JPH0426754A - 薄膜作成方法 - Google Patents

薄膜作成方法

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Publication number
JPH0426754A
JPH0426754A JP12851790A JP12851790A JPH0426754A JP H0426754 A JPH0426754 A JP H0426754A JP 12851790 A JP12851790 A JP 12851790A JP 12851790 A JP12851790 A JP 12851790A JP H0426754 A JPH0426754 A JP H0426754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
substrate
mask
hole
source
Prior art date
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Pending
Application number
JP12851790A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Sakono
郁夫 迫野
Mikio Hashimoto
幹雄 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP12851790A priority Critical patent/JPH0426754A/ja
Publication of JPH0426754A publication Critical patent/JPH0426754A/ja
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  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえばスパッタ法、イオンブレーティング
法および蒸着法などのような薄膜作成方法に関し、もつ
と詳しくは、基板上に形成される薄膜パターンのための
マスクを用いる薄膜作成方法に関する。
従来の技術 基板上に薄膜を形成する方法としては、ホトリソグラフ
ィを用いる方法と、マスクを用いる方法とがある。ホト
リソグラフィを用いる方法は、高精度の薄膜パターンを
得るためにもっとも適した方法であるけれども、工程数
が多いという問題がある。
これに対して、あまり精度の要求されない薄膜パターン
を形成するには、マスクを使用する方法が適している。
第6図は、このようなマスクを使用する先行技術の断面
図である。スパッタリング法において、プラズマ中のイ
オンを、ターゲットであるソース1に衝突させて、その
ソース1の表面にある原子を跳飛ばし、基板2上に薄膜
3を付着して形成する。基板2は、ソース1側に設けら
れたマスク4上に乗載される。
第7図はマスク4の平面図であり、第8図はそのマスク
4の第7図における切断面線■−■から見た断面図であ
る。このマスク4には、薄膜3のパターンに対応した孔
5が形成される。ソース1は金属であり、基板2および
マスク4は、たとえばガラスなどである。ソース1から
の原子は、基板2の表面だけでなく、マスク4の表面に
も参照符6で示されるように薄膜として形成される。本
件発明者の実験によれば、このようなスパッタリング法
において、基板2の表面とマスク4の孔5の周縁との境
界7付近で、局所的な電界集中が発生し、異常放電が生
じる。そのため基板2上の薄M3のパターンが不良とな
り、また基板2が損傷する。
またこの先行技術では、基板2を、薄膜作成のためにマ
スク4上に乗載する際に、基板2がマスク4上で摺動し
てずれると、基板2の第6図における下面にマスク4に
よって傷が付いてしまう。
また基板2上に薄膜3が形成された後、マスク4」二か
ら基板2を取上げる際に、基板2がマスク4上で摺動し
て変位すると、薄膜3がマスク4によって損傷してしま
う。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、基板上に薄膜を高品質で付着形成して
作成することができるようにした薄膜作成方法を提供す
るである。
課題を解決するための手段 本発明は、薄膜が作成されるべき基板のソース側の表面
に、その作成されるべき薄膜パターンに対応した孔また
は切欠きを有するマスクを配置し、ソースからの粒子を
、孔または切欠きから露出している基板上に付着する薄
膜作成方法において、前記マスクは、その孔または切欠
きの周縁の断面形状が、基板に近付くにつれて拡ってい
るように構成されることを特徴とする薄膜作成方法であ
る。
作  用 本発明に従えば、たとえばスパッタリング法のプラズマ
中のイオンが衝突されるターゲットであるソース、なら
びにイオンブレーティング法および蒸着法などにおける
蒸発源であるソースからの粒子は、マスクに形成された
孔または切欠きを通過して、基板に付着し、これによっ
て基板上に薄膜が形成され、このマスクの孔または切欠
きの周縁の断面形状は、基板に近付くにつれて拡ってお
す、換言すると、このマスクの孔または切欠きの周縁は
、ソースに近付くにつれて先窄り、すなわち先細りとな
っている。したがってソースからの粒子は、孔または切
欠きのすぼまっている部分で遮断され、このすぼまって
いる部分に臨む・基板の表面にだけ、粒子が付着される
。したがって孔または切欠きの基板側の拡った周縁には
、粒子が付着しない。したがってこの孔または切欠きの
拡った周縁イ1近でスパッタリング法およびイオンブレ
ーティング法などのようなプラズマ中での異常なグロー
放電が生じることはない。またマスクに基板を接触およ
び離反する際などに、基板とマスクとが僅かに摺動して
変位したとしても、基板上に形成された薄膜が、マスク
の孔または切欠きの拡った周縁に接触することがなく、
基板および薄膜の損傷が防がれる。このようにして基板
上に高品質の薄膜を作成することができる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の断面図である。
スパッタリング法において、2〜5mTorrの圧力下
で、ターゲットであるソース11の近くに作られたプラ
ズマ中のイオンが加速されて、そのソース11に衝突し
、これによってソース1]の表面にある原子が跳飛ばさ
れてスパッタされ、こうしてスパッタされた原子は、矢
符12で示されるようにして、支柱13によって支持さ
れたマスク14の孔15を経て基板16の表面に付着し
、こうして薄膜17が形成される。ソース11は、たと
えばMo、A(1、W、Ti 、TaおよびITO(イ
ンジウム錫酸化物)などである。基板16は、たとえば
ガラスなどの電気絶縁性材料から成る。
マスク14は、たとえばガラスおよびセラミックスなど
の電気絶縁性材料から成り、あるいは金属表面に電気絶
縁性材料、たとえば5i02.Sj、 N 、 T a
 2OS、 A 1203などが被覆された構成を有し
、その厚みは、約1μm程度である。
ガラスおよびセラミックスなどの電気絶縁性材料から成
るマスク14を製造する手順を、第2図の平面図および
第3図の断面図を参照して述べる。
まず第2図(1)に示される平板18は、第3図(1)
に示される断面形状を有し、この平板を、第2図(2)
で示されるように孔19を形成し、この孔19は第3図
(2)で示されるように平坦な表面に垂直である。次に
第2図(3)で示されるように、前述の孔19に傾斜し
た孔15を形成し、この断面形状は第3図(3)に示さ
れるとおりである。孔15の周縁の断面形状は、基板1
6に近付くにつれて拡っており、その平坦な表面となす
角度θ1はたとえば45°である。したがってソース1
1からの粒子である原子は、マスク14の孔15のソー
ス11側のすぼまった端部20を通過し、基板16上に
付着して前述のように薄膜17が形成される。マスク1
4にはこの部分20付近でその表面に薄膜21が形成さ
れる。マスク14の孔15の拡っな部分22付近には薄
膜17が形成されていない領域23が存在し、またこの
孔15の内周面にも丈な原子が付着しない。したがって
プラズマ中で薄膜17.21間に電位差が生しることは
なく、そのため異常なグロー放電が生じることはない。
したがって基板16および薄膜17のグロー放電による
損傷が生ぜず、高品質の薄膜17を形成することができ
る。
また薄膜17を形成するために基板16をマスク14に
近接してマスク14上に乗載する際に、基板16とマス
ク14とが第1図の左右方向に摺動して変位したとして
も、領域23の範囲内でマスク14の部分22が基板1
6に接触するだけであって、希望するパターンの薄膜1
7が形成される領域で基板16が損傷されることはない
。しかも薄117が基板16上に形成された後に、基板
16を第1図の上方にマスク14から離反して取上げる
際に、基板16がマスク14上で僅かに摺動変位しても
、マスク14の部分22が領域23内にある限り、薄膜
17がマスク14によって損傷されることはない。この
ようにして高品質の薄WA17を基板16上に形成して
作成することができる。
第4図は、本発明の他の実施例のマスク25の断面図で
ある。孔26の周縁は、円弧状にくぼんで形成され、第
4図の上方にある基板16に近付くにつれて拡っている
第5図は、本発明の他の実施例のマスク27の断面図で
ある。この孔28は、外に凸の円弧状であり、第5図の
上方にある基板に近付くにつれて拡った周縁を有する。
本発明は、イオンブレーティング法において蒸発源から
蒸発した原子が、プラズマ中を通過する際にイオン化さ
れ、マスクを経て基板に衝突されて薄膜を作成する方法
においても実施することができ、また蒸着法、すなわち
蒸発源からの蒸気がマスクを経て基板に付着する方法に
おいても実施することができ、さらにまた本発明はその
他の方法においてもまた実施することができる。
本発明は、たとえば大形のアクティブマトリクス形カラ
ー液晶表示素子などの製造の際に好適に実施することが
できる。
本発明は、マスク14,25.27に薄膜17のパター
ンに対応した切欠き、すなわち内周面が無端状となって
いる孔ではなく、内周面が分断さ=8 れた構造に関してもまた、実施することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ソースからの粒子が基板
に向けて通過するマスクの孔または切欠きの周縁の断面
形状を、基板に近付くにつれて拡った形状とすることに
よって、その基板上に形成された薄膜はマスクに付着し
た薄膜と分断されることになり、スパッタリング法およ
びイオンブレーティング法などのようなプラズマ中での
薄膜作成時に、異常放電が生じることが防がれ、薄膜お
よび基板の損傷が防がれる。
また本発明によれば、基板とマスクとの相互の近接およ
び離反時に基板とマスクとが摺動して変位しても、薄膜
が形成されるべき基板上の領域に、または基板上に形成
された薄膜にマスクによって傷が付くことが防がれる。
このようにして、高品質の薄膜を基板上に作成すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図はマスク1
4の製造方法を説明する平面図、第3図はそのマスク1
4の製造方法を説明する断面図、第4図は本発明の他の
実施例のマスク25の断面図、第5図は本発明のさらに
他の実施例のマスク27の断面図、第6図は先行技術の
断面図、第7図は先行技術のマスク4の平面図、第8図
は第7図に示されるマスク4の切断面線■−■から見た
断面図である。 11・・・ソース、1.4,25.27・・・マスク、
15.26.28・・孔、16・・基板、17・・・薄
膜代理人  弁理士 画数 圭一部 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  薄膜が作成されるべき基板のソース側の表面に、その
    作成されるべき薄膜パターンに対応した孔または切欠き
    を有するマスクを配置し、 ソースからの粒子を、孔または切欠きから露出している
    基板上に付着する薄膜作成方法において、前記マスクは
    、その孔または切欠きの周縁の断面形状が、基板に近付
    くにつれて拡っているように構成されることを特徴とす
    る薄膜作成方法。
JP12851790A 1990-05-17 1990-05-17 薄膜作成方法 Pending JPH0426754A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12851790A JPH0426754A (ja) 1990-05-17 1990-05-17 薄膜作成方法

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JPH0426754A true JPH0426754A (ja) 1992-01-29

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ID=14986698

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JP12851790A Pending JPH0426754A (ja) 1990-05-17 1990-05-17 薄膜作成方法

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JP (1) JPH0426754A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013028835A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Kyocera Crystal Device Corp 膜形成方法
CN105702799A (zh) * 2014-11-27 2016-06-22 上海晶玺电子科技有限公司 金属化方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013028835A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Kyocera Crystal Device Corp 膜形成方法
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