JPH04269694A - 制御棒駆動機構 - Google Patents
制御棒駆動機構Info
- Publication number
- JPH04269694A JPH04269694A JP3031018A JP3101891A JPH04269694A JP H04269694 A JPH04269694 A JP H04269694A JP 3031018 A JP3031018 A JP 3031018A JP 3101891 A JP3101891 A JP 3101891A JP H04269694 A JPH04269694 A JP H04269694A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control rod
- tube
- drive mechanism
- rod drive
- cylinder tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007517 polishing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は円滑かつ定速度で制御棒
の挿入,引抜きができる原子力発電プラント用制御棒駆
動機構に関する。
の挿入,引抜きができる原子力発電プラント用制御棒駆
動機構に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、原子力発電プラントに使用されて
いる制御棒駆動機構は図3に示すように、原子炉圧力容
器1の外側に突設したハウジング2の内側に制御棒(図
示せず)を支持する支持筒3を挿着し、炉水と制御棒駆
動水とを遮断するシールリングを設けて制御棒駆動水の
供給によって制御棒を上下させる構造になっている。4
はピストンチューブ、5はインデックスチューブ、6は
シリンダチューブ、7はアウタチューブ、8はサーマル
スリーブであり、それぞれ同心円的に配置されている。 また、9はドライブピストン、10はストップピストン
、11はバッファ機構、12はコレットピストンである
。
いる制御棒駆動機構は図3に示すように、原子炉圧力容
器1の外側に突設したハウジング2の内側に制御棒(図
示せず)を支持する支持筒3を挿着し、炉水と制御棒駆
動水とを遮断するシールリングを設けて制御棒駆動水の
供給によって制御棒を上下させる構造になっている。4
はピストンチューブ、5はインデックスチューブ、6は
シリンダチューブ、7はアウタチューブ、8はサーマル
スリーブであり、それぞれ同心円的に配置されている。 また、9はドライブピストン、10はストップピストン
、11はバッファ機構、12はコレットピストンである
。
【0004】ところで、この制御棒駆動機構は原子炉緊
急停止系及び出力制御系として用いるため、制御棒の定
速度の挿入・引抜きができることが必要不可欠である。 しかしながら、従来の制御棒駆動機構(CRD)では、
同一駆動力を与えて制御棒の挿入,引抜きを行っている
にも拘らず制御棒の挿入,引抜き速度が同一でなく、制
御棒駆動機構の駆動時間に変動が起こるという事象があ
った。
急停止系及び出力制御系として用いるため、制御棒の定
速度の挿入・引抜きができることが必要不可欠である。 しかしながら、従来の制御棒駆動機構(CRD)では、
同一駆動力を与えて制御棒の挿入,引抜きを行っている
にも拘らず制御棒の挿入,引抜き速度が同一でなく、制
御棒駆動機構の駆動時間に変動が起こるという事象があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的は制御棒の挿入、引抜き
が円滑かつ定速度で、しかも長期間安定して使用が可能
な原子力発電プラント用制御棒駆動機構を提供すること
にある。 [発明の構成]
みてなされたもので、その目的は制御棒の挿入、引抜き
が円滑かつ定速度で、しかも長期間安定して使用が可能
な原子力発電プラント用制御棒駆動機構を提供すること
にある。 [発明の構成]
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の制御棒駆動機構は原子力発電プラントに使
用される制御棒駆動機構に装着されるドライブピストン
とシリンダチューブとの組合せ体において、前記制御棒
駆動機構の駆動の際、ドライブピストンの摺動部となる
シリンダチューブ及びインデックスチューブの内表面に
微細な溝を軸方向に形成したことを特徴とするものであ
る。
に、本発明の制御棒駆動機構は原子力発電プラントに使
用される制御棒駆動機構に装着されるドライブピストン
とシリンダチューブとの組合せ体において、前記制御棒
駆動機構の駆動の際、ドライブピストンの摺動部となる
シリンダチューブ及びインデックスチューブの内表面に
微細な溝を軸方向に形成したことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、制御棒駆動機構の駆動の際、
ドライブピストンの摺動部となるシリンダチューブ及び
インデックスチューブの内表面に微細な溝を軸方向に形
成しているので、駆動方向に対する抵抗を少なくすると
共に一定にすることができるので、駆動速度が一定とな
る。
ドライブピストンの摺動部となるシリンダチューブ及び
インデックスチューブの内表面に微細な溝を軸方向に形
成しているので、駆動方向に対する抵抗を少なくすると
共に一定にすることができるので、駆動速度が一定とな
る。
【0008】上記した従来の制御棒駆動機構(以下CR
Dと略す)における駆動時間変動事象について、本発明
者等はその原因・究明調査として一連の試験を行なって
きたところCRDのドライブピストンの駆動の際、摺動
部となるシリンダチューブ及びインデックスチューブの
内表面の状態が微妙に影響することが分かった。すなわ
ち、従来のシリンダチューブの内表面は滑らかではある
が、斜めまたは螺旋状の微細な溝が目視できる程度に形
成されている。このような斜めまたは螺旋状の微細な溝
が形成されると、CRDの駆動の際、CRDの周方向の
動きが起こる場合があり、これにより制御棒(以下CR
と略す)の回転及び変動が図4に示すように発生するこ
とが分かった。
Dと略す)における駆動時間変動事象について、本発明
者等はその原因・究明調査として一連の試験を行なって
きたところCRDのドライブピストンの駆動の際、摺動
部となるシリンダチューブ及びインデックスチューブの
内表面の状態が微妙に影響することが分かった。すなわ
ち、従来のシリンダチューブの内表面は滑らかではある
が、斜めまたは螺旋状の微細な溝が目視できる程度に形
成されている。このような斜めまたは螺旋状の微細な溝
が形成されると、CRDの駆動の際、CRDの周方向の
動きが起こる場合があり、これにより制御棒(以下CR
と略す)の回転及び変動が図4に示すように発生するこ
とが分かった。
【0009】本発明はこのような知見に基づいて成され
たものである。すなわち、シリンダチューブの内表面の
仕上げ加工において、ストレートホーニング法(ホーニ
ングヘッドを回転せずにペーパーを使用して軸方向に研
磨する法)によって滑らかであるが微細な溝を軸方向に
形成させたものであり、このような微細な溝を軸方向に
形成させたシリンダチューブを備えたCRDは、図5に
示すようにCRDの駆動の際CRの回転及び変動を防止
することができるので、CRを円滑かつ定速度で炉心に
挿入あるいは炉心から引き抜くことができる。
たものである。すなわち、シリンダチューブの内表面の
仕上げ加工において、ストレートホーニング法(ホーニ
ングヘッドを回転せずにペーパーを使用して軸方向に研
磨する法)によって滑らかであるが微細な溝を軸方向に
形成させたものであり、このような微細な溝を軸方向に
形成させたシリンダチューブを備えたCRDは、図5に
示すようにCRDの駆動の際CRの回転及び変動を防止
することができるので、CRを円滑かつ定速度で炉心に
挿入あるいは炉心から引き抜くことができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例のシリンダチューブの概略図であ
り、同図(a)はその平面図、同図(b)は同図(a)
のI−I線に沿う縦断面図である。図1に示すように、
シリンダチューブ6の内表面は、滑らかであるが微細な
溝が軸方向に形成されている。このような微細な溝は内
表面全体にわたって連続しているのが好ましいが、連続
していなくても十分に使用可能であり、CRDの駆動の
際CRの回転及び変動が見られず、CRを円滑かつ定速
度で炉心に挿入あるいは炉心から引き抜くことができる
。
1は本発明の一実施例のシリンダチューブの概略図であ
り、同図(a)はその平面図、同図(b)は同図(a)
のI−I線に沿う縦断面図である。図1に示すように、
シリンダチューブ6の内表面は、滑らかであるが微細な
溝が軸方向に形成されている。このような微細な溝は内
表面全体にわたって連続しているのが好ましいが、連続
していなくても十分に使用可能であり、CRDの駆動の
際CRの回転及び変動が見られず、CRを円滑かつ定速
度で炉心に挿入あるいは炉心から引き抜くことができる
。
【0011】図2は従来のシリンダチューブの概略図で
あり、同図(a)はその平面図、同図(b)は同図(a
)のII−II線に沿う縦断面図である。図2に示すよ
うに、シリンダチューブ6の内表面は、滑らかであるが
斜め方向または螺旋状の微細な溝が形成されているので
、CRDの駆動の際CRの回転及び変動が発生し、CR
の挿入,引抜き速度が同一でなく、CRDの駆動時間に
変動が起こることがあった。なお、上記実施例はシリン
ダチューブについて説明したが、インデックスチューブ
についても同様に実施することができることは勿論であ
る。
あり、同図(a)はその平面図、同図(b)は同図(a
)のII−II線に沿う縦断面図である。図2に示すよ
うに、シリンダチューブ6の内表面は、滑らかであるが
斜め方向または螺旋状の微細な溝が形成されているので
、CRDの駆動の際CRの回転及び変動が発生し、CR
の挿入,引抜き速度が同一でなく、CRDの駆動時間に
変動が起こることがあった。なお、上記実施例はシリン
ダチューブについて説明したが、インデックスチューブ
についても同様に実施することができることは勿論であ
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御棒駆動機構の駆動の際、ドライブピストンの摺動部
となるシリンダチューブ及びインデックスチューブの内
表面に微細な溝を軸方向に形成しているので、駆動方向
に対する抵抗を少なくすると共に一定にすることができ
るので、制御棒の回転及び変動が見られず、制御棒を円
滑かつ定速度で炉心に挿入あるいは炉心から引き抜くこ
とができる。したがって、プラントの信頼性向上を図れ
るなど顕著な効果がある。
制御棒駆動機構の駆動の際、ドライブピストンの摺動部
となるシリンダチューブ及びインデックスチューブの内
表面に微細な溝を軸方向に形成しているので、駆動方向
に対する抵抗を少なくすると共に一定にすることができ
るので、制御棒の回転及び変動が見られず、制御棒を円
滑かつ定速度で炉心に挿入あるいは炉心から引き抜くこ
とができる。したがって、プラントの信頼性向上を図れ
るなど顕著な効果がある。
【図1】同図(a)は本発明の一実施例の平面図、同図
(b)は同図(a)のI−I線に沿う縦断面図。
(b)は同図(a)のI−I線に沿う縦断面図。
【図2】同図(a)は従来のシリンダチューブの平面図
、同図(b)は同図(a)のII−II線に沿う縦断面
図。
、同図(b)は同図(a)のII−II線に沿う縦断面
図。
【図3】本発明が適用される制御棒駆動機構の縦断面図
。
。
【図4】従来の制御棒を挿入及び引き抜きした時、制御
棒の回転び変動の頻度の時間変動を示した図。
棒の回転び変動の頻度の時間変動を示した図。
【図5】本発明の制御棒を挿入及び引き抜きした時、制
御棒の回転び変動の頻度の時間変動を示した図。
御棒の回転び変動の頻度の時間変動を示した図。
1…原子炉圧力容器、2…ハウジング、3…支持筒、4
…ピストンチューブ、5…インデックスチューブ、6…
シリンダチューブ、7…アウタチューブ、8…サーマル
スリーブ、9…ドライブピストン、10…ストップピス
トン、11…バッファ機構、12…コレットピストン。
…ピストンチューブ、5…インデックスチューブ、6…
シリンダチューブ、7…アウタチューブ、8…サーマル
スリーブ、9…ドライブピストン、10…ストップピス
トン、11…バッファ機構、12…コレットピストン。
Claims (1)
- 【請求項1】 原子力発電プラントに使用される制御
棒駆動機構に装着されるドライブピストンとシリンダチ
ューブとの組合せ体において、前記制御棒駆動機構の駆
動の際、ドライブピストンの摺動部となるシリンダチュ
ーブ及びインデックスチューブの内表面に微細な溝を軸
方向に形成したことを特徴とする制御棒駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3031018A JPH04269694A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 制御棒駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3031018A JPH04269694A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 制御棒駆動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04269694A true JPH04269694A (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=12319792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3031018A Pending JPH04269694A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 制御棒駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04269694A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5778034A (en) * | 1995-12-26 | 1998-07-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Control rod drive mechanism |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP3031018A patent/JPH04269694A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5778034A (en) * | 1995-12-26 | 1998-07-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Control rod drive mechanism |
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