JPH042800Y2 - - Google Patents

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JPH042800Y2
JPH042800Y2 JP3855585U JP3855585U JPH042800Y2 JP H042800 Y2 JPH042800 Y2 JP H042800Y2 JP 3855585 U JP3855585 U JP 3855585U JP 3855585 U JP3855585 U JP 3855585U JP H042800 Y2 JPH042800 Y2 JP H042800Y2
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JP3855585U
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はフイルムにパーフオレーシヨンを連
続穿孔するフイルム穿孔機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のフイルム穿孔機を第6図乃至第8図に示
す。図において、1は穿孔機本体で、元巻リール
2と、該元巻リール2より引出されたフイルムa
にパーフオレーシヨンを打抜く穿孔ツール部3
と、打抜済みのフイルムaの送り機構4及び巻取
リール5を備える。穿孔ツール部3は第7図示の
如く、フイルム走行方向下流側に4対のパイロツ
ト6と、上流側に4対のパンチ7を等間隔に列設
したラム8を上下動可能に設け、その下方に前記
パイロツト6及びパンチ7が嵌入する8対の穴9
を有するダイ10を固定してなり、ラム8の上下
動により、この間を通るフイルムaにパンチ7に
相当する数(4対)のパーフオレーシヨンを同時
に打抜くようになつている。穿孔ツール部3で打
抜いたフイルムaはその下流側に設けた送り機構
4により打抜相当分だけ送られ、パンチ7の直下
にフイルムの新たな面を供給する。そして、この
面に次のラム8の作動で新たなパーフオレーシヨ
ンが打抜かれるが、これに先行して先に打抜いた
パーフオレーシヨンにパイロツト6を嵌入させて
先に打抜いたパーフオレーシヨンと新たに打抜い
たパーフオレーシヨンとを正しく連続できるよう
になつている。このラム8の打抜作動に連繋して
フイルムを送る送り機構4は第8図A,Bに示す
如く、駆動源11に連繋して回転し、その一回転
でラム8を一作動させる主軸12に固定した円盤
体13の周縁及び盤面にそれぞれカム溝13a,
13bを設け、該カム溝13aに基端を係合し、先
端が支点Pを中心に上下方向に揺動する第1レバ
ー14の先端部にフイルムaの走行方向に前後動
できるようにシヤトル15を取付け、該シヤトル
15はまた、前記カム溝13aに基端を係合し、
先端が支点P′を中心にフイルムaの走行方向に揺
動する第2レバー16の先端部にも連繋させてい
る。即ち、シヤトル15は円盤体13の一回転に
より揺動する第1レバー14と第2レバー16の
協働作動で上昇、前進、下降及び後退のスクエア
運動を行うこととなる。そして上昇時には穿孔ツ
ール部3で打抜かれたパーフオレーシヨンに上面
に列設した突起15′を嵌挿し、前進と共にフイ
ルムaを送り、下降により上記突起15′をパー
フオレーシヨンより引き抜いて後退するという運
動を繰り返し、ラム8の打抜き作動と同期してフ
イルムの送りをなすようになつていた。しかしな
がら、上記シヤトル機構は上昇、前進、下降及び
後退のスクエア運動によりフイルムの送りを行う
もので、パンチ数を上記以上に増大して高能力化
を図ることには自ずと限界があつた。
また、パンチ数を増大できない第2の理由は次
の通りである。即ち、通常パンチは4対を1単位
として形成されているから、在来のものを利用す
る限りパンチ数を増加させるときは一気に8対と
なり、これに2対乃至4対のパイロツトを含める
と10対以上の穴を有するダイが必要になる。この
ため、在来のダイ(4対パイロツトと4対パンチ
に対応させたもの)がそのまま利用できず、従つ
て、新たに必要穴数のダイを作るらねばならなか
つたばかりでなく、パンチ及びパイロツトと位置
決め精度良くするためにも多くの労力と経費がか
かつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記の点に鑑み、穿孔ツール部のラ
ムの駆動系及びフイルム送り用スプロケツトの駆
動系にカム式インデツクス機構を介装することに
よりパンチ数を現状より多くしても充分な送り量
が確保できることを見出すとともに、パイロツト
とパンチの増大分を在来のダイがそのまま利用で
き、しかも、新設分のダイとの位置決めも簡単か
つ正確に行えるフイルム穿孔機を提供することを
目的としている。
〔考案の構成〕
この考案は上記目的を達成するため、穿孔ツー
ル部のラムの駆動系及びフイルム送り用スプロケ
ツトの駆動系にカム式インデツクス機構を介装す
るとともに、ラムに設置したパイロツト及びパン
チに対応する穴を有するダイをパイロツト用と、
パンチ用に分割したを要旨としている。なお、本
考案におけるカム式インデツクス機構には、パラ
レルカム機構、バレルカム機構及びローラーギア
カム機構の三種類のものがあり、この内、パラレ
ルカム機構とは入力軸と出力軸とが直角なもの、
バレルカム機構とはカムフオロアーが出力軸に平
行になるように取付けてあるもの、ローラーギア
カム機構とはカムフオロアーが出力軸に対して放
射状に取付けてあるものである。
〔実施例〕
次に、この考案を第1図乃至第5図に示す実施
例に基づいて説明する。
図において、20は穿孔機本体21に上下摺動
自在に支持されたラムで、該ラム20には8対パ
ンチ(4対の単位体を2個並設)22を設け、そ
の下流側に2対のパイロツト23を取付けてい
る。24はラム20の下方に固設したダイで、該
ダイ24は2対のパイロツト23及び8対のパン
チ22の全部が嵌入できる10対の穴25を備えて
いる。このダイ24はパンチ用ダイ24aとパイ
ロツト用ダイ24bの二つに分割形成されてい
る。即ち、8対穴の在来のダイをそのまま利用
し、増加穴分のダイを新設するのみで済むように
している。
26はラム20の下降、上昇を付勢する作動カ
ム(図示せず)のカム軸で、該カム軸26は第2
図示の如く、カム式インデツクス機構(以下、単
に第1インデツクス機構という)27の出力軸2
7bにタイミングベルトまたはチエーン28を介
して2:1の増速系として連繋されている。第1
インデツクス機構等27は駆動源29に連繋した
入力軸27aの定速回転で出力軸27bが間歇回
転するようにしたもので、入力軸27aが2/3回
転(240°)すると、出力軸27bが半回転し2:
1の増速系28によりカム軸26は1回転して停
止するように調整されている。そして、その回転
時にラム20を作動カムの作用で下降、上昇させ
てダイ24との間を通るフイルムaに同時に8対
のパーフオレーシヨンを打抜くようになつてい
る。入力軸27aの1/3回転時はフイルムaの送
りのために待機する。
30は打抜き済みフイルムaの送り用スプロケ
ツトで、該送り用スプロケツト30は第2図示の
如く、第2インデツクス機構31の出力軸31b
に固定されている。この第2インデツクス機構3
1は前記駆動源29に連繋した入力軸51aの定
速回転で出力軸31bが間歇回転、即ち、入力軸
31aが2/3回転(240°)回転すると出力軸31
b(スプロケツト)が1/4回転して停止するように
調整されている。このスプロケツト30の回転は
前記ラム20が下降点より上昇に移り、パイロツ
トの先端がフイルムaより抜出る直後に開始さ
れ、ラムが次の作動で下動してパイロツトの先端
がフイルムaに達する迄の間に、完了されるよう
になつている。また、スプロケツト30は1/4回
転で、8対のパーフオレーシヨンに相当するフイ
ルム長が送れる周長及び歯数を備えていることは
勿論である。従つて、ラム20が下降してフイル
ムに8対のパーフオレーシヨンを打抜いて上昇す
ると、スプロケツト30が回転してフイルムを相
当量送つて停止する作動が交互に繰返される。こ
の場合、スプロケツト30の回転運動は第2イン
デツクス機構31の作用で加速度カーブに変形正
弦曲線を与えることにより、最大速度V及び最大
加速度Aは第5図aにて示す如くになる。一方、
従来のシヤトル機構は同図bのようなカム曲線に
なることから、本方法においてはフイルム送りの
最大速度及び最大加速度をシヤトル機構に比して
小さくできる。
上記実施例において、8対のパンチ及び2対の
パイロツトに対応する10対の穴を有するダイ24
を設置するに際し、まず、第4図Aの如くラム2
0に2対パイロツト23を中央にし、その左右に
2つのパンチ単位体22a,22bを仮設置す
る。しかる後、同図Bの如くラムを下降してパン
チ用ダイ(8対穴)24aと、パイロツト用ダイ
(2対穴)24bに全体的に嵌合させる。斯くす
ることにより、中央のパイロツト23の左側にあ
るパンチ単位体22aはパイロツト用ダイ24b
とパンチ用ダイ24aの左端寄りの2対分に跨が
つて嵌入するから、この状態で両ダイ24a,2
4bを本体に固定する。次いで、ラムを上昇さ
せ、前述の如く仮設置したパイロツト及びパンチ
単位体を同図Cの如く正規の位置に設置し直せ
ば、パンチ用ダイとパイロツト用ダイの位置決め
が簡易かつ正確に行えることとなる。
なお、上記実施例の場合はラム20の下面には
2対のパイロツト、8対のパンチが示されている
が、これに限らず、パンチ数を例えば24対又はそ
れ以上にする場合でもダイの位置決めが困難にな
ることはない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は穿孔ツール部
のラムの駆動系及びフイルム送り用スプロケツト
の駆動系の少なくとも一方にカム式インデツクス
機構を介装したから、ラム作動とフイルム送り作
動との連繋が取り易く、しかも、フイルム送りは
インデツクス機構による回転運動であるから、上
昇、前進、下降、後退のスクエア運動を繰り返す
シヤトル機構と異なつて高速化し易い利点があ
る。
また、前記ラムに設置したパイロツト及びパン
チに対応する穴を有するダイを、パイロツト用と
パンチ用に分割したから、例えばパンチ数を8対
に増大すれば、在来の8対穴のダイがそのまま有
効利用できる。換言すれば、パイロツト用のダイ
のみを新設すれば足り、経費や労力の低減化に有
効である。
更に、在来ダイと新設ダイとを本体に固定する
に際し、上述の如くパイロツトとパンチをラムに
仮固定しつつ行えば、パイロツトはパンチに対す
る位置決めも簡単かつ正確に行えるなど各種の優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案の実施例を示すも
ので、第1図は要部の正面図、第2図はラム及び
送り機構の駆動系の略示的平面図、第3図はラム
及びダイの拡大図、第4図A,B,Cはダイの位
置決め手順を示す図、第5図は送り用スプロケツ
トの最大速度及び最大加速度を示す説明図、第6
図乃至第8図は従来例を示し、第6図は全体の正
面図、第7図はラム及びダイの拡大図、第8図
A,Bはシヤトル機構を示す側面図及び正面図で
ある。 20……ラム、22……パンチ、23……パイ
ロツト、24……ダイ、24a……パンチ用ダ
イ、24b……パイロツト用ダイ、27……第1
インデツクス機構、30……送り用スプロケツ
ト、31……第2インデツクス機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穿孔ツール部のラムの駆動系及びフイルム送り
    用スプロケツトの駆動系の少なくともいずれか一
    方にカム式インデツクス機構を介装するととも
    に、前記ラムに設置したパイロツト及びパンチに
    対応する穴を有するダイをパイロツト用と、パン
    チ用に分割したことを特徴とするフイルム穿孔
    機。
JP3855585U 1985-03-18 1985-03-18 Expired JPH042800Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3855585U JPH042800Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3855585U JPH042800Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61154698U JPS61154698U (ja) 1986-09-25
JPH042800Y2 true JPH042800Y2 (ja) 1992-01-30

Family

ID=30545671

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3855585U Expired JPH042800Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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JP (1) JPH042800Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0691190A2 (en) 1994-06-24 1996-01-10 Fuji Photo Film Co., Ltd. Apparatus for manufacturing photographic filmstrips

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0691190A2 (en) 1994-06-24 1996-01-10 Fuji Photo Film Co., Ltd. Apparatus for manufacturing photographic filmstrips

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JPS61154698U (ja) 1986-09-25

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