JP2001246864A - レーザー着色剤転写用の赤外吸収シアニン着色剤のための安定剤 - Google Patents

レーザー着色剤転写用の赤外吸収シアニン着色剤のための安定剤

Info

Publication number
JP2001246864A
JP2001246864A JP2001015929A JP2001015929A JP2001246864A JP 2001246864 A JP2001246864 A JP 2001246864A JP 2001015929 A JP2001015929 A JP 2001015929A JP 2001015929 A JP2001015929 A JP 2001015929A JP 2001246864 A JP2001246864 A JP 2001246864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
colorant
coloring agent
stabilizer
image
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001015929A
Other languages
English (en)
Inventor
Derek D Chapman
デビット チャップマン デレク
Hanehem Richard C Van
シー.バン ヘインヘム リチャード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JP2001246864A publication Critical patent/JP2001246864A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
    • B41M5/46Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography characterised by the light-to-heat converting means; characterised by the heat or radiation filtering or absorbing means or layers
    • B41M5/465Infrared radiation-absorbing materials, e.g. dyes, metals, silicates, C black
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/385Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the transferable dyes or pigments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/385Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the transferable dyes or pigments
    • B41M5/3854Dyes containing one or more acyclic carbon-to-carbon double bonds, e.g., di- or tri-cyanovinyl, methine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/145Infrared
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/165Thermal imaging composition

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高湿度保存条件下でレーザー発光の波長にお
ける赤外吸収シアニン着色剤の最大吸光係数を維持する
のに有用な安定剤を提供する。 【解決手段】 バインダー中に分散された着色剤を含む
着色剤層を担持している支持体を含んでなり、上記着色
剤層が、スルホン酸基を有する赤外吸収シアニン着色剤
を関連して有し、上記シアニン着色剤が以下の式 【化1】 (上式中、各々のW、各々のX、各々のY、Z、および
各々のRは本明細書中に規定されるものである)を有
し、そして前記着色剤層が、フェノキシ樹脂、塩化ビニ
ル/酢酸ビニル/無水マレイン酸のコポリマー、または
スチレン/4-ビニルピリジンのコポリマーを含む安定剤
をも含有している、レーザー感熱転写用着色剤供与体要
素。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー着色剤転
写供与体要素において使用される赤外吸収シアニン着色
剤のための安定剤に関する。特に、当該赤外着色剤は、
ディジタル式カラーハーフトーンプルーフ用に設計され
たレーザー着色剤転写システムにおいて有用である。
【0002】
【従来の技術】インク−オン−ペーパー (ink-on-pape
r) 印刷によって連続階調(写真)画像の外観に近付け
るために、商業的な印刷産業は、ハーフトーン印刷とし
て知られる方法に依っている。ハーフトーン印刷におい
ては、写真焼付において行われているように色濃度を連
続的に変化させる代わりに、同じ色濃度であるけれど
も、大きさを変化させたドットまたは面のパターンを印
刷することによって色濃度階調を生じさせている。
【0003】印刷機を運転する前にカラープルーフ画像
を得ることには、商業的に重要な必要性がある。カラー
プルーフが、印刷機で得られるプリントの少なくともデ
ィテールおよび色調スケールを正確に表すことが望まし
い。多くの場合、カラープルーフが、印刷機で得られる
プリントの画質およびハーフトーンパターンを正確に表
すことが望ましい。インクで印刷されたフルカラー画像
を生じさせるのに必要な一連の操作において、最終的な
3種以上の印刷版または印刷シリンダーを製造するため
の色分解データの精度をチェックするのにもプルーフが
必要とされる。伝統的に、このような色分解プルーフ
は、最終的なフルカラー画像ができあがる前に多くの露
光工程および処理工程を必要とするハロゲン化銀写真の
高コントラスト平版システムまたは非ハロゲン化銀の感
光性システムを必要としてきた。
【0004】印刷産業において使用されている着色剤は
不溶性の顔料である。それらの顔料特性のために、印刷
インクの分光光度曲線が、深色側または浅色側のいずれ
かにおいて著しく急になっていることが多い。このこと
は、顔料に対立するものとして着色剤が使用されている
カラープルーフシステムにおいて問題を起こすことがあ
る。単一の着色剤を使用して所定のインクの色相を合わ
せるのは非常に困難である。
【0005】米国特許第 5,126,760号明細書には、着色
剤受容要素上に元々の画像の直接ディジタル式ハーフト
ーンカラープルーフを生じさせるための方法が記載され
ている。次に、このプルーフを使用して、印刷機から得
られる印刷カラー画像を表すことができる。この明細書
に記載されている方法は、 a)元々の画像の形状および色スケールを表す電気信号
の組を発生させること、 b)着色剤層および赤外吸収材料を担持している支持体
を含んでなる着色剤供与体要素を、高分子着色剤画像受
容層を担持している支持体を含んでなる第1着色剤受容
要素と接触させること、 c)上記信号を使用して、上記着色剤供与体要素を、ダ
イオードレーザーによって像様加熱し、それにより、着
色剤画像を上記第1着色剤受容要素に転写させること、
並びに d)上記着色剤画像を、同じ基材を有する第2着色剤画
像受容要素に、印刷カラー画像として再転写させるこ
と、を含む。
【0006】上記方法において、普通は、多数の着色剤
供与体を使用して、上記プルーフにおいて全範囲の色を
得る。例えば、フルカラープルーフについては、シア
ン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの4種の色が
使用される。
【0007】上記方法を使用することにより、着色剤を
揮発させるためのダイオードレーザーを用いて赤外吸収
材料を含有している着色剤供与体を加熱することによっ
て、画像着色剤を転写させる。このダイオードレーザー
光線は、元々の画像の形状および色を表す信号の組によ
って変調されるので、着色剤は、着色剤受容層上の、元
々の画像を再現するのに必要とされる領域においてのみ
加熱されて揮発する。
【0008】印刷産業におけるカラープルーフにおい
て、the International Prepress Proofing Associatio
n によって提供されるプルーフ用インク基準 (proofing
ink references)とに適合することができることは重要
である。これらのインク基準は、標準的な四色法インク
で作られた濃度パッチであり、SWOP(商標)(Specifica
tions Web Offset Publications)色照準として知られて
いる。ウェッブオフセットプルーフのためのインクの色
測定に関するさらなる情報については、"Advances in P
rinting Science and Technology", Proceedings of th
e 19th International Conference of Printing Resear
ch Industries, Eisenstadt, Austria, June 1987, J.
T. Ling and R. Warner, p.55 を参照されたい。
【0009】レーザーエネルギーを吸収させ、当該輻射
線エネルギーを熱エネルギーに変換させて、受容体要素
に着色剤を転写させる目的のために、レーザー着色剤転
写用の着色剤供与体要素中に赤外吸収着色剤を使用す
る。赤外着色剤の使用において経験される1つの問題
は、これらの着色剤が可視スペクトルにおいて何等かの
吸収を示すことが多いということである。着色剤といっ
しょに当該赤外着色剤の幾らかまたはすべてが転写され
ると、この吸収により、転写された画像着色剤の色純度
または色相が悪化することがある。
【0010】従来技術 米国特許第 5,972,838号明細書には、レーザー着色剤転
写のための赤外吸収染料が開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第 5,972,838
号には、これらの染料を高湿度条件下で使用する点に問
題がある。この染料供与体要素を38℃/90%RHのチャン
バーに入れ、これらの条件下に48時間保存すると、 810
nmにおける吸収が30〜40%減少する。これは、恐らく凝
集のためにIR染料の吸収がより短波長にシフトするこ
とによって起こっている。HPLC分析により、この染
料の殆どが未だ存在していることが示されるので、この
染料は破壊されてはいない。
【0012】本発明の目的は、高湿度保存条件下でレー
ザー発光の波長における赤外吸収シアニン着色剤の最大
吸光係数を維持するのに有用な安定剤を含有している、
レーザー誘起感熱着色剤転写のための着色剤供与体要素
を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的および他の目的
は、バインダー中に分散された着色剤を含む着色剤層を
担持している支持体を含んでなる、レーザー感熱転写用
着色剤供与体要素であって、上記着色剤層が、少なくと
も2個のスルホン酸基を有する赤外吸収シアニン着色剤
を関連して有し、上記シアニン着色剤が以下の式
【0014】
【化2】
【0015】(上式中、各々のWは、独立に、任意選択
的な6員芳香環を形成するのに必要な原子を表し、各々
のXは、独立に、硫黄またはC(CH32 を表し、各
々のYは、独立に、2〜5個の炭素原子を有するアルキ
レン基を表し、Zは塩素であるか、または1〜4個の炭
素原子を有するアルキルスルホニル基であり、そして各
々のRは、独立に、1〜6個の炭素原子を有するアルキ
ル基を表す)を有し、そして前記着色剤層が、フェノキ
シ樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル/無水マレイン酸のコ
ポリマー、またはスチレン/4-ビニルピリジンのコポリ
マーを含む安定剤をも含有している、レーザー感熱転写
用着色剤供与体要素に関する本発明によって達成され
る。
【0016】本発明の使用により、高湿度保存条件下
で、レーザー発光の波長における赤外吸収シアニン着色
剤の最大吸光係数が維持される。
【0017】
【発明の実施の形態】上記の如く、本発明において使用
してもよい安定剤は、フェノキシ樹脂、塩化ビニル/酢
酸ビニル/無水マレイン酸のコポリマー、またはスチレ
ン/4-ビニルピリジンのコポリマーを含む。本発明にお
いて有用なフェノキシ樹脂には、Phenoxy Specialties
によって供給されているPKHH(商標)が含まれる。
【0018】本発明の好ましい態様において、安定剤
は、0.02 g/m2 〜 0.1 g/m2 、好ましくは 0.025 g/m2
〜0.05 g/m2 の量で存在する。本発明のもう1つの好ま
しい態様において、安定剤はフェノキシ樹脂である。
【0019】本発明の好ましい態様において、有機溶媒
または塗布されたポリマー−着色剤複合材料におけるシ
アニン着色剤の溶解性を高めるためには、Rはn-ブチル
である。
【0020】本発明において有用なスルホン酸含有シア
ニンIR着色剤の例には、以下のもののアミン塩が含ま
れる。
【0021】
【化3】
【0022】
【化4】
【0023】
【化5】
【0024】上記供与体要素は、任意選択的に、画像着
色剤または画像顔料を有する層と支持体との間に、米国
特許第 4,695,288号および同 4,737,486号の各明細書に
記載されているものなどの下塗りまたはバリヤー下塗り
を含有していてもよく、有機チタネート、シリケート、
またはアルミネートなどから形成される層を含んでいて
もよい。好ましくは、 Tyzor TBT(商標)(DuPont or
p.) として市販されている、チタン酸テトラブチルから
形成される層が使用される。
【0025】本発明において有用な着色剤には、顔料お
よび染料の両方が含まれる。本発明において使用するこ
とができる顔料には以下のものが含まれる。金属フタロ
シアニン(例えば銅フタロシアニン)、キナクリドン、
エピンドリジオン(epindolidione) 、Rubine F6B (C.I.
No. Pigment 184) 、Cromophthal (商標)Yellow 3G
(C.I. No. Pigment Yellow 93)、Hostaperm (商標)Ye
llow 3G (C.I. No. Pigment Yellow 154) 、Monastral
(商標)Violet R (C.I. No. Pigment Violet19) 、2,9
-ジメチルキナクリドン (C.I. No. Pigment Red 122)
、Indofast(商標)Brilliant Scarlet R6300 (C.I. N
o. Pigment Red 123)、Quindo Magenta RV 6803、Monst
ral(商標)Blue G (C.I. No. Pigment Blue 15) 、Mon
stral(商標)Blue BT 383D (C.I. No. Pigment Blue 1
5) 、Monstral(商標)Blue G BT284D (C.I. No. Pigme
nt Blue 15) 、Monstral(商標)Green GT 751D (C.I.
No. Pigment Green 7)または米国特許第 5,171,650号、
同 5,672,458号、もしくは同 5,516,622号の各明細書に
おいて開示されている材料のいずれか。
【0026】本発明において有用な染料には、以下のも
のが含まれる。アントラキノン染料(例えば、Sumikaro
n Violet RS (商標)(Sumitomo Chemical Co., Ltd.の
製品) 、Dianix Fast Violet 3R-FS(商標)(Mitsubish
i Chemical Industries, Ltd. の製品) 、および Kayal
on Polyol Brilliant Blue N-BGM(商標)、および KST
Black 146(商標)(Nippon Kayaku Co., Ltd.の製品)
)、アゾ染料(例えば、Kayalon Polyol Brilliant Bl
ue BM(商標)、Kayalon Polyol Dark Blue 2BM(商
標)、およびKST Black KR(商標)(Nippon Kayaku C
o., Ltd.の製品) 、Sumikaron Diazo Black 5G(商標)
(Sumitomo Chemical Co., Ltd.の製品) 、およびMiktaz
ol Black 5GH(商標)(Mitsui Toatsu Chemicals, Inc.
の製品) )、直接染料(例えば、 Direct Dark Green B
(商標)(Mitsubishi Chemical Industries, Ltd. の製
品) およびDirect Brown M(商標)および Direct Fast
Black D(商標)(Nippon Kayaku Co, Ltd.の製品)、酸
性染料(例えば、Kayanol Milling Cyanine 5R(商標)
(Nippon Kayaku Co., Ltd.の製品) )、塩基性染料(例
えば、 Sumiacryl Blue 6G(商標)(Sumitomo Chemical
Co., Ltd.の製品) およびAizen Malachite Green(商
標)(Hodogaya Chemical Co., Ltd.の製品) )、または
米国特許第 4,541,830号、同 4,698,651号、同 4,695,2
87号、同 4,701,439号、同 4,757,046号、同 4,743,582
号、同 4,769,360号、および同 4,753,922の各明細書に
おいて開示されている染料のいずれか。上記染料は単独
でまたは組み合わせて用いてもよい。顔料および/また
は染料の組み合わせを使用することもできる。
【0027】本発明において使用される着色剤は、0.02
〜1 g/m2 の付着量で用いることができる。
【0028】本発明において用いられる着色剤または顔
料転写供与体要素を得る方法は米国特許第 5,126,760号
明細書に記載されており、Kodak Approval(商標)シス
テム、またはCreo Trendsetter(商標)Spectrumシステ
ムなどの市販のレーザーサーマルプルーフシステムで得
るのが便利である。概して、受容体シートは回転ドラム
上に置かれ、続いて、個々のシアン、マゼンタ、イエロ
ー、およびブラックの供与体要素が逐次的に配置され、
それにより、供与体要素の裏面を通してレーザー光線で
像様露光されることによって各々の色の画像が転写され
る。
【0029】本発明の着色剤供与体中の着色剤は、セル
ロース誘導体(例えば酢酸フタル酸水素セルロース、酢
酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸酪酸
セルロース、三酢酸セルロース、または米国特許第 4,7
00,207号明細書に記載されている材料のいずれか)、ポ
リビニルブチレート、無水マレイン酸とメチルビニルエ
ーテルなどのビニルエーテルとのコポリマー、ポリシア
ノアクリレート、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、
ポリ (スチレン-co-アクリロニトリル) 、ポリスルホン
またはポリフェニレンオキシドなどの高分子バインダー
中に分散されている。バインダーは、 0.1〜5 g/m2
付着量で使用することができる。上述の安定剤の中に
は、バインダーとしても機能するために、別個のバイン
ダーを必要としないものもある。
【0030】上記着色剤供与体要素の着色剤層は、支持
体に塗布してもよく、またはグラビア法などの印刷技法
によって、その上に印刷してもよい。
【0031】本発明の着色剤供与体要素のための支持体
としては、寸法的に安定であり、レーザーの熱に耐える
ことができるのならば、いずれの材料を使用してもよ
い。このような材料には、ポリエチレンテレフタレート
などのポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、
酢酸セルロースなどのセルロースエステル、ポリフッ化
ビニリデンまたはポリ (テトラフルオロエチレン-co-ヘ
キサフルオロプロピレン) などのフッ素ポリマー、ポリ
オキシメチレンなどのポリエーテル、ポリアセタール、
ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、または
メチルペンテンポリマーなどのポリオレフィン、並びに
ポリイミド−アミドおよびポリエーテル−イミドなどの
ポリイミドが含まれる。支持体は一般に5〜 200μm の
厚みを有する。
【0032】本発明の供与体要素と共に使用される受容
要素は、通常は、着色剤画像受容層を担持している支持
体を含んでなる。支持体は、ポリエーテルスルホン、ポ
リイミド、セルロースエステル(例えば酢酸セルロー
ス)、ポリ (ビニルアルコール-co-アセタール) 、また
はポリエチレンテレフタレートなどの透明フィルムであ
ってもよい。着色剤受容要素のための支持体はまた、バ
ライタコート紙、ポリエチレンコート紙、アイボリー
紙、コンデンサー紙、または合成紙(例えばDuPontTyve
k(商標))などの反射式のものであってもよい。ま
た、白色ポリエステル(白色顔料が導入されている透明
ポリエステル)などの着色支持体を使用してもよい。
【0033】染料画像受容層は、例えば、ポリカーボネ
ート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、
ポリ (スチレン-co-アクリロニトリル) 、ポリカプロラ
クトン、ポリビニルアセタール(例えばポリ (ビニルア
ルコール-co-ブチラール) 、ポリ (ビニルアルコール-c
o-ベンザル) 、ポリ (ビニルアルコール-co-アセター
ル) )、またはこれらの混合物を含んでなるものであっ
てもよい。画像受容層は、企図される目的に有効ないず
れの量で存在していてもよい。一般に、1〜5 g/m2
濃度において良好な結果が得られている。
【0034】上記の如く、本発明の供与体要素を使用し
て、着色剤転写画像を形成させる。このような方法は、
上述の着色剤供与体要素をレーザーによって像様加熱す
ること、および着色剤画像を受容要素に転写させて着色
剤転写画像を形成させることを含む。
【0035】本発明の着色剤供与体要素は、シートの形
で、または連続ロールもしくはリボンとして使用するこ
とができる。連続ロールまたはリボンが用いられる場
合、その上には、上述のように着色剤のみがあってもよ
く、または、昇華可能なシアンおよび/またはイエロー
および/またはブラックまたは他の着色剤などの他の異
なる着色剤もしくは顔料または組合せの交互領域があっ
てもよい。このような着色剤は、米国特許第 4,541,830
号明細書において開示されている。従って、1、2、3
または4色の要素(またはより大きい数も)が、本発明
の範囲内に含まれる。
【0036】レーザーを使用して、本発明の着色剤供与
体要素から着色剤を転写させる。ダイオードレーザー
は、サイズが小さく、低コストで、安定であり、信頼性
が高く、頑丈であり、そして変調が容易であるという点
で相当の利点を提供するので、ダイオードレーザーを使
用するのが好ましい。
【0037】本発明において用いられる供与体から着色
剤を転写させるのに使用することができるレーザーは市
販されている。例えば、Spectra Diode Labsの Laser M
odelSDL-2420-H2、または Sony Corp. の Laser Model
SLD 304 V/Wを用いることができる。
【0038】上述のレーザーを使用して感熱印刷媒体上
に画像を形成させるサーマルプリンターが米国特許第
5,268,708号明細書に記載され、請求されている。
【0039】着色剤転写時に受容体から供与体を剥離す
るために、上述のレーザー法における着色剤供与体の着
色剤転写層の上にある別個の層にスペーサービーズを用
いて、それにより、転写された画像の均一性および濃度
を高めてもよい。このような発明は、米国特許第 4,77
2,582号明細書に、より完全に記載されている。あるい
は、米国特許第 4,876,235号明細書に記載されているよ
うに、受容体の受容層にスペーサービーズを用いてもよ
い。望まれる場合には、スペーサービーズを高分子バイ
ンダーで被覆してもよい。
【0040】米国特許第 5,126,760号明細書に記載され
ているように、後に第2の受容要素に再転写させるため
の中間受容体を本発明において用いてもよい。多数の異
なる基材を使用してカラープルーフ(第2受容体)を調
製することができる(印刷機の運転のために使用される
ものと同じ基材であるのが好ましい)。従って、この1
つの中間受容体を、着色剤のスミアリング (smearing)
または結晶化を伴わずに有効な着色剤の吸収量となるよ
うに最適化することができる。
【0041】任意選択的に、米国特許第 5,053,381号明
細書に記載されているものなどの二重積層法により、画
像受容層または着色剤バリヤー層をペーパーに予め積層
または塗布することもできる。さらに、受容体シート
は、最終的な画像を保護するための任意選択的な積層オ
ーバーコートを有する現行の紙プルーフ素材またはその
模造品であってもよい。
【0042】第2受容要素(カラープルーフ)のために
使用してもよい基材の例には以下のものが含まれる。Fl
o Kote Cover(商標)(S. D. Warren Co.)、Champion T
extweb(商標)(Champion Paper Co.)、Quintessence G
loss(商標)(Potlatch Inc.) 、 Vintage Gloss(商
標)(Potlatch Inc.) 、 Khrome Kote(商標)(Champio
n Paper Co.)、 Consolith Gloss(商標)(Consolidate
d Papers Co.) 、Ad-Proof Paper(商標)(Appleton Pa
pers, Inc.) 、および Mountie Matte(商標)(Potlatc
h Inc.) 。
【0043】上記の如く、着色剤画像が第1着色剤受容
要素上に得られた後に、画像を第2着色剤画像受容要素
に再転写させてもよい。これは、例えば一対の熱ローラ
ーの間に上記2種の受容体を通すことによって達成する
ことができる。例えば熱盤の使用、圧力および熱の使
用、外部加熱などの、着色剤画像を再転写させる他の方
法を使用することもできる。
【0044】また、上記の如く、カラープルーフの製造
において、元々の画像の形状および色を表す電気信号の
組を発生させる。これは、例えば、元々の画像をスキャ
ンし、画像をフィルターにかけて、所望の加色混合の三
原色(すなわち、赤、青、および緑)に分解し、次に、
光エネルギーを電気エネルギーに変換することによって
行うことができる。次に、これらの電気信号をコンピュ
ーターによって修飾して、ハーフトーンカラープルーフ
を形成させるのに使用される色分解データを形成させ
る。元々の対象をスキャンして電気信号を得る代わり
に、コンピューターによって信号を発生させてもよい。
この方法は、Graphic Arts Manual, Janet Field ed.,
Arno Press, New York 1980 (p. 358ff)に、より完全に
記載されている。
【0045】本発明の感熱着色剤転写集成体は、 a)上述の着色剤供与体要素、および b)上述の着色剤受容要素 を含んでなり、当該着色剤受容要素は、供与体要素の着
色剤層が受容要素の着色剤画像受容層と接触するように
着色剤供与体要素と重ねられた関係にある。
【0046】モノクローム画像を得ようとする場合は、
これら2種の要素を含んでなる上記集成体を一体式ユニ
ットとしてあらかじめ集成しておいてもよい。これは、
これら2種の要素をいっしょに、それらの縁のところで
一時的に接着することによって行うことができる。転写
後、着色剤受容要素を剥ぎ取ると、着色剤転写画像が現
れる。
【0047】三色画像を得ようとする場合には、異なる
着色剤供与体要素を使用して、上記集成体を3回形成さ
せる。第1の着色剤を転写させた後、これらの要素を剥
ぎ取る。次に、第2の着色剤供与体要素(または異なる
着色剤領域を有する供与体要素の別の領域)を、この着
色剤受容要素と位置合わせし、上記方法を繰り返す。第
3の着色剤も同じ手法で得られる。本発明の着色剤供与
体要素を使用して、四色画像を得ることもできる。
【0048】本発明を説明するために以下の例を提供す
る。
【0049】
【実施例】例1 この例においては、以下の染料を用いた。
【0050】
【化6】
【0051】対照標準要素1 100μm のポリエチレンテレフタレート支持体に、酢酸
プロピオン酸セルロースバインダー ( Eastman Chemica
l Company の CAP 480-20)、0.16 g/m2 中の上述の Yel
low Dye A を 0.072 g/m2 、上述の Yellow Dye B を
0.013 g/m2 、およびCyanine Dye C を 0.027 g/m2
有している染料層を、ジエチルケトンおよび1-メトキシ
-2-プロパノールの溶媒混合物(質量比=55/45)から
塗布した。
【0052】対照標準要素2 この要素は、さらに 0.027 g/m2 のポリビニルピリジン
を含有していることを除き、対照標準要素1と同じとし
た。
【0053】対照標準要素3 この要素は、さらに 0.027 g/m2 のポリビニルピロリド
ンを含有していることを除き、対照標準要素1と同じと
した。
【0054】対照標準要素4 この要素は、さらに 0.027 g/m2 の Chlorowax 40 (Occ
idental Chemical Corp.)を含有していることを除き、
対照標準要素1と同じとした。
【0055】対照標準要素5 この要素は、さらに 0.027 g/m2 のポリN,N-ジメチルア
クリルアミドを含有していることを除き、対照標準要素
1と同じとした。
【0056】本発明の要素1 この要素は、さらに 0.027 g/m2 のフェノキシ樹脂PKHH
(商標) (Phenoxy Specialties) を含有していること
を除き、対照標準要素1と同じとした。
【0057】本発明の要素2 この要素は、さらに 0.027 g/m2 の塩化ビニル/酢酸ビ
ニル/無水マレイン酸のコポリマーを含有していること
を除き、対照標準要素1と同じとした。
【0058】本発明の要素3 この要素は、さらに 0.027 g/m2 のスチレン/4-ビニル
ピリジン(50/50)のコポリマーを含有していることを
除き、対照標準要素1と同じとした。
【0059】試験 38℃/90%RHに維持されているチャンバー中に20時間定
温放置する前後において、 Hewlett-Packard Diode Arr
ay Spectrophotometer 8453 で、上記要素の 400nm〜10
00nmの透過スペクトルを記録した。 802nm(染料のλ
max )における吸光度の損失(%)を計算したものを、
以下の表Iに示す。色素の損失の値が小さいものほど好
ましい。
【0060】
【0061】上記結果は、本発明において使用される安
定剤を含有している要素1〜3が対照標準要素1〜5よ
りも低い色素損失率(%)を有していたことを示してい
る。
【0062】例2 本発明の要素4 これは、PKHHの量を 0.054 g/m2 としたことを除き、要
素1と同じとした。
【0063】本発明の要素5 これは、コポリマーの量を 0.054 g/m2 としたことを除
き、要素2と同じとした。
【0064】本発明の要素6 これは、コポリマーの量を 0.054 g/m2 としたことを除
き、要素3と同じとした。
【0065】試験 要素を96時間定温放置したことを除き、上記要素および
対照標準1を例1と同様に試験した。以下の結果が得ら
れた。
【0066】
【0067】上記結果は、本発明において使用される安
定剤を含有している要素4〜6が対照標準要素1よりも
低い色素損失率(%)を有していたことを示している。
【0068】例3 この例においては、以下の染料を用いた。
【0069】
【化7】
【0070】対照標準マゼンタ染料供与体要素6 100μm のポリエチレンテレフタレート支持体に、酢酸
プロピオン酸セルロースバインダー ( Eastman Chemica
l Company の CAP 480-20)、0.16 g/m2 中の上述の Mag
enta Dye Dを 0.057 g/m2 、上述の Magenta Dye Eを
0.032 g/m2 、上述の Yellow Dye F を0.0098 g/m2
およびCyanine Dye C を 0.027 g/m2 含有している染料
層を、ジエチルケトンおよび1-メトキシ -2-プロパノー
ルの溶媒混合物(質量比=55/45)から塗布した。
【0071】本発明の要素7 この要素は、CAP の量を 0.106 g/m2 とし、コーティン
グに安定剤フェノキシ樹脂PKHHを 0.053 g/m2 含有させ
たことを除き、対照標準6と同じとした。
【0072】上記要素を例2と同様に試験した。以下の
結果が得られた。
【0073】
【0074】上記結果は、本発明において使用される安
定剤を含有している要素7が対照標準要素6よりも低い
色素損失率(%)を有していたことを示している。
【0075】例4 この例においては、以下の染料を用いた。
【0076】
【化8】
【0077】
【化9】
【0078】対照標準シアン染料供与体要素7 100μm のポリエチレンテレフタレート支持体に、酢酸
プロピオン酸セルロースバインダー ( Eastman Chemica
l Company の CAP 480-20)、0.16 g/m2 中の上述の Cya
n Dye G を 0.024 g/m2 、上述の Cyan Dye H を 0.056
g/m2 、およびCyanine Dye C を 0.027 g/m2 含有して
いる染料層を、ジエチルケトンおよび1-メトキシ -2-プ
ロパノールの溶媒混合物(質量比=55/45)から塗布し
た。
【0079】本発明の要素8 この要素は、CAP の量を 0.106 g/m2 とし、コーティン
グに安定剤フェノキシ樹脂PKHHを 0.053 g/m2 含有させ
たことを除き、対照標準7と同じとした。
【0080】上記要素を例2と同様に試験した。以下の
結果が得られた。
【0081】
【0082】上記結果は、本発明において使用される安
定剤を含有している要素8が対照標準要素7よりも低い
色素損失率(%)を有していたことを示している。
【0083】
【発明の効果】本発明の使用により、高湿度保存条件下
で、レーザー発光の波長における赤外吸収シアニン着色
剤の最大吸光係数が維持される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バインダー中に分散された着色剤を含む
    着色剤層を担持している支持体を含んでなる、レーザー
    感熱転写用着色剤供与体要素であって、 前記着色剤層が、少なくとも2個のスルホン酸基を有す
    る赤外吸収シアニン着色剤を関連して有し、前記シアニ
    ン着色剤が以下の式 【化1】 (上式中、 各々のWは、独立に、任意選択的な6員芳香環を形成す
    るのに必要な原子を表し、 各々のXは、独立に、硫黄またはC(CH32 を表
    し、 各々のYは、独立に、2〜5個の炭素原子を有するアル
    キレン基を表し、 Zは塩素であるか、または1〜4個の炭素原子を有する
    アルキルスルホニル基であり、そして各々のRは、独立
    に、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基を表す)を
    有し、そして前記着色剤層が、フェノキシ樹脂、塩化ビ
    ニル/酢酸ビニル/無水マレイン酸のコポリマー、また
    はスチレン/4-ビニルピリジンのコポリマーを含む安定
    剤をも含有している、レーザー感熱転写用着色剤供与体
    要素。
JP2001015929A 2000-01-28 2001-01-24 レーザー着色剤転写用の赤外吸収シアニン着色剤のための安定剤 Pending JP2001246864A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/493,977 US6187502B1 (en) 2000-01-28 2000-01-28 Stabilizer for infrared-absorbing cyanine colorant for laser-colorant transfer
US09/493977 2000-01-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001246864A true JP2001246864A (ja) 2001-09-11

Family

ID=23962501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001015929A Pending JP2001246864A (ja) 2000-01-28 2001-01-24 レーザー着色剤転写用の赤外吸収シアニン着色剤のための安定剤

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6187502B1 (ja)
EP (1) EP1120282B1 (ja)
JP (1) JP2001246864A (ja)
DE (1) DE60111281T2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6511782B1 (en) * 1998-01-23 2003-01-28 Agfa-Gevaert Heat sensitive element and a method for producing lithographic plates therewith
US7261998B2 (en) * 2001-04-04 2007-08-28 Eastman Kodak Company Imageable element with solvent-resistant polymeric binder
JP2003072250A (ja) 2001-08-31 2003-03-12 Fuji Photo Film Co Ltd 画像形成材料、画像形成方法並びにカラープルーフの作製方法
US8119041B2 (en) * 2001-09-05 2012-02-21 Fujifilm Corporation Non-resonant two-photon absorption induction method and process for emitting light thereby
US7172850B2 (en) 2002-04-10 2007-02-06 Eastman Kodak Company Preparation of solvent-resistant binder for an imageable element
US7659046B2 (en) * 2002-04-10 2010-02-09 Eastman Kodak Company Water-developable infrared-sensitive printing plate
US20040131969A1 (en) * 2002-10-07 2004-07-08 Fuji Photo Film Co., Ltd. Non-resonant two-photon absorbing material, non-resonant two-photon emitting material, method for inducing absorption of non-resonant two-photons and method for generating emission of non-resonant two-photons
US7018775B2 (en) * 2003-12-15 2006-03-28 Eastman Kodak Company Infrared absorbing N-alkylsulfate cyanine compounds
JP6924265B2 (ja) 2017-08-31 2021-08-25 富士フイルム株式会社 平版印刷版原版、平版印刷版の作製方法及び平版印刷方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2969768B2 (ja) * 1989-08-07 1999-11-02 三菱化学株式会社 熱転写記録用シート
US5972838A (en) 1998-06-24 1999-10-26 Eastman Kodak Company Infrared-absorbing cyanine colorants for laser-colorant transfer

Also Published As

Publication number Publication date
EP1120282A1 (en) 2001-08-01
DE60111281T2 (de) 2006-03-30
EP1120282B1 (en) 2005-06-08
US6187502B1 (en) 2001-02-13
DE60111281D1 (de) 2005-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0454083B1 (en) Direct digital halftone color proofing involving diode laser imaging
US5053381A (en) Dual laminate process for thermal color proofing
US5972838A (en) Infrared-absorbing cyanine colorants for laser-colorant transfer
EP1079274B1 (en) Laser thermal transfer color proofing process
EP0899123B1 (en) Magenta dye mixture for thermal color proofing
JP2001246864A (ja) レーザー着色剤転写用の赤外吸収シアニン着色剤のための安定剤
US5275912A (en) Dual laminate process for thermal color proofing
EP0490337B1 (en) Yellow dye mixture for thermal color proofing
JP2001138642A (ja) サーマルカラープルーフのためのオレンジ染料混合物
US6096472A (en) Thermal color proofing process
EP1092560B1 (en) Pink dye-donor element for thermal colour proofing.
US6051531A (en) Polymeric absorber for laser-colorant transfer
JP4015295B2 (ja) 感熱色素転写用シアン色素供与体要素
EP0899124B1 (en) Cyan dye mixtures for thermal color proofing
JP4015296B2 (ja) 感熱色素転写用シアン色素供与体素子
EP1092556A1 (en) Orange dye mixture for thermal color proofing
GB2356940A (en) Green dye mixture for thermal color proofing