JPH0427839Y2 - - Google Patents

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JPH0427839Y2
JPH0427839Y2 JP1985159192U JP15919285U JPH0427839Y2 JP H0427839 Y2 JPH0427839 Y2 JP H0427839Y2 JP 1985159192 U JP1985159192 U JP 1985159192U JP 15919285 U JP15919285 U JP 15919285U JP H0427839 Y2 JPH0427839 Y2 JP H0427839Y2
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liquid supply
pulse signal
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liquid
pulse
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ローリ出荷等の定量給油に用いて
好適な給油装置に関する。
〔従来技術〕
タンクローリへの出荷等、一時に多量の油を給
油する場合には、給油量の温度補正を行なう必要
がある。
このため、従来の定量給油を自動的に行なう給
液装置においては、常時油の温度を検出し、給油
量を温度補正して定重量の油を出荷するようにし
ていた。すなわち、従来の給液装置は温度補正機
能を持つことにより、定体積給油(温度の変化に
拘らず、1Kl,2Kl等の単位で給油すること)を
行なうのではなく、定重量給油(温度の変化に応
じて給油量を加減し、結果として一定重量で給油
すること)を行なつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、顧客の中には昔からの慣例により、
定体積給油を望むものがいる。従来、このような
顧客に対しては、従業員がその都度装置の仕様を
定重量給油から定体積給油に切り替え、そして、
給油後、再び定重量給油に戻すという極めて煩雑
な作業を行なつていた。
この考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、定体積給油〓定重量給油間の切替え作業を自
動化した給液装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、顧客の識
別データが記録されたカードから該顧客識別デー
タを読取るカードリーダと、給液路に設けられ、
液体の温度を検出する温度検出手段と、前記給液
路に設けられた流量計に付設され、前記液体の流
量に応じた流量パルス信号を出力する流量パルス
発信器と、前記流量計の下流側の前記給液路に設
けられ、給液を停止する給液停止手段と、前記流
量パルス発信器及び前記温度検出手段から出力が
供給され、前記流量パルス信号に対応したパルス
信号、および該流量パルス信号に対応したパルス
信号を前記温度検出手段の検出結果に基づいて補
正した補正パルス信号、の双方を出力するパルス
補正手段と、前記パルス補正手段からパルス信号
及び補正パルス信号が供給され、前記カードリー
ダによりカードから読取つた顧客識別データと、
該顧客識別データに対応して予め登録されている
顧客別情報とに基づき顧客が定体積給液を所望す
るか定重量給液を所望するかを判別し、定体積給
液と判別した場合は前記パルス信号を出力する一
方、定重量給液と判別した場合は前記補正パルス
信号を出力する切替手段と、該切替手段から供給
される前記パルス信号もしくは前記補正パルス信
号を計数して給液量を算出し、該算出した給液量
が予め設定した出荷量に合致したとき前記給液停
止手段を作動させ、定量給液を終了させる定量給
液手段とを具備してなることを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、カードをカードリーダへ読取
らせると、切替手段はカードリーダにより読取つ
た顧客識別データと顧客別情報とに基づき、定体
積給液と判別した場合はパルス信号を出力し、定
重量給液と判別した場合は補正パルス信号を出力
する。これに伴い、定量給液手段はパルス信号ま
たは補正パルス信号を計数して給液量を算出し、
給液量が出荷量に合致したとき定量給液を終了さ
せる。これにより、定体積給液あるいは定重量給
液の切替えを自動的に行うことができるため、従
来の如く従業員の煩雑な切替作業を不要とするこ
とができる。
〔実施例〕
以下、図を参照してこの考案の一実施例につい
て説明する。
図は、この考案の一実施例による給液装置に構
成を示すブロツク図である。この図において、図
示せぬポンプにより管路1を圧送された油は、流
量計2および開閉弁3を介してローリ4へ出荷さ
れるようになつている。また、流量計2と開閉弁
3との間の管路1には、油の温度を検出し、電気
信号に変換して出力する測温抵抗体5が設けられ
ている。
前記流量計2には流量パルス発信器6が付設さ
れており、この流量パルス発信器6は、管路1を
流れる油の流量に応じた周期で流量パルスPを発
生し、パルス補正回路7へ供給する。
このパルス補正回路7は、温度の変化に応じて
計量に補正を加えるものであり、係数補正回路8
と、温度補正回路9とからなり、前記流量パルス
Pは係数補正回路8へ供給されるようになつてい
る。
係数補正回路8は、流量パルスPを計量単位に
換算し易いように分周するもので、例えば、0.25
/パルスの流量パルスPを1/4に分周して1
/パルスとする。このように係数補正回路8に
おいて分周された流量パルスPは、非補正パルス
NPとして温度補正回路9および切替回路10へ
供給される。
温度補正回路9は、非補正パルスNPを温度補
正するもので、測温抵抗体5の検出結果に基づ
き、非補正パルスNPの周期に0.9〜1.1までの温
度係数を掛け、油の温度に応じた周期のパルス信
号とし、これを補正パルスDPとして前記切替回
路10へ供給する。
なお、このパルス補正回路7は外部に設置した
比重設定器(図示せず)からの信号で多種比重の
流体の温度補正が可能である。
一方、11はカードリーダであり、顧客が自参
した顧客別のカードを読み取り、コンピユータ1
2へ供給する。このカードには顧客別の番号等が
記録されている。
コンピユータ12は、カードリーダ11から供
給されるカードデータに基き、前記切替回路10
の切替えを行なう。すなわち、コンピユータ12
は、カードデータの顧客別番号により、予め登録
されている顧客別情報に基づいて同顧客が定体積
給油を希望するのか、もしくは定重量給油を希望
するのかを判断し、定体積給油を希望するのであ
れば切替回路10に非補正パルスNPを選択通過
させる一方、定重量給油を希望するのであれば、
切替回路10に補正パルスDPを選択通過させる。
こうして、切替回路10においてコンピユータ1
2の指令により、非補正パルスNPもしくは補正
パルスDPが選択され、定量出荷回路13へ供給
される。
定量出荷回路13は、非補正パルスNPもしく
は補正パルスDPに基づいて給油量を算出し、前
記開閉弁3を制御して定量出荷を行なうもので、
給油量算出回路14と、設定回路15とからな
り、上記非補正パルスNPもしくは補正パルスDP
は給油量算出回路14へ給油されるようになつて
いる。
給油量出荷回路14は、供給されるパルスNP
もしくはDPのパルス数をカウントして給油量を
求め、その給油量が設定回路15に予め設定され
た出荷量と一致したならば、開閉弁3を閉じる。
又設定回路15の出荷量の設定は従業員が、もし
くは登録されている顧客別情報に基づいてコンピ
ユータ12が行なう。
以上の構成において、顧客が、自参したカード
をカードリーダ11に差し込むとカードの記録内
容がカードリーダ11によつて読み取られ、コン
ピユータ12へ供給される。コンピユータ12
は、カードリーダ11から供給されたカードデー
タの顧客番号に基き、予め登録されている顧客別
情報を検索し、検索結果から同顧客から定体積給
油を希望するか、もしくは定重量給油を希望する
かを判断して切替回路10へ切替指令を供給し、
同時にポンプを作動させる。
次いで、設定回路15に出荷量の設定が終了す
ると、開閉弁3が開かれ、ポンプにより圧送され
た油が管路1を通つてタンクローリ4へ供給され
る。その際同時に流量計2によつて流量が計測さ
れ、又、流量パルス発信器6から流量パルスPが
出力され係数補正回路8へ供給される。流量パル
スPは、この係数補正回路8によつて計量単位に
換算し易い周期に分周され非補正パルスNPとし
て切替回路10へ供給される。又、非補正パルス
NPは、同時に温度補正回路9へ供給され、この
温度補正回路9において、温度に応じた周期の補
正パルスDPに変換されて切替回路10へ供給さ
れる。
切替回路10では、前述したコンピユータ12
の指令に基づいて、非補正パルスNPもしくは補
正パルスDPのいずれか一方が選択され、給油量
算出回路14へ供給される。この給油量算出回路
14では、パルスNPもしくはDPのパルス数がカ
ウントされ、給油量が算出される。そして、この
算出した給油量が設定回路15に設定されている
出荷量と一致したならば、開閉弁3が閉じられ、
給油が停止する。
このように定体積給油あるいは定重量給油の切
換えが自動的に行なわれる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、顧客の識
別データが記録されたカードから該顧客識別デー
タを読取るカードリーダと、給液路に設けられ、
液体の温度を検出する温度検出手段と、前記給液
路に設けられた流量計に付設され、前記液体の流
量に応じた流量パルス信号を出力する流量パルス
発信器と、前記流量計の下流側の前記給液路に設
けられ、給液を停止する給液停止手段と、前記流
量パルス発信器及び前記温度検出手段から出力が
供給され、前記流量パルス信号に対応したパルス
信号、および該流量パルス信号に対応したパルス
信号を前記温度検出手段の検出結果に基づいて補
正した補正パルス信号、の双方を出力するパルス
補正手段と、前記パルス補正手段からパルス信号
及び補正パルス信号が供給され、前記カードリー
ダによりカードから読取つた顧客識別データと、
該顧客識別データに対応して予め登録されている
顧客別情報とに基づき顧客が定体積給液を所望す
るか定重量給液を所望するかを判別し、定体積給
液と判別した場合は前記パルス信号を出力する一
方、定重量給液と判別した場合は前記補正パルス
信号を出力する切替手段と、該切替手段から供給
される前記パルス信号もしくは前記補正パルス信
号を計数して給液量を算出し、該算出した給液量
が予め設定した出荷量に合致したとき前記給液停
止手段を作動させ、定量給液を終了させる定量給
液手段とを具備する構成としたもので、下記各項
の効果を奏することができる。
定体積給液あるいは定重量給液の切替えを自
動的に行うことを可能としているため、従来の
如く従業員が煩雑な切替作業を行わなくとも済
み、これにより、切替作業における判断ミスを
回避することができる。
また、従来の如く上記の判断ミスを回避する
ために定体積給液を行う設備と定重量給液を行
う設備の2種類の設備を設けることが不要とな
るため、設備費用を削減することができる。
また、タンクローリ車へ積み込んだ油液を、
温度補正装置を備えていない給油機が接続され
た油液貯溜タンクへ積み降ろす場合には、油槽
所でタンクローリ車に対し、本考案の給液装置
の切替手段により「定体積給液」出荷へ自動的
に切替えて油液を積み込めば、積み降ろし場所
(例えば給油所)における給油機で計測された
給油量(積算給油量)と、該タンクローリ車か
ら前記油液貯溜タンクへ積み降ろした積み降ろ
し量とから、積み降ろし場所の油液貯溜タンク
の残油量を「定体積」で把握することが可能で
ある。他方、油槽所でタンクローリ車に対し、
本考案の給液装置の切替手段により「定重量給
液」出荷へ自動的に切替えて油液を積み込め
ば、積み降ろし場所における給油機で計測され
た給油量(積算給油量)と、該タンクローリ車
から前記油液貯溜タンクへ積み降ろした積み降
ろし量とから、積み降ろし場所の油液貯溜タン
クの残油量を「定重量」で把握することが可能
である。これにより、前述した油液貯溜タンク
の残油量を監視することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は、この考案の一実施例による給液装置の構
成を示すブロツク図である。 1……管路(給液路)、3……開閉弁(給液停
止手段)、5……測温抵抗体(温度検出手段)、7
……流量パルス補正回路(パルス補正手段)、1
0……切替回路、12……コンピユータ(以上1
0,12は切替手段)、11……カードリーダ、
13……定量出荷回路(定量給液手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 顧客の識別データが記録されたカードから該顧
    客識別データを読取るカードリーダと、 給液路に設けられ、液体の温度を検出する温度
    検出手段と、 前記給液路に設けられた流量計に付設され、前
    記液体の流量に応じた流量パルス信号を出力する
    流量パルス発信器と、 前記流量計の下流側の前記給液路に設けられ、
    給液を停止する給液停止手段と、 前記流量パルス発信器及び前記温度検出手段か
    ら出力が供給され、前記流量パルス信号に対応し
    たパルス信号、および該流量パルス信号に対応し
    たパルス信号を前記温度検出手段の検出結果に基
    づいて補正した補正パルス信号、の双方を出力す
    るパルス補正手段と、 前記パルス補正手段からパルス信号及び補正パ
    ルス信号が供給され、前記カードリーダによりカ
    ードから読取つた顧客識別データと、該顧客識別
    データに対応して予め登録されている顧客別情報
    とに基づき顧客が定体積給液を所望するか定重量
    給液を所望するかを判別し、定体積給液と判別し
    た場合は前記パルス信号を出力する一方、定重量
    給液と判別した場合は前記補正パルス信号を出力
    する切替手段と、 該切替手段から供給される前記パルス信号もし
    くは前記補正パルス信号を計数して給液量を算出
    し、該算出した給液量が予め設定した出荷量に合
    致したとき前記給液停止手段を作動させ、定量給
    液を終了させる定量給液手段とを具備してなるこ
    とを特徴とする給油装置。
JP1985159192U 1985-10-17 1985-10-17 Expired JPH0427839Y2 (ja)

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JP1985159192U JPH0427839Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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JP1985159192U JPH0427839Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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JPS6266000U JPS6266000U (ja) 1987-04-24
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ID=31083391

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JP1985159192U Expired JPH0427839Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520145A (en) * 1978-07-26 1980-02-13 Oval Eng Co Ltd Fluid shipping apparatus

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6089196U (ja) * 1983-11-22 1985-06-19 株式会社富永製作所 給油装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520145A (en) * 1978-07-26 1980-02-13 Oval Eng Co Ltd Fluid shipping apparatus

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JPS6266000U (ja) 1987-04-24

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