JPH04283329A - 太陽エネルギ−変換装置 - Google Patents

太陽エネルギ−変換装置

Info

Publication number
JPH04283329A
JPH04283329A JP4680091A JP4680091A JPH04283329A JP H04283329 A JPH04283329 A JP H04283329A JP 4680091 A JP4680091 A JP 4680091A JP 4680091 A JP4680091 A JP 4680091A JP H04283329 A JPH04283329 A JP H04283329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
collector
cell substrate
collecting plate
solar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4680091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Kuwaki
康之 桑木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4680091A priority Critical patent/JPH04283329A/ja
Publication of JPH04283329A publication Critical patent/JPH04283329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は太陽電池と太陽熱集熱器
とを一体的に備え、電気エネルギ−と熱エネルギ−とを
同時に取り出し負荷の駆動に利用する太陽エネルギ−変
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば「太陽エネルギー」Vol.16
 No.3  P.47  日本太陽エネルギ−学会発
行(1990)には図3に示したようなハイブリット空
気集熱装置が開示されている。同図において101は内
部に空気を充填されたカバ−を有する箱体であり、底面
部に底部集熱板102を配置し、管内に間隔を存して複
数個の太陽電池兼集熱板103を前記底部集熱板に対し
て傾斜させて配置したものであり、前記箱体101自身
も水平面に対して傾斜させて設置されている。従ってこ
の例では底部集熱板102よりも太陽電池兼集熱板10
2の方が水平面に対する傾きが大きくなり、冬季の太陽
光の入射角度が小さい時期には大きな太陽熱エネルギー
及び光起電力が得られるが、夏季の太陽光の入射角度が
大きいときには最適な熱エネルギーの収集及び電力の取
り出しが行えないという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば上記従来のハイ
ブリット空気集熱装置を用いて空気調和機の室外機に集
熱板によって吸収した熱エネルギ−を供給するとともに
、太陽電池にて発電された電力を該空気調和機の室内・
室外機の運転に使おうとするシステムにおいて、冬季の
間は最大電力を空気調和機に供給するとともに、熱エネ
ルギ−の供給も最大になる反面、夏季には不必要な熱エ
ネルギ−が前記室外機に供給されて冷房効率が下降する
とともに、電力の供給も最大量を空気調和機に対して供
給できなくなるという問題点があった。
【0004】本発明は斯かる従来技術の問題点に鑑み成
されたものであり、冬季において空気調和機の暖房効率
を向上するとともに、夏季において冷房時のピ−クカッ
トに貢献することのできる太陽エネルギ−変換装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、集
熱板と太陽電池基板とを有するハイブリッド型太陽エネ
ルギ−コレクタと、室内機と室外機とを具備せる空気調
和機とよりなり、前記太陽電池基板により発電された電
力を前記室内機及び室外機に供給するとともに、前記コ
レクタに集熱された熱エネルギ−を空気を媒介として前
記室外機に供給することである。
【0006】また本発明の第2発明は、前記コレクタは
その底面に集熱板を配置し、該コレクタ内に太陽電池基
板を配置したものであり、前記集熱板は水平面に対して
40〜70°の傾斜を有し、且つ前記太陽電池基板は前
記水平面に対して0〜30°の傾斜を有することである
【0007】
【作用】コレクタによって収集された熱及び電気エネル
ギ−は夫々空気調和機の室内機あるいは室外機に供給さ
れて有効に利用され、空気調和機自身の運転コスト及び
冷暖房効率が向上する。
【0008】また太陽電池基板は、夏季においては太陽
の入射方向に対して直角に近い状態に向かうようになっ
て発電量は増大し、一方の集熱板の方は夏季において太
陽の入射方向に対して適当な傾きを有するため集熱は余
り進まず空気調和機の冷房能力への影響を緩和するとと
もに、冬季は逆に太陽の入射方向に対して直角に近い向
きとなって熱エネルギ−を効率よく吸収することができ
、これを空気調和機の室外機に供給することによって暖
房効率を極めて高いものとすることが可能となる。
【0009】
【実施例】以下本発明太陽エネルギ−変換装置を図面の
一実施例について詳細に説明する。
【0010】図1は本発明太陽エネルギー変換装置の構
成を示す概略図である。同図において1はアクリルある
いはガラス材料からなる中空の太陽エネルギ−コレクタ
であり、底面に太陽熱集熱板2を配置し、且つコレクタ
1内部には複数個の太陽電池基板3を所定の間隔を存し
て配置している。前記コレクタ1内には対流による空気
流が形成され、外界よりコレクタ1内に入った空気は前
記集熱板2に収集された太陽熱エネルギ−を受け取り、
暖かい空気となってコレクタ1外へ放出される。また太
陽電池基板3では太陽光のエネルギ−を吸収してこれを
電気エネルギ−に変換する。
【0011】4は空気調和機の一つであるインバ−タエ
アコンを構成する室外機、5は同じく室内機である。室
外機4と室内機5とは冷媒管6によって連結されており
、該冷媒管6内の冷媒は室外機4に設けられたコンプレ
ッサ等の働きによって室内機5で凝縮され、発熱したり
あるいは蒸発して吸熱したりする。
【0012】前記コレクタ1から出ていく暖かい空気は
切換器7を経て外気に放出される(夏季)かあるいは図
示しない配管を通じて前記室外機4に供給される(冬季
)。
【0013】本実施例において前記集熱板2によって温
められた空気の温度は平均して冬季で20℃、夏季で4
0℃であり、また太陽電池基板3の最大出力は100W
/m2である。
【0014】ところで前記コレクタ1の水平面に対する
傾きによって前記集熱板2及び太陽電池基板3の太陽光
に対する傾きは変化し、収集できる太陽エネルギ−の量
も変化する。例えば図2は集熱板2の水平面に対する傾
きによって集熱板2の受光日射量が変化することを表し
た図であり、曲線aは8月における平均の受光日射量[
kcal/m2日]、曲線bは同じく1月における平均
の受光日射量、曲線cは年平均の受光日射量を夫々示し
ている。
【0015】図2において8月では太陽の高度は高い(
図1の破線で示す太陽光7参照)ためにコレクタ1の傾
斜角が0〜30°でもっとも受光日射量が高く、逆に1
月では太陽の高度は低い(図1の実線で示す太陽光8参
照)ため40〜70°でもっとも受光日射量が高くなっ
ている。このことから、太陽電池基板3において8月で
は傾斜角0〜30°でもっとも発電量が大きく、逆に1
月では40〜70°でもっとも発電量が大きいことが推
測できる。
【0016】一方エアコンにとっては冬季の暖房時に室
外機の周囲温度が高くなるほど暖房効率が向上し、夏季
の冷房時には室外機の周囲温度は低いほど冷房効率は向
上する。また夏季には商用電源の電力ピ−クが通年で最
大となり、太陽電池基板3の発電能力は高いことが望ま
れる。即ち前記コレクタ1にとっては冬季の集熱量を大
きくするために集熱板2の水平面に対する傾きを大きく
し、夏季の発電量を上げるために太陽電池基板3の水平
面に対する傾きを小さくする必要がある。このため本実
施例ではコレクタ1を水平面に対して角度θ1で傾けて
集熱板2を同角度で傾け、且つ太陽電池基板3の水平面
に対する傾きが角度θ2となるように該太陽電池基板3
を前記集熱板2に対して適当な角度で傾けて配置した。 前記角度θ1及びθ2は、夏季の太陽電池基板3の水平
面に対する傾きをθ2を0〜30°に設定すること第1
に考えると、θ1は40〜70°が望ましいと言える。
【0017】尚上記実施例では、太陽電池基板3が不透
明であることを前提としたため、各基板3間に太陽光を
通過させるための間隔を形成したが、太陽電池基板3に
透明な基板を用いれば連続した1枚の連続した太陽電池
基板を用いることが可能となり、コレクタ1内への取り
つけが更に容易になることが期待できる。
【0018】更に前記太陽電池基板3のみではエアコン
を駆動させるには十分ではないので商用電源10を整流
回路11を介して前記室内機5に接続して不足分を補う
ようにすることが望ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の説明の如く、集熱板と太
陽電池基板とを有するハイブリッド型太陽エネルギ−コ
レクタと、室内機と室外機とを具備せる空気調和機とよ
りなり、前記太陽電池基板により発電された電力を前記
室内機及び室外機に供給するとともに、前記集熱板に収
集された熱エネルギ−を空気を媒介として前記室外機に
供給することにより、商用電源電力の不足分を太陽電池
の発電電力で補って空気調和機を運転することができる
とともに、特に冬季において室外機に集熱板で収集され
た熱エネルギ−を供給して暖房運転効率を向上させるこ
とができる効果がある。
【0020】また本発明の、前記コレクタはその底面に
集熱板を配置し、該コレクタ内に太陽電池基板を間隔を
存して配置したものであり、前記集熱板は水平面に対し
て40〜70°の傾斜を有し、且つ前記太陽電池基板は
前記水平面に対して0〜30°の傾斜を有するものであ
るから、夏季の電力ピ−ク時において太陽電池基板から
最大電力を取り出すことができてピ−クカットに貢献で
きるとともに、冬季には集熱板からたくさんの熱エネル
ギ−を取り出して、厳寒時の暖房能力を高めることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽エネルギ−変換装置の構成を示す
概略図である。
【図2】集熱板及び太陽電池基板の水平面に対する傾き
と受光日射量との関係を示す図である。
【図3】従来の太陽エネルギ−変換装置のコレクタの構
造を示す図である。
【符号の説明】
1          コレクタ 2          集熱板 3          太陽電池基板 4          室外機 5          室内機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  集熱板と太陽電池基板とを有するハイ
    ブリッド型太陽エネルギ−コレクタと、室内機と室外機
    とを具備せる空気調和機とよりなり、前記太陽電池基板
    により発電された電力を前記室内機及び室外機に供給す
    るとともに、前記コレクタにより集熱された熱エネルギ
    −を空気を媒介として前記室外機に供給することを特徴
    とする太陽エネルギ−変換装置。
  2. 【請求項2】  前記コレクタはその底面に集熱板を配
    置し、該コレクタ内に太陽電池基板を配置したものであ
    り、前記集熱板は水平面に対して40〜70°の傾斜を
    有し、且つ前記太陽電池基板は前記水平面に対して0〜
    30°の傾斜を有することを特徴とする請求項1記載の
    太陽エネルギ−変換装置。
JP4680091A 1991-03-12 1991-03-12 太陽エネルギ−変換装置 Pending JPH04283329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4680091A JPH04283329A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 太陽エネルギ−変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4680091A JPH04283329A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 太陽エネルギ−変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04283329A true JPH04283329A (ja) 1992-10-08

Family

ID=12757410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4680091A Pending JPH04283329A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 太陽エネルギ−変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04283329A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6772826B1 (en) * 1999-04-02 2004-08-10 Karl Vernon Lee Barnett Thermal energy heat exchanger
CN103453607A (zh) * 2013-09-05 2013-12-18 张其明 太阳能空调
KR20180079061A (ko) * 2016-12-30 2018-07-10 동의대학교 산학협력단 에어컨 실외기를 이용한 하이브리드 발전기와 이를 포함하는 공조 시스템

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6772826B1 (en) * 1999-04-02 2004-08-10 Karl Vernon Lee Barnett Thermal energy heat exchanger
CN103453607A (zh) * 2013-09-05 2013-12-18 张其明 太阳能空调
CN103453607B (zh) * 2013-09-05 2016-04-06 张其明 太阳能空调
KR20180079061A (ko) * 2016-12-30 2018-07-10 동의대학교 산학협력단 에어컨 실외기를 이용한 하이브리드 발전기와 이를 포함하는 공조 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Shan et al. Performance evaluations and applications of photovoltaic–thermal collectors and systems
CN210154106U (zh) 一种基于双冷凝器的热管光伏光热系统
US6244062B1 (en) Solar collector system
WO2003029730A3 (en) Structurally integrated solar collector
CN111623540B (zh) 一种适用于建筑的多热源间接式pvt热泵系统及其运行方法
WO2015074510A1 (zh) 一种风光互补的太阳能发电系统
Noro et al. Advancements in hybrid photovoltaic-thermal systems: performance evaluations and applications
CN106679232A (zh) 一种低倍聚光的太阳能热/电/冷一体化集成系统
BG4256U1 (bg) Устройство за управление на отпадната топлина на слънчеви фотоволтаични панели
CN102607206B (zh) 太阳能光伏光热复合热管真空管
CN111750550A (zh) 光伏光热水箱模块-特朗伯墙结合系统及工作方法
CN111416549A (zh) 基于微热管的太阳能腔体式温差发电装置
JP4148325B1 (ja) 太陽光コジェネレイション装置
CN204559463U (zh) 一种光伏光热热电联供系统
CN109945512A (zh) 一种高效的光伏光热集成系统
WO2014026575A1 (zh) 一种太阳能建筑一体化装置
CN209084971U (zh) 一种分布式太阳能制冷供暖储能一体机
JPH04283329A (ja) 太陽エネルギ−変換装置
CN111564512A (zh) 一种低温运行的太阳能光伏组件
CN113503657B (zh) 一种集成余热回收和自清洗功能的太阳能辅助热泵系统
CN212692158U (zh) 适用于建筑的多热源间接式pvt热泵系统
CN210688776U (zh) 一种光热光伏耦合供能免跟踪太阳能聚光器
CN114440471B (zh) 一种光伏太阳能热水器一体化装置
CN212253200U (zh) 光伏光热水箱模块-特朗伯墙结合系统
CN210267481U (zh) 一种太阳能支撑的微能源网