JPH04283720A - 眼鏡用レンズ及び眼鏡 - Google Patents

眼鏡用レンズ及び眼鏡

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JPH04283720A
JPH04283720A JP7386391A JP7386391A JPH04283720A JP H04283720 A JPH04283720 A JP H04283720A JP 7386391 A JP7386391 A JP 7386391A JP 7386391 A JP7386391 A JP 7386391A JP H04283720 A JPH04283720 A JP H04283720A
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JP
Japan
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lens
progressive
lenses
light
focal
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Koji Kanda
晃治 神田
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KANDA OPT KK
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KANDA OPT KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単焦点レンズ、累進多
焦点レンズ及びこれらレンズを用いた眼鏡に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5に示す累進多焦点レンズ(1)を具
えた遠近両用眼鏡は、右上がり斜線で示す如く、レンズ
上部全体が遠用領域(11)となり、下部の稍内寄りに
直径5〜6mmの円形の近用領域(12)を有している
【0003】右上り斜線と左上がり斜線を交叉させて示
す如く、遠用領域(11)と近用領域(12)の間に幅
5mm程度の細幅の累進焦点領域(13)が形成されて
いる。2点鎖線で示す如く、眼鏡用レンズブランク(1
0)は円形に形成され、レンズの光学中心が着用者の瞳
孔に対応する様に、レンズ枠(3)の形状に合わせてレ
ンズがカットされる。
【0004】累進多焦点レンズ(1)は、近距離の物体
を見る場合、両眼の視線とレンズとの交点間の距離は、
遠距離の物体を見る場合のそれに比べて短いので、前記
の如く、近用領域(12)は遠用領域(11)の中心よ
りも2〜3mm内側に位置している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】遠視用眼鏡或は近視用
眼鏡では、相手物体を正常な像として見ることのできる
レンズ上の領域が比較的広いので、視線とレンズの焦点
部が多少ずれても使用には支障がない。しかし、前記累
進多焦点レンズ(1)の場合、該レンズの累進焦点領域
(13)の幅は5mm程度と狭いため、この細幅の累進
焦点領域(13)と視線にずれが生じれば、物体が歪ん
で見え、目が疲れ易い。
【0006】累進多焦点レンズ(1)は、外見からは遠
用領域(11)、近用領域(12)及び累進焦点領域(
13)の識別はできない。そのため細幅の累進焦点領域
(13)と視線が対応する様に両レンズをカットし、眼
鏡枠(7)にセットすることは容易ではなかった。レン
ズの1点に光学中心のある単焦点レンズを眼鏡枠にセッ
トする際も、外見上、レンズの焦点は識別できず、累進
多焦点レンズの場合と同様に眼鏡枠にレンズをセットす
ることは容易ではなかった。
【0007】本発明は、上記問題を解決できる眼鏡用レ
ンズ及び眼鏡を明らかにするものである。
【0008】
【課題を解決する手段】本発明の単焦点レンズ(7)は
、その焦点部分を囲んで遮光フィルム(2)或は着色フ
ィルムを剥離可能に貼着して形成されている。
【0009】又、本発明の累進多焦点レンズ(1)は、
該レンズの累進焦点領域(13)の両側に遮光フィルム
(2)又は着色フイルムを貼着して形成されている。更
に、本発明の眼鏡は2つのレンズ枠(3)(3)を伸縮
可能なブリッジ(4)にて接続し、各レンズ枠(3)に
前記フィルム付きの眼鏡用レンズを装着して形成されて
いる。
【0010】
【作用及び効果】本発明の単焦点レンズ(7)或は累進
多焦点レンズ(1)は、遮光フィルム(2)或は着色フ
ィルムの存在により、その焦点或は累進焦点領域(13
)が外見から認識できる。そのため、着用者に合わせて
レンズを処方し、眼鏡を製作する処方眼鏡に於て、着用
者の瞳孔間の距離を計測すれば、それにレンズの焦点或
は累進領域を対応させて眼鏡枠(8)にセットすること
が容易となる。
【0011】又、本発明の眼鏡は、着用者がレンズの焦
点、又は累進焦点領域(13)を通して実際に物体を見
ながら、自然な視線で物体を捉えることができる様に両
レンズ枠(3)間の距離を調節でき、然も、焦点又は累
進焦点領域(13)の外側は、遮光フィルム(2)によ
って遮光され、或は着色フィルムによって着色されてお
り、着用者はレンズの単焦点或は累進焦点領域(13)
を外見から認識できるため、レンズ枠(3)間の調節を
容易に行なうことができる。
【0012】
【実施例】図1は本願発明の累進多焦点レンズ(1)を
セットした眼鏡の一例を示しているが、該眼鏡は着用者
一人一人に合わせて、レンズを処方して好みの眼鏡枠に
セットする所謂処方眼鏡ではなく、眼鏡枠にレンズを嵌
めた状態で販売される出来合いの眼鏡である。
【0013】上記眼鏡は、2つのレンズ枠(3)(3)
を伸縮可能なブリッジ(4)にて連結し、各レンズの外
端に蔓(5)(5)を取付けている。
【0014】ブリッジ(4)は、各レンズ枠(3)の上
縁部中央から相手レンズ枠(3)の上縁に向けて鞘体(
41)を突設し、両鞘体(41)(41)に連結杆(4
3)の両端をスライド可能に嵌めて形成されている。
【0015】連結杆(43)の両端部に略等間隔にネジ
孔(44)が開設され、該ネジ孔(44)には各鞘体(
41)の上面に開設した孔(46)に嵌めたビス(45
)が螺合される。連結杆(43)の中央部は鞘体(41
)の外径と同じ太さに拡大しており、該拡大部(47)
に鼻当て(6)が突設されている。
【0016】鼻当て(6)は内側に傾けて下向きに且つ
先端が二股に分れた支持片(61)を突設し、支持片の
分岐両端に鼻当て片(62)(62)を取付けている。 実施例の累進多焦点レンズ(1)は、図5に右上がり斜
線で示す如く、レンズ上部全体が遠用領域(11)とな
り、下部の稍内寄りに直径5〜6mmの円形の近用領域
(12)を有している。
【0017】又、右上り斜線と左上がり斜線を交叉させ
て示す如く、遠用領域(11)と近用領域(12)の間
に幅5mm程度の細幅の累進焦点領域(13)が形成さ
れている。
【0018】累進多焦点レンズ(1)は、近距離の物体
を見る場合、両眼の視線とレンズとの交点間の距離は、
遠距離の物体を見る場合のそれに比べて短いため、前記
の如く、近用領域(12)の中心は遠用領域(11)の
中心よりも2〜3mm内側に位置している。
【0019】上記累進多焦点レンズ(1)には遮光フィ
ルム(2)が剥離可能に貼着されている。レンズ(1)
に対する遮光性フィルムの貼着は、レンズ枠の形状に合
わせてレンズをカットする前の円形のレンズブランクの
状態で、即ち、焦点の位置が機械的に容易に識別できる
状態で、機械的に行なうから作業性に問題はない。
【0020】遮光フィルム(2)は、遠用領域(11)
、近用領域(12)及び両領域間に細帯状に形成された
累進焦点領域(13)を除く部分に、弱粘着性接着剤に
て貼られている。実施例の遮光フィルム(2)は、レン
ズの略中央部から下半分を覆う大きさに形成され、累進
焦点領域(13)及び近用領域(12)に対応する部分
は切いている。
【0021】然して、上記眼鏡を着用するには、眼鏡枠
(8)のブリッジ(4)のビス(45)を外した状態で
着用し、レンズ(1)の累進焦点領域(13)を通して
実際に物体を見ながら、自然な視線で物体を捉えること
ができる様に、両レンズ枠(3)間の距離を調節する。 レンズは、累進焦点領域(13)の両側は、遮光フィル
ム(2)の存在によって見透すことはできず、着用者は
レンズの累進焦点領域(13)を外見で認識できるため
、レンズ枠(3)間の調節を容易に行なうことができる
【0022】レンズ枠(3)間の距離が最適にあった位
置でビス(45)を締め込み、鞘体(41)と連結杆(
43)を固定する。
【0023】鼻当て(6)を中心にレンズ枠(3)(3
)を左右に調節できるから、レンズ枠(3)の左右の調
節によって鼻当て(6)の位置がずれることはない。又
、鼻当て(6)の両鼻当て片(62)(62)は、分岐
支持片(61)の分岐両端に取付けられて、鼻当て片(
62)(62)間の間隔は一定であるから、レンズ枠(
3)(3)間の距離が変化しても、鼻当て(6)が鼻か
らずり落ち、或は鼻当てが強く鼻に当り過ぎることを防
止できる。最後に遮光フィルム(2)を剥がして使用す
る。
【0024】図3は、遠用領域(11)が近用領域(1
2)と同様にして、レンズ上の狭い範囲に形成され、両
領域に跨がって累進焦点領域(13)を形成した他の実
施例を示している。この場合も前記同様にしてレンズ表
面の累進焦点領域(13)の両側を遮光フィルム(2)
によって覆うだけで上記同様の効果を奏する。
【0025】但し、図3のレンズの場合、累進焦点領域
(13)の両側から遠用領域(11)の両側に掛けて、
広い範囲を遮光フィルムにて覆って可いのは勿論である
【0026】図4は、単焦点レンズ(7)に本発明を実
施したものである。レンズの焦点(71)を中心として
直径約5mm程度の切欠部(22)を形成した遮光フィ
ルム(2)を、該切欠部(22)をレンズの焦点に対応
させて、レンズに剥離可能に貼着したものである。
【0027】上記図4の場合、図1に示す出来合いの眼
鏡に於て、両側のレンズ枠(3)間の距離が調節できる
眼鏡枠(8)にセットしておけば、レンズの焦点に視線
を合わせることが容易となる。又、図4のレンズを処方
眼鏡に使用する場合でも、着用者の瞳孔間の距離を計り
、それに合わせてレンズ枠(3)に対するレンズの位置
決めが容易となり、眼鏡の製作が容易である。
【0028】尚、本発明の実施に於て、遮光フィルム(
2)に代えて着色フィルムを用いても、レンズの単焦点
或は累進焦点領域が明確となるから、遮光フィルム(2
)の場合と同様の効果を奏することができる。
【0029】本発明は上記実施例の構成に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲で種々の変形が可能である。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を分解した遠近両用眼鏡の斜面図である。
【図2】遠近両用眼鏡の正面図である。
【図3】フィルム付き累進多焦点レンズの一例を示す正
面図である。
【図4】フィルム付き単焦点レンズの一例を示す正面図
である。
【図5】累進焦点眼鏡に於けるレンズの、遠用、近用及
び累進焦点領域の説明図である。
【符号の説明】
(1)  累進多焦点レンズ (11)  遠用領域 (12)  近用領域 (13)  累進焦点領域 (2)  遮光フィルム (3)  レンズ枠 (4)  ブリッジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  単焦点レンズ(7)に、その焦点部分
    を囲んで遮光フィルム(2)或は着色フィルムを剥離可
    能に貼着した単焦点眼鏡用レンズ。
  2. 【請求項2】  累進多焦点レンズ(1)に、該レンズ
    の累進焦点領域(13)の両側に遮光フィルム(2)又
    は着色フイルムを貼着した累進多焦点眼鏡用レンズ。
  3. 【請求項3】  2つのレンズ枠(3)(3)を伸縮可
    能なブリッジ(4)にて接続した眼鏡に於て、各レンズ
    枠(3)に、その焦点部分を囲んで遮光フィルム(2)
    或は着色フィルムを剥離可能に貼着した単焦点眼鏡用レ
    ンズを装着した眼鏡。
  4. 【請求項4】  2つのレンズ枠(3)(3)を伸縮可
    能なブリッジ(4)にて接続した眼鏡に於て、各レンズ
    枠(3)に、累進焦点領域(13)の両側に遮光フィル
    ム(2)又は着色フイルムを貼着した累進多焦点眼鏡用
    レンズを装着した眼鏡。
JP7386391A 1991-03-12 1991-03-12 眼鏡用レンズ及び眼鏡 Expired - Lifetime JP2502834B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06175084A (ja) * 1992-12-01 1994-06-24 Nikon Corp 累進焦点レンズ又はレンズ
JP2012042522A (ja) * 2010-08-13 2012-03-01 Tokai Kogaku Kk 夜間用遮光レンズ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06175084A (ja) * 1992-12-01 1994-06-24 Nikon Corp 累進焦点レンズ又はレンズ
JP2012042522A (ja) * 2010-08-13 2012-03-01 Tokai Kogaku Kk 夜間用遮光レンズ

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