JPH0426527A - ガラス基板のドライエッチング方法 - Google Patents

ガラス基板のドライエッチング方法

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Publication number
JPH0426527A
JPH0426527A JP13045990A JP13045990A JPH0426527A JP H0426527 A JPH0426527 A JP H0426527A JP 13045990 A JP13045990 A JP 13045990A JP 13045990 A JP13045990 A JP 13045990A JP H0426527 A JPH0426527 A JP H0426527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
glass substrate
substrate
etched
dry
Prior art date
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Pending
Application number
JP13045990A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tagami
田上 高志
Keiji Oyoshi
啓司 大吉
Shuhei Tanaka
修平 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP13045990A priority Critical patent/JPH0426527A/ja
Publication of JPH0426527A publication Critical patent/JPH0426527A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ガラス基板のドライエツチング方法に関し、
特に、平坦なエツチング面を形成できるガラス基板のド
ライエツチング方法に関する。
[従来の技術] 従来から、ガラスとして一番単純な石英ガラス基板のド
ライエツチング方法として、Sl半導体プロセスで81
02膜のドライエツチングに用いられているフッ素系の
ガス(例えば、CF4、CHF3、C2F6等)による
反応性イオンエツチング法が知られている(例えば、P
roe、  1st SF@G1. Dry Proe
ass、 p+3 (+9791)。この反応機構は、
石英ガラス(つまり、5iOaガラス)中のSLがFと
反応して揮発性の5iFaガスとなって表面から脱離し
、06Cと反応してCOあるいはCO2として表面から
脱離すると言われている(例えば、Proe、 lit
Symp、 Dry Proces3 pH(1979
))。
また、石英ガラス以外の多成分系ガラス基板のドライエ
ツチング方法として、 Arによるスバyタエッチング法あるいはArに微量の
CHF3を添加したガスによるスパノタエ。
チング法(わずかに反応性イオンエツチングの効果があ
る)が知られている(例えば、Proe、 8thSy
mp、 Dry Process、 p5! (198
61)。このエツチング方法を用いて、フォトレジスト
をマスク材にしてガラス表面をエツチングして、例えば
、先ディスク用の微細溝付きガラス基板の形成が行われ
ている(Proc、 8thSysp、 Dry Pr
ocess、 p53 (1986))ここで、多成分
系のガラス基板には、主成分である51.0の他に、ア
ルカリ金属、アルカリ土類等の元素が含まれており、C
Fa等による反応性イオンエツチングでは、SI等の様
に揮発性のフタ化物になる元素は除去できるが、アルカ
リ金属等の様に不揮発性のフタ化物になる元素はエツチ
ング面に残存してエツチング反応の進行を妨げることに
なる。これを防ぐために、多成分系のガラス基板のエツ
チングには、元素によるエツチング速度の差が現れ霞い
スパッタエツチング法が主に用いられている。
[発明が解決しようとする課Ii] 上記従来方法のドライエツチング方法によれば、多成分
系のガラス基板をスパッタエツチング法でエツチングし
ているため、エツチング反応が物理的なスパッタリング
で進行し、化学的なエツチング反応が著しく小さく、エ
ツチング時に用いるマスク材とガラス基板とのエツチン
グ速度比((カラス基板のエツチング速度)/(マスク
材のエツチング速度))が大きくできないという問題点
があった。また、CFa等による反応性イオンエツチン
グでは、アルカリ金属等がエツチング面に残存して突起
を形成し、平坦なエツチング面が形成できないという問
題点があった。
[1m題を解決するための手段] 本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あって、ガラス基板の一部あるいは全面をエツチングす
るドライエツチング方法において、ドライエツチングの
前にカラス基板の一部あるいは全面にイオン注入を行う
ことを特徴とするガラス基板のドライエツチング方法で
ある。
所望のエツチング濃さと同程度までガラス基板表層にイ
オン注入を行った後に、該ガラス基板のドライエツチン
グを行っている。このイオン注入は、イオン注入により
ガラス基板表層のアルカリ金属が選択的にスパッタリン
グされる(例えば、Nucl、 Instrucmnd
 Methods B1.511(191141)こと
およびイオン注入によりガラス構成元素がエツチングさ
れ易(なることを利用して、CF4等のフッ素系ガスに
よるドライエツチング反応を容易に進行させるために行
う。イオンの加速エネルギーおよび注入量は、所望のエ
ツチング深さおよびガラス基板の材質等により必要に応
じて調整できるが、通常各々、加速エネルギー1keV
〜5 M e V。
注入量1 x 10′′〜1 x 10”1117cm
2とすることが好ましい。ここで、イオン注入の深さは
所望のエツチング深さと同程度であることが好ましく、
これよりも浅いとイオン注入の効果が所望のエツチング
深さの領域まで及ばないため本発明の効果が現れにくく
、これよりも深いとイオン注入の影響が基板の深部にま
で及ぶことになる。また、イオンの注入量は所望のエツ
チング深さの領域までに含まれるアルカリ金属の量と同
程度かそれ以上であることが好ましく、これよりも少な
いとアルカリ金属の除去が十分に行われないため本発明
の効果が現れにくい。しかし、必要以上に行うとガラス
基板表面の形状が悪化し易くなる。
本発明に用いるガラス基板としては、何れのガラスでも
使用でき、特に、ソーダライムガラスの様にアルカリ金
属を多量に含むガラスでは本発明の効果が現れ易い。
[作用] 本発明は、従来のドライエツチング法でガラス基板のエ
ツチングを行う場合に、エツチング速度が一般的に小さ
いスパッタエツチング法が主に用いられ、またC F 
a等のフッ素系ガスによる反応性イオンエツチングでは
平坦なエツチング面が得られ難い理由が、ガラス基板に
存在するアルカリ金属等に起因することに鑑みなされた
ものであって、本発明によればドライエツチングの前に
予めイオン注入を行っているため、CFa等のファ素ガ
スによる反応性イオノ工tチングで不揮発性のフ、化物
となるアルカリ金属等を予め除去でき、また、ガラス基
板に残存した元素もイオン注入により工、チングされ易
(なるので、反応性イオンエツチングによりガラス基板
の表面を平坦にエツチングできる。また、エツチング反
応が容易に進行するため、ガラス基板のエツチング速度
が増加でき、ガラス基板にパターンを形成する際に用い
るフォトレジストとガラス基板とのエツチング速度比も
増加できる。
[実施例] Nanoを13%含むソーダライムガラス基板の表面全
面にAr”イオンを加速電圧80に■で1x1017個
/Cm2注入した。この加速電圧でのAr゛イオンの投
影飛程は0. 1μm弱であるが、表面から0.15μ
mの深さまでNaが除去されていることがライフオード
後方散乱法による分析でわかっている。該ガラス基板の
表面に膜厚1μm、暢1 umのフォトレジストを2μ
m周期で形成した後、該フォトレジストをマスク材にし
てCFaガス流量20secm、ガス圧力5Pa、RF
電力0゜32 W/ c m’の条件にて反応性イオン
エツチングを行い、該ガラス基板を0. 1μmエツチ
ングし、深さ0.1μm1 幅1μmの溝を形成した。
この後、走査製電子顕微鏡にてガラス基板の表面を観察
したところ、イオン注入を行わずに溝を形成した試料で
は、0、O1μm程度の高さの突起が多数発生しており
平坦なエツチング面は得られていなかったが、該ガラス
基板では、従来問題となっていた突起が発生しておらず
平坦なエツチング面が得られていた。また、イオン注入
を行わなかった試料では、溝深さが0.05μm程置で
装るが、イオン注入を行った試料ではII4深さが0゜
1μmであり、フォトレノストとガラス基板とのエツチ
ング速度比を従来に比べて2倍に増加できた。
なお、本実施例ではガラス基板へのイオン注入を行う際
にAr”イオンを用いたが、これ以外のイオン種でも同
様の効果が得られる。イオン種としては、イオン注入後
にガラス基板をエツチングする際にエツチング反応を阻
害しない元素のイオンが好ましく、Arイオンの様な希
ガスの他に、例えば、CFaガスでドライエツチングす
る際に揮発性のファ化物となるSi、B、P等のイオン
が例示できる。また、0の様にCFaと反応して揮発性
のCOおよびCO2を生成するイオンを用いても良い。
以上はイオン注入する際の元素について説明したが、元
素だけでなく、これらの化合物、例えば、Siと0の化
合物からなるイオンを注入しても良い。なお、イオン注
入後にガラス基板をエツチングする際にエツチング反応
を阻害する元素あるいは化合物からなるイオン種は好ま
しくなく、例えば、CFaガスの様なフッ素系のガスで
ドライエツチングする際には、(a+ Mgの様な金属
イオンでは揮発性の71化物を生成しにくいので本発明
の効果が現れにくい。
また、本実施例では本発明の効果が最も現れ易いソーダ
ライムガラス基板を用いて説明したが、例えば、アルカ
リ・ボロンリケードガラス、アルカリ土類・アルミナシ
リケートガラス、アルミナ・アルカリシリケートガラス
等のガラスでも本発明の効果が現れる。
[発明の効果] 本発明によれば、ドライエツチングによるガラス基板の
エツチング反応がイオン注入により容易に進行するよう
になるので、平坦なエツチング面が得られると共に、ガ
ラス基板にパターンを形成する際に用いるフォトレジス
トとガラス基板とのエツチング速度比も増加できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス基板の一部あるいは全面をエッチングする
    ドライエッチング方法において、ドライエッチングの前
    にガラス基板の一部あるいは全面にイオン注入を行うこ
    とを特徴とするガラス基板のドライエッチング方法。
JP13045990A 1990-05-21 1990-05-21 ガラス基板のドライエッチング方法 Pending JPH0426527A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13045990A JPH0426527A (ja) 1990-05-21 1990-05-21 ガラス基板のドライエッチング方法

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JP13045990A JPH0426527A (ja) 1990-05-21 1990-05-21 ガラス基板のドライエッチング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0426527A true JPH0426527A (ja) 1992-01-29

Family

ID=15034745

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13045990A Pending JPH0426527A (ja) 1990-05-21 1990-05-21 ガラス基板のドライエッチング方法

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JP (1) JPH0426527A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256395A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Nissin Ion Equipment Co Ltd ガラス表層部の微細曲面加工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256395A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Nissin Ion Equipment Co Ltd ガラス表層部の微細曲面加工方法

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