JPH04274474A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH04274474A
JPH04274474A JP3036179A JP3617991A JPH04274474A JP H04274474 A JPH04274474 A JP H04274474A JP 3036179 A JP3036179 A JP 3036179A JP 3617991 A JP3617991 A JP 3617991A JP H04274474 A JPH04274474 A JP H04274474A
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toner
roller
fluororesin
fixing device
paper ejection
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JP3036179A
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Yasumasa Otsuka
康正 大塚
Akihiko Takeuchi
昭彦 竹内
Koichi Tanigawa
谷川 耕一
Hideo Nanataki
七▲瀧▼ 秀夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真装置、静電記録
装置等の画像形成装置に用いられトナー像を加熱定着す
る定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱定着装置の一例を図13に示
す。
【0003】1は定着ローラであり、その内部にはハロ
ゲンヒーターー3等の加熱源が配置され、温度検知素子
4によってローラ1の表面温度が検知されて制御回路(
不図示)によってヒーターー3が点滅してローラは所定
の温度に保たれる。定着ローラの表面には離型性のよい
PFA,PTFE等の樹脂が被覆されている。2は加圧
ローラで定着ローラ1と圧接してニップを形成し、この
ニップ部にトナーを保持した記録材を通紙することによ
って定着がなされる。
【0004】5は転写材をニップ部に導く為の入り口ガ
イドである。6は分離爪で定着ローラ1から記録材を分
離する。17,18は排紙ローラ対で記録材を狭持して
定着部から導き出す。
【0005】定着ローラ1の熱により加熱溶融したトナ
ーは排紙ローラ対に至る迄に十分に冷却される。
【0006】この排紙ローラの材質としてはポリオキシ
メチレン(POM)ポリエチレンテレフタレート(PE
T)等の樹脂が使用される。
【0007】
【発明が解決する問題点】しかし、近年、装置の小型化
や高速化が進むにつれ定着ニップと排紙ローラ間の搬送
時間が短かくなり、トナーが未だガラス転移点より大な
る温度にあるうちに排紙ローラ対に狭持される場合が生
じてきた。
【0008】この場合、トナーの粘着力は大きいため排
紙ローラに付着し、排紙ローラが回転不良を生じジャム
を発生したり、定着像が劣化することがあった。
【0009】
【問題点を解決する手段】上記問題点を解決する本発明
は支持材上のトナー像を加熱定着する加熱定着手段と、
加熱定着された支持材を搬送する搬送ローラ対と、を有
する定着装置において、上記搬送ローラ対の少なくとも
一方は表面がフッ素樹脂で設けられていることを特徴と
するものである。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき説明する
【0011】尚、図13例と同一部材には同一番号を符
して説明は省略する。
【0012】粉体トナー像を支持した記録材は定着ロー
ラ1と加圧ローラ2間のニップで加熱定着された後、排
紙ローラ対7,8に狭持され機外に向けて搬送される。
【0013】本実施例ではニップと排紙ローラ対7,8
間の距離Lは非常に短い。
【0014】このため排紙ローラ対の位置でのトナー温
度は未だガラス転移点Tgより高い。
【0015】図2に本実施例のトナー及び記録材の温度
変化を示す。
【0016】Bはトナーの温度変化、Aは普通紙からな
る記録材の温度変化を示す。
【0017】このように排紙ローラの位置でのトナー温
度はTgより低い。
【0018】次に本実施例の排紙ローラ7,8について
説明する。
【0019】図3は排紙ローラ8の斜視図である。
【0020】10はアルミニウム等の比重の軽い金属で
、この上にPFA,PTFE,FEP等のフッ素樹脂が
被覆されている。
【0021】11は軽量化のためのスルーホールである
【0022】このようにガラス転移点より高い温度のト
ナーに接触する排紙ローラ表面をフッ素樹脂とすること
で、トナーの付着を防止できる。
【0023】尚、本実施例では体積平均粒径が7μmと
小さい。
【0024】このように小粒径のトナーを用いると粒子
間の熱伝導が悪く冷却しにくい。
【0025】また、排紙ローラ8の表面粗さRmax 
 は2.5とした。(Rmax:JIS  BO601
に基づき0.8mmの測定長で測定した最大表面粗さ、
表面粗さ測定器は株式会社小坂研究所製サーフコーダー
SE−30Hを使用)体積平均粒径5〜9μmのトナー
を用いる場合、Rmaxを3.2μmより小さくするこ
とで、アンカー効果を防止し、トナーの付着防止を更に
確実にしている。
【0026】尚、体積平均粒径9〜15μmのトナーを
用いる場合はRmaxを5.0μmより小さくすること
が好ましい。
【0027】排紙ローラ8と対向する排紙ローラ7の表
面はクロロプレーンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴムの
離型性の良いゴムで設けている。
【0028】排紙ローラ7の表面もフッ素樹脂として離
型性を高めても良いが、ジャム防止のために排紙ローラ
対は記録材を確実にグリップすることが必要なことから
排紙ローラ7は少なくとも表面をゴムで形成することが
好ましい。
【0029】尚、更に本実施例を詳細に説明すると、ト
ナーは、1成分系磁性トナーであり、その粒度分布が(
i)粒径5μm以下の磁性トナー粒子が17〜60個数
%含有され、(ii)粒径6.35〜10.08μmの
磁性トナー粒子が5〜50個数%含有され、(iii)
体積平均粒径が5〜9μmであり、(iv)粒径12.
70μm以上の磁性トナー粒子が2体積%以下含有され
、(v)5μm以下の磁性トナー粒子群が下記式N/ 
 V=−0.5N+k N:5μm以下のトナー粒子の個数% V:5μm以下のトナー粒子の体積% k:4.6〜6.7の正数 N:17〜60の正数 のものを用いた。
【0030】ニップ幅4.5mm、ニップ内の圧力約1
kg/cm2とし定着ローラの温度は190℃とした、
ニップ後端より排紙ローラまでの距離を37mmとした
【0031】この条件でPPSからなる排紙ローラを用
いた場合、30,000枚にてローラの周方向にトナー
が堆積して回転不能となってジャムが発生してしまった
のに対し、本実施例では、200,000枚の耐久後も
トナーの体積はなく、ジャムの防止が可能となった。
【0032】前述実施例の排紙ローラ8は金属芯金にP
FA等を被覆したものであったが金属を用いると熱が図
4の矢印のように軸受部を通して支持部(不図示)へ逃
げ易く排紙ローラ自体が冷却され易い。排紙ローラ8の
記録材と接する周面は、記録材の熱によって暖まってい
た方が離型性が良い。
【0033】図5は排紙ローラの別の実施例でPEEK
,POM,PPS等の断熱樹脂からなる芯材13上にフ
ッ素樹脂を接着している。
【0034】PFA等をコーティングでPEEK,PO
M,PPSに焼き付けるには高温が必要であり、表層が
ポーラス状になり、粗くなる恐れがある。そのため本発
明ではあらかじめ成形したフッ素樹脂をはめ合わせで接
着する。
【0035】より接着の強度を増すためには図6のよう
に表層のフッ素樹脂に突起Cを設けて成形し、別に成形
した芯材13(図7に示す)と図8ように嵌合させるこ
とでローラとしても良い。
【0036】このように芯材を樹脂化することで熱伝導
を低下させ、フッ素樹脂の表層12の温度を高く保つこ
とで、離型性を高めトナー付着を防止する効果を高める
ことができる。
【0037】あるいは図9のようにシリコーンゴムチュ
ーブ14をPPS,PET,PEEK等のローラ基材1
3の表面に巻き熱収縮させても良い。図10は断面図で
ある。
【0038】あるいは図11に示すような断面を有する
PPS,PEEK,PET,POM等のローラ材13に
PFA熱収縮チューブ15をかぶせて加熱収縮させて図
12に示すように接着したものでも良い。
【0039】尚、前述した実施例では排紙ローラの表面
のみをフッ素樹脂で形成したが、排紙ローラ全体をフッ
素樹脂にて成形しても良い。
【0040】
【発明の効果】このように本発明によれば、排紙ローラ
へのトナーの堆積を防止し、排紙ローラに付着したトナ
ーによるトナー画像のはぎ取りや、ジャムを防止するこ
とが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の定着装置の断面図である。
【図2】本実施例の記録材及びトナーの温度変化を示す
図である。
【図3】本発明の実施例の排紙ローラの斜視図である。
【図4】排紙ローラの熱の流れを示す図である。
【図5】排紙ローラの別の実施例の斜視図である。
【図6】排紙ローラの更に別の実施例のフッ素樹脂を示
す平面図である。
【図7】図6に示したフッ素樹脂が嵌合される樹脂基材
の平面図である。
【図8】図6のフッ素樹脂と図7の樹脂機材が嵌合した
状態を示す斜視図である。
【図9】排紙ローラの更に別の実施例の斜視図である。
【図10】図9の排紙ローラの断面図である。
【図11】排紙ローラの更に別の実施例の基材の断面図
である。
【図12】図11の基材を用いた排紙ローラの更に別の
実施例の断面図である。
【図13】従来の定着装置の断面図である。
【符号の説明】
1  定着ローラ 2  加圧ローラ 3  ヒーター 4  温度検知素子 5  入口ガイド 6  分離爪 7,8  排紙ローラ 9  フッ素樹脂層 10  芯金 11  開口部 12  フッ素樹脂成形品 13  芯材 14  シリコーンチューブ 15  PFAチューブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持材上のトナー像を加熱定着する加
    熱定着手段と、加熱定着された支持材を搬送する搬送ロ
    ーラ対と、を有する定着装置において、上記搬送ローラ
    対の少なくとも一方は表面がフッ素樹脂で設けられてい
    ることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】  上記搬送ローラ対は、トナーがガラス
    転移点より大なる温度である位置に設けられ、少なくと
    もガラス転移点より大なるトナーと接触する搬送ローラ
    の表面はフッ素樹脂が設けられていることを特徴とする
    請求項1の定着装置。
  3. 【請求項3】  上記一方の搬送ローラの表面がフッ素
    樹脂で他方の搬送ローラ表面はゴムで設けられているこ
    とを特徴とする請求項1もしくは2の定着装置。
  4. 【請求項4】  上記トナーの体積平均粒径は5〜9μ
    mであることを特徴とする請求項1から3の定着装置。
  5. 【請求項5】  上記フッ素樹脂表面のRmaxは3.
    2μmより小さいことを特徴とする請求項4の定着装置
JP3036179A 1991-03-01 1991-03-01 定着装置 Expired - Lifetime JP2984391B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6909873B2 (en) 2002-09-25 2005-06-21 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with fixing apparatus and conveying rollers downstream of the fixing apparatus. the conveying rollers having a portion with a releasing layer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6909873B2 (en) 2002-09-25 2005-06-21 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with fixing apparatus and conveying rollers downstream of the fixing apparatus. the conveying rollers having a portion with a releasing layer

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