JPH04265618A - 雷電流通過直後の停電を検出する線路の事故表示 器 - Google Patents
雷電流通過直後の停電を検出する線路の事故表示 器Info
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- JPH04265618A JPH04265618A JP10900591A JP10900591A JPH04265618A JP H04265618 A JPH04265618 A JP H04265618A JP 10900591 A JP10900591 A JP 10900591A JP 10900591 A JP10900591 A JP 10900591A JP H04265618 A JPH04265618 A JP H04265618A
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,送電線の鉄塔等に取り
付けられる,線路の事故表示器に関する。
付けられる,線路の事故表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示器は,鉄塔等の脚に取り付け
られたコイルが雷電流を検出し,一定値以上の電圧を出
力したとき,火薬を爆発させ,表示器を動作させるもの
である。
られたコイルが雷電流を検出し,一定値以上の電圧を出
力したとき,火薬を爆発させ,表示器を動作させるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示器にあって
は,鉄塔や線路に雷電流が流れた場合,線路に事故がな
くても表示する欠点があった。このため,110KVの
送電線では,30%,275KV送電線では,80%,
500KV送電線では,99%,程度誤動作がある。
は,鉄塔や線路に雷電流が流れた場合,線路に事故がな
くても表示する欠点があった。このため,110KVの
送電線では,30%,275KV送電線では,80%,
500KV送電線では,99%,程度誤動作がある。
【0004】したがって,従来の型の表示器は,22K
V以上,110KV以下の送電線に使用されていた。
V以上,110KV以下の送電線に使用されていた。
【0005】本発明は,雷電流等が流れても,実際に停
電に至らなければ表示しないような事故表示器の動作原
理を示すブロックダイヤグラム,および,発明の実施例
を示す回路図を提供するものである。
電に至らなければ表示しないような事故表示器の動作原
理を示すブロックダイヤグラム,および,発明の実施例
を示す回路図を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の表示器は,雷電
流が流れても直ちに表示せず,これを0.1〜0.5秒
程度記憶し,この間に線路が停電しなければ記憶を忘れ
,停電すれば表示するようにしたものである。
流が流れても直ちに表示せず,これを0.1〜0.5秒
程度記憶し,この間に線路が停電しなければ記憶を忘れ
,停電すれば表示するようにしたものである。
【0007】雷電流は,従来通り鉄塔の脚付近に取り付
けたコイルによって検出し,線路電圧は,線に近付けて
設置された,碍子で絶縁された金属の棒を用いて静電誘
導による電圧検出を行う。
けたコイルによって検出し,線路電圧は,線に近付けて
設置された,碍子で絶縁された金属の棒を用いて静電誘
導による電圧検出を行う。
【0008】
【作用】鉄塔の脚に雷電流等が流れてから,0.1秒〜
0.5秒間の間に,線路が停電しなければ,表示器を動
作させず,停電すれば動作する。これによって表示器の
誤動作を防止する。
0.5秒間の間に,線路が停電しなければ,表示器を動
作させず,停電すれば動作する。これによって表示器の
誤動作を防止する。
【0009】
【実施例】図1は,本発明の表示器のブロックダイヤグ
ラムである。この図において,コイル(1)は鉄塔の脚
に取り付けられて雷電流をキャッチし,これを電流検出
器が検出し,この出力をメモリーによって,0.1秒〜
0.5秒間記憶し出力する。
ラムである。この図において,コイル(1)は鉄塔の脚
に取り付けられて雷電流をキャッチし,これを電流検出
器が検出し,この出力をメモリーによって,0.1秒〜
0.5秒間記憶し出力する。
【0010】一方,検電棒は線路の電圧を線路と検電棒
との間にある静電容量を通して数10μA程度の電流に
変換する。これを無電圧検出器に入れて,線路の電圧の
有無を検出する。
との間にある静電容量を通して数10μA程度の電流に
変換する。これを無電圧検出器に入れて,線路の電圧の
有無を検出する。
【0011】ANDはメモリーの出力と無電圧検出器の
出力が同時に出たとき,その出力を表示器に加える。こ
のとき,ANDは雷電流が流れてから0.1秒〜0.5
秒後に線路が停電したことを検出し,出力することにな
る。
出力が同時に出たとき,その出力を表示器に加える。こ
のとき,ANDは雷電流が流れてから0.1秒〜0.5
秒後に線路が停電したことを検出し,出力することにな
る。
【0012】図2は,図1のブロック図を電子回路に置
き換えた例を示すものである。図1のブロック図を電子
回路に置き換える方法は,多数考えられるが,図2の例
は最も使用部品が少なく,安価で故障が少ないと思われ
る。
き換えた例を示すものである。図1のブロック図を電子
回路に置き換える方法は,多数考えられるが,図2の例
は最も使用部品が少なく,安価で故障が少ないと思われ
る。
【0013】コイル(1)が鉄塔の脚に流れる雷電流を
キャッチすると,コイル(1)に流れる電流を整流器(
8)で整流してその電流をコンデンサ(5)に蓄える。
キャッチすると,コイル(1)に流れる電流を整流器(
8)で整流してその電流をコンデンサ(5)に蓄える。
【0014】抵抗(4)はコンデンサ(5)に蓄えられ
た電流を0.1秒〜0.5秒の時定数で放電させるもの
である。この0.1秒〜0.5秒の決められた理由は,
0.1秒以内では事故を発生した線路が,まだ遮断され
ていないため,これ以上短くできないからであり,0.
5秒以上は遮断が完了していると考えられるからである
。
た電流を0.1秒〜0.5秒の時定数で放電させるもの
である。この0.1秒〜0.5秒の決められた理由は,
0.1秒以内では事故を発生した線路が,まだ遮断され
ていないため,これ以上短くできないからであり,0.
5秒以上は遮断が完了していると考えられるからである
。
【0015】したがって,0.1秒より短くすることは
できないが,0.5秒より長くすることは可能である。 定電圧ダイオード(6)は,過大な電圧がコンデンサ(
5)蓄えられないよう,一定値以上の電圧が加わると電
流を流すようにしたものである。
できないが,0.5秒より長くすることは可能である。 定電圧ダイオード(6)は,過大な電圧がコンデンサ(
5)蓄えられないよう,一定値以上の電圧が加わると電
流を流すようにしたものである。
【0016】一方,検電棒(2)は線路の近くに設置さ
れ,もし線路が生きていれば数10μAの電流を整流器
(9)に流す。コンデンサ(10)はこの電流を蓄え,
抵抗(11)は0.05秒〜0.1秒程度の時定数で蓄
えた電流を放電させ,無電圧検出の準備をする。
れ,もし線路が生きていれば数10μAの電流を整流器
(9)に流す。コンデンサ(10)はこの電流を蓄え,
抵抗(11)は0.05秒〜0.1秒程度の時定数で蓄
えた電流を放電させ,無電圧検出の準備をする。
【0017】定電圧ダイオードは,雷電圧等の誘導で高
電圧が蓄えられないよう,一定の電圧とする。
電圧が蓄えられないよう,一定の電圧とする。
【0018】整流器(13)は,シュミットトリガー(
16)の電源をつくるためのもので,コンデンサ(15
)に電荷を蓄えて,無電圧になってもシュミットトリガ
ー(16)の電源を確保するものである。
16)の電源をつくるためのもので,コンデンサ(15
)に電荷を蓄えて,無電圧になってもシュミットトリガ
ー(16)の電源を確保するものである。
【0019】シュミットトリガー(16)は無電圧にな
ると,(+)の出力となり,トランジスタ(7)をON
にし,表示器(3)を動作させる。
ると,(+)の出力となり,トランジスタ(7)をON
にし,表示器(3)を動作させる。
【0020】表示器(3)は小さいエネルギーで動作さ
せるため,火薬等を用いる場合が多い。
せるため,火薬等を用いる場合が多い。
【0021】もし,太陽電池と蓄電池等によって充分の
電力が得られれば,回路はもっと簡単になるが,この場
合は,高価になる。
電力が得られれば,回路はもっと簡単になるが,この場
合は,高価になる。
【0022】
【発明の効果】従来品は,雷電流が鉄塔に流れさえすれ
ば動作表示しているため,誤表示が多く,特に220K
V以上の送電線では,まったく使用できなかった。
ば動作表示しているため,誤表示が多く,特に220K
V以上の送電線では,まったく使用できなかった。
【0023】これに対し,本発明によれば,雷電流が流
れ,かつ,停電にならなければ表示しない。
れ,かつ,停電にならなければ表示しない。
【0024】また,雷電流が流れてから停電までの時間
が0.1秒〜0.5秒と短く,別の停電をキャッチする
恐れはまったくない。
が0.1秒〜0.5秒と短く,別の停電をキャッチする
恐れはまったくない。
【0025】本発明の回路は単純で使用部品が少ないの
で故障も少ないと思われるが,雷による磁束の影響を少
なくするため,電子部品は脚のほぼ中央に置き,かつ,
磁気シールドを行うことにより故障や誤動作の恐れが少
ない表示器を作ることができる。
で故障も少ないと思われるが,雷による磁束の影響を少
なくするため,電子部品は脚のほぼ中央に置き,かつ,
磁気シールドを行うことにより故障や誤動作の恐れが少
ない表示器を作ることができる。
【図1】ブロック図
【図2】回路図
1 コイル
2 検電棒
3 表示器
4 抵抗
5 コンデンサ
6 定電圧ダイオード
7 トランジスタ
8 整流器
9 整流器
10 コンデンサ
11 抵抗
12 定電圧ダイオード
13 整流器
14 抵抗
15 コンデンサ
16 シュミットトリガー
Claims (2)
- 【請求項1】 図1に示すように,コイル(1)の出
力を電流検出器に加え,その出力をメモリーに加えて記
憶し,一方検電棒(2)の出力を無電圧検出器に加える
。 一方,メモリーの出力と無電圧検出器の出力をANDに
加え,ANDの出力を表示器に加える。以上のブロック
ダイヤグラムをもつ,線路の事故表示器。 - 【請求項2】 図2に示すように,コイル(1)の出
力を整流器(8)に加え,その出力をコンデンサ(5)
と抵抗(4)と定電圧ダイオード(6)の並列回路に加
える。一方,表示器(3)とトランジスタ(7)を直列
にしたものを,整流器(8)の出力に接続する。一方,
検電棒(2)の出力を整流器(9)で整流し,その出力
を,コンデンサ(10),抵抗(11),定電圧ダイオ
ード(12)の並列回路に加え,その両端の電圧をダイ
オード(13)を通して,コンデンサ(15)に蓄え,
この電圧をシュミットトリガー(16)の電源とする。 さらに,定電圧ダイオード(12)の(+)側の電圧を
抵抗(14)を通して,シュミットトリガー(16)の
入力に接続し,シュミットトリガー(16)の出力をト
ランジスタ(7)の入力に接続する。以上の電子回路を
もつ,線路の事故表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10900591A JPH04265618A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 雷電流通過直後の停電を検出する線路の事故表示 器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10900591A JPH04265618A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 雷電流通過直後の停電を検出する線路の事故表示 器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04265618A true JPH04265618A (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=14499156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10900591A Pending JPH04265618A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 雷電流通過直後の停電を検出する線路の事故表示 器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04265618A (ja) |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP10900591A patent/JPH04265618A/ja active Pending
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