JPH04282988A - データ変換装置及び方法 - Google Patents

データ変換装置及び方法

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JPH04282988A
JPH04282988A JP3046858A JP4685891A JPH04282988A JP H04282988 A JPH04282988 A JP H04282988A JP 3046858 A JP3046858 A JP 3046858A JP 4685891 A JP4685891 A JP 4685891A JP H04282988 A JPH04282988 A JP H04282988A
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circuit
matrix
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JP3046858A
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Mitsuharu Oki
光晴 大木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば画像データを離
散コサイン変換方式で圧縮して伝送する画像データ伝送
装置及びその圧縮された画像データを受信して逆離散コ
サイン変換方式で元の画像データを復元する画像データ
受信装置に適用して好適な画像データ変換装置に関する
【0002】
【従来の技術】従来、画像データを圧縮する方式として
8次の離散コサイン変換(discrete cosi
ne transform:以下「DCT」という。)
が使用されている。8次のDCTにおいては、各画素毎
の画像データxi(i=0,1,2,‥‥)を水平方向
(X方向)に8ドット周期で且つ垂直方向(Y方向)に
8ドット周期でブロック化し、それぞれ実空間上の64
ドット分の画像データ(要素)xi,j(0≦i,j≦
7)よりなる行列Xを生成し、この行列X毎に変換を行
うことにより空間周波数の空間上の64個の要素ci,
j(0≦i,j≦7)よりなる行列Cを得ている。実空
間上の行列X及び空間周波数の空間上の行列Cはそれぞ
れ次の数1で表すことができる。
【0003】
【数1】
【0004】この場合、DCTはDCT変換行列N及び
この行列の転置行列Nt を用いて次のように定義する
ことができる。
【数2】
【0005】この数2の変換は、行列Xを8列のそれぞ
れ8個の要素よりなる列ベクトルに分けた場合の、これ
ら8列の列ベクトルのそれぞれと行列Nとの乗算と、こ
の乗算の結果得られた行列を8行のそれぞれ8個の要素
よりなる行ベクトルに分けた場合の、これら8行の行ベ
クトルのそれぞれと転置行列Nt との乗算とに分解す
ることができる。また、そのDCTにより圧縮された画
像データを復元するには8次の逆離散コサイン変換(i
nverse discrete cosine tr
ansform:以下「IDCT」という。)が使用さ
れる。このIDCTは空間周波数の空間上の行列Cより
、IDCT変換行列N´及びこの行列の転置行列N´t
を用いて実空間上の行列Xを得るものであり、その変換
は次のように定義される。
【0006】
【数3】 この数3の変換も、8列の空間周波数の空間上の列ベク
トルと変換行列N´との乗算と、この乗算の結果得られ
た行列の8行の行ベクトルと転置行列N´tとの乗算と
に分解することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DCT
変換行列N及びIDCT変換行列N´の要素は全て無理
数であり、精度よく上述の変換を行うには十分に大きな
語長を有する乗算回路を必要とするため、全体として回
路規模が大きくなる不都合がある。また、画像データを
圧縮して復元する場合には、原データと復元データとの
差ができるだけ小さく再現性が良好であることが望まし
い。本発明は斯かる点に鑑み、DCT及びIDCTを適
用した場合と同程度の再現性でデータの圧縮及び復元が
できると共に、全体として回路規模が従来よりも小さい
画像データ変換装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による画像データ
変換装置は、例えば図1に示すように、入力画像データ
をN個ずつ(図1の例ではN=8)ブロック化し、この
ブロック単位で変換を行って0次の成分から(N−1)
次までのj次の成分の係数を得るようにした変換装置に
おいて、j個のM次曲線(M=1,2,‥‥)を接続し
て形成されゼロクロスがj回生じるような曲線をそのj
次の成分として用いるようにしたものである。
【0009】また、本発明はそのMの値を1にして、(
例えば図1A〜Hに示すように)j個の直線を接続して
形成されj個のゼロクロス点を有する折れ線をそのj次
の成分とするものである。
【0010】
【作用】斯かる本発明によれば、従来のDCT及びID
CTにおけるコサイン波の代わりにM次曲線を接続して
形成された曲線がj次の成分として使用されるので、D
CT変換行列に対応する行列及びIDCT変換行列に対
応する行列の要素として無理数は含まれない。従って、
演算回路の語長が少なくて済むと共に演算回路が簡略化
されるので、全体として回路規模を小さくすることがで
きる。また、そのj次の成分としてj個のゼロクロス点
を有する折れ線を使用する場合には、演算が最も単純化
されるので、回路規模を最も小さくすることができる。
【0011】これに関して、後述のようにそのj次の成
分として折れ線を使用する場合の再現性はDCT及びI
DCTを使用する場合と略々同じであることが確かめら
れており、そのM次曲線の次数が増すに従って変換の再
現性は次第に高まる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
て説明しよう。本例は画像データを8次のDCTに近似
される方式で圧縮して伝送する画像データ送信装置に本
発明を適用したものである。従来の8次のDCTにおい
ては図2に示すように、座標x上の8ドット分の画像デ
ータは、ゼロクロス点を有しない直流レベル(図2A)
及び1個のゼロクロス点を有するコサイン波(図2B)
〜7個のゼロクロス点を有するコサイン波(図2H)の
8個の成分の係数に分解される。このとき、数2におけ
るDCT変換行列Nは、8個のそれぞれ成分の個数が8
個の基底ベクトルより構成され、これら8個の基底ベク
トルはそれぞれ図2A〜Hの直流レベル及びコサイン波
をその8ドットの幅を等分した8点でサンプリングした
データより構成される。
【0013】これに対して本例でも、図1に示すように
、例えば座標x上の8ドット分の幅の画像データは8個
の成分の係数に分解され、これら8個の成分の係数が周
波数空間上の画像データとなる。しかしながら本例では
、これら8個の成分は値が1/2の直流レベル(図1A
)、値がその8ドット分の幅の内部で1から−1に直線
的に変化する直線(図1B)、2個の直線を接続して形
成され値が1→−1→1と変化して2個のゼロクロス点
を有する折れ線(図1C)及び同様に値が1と−1との
間で直線的に変化する3個〜7個の直線を接続して形成
されそれぞれ3〜7個のゼロクロス点を有する折れ線(
図1D〜H)より構成されている。本例では折れ線の成
分を用いているので、本例の変換方式を8次の「直線近
似DCT」と呼ぶ。また、本例でも実際には8ドット分
の画像データを8個集積してなる数1で定義される8行
×8列の行列Xに対してその直線近似DCTを施すこと
により、数1で定義される空間周波数の空間上の8行×
8列の行列Cが得られる。
【0014】本例の8次の直線近似DCTによる変換を
数式化するために、この変換を行うための8行×8列の
変換行列Mを次のように定義する。即ち、この行列Mの
8個の行ベクトルはそれぞれ、図1A〜Hの直流レベル
及び折れ線をそれぞれその8ドットの幅を8等分した位
置でサンプリングしたデータを要素とするベクトルとす
る。その8等分した位置とは正確には、その8ドットの
各画素のそれぞれ中央の位置である。即ち、この行列M
の第1行の要素は図1Aより全て1/2であり、この行
列Mの第2行の要素は図1Bより192/291,12
8/291,‥‥,−192/291であり、同様に行
列Mの他の行の要素も図1C〜Hより求めることができ
る。その変換行列M及びこの行列Mの転置行列Mt を
用いることにより、本例の8次の直線近似DCTは次の
ように表すことができる。
【0015】
【数4】
【0016】一方、その8次の直線近似DCTの逆変換
である8次の直線近似IDCTは、周波数空間上の8行
×8列の行列Cより次のような変換行列M´(この変換
行列M´は定数を除いて変換行列Mの逆行列でもある。 )及びこの行列の転置行列M´t を用いて実空間上の
8行×8列の行列Xを求めるものであり、この直線近似
8次IDCTは次のように定義することができる。
【数5】
【0017】ここでは、先ず数4の8次の直線近似DC
Tを応用した画像データ送信装置について説明する。図
3は本例の画像データ送信装置の全体構成を示し、この
図3において、1は入力ポートであり、この入力ポート
1に各画素の画像データxi(i=0,1,2,‥‥)
を順次供給し、この画像データxiをブロック化回路2
において水平方向(X方向)に8ドット周期で且つ垂直
方向(Y方向)に8ドット周期で順次ブロック化するこ
とにより、実空間上の8ドット×8ドットの画像データ
に対応する64個の画像データ(要素)xi,jよりな
る行列Xを順次形成する。3は本例の8次の直線近似D
CT演算回路を示し、この直線近似DCT演算回路3に
はその行列Xの64個の要素をシリアルに供給する。こ
の8次の直線近似DCT演算回路3よりその行列Xに対
応する周波数空間上の行列Cの64個の要素がシリアル
に出力される。
【0018】4は再量子化回路を示し、例えば実空間上
での原画像データの語長がそれぞれ8ビットである場合
には、この再量子化回路4はその周波数空間上の行列C
の64個の要素の内の直流成分の語長を9ビットとして
その他の成分の語長を6ビット等に変換することにより
データの圧縮を行い、この圧縮されたデータを2次元の
可変長符号(VLC)回路5に供給する。このVLC回
路5は、その再量子化後の8×8ドット分の画像データ
をジグザグに走査することにより、連続する0の個数を
示すランとその連続する0の後に続くデータの値を示す
レベルとを用いて2次元VLCの表を作成し、この表の
データ及び直流成分のデータを出力ポート6を介して送
信回路に供給する。
【0019】図3例中の直線近似DCT演算回路3の構
成及び動作について説明するに、本例では数4の変換行
列Mを次のように8行×8列の2つの行列D1とD2と
の積に分解する。
【数6】
【0020】この場合、数4の8次の直線近似DCT変
換は次のように表すことができる。
【数7】
【0021】この数7において、D1t 及びD2t 
はそれぞれ行列D1及びD2の転置行列であり、[bi
,j]はD1XD1t の演算により得られ要素がbi
,j(0≦i,j≦7)である8行×8列の行列を示す
。この数7より、本例の8次の直線近似DCT演算は、
先ず64個の入力画像データよりなる行列Xと行列D1
とを用いて行列[bi,j]を求めた後に、D2[bi
,j]D2t の演算を行うことにより実行されること
が分かる。なお、(1/8)の乗算は単なるシフト演算
で実行できるので、以下では説明を省略する。この場合
、行列D2は対角成分のみが非零の行列であり、そのD
2[bi,j]D2t の演算は行列[bi,j]の要
素bi,jに順次{(1/2)・(1/2),(4/2
91)・(4/291),‥‥,(4/291)・(4
/291)}の中から選ばれた定数を乗算することによ
り行われる。
【0022】図4はその数7の演算を実行するための8
次の直線近似DCT演算回路を示し、この図4において
、7は8次の内積演算回路である。この8次の内積演算
回路7に行列Xの64個の要素をシリアルに供給し、こ
の8次の内積演算回路7は、数7における(D1X)の
演算を行列D1と行列Xを構成する8個の列ベクトルと
の乗算に分解して行う。行列D1を8個の行ベクトルに
分解すれば、その行列D1と行列Xとの乗算は8次のベ
クトル同士の64回の内積演算で求めることができる。
【0023】その内積演算回路7の出力データを配列変
換回路8に供給する。この配列変換回路8は、その内積
演算回路7より列ベクトルの形式で出力される行列(D
1X)の配列を変換することにより行列(D1X)を行
ベクトルの形式で後段の8次の内積演算回路9に供給す
る。この内積演算回路9は、数7における行列(D1X
)と転置行列D1t との乗算を行ベクトルと列ベクト
ルとの内積に分解して実行する回路であるが、この演算
は実質的に行列D1と行列Xとの乗算と等価である。従
って、この後段の内積演算回路9は前段の内積演算回路
7と同一の構成にすることができる。この内積演算回路
9からは数7における行列(D1XD1t )の要素b
i,jがシリアルに出力されるので、この要素bi,j
を乗算回路10の一方の入力部に供給し、この乗算回路
10の他方の入力部に係数αkを供給する。この乗算回
路10からはその要素bi,jに係数αkを乗算した積
が順次出力される。
【0024】数6より行列D2の対角成分の2乗の集合
は{(1/2)・(1/2),(4/291)・(4/
291),‥‥,(4/291)・(4/291)}で
あるため、その係数αkをその集合の中から順次選択す
ることにより、その乗算回路10において数7における
(D2[bi,j]D2t )の演算が実行される。こ
の演算により得られた空間周波数の空間上の行列Cの各
要素は図3の再量子化回路4に供給される。
【0025】本例の8次の内積演算回路7の構成例につ
き説明するに、数6より本例の行列D1は要素が1,4
8,3,‥‥という簡単な整数のみであるため、その8
次の内積演算回路7は図5及び図6に示す回路を用いて
構成することができる。
【0026】図5はその8次の内積演算回路の具体的な
構成例を示し、この図5において、11A及び11Bは
それぞれ入力データに1を乗算する乗算回路、12A〜
12Dはそれぞれ入力データに(11,25,32,4
8)の内の何れかであるβを乗算するβ乗算回路、13
A及び13Bはそれぞれ入力データに(1,3)の内の
何れかであるγを乗算するγ乗算回路を示し、これら8
個の乗算回路11A〜12Dの入力部を並列に入力ポー
トに接続し、乗算回路11Aの出力を累加算回路14に
供給し、乗算回路12A,13A,12B,11B,1
2C,13B,12Dの出力を入力データを累積的に加
減算する累加減算回路15A〜15Gに供給し、これら
累加算回路14及び累加減算回路15A〜15Gの出力
を並列にパラレル/シリアル(P/S)変換回路16に
供給する。このP/S変換回路16の出力がこの内積演
算回路の最終的な出力になる。
【0027】その図5の内積演算回路において、例えば
乗算回路11Aと累加算回路14とにより行列D1の第
1行の行ベクトル(数6参照)と行列Xの各列ベクトル
との内積が計算され、β乗算回路12Aと累加減算回路
15Aとにより行列D1の第2行の行ベクトルと行列X
の各列ベクトルとの内積が計算され、同様に後続の乗算
回路と累加減算回路と組合せにより行列D1の第3行以
下の各行ベクトルと行列Xの各列ベクトルとの内積が計
算される。これにより数7における(D1X)の演算が
実行される。
【0028】図5のβ乗算回路12A等及びγ乗算回路
13A等の具体的な構成例につき説明するに、先ずβ乗
算回路12A等の構成例を図6Aに示す。この図6Aに
おいて、入力データを32倍回路17,16倍回路18
,第1の2倍回路19A,第1の8倍回路20A,第2
の8倍回路20B及び第1の1倍回路21Aに供給し、
32倍回路17,16倍回路18,第1の2倍回路19
Aの出力を3入力のデータセレクタ22の入力部に供給
し、第2の8倍回路20B及び第1の1倍回路21Aの
出力を第1の2入力のデータセレクタ23Aの入力部に
供給し、データセレクタ22,23A及び第1の8倍回
路20Aの出力を加算回路24で加算する。データセレ
クタ22及び23Aでのデータの選択を調整することに
より、(11,25,32,48)の内の所望の倍率を
得ることができる。この場合、32倍,16倍,8倍及
び2倍はそれぞれデータのシフトのみで実行できるため
、実質的に乗算回路を使用することなく回路規模を小型
化することができる利益がある。
【0029】また、図6Bはγ乗算回路13A等の構成
例を示し、この図6Bにおいて、入力データを第2の1
倍回路21B及び第2の2倍回路19Bに供給し、この
第2の2倍回路19Bの出力及び値が“0”のデータを
2入力のデータセレクタ23Bに供給し、第2の1倍回
路21Bの出力及び第2のデータセレクタ23Bの出力
を加算回路25で加算する。そのデータセレクタ23B
を切り換えることにより、1倍又は3倍の内の所望の倍
率を得ることができる。この図6Bのγ乗算回路もシフ
ト回路だけを用いて構成できるため、回路規模が小さく
なる利益がある。
【0030】また、図5の内積演算回路を簡略化した図
7に示す8次の内積演算回路を使用することもできる。 この図7において、行列Xの各列ベクトルの要素をI0
〜I7とすると、シリアルの入力データI0〜I7をシ
リアル/パラレル(S/P)変換回路26に供給し、こ
のS/P変換回路26は順次並列の8個のデータI0〜
I7を出力する。これらデータの内の下位の4個のデー
タI0〜I3を第1の4入力のデータセレクタ27Aの
入力部に供給し、上位の4個のデータI4〜I7を第2
の4入力のデータセレクタ27Bの入力部に供給し、デ
ータセレクタ27Aの出力を加算回路28の一方の入力
部に供給し、データセレクタ27Bの出力を直接及び2
の補数器29を介して2入力のデータセレクタ30の入
力部に供給し、このデータセレクタ30の出力を加算回
路28の他方の入力部に供給する。2の補数器29とは
、入力データに−1を乗算する回路である。
【0031】31は1入力で2出力のシリアル/パラレ
ル(S/P)変換回路を示し、加算回路28の出力をそ
のS/P変換回路31に供給する。このS/P変換回路
31の出力の内の下位側のデータを入力データを1倍す
る乗算回路11C及び入力データに1又は3の何れかの
γを乗ずるγ乗算回路13Cに供給し、そのS/P変換
回路31の出力の内の上位側のデータを入力データに(
11,25,32,48)の内の何れかのβを乗ずるβ
乗算回路12E及び別のβ乗算回路12Fに供給する。
【0032】32A〜32Dは同一構成の演算ユニット
を示し、例えば演算ユニット32Aにおいて、乗算回路
11Cの出力を直接及び2の補数器33を介して2入力
のデータセレクタ34の入力部に供給し、このデータセ
レクタ34の出力を加算回路35の一方の入力部に供給
し、この加算回路35の出力を縦続接続された2個の単
位遅延素子としてのレジスタ36A及び36Bを介して
この加算回路35の他方の入力部に戻す。レジスタ36
Bの出力及びレジスタ36Aの出力がそれぞれこの演算
ユニット32Aの第1の出力及び第2の出力となる。他
の演算ユニット32B〜32Dはそれぞれ乗算回路13
C,12E,12Fの出力を入力して第1の出力及び第
2の出力を生成する。37は8入力で1出力のパラレル
/シリアル(P/S)変換回路を示し、このP/S変換
回路37の並列の入力部に演算ユニット32Aの第1の
出力,演算ユニット32Cの第1の出力,演算ユニット
32Bの第1の出力,演算ユニット32Cの第2の出力
,演算ユニット32Aの第2の出力,演算ユニット32
Dの第1の出力,演算ユニット32Bの第2の出力及び
演算ユニット32Dの第2の出力をこの順序で並列に供
給し、このP/S変換回路37よりシリアルの出力デー
タを得る。
【0033】図7の内積演算回路による数7中の(D1
X)の演算動作につき説明するに、その行列Xの列ベク
トルの要素をI0〜I7、行列(D1X)の列ベクトル
の要素をO0〜O7とすると、その演算(D1X)は次
のように分解して表現することができる。
【数8】
【0034】数6で表される行列D1の形より、本例で
はその数8の演算を次のように変形する。   この変形より、数8の演算は、(Ii+I7−i)
(i=0,1,‥‥,7)の演算、(Ii−I7−i)
の演算、これらと整数の定数との乗算及びこれらの乗算
結果の累加算に分解できることが分かる。
【0035】その図7の内積演算回路において、加算回
路28は(Ii±I7−i)の演算を実行し、乗算回路
11C〜12Fはその演算結果と整数の定数との乗算を
実行し、演算ユニット32A〜32Dは累積的な加減算
を実行する。図6よりβ乗算回路は1個の3入力の加算
回路(即ち、2個の2入力の加算回路)を有し、γ乗算
回路は1個の2入力の加算回路を有するのみであるため
、この図7の内積演算回路は全体として10個の2入力
の加算回路を有する。これに対して図5の内積演算回路
は全体として18個の2入力の加算回路を有するのみで
あるため、図7の回路構成によれば回路規模をより小さ
くすることができる利益がある。
【0036】次に、数5の8次の直線近似IDCTを応
用した画像データ受信装置について説明する。図8は本
例の画像データ受信装置の全体構成を示し、この図8に
おいて、38は入力ポートであり、この入力ポート38
に図示省略した受信回路より2次元の可変長符号(VL
C)の表のデータを順次供給し、この表のデータを可変
長符号のデコードを行うIVLC回路39に供給する。 40は図3の再量子化回路4の動作の逆の動作を行う再
量子化のデコード回路を示し、このデコード回路40に
IVLC回路39の出力データを供給し、このデコード
回路40より数1で定義される空間周波数の空間上の行
列Cの各要素ci,jを8次の直線近似IDCT回路4
1に供給する。
【0037】この直線近似IDCT回路41は、変換行
列M´を用いて数5の変換を行うことにより数1で定義
される実空間上の行列Xを得て、この行列Xの各要素x
i,jをブロック分解回路42に供給する。このブロッ
ク分解回路42はその各要素を水平方向及び垂直方向に
再配列して得た画像データを接続ポート43に供給する
【0038】図9を参照して本例の8次の直線近似ID
CT演算回路41の構成例につき説明するに、この図9
において、44は前段の8次の内積演算回路を示し、こ
の内積演算回路44に数5における行列Cの要素ci,
jをシリアルに供給する。この内積演算回路44は、数
5における変換行列M´と行列Cとの乗算を複数の内積
演算に分解して実行する。この内積演算回路44からは
その乗算結果の行列が8個の列ベクトルとして順次出力
されるので、配列変換回路45を用いてその8個の列ベ
クトルを8個の行ベクトルに変換し、これら8個の行ベ
クトルを後段の8次の内積演算回路46に供給する。こ
の内積演算回路46は、数5における行列(MC)と行
列M´t との演算を複数の内積演算に分解して実行し
て、得られた行列Xの各要素xi,jをシリアルに出力
し、この要素xi,jを図8のブロック分解回路42に
供給する。なお、数5における2の乗算はシフト演算の
みで実行できるので、回路構成は省略する。
【0039】直線近似DCT演算回路の場合と同様に後
段の8次の内積演算回路46は前段の8次の内積演算回
路44と同一に構成することができる。この場合、数5
より本例の変換行列M´の要素は全て±2−n(n=1
,2,‥‥)又は(±2−n±2−m)(m=1,2,
‥‥)で表すことができ、本例の内積演算回路44及び
46は乗算回路を使用することなく加減算回路のみで構
成することができるため、従来のIDCT演算回路に比
べて回路規模をきわめて小さくできる利益がある。
【0040】図10を参照して図9の内積演算回路44
の具体的な構成例につき説明するに、この図10におい
て、47は1入力で8出力のシリアル/パラレル(S/
P)変換器を示し、このS/P変換器47に行列Cの各
要素ci,jをシリアルに供給し、このS/P変換器4
7より行列Cの列ベクトルの8個の要素I0〜I7を並
列に出力する。48A及び48Bはそれぞれ要素I0及
びI4に(1/2)を乗算する乗算回路、49A〜49
Dはそれぞれ要素I1,I3,I5,I7に(1/8,
3/8,5/8,7/8)の内の何れかのδを乗算する
δ乗算回路、50A及び50Bはそれぞれ要素I2及び
I6に1/4又は3/4の何れかのεを乗算するε乗算
回路を示す。
【0041】また、51A〜51Gはそれぞれ同一構成
の演算ユニットを示し、これら演算ユニット51A〜5
1Gに乗算回路49A,50A,49B,48B,49
C,50B及び49Dの出力を供給する。例えば演算ユ
ニット51Aにおいては、δ乗算回路49Aの出力を直
接及び2の補数器52を介して2入力のデータセレクタ
53の入力部に供給し、この演算ユニット51Aは入力
データに1又は−1を乗算して得られるデータを出力す
る。そして、乗算回路48Aの出力及び演算ユニット5
1A〜51Gの出力を加算回路54で全て加算すること
により、最終的な出力である行列(M´C)の各列ベク
トルの要素を得る。
【0042】図10の内積演算回路の動作につき説明す
るに、行列Cの列ベクトルの要素をI0〜I7、行列(
M´C)の列ベクトルの要素をO0〜O7とすると、本
例では数5における演算(M´C)を次のような演算に
分解して行う。
【数9】
【0043】その数9の演算は数5の変換行列M´の具
体的な形を考慮すると次のような計算に変形することが
できる。
【数10】   O0=(I0/2+I4/2)+(3I2/4+ 
I6/4)+(7I1/8+5I3/8+3I5/8+
 I7/8)  O1=(I0/2−I4/2)+( 
I2/4−3I6/4)+(5I1/8− I3/8−
7I5/8−3I7/8)  O2=(I0/2−I4
/2)−( I2/4−3I6/4)+(3I1/8−
7I3/8+ I5/8+5I7/8)      ‥
‥‥‥   O6=(I0/2−I4/2)+( I2/4−3
I6/4)−(5I1/8− I3/8−7I5/8−
3I7/8)  O7=(I0/2+I4/2)+(3
I2/4+ I6/4)−(7I1/8+5I3/8+
3I5/8+ I7/8)
【0044】例えばO0を求
める場合には、(I0/2+I4/2) の演算は乗算
回路48A,48B、演算ユニット51D及び加算回路
54により行われ、(3I2/4+ I6/4) の演
算はε乗算回路50A,50B、演算ユニット51B,
51F及び加算回路54により行われ、(7I1/8+
5I3/8+3I5/8+ I7/8) の演算はδ乗
算回路49A〜49D、演算ユニット51A,51C,
51E,51G及び加算回路54により行われる。次に
、図11を参照して図10中のδ乗算回路49A等及び
ε乗算回路50A等の構成例につき説明する。
【0045】図11Aはδ乗算回路の一例を示し、この
図11Aにおいて、入力データをそれぞれ入力データに
定数1,1/2,1/4,1/8を乗算する乗算回路5
5,56A,57A,58に供給し、乗算回路55,5
6A及び57Aの出力を3入力のデータセレクタ59の
入力部に供給し、このデータセレクタ59の出力を加算
回路62の一方の入力部に供給し、乗算回路58の出力
を直接及び2の補数器60を介して2入力のデータセレ
クタ61の入力部に供給し、このデータセレクタ61の
出力を加算回路62の他方の入力部に供給する。データ
セレクタ59及び61でのデータの選択を切り換えるこ
とにより、入力データに(1/8,3/8,5/8,7
/8)の内の何れかを乗算することができる。
【0046】図11Bはε乗算回路の一例を示し、この
図11Bにおいて、入力データをそれぞれ入力データに
定数1/2及び1/4を乗算する乗算回路56B及び5
7Bに供給し、これら乗算回路56B及び57Bの出力
を加算回路63で加算し、この加算回路63の出力を2
入力のデータセレクタ64の一方の入力部に供給し、乗
算回路57Bの出力をこのデータセレクタ64の他方の
入力部に供給する。このデータセレクタ64におけるデ
ータの選択を切り換えることにより入力データに1/4
又は3/4の何れかを乗算することができる。この場合
、1/2〜1/8の乗算は単なるシフト演算であり乗算
回路56A等はシフト回路で代用できるため、図10の
内積演算回路は回路構成が簡略化され回路規模が小型で
ある。
【0047】また、図10の回路において、加算回路5
4は7個の2入力の加算回路で構成でき、δ乗算回路4
9A等及びε乗算回路50A等はそれぞれ1個の2入力
の加算回路を有するのみであるため、図10の内積演算
回路は合計で13個の2入力の加算回路を用いて構成す
ることができる。
【0048】次に、図9の中の8次の内積演算回路44
の他の例につき図12を参照して説明する。この図12
において、S/P変換器47より並列に出力される8個
のデータI0〜I7の内でデータI0,I2,I4,I
6を4入力のデータセレクタ65Aの入力部に供給し、
データI1,I3,I5,I7を他の2個の4入力のデ
ータセレクタ65B及び65Cの入力部に供給する。ま
た、データセレクタ65Aの出力を入力データに1/2
を乗算する乗算回路48C及び入力データに1/4又は
3/4の何れかを乗算するε乗算回路50Cを介して2
入力のデータセレクタ65Dの入力部に供給し、データ
セレクタ65B及び65Cの出力を入力データに(1/
8,3/8,5/8,7/8)の何れかのδを乗算する
δ乗算回路49E及び49Fに供給する。
【0049】66A〜66Eはそれぞれ2の補数器67
と2入力のデータセレクタ68とより構成される演算ユ
ニットを示し、これら演算ユニット66A〜66Eは入
力データに1又は−1を乗算するものである。そして、
データセレクタ65D,δ乗算回路49E及びδ乗算回
路49Fの出力をそれぞれ演算ユニット66A〜66C
を介して加算回路69A〜69Cの一方の入力部に供給
し、加算回路69Aの出力を縦続接続された単位遅延素
子としての4個のレジスタ70A〜70Dを介して加算
回路69Aの他方の入力部に戻し、レジスタ70A及び
70Bの出力をデータ保持用のレジスタ71A及び71
Bを介して2入力のデータセレクタ73の入力部に供給
し、レジスタ70C及び70Dの出力をデータ保持用の
レジスタ71C及び71Dを介して2入力のデータセレ
クタ72の入力部に供給する。
【0050】また、加算回路69Bの出力を縦続接続さ
れたレジスタ70E及び70Fを介してこの加算回路6
9Bの他方の入力部に戻し、レジスタ70E及び70F
の出力をレジスタ71E及び71Fを介して4入力のデ
ータセレクタ74の2個の入力部に供給し、加算回路6
9Cの出力をレジスタ70G及び70Hを介してこの加
算回路69Cの他方の入力部に戻し、レジスタ70G及
び70Hの出力をレジスタ71G及び71Hを介してデ
ータセレクタ74の他の2個の入力部に供給する。そし
て、データセレクタ72の出力データ,データセレクタ
73の出力より演算ユニット66Dを介して得られた出
力データ及びデータセレクタ74の出力より演算ユニッ
ト66Eを介して得られた出力データを加算回路75で
加算することにより、最終的な出力を得る。
【0051】図12の8次の内積演算回路の動作につき
説明するに、入力データをI0〜I7、出力データをO
0〜O7として、この回路も数9で定義される8次の直
線近似IDCTの演算を数10の演算に分解して行うも
のである。この場合、数10における(I0/2+I4
/2)及び(3I2/4+ I6/4)等は前段の左側
の加算回路69Aにより計算され、数10における(7
I1/8+5I3/8+3I5/8+ I7/8) 等
は前段中央の加算回路69Bにより計算され、数10に
おける(3I1/8−7I3/8+ I5/8+5I7
/8) 等は前段右側の加算回路69Cで計算される。 図12の回路において、加算回路75は2個の2入力の
加算回路で構成できるため、この図12の内積演算回路
は合計で8個の2入力の加算回路を使用するのみで構成
することができる。従って、この図12の例は図10の
例に比べて回路規模をより小型化することができる。
【0052】上述実施例は本発明を8ドット×8ドット
のブロック毎に変換を行う場合に適用したものであるが
、本発明は他の任意の大きさのブロックを対象とする変
換に適用することができる。例えば行列Xを実空間上の
4行×4列の行列、行列Cを周波数空間上の4行×4列
の行列、4次の直線近似DCT用の変換行列をM4、こ
の行列の転置行列をM4t とすると、4次の直線近似
DCTは次のように表すことができる。
【数11】
【0053】また、行列M4の逆行列をM4´とすると
、4次の直線近似IDCTは次の数12ように表すこと
ができる。数12より直線近似IDCT用の変換行列M
4´の要素は±1/2又は(±1/2±1/4)で表す
ことができることが分かるが、これにより4次の直線近
似IDCT演算においては、乗算回路が不要になる。
【数12】
【0054】同様に16次の直線近似DCT用の変換行
列M16及び16次の直線近似IDCT用の変換行列(
即ち、行列M16の逆行列)M16´も求めることがで
きる。この16次の場合でも、直線近似IDCT用の変
換行列M16´の要素は全て±2−n又は(±2−n±
2−m)であることが分かっている。そのため、16次
の直線近似IDCT演算においても、乗算回路が不要に
なる。
【0055】次に8次の直線近似DCT演算及び直線近
似IDCT演算を施した後のデータの再現性につき検討
するに、原画像データの語長を8ビットとする。この場
合、原データと復元データとの平均2乗誤差をΣとして
、画像データの再現性を表す指標として次のように再現
性のSN比を定義する。
【数13】
【0056】この再現性のSN比は、原データと復元デ
ータとの差が小さくなる程に大きくなる。再量子化にお
ける語長を直流成分については9ビット、その他の成分
については7ビットとすると、従来のDCT及びIDC
Tを用いた変換による再現性のSN比は36.1dB、
本例の8次の直線近似DCT及び直線近似IDCTを用
いた変換による再現性のSN比は34.6dBであった
。また、再量子化における語長を直流成分については9
ビット、その他の成分については6ビットとした場合に
は、従来のDCT及びIDCTを用いた変換による再現
性のSN比は31.0dB、本例の8次の直線近似DC
T及び直線近似IDCTを用いた変換による再現性のS
N比は29.6dBであった。このことは本例の8次の
直線近似DCT及び直線近似IDCTによる再現性は従
来のDCT及びIDCTによる再現性と同等であること
を意味する。同様に、4次及び16次の場合にも、本例
の直線近似DCT及び直線近似IDCTによる再現性は
、従来のDCT及びIDCTによる再現性と同等である
ことが確かめられている。
【0057】なお、上述実施例では例えば図1に示すよ
うに、画像データについて直線(正確には「線分」)を
接続して形成される折れ線の成分の係数を求めるように
しているが、そのような折れ線の代わりにM次曲線(M
は2以上の整数)を接続して形成される曲線の成分の係
数を求めるようにしてもよい。次数が大きくなる程に原
データと復元データとの再現性は向上するが、演算は複
雑化する。ただし、M次曲線を使用する場合にはコサイ
ン波の場合と異なり変換行列の要素に無理数が含まれる
ことがないため、演算回路はDCT及びIDCTを使用
する場合に比べて簡略化される。このように、本発明は
上述実施例に限定されず本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の構成を取り得ることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、従来のコサイン波形の
代わりにM次曲線を接続した曲線の成分を求めるように
しているので、変換行列の要素に無理数が含まれること
がなくなり、変換の精度をあまり低下させることなく回
路規模を小型化できる利益がある。また、そのM次曲線
を直線(M=1)とした場合には、回路規模を最も小型
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の8次の直線近似DCTの変
換行列の基底ベクトルの説明に供する線図である。
【図2】従来の8次のDCTの変換行列の基底ベクトル
の説明に供する線図である。
【図3】本発明の実施例の画像データ送信装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図4】図3の例の8次の直線近似DCT演算回路の一
例を示す構成図である。
【図5】図4の例の8次内積演算回路の一例を示す構成
図である。
【図6】(A)は図5の例のβ乗算回路の一例を示し、
(B)は図5の例のγ乗算回路の一例を示す構成図であ
る。
【図7】図4の例の8次内積演算回路の他の例を示す構
成図である。
【図8】本発明の実施例の画像データ受信装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図9】図8の例の8次の直線近似IDCT演算回路の
一例を示す構成図である。
【図10】図9の例の8次内積演算回路の一例を示す構
成図である。
【図11】(A)は図10の例のδ乗算回路の一例を示
し、(B)は図10の例のε乗算回路の一例を示す構成
図である。
【図12】図9の例の8次内積演算回路の他の例を示す
構成図である。
【符号の説明】
3  8次の直線近似DCT演算回路 7  8次内積演算回路 8  配列変換回路 9  8次内積演算回路 10  乗算回路 41  8次の直線近似IDCT演算回路44  8次
内積演算回路 45  配列変換回路 46  8次内積演算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力画像データをN個ずつ(Nは2以
    上の整数)ブロック化し、このブロック単位で変換を行
    って0次の成分から(N−1)次までのj次の成分の係
    数を得るようにした変換装置において、j個のM次曲線
    (Mは1以上の整数)を接続して形成されゼロクロスを
    j回生じるような曲線を上記j次の成分として用いるよ
    うにしたことを特徴とする画像データ変換装置。
  2. 【請求項2】  上記M次曲線は直線である請求項1記
    載の画像データ変換装置。
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