JPH0426896Y2 - - Google Patents

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JPH0426896Y2
JPH0426896Y2 JP1985131726U JP13172685U JPH0426896Y2 JP H0426896 Y2 JPH0426896 Y2 JP H0426896Y2 JP 1985131726 U JP1985131726 U JP 1985131726U JP 13172685 U JP13172685 U JP 13172685U JP H0426896 Y2 JPH0426896 Y2 JP H0426896Y2
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pressure
valve body
valve
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proportional
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、比例電磁式圧力制御弁に関する。
〔従来の技術〕
従来の比例電磁式パイロツトリリーフ弁などに
おいては、弁が電気的フイードバツクループに含
まれない開ループ制御で使用されているため、そ
の性能には弁の構造上の理由などで自ずと限界が
あつた。例えばヒステリシス再現性は弁の摺動部
分の摺動抵抗の変化により、必ずと言つてよいほ
ど一定せず、またステツプ入力に対する弁の応答
性波形についても、その波形改良は弁の幾何学的
形状や比例ソレノイドの時定数を変えてみても限
界がある。そこで、このような場合の常套手段と
して閉ループ制御、すなわち弁のメカ部分もフイ
ードバツクループ内に含むような制御をして、電
子的な力をかりてゲイン調整、位相の遅れ進み補
償などを行つて性能改善を行うことが考えられる
が、閉ループ制御回路の構成となると圧油圧力検
出器の配置やその出力信号の配線、電気系および
油圧系の組上げ後の調整など、大がかりな構成と
面倒な作業が要求されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、前述の従来技術の欠点を除去して、
弁自体で閉ループ回路構成の構成を可能とする比
例電磁式圧力制御弁を提供しようとするものであ
る。
〔問題点の解決手段〕
本考案によれば、前述の問題点を解決するため
に、圧油入口ポートと圧油出口ポートとこれら両
ポート間において圧力制御部を形成する弁主体お
よび該主弁体に作用させるパイロツト圧力を制御
するパイロツト弁体とを有する弁ボデイと、パイ
ロツト弁体に対して前記パイロツト圧力を設定す
るための入力電流に比例した力を作用させる比例
式ソレノイドプランジヤ装置と、ソレノイドプラ
ンジヤ装置の入力電流を制御するパワーアンプと
を備えた比例電磁式圧力制御弁において、主弁体
によつて圧力制御された圧油を導びくように弁ボ
デイ内に設けられた圧力検出油路と、該圧力検出
油路内の圧油圧力を弁ボデイ内で検出して電気信
号出力を生じる圧力センサと、圧力センサの出力
信号を外部から与えられる指令信号と比較してル
ープ偏差信号を前記パワーアンプに入力するフイ
ードバツク回路とを備えたことを特徴とする比例
電磁式圧力制御弁が提供される。
〔作用〕
本考案においては、弁ボデイ内で圧力センサに
よつて検出した圧力検出値をフイードバツク信号
として、弁の電気信号入力端から油圧出力端まで
を含む閉ループ制御系が弁自体で構成され、従つ
て使用に際しては前記指令信号を外部設定器から
与えればよく、油圧システムの制御精度の向上が
弁自体で可能であり、弁の取付構造等も従来の開
ループ制御回路用の弁と大差ない寸法形状で実現
でき、システム中に圧力検出用の特別な配管を設
ける必要もなく、さらに内蔵圧力センサの出力に
基づいて外部端子から当該制御弁の故障予知診断
用のアラーム信号をとり出したり、ループ偏差信
号を利用してフエイルセーフ機能をもたせたりす
ることも可能となるものである。
本考案の好ましい実施例を図面と共に説明すれ
ば以下の通りである。
〔実施例〕
第1図に本考案の一実施例に係る比例電磁式リ
リーフ弁全体の系統図を示す。第1図において、
リリーフ弁15は比例式ソレノイドプランジヤ装
置12を備え、圧力ポート6とタンクポート14
との間で圧力制御部を形成して、圧力ポート6の
圧油圧力をソレノイド装置12に入力される電流
値に比例した圧力に制御する。圧力センサ4は圧
力検出油路7を介して弁内で圧力ポートの圧油圧
力を検出し、その電気信号出力はセンサーアンプ
13−2で増幅されて差動アンプ13−3の反転
入力端に入力される。差動アンプ13−3の非反
転入力端には、外部制御盤などから予じめ設定さ
れた圧力指令信号が入力され、従つて差動アンプ
13−3の出力端には、設定入力としての指令信
号とフイードバツク信号入力としての圧力検出信
号との偏差信号ΔVが生じる。この偏差信号ΔV
はパワーアンプ13−1に入力され、パワーアン
プ13−1は入力に対応した出力電流値でソレノ
イド装置12のコイルを励磁する。
第2図に前図の構成の要部が詳しく示されてい
る。
第2図において、本実施例に係るリリーフ弁の
弁ボデイは、メインボデイ1と、中間プレート2
と、パイロツトボデイ3とからなり、これら三者
が図示しない通しボルト等で一体結合されてい
る。メインボデイ1は圧力ポート6とタンクポー
ト14を有し、これら両ポート間で圧力制御部を
形成するようにメインポペツト5がばねでシート
されている。パイロツトボデイ3はパイロツトポ
ペツト10とパイロツトシート11および安全弁
16を含み、パイロツトポペツト10は比例式ソ
レノイドプランジヤ装置12によつて制御された
力でシート11に押付けられることにより、メイ
ンポペツト5のばね室9に通じたパイロツト圧力
室17の圧油圧力(パイロツト圧力)を調圧して
いる。この図の例では圧力検出油路はメインボデ
イ1内の油路7−1と中間プレート2内の油路7
−2とパイロツトボデイ3内の油路7−3とによ
つて構成され、パイロツトボデイ3内において油
路7−3の圧油圧力を検出するように半導体ゲー
ジ式圧力センサ4が内蔵されている。圧力ポート
6の一次圧力は圧力検出油路7−1〜7−3を経
て圧力センサ4の感圧部(ダイヤフラム)に導び
かれ、同時に絞り8を介してパイロツト圧力室1
7に導びかれてメインポペツト5をバランスさせ
るようになつている。
第2図の例において、圧力センサ4の出力リー
ド線はパイロツトボデイ3内からソレノイド装置
12内を経てアンプボツクス13内に導びくこと
ができ、弁の外部に露出した配線をして圧力検出
信号をアンプ13−2に導く場合よりも外観を優
れたものにし、同時に断線等のトラブル防止もで
きるようになる。アンプボツクス13内に前述の
メインアンプ13−1、センサーアンプ13−
2、差動アンプ13−3などが配設されているこ
とは述べるまでもなく、その他、アンプ内でルー
プ偏差電圧ΔVを検知しつつ、それが異常電圧値
を示したときのアラーム信号を外部接続端子から
とり出せるようにしたり、アラーム信号に基づい
てリリーフ弁をアンロードにするようなフエイル
セーフ機能を持たせたり、外部制御用圧力検出信
号を外部端子からとり出せるようにしたり、種々
の付加機能をもたせることも勿論可能である。
第3図は第2図の例の変形例を示し、この図の
例では圧力センサ4を中間プレート2内に配置し
ている。従つてこの例では、圧力センサ4の無い
中間プレート2を別に用意しておくことで、同じ
メインボデイとパイロツトボデイとを、閉ループ
回路用の弁、或いは開ループ回路用の弁のいずれ
にも共用できるようになる。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、本考案によれば、閉ルー
プ回路構成を弁自体で組むことができるので、油
圧システムの構成を複雑にすることがなく、シス
テムの制御精度の向上が容易に可能となり、弁取
付構造を一般的な開ループ回路構成用の弁と同じ
にすることができ、従つて開ループ制御のシステ
ムを弁の交換のみで閉ループ制御のシステムに変
更することが可能であり、しかもその場合に閉ル
ープ制御系が弁自身に内蔵されているので高度の
専門知識を要することなく取扱うことができるよ
うになるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す系統図、第2
図は同じく要部の構成を示す縦断面図、第3図は
同じく変形例を示す縦断面図である。 1……メインボデイ、2……中間プレート、3
……パイロツトボデイ、4……圧力センサ、5…
…メインポペツト、6……圧力ポート、7,7−
1,7−2,7−3……圧力検出油路、8……絞
り、10……パイロツトポペツト、12……比例
式ソレノイドプランジヤ装置、13−1……メイ
ンアンプ、13−2……センサーアンプ、13−
3……差動アンプ、14……タンクポート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圧油入口ポートと圧油出口ポートとこれら両ポ
    ート間において圧力制御部を形成する主弁体とを
    含む第1の弁ボデイと、前記主弁体に作用させる
    パイロツト圧力を制御するパイロツト弁体を含む
    第2の弁ボデイと、前記第2の弁ボデイに取付け
    られ前記パイロツト弁体に対して前記パイロツト
    圧力を設定するための入力電流に比例した力を作
    用させる比例式ソレノイドプランジヤ装置と、前
    記ソレノイドプランジヤ装置に取付けられ前記ソ
    レノイドプランジヤ装置の入力電流を制御するパ
    ワーアンプを内蔵したアンプボツクスとを備えた
    比例電磁式圧力制御弁において、 前記第1の弁ボデイと第2の弁ボデイとの間に
    サンドイツチ状に挟まれてこれら弁ボデイと共に
    積層ボデイ構造を形成する中間プレートと、前記
    中間プレートまたは前記第2の弁ボデイの内部に
    設けられ前記主弁体によつて圧力制御された圧油
    の圧力を検出して電気信号を出力する圧力センサ
    と、前記主弁体によつて圧力制御された圧油を前
    記第1の弁ボデイの内部を通して前記中間プレー
    トの内部または前記第2の弁ボデイの内部の前記
    圧力センサまで導くように設けられた内部圧力検
    出油路と、前記アンプボツクス内に収納され前記
    圧力センサの出力信号を外部から与えられる指令
    信号と比較してループ偏差信号を前記パワーアン
    プに入力するフイードバツク回路とを備えたこと
    を特徴とする比例電磁式圧力制御弁。
JP1985131726U 1985-08-30 1985-08-30 Expired JPH0426896Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985131726U JPH0426896Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30
US06/898,041 US4796661A (en) 1985-08-30 1986-08-19 Proportional electro-hydraulic pressure control valve
DE19863629226 DE3629226C2 (de) 1985-08-30 1986-08-29 Proportionales elektrohydraulisches Drucksteuerventil

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985131726U JPH0426896Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6240617U JPS6240617U (ja) 1987-03-11
JPH0426896Y2 true JPH0426896Y2 (ja) 1992-06-29

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ID=31030447

Family Applications (1)

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JP1985131726U Expired JPH0426896Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5412456A (en) * 1977-05-10 1979-01-30 Voith Getriebe Kg Electromagnet

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5412456A (en) * 1977-05-10 1979-01-30 Voith Getriebe Kg Electromagnet

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JPS6240617U (ja) 1987-03-11

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