JPH0428272A - 放電管用陰極 - Google Patents
放電管用陰極Info
- Publication number
- JPH0428272A JPH0428272A JP13295290A JP13295290A JPH0428272A JP H0428272 A JPH0428272 A JP H0428272A JP 13295290 A JP13295290 A JP 13295290A JP 13295290 A JP13295290 A JP 13295290A JP H0428272 A JPH0428272 A JP H0428272A
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- Japan
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- cathode
- flange
- metal
- thermal expansion
- glass block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は放電管用陰極に関し、特にリングレーザジャ
イロ用陰極の経済化に関する。
イロ用陰極の経済化に関する。
「従来の技術」
はじめにリングレーザジャイロにつき簡単に説明する。
慣性体を高速回転させ、コリオリカを利用する機械式ジ
ャイロ(角速度センサ)に代わるものとして光学式のリ
ングレーザジャイロが実用化の段階に入っている。第2
図に示すのはリングレーザジャイロの一例を示す斜視図
である。リングレーザジャイロには、正三角板状のガラ
スジ1]ツク2が用いられ、ガラスブロック2の二つの
側面が交わる角部(3箇所)が対向する側面と平行に切
り落とされ、そしてできた平坦面3に円筒状四部4が形
成され、ガラスブロック2の各側面のは!中間に円筒状
四部5が形成され、そしてガラスブロック2の各側面と
平行に円筒状四部4,5を連通して細管13があけられ
る。またガラスブロック2の中心軸と同軸心に、円筒状
の貫通孔6があけられる。
ャイロ(角速度センサ)に代わるものとして光学式のリ
ングレーザジャイロが実用化の段階に入っている。第2
図に示すのはリングレーザジャイロの一例を示す斜視図
である。リングレーザジャイロには、正三角板状のガラ
スジ1]ツク2が用いられ、ガラスブロック2の二つの
側面が交わる角部(3箇所)が対向する側面と平行に切
り落とされ、そしてできた平坦面3に円筒状四部4が形
成され、ガラスブロック2の各側面のは!中間に円筒状
四部5が形成され、そしてガラスブロック2の各側面と
平行に円筒状四部4,5を連通して細管13があけられ
る。またガラスブロック2の中心軸と同軸心に、円筒状
の貫通孔6があけられる。
各平坦面3に円板状の反射鏡7が取付けられる。
その反射面は円筒状四部4と対向している。ガラスプロ
、り2の一つの側面に陰極8が、他の二つの側面に陽極
9.10がそれぞれ円筒状四部5を塞ぐように取付けら
れる。円筒状凹部4.5及びそれらをつなぐ細管13内
にレーザ媒質となるヘリウムとネオンの混合ガスが低圧
で密封される。
、り2の一つの側面に陰極8が、他の二つの側面に陽極
9.10がそれぞれ円筒状四部5を塞ぐように取付けら
れる。円筒状凹部4.5及びそれらをつなぐ細管13内
にレーザ媒質となるヘリウムとネオンの混合ガスが低圧
で密封される。
陰極8と陽極9,10との間に高電圧が印加され、それ
ら両極間で発生するプラズマ放電により、レーザ光が発
振される。そのレーザ光は時計方向回転(CW) 、反
時計方向回転(CCW)にそれぞれ共振状態で反射鏡7
で反射されて回転する。この光をリングレーザと呼んで
いる。
ら両極間で発生するプラズマ放電により、レーザ光が発
振される。そのレーザ光は時計方向回転(CW) 、反
時計方向回転(CCW)にそれぞれ共振状態で反射鏡7
で反射されて回転する。この光をリングレーザと呼んで
いる。
リングレーザが作る面に直交する軸回りに入力角速度が
入ると、レーザの光路長は人力角速度と同方向に回転し
ているレーザ光に対して見かけ上長くなり、反対方向に
回転しているレーザ光に対しては短くなる(サニヤック
効果として知られている)。このためcw、cewのレ
ーザ光の発振周波数に差が発生する。この発振周波数の
差は人力角速度に比例する。
入ると、レーザの光路長は人力角速度と同方向に回転し
ているレーザ光に対して見かけ上長くなり、反対方向に
回転しているレーザ光に対しては短くなる(サニヤック
効果として知られている)。このためcw、cewのレ
ーザ光の発振周波数に差が発生する。この発振周波数の
差は人力角速度に比例する。
ところで反射鏡7として完全なものは得られず、レーザ
を反射する際後方へ乱反射光を発生させるため、その影
響によって小さな角速度では周波数差が発生しなくなる
現象(ロックイン現象)があり、この影響を極力小さ(
するためガラスブロック2に微少な角振動を与えること
により交流的なバイアス角速度を与えている。そのため
、貫通孔6にその角振動を与える回転軸(デイザと呼ば
れる)が嵌合される。
を反射する際後方へ乱反射光を発生させるため、その影
響によって小さな角速度では周波数差が発生しなくなる
現象(ロックイン現象)があり、この影響を極力小さ(
するためガラスブロック2に微少な角振動を与えること
により交流的なバイアス角速度を与えている。そのため
、貫通孔6にその角振動を与える回転軸(デイザと呼ば
れる)が嵌合される。
陰極8は第3図に示すように、その後端が球面状の曲面
で閉塞され、前端が解放された円筒部8aと、円筒部8
aの前端より半径方向に延長されたフランジ部8bと、
フランジ部8bの外周縁より円筒部8aの後端側に折り
返されたリング状の折り返し部8Cとを有する。これら
の円筒部8a、フランジ部8b及び折り返し部8Cは低
熱膨張金属、例えばインバーにより作られる。円筒部8
aの内面(放電面とされる)に耐スパツタ性のよい金属
、酸化物等、例えばアルミの保護膜11が形成される。
で閉塞され、前端が解放された円筒部8aと、円筒部8
aの前端より半径方向に延長されたフランジ部8bと、
フランジ部8bの外周縁より円筒部8aの後端側に折り
返されたリング状の折り返し部8Cとを有する。これら
の円筒部8a、フランジ部8b及び折り返し部8Cは低
熱膨張金属、例えばインバーにより作られる。円筒部8
aの内面(放電面とされる)に耐スパツタ性のよい金属
、酸化物等、例えばアルミの保護膜11が形成される。
フランジ部8bの前面はインジウムより成るリング板1
2を介して陰極支持部、つまりガラスブロック2の円筒
状凹部5の周りの側面へ圧接により取付けられる。
2を介して陰極支持部、つまりガラスブロック2の円筒
状凹部5の周りの側面へ圧接により取付けられる。
陰極材料としてインバー等が用いられるのは、低熱膨張
金属であると共にガラスブロック2と熱膨張係数の差が
小さいためである。これにより、陰極の温度が上昇して
もガラスブロック2との気密性が保たれる。陰極放電面
に耐スパツタ性のよいアルミ等の保護膜11が形成され
ているので、陰極のスパッタレートが低く抑えられ、充
分な寿命が得られる。
金属であると共にガラスブロック2と熱膨張係数の差が
小さいためである。これにより、陰極の温度が上昇して
もガラスブロック2との気密性が保たれる。陰極放電面
に耐スパツタ性のよいアルミ等の保護膜11が形成され
ているので、陰極のスパッタレートが低く抑えられ、充
分な寿命が得られる。
「発明が解決しようとする課題」
従来の陰極は、陰極本体を形成した後に耐スパツタ性の
よいアルミ等の保護膜を陰極内面に形成しなければなら
ず、このため製造工数が大きくなり、高価となる欠点が
あった。この発明の目的は陰極の経済化を図ろうとする
ものである。
よいアルミ等の保護膜を陰極内面に形成しなければなら
ず、このため製造工数が大きくなり、高価となる欠点が
あった。この発明の目的は陰極の経済化を図ろうとする
ものである。
「課題を解決するための手段」
この発明は、陰極本体とリング片とより成る放電管用陰
極であって、 上記陰極本体は耐スパツタ性金属より成り、後端が球面
状の曲面で閉塞され、前端が解放された円筒部と、その
円筒部の前端より半径方向に延長されたフランジ部とを
有し、 上記円筒部の内面が放電面とされ、上記フランジ部の前
面が陰極支持部への取付面とされ、上記リング片は低熱
膨張金属より成り、上記フランジ部の後面に取付けられ
ている。
極であって、 上記陰極本体は耐スパツタ性金属より成り、後端が球面
状の曲面で閉塞され、前端が解放された円筒部と、その
円筒部の前端より半径方向に延長されたフランジ部とを
有し、 上記円筒部の内面が放電面とされ、上記フランジ部の前
面が陰極支持部への取付面とされ、上記リング片は低熱
膨張金属より成り、上記フランジ部の後面に取付けられ
ている。
「実施例」
この発明の実施例を第1図に第3図と対応する部分に同
じ符号を付し、重複説明を省略する。この発明では陰極
本体は耐スパツタ性のよい金属、例えばアルミにより作
られ、そのフランジ部8bの後面に、低熱膨張金属で、
陰極8が取付けられる陰極支持部つまりガラスブロック
2の熱膨張係数との差の小さな金属、例えばインバーよ
り成るリング片21が例えば接着剤22により取付けら
れる。フランジ部8bの前面は図示していないが従来と
同様に例えばインジウムのリング板12を介して陰極支
持部(ガラスブロック2)に圧接されて取付けられる。
じ符号を付し、重複説明を省略する。この発明では陰極
本体は耐スパツタ性のよい金属、例えばアルミにより作
られ、そのフランジ部8bの後面に、低熱膨張金属で、
陰極8が取付けられる陰極支持部つまりガラスブロック
2の熱膨張係数との差の小さな金属、例えばインバーよ
り成るリング片21が例えば接着剤22により取付けら
れる。フランジ部8bの前面は図示していないが従来と
同様に例えばインジウムのリング板12を介して陰極支
持部(ガラスブロック2)に圧接されて取付けられる。
陰極8の温度が上昇しても、フランジ部8bはその後面
に取付けられたリング片21により熱膨張が抑えられる
ので、従来と同様にフランジ部8bとガラスブロック2
との間の気密性が破られることはない。
に取付けられたリング片21により熱膨張が抑えられる
ので、従来と同様にフランジ部8bとガラスブロック2
との間の気密性が破られることはない。
「発明の効果」
この発明では、陰極本体が耐スパツタ性金属により作ら
れているので、従来のように陰極内面に保護膜を形成す
る必要がなく、それだけ製造工数が縮減される。また、
この発明の陰極本体を構成する耐スパツタ性金属(例え
ばアルミ)は従来の低熱膨張金属(例えばインバー)よ
り安価に得られる。これら陰極本体の製造工数及び材料
費の縮減により、陰極の経済化が図られる。
れているので、従来のように陰極内面に保護膜を形成す
る必要がなく、それだけ製造工数が縮減される。また、
この発明の陰極本体を構成する耐スパツタ性金属(例え
ばアルミ)は従来の低熱膨張金属(例えばインバー)よ
り安価に得られる。これら陰極本体の製造工数及び材料
費の縮減により、陰極の経済化が図られる。
第1図はこの発明の実施例を示す図で、Aは平面図、B
は一部を破断して示した正面図、第2図はリングレーザ
ジャイロの一例を示す斜視図、第3図は従来の陰極の一
部を破断して示した正面図である。
は一部を破断して示した正面図、第2図はリングレーザ
ジャイロの一例を示す斜視図、第3図は従来の陰極の一
部を破断して示した正面図である。
Claims (1)
- (1)陰極本体とリング片とより成る放電管用陰極であ
って、 上記陰極本体は耐スパッタ性金属より成り、後端が球面
状の曲面で閉塞され、前端が解放された円筒部と、その
円筒部の前端より半径方向に延長されたフランジ部とを
有し、 上記円筒部の内面が放電面とされ、上記フランジ部の前
面が陰極支持部への取付面とされ、上記リング片は低熱
膨張金属より成り、上記フランジ部の後面に取付けられ
ていることを特徴とする、 放電管用陰極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13295290A JPH0428272A (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 放電管用陰極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13295290A JPH0428272A (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 放電管用陰極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0428272A true JPH0428272A (ja) | 1992-01-30 |
Family
ID=15093335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13295290A Pending JPH0428272A (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 放電管用陰極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428272A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5368316A (en) * | 1992-06-26 | 1994-11-29 | Ishikawa Gasket Co., Ltd. | Metal laminate gasket with a plate connecting device |
-
1990
- 1990-05-23 JP JP13295290A patent/JPH0428272A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5368316A (en) * | 1992-06-26 | 1994-11-29 | Ishikawa Gasket Co., Ltd. | Metal laminate gasket with a plate connecting device |
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