JPH04269553A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH04269553A
JPH04269553A JP3016091A JP3016091A JPH04269553A JP H04269553 A JPH04269553 A JP H04269553A JP 3016091 A JP3016091 A JP 3016091A JP 3016091 A JP3016091 A JP 3016091A JP H04269553 A JPH04269553 A JP H04269553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
head
ink jet
damper
recording apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP3016091A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Kunimatsu
国松 順二
Yukihiro Hanaoka
幸弘 花岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3016091A priority Critical patent/JPH04269553A/ja
Publication of JPH04269553A publication Critical patent/JPH04269553A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
において、インク噴射ヘッドのシリアル搬送時の加減速
加速度によりインク噴射ヘッドとインクカートリッジを
接続するインク供給チューブ内に発生する圧力を吸収す
るダンパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアル印字方式のインクジェッ
ト記録装置においては、シリアル搬送するインク噴射ヘ
ッドと、インクジェット記録装置の本体に設置されたイ
ンクカートリッジはインク供給チューブを用いて接続さ
れている。しかしインク噴射ヘッドをシリアル搬送する
際の加減速加速度により、インク供給チューブ内に不安
定の圧力が発生するため、インク噴射ヘッドへのインク
供給圧力が変化し、インク噴射ヘッドは安定してインク
を噴射できず良好な印字が得られなかった。
【0003】そこでインク噴射ヘッドを搭載したキャリ
ッジにサブタンクを設置し、インク供給チューブ内に発
生する圧力変動をサブタンクで吸収する方法が考案され
ている。しかし、サブタンクによるダンパ装置はサブタ
ンクに通気孔を設け大気開放にしなければならず、脱気
インクの供給ができないばかりか、インクが漏れると言
った課題を有していた。
【0004】そこでインク噴射ヘッドとインクカートリ
ッジとを結ぶインク供給路を密閉した場合のダンパ装置
は先願の実開昭60ー120840号公報に記載されて
いるが、図5の如くキャリッジ50の移動方向(矢印C
方向)に対してインク噴射ヘッド51の後方にダンパ装
置52が配置されたものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし端面型のインク
噴射ヘッド51はガラスエッチングで製造されているた
めにインク噴射ヘッド51へのインクを補給するインク
供給口53は必ずインク噴射ヘッドの後方の端面に設置
しなければならない。(例えば図5の点線に示す位置の
インク噴射ヘッドの平面部にインク供給口54を設けて
も、インク供給口とダンパ装置間でインクの漏れの無い
ようにパッキン等でシールを得るためには大きな荷重が
必要であり、脆いガラス製のインク噴射ヘッドはこの荷
重に耐えられない。)従ってインク噴射ヘッドとインク
噴射ヘッドの直前に配置されるダンパ装置の接続はイン
ク噴射ヘッドの後方の端面としなければならず、また部
品点数の少ない効率的は配置とされていた。
【0006】またダンパ装置とインク噴射ヘッドの間の
インク流路に関して技術的に未解析であったために、こ
のインク流路はなるべくインクの慣性の影響を受けない
ようにとインク噴射ヘッドの搬送方向に対して直角に且
つ一直線上に配置しなければならないものとされていた
【0007】従って従来のダンパ装置に於ては、インク
噴射ヘッドとダンパ装置を搭載したキャリッジは搬送方
向の厚みは薄いが、キャリッジの奥行きが長くなり、キ
ャリッジ移動のために無駄な空間が必要で装置が大型化
するという課題を有していた。
【0008】本発明はかかる従来技術の課題を解決する
ものであり、その目的とするところは、小型なインクジ
ェット記録装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】樹脂成型から成る端面型
のインク噴射ヘッドがキャリッジの搬送方向と直角に配
置されており、また前記インク噴射ヘッドにインクを補
給するインクカートリッジが記録装置本体に設置され、
前記インク噴射ヘッドと前記インクカートリッジを屈曲
性を有するインク供給チューブで接続したシリアル印字
方式のインクジェット記録装置において、前記インク噴
射ヘッドのシリアル搬送の加減速時に前記インク供給チ
ューブ内に発生する圧力を吸収するダンパ装置を、前記
インク噴射ヘッドに対して隣接且つ、シリアル搬送方向
に直角な方向に対して並行に配置したことを特徴とする
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す斜視図であり、
図2(a)、図2(b)は動作の説明図、図3は本発明
の他の実施例を示す斜視図である。
【0011】図1において、1は樹脂成型より成るイン
ク噴射ヘッド(以後ヘッド)、2はダンパ基板、3はダ
ンパフィルム、4はインク供給チューブ、5はヘッドケ
ース、6はキャリッジ、7はインクカートリッジ、8は
インクジェット記録装置の本体(以後本体と称する)、
9はインクである。
【0012】図1に示すように、本体8に設置されたイ
ンクカートリッジ7とヘッド1はインク供給チューブ4
とダンパ基板2で連結されている。インク供給チューブ
4のヘッド1側の終端はダンパ基板2のインク流入口2
−aと接続してある。ダンパ基板2とヘッド1は隣接且
つ平行に配置し、ダンパ基板2のインク流出口2−bは
ヘッド1に一体成型で設けられたインク供給口1−aと
Oリング20を用いて接続している。このヘッド1のイ
ンク供給口1−aは内部に保持するインクの慣性の影響
を考慮すると、内径と最大φ6mm以下とし、またヘッ
ド1に対するインク供給抵抗の影響の少ないφ1.2m
m以上で、長さは3mm以下が適している。このように
ヘッド1にインク供給口1−aが一体成型で設けられて
いるためにダンパ基板2との接続はOリング20で済む
ためヘッド1とダンパ基板2は隣接して配置することが
容易にできる。ダンパ基板2の片面にはダンパホール2
−cと、インク流入口2−a、インク流出口2−bを結
ぶなめらかな形をしたインク流路2−dが溝状に形成さ
れている。ダンパホール2−cの中心はヘッド1のイン
ク噴射口であるノズル1−bとほぼ同一高さである。
【0013】ダンパ基板2のダンパホール2−cを設け
た面には約50μmの厚みのダンパフィルム3を熱融着
で張り付けてある。ダンパ基板2及びダンパフィルム3
はポリエチレン製である。ダンパ基板2とヘッド1はヘ
ッドケース5に収納され、キャリッジ6に搭載されてい
る。
【0014】次に本実施例の動作の説明を行う。
【0015】図2(a)はキャリッジ6が本体8の図で
示す左側で停止し、右方向に搬送を開始しようとする状
態を示し、図2(b)はキャリッジ6が図中右側で停止
し、これから左側に移動を開始しようとする状態である
【0016】図2(a)の状態では長さL1のインク供
給チューブ4がこれから右側に移動しようとし、一方図
2(b)の状態では長さL3のインク供給チューブ4が
左側に移動を開始しようとしている。従って図2(a)
と図2(b)の状態では横方向に移動するインク供給チ
ューブ4内のインク量に差がある。(図2(a)ではL
2、図2(b)ではL4で示すところのインク供給チュ
ーブ4の長さは変わるがキャリッジ6の搬送方向には移
動しない。)キャリッジ6の搬送時、印字領域である定
速領域までは加速度が作用し、インク供給チューブ4内
のインク9は慣性を持っているために図2(a)では矢
印A方向に、図2(b)では矢印B方向に留まろうとす
る。従って、インク供給チューブ4内に存在するインク
9の量が異なるためインク供給チューブ4の終端である
ダンパ基板2との接続部では、図2(a)の状態と図2
(b)の状態ではインク供給チューブ内の圧力に差を生
じている。しかし、ダンパ基板2にはダンパホール2−
cと弾性体であるダンパフィルム3で一時的なインクだ
めを設けてあり、インク供給チューブ4内で発生した圧
力変動をダンパフィルム3が変形することで吸収できる
。ダンパ基板2とヘッド1の間はキャリッジ6の搬送方
向を向いたインク供給口1−aがあるものの、内容積と
形状は一定であり、更に微小体積である。従って、キャ
リッジ6の搬送時の加速度によるヘッド1へのインク供
給圧力変動は無視できる大きさであり、ダンパ基板2と
ヘッド1と並行に配置しても良好な印字が得られる。
【0017】従って本実施例によれば、ヘッド1が樹脂
成型であり、ヘッド1に一体成型されたインク供給口1
−aによりダンパ基板2が容易にヘッド1に隣接且つ平
行に配置することができ、従ってキャリッジ6の奥行き
が大幅に短縮できるばかりか、キャリッジ6の移動によ
って必要とされる空間も少なくて済み、インクジェット
記録装置本体が小型化できる。更にキャリッジ6が小型
のために、図では示していないが安価で小型なキャリッ
ジ駆動モータが選定可能である。
【0018】次に第2の実施例について説明する。図3
に示すようにヘッド流路基板10のインク流路10−a
を設けた反対の面に第1の実施例で示したダンパ基板2
のインク流路と同等のダンパ用インク流路10−bを設
ける。ヘッド流路基板10の材質はポリサルフォンやポ
リカーボネイトであるが、インク供給チューブ11内で
発生した圧力変動を吸収するために、ダンパ用流路10
−bの面にヘッド流路基板10と同じ材質のダンパフィ
ルム12を融着しておく。10−cはヘッド流路基板1
0のインク流入口であり、インク供給チューブ11を接
続する。図4には上断面図を示す。
【0019】第2の実施例においては、ダンパ機能をヘ
ッド流路基板10に盛り込んだことにより更に小型、薄
型化が達成できるばかりでなく、専用のダンパ基板が廃
止できるために低コストの装置が実現できる。更にヘッ
ド流路基板10とダンパ装置2の接続が無くなるために
インクのリークの発生頻度が低下し高信頼性のインクジ
ェット装置が達成できる。
【0020】
【発明の効果】本発明においては前述のように、ダンパ
装置をインク噴射ヘッドに対して隣接且つ並行に配置し
たものであるため、キャリッジの奥行きが短くなり、従
ってキャリッジの搬送方向の投影面積が小さくなり、記
録装置に必要とされるキャリッジの移動空間が小さくて
すむ。
【0021】このため、最近記録装置に要求される軽量
、コンパクトな装置が提供できるという効果を有する。 このように本発明の実用的効果は極めて大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の一実施例を
示す斜視図。
【図2】本発明のインクジェット記録装置の実施例の動
作の説明図。
【図3】本発明のインクジェット記録装置の第2の実施
例の詳細図。
【図4】本発明のインクジェット記録装置の第2の実施
例の断面図。
【図5】従来技術のインクジェット記録装置用のダンパ
装置を示す斜視図。
【符号の説明】
1    インク噴射ヘッド 2    ダンパ基板 3    ダンパフィルム 4    インク供給チューブ 5    ヘッドケース 6    キャリッジ 7    インクカートリッジ 8    インクジェット記録装置本体9    イン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  樹脂成型から成る端面型のインク噴射
    ヘッドがキャリッジの搬送方向と直角に配置されており
    、また前記インク噴射ヘッドにインクを補給するインク
    カートリッジが記録装置本体に設置され、前記インク噴
    射ヘッドと前記インクカートリッジを屈曲性を有するイ
    ンク供給チューブで接続したシリアル印字方式のインク
    ジェット記録装置において、前記インク噴射ヘッドのシ
    リアル搬送の加減速時に前記インク供給チューブ内に発
    生する圧力を吸収するダンパ装置を、前記インク噴射ヘ
    ッドに対して隣接且つ、シリアル搬送方向に直角な方向
    に対して並行に配置したことを特徴とするインクジェッ
    ト記録装置。
  2. 【請求項2】  前記ダンパ装置を、前記インク噴射ヘ
    ッドの流路基板内に設けたことを特徴とする請求項1記
    載のインクジェット記録装置。
JP3016091A 1991-02-25 1991-02-25 インクジェット記録装置 Pending JPH04269553A (ja)

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JP3016091A JPH04269553A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 インクジェット記録装置

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JP3016091A JPH04269553A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 インクジェット記録装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1285761A1 (en) 2001-08-21 2003-02-26 Seiko Epson Corporation Head unit in ink jet printer
JP2005066975A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、インクジェットインク

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1285761A1 (en) 2001-08-21 2003-02-26 Seiko Epson Corporation Head unit in ink jet printer
US6863390B2 (en) 2001-08-21 2005-03-08 Seiko Epson Corporation Head unit in ink jet printer
JP2005066975A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、インクジェットインク

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