JPH04276722A - アクティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイ - Google Patents
アクティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイInfo
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- JPH04276722A JPH04276722A JP3037652A JP3765291A JPH04276722A JP H04276722 A JPH04276722 A JP H04276722A JP 3037652 A JP3037652 A JP 3037652A JP 3765291 A JP3765291 A JP 3765291A JP H04276722 A JPH04276722 A JP H04276722A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ディスプレイ、特
に薄膜トランジスタ(TFT)を用いたアクティブマト
リクス駆動型液晶ディスプレイに関するものである。
に薄膜トランジスタ(TFT)を用いたアクティブマト
リクス駆動型液晶ディスプレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のアクティブマトリクス駆動型液晶
ディスプレイは目ざましい進歩を遂げ、高画質、高精細
などの特徴からラップトップパソコンなどへ積極的に応
用されている。アクティブマトリクス駆動型液晶ディス
プレイはアクティブマトリクス基板と対向電極基板とを
備えており、アクティブマトリクス基板上には、TFT
(薄膜トランジスタ)などの駆動素子アレイが、対向電
極基板上には表示領域全面に対向電極がそれぞれ形成さ
れている。
ディスプレイは目ざましい進歩を遂げ、高画質、高精細
などの特徴からラップトップパソコンなどへ積極的に応
用されている。アクティブマトリクス駆動型液晶ディス
プレイはアクティブマトリクス基板と対向電極基板とを
備えており、アクティブマトリクス基板上には、TFT
(薄膜トランジスタ)などの駆動素子アレイが、対向電
極基板上には表示領域全面に対向電極がそれぞれ形成さ
れている。
【0003】図5は従来のアクティブマトリクス基板の
平面図、図6はその一部(図5のA−A’)断面図であ
る。図5及び図6において、1はガラス基板、3はデー
タ線、4はゲートバス、5はTFT、6は画素電極、7
はパッシベーション、そして10は配向膜である。また
、図7は従来の対向電極基板の平面図、図8はその一部
(図7のA−A’)断面図である。図7において線で囲
まれた図形はブラックマスク8の開口部である。そして
、図8において、2はガラス基板であり、その表面の一
部にクロム(Cr)などの金属薄膜からなるブラックマ
スク8が形成され、表示領域全面にITO(Indiu
m Tin Oxide)からなる対向電極9と配
向膜10が形成されている。
平面図、図6はその一部(図5のA−A’)断面図であ
る。図5及び図6において、1はガラス基板、3はデー
タ線、4はゲートバス、5はTFT、6は画素電極、7
はパッシベーション、そして10は配向膜である。また
、図7は従来の対向電極基板の平面図、図8はその一部
(図7のA−A’)断面図である。図7において線で囲
まれた図形はブラックマスク8の開口部である。そして
、図8において、2はガラス基板であり、その表面の一
部にクロム(Cr)などの金属薄膜からなるブラックマ
スク8が形成され、表示領域全面にITO(Indiu
m Tin Oxide)からなる対向電極9と配
向膜10が形成されている。
【0004】そして、この二枚の基板を貼り合わせ、二
枚の基板間に液晶を注入することにより、アクティブマ
トリクス駆動型液晶ディスプレイがが構成されている。 図9は従来のアクティブマトリクス駆動型液晶ディスプ
レイの平面図、図10はその一部(図9のA−A’)断
面図である。図9及び図10に示されているように、ア
クティブマトリクス基板上のデータ線3やゲートバス4
の配線領域やTFT5領域は、対向電極基板上のブラッ
クマスク8により遮光されている。
枚の基板間に液晶を注入することにより、アクティブマ
トリクス駆動型液晶ディスプレイがが構成されている。 図9は従来のアクティブマトリクス駆動型液晶ディスプ
レイの平面図、図10はその一部(図9のA−A’)断
面図である。図9及び図10に示されているように、ア
クティブマトリクス基板上のデータ線3やゲートバス4
の配線領域やTFT5領域は、対向電極基板上のブラッ
クマスク8により遮光されている。
【0005】このブラックマスク8を設ける目的は二つ
ある。一つはTFTチャネル領域を遮光し、対向基板側
からの入射光による光電効果を抑えることである。そし
て、もう一つは、参考文献(1)A.LIEN「 I.
D.R.C. EURODISPLAY’90 DIG
EST P248−251」、(2)T. ONOZA
WA「 J.J.A.P. 1990 Vol.29
No.10 P1853−1855」、(3)高橋栄一
他「第16回液晶討論会資料 P212−213」、
及び(4)実開平2−38263号公報に記載されてい
るように、データ線3、ゲートバス4、及び対向電極9
間の電界により、液晶分子が動作してしまう領域(図9
及び図10において斜線を付した部分)を遮光するため
である。例えば、TN方式の場合、この領域の光透過率
が制御できないため、ブラックマスクでこの領域を遮光
しないと、コントラストなどの表示品位が低下してしま
う。
ある。一つはTFTチャネル領域を遮光し、対向基板側
からの入射光による光電効果を抑えることである。そし
て、もう一つは、参考文献(1)A.LIEN「 I.
D.R.C. EURODISPLAY’90 DIG
EST P248−251」、(2)T. ONOZA
WA「 J.J.A.P. 1990 Vol.29
No.10 P1853−1855」、(3)高橋栄一
他「第16回液晶討論会資料 P212−213」、
及び(4)実開平2−38263号公報に記載されてい
るように、データ線3、ゲートバス4、及び対向電極9
間の電界により、液晶分子が動作してしまう領域(図9
及び図10において斜線を付した部分)を遮光するため
である。例えば、TN方式の場合、この領域の光透過率
が制御できないため、ブラックマスクでこの領域を遮光
しないと、コントラストなどの表示品位が低下してしま
う。
【0006】ここで、データ線3、ゲートバス4、及び
対向電極9間の電界により、液晶分子が動作してしまう
点について説明しておく。図11は従来のアクティブマ
トリクス駆動型液晶ディスプレイにおけるデータ線、画
素電極、対向電極間の電気力線の分布図である。図示さ
れているようにデータ線3から対向電極9、画素電極6
へ電気力線が分布している。そして、特にデータ線3と
対向電極9の距離が近いため、その間の電界が強く、そ
の電界の横方向成分が液晶分子に影響を与える結果、デ
ータ線3の脇の液晶分子が動作して光漏れを起こしたり
、画素電極6上にリバーステイルトによるディスクリネ
ーションラインが発生していた。そして、参考文献(1
)、(2)ではシミュレーションにより電界分布を求め
、ディスクリネーションが発生する位置を求めている。 また、参考文献(3)ではこの現象にティルト角が関係
していることを実験により求めている。
対向電極9間の電界により、液晶分子が動作してしまう
点について説明しておく。図11は従来のアクティブマ
トリクス駆動型液晶ディスプレイにおけるデータ線、画
素電極、対向電極間の電気力線の分布図である。図示さ
れているようにデータ線3から対向電極9、画素電極6
へ電気力線が分布している。そして、特にデータ線3と
対向電極9の距離が近いため、その間の電界が強く、そ
の電界の横方向成分が液晶分子に影響を与える結果、デ
ータ線3の脇の液晶分子が動作して光漏れを起こしたり
、画素電極6上にリバーステイルトによるディスクリネ
ーションラインが発生していた。そして、参考文献(1
)、(2)ではシミュレーションにより電界分布を求め
、ディスクリネーションが発生する位置を求めている。 また、参考文献(3)ではこの現象にティルト角が関係
していることを実験により求めている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の文献には具体的な対策が明示されておらず、参考文献
(4)に記載された対策では明視方向が変化してしまう
という欠点がある。また、ブラックマスク8は視角が大
きい場合、(液晶ディスプレイを斜めから見る場合)に
も上記の目的を達成するために、画素電極6とある程度
オーバラップして設けられている。このオーバラップ量
は参考文献(1)、(2)によれば最低20ミクロン程
度は必要である。しかしながら、液晶ディスプレイが高
精細化されるに伴い、ブラックマスク8の開口率が低下
するため、オーバラップ量は小さい方が望ましいにもか
かわらず、それが実現できないという問題点があった。
の文献には具体的な対策が明示されておらず、参考文献
(4)に記載された対策では明視方向が変化してしまう
という欠点がある。また、ブラックマスク8は視角が大
きい場合、(液晶ディスプレイを斜めから見る場合)に
も上記の目的を達成するために、画素電極6とある程度
オーバラップして設けられている。このオーバラップ量
は参考文献(1)、(2)によれば最低20ミクロン程
度は必要である。しかしながら、液晶ディスプレイが高
精細化されるに伴い、ブラックマスク8の開口率が低下
するため、オーバラップ量は小さい方が望ましいにもか
かわらず、それが実現できないという問題点があった。
【0008】さらに、データ線3、ゲートバス4、画素
電極6及び対向電極9間の電界分布により発生するリバ
ースティルトのディスクリネーションラインは、図12
に示すように画素電極コーナー部において画素領域内に
入り込んで発生するため、オーバラップ量を越えてブラ
ックマスク開口部に達し、表示品位が低下する。そして
、これらの領域をブラックマスクで遮光すると、ディス
クリネーションの影響は除去されるが、更に開口率が低
下することにより表示輝度が低下してしまうという問題
点があった。
電極6及び対向電極9間の電界分布により発生するリバ
ースティルトのディスクリネーションラインは、図12
に示すように画素電極コーナー部において画素領域内に
入り込んで発生するため、オーバラップ量を越えてブラ
ックマスク開口部に達し、表示品位が低下する。そして
、これらの領域をブラックマスクで遮光すると、ディス
クリネーションの影響は除去されるが、更に開口率が低
下することにより表示輝度が低下してしまうという問題
点があった。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決してア
クティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイの高い表示
品位を損なうことなく、ブラックマスクの開口率を高め
たアクティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイを提供
することを目的とする。
クティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイの高い表示
品位を損なうことなく、ブラックマスクの開口率を高め
たアクティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイを提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、アクティブマトリクス基板と、対向電
極基板と、該両基板間に配置された液晶とを備えたアク
ティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイにおいて、対
向電極を画素電極に対応したストライプ電極の集合体と
し、データ線上には対向電極を設置しないように構成し
た。
めに、本発明は、アクティブマトリクス基板と、対向電
極基板と、該両基板間に配置された液晶とを備えたアク
ティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイにおいて、対
向電極を画素電極に対応したストライプ電極の集合体と
し、データ線上には対向電極を設置しないように構成し
た。
【0011】また、前記問題点を解決するために、本発
明は、前記構成に加え、さらに対向電極基板上に黒色顔
料を分散した感光性樹脂により形成したブラックマスク
を設けた。
明は、前記構成に加え、さらに対向電極基板上に黒色顔
料を分散した感光性樹脂により形成したブラックマスク
を設けた。
【0012】
【作用】本発明によれば、以上のようにアクティブマト
リクス駆動型液晶ディスプレイを構成したので、データ
線の脇の領域においては電界強度が低下しデータ線脇の
液晶分子の不要な動きが低下する。これにより、光漏れ
の発生及び画素電極内でのディスクリネーションライン
の発生を防止する。
リクス駆動型液晶ディスプレイを構成したので、データ
線の脇の領域においては電界強度が低下しデータ線脇の
液晶分子の不要な動きが低下する。これにより、光漏れ
の発生及び画素電極内でのディスクリネーションライン
の発生を防止する。
【0013】また、本発明によれば、黒色顔料を分散し
た感光性樹脂により形成したブラックマスクにより、デ
ータ線脇の液晶分子の不用な動きを抑制し、かつ光漏れ
を防止する。
た感光性樹脂により形成したブラックマスクにより、デ
ータ線脇の液晶分子の不用な動きを抑制し、かつ光漏れ
を防止する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例によるア
クティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイの平面図、
図2はそのA−A’断面図である。本実施例の特徴は、
対向電極基板における対向電極9の形状とブラックマス
ク8の材質にある。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例によるア
クティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイの平面図、
図2はそのA−A’断面図である。本実施例の特徴は、
対向電極基板における対向電極9の形状とブラックマス
ク8の材質にある。
【0015】すなわち、対向電極9(ハッチングを付し
た部分)はデータ線3に平行で画素電極6と同一の幅の
ストライプ電極の集合体とした。このストライプ電極は
表示領域外ですべて電気的に接続されている。なお、対
向電極9は公知のフォトリソ・エッチング技術により形
成した。また、ブラックマスク8は黒色顔料を分散させ
た感光性樹脂(富士ハント社製)を用いて形成した。
た部分)はデータ線3に平行で画素電極6と同一の幅の
ストライプ電極の集合体とした。このストライプ電極は
表示領域外ですべて電気的に接続されている。なお、対
向電極9は公知のフォトリソ・エッチング技術により形
成した。また、ブラックマスク8は黒色顔料を分散させ
た感光性樹脂(富士ハント社製)を用いて形成した。
【0016】そして、この対向電極基板と従来と全く同
一のアクティブマトリクス基板とを用いてTN方式NB
(ノーマリブラック)モードの液晶ディスプレイを形成
した。セル間隔は5μm、データ線3の厚さは1μm、
データ線3と画素電極6の距離は10μm、ゲートバス
4と画素電極6の距離は10μm、画素電極6とブラッ
クマスク8のオーバラップ量は5μmとした。
一のアクティブマトリクス基板とを用いてTN方式NB
(ノーマリブラック)モードの液晶ディスプレイを形成
した。セル間隔は5μm、データ線3の厚さは1μm、
データ線3と画素電極6の距離は10μm、ゲートバス
4と画素電極6の距離は10μm、画素電極6とブラッ
クマスク8のオーバラップ量は5μmとした。
【0017】図3は本発明の実施例によるアクティブマ
トリクス駆動型液晶ディスプレイにおけるデータ線、画
素電極、対向電極間の電気力線の分布図である。図に示
されているように、本実施例においてはブラックマスク
8を樹脂(絶縁物)で形成し、かつデータ線上に対向電
極がないために、データ線3の脇の領域においては電界
強度が低下し、液晶分子に対する影響が従来の場合に比
べ低下した。
トリクス駆動型液晶ディスプレイにおけるデータ線、画
素電極、対向電極間の電気力線の分布図である。図に示
されているように、本実施例においてはブラックマスク
8を樹脂(絶縁物)で形成し、かつデータ線上に対向電
極がないために、データ線3の脇の領域においては電界
強度が低下し、液晶分子に対する影響が従来の場合に比
べ低下した。
【0018】図4は本発明の実施例及び従来例のアクテ
ィブマトリクス駆動型液晶ディスプレイにおいて測定し
た光漏れを特性図である。図示されているように、従来
はデータバスの実効電圧が増加して60%(飽和電圧に
相当)を越えると、急激に透過率(光漏れ)が増加する
のに対し、本発明の実施例においては殆ど変化していな
い。
ィブマトリクス駆動型液晶ディスプレイにおいて測定し
た光漏れを特性図である。図示されているように、従来
はデータバスの実効電圧が増加して60%(飽和電圧に
相当)を越えると、急激に透過率(光漏れ)が増加する
のに対し、本発明の実施例においては殆ど変化していな
い。
【0019】また、本実施例においては画素領域内にお
いてリバーステイトルによるディスクリネーションライ
ンも全く発生しなかった。本実施例は一本のデータ線に
接続されるTFTのONする数が多いほど有効であった
。さらに、ブラックマスク8の画素電極6に対するオー
バラップ量を0としても良好な表示品位及び視角特性が
得られた。
いてリバーステイトルによるディスクリネーションライ
ンも全く発生しなかった。本実施例は一本のデータ線に
接続されるTFTのONする数が多いほど有効であった
。さらに、ブラックマスク8の画素電極6に対するオー
バラップ量を0としても良好な表示品位及び視角特性が
得られた。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではない
。例えば、本実施例においては対向電極基板上に絶縁物
で形成したブラックマスクを設けたが、ブラックマスク
を設けずに、データ線上に対向電極を配置しないように
するだけでもデータ線の脇の領域における電界強度が低
下し、液晶分子に対する影響が低下する。
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではない
。例えば、本実施例においては対向電極基板上に絶縁物
で形成したブラックマスクを設けたが、ブラックマスク
を設けずに、データ線上に対向電極を配置しないように
するだけでもデータ線の脇の領域における電界強度が低
下し、液晶分子に対する影響が低下する。
【0021】また、本実施例ではモノクロ表示の場合に
ついて記載したが、カラーフィルタを対向電極基板2上
に設け、カラー表示を行った場合においても全く同様に
有効であった。
ついて記載したが、カラーフィルタを対向電極基板2上
に設け、カラー表示を行った場合においても全く同様に
有効であった。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、アクティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイに
おいて対向電極を画素電極に対応したストライプ電極の
集合体とし、データ線上に対向電極を配置しないように
することにより、データ線の脇の領域における電界強度
を低下させ、液晶分子の不用な動きを抑制したので、光
漏れの発生及び画素電極内でのディスクリネーションラ
インの発生がなくなった。
れば、アクティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイに
おいて対向電極を画素電極に対応したストライプ電極の
集合体とし、データ線上に対向電極を配置しないように
することにより、データ線の脇の領域における電界強度
を低下させ、液晶分子の不用な動きを抑制したので、光
漏れの発生及び画素電極内でのディスクリネーションラ
インの発生がなくなった。
【0023】また、ブラックマスクを絶縁物で形成して
データ線脇の液晶分子の不用な動きを抑制したので、ブ
ラックマスク開口部を従来に比べ大きくし、かつ画素電
極とのオーバラップ量を小さくしても良好な視角特性を
得ることが可能となった。
データ線脇の液晶分子の不用な動きを抑制したので、ブ
ラックマスク開口部を従来に比べ大きくし、かつ画素電
極とのオーバラップ量を小さくしても良好な視角特性を
得ることが可能となった。
【図1】本発明の実施例によるアクティブマトリクス駆
動型液晶ディスプレイの平面図である。
動型液晶ディスプレイの平面図である。
【図2】本発明の実施例によるアクティブマトリクス駆
動型液晶ディスプレイの一部断面図である。
動型液晶ディスプレイの一部断面図である。
【図3】本発明の実施例によるアクティブマトリクス駆
動型液晶ディスプレイにおけるデータ線、画素電極、及
び対向電極間の電気力線の分布図である。
動型液晶ディスプレイにおけるデータ線、画素電極、及
び対向電極間の電気力線の分布図である。
【図4】本発明の実施例及び従来例のアクティブマトリ
クス駆動型液晶ディスプレイにおいて測定した光漏れの
特性図である。
クス駆動型液晶ディスプレイにおいて測定した光漏れの
特性図である。
【図5】従来のアクティブマトリクス基板の平面図であ
る。
る。
【図6】従来のアクティブマトリクス基板の一部断面図
である。
である。
【図7】従来の対向電極基板の平面図である。
【図8】従来の対向電極基板の一部断面図である。
【図9】従来のアクティブマトリクス駆動型液晶ディス
プレイの平面図である。
プレイの平面図である。
【図10】従来のアクティブマトリクス駆動型液晶ディ
スプレイの一部断面図である。
スプレイの一部断面図である。
【図11】従来のアクティブマトリクス駆動型液晶ディ
スプレイにおけるデータ線、画素電極、及び対向電極間
の電気力線の分布図である。
スプレイにおけるデータ線、画素電極、及び対向電極間
の電気力線の分布図である。
【図12】従来のアクティブマトリクス駆動型液晶ディ
スプレイにおけるリバースティルトのディクリネーショ
ンラインの説明図である。
スプレイにおけるリバースティルトのディクリネーショ
ンラインの説明図である。
1,2 ガラス基板
3 データ線
4 ゲートバス
5 薄膜トランジスタ
6 画素電極
7 パッシベーション
8 ブラックマスク
9 対向電極
10 配向膜
Claims (2)
- 【請求項1】 アクティブマトリクス基板と、対向電
極基板と、該両基板間に配置された液晶とを備えたアク
ティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイにおいて、対
向電極を画素電極に対応したストライプ電極の集合体と
し、データ線上に対向電極を配置しないように構成した
ことを特徴とするアクティブマトリクス駆動型液晶ディ
スプレイ。 - 【請求項2】 対向電極基板上に黒色顔料を分散した
感光性樹脂により形成したブラックマスクを備えること
を特徴とする請求項1記載のアクティブマトリクス駆動
型液晶ディスプレイ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3765291A JP2667586B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | アクティブマトリクス駆動型液晶ディスプレイ |
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JPS60262137A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-25 | Canon Inc | 液晶素子の駆動法 |
JPS6425133A (en) * | 1987-07-22 | 1989-01-27 | Nec Corp | Thin film transistor array type liquid crystal display device |
JPH02136233U (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-14 | ||
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-
1991
- 1991-03-05 JP JP3765291A patent/JP2667586B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60262137A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-25 | Canon Inc | 液晶素子の駆動法 |
JPS6425133A (en) * | 1987-07-22 | 1989-01-27 | Nec Corp | Thin film transistor array type liquid crystal display device |
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Also Published As
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JP2667586B2 (ja) | 1997-10-27 |
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