側の4割を越えない範囲内に
位置していても、摺動方向受止体5との組合せに
より、展示物品3の載置部4からの滑落は十分防
止される。その一方において、前方受止体6が載
置部4の前方下辺部の摺動方向長さのうち下方側
の4割を越えない範囲内に位置していることによ
り、本考案展示具前方からの展示物品3の取り上
げ及び載置が円滑に行われ、また展示物品3が一
層見易くなる。
また、前方受止体6の前側に、該前方受止体6
から摺動方向における上部側へ食み出さないよう
に表示部材7が設けられているので、展示物品3
の取り上げ及び載置の円滑性及び展示物品3の見
易さを損なわずに、各展示具A……Aに展示され
た展示物の名称や内容説明が効果的になされる。
前方受止体6を、逆U字形の湾曲杆を載置面4
aに垂直に立設して成るものとし、表示部材7
を、横長矩形状の名札保持板8の裏側に前方受止
体6を嵌挿して該名札保持板8を水平に保持し得
る保持部材9が設けられて成るものとすると、名
札保持板8が水平であることから表示内容が読取
り易く、前方受止体6が逆U字形の湾曲杆である
ことから保持部材9の嵌挿が円滑である。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第1図〜第7図においてレール体1は断面方形
状の金属製直線パイプである。
レール体1は、断面方形状の金属板や、断面C
字状のようなものでもよく、該レール体1は、た
とえば、壁面、キヤスター付き支持台等に架設さ
れたものでよい。レール体1の軸線は、直線であ
つても曲線であつてもよい。
基部2は、断面略C字状となつているが、用い
るレール体1に適合するものを任意に採用するこ
とができる。用いるレール体1が断面方形状のパ
イプである場合には、基部2を、例えば、そのパ
イプの上側より着脱自在に嵌合し得る断面逆U字
状または略逆J字状となすことができる。断面C
字状のレール体1の場合は、基部2を、例えば第
8図のように、その内部に嵌合する短寸パイプ状
とすることができる。
基部2は、第7図にその縦断面を示すようにレ
ール体1に対するストツパ10を備えたものでも
よい。ストツパ10としては止めねじが最も一般
的であるが、これに限定されるものではない。
載置部4は、金属杆製の枠体内の適宜個所に金
属杆を架設して成り、基部2に直接溶接されてい
るが、展示物品3の底面を載置するのに適してい
れば、板状でも網状でも枠状でもい。何れの場合
でも、載置面4aが含まれる平面は載置した展示
物品3の底面が含まれる平面にほぼ一致いする。
載置4と基部2は、直接に又は別部材を介して結
合される。
載置面4aの摺動方向傾斜角mは、20°〜60°程
度が望ましく、前方傾斜角nは、10°〜50°程度が
好ましい。摺動方向傾斜角mは60°を越えるよう
な場合は、展示物品3が載置部から落下し易く、
10°に達しないような場合は、隣接表示部材付き
物品展示具同士の載置部を斜めに重合させる上で
困難を生ずるからである。また、展示物品3の前
方より落下を防ぐために、摺動方向傾斜角mは、
前方傾斜角nよりも10°程度以上大きいことが望
ましい。
摺動方向受止体5及び前方受止体6は、それぞ
れ金属杆を棚状に形成して載置面4aに垂直に立
設したものであつて互いに独立している。特に前
方受止体6は、逆U字形の湾曲杆より成つてい
る。摺動方向受止体5の前後方向長さは、載置部
4の摺動方向下辺部(第2図及び第3図における
右辺部)の前後方向長さのうち中央部の6割程度
にわたり、前方受止体6は、載置部4の前方下辺
部(第2図及び第3図における下辺部)の摺動方
向長さ(第2図及び第3図における左右方向長
さ)のうち下方側(右下向き傾斜であるため、第
2図における右方側)の4割を越えない範囲内、
すなわち第2図におけるrの範囲内に位置してい
る。
表示部材7は、透明プラスチツク板を折返した
間に名札等の表示プレート11を挟持し得る如く
した横長矩形状の名札保持板8の裏側に、逆U字
形の湾曲杆より成る前方受止体6をその頂部から
嵌挿して該名札保持板8を水平に保持し得る断面
略C字形の保持部材9を設けて成るものであり、
表示部材7全体として前方受止体6より摺動方向
における上部側へ食み出さないようにしている。
[考案の効果] 本考案表示部材付き物品展示具によれば、比較
的平面的な物品を、空間を有効に利用して、見易
く、かつ効率的に展示して、その展示効果を挙げ
ることができる。
また、展示物品の取り上げ・載置は前方より行
われるが、前方受止体は載置部の前方下辺部の摺
動方向長さのうち下方側の4割を越えない範囲内
に位置しているので、取り上げ・載置が円滑に行
われ、載置部上に載置されている展示物品が見易
い。而も、前方受止体の前側に、摺動方向におけ
る上部側へ食み出さないように表示部材が設けら
れているので、展示物品の取り上げ及び載置の円
滑性及び展示物品の見易さを損なわずに、各展示
具を展示された展示物の名称や内容説明が効果的
になされる。
前方受止体を、逆U字形の湾曲杆を載置面に垂
直に立設して成るものとし、表示部材を、横長矩
形状の名札保持板の裏側に前方受止体を嵌挿して
該名札保持板を水平に保持し得る保持部材が設け
られて成るものとすると、名札保持板が水平であ
ることから表示内容が読取り易く、前方受止体が
逆U字形の湾曲杆であることから保持部材の嵌挿
が円滑となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は、本考案表示部材付き物品展
示具の1実施例を示すものであり、第1図は斜視
図、第2図は正面図、第3図は平面図、第4図は
側面図、第5図は表示部材付き物品展示具をレー
ル体に複数隣接配設した状態の正面図、第6図
は、第5図の状態で物品を載置して正面下方より
見上げた図、第7図は基部の縦断面図である。第
8図は別の実施例における基部の縦断面図、第9
図は表示部材の斜視図である。 図面中、1はレール体、2は基部、3は展示物
品、3aは底面部、4は載置部、4aは載置面、
5は摺動方向受止体、6は前方受止体、7は表示
部材、8は名札保持板、9は保持部材、10はス
トツパ、11は表示プレート、mは摺動方向傾斜
角、nは前方傾斜角である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 水平なレール体1の軸線方向に摺動可能なる
    如く該レール体1に嵌合し得る基部2と、傾斜
    した載置面4a上に展示物品3の底面部3aを
    載置する載置部4を備え、載置部4の下辺部
    に、ほぼ摺動方向への展示物品3の滑落を受止
    する摺動方向受止体5とほぼ前方への展示物品
    3の滑落を防止する前方受止体6とが立設さ
    れ、載置面4aは、摺動方向受止体5に向う摺
    動方向傾斜角mと前方受止体6に向うところの
    摺動方向傾斜角mより緩い前方傾斜角nを有
    し、前方受止体6は、載置部4の前方下辺部の
    摺動方向長さのうち下方側の4割を越えない範
    囲内に位置し、前方受止体6の前側に、該前方
    受止体6から摺動方向における上部側へ食み出
    さないように表示部材7が設けられていること
    を特徴とする、表示部材付き物品展示具。 2 前方受止体6は、逆U字形の湾曲杆を載置面
    4aにほぼ垂直に立設して成るものであり、表
    示部材7は、横長矩形状の名札保持板8の裏側
    に、前方受止体6を嵌挿して該名札保持板8を
    水平に保持し得る保持部材9が設けられて成る
    ものである、実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の表示部材付き物品展示具。
JP11624788U 1988-09-02 1988-09-02 Expired JPH0428444Y2 (ja)

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JP11624788U JPH0428444Y2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02

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JPH0236363U JPH0236363U (ja) 1990-03-09
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