JPH04284228A - 乗用車用タイヤの成型ドラム - Google Patents
乗用車用タイヤの成型ドラムInfo
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- JPH04284228A JPH04284228A JP3074529A JP7452991A JPH04284228A JP H04284228 A JPH04284228 A JP H04284228A JP 3074529 A JP3074529 A JP 3074529A JP 7452991 A JP7452991 A JP 7452991A JP H04284228 A JPH04284228 A JP H04284228A
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- molding drum
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims abstract description 43
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 22
- BHMLFPOTZYRDKA-IRXDYDNUSA-N (2s)-2-[(s)-(2-iodophenoxy)-phenylmethyl]morpholine Chemical compound IC1=CC=CC=C1O[C@@H](C=1C=CC=CC=1)[C@H]1OCCNC1 BHMLFPOTZYRDKA-IRXDYDNUSA-N 0.000 abstract 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/32—Fitting the bead-rings or bead-cores; Folding the textile layers around the rings or cores
- B29D2030/3214—Locking the beads on the drum; details of the drum in the bead locking areas, e.g. drum shoulders
Landscapes
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乗用車用タイヤの成型ド
ラム、特にアップダウン方式の2プライレーティング又
はそれ以上のレーティング構造をもつタイヤのコードテ
ンションを均一ならしめる上記タイヤの成型ドラムに関
するものである。
ラム、特にアップダウン方式の2プライレーティング又
はそれ以上のレーティング構造をもつタイヤのコードテ
ンションを均一ならしめる上記タイヤの成型ドラムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車用のラジアルタイヤ構造は大別す
ると一次成型時、1層のカーカスプライの端部を両側の
ビードワイヤ(ビートコア)に対し内側から外側に向か
って回り込ませる1アップ方式、インナープライ及びア
ウタープライの双方の端部を共にビードワイヤに対し内
側から外側に向かって回り込ませる2アップ方式ならび
に図1、図2に示すようにインナープライ(2)端部を
ビードワイヤ(4)に対し内側から外側に向かって回り
込ませる一方、アウタープライ(2´)の端部を外側か
ら内側に向かって回り込ませる1アップ1ダウン方式に
分けられる。なかでも通常の乗用車においてはカーカス
の強力度から2アップ方式あるいは1アップ1ダウン方
式の複数構造が殆どであるが、これら各方式では共に、
一次成型における成型ドラムとして一般的に軸方向に殆
ど同径の同じ円筒形状のドラム(1´)が用いられてい
る。図2は1アップ1ダウン方式により一次成型する場
合の上記従来の例を示し上述の如き円筒形状の成型ドラ
ム(1´)を用い、インナープライ(2)、アウタープ
ライ(2´)の各端部をビードワイヤ(4)に対し夫々
、内側から外側へ、また外側から内側へ回り込ませると
共に耳端部にチエハー(7)を当接し、また中央部にベ
ルト(3)を層着している。
ると一次成型時、1層のカーカスプライの端部を両側の
ビードワイヤ(ビートコア)に対し内側から外側に向か
って回り込ませる1アップ方式、インナープライ及びア
ウタープライの双方の端部を共にビードワイヤに対し内
側から外側に向かって回り込ませる2アップ方式ならび
に図1、図2に示すようにインナープライ(2)端部を
ビードワイヤ(4)に対し内側から外側に向かって回り
込ませる一方、アウタープライ(2´)の端部を外側か
ら内側に向かって回り込ませる1アップ1ダウン方式に
分けられる。なかでも通常の乗用車においてはカーカス
の強力度から2アップ方式あるいは1アップ1ダウン方
式の複数構造が殆どであるが、これら各方式では共に、
一次成型における成型ドラムとして一般的に軸方向に殆
ど同径の同じ円筒形状のドラム(1´)が用いられてい
る。図2は1アップ1ダウン方式により一次成型する場
合の上記従来の例を示し上述の如き円筒形状の成型ドラ
ム(1´)を用い、インナープライ(2)、アウタープ
ライ(2´)の各端部をビードワイヤ(4)に対し夫々
、内側から外側へ、また外側から内側へ回り込ませると
共に耳端部にチエハー(7)を当接し、また中央部にベ
ルト(3)を層着している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがタイヤ製造に
おいて、上記第1次成型されたものは、その後、更に第
2次成型を終了して生タイヤは加硫工程に付される。こ
のとき前記軸方向に略同径の円筒形状の成型ドラムで1
次成型された2プライレーティングの1アップ1ダウン
方式のタイヤは成型時におけるインナープライ(2)の
コードパスと、アウタープライ(2´)のコードパスの
長さの差が加硫に際し、配層された弾性ゴム(6)と共
に、図3矢示の如くインナープライ(2)が引っ張られ
、アウタープライ(2´)が縮められる傾向を有してイ
ンナープライ(2)と、アウタープライ(2´)のコー
ドテンションにアンバランスが生じ、ビードワイヤ周り
でのカーカスプライの回り込みが起こってビードワイヤ
を異形断面形状に変形させる。これを更に詳述すると、
1アップ1ダウン方式のカーカス構造の場合図2のよう
にして成型ドラム上で成型されたものが、加硫後には図
3のように変形する。その結果、インナープライとアウ
タープライのコードパスの長さがそれぞれ変化し、プラ
イ端部の回り込み量も変化する。185/60R14の
タイヤにおけるタイヤトレッド部センターからビードワ
イヤ直下までのコードパスの成型時と加硫後での変化を
測定すると次の表1のとおりである。 以下余白
おいて、上記第1次成型されたものは、その後、更に第
2次成型を終了して生タイヤは加硫工程に付される。こ
のとき前記軸方向に略同径の円筒形状の成型ドラムで1
次成型された2プライレーティングの1アップ1ダウン
方式のタイヤは成型時におけるインナープライ(2)の
コードパスと、アウタープライ(2´)のコードパスの
長さの差が加硫に際し、配層された弾性ゴム(6)と共
に、図3矢示の如くインナープライ(2)が引っ張られ
、アウタープライ(2´)が縮められる傾向を有してイ
ンナープライ(2)と、アウタープライ(2´)のコー
ドテンションにアンバランスが生じ、ビードワイヤ周り
でのカーカスプライの回り込みが起こってビードワイヤ
を異形断面形状に変形させる。これを更に詳述すると、
1アップ1ダウン方式のカーカス構造の場合図2のよう
にして成型ドラム上で成型されたものが、加硫後には図
3のように変形する。その結果、インナープライとアウ
タープライのコードパスの長さがそれぞれ変化し、プラ
イ端部の回り込み量も変化する。185/60R14の
タイヤにおけるタイヤトレッド部センターからビードワ
イヤ直下までのコードパスの成型時と加硫後での変化を
測定すると次の表1のとおりである。 以下余白
【0004】
【表1】
【0005】このようにインナープライのコードパスは
加硫により成型時よりも若干伸張するのに対し、アウタ
ープライのコードパスは成型時に比して12mmも短縮
し、その結果両プライのコードパスの長さの差も17m
mが0に変化している。このコードパスの変化はインナ
ープライとアウタープライそれぞれの端部が加硫時にビ
ードワイヤに対する回り込みが変化することによって、
つまりプライ端部の回り込み量が増減することによって
吸収されていると考えられるが、かかるコードテンショ
ンのアンバランスと、ビードワイヤの変形は結果として
製品タイヤの横剛性の低下をもたらす。そこで加硫中の
タイヤのインナープライと、アウタープライのコードテ
ンションの差を小さくし、ビードワイヤ周りでのカーカ
スの回り込みを小さくするには第1次成型段階において
インナープライとアウタープライのコードパスの差を小
さくしておく必要がある。
加硫により成型時よりも若干伸張するのに対し、アウタ
ープライのコードパスは成型時に比して12mmも短縮
し、その結果両プライのコードパスの長さの差も17m
mが0に変化している。このコードパスの変化はインナ
ープライとアウタープライそれぞれの端部が加硫時にビ
ードワイヤに対する回り込みが変化することによって、
つまりプライ端部の回り込み量が増減することによって
吸収されていると考えられるが、かかるコードテンショ
ンのアンバランスと、ビードワイヤの変形は結果として
製品タイヤの横剛性の低下をもたらす。そこで加硫中の
タイヤのインナープライと、アウタープライのコードテ
ンションの差を小さくし、ビードワイヤ周りでのカーカ
スの回り込みを小さくするには第1次成型段階において
インナープライとアウタープライのコードパスの差を小
さくしておく必要がある。
【0006】本発明は上述の如き実状に鑑み、特に第1
次成型段階おける成型ドラムに着目し、これに凹部を設
けることによりインナープライのコードパスをアウター
プライのコードパス比で長くなるよう設定せしめ、イン
ナープライとアウタープライのコードテンションを近付
け、バランスを良好ならしめることを目的とするもので
ある。
次成型段階おける成型ドラムに着目し、これに凹部を設
けることによりインナープライのコードパスをアウター
プライのコードパス比で長くなるよう設定せしめ、イン
ナープライとアウタープライのコードテンションを近付
け、バランスを良好ならしめることを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明の特徴とするところは、インナープライとアウ
タープライのカーカスを有し、ビードワイヤに対しイン
ナープライの端部を内側から外側に向かって回し、アウ
タープライの端部を外側から内側に向かって回し込んで
なる2プライレーティング又はそれ以上のレーティング
構造を有するタイヤの成型用ドラムにおいて、インナー
プライとアウタープライを配層する成型ドラム両端部や
や内方寄りに軸方向所要幅で弧状に凹彎曲する凹部を周
方向に設け、インナープライのコードパスをアウタープ
ライのコードパス比で長くなるよう設定せしめることに
ある。
る本発明の特徴とするところは、インナープライとアウ
タープライのカーカスを有し、ビードワイヤに対しイン
ナープライの端部を内側から外側に向かって回し、アウ
タープライの端部を外側から内側に向かって回し込んで
なる2プライレーティング又はそれ以上のレーティング
構造を有するタイヤの成型用ドラムにおいて、インナー
プライとアウタープライを配層する成型ドラム両端部や
や内方寄りに軸方向所要幅で弧状に凹彎曲する凹部を周
方向に設け、インナープライのコードパスをアウタープ
ライのコードパス比で長くなるよう設定せしめることに
ある。
【0008】
【作用】上記の如き成型ドラムを用い、成型時、インナ
ープライのコードパスをアウタープライのコードパス比
で長く設定せしめることにより、その後の加硫時におい
て、熱収縮が起こるとしてもインナープライとアウター
プライのコードテンションのアンバランスは減少し、ビ
ードワイヤに対する影響は少なくなってビードワイヤ周
りでのカーカスプライの回り込みが解消し、ビードワイ
ヤの変形を阻止する。従ってタイヤの横剛性の低下が防
止される。
ープライのコードパスをアウタープライのコードパス比
で長く設定せしめることにより、その後の加硫時におい
て、熱収縮が起こるとしてもインナープライとアウター
プライのコードテンションのアンバランスは減少し、ビ
ードワイヤに対する影響は少なくなってビードワイヤ周
りでのカーカスプライの回り込みが解消し、ビードワイ
ヤの変形を阻止する。従ってタイヤの横剛性の低下が防
止される。
【0009】
【実施例】以下、更に添付図面を参照し、本発明の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0010】図1は本発明成型ドラムを用いた1次成型
の態様を示しており、図において、(1)は円筒状成型
ドラム、(2)はインナー側カーカスプライ(インナー
プライ)、(2´)はアウター側カーカスプライ(アウ
タープライ)、(3)はベルト、(4)はビードワイヤ
、(7)はチエハーであり、成型ドラム(1)は既知の
構成と同様、複数に分割され、拡縮可能を構成を有して
いると共に、その特徴として両端部の稍内方寄りに軸方
向所要幅で弧状に凹彎曲する凹部(5)を有する成型ド
ラム(1)が用いられている。
の態様を示しており、図において、(1)は円筒状成型
ドラム、(2)はインナー側カーカスプライ(インナー
プライ)、(2´)はアウター側カーカスプライ(アウ
タープライ)、(3)はベルト、(4)はビードワイヤ
、(7)はチエハーであり、成型ドラム(1)は既知の
構成と同様、複数に分割され、拡縮可能を構成を有して
いると共に、その特徴として両端部の稍内方寄りに軸方
向所要幅で弧状に凹彎曲する凹部(5)を有する成型ド
ラム(1)が用いられている。
【0011】この成型ドラム(1)両端における凹部(
5)はラジアルタイヤなど、ベルト(3)を備えている
ときは、ベルトの両端より外側位置であることが必要で
あり、かつその凹み具合はインナープライのコードパス
とアウタープライのコードパスを対比し、前者が後者に
比して長くなるように設定される程度となっている。 勿論、このとき、成型ドラム(1)の幅を凹部(5)に
よる延伸分だけ短く設定することが可能である。
5)はラジアルタイヤなど、ベルト(3)を備えている
ときは、ベルトの両端より外側位置であることが必要で
あり、かつその凹み具合はインナープライのコードパス
とアウタープライのコードパスを対比し、前者が後者に
比して長くなるように設定される程度となっている。 勿論、このとき、成型ドラム(1)の幅を凹部(5)に
よる延伸分だけ短く設定することが可能である。
【0012】かしくて、上記の如く軸方向所要幅の凹部
(5)を有する成型ドラム(1)によって第1次成型段
階であるプライレーティングを行うときはインナープラ
イとアウタープライの各コードパスの長さの差は従前の
プライレーティングの場合に比し小さくなり、その後、
加硫工程を経たとしても両プライのコードテンションに
アンバランスが生じにくく、ビードワイヤ周りでのカー
カスプライの回り込みも小さくなり、ビードワイヤが変
形を起こすこともなくなる。
(5)を有する成型ドラム(1)によって第1次成型段
階であるプライレーティングを行うときはインナープラ
イとアウタープライの各コードパスの長さの差は従前の
プライレーティングの場合に比し小さくなり、その後、
加硫工程を経たとしても両プライのコードテンションに
アンバランスが生じにくく、ビードワイヤ周りでのカー
カスプライの回り込みも小さくなり、ビードワイヤが変
形を起こすこともなくなる。
【0013】以下、引続き上記本発明成型ドラムを用い
て得られたタイヤと従来の平滑な成型ドラムを用いて得
たタイヤとを実用性能について比較した結果を示す。な
お、比較試験は、タイヤサイズ185/60R14のラ
ジアルタイヤを用いて下記の要領で横剛性と応答性の両
性能について行った。 横剛性・・・指定空気圧荷重で負荷した状態でタイヤに
横力(50kg又は100kg)を与え、そのときの横
力を横たわみ量で除した値である。夫々、5回宛、実施
して平均をとり、従来タイヤを100として算出した。 応答性・・・実車における操縦安定性試験の評価項目の
1つで、操舵に対する応答のよさ、手応え感を評価判定
する。4人の操縦者の平均である。 結果は下記表2の通りであった。数値は何れも大きい方
が良好である。 以下余白
て得られたタイヤと従来の平滑な成型ドラムを用いて得
たタイヤとを実用性能について比較した結果を示す。な
お、比較試験は、タイヤサイズ185/60R14のラ
ジアルタイヤを用いて下記の要領で横剛性と応答性の両
性能について行った。 横剛性・・・指定空気圧荷重で負荷した状態でタイヤに
横力(50kg又は100kg)を与え、そのときの横
力を横たわみ量で除した値である。夫々、5回宛、実施
して平均をとり、従来タイヤを100として算出した。 応答性・・・実車における操縦安定性試験の評価項目の
1つで、操舵に対する応答のよさ、手応え感を評価判定
する。4人の操縦者の平均である。 結果は下記表2の通りであった。数値は何れも大きい方
が良好である。 以下余白
【0014】
【表2】
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように成型ドラム両端内
方寄りに所要幅の凹部を設け、インナープライのコード
パスをアウタープライに比べて長くなるように設定して
成型するものであり、予めインナープライのコードパス
がアウタープライに比べて長く設定されているため加硫
工程においてゴムに粘弾性流動、コードに引張力が生じ
たとしてもアウタープライのコードテンションとインナ
ープライのコードテンションの差を小さくし、ビードワ
イヤ周りでのカーカスプライの回り込みを阻止して従来
生じていた回り込みに起因するビードワイヤの変形を防
止することができる効果を有し、従ってコードテンショ
ンのアンバランスとビードワイヤの変形で低下させられ
ていたタイヤの横剛性を高めタイヤ寿命の増加ならびに
操縦安定性の向上を図ることができる。
方寄りに所要幅の凹部を設け、インナープライのコード
パスをアウタープライに比べて長くなるように設定して
成型するものであり、予めインナープライのコードパス
がアウタープライに比べて長く設定されているため加硫
工程においてゴムに粘弾性流動、コードに引張力が生じ
たとしてもアウタープライのコードテンションとインナ
ープライのコードテンションの差を小さくし、ビードワ
イヤ周りでのカーカスプライの回り込みを阻止して従来
生じていた回り込みに起因するビードワイヤの変形を防
止することができる効果を有し、従ってコードテンショ
ンのアンバランスとビードワイヤの変形で低下させられ
ていたタイヤの横剛性を高めタイヤ寿命の増加ならびに
操縦安定性の向上を図ることができる。
【図1】本発明成型ドラムを用いた1次成型実施状況を
示す右半部部分説明図である。
示す右半部部分説明図である。
【図2】従来の成型ドラムによる1次成型実施状況を示
す右半部部分説明図である。
す右半部部分説明図である。
【図3】製品断面形状の右半部を示す概要図である。
(1) 成型ドラム
(2) インナープライ(2´)
アウタープライ (3) ベルト (4) ビードワイヤ (5) 凹部
アウタープライ (3) ベルト (4) ビードワイヤ (5) 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 インナープライとアウタープライのカ
ーカスを有し、ビードワイヤに対し、インナープライの
端部を内側から外側に向かって回し、アウタープライの
端部を外側から内側に向かって回し込んでなる2プライ
レーティング又はそれ以上のレーティング構造を有する
タイヤの成型用ドラムであって、成型ドラム両端部やや
内方寄りに軸方向所要幅で弧状に凹彎曲する凹部を周方
向にわたり設け、インナープライのコードパスをアウタ
ープライのコードパス比で長くなるよう設定せしめるこ
とを特徴とする乗用車用タイヤの成型ドラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3074529A JPH04284228A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 乗用車用タイヤの成型ドラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3074529A JPH04284228A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 乗用車用タイヤの成型ドラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04284228A true JPH04284228A (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=13549926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3074529A Withdrawn JPH04284228A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 乗用車用タイヤの成型ドラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04284228A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0634266A2 (en) * | 1993-07-16 | 1995-01-18 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Contoured tire building drum and method of building an extended mobility tire |
KR100484412B1 (ko) * | 2002-08-20 | 2005-04-20 | 금호타이어 주식회사 | 중하중용 공기입 레디얼 타이어의 성형드럼 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP3074529A patent/JPH04284228A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0634266A2 (en) * | 1993-07-16 | 1995-01-18 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Contoured tire building drum and method of building an extended mobility tire |
EP0634266A3 (en) * | 1993-07-16 | 1995-05-31 | Goodyear Tire & Rubber | Profiled tire building drum and method for producing a tire with increased mobility. |
US5591288A (en) * | 1993-07-16 | 1997-01-07 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Contoured tire building drum and method of building an extended mobility tire |
KR100484412B1 (ko) * | 2002-08-20 | 2005-04-20 | 금호타이어 주식회사 | 중하중용 공기입 레디얼 타이어의 성형드럼 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |