JPH04261673A - 空調装置兼用消火装置 - Google Patents

空調装置兼用消火装置

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JPH04261673A
JPH04261673A JP32505090A JP32505090A JPH04261673A JP H04261673 A JPH04261673 A JP H04261673A JP 32505090 A JP32505090 A JP 32505090A JP 32505090 A JP32505090 A JP 32505090A JP H04261673 A JPH04261673 A JP H04261673A
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JP
Japan
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flow rate
inspection
secondary side
fire
pump device
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Application number
JP32505090A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Ohashi
大橋 義彦
Toshihide Tsuji
利秀 辻
Tetsuya Tsukagoshi
哲也 塚越
Sadanori Yamazaki
山崎 定徳
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Hochiki Corp
Sanden Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、空調装置の配管にスプリンクラーヘッドを設
けた空調装置兼用消火装置に関する。
[従来の技術] 従来、空調装置の熱源水を供給する配管にスプリンクラ
ーヘッドを設け、火災時に空調装置の熱源水を火災消火
に使用する装置としては、例えば実公昭60−2224
8号の「空気調和兼防火装置」が知られている。
この空気調和兼防火装置では、建物の主要構造体である
柱を送水側配管として兼用し、送水側配管から各階毎に
天井側と床面側に分けて分岐配管を行い、天井側の分岐
配管にスプリンクラーヘッドを設け、床面側の分岐配管
を室内の空調ユニットに接続している。火災によりスプ
リンクラーヘッドが作動すると、スプリンクラーヘッド
の作動で不足した水は水道管から補充され、この水道管
に設けている流れ検出器の検出信号で火災警報を出す。
また水道管以外に外部接続口からも消火水を供給できる
このような空気調和兼防火装置にあっては、建物内の配
管設備を平常時は空気調和用の熱源水の循環用配管とし
て使用し、火災発生時にはスプリンクラーヘッドから消
火水を散水する消火用配管として使用でき、常用設備と
平素は使用されない消火用設備とを兼用させたことで、
2つの設備の配管を1つにまとめることができ、設備コ
ストの低減するという経済的効果がきわめて大きい。
また熱源水は常に配管内を流動しており、一般的に設置
されるスプリンクラー消火設備における配管内の消火用
水の滞留状態、所謂死水に比べ、設備維持の面から見て
もきわめて有効である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の空調装置兼用消火装置
にあっては、配管設備を兼用したことによる配管設備の
経済性及び保守性の向上にとどまっており、火災監視、
避難誘導等を含めた消火装置としての機能は不十分であ
り、常時、熱源水を循環している空調装置の特徴を生か
した消火装置の開発と実用化が望まれる。
また、消火装置側のメリットばかりでなく、同時に空調
装置においても消火装置と兼用したことで従来得られな
かったメリットがなければ兼用装置としての普及は望め
ない。
更に、消火設備にあっては法的に点検が義務付けられて
おり、空調装置の機能を損うことなく、消火設備が有効
に動作するか否かの点検を行う必要がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、空調装置の運転状態を損うことなく消火装置の点
検ができる空調装置兼用消火装置を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明は、次のように構成する
。尚、実施例図面中の符号を併せて示す。
即ち、本発明の空調装置兼用消火装置は、屋外等に設置
され、ポンプ装置1を介して一定温度に保たれた熱源水
を1次側送り配管2に供給するセンターヒートポンプユ
ニット3と、1次側送り配管2から各エリアに分岐され
た2次側送り配管4と; 2次側送り配管4に接続され、熱源水を利用してエリア
内の温度を調整する室内ヒートポンプユニット5と、 室内ヒートポンプユニット5から引き出された2次側戻
し配管6と; 2次側戻し配管6を集合接続してセンターヒートポンプ
ユニット3にループバック配管する1次側戻し配管7と
; 各エリアに分岐された2次側送り配管4及び又は2次側
戻し配管6に接続されたスプリンクラーヘッド8と; 各エリアに分岐された2次側送り配管4の送り流量Q1
及び2次側戻し配管6の戻し流量Q2を検出する流量検
知装置9と; 各エリアに分岐された2次側送り配管4を吸込み側とし
2次側戻り配管6を吐出側として接続し、スプリンクラ
ーヘッド8が1台作動した流量に相当する流量を流す点
検ポンプ装置11と;流量検知装置9で検出している送
り流量Q1と戻し流量Q2との差流量ΔQが規定流量を
越えた時にスプリンクラーヘッド8が作動したと判別し
て消火ポンプ装置10を駆動し、点検時には点検ポンプ
装置11を駆動して流量検出装置9の検出流量の増加に
基づいて消火ポンプ装置10を駆動すると共に弁制御に
より消火ポンプ装置10からの消火用水を水源水槽13
に戻す試験ループを形成する制御手段12と; を設けたことを特徴とする。
[作用] このような構成を備えた本発明の空調装置兼用消火装置
によれば、室内ヒートポンプユニット5が設けられたエ
リア毎、例えば階別毎に流量検知装置9を設け、2次側
送り配管4の送り流量Q1と2次側戻し配管6の戻し流
量Q2の差流量ΔQからスプリンクラーヘッドの作動を
判断し、通常で生ずる差流量の範囲を越える放水量をス
プリンクラーヘッドに設定しておくことで、火災による
スプリンクラー作動を確実に検知できる。
また消火設備の点検時には、2次側送り配管4から2次
側戻し配管6にループ接続した点検ポンプ装置11を駆
動してスプリンクラーヘッド8が1つ作動した流量分を
増加させ、この流量増加を流量検知装置9で検出流量か
ら判断して弁制御により試験配管ループを形成した状態
で消火ポンプ装置10を駆動し、空調装置の運転状態に
影響を及ぼすことなく火災時と同様な作動試験を擬似的
に行うこができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示した実施例構成図であり
、地下1階、地上3階の建物を例にとっている。
第1図において、まず空調装置側を説明する。
建物の屋上に設置されたポンプ装置1によりセンターヒ
ートポンプユニット3から一定温度、例えば20℃〜3
00Cの範囲の25℃程度に保たれた熱源水が1次側送
り配管2に供給される。1次側送り配管2は建物の垂直
方向に配置され、各階毎に2次側送り配管4を分岐接続
している。建物の各階のエリア毎には室内ヒートポンプ
ユニット5か設置される。室内ヒートポンプユニット5
に対しては2次側送り配管4が接続され、センターヒー
トポンプユニット3からの熱源水を供給している。室内
ヒートポンプユニット5から排出された熱源水は2次側
戻し配管6に送り出され、2次側戻し配管6は建物の垂
直方向に設置した1次側戻し配管7に収納接続され、最
終的にセンターヒートポンプユニット3にループバック
される。
次に本発明の消火装置側を説明すると、まず各階に分岐
された2次側送り配管4に複数のスプリンクラーヘッド
8を設置している。また、建物の地階B1には消火ポン
プ装置10が設置され、水源水槽13の消火用水を加圧
して建物の垂直方向に設置された空調装置側の1次側送
り配管2に供給するようにしている。消火ポンプ装置1
0の吐出側には制御弁14、弁15が設けられ、定常監
視状態で弁15は開かれており、火災検出により消火ポ
ンプ10を駆動する際に制御弁14を開くようにしてい
る。また、制御弁14と弁15の間から水源水槽13に
戻す管路が設けられ、この管路に弁16を設けている。
弁16は消火ポンプ装置10の試験時に使用されるもの
で、試験時には弁15を閉じ弁16を開いた状態で消火
ポンプ装置10を駆動して制御弁14の開放状態で消火
ポンプ10からの吐出水を水源水槽13に戻す試験ルー
プを形成する。
更に、建物の屋上には高架水槽17が設置される。高架
水槽17からの消火用水はチャッキ弁18及び弁19を
介してポンプ装置1の吐出側の1次側送り配管2に接続
される。また、チャッキ弁18と弁19の間から分岐配
管を引き出し、この分岐配管に弁20を設けている。高
架水槽17はスプリンクラーヘッド8に消火用水を放水
するための放水水頭を与えるもので、最低1kgf/c
m2を保持する必要があるため、最上階となる3階に設
置したスプリンクラーヘッド8に対し高架水槽17は1
0m以上の高さをもって設置されている。
定常監視状態で弁19は開放、弁20は閉鎖となってお
り、消火ポンプ装置10を駆動する火災検出時にチャッ
キ弁18を介してスプリンクラーヘッド8に対する放水
水頭を与えるようにしている。
また、点検時にあっては、弁19を閉じ弁20を開いて
放水水頭を確認できるようにしている。
更に、空調装置の運転状態で擬似的にスプリンクラーヘ
ッド8が作動したと同じ火災検出条件を作り出して消火
ポンプ装置10の駆動により点検動作を行なうため、各
階に設けた2次側送り配管4と2次側戻し配管6の間に
、この実施例にあっては管末に点検ポンプ装置11を設
置している。
即ち、点検ポンプ装置11は2次側送り配管4を吸込側
に接続し、吐出側を2次側戻し配管6に接続している。
点検ポンプ装置11はスプリンクラーヘッド8が1台作
動した場合の放出流量と同程度の流量を供給する能力を
有する。このため、点検時に点検ポンプ装置11を駆動
すると2次側送り配管4及び2次側戻し配管6の流量は
スプリンクラーヘッド8が1台作動した分だけ増加する
ことになる。
各階に分岐接続された2次側送り配管4及び2次側戻し
配管6を流れる流量を検出するため流量検知装置9が設
置される。流量検知装置9は2次側送り配管4に設けた
送り側流量計9aと2次側戻し配管6に設けた戻し側流
量計9bとを備え、送り流量Q1と戻し流量Q2を検出
する。流量検知装置9で検出された送り流量Q1及び戻
し流量Q2は第4図に示す制御盤12に与えられ、通常
時にあっては火災判断に、また点検時にあっては擬似的
な火災発生判断に用いられる。
更に、各階に設けた室内ヒートポンプユニット5に対す
る2次側送り配管4には定流量装置21が設けられ、室
内ヒートポンプユニット5に供給する熱源水を例えば2
0l/分の一定流量に制御している。
第2図は第1図の定流量装置21の実施例説明図であり
、同図(a)に示すように2次側送り配管4内に設けた
開口穴を備えた仕切り22の流入側にドーナツ状のゴム
で作られた弁部材23を設置している。この定流量装置
は流入増加で流入側の圧力が上昇すると、第2図(b)
に示すように弁部材23が円錐状にすぼんで開放面積を
絞り込み、流量増加を抑えて一定流量を流すようになる
勿論、第2図の定流量装置に限定されず適宜の定流量装
置を使用することができる。
再び第1図を参照するに、この実施例にあっては建物の
3階に消火栓31が設置されており、消火栓31に対し
ては2次側送り配管4及び2次側戻し配管6から配管接
続が行なわれている。
第3図は第1図の実施例に用いられる空調装置を取り出
して示した説明図である。
第3図において、この実施例にあってはセンターヒート
ポンプユニット3を2台設け、室内ヒートポンプユニッ
ト5を2台設けた場合を示しており、センターヒートポ
ンプユニット3及び室内ヒートポンプユニット5には吸
熱部(低温部)24、ファン25、コンプレッサ26、
放熱部(高温部)27、キャピラリー28が設けられて
いる。
このような空調装置におけるヒートポンプとは冷凍サイ
クルを用いて低温領域から高温領域へ熱を移動させる装
置であり、冷房時には室内の熱を室外に汲み上げ、暖房
時には室外の熱を室内に汲み上げて空調を行なう。この
暖冷房の際に消費するエネルギー(通常は電力)は冷暖
房の熱としては直接使われず、熱を移動させる動力とし
て使われる。一般にヒートポンプのエネルギー効率は非
常に高く、消費エネルギーの数倍もの冷暖房エネルギー
を得ることができる。
通常のヒートポンプ装置は単一の冷凍サイクルにより構
成されているが、本発明の空調装置にあっては、第3図
に示すように熱移動を2段階の冷凍サイクルを用いて行
ない、2段階の冷凍サイクルの間に熱の中間搬送媒体と
して熱源水を設けることにより各冷凍サイクルを独立に
作動させることができる。
即ち、暖房時にはセンターヒートポンプユニット3の室
内からの吸熱により熱源水を加熱し、この熱源水を熱源
として室内ヒートポンプユニット5が暖房運転を行なう
。冷房時には逆に室内ヒートポンプユニット5から吸熱
して熱源水に放出し、この熱源水をセンターヒートポン
プユニット3により冷却する。
熱源水は通常25℃前後の中温となるようにセンターヒ
ートポンプユニット3により温度調整されるが、エネル
ギーコスト、外気条件等に応じて暖房時にはボイラーを
併設してバックアップあるいは切替使用することもでき
る。センターヒートポンプユニット3は通常複数台を連
立設置し、ユニットの運転台数を制御することにより能
力をコントロールする。
センターヒートポンプユニット3で温度調整された熱源
水は室内ヒートポンプユニット5に搬送され、この熱源
水を冷熱源として室内ヒートポンプユニット5により各
室の冷暖房を行なう。熱源水は冷暖房共通の熱源(冷熱
源)となるため、室内ヒートポンプユニット5における
冷房、暖房の自由選択、更に特定のユニットを冷房とし
残りのユニットを暖房とするような同時使用ができる。
更に熱源水に回収された冷房排熱はセンターヒートポン
プユニット3により建物内の給湯系への予熱として利用
することもできる。
第4図は第1図の設備構成を対象として設けられる本発
明における消火制御部の実施例構成図である。
第4図において、12は制御盤であり、制御盤12に対
しては流量検出装置9に設けている送り流量計9aから
の送り流量Q1及び戻し流量計9bの戻し流量Q2が与
えられる。また制御盤12は制御対象として消火ポンプ
装置10を制御するポンプ制御部30、制御弁14を制
御する弁制御部32、更に点検ポンプ装置11を制御す
る点検ポンプ制御部33を備える。
制御部12の制御機能は通常の火災監視時と点検時の制
御に分かれている。まず通常の火災監視時にあっては、
流量検出装置9から得られた送り流量Q1と戻し流量Q
2の差流量ΔQ ΔQ=Q1−Q2 を求め、この差流量ΔQをスプリンクラーヘッド8の1
台が作動したときの放水流量に基づく閾値流量Qthと
比較し、差流量が閾値流量Qth以上となったときにス
プリンクラーヘッド8の作動による火災と判断し、ポン
プ制御部30及び弁制御部32に制御信号を与え、消火
ポンプ装置10を駆動すると同時に制御弁14を開制御
する。
一方、点検時にあっては、まず点検ポンプ制御部33に
制御信号を出力して点検ポンプ装置11を駆動し、点検
ポンプ装置11の駆動後に流量検出装置9から得られる
送り流量Q1及びまたは戻し流量Q2を監視し、点検開
始前の流量と点検後の点検ポンプ11の駆動状態におけ
る流量との差から増加分を判断し、例えば閾値流量Qt
h以上となる流量増加が得られたときに擬似的なスプリ
ンクラーヘッドの作動と判断し、ポンプ制御部30に制
御信号を出力して消火ポンプ装置10を試験駆動するよ
うにしている。
次に本発明の点検制御を説明する。
第4図の制御盤12に対し点検モードを設定すると、制
御盤12から点検ポンプ制御部33に制御信号が出力さ
れ、強制的に点検が指定された階の点検ポンプ装置11
が駆動される。この点検ポンプ装置11の駆動により強
制的に2次側送り配管4から2次側戻し配管6にスプリ
ンクラーヘッド8が1台作動したときと同じ流量が流さ
れる。
このため、流量検出装置9からは点検ポンプ装置11が
流した流量分が増加した送り流量Q1及び戻し流量Q2
が得られ、増加分が閾値流量Qth以上となったことで
擬似的な火災発生と判断する。
制御盤12はポンプ制御部30及び弁制御部32に制御
信号を出力し、弁制御部32により消火ポンプ装置10
の吐出側に設けた制御弁14を開き、この状態で消火ポ
ンプ装置10を駆動する。
ここで点検時にあっては、消火ポンプ装置10側につい
ては弁15を閉鎖、弁16を開いているため、消火ポン
プ装置10の駆動で吐出された消火用水は制御弁14及
び弁16を介して水源水槽13に戻り、熱源水を循環し
ている空調装置側に何ら影響を及ぼさない。また高架水
槽17側についても試験時には弁19を閉じ、弁20を
開いているため、熱源水を循環している空調装置側に影
響を及ぼすことはない。尚、制御盤12における擬似火
災の判断としては、増加分と閾値流量Qthとの比較に
よらず、点検ポンプ装置11の駆動で得られた送り流量
Q1及びまたは戻し流量Q2が通常の空調装置の流量に
スプリンクラーヘッド1台作動分の流量を加えた所定値
以上となったときに擬似火災と判断するようにしてもよ
い。
次に点検状態で火災が発生した場合の動作を説明する。
点検ポンプ装置11及び消火ポンプ装置10を駆動した
点検中に火災が発生してスプリンクラーヘッド8が作動
したとすると、作動したスプリンクラーヘッド8を設置
している配管の流量検知装置9から検出される送り流量
Q1に対し戻し流量Q2がスプリンクラーヘッド1台作
動分少ない流量となる。即ち、送り流量Q1と戻し流量
Q2との差流量ΔQが閾値流量Qth以上となることで
実火災と判断して点検モードを強制的に解除して火災モ
ードに入れることができる。
尚、点検中の火災検出で火災モードに戻すためには、第
1図の実施例では手動の弁15、16、19、20を使
用しているが、これらを遠隔的な制御弁とすることで自
動的に点検モードから火災消火モードに切り替えること
もできる。また、高架水槽17にチャッキ弁18を接続
しているが、他の適宜の弁、例えば遠隔で開閉制御可能
な電動制御弁を用いても勿論よい。
更に、火災時の放水初期にあっては25℃前後の水が放
水されることから、老人や子供等に対しヒートショック
を与えることがなく、より安全な消火活動が行なえる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、運転状態にあ
る空調設備側に影響を及ぼすことなく消火装置側のスプ
リンクラーの擬似作動による消火ポンプ装置の実運転を
伴う点検を行なうことができ、消火装置の維持管理を適
切に行なうことができる。
また、点検中に発生した実火災も確実に判断できること
から、高い信頼性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の空調兼用消火装置の設備構成を示した
実施例構成図; 第2図は本発明で用いる定流量装置の説明図;第3図は
本発明で用いる2段階の冷凍サイクルをもつ空調装置の
説明図; 第4図は本発明の制御部の実施例構成図である。 [符号の説明] 1:ポンプ装置 2:1次側送り配管 3:センターヒートポンプユニット 4:2次側送り配管 5:室内ヒートポンプユニット 6:2次側戻し配管 7:1次側戻し配管 8:スプリンクラーヘッド 9:流量検知装置 9a:送り側流量計 9b:戻し側流量計 10:消火ポンプ装置 11:点検ポンプ装置 12:消火制御盤(消火制御手段) 13:水源水槽 14:制御弁 15、16、19、20:弁 18:チャッキ弁 21:定流量装置 22:仕切り 23:弁部材 24:吸熱部(低温部) 25:ファン 26:コンプレッサ 27:放熱部(高温部) 28:キャピラリー 30:ポンプ制御部 31:消火栓 特許出願人 ホーチキ株式会社 特許出願人 サンデン株式会社 代理人弁理士 竹内 進 代理人弁理士 宮内 佐一郎

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋外等に設置され、ポンプ装置を介して一
    定温度に保たれた熱源水を1次側送り配管に供給するセ
    ンターヒートポンプユニットと;前記1次側送り配管か
    ら各エリアに分岐された2次側送り配管と; 該2次側送り配管に接続され、前記熱源水を利用して前
    記エリア内の温度を調整する室内ヒートポンプユニット
    と; 該室内ヒートポンプユニットから引き出された2次側戻
    し配管と; 該2次側戻し配管を集合接続して前記センターヒートポ
    ンプユニットにループバック配管する1次側戻し配管と
    ; 前記各エリアに分岐された2次側送り配管及び又は2次
    側戻し配管に接続されたスプリンクラーヘッドと; 前記各エリアに分岐された2次側送り配管の送り流量及
    び2次側戻し配管の戻し流量を検出する流量検知装置と
    ; 前記各エリアに分岐された2次側送り配管を吸込み側と
    し2次側戻り配管を吐出側として接続し、前記スプリン
    クラーヘッド1台作動分の作動流量を流す点検ポンプ装
    置と; 前記流量検知装置で検出している送り流量と戻し流量と
    の差流量が規定流量を越えた時に前記スプリンクラーヘ
    ッドが作動したと判別して消火ポンプを駆動し、点検時
    には前記点検ポンプ装置を駆動して前記流量検出装置の
    検出流量の増加に基づいて消火ポンプ装置を駆動すると
    共に弁制御により消火ポンプ装置からの消火用水を水源
    水槽に戻す試験ループを形成する制御手段と;を備えた
    ことを特徴とする空調装置兼用消火装置。
JP32505090A 1990-11-14 1990-11-27 空調装置兼用消火装置 Pending JPH04261673A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007105610A1 (ja) * 2006-03-14 2007-09-20 Daikin Industries, Ltd. 空気調和装置

Cited By (2)

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WO2007105610A1 (ja) * 2006-03-14 2007-09-20 Daikin Industries, Ltd. 空気調和装置
JP2007247924A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Daikin Ind Ltd 空気調和装置

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