JPH04279809A - ビアホール充填物検査用x線立体ビデオ装置 - Google Patents

ビアホール充填物検査用x線立体ビデオ装置

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JPH04279809A
JPH04279809A JP4381391A JP4381391A JPH04279809A JP H04279809 A JPH04279809 A JP H04279809A JP 4381391 A JP4381391 A JP 4381391A JP 4381391 A JP4381391 A JP 4381391A JP H04279809 A JPH04279809 A JP H04279809A
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JP4381391A
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Satoshi Iwata
敏 岩田
Moritoshi Ando
護俊 安藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層配線基板における
層間配線導通用のビアホール充填物を検査するのに用い
られるX線立体ビデオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多層配線基板においては、配線層間を導
通させるために、セラミック等の基板にビヤホール(貫
通孔)が形成され、これに、銅粉と凝固材とを混ぜた導
体が充填される。このビヤホール充填物の内部に空洞が
あると、インピーダーンスが高くなりすぎたり、断線し
たりする。ビヤホール充填物は、外部から目視できない
ので、X線を透過させ、透過X線の濃淡画像によりビヤ
ホール充填物の検査を行っている。X線透過検査方法の
1つとして、X線ステレオ立体視法がある。これは、透
過X線の左眼映像と右眼映像を1フィールド毎にテレビ
に表示させ、これに同期して液晶立体視メガネの左眼と
右眼の液晶シャッタを交互に作動させて、左眼で左眼映
像を右眼で右眼映像を見るようにすることにより、視差
のある立体映像を観察するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図10に示
す如く、ビアホール充填物立体映像48、50が互いに
重なって見え、この重なった部分に濃度の低い空洞部4
9が見える場合には、ビアホール充填物立体映像48に
空洞部49があるのか、ビアホール充填物立体映像50
に空洞部49があるのか、ビアホール充填物立体映像4
8及び50の両方に空洞部49があるのかを区別するこ
とができなかった。
【0004】本発明の目的は、このような問題点に鑑み
、ビアホール充填物立体映像が互いに重なって見えても
、空洞欠陥を正確に検出することができるビアホール充
填物検査用X線立体ビデオ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用】図1は、本
第1発明に係るビアホール充填物検査用X線立体ビデオ
装置の原理構成を示す。
【0006】このX線立体ビデオ装置は、X線源1とX
線カメラ2との間に、ビアホール充填物を含む試料3を
配置し、X線カメラ2で試料3の左眼映像と右眼映像と
を撮像し、表示装置4に試料3の左眼映像と右眼映像と
を交互に表示させ、偏光切換手段5で左眼映像を検査者
の左眼に入射させ右眼映像を検査者の右眼に入射させて
画像を立体視させる。
【0007】図中、6は指定手段であり、該立体視され
る空間内の位置又は範囲を指定するためのものである。
【0008】7は設計データ記憶手段であり、試料3に
含まれるビアホール充填物の位置を示す設計データが格
納されている。
【0009】8は指定像削除手段であり、指定手段6で
指定されたビアホール充填物に対応した設計データを、
設計データ記憶手段7から読み出して、該ビアホール充
填物の範囲を特定し、該左眼映像及び右眼映像の表示用
濃淡データから該範囲内の該ビアホール充填物の濃度を
求め、該表示用濃淡データに対し該範囲内の該濃度を差
引く。
【0010】上記の如く構成されたX線立体ビデオ装置
において、指定手段6で、互いに重なっているビアホー
ル充填物像を指定する。これにより、該ビアホール充填
物像の範囲が設計データに基づいて特定され、その濃度
が差引かれる。したがって、1つのビアホール充填物立
体映像が抽出表示され、空洞欠陥を正確に検出すること
ができる。また、互いに重なっているビアホール充填物
像の個々の範囲の特定が極めて容易に行われる。
【0011】本第2発明に係るビアホール充填物検査用
X線立体ビデオ装置では、上記設計データ記憶手段7及
び指定像削除手段8の代りに、次のような濃度分布作成
手段及び指定像削除手段を備えている。
【0012】この濃度分布作成手段は、該左眼映像及び
右眼映像の表示用濃淡データから、指定手段6で指定さ
れた範囲内の濃度分布を求め、これを段階的に表示させ
る。
【0013】また、指定像削除手段は、該左眼映像及び
右眼映像の表示用濃淡データに対し、該指定範囲以外を
クリアし、かつ、指定手段6で指定された該濃度分布中
の濃度に基づいて、該表示用濃淡データに対し、該指定
範囲内の該指定濃度に対応した範囲から、該指定濃度を
差引く。
【0014】この構成の場合、設計データ記憶手段7が
不要となり、ハードウエア構成が上記第1発明よりも簡
単になる。
【0015】上記指定手段6は、例えば、マウスを有し
、立体視される3次元空間内でマウスカーソルを移動さ
せて該空間内の位置又は範囲を指定する。
【0016】この構成の場合、立体視される3次元空間
内の位置又は範囲を容易に指定することができ、操作性
がよい。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
【0018】(1)第1実施例 図2はビアホール充填物検査用X線立体ビデオ装置の概
略構成を示す斜視図である。
【0019】検査対象としての試料10は、セラミック
等の基板に形成されたビヤホールに、層間導通用の導体
が充填されている。この試料10は、X−Yステージ1
2上に載置されている。一方、光軸が互いに試料10上
で交わるように、X線源14A及び14Bが固定側に配
置されている。また、X線源14A及び14Bに対向し
て、試料10を介しX線カメラ16L及び16Rが固定
側に配置されている。X線カメラ16L及び16Rは、
蛍光板でX線像を可視光像に変換し、その像を固体撮像
素子で撮像する構成となっている。
【0020】X線カメラ16L及び16Rの出力は、画
像処理装置18を介してモニタテレビ20に供給され、
X線カメラ16Lで見た試料10の左眼映像及びX線カ
メラ16Rで試料10を見た右眼映像が、1フィールド
毎に交互にモニタテレビ20に表示される。モニタテレ
ビ20の画面には偏光板22が取り付けられており、一
方、検査者は液晶立体視メガネ24を装着している。偏
光板22の透過軸方位は例えば図示X方向になっている
。液晶立体視メガネ24の透過軸方位は画像処理装置1
8により制御され、偏光板22に左眼映像が映っている
場合には、液晶立体視メガネ24の左眼部分の透過軸方
位が図示X方向となり、他方、液晶立体視メガネ24の
右眼部分の透過軸方位がX軸に垂直な図示Y方向となっ
て、左眼でのみ左眼映像が観察される。同様に、偏光板
22に右眼映像が映っている場合には、液晶立体視メガ
ネ24の右眼部分の透過軸方位が図示X方向となり、他
方、液晶立体視メガネ24の左眼部分の透過軸方位が図
示Y方向となって、右眼でのみ右眼映像が観察される。
【0021】画像処理装置18にはまた、X−Yステー
ジ12から試料10の位置座標データが供給され、マウ
ス26からカーソル位置座標データ及び左右のクリック
信号が供給される。
【0022】画像処理装置18の構成を図3に示す。
【0023】X線カメラ16L及び16Rからの映像信
号は、それぞれA/D変換器28L及び28Rでデジタ
ル化され、画像バッファメモリ30L及び30Rに格納
される。画像処理回路32は、画像バッファメモリ30
L及び30Rに格納された画像の濃淡及びエッジを明瞭
化して、それぞれ画像メモリ34L及び34Rに格納す
る。画像メモリ34L及び34Rに格納された画像は、
1フィールド毎に交互に切換スイッチ36を介して画像
出力回路38で読み出され、アナログ映像信号に変換さ
れてモニタテレビ20に表示される。切換スイッチ36
は、画像出力回路38で生成される垂直同期信号に同期
して切り換え制御される。この垂直同期信号は液晶ドラ
イバ40にも供給され、液晶ドライバ40はこれに同期
して液晶立体視メガネ24の透過軸方位を制御し、検査
者の見る映像を立体化する。
【0024】一方、マウス26から出力される座標信号
及びクリック信号は、XYZ変換器42に供給されてX
YZ直交座標に変換される。例えば、左右のクリック押
釦スイッチを共に押さない状態でマウス26を動かすと
、XY座標がこれに伴って変化し、左クリックを押した
状態でマウス26を動かすと、XZ座標がこれに伴って
変化する。XYZ変換器42から出力されるXYZ座標
は、左xy変換器44L及び右xy変換器44Rに供給
され、それぞれ左眼映像上のxy直交座標及び右眼映像
上のxy直交座標に変換された後、画像処理回路32に
供給される。マウス26のクリック信号出力は、割込み
信号として直接画像処理回路32へも供給される。
【0025】画像処理回路32はコンピュータで構成さ
れており、例えば左クリック信号に基づいて図4に示す
割込み処理を開始す。すなわち、画像処理回路32は、
左xy変換器44L及び右xy変換器44Rからの座標
データ並びにX−Yステージ12からの試料10の位置
座標データを読込み、かつ、設計データメモリ46に格
納されている試料10のビヤホール位置座標データを読
み出して、重なり画像に対する図4の割込み処理を行う
【0026】図5は、図4の処理説明図であって、左列
は検査者に見える立体映像を示し、中央列はモニタテレ
ビ20に表示される左眼映像を示し、右列はモニタテレ
ビ20に表示される右眼映像を示す。同図(A1)に示
す如く、ビアホール充填物立体映像48とビアホール充
填物立体映像50とが重なって見える場合に、前記割込
みがかかったとする。この時、左眼映像には同図(L1
)に示す如く、ビアホール充填物左眼映像48L及び5
0Lが見え、右眼映像には同図(R1)に示す如く、ビ
アホール充填物右眼映像48R及び50Rが見える。 以下、括弧内の数値は、図4中のステップ識別番号を示
す。
【0027】(100)重なって見えるビアホール充填
物立体映像48及び50を各々マウス26で指定する。 図5(T2)中の点P及び点Qはそれぞれビアホール充
填物立体映像48及び50を指定する点であり、確認の
ために表示される。これら指定点の左眼映像及び右眼映
像は同図(L2)及び(R2)に示す如くなり、検査者
はこれを3次元空間内の点として確認する。なお、この
指定は、後述の第3実施例のような、立体的な範囲指定
であってもよい。
【0028】(102)図3において、XYZ変換器4
2は、左xy変換器44L及び右xy変換器44Rから
の2次元座標と、X−Yステージ12からの試料10の
位置座標とから、試料10中の指定点を求め、この指定
点に対応したビヤホール位置座標を設計データメモリ4
6から読み出す。図5(L3)及び(R3)は、ビアホ
ール充填物左眼映像48L及びビアホール充填物右眼映
像48Rに対応した、読み出された設計データに基づく
ビアホール左眼映像48DL及びビアホール右眼映像4
8DRを示す。
【0029】(104)ステップ100で指定された対
象の範囲を、ステップ102で読み出された設計データ
に基づいて特定する。すなわち、図5に示すビアホール
充填物左眼映像48L、50L及びビアホール充填物右
眼映像48R及び50Rの範囲を特定する。
【0030】(106)ステップ100で指定された対
象の識別番号i(i=1〜n)を1に初期設定する。
【0031】(108)第i対象の濃度を図5(L2)
及び(R2)から求める。この濃度は、互いに重なって
いる部分以外の各々の対象の濃度平均値である。
【0032】(110)第i対象の濃度を、第i対象の
範囲から差し引く。例えば第i対象がビアホール充填物
立体映像48とすると、図5(L3)及び(R3)に示
す設計ビアホール左眼映像48DL及び設計ビアホール
右眼映像48DRの範囲から、各範囲についてステップ
108で求めた濃度を差し引く。
【0033】これにより、左眼映像及び右眼映像は図5
(L4)及び(R4)に示す如くなり、検査者には、同
図(T4)に示す如く、ビアホール充填物立体映像50
のみが見える。したがって、ビアホール充填物立体映像
48、50が互いに重なって見え、かつ、重なった部分
に空洞がある場合、その空洞がビアホール充填物立体映
像50にあるのかどうか及びその空洞の大きさを知るこ
とができる。
【0034】(112、114)i<nであればiの値
をインクリメントし、次のステップ116へ進む。i=
nであれば処理を終了する。
【0035】(116)例えばマウス26の左右のクリ
ック押釦スイッチが同時に押されると、上記ステップ1
08へ戻る。
【0036】(2)第2実施例 図6は第2実施例のビアホール充填物検査用X線立体ビ
デオ装置の概略構成を示す斜視図である。
【0037】このビアホール充填物検査用X線立体ビデ
オ装置は、図2に示す偏光板22及び液晶立体視メガネ
24の代わりに液晶シャッタ22A及び偏光メガネ24
Aを用い、図3に示す液晶ドライバ40でこの液晶シャ
ッタ22Aを駆動する他は、第1実施例と同一である。
【0038】(3)第3実施例 第3実施例のビアホール充填物検査用X線立体ビデオ装
置のハードウエア構成は、図3において、設計データメ
モリ46を用いていない他は図3と同一になっている。 図7は、図4に対応した処理を示す。図8は図7の処理
説明図であるって、左列は検査者に見える立体映像を示
し、中央列はモニタテレビ20に表示される左眼映像を
示し、右列はモニタテレビ20に表示される右眼映像を
示す。同図(A1)に示す如く、ビアホール充填物立体
映像52、54間が重なって見える場合に、マウス26
のクリック押釦スイッチを押すことにより割込みがかか
ったとする。この時、左眼映像には同図(L1)に示す
如く、ビアホール充填物左眼映像52L及び54Lが見
え、右眼映像には同図(R1)に示す如く、ビアホール
充填物右眼映像52R及び54Rが見える。以下、括弧
内の数値は、図7中のステップ識別番号を示す。
【0039】(200)マウス26で、3次元立体映像
空間内においてマウスカーソルを移動させ、抽出範囲を
図8(T2)に示す如く3次元的に指定する。この指定
は、図示の如く直方体の頂点の3点P1、P2及びP3
を指定する。この直方体の左眼映像及び右眼映像は同図
(L2)及び(R2)に示す如くなる。
【0040】(202)図8(L3)及び(R3)に示
す如く、マウス26で指定された範囲以外の画像をクリ
アする。これにより、検査者が見る映像は同図(T3)
に示す如くなる。この映像中にはまだ、ビアホール充填
物立体映像54の両端部が切除された像54aが残って
いる。このビアホール充填物立体映像54aを除去する
ために、以下のような処理を行う。
【0041】(204)ステップ200で抽出された範
囲の濃度分布を求める。例えば図9に示す如く、ビアホ
ール充填物左眼映像52Lとビアホール充填物左眼映像
54aLとの間に濃度差がある場合、濃度561〜56
3からなる濃度分布図56が求められる。この濃度分布
は、例えば、濃度のエッジを検出し、エッジで囲まれる
各範囲についてその平均値を求めることにより行われる
。この濃度分布図56は、図8(L3)及び(R3)に
示す如く、画面に表示される。
【0042】(208)検査者は、図9において、マウ
スカーソルを濃度分布図56の濃度561及び563に
当ててクリックすることにより、削除範囲を決めるため
の濃度を指定し、次に、マウスカーソルを濃度分布図5
6の濃度563に当ててクリックすることにより、この
削除範囲で差引く濃度として濃度563を指定する。
【0043】(210)ビアホール充填物左眼映像54
aL及びこれに対応した右眼映像が、選択された削除範
囲として縁取り表示される。
【0044】(212)この範囲でよければ、例えばマ
ウス26の左クリック押釦スイッチを押すことにより、
次のステップ214へ進み、この選択が間違っていれば
、例えばマウス26の右クリック押釦スイッチを押すこ
とにより、上記ステップ208へ戻る。
【0045】(214)図9に示すビアホール充填物左
眼映像54aLの範囲について、濃度563の濃度が差
し引かれる。右眼映像についてもこれと同様である。
【0046】このような処理により、図8(L4)及び
(R4)に示す如く、ビアホール充填物左眼映像52L
及びビアホール充填物右眼映像52Rのみが抽出され、
検査者には同図(T4)に示すようなビアホール充填物
立体映像52のみが見える。
【0047】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば、図2において、X線源及びX線カメラ
をそれぞれ1つだけ用い、X−Yステージ12の代りに
X−Y−θステージを用い、θステージで試料10を回
転させて左眼映像と右眼映像を作成する構成であっても
よい。また、液晶立体視メガネ24の代りに、右眼透過
軸方位と左眼透過軸方位が固定された偏光眼鏡を用い、
偏光板22の代りに、透過軸方位が0゜と90゜の間で
交互に制御される液晶シャッタを用いてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明した如く、本第1及び第2の発
明に係るビアホール充填物検査用X線立体ビデオ装置で
は、ビアホール充填物像が互いに重なって見えても空洞
欠陥を正確に検出することができるという効果を奏し、
多層プリント配線板の検査の正確化に寄与するところが
大きい。
【0049】本第1発明に係るビアホール充填物検査用
X線立体ビデオ装置では、互いに重なっているビアホー
ル充填物像を指定することにより、ビアホール充填物像
の範囲が設計データに基づいて特定されるので、ビアホ
ール充填物像の個々の範囲の特定が極めて容易に行われ
、操作性がよいという効果も奏する。
【0050】本第2発明に係るビアホール充填物検査用
X線立体ビデオ装置では、設計データ記憶手段が不要で
あり、ハードウエア構成が第1発明よりも簡単になると
いう効果を奏する。
【0051】また、第1及び第2の発明において、指定
手段を、マウスを用い、立体視される3次元空間内でマ
ウスカーソルを移動させて該空間内の位置又は範囲を指
定する構成にすれば、立体視される3次元空間内の位置
又は範囲を容易に指定することができ、操作性がよいと
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例のビアホール充填物検査用
X線立体ビデオ装置の概略構成を示す斜視図である。
【図3】図2の装置の回路構成を示すブロック図である
【図4】ビアホール充填物が互いに重なって見える場合
の割込み処理を示すフローチャートである。
【図5】図4の処理説明に供するビアホール充填物X線
透視映像図である。
【図6】本発明の第2実施例のビアホール充填物検査用
X線立体ビデオ装置の概略構成を示す斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例に係り、ビアホール充填物
が互いに重なって見える場合の割込み処理を示すフロー
チャートである。
【図8】図7の処理説明に供するビアホール充填物X線
透視映像図である。
【図9】ビアホール充填物のX線透視濃度分布説明図で
ある。
【図10】従来技術の問題点説明に供するビアホール充
填物X線透視斜視図である。
【符号の説明】
10  試料 12  X−Yステージ 14A、14B  X線源 16L、16R  X線カメラ 18  画像処理装置 20  モニタテレビ 22  偏光板 22A  液晶シャッタ 24  液晶立体視メガネ 24A  偏光メガネ 26  マウス 48、50、52、54、54a  ビアホール充填物
立体映像 48L、50L、52L、54L、54aL  ビアホ
ール充填物左眼映像 48R、50R、52R、54R  ビアホール充填物
右眼映像 48DL  設計ビアホール左眼映像 48DR  設計ビアホール右眼映像 49  空洞部 56  濃度分布図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  X線源(1)とX線カメラ(2)との
    間に、ビアホール充填物を含む試料(3)を配置し、該
    X線カメラで該試料の左眼映像と右眼映像とを撮像し、
    表示装置(4)に該試料の左眼映像と右眼映像とを交互
    に表示させ、偏光切換手段(5)で該左眼映像を検査者
    の左眼に入射させ該右眼映像を検査者の右眼に入射させ
    て画像を立体視させるビアホール充填物検査用X線立体
    ビデオ装置において、該立体視される空間内の位置又は
    範囲を指定するための指定手段(6)と、該試料に含ま
    れるビアホール充填物の位置を示す設計データが格納さ
    れた設計データ記憶手段(7)と、該指定手段で指定さ
    れたビアホール充填物に対応した設計データを、該設計
    データ記憶手段から読み出して、該ビアホール充填物の
    範囲を特定し、該左眼映像及び右眼映像の表示用濃淡デ
    ータから該範囲内の該ビアホール充填物の濃度を求め、
    該表示用濃淡データに対し該範囲内の該濃度を差引く指
    定像削除手段(8)と、を有することを特徴とするビア
    ホール充填物検査用X線立体ビデオ装置。
  2. 【請求項2】  X線源(1)とX線カメラ(2)との
    間に、ビアホール充填物を含む試料(3)を配置し、該
    X線カメラで該試料の左眼映像と右眼映像とを撮像し、
    表示装置(4)に該試料の左眼映像と右眼映像とを交互
    に表示させ、偏光切換手段(5)で該左眼映像を検査者
    の左眼に入射させ該右眼映像を検査者の右眼に入射させ
    て画像を立体視させるビアホール充填物検査用X線立体
    ビデオ装置において、該立体視される空間内の位置又は
    範囲を指定するための指定手段(6)と、該左眼映像及
    び右眼映像の表示用濃淡データから、該指定手段で指定
    された範囲内の濃度分布を求め、これを段階的に表示さ
    せる濃度分布作成手段と、該左眼映像及び右眼映像の表
    示用濃淡データに対し、該指定範囲以外をクリアし、か
    つ、該指定手段で指定された該濃度分布中の濃度に基づ
    いて、該表示用濃淡データに対し、該指定範囲内の該指
    定濃度に対応した範囲から、該指定濃度を差引く指定像
    削除手段(8)と、を有することを特徴とするビアホー
    ル充填物検査用X線立体ビデオ装置。
  3. 【請求項3】前記指定手段(6)は、マウス(26)を
    有し、立体視される3次元空間内でマウスカーソルを移
    動させて該空間内の位置又は範囲を指定することを特徴
    とする請求項1又は2記載のビアホール充填物検査用X
    線立体ビデオ装置。
JP4381391A 1991-03-08 1991-03-08 ビアホール充填物検査用x線立体ビデオ装置 Withdrawn JPH04279809A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009014514A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Jfe Engineering Kk 配管の腐食診断方法
JP2014184492A (ja) * 2013-03-21 2014-10-02 Motoronikusu:Kk X線画像検出装置付穴あけ加工機械のx線カメラの変動補正装置

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