JPH04265795A - レーザー誘導カラー転写画像の形成方法およびそれに使用する色素受容素子 - Google Patents

レーザー誘導カラー転写画像の形成方法およびそれに使用する色素受容素子

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JPH04265795A
JPH04265795A JP3286708A JP28670891A JPH04265795A JP H04265795 A JPH04265795 A JP H04265795A JP 3286708 A JP3286708 A JP 3286708A JP 28670891 A JP28670891 A JP 28670891A JP H04265795 A JPH04265795 A JP H04265795A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機により得られる
印刷カラー画像を提供するのに用いられるカラープルー
フを得るための感熱色素転写方法およびそれに使用され
る中間受容体に関するものであり、より詳細には、上記
方法で用いられる中間受容体における不透明反射支持体
の使用に関する。本発明の目的上、黒白画像が「カラー
画像」の語の範囲内に含まれるものと考えられている。
【0002】
【従来の技術】インク・オン・ペーパー(ink−on
−paper)印刷による連続階調(写真)画像の外観
を近づけるために、商業印刷産業はハーフトーン印刷と
して知られている方法にたよっている。ハーフトーン印
刷では、写真印刷で実施されているように色濃度を均一
に変化させる代わりに、同一の色濃度であるが種々のサ
イズの網点の印刷パターンにより色濃度階調が作り出さ
れている。
【0003】印刷機の運転を開始する前にカラープルー
フ画像を得ることに、重要な商業上の必要性が存在する
。カラープルーフが、印刷機で得られる印刷物の画像品
質、細部、カラートーンスケール、および多くの場合に
ハーフトーンパターンを正確に表すであろうことは望ま
しい。インク印刷されたフルカラー画像を作り出すのに
必要な操作順序において、プルーフは、最終の3種以上
の印刷版もしくはシリンダーが製造されるカラー分解デ
ータの精度を調べることも必要とされる。従来より、こ
のようなカラー分解プルーフは、最終フルカラー画像を
集成する前に、多くの露光および処理段階を必要とする
ハロゲン化銀写真硬調リス系または非ハロゲン化銀感光
系を必要としてきた。例えば、Ngらの米国特許第4,
600,669号明細書は、電子写真カラープルーフ系
を開示する。
【0004】1991年4月23日に出願された特願平
3−92130号明細書には、原画像の直接デジタルハ
ーフトーンカラープルーフを作製するための感熱色素転
写方法が記載されている。プルーフは、印刷機より得ら
れる印刷カラー画像を検討するのに用いられる。その明
細書に記載される方法は、下記工程を含んでなる。 a)原画像の形状およびカラースケールを表す一連の電
気信号を発生させる工程、 b)色素層および赤外吸収材料をその上に担持する支持
体を含んでなる色素供与体素子をポリマー色素画像受容
層をその上に担持する支持体を含んでなる第1中間色素
受容素子と接触させる工程、 c)上記信号を用いて、ダイオードレーザーにより色素
供与体素子を像様加熱することにより色素画像を第1色
素受容素子へ転写する工程、そして d)印刷カラー画像と同様の基板を担持する第2最終色
素画像受容素子に色素画像を転写する工程。
【0005】上記特願平3−92130号明細書に示さ
れるように、中間色素受容素子は、最終カラープルーフ
を得るために、次の第2受容素子への転写に用いられる
。これは、トナーを用いて誘電性支持体上にコンポジッ
トカラー画像を形成し、次いで印刷操作より予測される
カラー印刷を模造するように、基板へカラー画像および
支持体を積層する工程を公表しているNg他の電子写真
カラープルーフ系(上記参照)と同様である。両者の方
法では、第2もしくは最終受容素子は実際の印刷操作に
用いられるものと同様の基板を担持できる。これは、実
際の印刷操作で得られるであろう印刷画像の外観および
感触と非常に近似するカラープルーフを得ることを可能
にする。多種多様の基板が、カラープルーフ(第2受容
体)を製造するのに使用できるとはいえ、ただ1種の中
間受容体を使用することのニーズが存在する。
【0006】感熱色素転写カラープルーフについては、
中間受容体は色素の汚染や結晶化を伴うことなく効率の
良い色素取り込みを最適化できる。再転写工程では、色
素および受容体バインダーを共に第2受容体へ転写して
もよく、または第2受容体が色素に対して感受性である
場合には色素を単独で転写してもよい。好ましくは、色
素を単独で最終受容体へ再転写する場合に低減するかも
しれない画像の鮮明さおよび全体の品質を維持するため
に、色素および受容体バインダーは同時に最終カラープ
ルーフ受容体へ転写される。これは、分離可能な誘電性
ポリマー支持体層を電子写真素子由来のコンポジットト
ナー画像と共に最終受容体基板へ転写する工程を公表し
ているNg他の電子写真カラープルーフ系と同様である
【0007】最終受容体がプルーフ画像について所望の
バックグラウンドを提供するので、中間支持体は観察条
件としていずれか特定のバックグラウンドの提供を必要
としない。中間色素受容素子の画像形成色素受容層を最
終カラープルーフ受容体へ転写した後、中間受容体支持
体は簡単に放棄されるかもしれない。このようなものと
しては、上記経済上の目的により特願平3−92130
号明細書に記載されるような簡素で透明な支持体が用い
られてきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】中間受容体への最初の
色素転写が、特願平3−92130号明細書に示される
ようなレーザー感熱色素転写により実施される場合、赤
外吸収物質および中間受容体を含有する色素供与体は印
刷ドラムのような表面上で面を向かい合わせに接触させ
た状態にして、色素供与体をレーザーで像様加熱して色
素を揮発させることにより色素画像が転写されているの
で(ここで、レーザー光線は色素供与体へ向けられ、そ
して原画像の形状および色彩を表す一連の信号により変
調されている)、そのため色素が加熱されて原画像のカ
ラーを再現するのに色素受容層上で色素の存在が必要と
される領域のみで揮発化が生じる。最初の色素転写を実
施するためのレーザーの使用は、画像の鮮鋭度に関して
実質的な利点を与えるとはいえ、特願平3−92130
号明細書に記載される系は、低濃度で画像欠陥を生じる
ことが多いことが見い出されてきた(すなわち、欠陥領
域の画像は周囲領域より低濃度である)。このような欠
陥を発生することなくレーザー感熱色素転写によってカ
ラープルーフを得ることが望ましいであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】これらの目的および他の
目的は、一の態様では、下記工程を含んでなる方法を含
んでなる本発明により達成される。 (a)レーザーにより、中間色素受容素子のポリマー色
素画像受容層と接触した色素供与体素子を像様加熱して
色素画像を色素画像受容層へ転写する工程であって、そ
の中間色素受容素子が、色素画像受容層およびレーザー
を作動させる波長で光に対して実質的に不透明である層
を含んでなる工程、(b)着色されたポリマー色素画像
受容層を最終受容体素子へ付着させる工程、ならびに(
c)不透明層を上記着色された画像受容層より分離する
工程。さらなる態様では、本発明は上記方法で用いられ
る中間受容素子を含んでなる。
【0010】形成される色素画像の欠陥は、最初の色素
転写の間に中間受容体および色素供与体が置かれる印刷
ドラム表面上の不規則性に対応することが見い出されて
きた。ドラム表面の不規則性に起因して、色素供与体お
よび中間受容体を通過させた後にドラム表面より色素供
与体へ不均一にレーザーが反射されるので、色素供与体
が不均一に再加熱されることにより、このような欠陥が
生ずるものと考えられている。上記不規則性は、吸引孔
(ドラムに対して中間受容体を均一に固定するのに用い
られる)、掻き傷、ほこり−腐食ならびにインクもしく
はマーカー線などの形状をとる可能性がある。
【0011】本発明方法は、実質的に不透明な層を担持
する中間受容体素子を使用する。この発明の目的上、色
素供与体を加熱するのに用いられるレーザー光の大部分
を、層が中間受容素子を通過させることを妨害する場合
には、その層は実質的に不透明であると考えられている
。好ましくは、このような不透明層は、中間受容体を通
過するレーザー光の画分を最小限にするためのレーザー
光の波長で、少なくとも1.0、最も好ましくは少なく
とも1.4の光学透過濃度を有するように選ばれ、それ
により印刷ドラム表面に到達するレーザー光の量および
印刷ドラム表面の反射性の不均一性より生じるいずれか
の悪影響を最少にする。
【0012】
【具体的な態様】本発明に用いられる不透明層は、レー
ザー光の波長で大部分の光が通過するのを妨害するいず
れかの材料または材料の組み合わせを含有してもよい。 金属層(例えばアルミニウム、銀、ニッケルおよびチタ
ンなど)、炭素層、ならびに二酸化チタン着色ポリ(エ
チレンテレフタレート)もしくはポリエチレンのような
着色されたポリマー層は、近赤外線領域で作動するダイ
オードレーザーに有効であることが見い出されてきた。 また、数多くの他の材料、例えば、金属酸化物、金属硫
化物、金属塩、色素および他の着色剤などを使用して不
透明層を形成することが可能であり、そして等価の不透
明層の選択は当業者の技術水準内に十分に入る。不透明
層の最適な厚さは、不透明層を製造する材料に依存する
。例えば、非常に薄い金属層(例えば、約0.01〜0
.2μmのオーダー)は、近赤外ダイオードレーザー光
の大部分が通過するのを妨害するのに充分な光学濃度を
提供するが、同様の光学濃度を提供するには着色ポリマ
ーのより厚い層が必要であるかもしれない。用いられる
特定の材料に基づく不透明層の厚さの最適化は日常研究
の課題であり、当業者の技術水準内に十分入る。
【0013】本発明の好ましい態様では、本発明方法で
用いられるレーザーの波長で光を反射する不透明層が用
いられる。本発明の目的上、色素供与体を加熱するのに
用いられるレーザー光の波長で測定される層のパーセン
ト総反射率が約15%以上である場合に、その層が「反
射」すると考えられている。このような反射層は、非反
射不透明層と比較して中間受容体への色素転写効率を増
強することが見い出された。より好ましい態様では、不
透明層が、非常に高い反射性の層であり、レーザー光の
波長で約50%以上のパーセント総反射率を有するもの
である。
【0014】さらに好ましい態様では、不透明層が、レ
ーザーの波長で光に対して主に鏡面反射性である。層が
拡散反射するよりも大きなパーセンテージの光を鏡面反
射する場合に、層が主に鏡面反射性であると考えられて
いる。金属、例えばクロム、銅、チタン、アルミニウム
および銀など、ならびに炭素の真空蒸着層は、主に鏡面
反射性である材料の具体例である。
【0015】中間色素受容素子は不透明層を担持する分
離支持体を含有してもよく、または不透明層自体が素子
支持体として機能してもよい。分離支持体が用いられる
場合、それはポリマーフィルム、例えば、ポリ(エーテ
ルスルホン)、ポリイミド、セルロースエステル(例え
ば、酢酸セルロース)、ポリ(ビニルアルコール−コ−
アセタール)もしくはポリ(エチレンテレフタレート)
であってもよい。一般的には、5〜500μmのポリマ
ーフィルム支持体が用いられる。あるいは、紙支持体を
用いてもよい。紙支持体を用いる場合には、なめらかさ
を与えるために樹脂を塗布したものが好ましい。中間支
持体の厚さは臨界的ではないが、適当な寸法安定性を提
供すべきである。自立不透明および/または反射層は、
フィルム、ホイルおよびシートなどの形をとるかもしれ
ない。中間受容素子でのそれらの使用に加えて、また、
分離可能な不透明および/または反射層が、欠陥を覆い
隠して、透明ポジを形成するのに用いられる受容素子へ
の色素転写濃度を増加するのに用いてもよい。
【0016】分離支持体が用いられる場合、不透明層は
、いずれかの都合の良い手段、例えば、溶剤塗布、蒸着
、化学蒸着、真空蒸着、押出塗布および積層などにより
塗布してもよい。不透明層は、色素画像受容層を塗布す
る面と同一の支持体側面へ塗布してもよく、または支持
体の反対側の側面上に塗布してもよい。好ましくは、不
透明層が反射性である場合、色素画像受容層と同一の支
持体側面上に不透明層が存在する。これは、反射層を色
素供与体の近くに置くことによって、レーザーを色素供
与体に対して均一に反射させることにより色素転写効率
を最大にする。
【0017】色素画像受容層は、例えば、ポリカーボネ
ート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、
セルロースエステル(例えば、酢酸酪酸セルロースもし
くは酢酸プロピオン酸セルロース)、ポリ(スチレン−
コ−アクリロニトリル)、ポリ(カプロラクトン)、ポ
リビニルアセタール{例えば、ポリ(ビニルアルコール
−コ−ブチラール)}ならびにそれらの混合物または第
2受容体へ付着するいずれか他の通常のポリマー色素受
容体材料を包含してもよい。色素画像受容層は、意図す
る目的に有効的ないずれの量を存在させてもよい。一般
的には、約0.2〜約5g/m2 の濃度で良好な結果
が得られてきた。
【0018】本発明方法で用いられる色素供与体は、熱
転写可能な色素含有層をその上に担持する支持体を含む
。顔料よりもむしろ色素供与体中での色素の使用は、種
々の印刷インクに対して色相および色彩の近似を可能に
する色相および色彩の広範な選択を可能にし、そして所
望であれば1回以上画像を受容体へ容易に転写できる。 また、色素の使用は、いずれか所望のレベルへの容易な
濃度変更を許容する。
【0019】いずれの色素も、加熱処理によって色素受
容層へ転写できる本発明で使用される色素供与体に用い
られうる。特に良好な結果が、昇華性色素、例えば、米
国特許第4,541,830号、同4,698,651
号、同4,695,287号、同4,701,439号
、同4,757,046号、同4,743,582号、
同4,769,360号および同4,753,922号
明細書に記載されるようなもので得られてきた。色素は
単独でまたは組み合わせて使用してよい。
【0020】印刷産業のカラープルーフでは、Inte
rnational Prepress Proofi
ng Association により提供されるプル
ーフインク基準を一致できることは重要である。 これらのインク基準は、標準4色工程インクで作製され
る濃度パッチであり、SWOP(Specificat
ions Web Offset Publicati
ons)色基準(Color References)
として既知である。ウェッブオフセットプルーフ用のイ
ンクの色測定における追加資料については、「Adva
nces in Printing Science 
and Technology 」、Proceedi
ngs of the 19th Internati
onal Conference of Printi
ng Research Institutes, E
isenstadt, オーストリア,1987年6月
、J.T.LingおよびR.Warner、55ペー
ジを参照されたい。
【0021】本発明で使用される色素供与体素子の色素
は、付着量約0.05〜約1g/m2 の範囲内で用い
られ、そしてポリマーバインダー、例えば、セルロース
誘導体(例えば、酢酸水素フタル酸セルロース、酢酸セ
ルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸酪酸セル
ロース、三酢酸セルロースもしくは米国特許第4,70
0,207号明細書に記載されるいずれかの材料);ポ
リカーボネート;ポリビニルアセテート;ポリ(スチレ
ン−コ−アクリロニトリル);ポリ(スルホン);ポリ
(ビニルアルコール−コ−アセタール){例えば、ポリ
(ビニルアルコール−コ−ブチラール)もしくはポリ(
フェニレンオキシド)に分散される。上記バインダーは
、付着量約0.1〜約5g/m2 の範囲内で用いても
よい。
【0022】色素供与体素子の色素層は、支持体上へ塗
布するか、または印刷技法、例えば、グラビア法により
支持体上に印刷してもよい。寸法安定性を有し、昇華性
色素を転写するのに必要とされる加熱に耐えうるいずれ
かの材料が、本発明で使用される色素供与体素子用の支
持体として使用できる。このような材料としては、ポリ
エステル{例えば、ポリ(エチレンテレフタレート)}
;ポリアミド;ポリカーボネート;セルロースエステル
(例えば、酢酸セルロース);フッ素ポリマー{例えば
、フッ化ポリビニリデンもしくはポリ(テトラフルオロ
エチレン−コ−ヘキサフルオロプロピレン)};ポリエ
ーテル(例えば、ポリオキシメチレン);ポリアセター
ル;ポリオレフィン(例えば、ポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリプロピレンもしくはメチルペンタンポリマー
);ならびにポリイミド(例えば、ポリイミド−アミド
およびポリエーテルイミド)が挙げられる。一般的に支
持体は、約5〜約200μmの厚さを有する。また、所
望であれば、例えば、米国特許第4,695,288号
もしくは同4,737,486号明細書に記載されるこ
れらの材料のように、支持体に下塗り層を塗布してもよ
い。
【0023】ダイオードレーザーは、その小さなサイズ
、低い経費、安定性、信頼性、耐久性および調節の容易
さの点で相当な利点を与えるので、色素供与体から中間
受容体へ色素を転写するためにダイオードレーザーを使
用することが好ましい。実際に、いずれかのレーザーが
色素供与体素子を加熱するために使用されうる前は、素
子に赤外吸収物質を含有させねばならなかった。次いで
レーザー輻射線が色素層へ吸収され、内部転換として既
知である分子プロセスにより熱へ転換される。
【0024】本発明で使用される色素供与体から色素を
転写するのに用いられうるレーザーは、市販されている
。例えば、レーザーモデル(Laser Model)
 SDL−2420−H2(Spectro Diod
e Labs)もしくはレーザーモデル(Laser 
Model) SLD  304  V/W(Sony
 Corp.)が使用できる。上記方法では、多色色素
供与体が、最終画像で望まれるような数多くの色彩を得
るために組み合わせて用いられるかもしれない。例えば
、フルカラー画像については、4色:シアン、マゼンタ
、イエローおよびブラックが通常用いられる。
【0025】従って、本発明方法の好ましい態様では、
色素が加熱されて、原画像のカラーを再現するのに色素
受容層上で色素の存在が必要とされる領域のみで揮発化
が生ずるため、赤外吸収物質を含有する色素供与体をダ
イオードレーザー光線で像様加熱して色素を揮発させる
ことにより色素画像が転写される。上記ダイオードレー
ザー光線は、原画像の形状および色彩を表す一連の信号
により調節されている。
【0026】色素転写の間に色素供与体を色素受容体よ
り分離するために、上記レーザープロセスで色素供与体
の色素層上の分離層にスペーサービーズを使用してもよ
く、それによってその均一性および濃度が増強される。 この発明は、米国特許第4,772,582号明細書に
より詳細に記載されている。あるいはスペーサービーズ
は、米国特許第4,876,235号明細書に記載され
るように色素受容体の受容層の中にまたはその上に使用
してもよい。所望であれば、スペーサービーズにポリマ
ーバインダーを塗布してもよい。
【0027】本発明のさらに好ましい態様では、炭素不
純物由来の画像色素の色彩の彩度の低減を避けるために
、色素供与体素子にはカーボンブラックの代わりに赤外
吸収色素が使用される。また、吸収色素の使用は、不充
分な炭素分散による不均一性の問題も回避する。例えば
、シアニン赤外吸収色素は、米国特許第4,973,5
72号明細書に記載されるように使用されうる。使用で
きる他の材料は、米国特許第4,912,083号、同
4,942,141号、同4,948,776号、同4
,948,777号、同4,948,778号、同4,
950,639号、同4,950,640号、同4,9
52,552号、同5,019,480号、同5,03
4,303号、同5,035,977号および同5,0
36,040号明細書に記載されている。
【0028】前述のように、原画像の形状および色彩を
表す一連の電気信号を発生させる。これは、例えば、原
画像を走査して画像をフィルターへ通過させ、所望の原
色(赤、青および緑)へ画像を分解し、次いで光エネル
ギーを電気エネルギーへ変換することにより実施できる
。次いで電気信号をコンピューターにより変性させて、
カラープルーフを形成するのに用いられる色分解データ
を作製する。電気信号を得るために原稿の対照物を走査
する代わりに、信号をコンピューターによって発生させ
てもよい。この方法は Graphic Arts M
anual、Janet Field 編集、Arno
Press、ニューヨーク、1980(358 ffペ
ージ)により詳細に記載されている。
【0029】本発明で使用される色素供与体素子は、シ
ート状でまたは連続的なロール状もしくはリボン状で用
いてもよい。連続的なロールもしくはリボンを使用する
場合、異なる色素もしくは色素混合物、例えば、昇華性
シアン色素および/またはイエロー色素および/または
マゼンタ色素および/またはブラック色素あるいは他の
色素の別の領域を有してもよい。このような色素類は、
例えば、先に言及した同時係属出願に記載されている。
【0030】前述のように、第1中間色素受容素子上に
色素画像が得られた後、最終カラー画像を得るために第
2もしくは最終受容素子へそれを再転写する。カラープ
ルーフに関しては、最終受容素子が紙基板を含有する。 基板の厚さは臨界的ではなく、実際に印刷機を操作する
上で得られる印刷が最も近似するように選択されうる。 最終受容素子(カラープルーフ)に用いられる基板の具
体例としては、下記、アドプルーフ{Adproof 
(商標)}(Appleton Paper)、フロコ
ートカーブ{Flo Kote Cove (商標)}
(S.D.Warren Co.)、チャンピオンテキ
ストウェッブ{Champion Textweb(商
標)}(Champion Paper Co.)、ク
インテェッセンスグロス{Quintessence 
Gloss(商標)}(Potlatch Inc.)
、ビンテージグロス{Vintage Gloss (
商標)}(Potlatch Inc.) 、クロムコ
ート{Khrome Kote(商標)}(Champ
ion Paper Co.)、コンソリスグロス{C
onsolith Gloss (商標)}(Cons
olidated Papers Co.) およびマ
ウンティマット{Mountie Matte (商標
)}(Potlatch Inc.)が挙げられる。
【0031】色素移動障壁層、例えば、ポリマー層を最
終受容体カラープルーフ紙基板へ塗布した後に着色画像
受容層をその上へ積層してもよい。このような障壁層は
、別の方法で生じるいずれの色素の汚染も最小限に抑え
る。
【0032】画像を形成した中間色素画像受容層は、例
えば、加熱された定盤の使用、抵抗熱ヘッドの使用、加
圧および/または加熱の他の型の使用ならびに外部加熱
などにより2つの加熱されたローラーの間に中間および
最終受容素子を通過させ、最終受容体へ付着した画像形
成された中間色素画像受容層を伴う積層を形成させるこ
とにより、最終受容体(カラープルーフ基板)へ転写し
てもよい。存在するのであれば、不透明層および分離中
間支持体を紙基板へ積層した後、それらを色素画像受容
層より分離する。剥離剤もしくはストリッピング層(例
えば、ヒドロキシエチルセルロースおよびシリコーン基
材、例えばポリシロキサン)を、分離を促進するために
不透明層と色素画像受容層の間に含めてもよい。また、
親水性セルロース材料およびポリエチレングリコールの
混合物を含有するストリッピング層が、金属層をポリマ
ー色素画像受容層から熱剥離できることも見い出されて
いる。
【0033】下記は、本発明の具体的な態様の例である
。 1)反射層が、支持体と色素画像受容層の間に存在する
ことをさらなる特徴とする特許請求した素子。
【0034】2)反射層が、金属であることをさらなる
特徴とする特許請求した素子。 3)反射層が主に鏡面反射性であることをさらなる特徴
とする特許請求した素子。
【0035】4)工程(a)が下記を含んでなることを
さらなる特徴とする特許請求した方法。 (i)原画像の形状および色彩スケールを表す一連の電
気信号を発生させる工程、(ii) 色素層および赤外
吸収材料を支持体上に担持するその支持体を含んでなる
色素供与体素子をポリマー色素画像受容層を層上に担持
する不透明層を含んでなる中間色素受容素子と接触させ
る工程、ならびに、(iii)  前記信号を用いて、
ダイオードレーザーにより色素供与体素子を像様加熱し
、それによって色素画像を中間色素画像受容層へ転写す
る工程。
【0036】5)不透明層が、レーザーを作動させる光
の波長で測定したものとして少なくとも1.0の透過濃
度を有することをさらなる特徴とする特許請求した方法
【0037】6)不透明層が、レーザーを作動させる波
長で光の15%以上を反射することができることをさら
なる特徴とする特許請求した方法。
【0038】7)最終受容素子が紙基板を含んでなるこ
とをさらなる特徴とする特許請求した方法。
【0039】8)下記工程を含んでなるカラー画像の形
成方法。 (a)ある波長の光で作動させるレーザーにより、中間
色素受容素子のポリマー色素画像受容層と接触した色素
供与体素子を像様加熱して色素画像を色素画像受容層へ
転写する工程であって、その中間色素受容素子が、色素
画像受容層、および実質的に不透明でありレーザーを作
動させる波長で光の15%以上を反射することができる
層を含んでなる工程、(b)着色されたポリマー色素画
像受容層を紙支持体を担持する最終受容体素子へ付着さ
せる工程、ならびに(c)不透明層を上記着色された画
像受容層より分離する工程。
【0040】
【実施例】本発明をさらに具体的に説明するために下記
例を提供する。 例1 個々のマゼンタ色素供与体素子を、ジクロロメタンおよ
び1,1,2−トリクロロエタン溶剤混合物から塗布さ
れた、酢酸プロピオン酸セルロースバインダー(2.5
%アセチル、45%プロピオニル)(0.27g/m2
 )中、以下に具体的に示されるマゼンタ色素(0.4
0g/m2 )、イエロー色素(0.044g/m2 
)、およびシアニン赤外吸収色素(0.054g/m2
 )の混合物からなる色素層を厚さ100μmのポリ(
エチレンテレフタレート)支持体上に塗布することによ
り製造した。
【0041】
【化1】
【0042】
【化2】
【0043】
【化3】
【0044】中間色素受容素子用不透明化支持体を下記
のように製造した。 A.酢酸プロピオン酸セルロース(0.26g/m2 
)中に分散させたRegal (商標)300カーボン
(Regal Carbon Co) (0.05g/
m2 )(平均径20〜30ミクロン)、 Fluor
ad(商標)FC−431フッ素化界面活性剤(3M 
Corp)(0.002g/m2 )および Sols
perse(商標)24000分散剤 (ICI Co
rp) (0.0005g/m2 )の層を、ジクロロ
メタンおよび1,1,2−トリクロロエチレン溶剤混合
物から厚さ100μmのポリ(エチレンテレフタレート
)支持体上へ塗布した。この不透明化支持体の透過濃度
測定値は1.8であった。
【0045】B.金属アルミニウム層を、アルミニウム
供給源を用いて付着量が0.180μmになるまでポリ
(エチレンテレフタレート)支持体(厚さ100μm)
上に真空蒸着させた。透過濃度測定値は4.2に達した
。真空蒸着は、MaiselおよびGlang 編集の
「薄層フィルム技術のハンドブック(Handbook
 of Thin Film Technology)
」Mc−Graw−Hill Publ. Co., 
1983年に記載される標準電子線蒸着を用いて実施し
た。
【0046】C.金属アルミニウム層を、厚さ0.08
1μmに設定する以外は上記Bのように真空蒸着した。 透過濃度測定値は3.8に達した。
【0047】D.金属アルミニウム層を、厚さ0.02
8μmに設定する以外は上記Bのように真空蒸着した。 透過濃度測定値は1.4に達した。
【0048】各不透明化支持体の不透明層の表面上に 
Syloff 7146(商標)活性シロキサンポリマ
ー(Dow Corning Co.) (0.22g
/m2 )および Syloff 7048(商標)低
分子量活性ポリシロキサン架橋剤(Dow Corni
ng Co.)(0.001g/m2 )の剥離層をト
ルエンを用いて塗布した。この層の表面上に、Butv
ar(商標)B−76ポリ(ビニルアルコール−コ−ブ
チラール)バインダー(Monsanto Co.)(
4.0g/m2 )中架橋ポリ(スチレン−コ−ジビニ
ルベンゼン)ビーズ(平均径14ミクロン)(0.11
g/m2 )およびDC−510(商標)シリコーン流
体(Dow Corning Co.) (0.03g
/m2 )の色素受容層を、1−ブタノールを用いて塗
布した。
【0049】対照中間受容体を、透明なポリ(エチレン
テレフタレート)支持体を用いる以外は上述のように剥
離層および色素受容層を用いて製造した(対照C−1)
。各中間受容体の透過濃度を830nmでPerkin
−Elmer Lambda 6 分光光度計を用いて
測定した。
【0050】反射印刷ドラム中の吸引孔および反射印刷
ドラム上の掻き傷のような問題点に起因する欠陥を模写
する「欠陥画像」を印刷するために、無光沢ブラックカ
ーボン(Kodak Conductive Lacq
uer CE−035) からなる欠陥領域を印刷ドラ
ムにより作出した。
【0051】単色ハーフトーン「無欠陥」画像および「
欠陥」画像を下記に記載されるように各中間受容体上へ
印刷すると、その画像は印刷ドラムの不変領域および「
欠陥」領域と一致した。トランスレーションステージ(
translation stage) 上に取り付け
られ、色素供与体層に焦点を合わせたレンズ集成体と接
続した一連のダイオードレーザーからなる、米国特許第
4,876,235号明細書に記載されるようなレーザ
ー・イメージングデバイスを用いた。色素受容素子は、
受容層を外側に向けたままダイオードレーザー・イメー
ジングデバイスのドラムに固定した。色素供与体素子を
受容素子と向かい合わせに接触させて固定した。
【0052】使用したダイオードレーザーは、Spec
tra Diode Labs NO. SDL−24
30 であり、各々光ファイバーの末端において波長範
囲800〜830nmおよび公称出力250ミリワット
を有するレーザー光線の出力用のまとめて取り付けられ
た光ファイバーを担持する。光ファイバーのへき開面(
コア直径100ミクロン)が、トランスレーションステ
ージ上に取り付けられた倍率0.5のレンズ集成体を用
いて色素供与体の平面上に画像形成して公称スポット寸
法23ミクロンおよび焦点面での総実測出力171ミリ
ワットを与えた。
【0053】ドラム(外周298mm)を200rpm
 で回転させてイメージング電子装置を作動させた。マ
イクロステッピングモーターにより回転する親ねじを用
いて色素供与体を横切るようにトランスレーションステ
ージを前進させたところ、中心−中心線距離14ミクロ
ンが得られた(1センチメートル当り714線、または
1インチ当り1800線)。ハーフトーン画像について
、明度98%(高濃度)から明度2%(低濃度)まで変
化する寸法(明度)の一連の均一なドットパターンを増
加量10%で作成した。
【0054】レーザーを約50mm走査した後、レーザ
ー露光装置を停止させ、中間受容体を色素供与体より分
離した。多種多様な明度のハーフトーン色素画像を含む
中間受容体を、120℃に加熱された一対のゴムローラ
ーを通過させることによりQuintessence 
Gloss(商標)(Potlatch Co.)80
ポンド(36.32kg)原紙上に積層した。次いで色
素画像を残してポリエチレンテレフタレート支持体を剥
離して、ポリ(ビニルアルコール−コ−ブチラール)を
その紙にしっかりと付着させた。原紙は、印刷機より得
られる印刷インク画像に用いられる基板に対応するよう
に選ばれた。
【0055】明度50%のステータスAグリーン反射濃
度の最終原紙受容体上の不変試験領域および欠陥試験領
域を大口径濃度計により測定した(濃度計は、積算され
た画像濃度を得るために、明部および暗部を含む約70
0ドット領域に亘って平均濃度を読み取った)。これら
2つの濃度の差を計算した。理想的には、欠陥が印刷に
よって何も影響を受けない場合には、濃度差はゼロとな
るであろう。以下の結果が得られた。(表I)。
【0056】
【表1】
【0057】*  試料A,B,CおよびDを明度約5
0%で測定し、対照C−1を最も比較可能な程度に近い
明度約60%で測定した。これは、絶対濃度測定値に影
響するかもしれないが、濃度差上の影響は少ない。
【0058】上記データは、それらの光学透過濃度によ
って示されるように実質的に不透明な層を含有する中間
受容体が、印刷によるドラム欠陥の影響を最少限にする
ことを示している。
【0059】例2 個々のシアン色素供与体素子を厚さ100μmのポリ(
エチレンテレフタレート)支持体上に塗布することによ
り製造した。 1.ポリ(アクリロニトリル−コ−ビニリデンクロリド
−コ−アクリル酸)(重量比14:79:7)(0.0
5g/m2 )の下塗り層;ならびに
【0060】2.ジクロロメタンおよび1,1,2−ト
リクロロエタン溶剤混合物から塗布される、酢酸プロピ
オン酸セルロースバインダー(2.5%アセチル、45
%プロピオニル)(0.32g/m2 )中、以下に具
体的に示されるシアン色素(各々0.09および0.3
8g/m2 )ならびに上記例1に具体的に示される赤
外吸収色素(0.054g/m2 )の混合物を含んで
なる色素層。
【0061】
【化4】
【0062】
【化5】
【0063】中間色素受容体素子用不透明化支持体を下
記のように製造した。 E.分散させた二酸化チタン(19g/m2 )を含有
するポリ(エチレンテレフタレート)支持体(厚さ17
5μm)を押出塗布した。また、この支持体に、ポリ(
アクリロニトリル−コ−ビニリデンクロリド−コ−アク
リル酸)(重量比14:79:6)(0.05g/m2
 )の下塗り層を担持させた。塗布された支持体の透過
濃度測定値は4.0であった。
【0064】F.金属銀の層を、ポリ(エチレンテレフ
タレート)支持体(厚さ175μm)上に付着量0.1
5μmとなるように銀供給源を用いて真空蒸着した。透
過濃度測定値は3.1に達した。
【0065】不透明化支持体の表面上または支持体の表
面上の不透明層の表面上に、塗布溶剤としてブタノンを
用いる以外は例1に記載されたように剥離層および受容
体層を塗布した。対照中間受容体を、上述のような剥離
層および色素受容層ならびに透明なポリ(エチレンテレ
フタレート)支持体C−1を用いて例1のように製造し
た。
【0066】各中間受容体の透過濃度を830nmでP
erkin−Elmer Lambda 6 分光光度
計を用いて測定した。「欠陥」領域を例1に記載される
ように印刷ドラム上に生成させて、不変領域および「欠
陥」領域に対応する単色画像を、画像が連続階調である
以外は例1のように印刷した。
【0067】使用したダイオードレーザーは、Spec
tra Diode Labs SDL−2430 で
あり、各々光ファイバーの末端において波長範囲800
〜830nmおよび公称出力250ミリワットを有する
レーザー光線の出力用のまとめて取り付けられた光ファ
イバーを担持する。光ファイバーのへき開面(コア直径
100ミクロン)が、トランスレーションステージ上に
取り付けられた倍率0.33のレンズ集成体を用いて色
素供与体の平面上に画像形成して公称スポット寸法25
.5ミクロンおよび焦点面での総実測出力148ミリワ
ットを与えた。
【0068】ドラム(外周412mm)を400rpm
 で回転させてイメージング電子装置を作動させた。マ
イクロステッピングモーターにより回転する親ねじを用
いて色素供与体を横切るようにトランスレーションステ
ージを前進させたところ、中心−中心線距離14ミクロ
ンが得られた(1センチメートル当り714線、または
1インチ当り1800線)。連続階調高濃度画像では、
レーザーに供給される電流は変調しなかった。
【0069】レーザーを約100mm走査した後、レー
ザー露光装置を停止させ、中間受容体を色素供与体より
分離した。色素画像を含む中間受容体を、120℃に加
熱された一対のゴムローラーを通過させることによりQ
uintessence Gloss(商標)(Pot
latch Co.)80ポンド(36.32kg)原
紙上に積層した。次いで色素画像を残して中間受容体支
持体を剥離して、ポリ(ビニルアルコール−コ−ブチラ
ール)をその紙にしっかりと付着させた。
【0070】ステータスAレッド反射濃度の各最終原紙
受容体上の不変領域および欠陥領域を測定して濃度の差
を計算した。理想的には、欠陥が印刷によって何も影響
を受けない場合には、濃度差はゼロとなるであろう。以
下の結果が得られた。(表II)。
【0071】
【表2】
【0072】上記データは、各種の材料の不透明もしく
は高透過濃度受容体の使用によって、印刷によるドラム
の欠陥の影響を最少限にすることを示している。
【0073】例3 個々のマゼンタ色素供与体素子を例1に記載されるよう
に製造した。中間色素受容素子用反射支持体を下記のよ
うに製造した。
【0074】G.金属クロムの層を、Kapton(商
標)200H (DuPont Co.) ポリイミド
支持体(厚さ50μm)上に付着量0.028μmとな
るようにクロム供給源を用いて真空蒸着した。このクロ
ム層の表面上に金属銅の層を付着量0.30μmとなる
ように銅供給源を用いて真空蒸着した。この塗布された
支持体は6.0を越える透過濃度を有した。真空蒸着を
、「薄層フィルム技術のハンドブック(Handboo
k of Thin−Film Technology
)」MaiselおよびGlang, ed. McG
raw−Hill Publ. Co., 1983、
に記載される標準d.c.−スパッター(sputte
r)蒸着技法を用いて実施した。
【0075】H.金属クロムおよび銅の層を、Gに記載
された支持体の反対側の表面上に、Gに記載するように
真空蒸着した。支持体のこの側面は、粗い表面であった
。この塗布された支持体は6.0を越える透過濃度を有
した。
【0076】I.金属アルミニウム層を、ポリ(エチレ
ンテレフタレート)支持体(厚さ100μm)上に、付
着量0.081μmとなるようにアルミニウム供給源を
用いて真空蒸着した。この塗布された支持体は4.2の
透過濃度を有した。
【0077】J.金属チタンの層を、ポリ(エチレンテ
レフタレート)支持体(厚さ100μm)上に、付着量
0.17μmとなるようにチタン供給源を用いて真空蒸
着した。この塗布された支持体は4.0の透過濃度を有
した。
【0078】K.炭素の層を、ポリ(エチレンテレフタ
レート)支持体(厚さ100μm)上に付着量0.13
μmとなるように炭素供給源を用いて真空蒸着した。こ
の塗布された支持体は、2.3の透過濃度を有した。
【0079】L.分散させた二酸化チタン19g/m2
 を含有するポリ(エチレンテレフタレート)支持体(
厚さ175μm)を押出塗布した。また、この支持体に
ポリ(アクリロニトリル−コ−ビニリデンクロリド−コ
−アクリル酸)(重量比14:79:7)(0.05g
/m2 )の下塗り層を担持させた。その塗布された支
持体の透過濃度測定値は4.0であった。
【0080】上記各支持体の反射層の表面上に、例1の
ように剥離層および色素受容層を塗布した。比較中間受
容体を同様の剥離層および色素受容層を用いて製造した
が、支持体は、透明なポリ(エチレンテレフタレート)
支持体C−1ならびに無光沢ブラックカーボンを塗布し
た例1の支持体Aを用いた。各中間受容体の透過濃度を
830nmでPerkin−Elmer Lambda
 6分光光度計を用いて測定した。
【0081】塗布された反射支持体のパーセント総反射
率およびパーセント拡散反射率を830nm、通常入射
で、Pye−Unicam Diffuse Refl
ection Accessory Kit を備えた
Sargent−Welch Pye−Unicam 
Model PV−8800分光光度計を用いて測定し
た。その装置をHalon Disk (Nation
al Bureau of Standards #Y
144−39−16) を用いて較正した。パーセント
鏡面反射率をパーセント総反射率測定値とパーセント拡
散反射率測定値の間の差として計算した。
【0082】単色ハーフトーン画像を、例1に記載され
るようなレーザー・イメージングデバイスを用いて各中
間受容体もしくは比較受容体上に色素供与体より印刷し
たところ、増加量10%で明度98%(高濃度)から明
度2%(低濃度)まで変化させた寸法(明度)の一連の
均一なドットパターンが得られた。
【0083】例1に記載されるように、多種多様な明度
のハーフトーン色素画像を含む中間受容体を、Quin
tessence Gloss(商標)(Potlat
ch Co.)80ポンド(36.32kg)原紙上に
積層し、次いで色素画像を残してポリエチレンテレフタ
レート支持体を剥離して、ポリ(ビニルアルコール−コ
−ブチラール)をその紙にしっかりと付着させた。
【0084】ステータスAグリーン反射濃度の最高濃度
(明度98%)領域を大口径濃度計により測定した(濃
度計は、積算された画像濃度を得るために、明部および
暗部を含む約700ドット領域に亘って平均濃度を読み
取った)。以下の結果が得られた。(表III)  。
【0085】
【表3】
【0086】注:支持体が透明であり、得られた濃度値
がドラム自身の反射性によるものであるため、対照C−
1を「純粋な対照」と考えるべきではない。これらの実
験で用いたドラムは、やや反射性であると考えるべきで
ある。
【0087】上記に得られたデータは、レーザー感熱色
素転写を実施する場合に、非反射層と比較して反射不透
明層を使用することにより転写された画像色素濃度が増
加することを示している。濃度増加は、パーセント鏡面
反射率と最も直接的に相関する。
【0088】例4 個々のシアン色素供与体素子を例2に記載されるように
製造した。中間色素受容素子用反射支持体を下記のよう
に製造した。
【0089】M.金属銀の層を、ポリエステル支持体(
厚さ175μm)上に付着量0.10μmとなるように
銀供給源を用いて真空蒸着した。光学濃度測定値は3.
1に達した。
【0090】N.金属銀の層を、付着量が0.18μm
である以外は上記Gのように真空蒸着した。光学濃度測
定値は5.0であった。また、例3の中間支持体Iおよ
びLを用いた。
【0091】反射支持体の表面上に、塗布溶剤としてブ
タノンを用いる以外は例1に記載されるように剥離層お
よび受容層を塗布した。比較中間受容体を同様の剥離層
および色素受容層ならびに透明なポリ(エチレンテレフ
タレート)支持体C−1を用いて製造した。
【0092】各中間受容体の透過濃度を例3のように測
定した。パーセント総反射率を例3に記載されるように
測定した。連続階調段階画像に関しては、レーザーに供
給される電流を増加量4%で総出力から45%出力まで
変調させた外は、例2と同様に単色連続階調画像が得ら
れた。
【0093】例2のようにレーザーを約150mm走査
した後、レーザー露光装置を停止させ、中間受容体を色
素供与体より分離した。段階色素画像を含む中間受容体
をQuintessence Gloss(商標)(P
otlatch Co.)80ポンド(36.32kg
)原紙上に積層し、次いで色素画像を残して中間受容体
支持体を剥離して、ポリ(ビニルアルコール−コ−ブチ
ラール)をその紙にしっかりと付着させた。各画像形成
受容体のステータスAレッド反射濃度の最高濃度領域を
測定した。以下の結果が得られた(表IV)。
【0094】
【表4】
【0095】注:支持体が透明であり、得られた濃度値
がドラム自身の反射性によるものであるため、対照C−
1を「純粋な対照」と考えるべきではない。これらの実
験で用いたドラムは、やや反射性であると考えるべきで
ある。
【0096】上記に表示したデータは、レーザー感熱色
素転写用受容体支持体として用いられる高いパーセント
総反射率のこれらの材料が、転写された画像色素濃度を
かなり増加することを示している。
【0097】
【発明の効果】レーザー感熱色素転写カラープルーフ系
における不透明層を含有する中間受容体の使用は、中間
受容体を通過するレーザー光の画分を最少限にし、それ
により印刷ドラム表面に到達するレーザー光の量ならび
に印刷機ドラム表面の不均一的な反射に起因するいずれ
かの悪影響を最少限にする。さらに反射性である不透明
層の使用は色素転写の効率を増強する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)ある波長の光で作動させるレー
    ザーにより、中間色素受容素子のポリマー色素画像受容
    層と接触した色素供与体素子を像様加熱して色素画像を
    色素画像受容層へ転写する工程であって、その中間色素
    受容素子が、色素画像受容層、レーザーを作動させる波
    長で光に対して実質的に不透明である層および支持体を
    含んでなる工程、(b)着色されたポリマー色素画像受
    容層を最終受容体素子へ付着させる工程、ならびに(c
    )不透明層を上記着色された画像受容層より分離する工
    程、を含んでなるカラー画像の形成方法。
  2. 【請求項2】  ポリマー色素画像受容層、分離可能な
    反射層および支持体を含んでなり、その反射層が、80
    0〜830nmの波長範囲の光に実質的に不透明であり
    、そしてその光の15%以上を反射できるものであるレ
    ーザー感熱色素転写方法に使用するための色素受容素子
JP3286708A 1990-10-31 1991-10-31 レーザー誘導カラー転写画像の形成方法およびそれに使用する色素受容素子 Expired - Fee Related JPH0662016B2 (ja)

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