JPH04259293A - 屋外設置筐体 - Google Patents

屋外設置筐体

Info

Publication number
JPH04259293A
JPH04259293A JP2062091A JP2062091A JPH04259293A JP H04259293 A JPH04259293 A JP H04259293A JP 2062091 A JP2062091 A JP 2062091A JP 2062091 A JP2062091 A JP 2062091A JP H04259293 A JPH04259293 A JP H04259293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
casing
breathing
diameter
outdoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2062091A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kumahara
熊原 和夫
Tomoyuki Takehara
竹原 知幸
Yuichi Hagiwara
雄一 萩原
Toshimitsu Kobayashi
利光 小林
Yoshiaki Minowa
箕輪 佳明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2062091A priority Critical patent/JPH04259293A/ja
Publication of JPH04259293A publication Critical patent/JPH04259293A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子装置を収容する防
水型の屋外設置筐体に関する。最近の電子装置は、半導
体部品を始めとする部品の著しい開発により、小形化、
高性能化、高信頼化、低電力化が図られて来た。
【0002】一例として無線装置では、装置の小形化は
、より高い周波数領域の開発とも相まって促進され、1
0 GHz以上の装置ではパラボラアンテナの背後に送
受信機が直結して、一体に屋外に設置される程小形にな
って来た。
【0003】かような屋外設置の電子装置の筐体は、十
分なる防水性と耐候性、及び良好なる放熱性、電磁遮蔽
性が要求される。
【0004】
【従来の技術】図3に従来の一例の屋外設置筐体を示し
、(a) は下側斜視図、(b) は呼吸孔部拡大断面
図である。
【0005】従来の一例の屋外設置筐体は図3に示す如
くで、内部に電子装置を収容した防水型の筐体9は、直
方体の鉄板製筐体で底面91を除き5面を図示省略のア
ルミ板成形の日除けにより覆ってあり、下部両側に固定
金具92が取付けてあり、屋外に設けた固定台93にね
じ止め固定される。又、正面は、図示省略の当たり面を
ガスケットで防水し、上縁ヒンジに取付けられた開閉カ
バー94としてあり、開けて図示省略の内部装置の点検
保守が行えるようにしてある。
【0006】この筐体9は、密閉防水構造としてあるが
、外部の温度低下に伴う結露の発生を防ぐように底面9
1に通気用の呼吸孔15を設けてある。この呼吸孔15
は、図3(b) の拡大断面図に示す如く、ステンレス
材のブロック16に隣接二面に通じるL字形に穿設した
直径2mmの孔で、このブロック16の開孔を筐体9の
底面91に穿設した略同径の孔に合わせて、接合部を水
密に溶接してある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、■  
仕様試験状態では何ら問題無い筐体9を、夏期に屋外に
長時間日中に置いてから過度な撒水による防水テストを
実施したところ、筐体9の内部の呼吸孔15の近傍にて
、明らかな水濡れが発生した。■  これは、仕様に比
べて遙かに過酷な試験であるが、屋外設置筐体として計
り知れない自然現象に対する安全性が、コストアップす
ることなく改良できないか。■  この原因は、撒水開
始と共に急激に筐体9が冷却されて、内部の温度が急速
に下がり、減圧して一時外圧より下がり、呼吸孔15の
周囲外気を急速に吸い込み、この際、撒水により筐体表
面を流れる水が水平方向の外部側孔を濡らしており、そ
の奥の上向き垂直の内部側孔を急速な吸い込み気流に助
けられて遡り、内部に到達したものと推察された。等の
問題点があった。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みて、過酷な
撒水による内部の急激な冷却、減圧を生じても、呼吸孔
からの浸水はない屋外設置筐体を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、図1及び図
2に示す如く、電子装置を収容する防水型の屋外設置筐
体において、外部から内部に通じる孔で、内部側孔2を
上向き垂直に設け、且つ孔径が内側に向かって徐々に大
きくテーパ状又は階段状、或いは外部側孔3より大径と
した呼吸孔1,5 の、少なくとも1個を筐体9に設け
る、本発明の屋外設置筐体により達成される。
【0010】
【作用】即ち、筐体内部の急冷により急激な減圧を生じ
、外部と通じる呼吸孔から外気を吸い込み均衡させるが
、その際に、その吸い込み気流の速度と呼吸孔の孔径と
の関係により、上向き垂直の呼吸孔でも水を溯らせて内
部に浸水させるので、吸い込み気流の速度を水が溯らな
いように減速させれば解決できる。
【0011】この吸い込み気流を減速するのに、流体力
学のベルヌーイの原理を応用して、呼吸孔は同一孔径と
せずに、入口に比べ大径部を設ければ、大径部では径に
見合って減速できる。
【0012】従って、図1に示す如く、L字状の呼吸孔
1は一方の内部側孔2を上向き垂直に設け、且つ他方の
外部側孔3より大径としてあり、吸い込み気流の速度は
外部側孔3の速度に比べ、内部側孔2の部分では減速さ
れ、上向き垂直の内部側孔2を溯れなくすることができ
る。
【0013】或いは、図2のように、筐体9の底面91
に垂直に直線状の呼吸孔5が設けられ、その孔径が内側
に向かって徐々に大きくテーパ状又は階段状としてあり
、このため、吸い込み気流の速度は呼吸孔5の内側に行
くに従って減速され、水を垂直に溯らせる勢力が衰え、
筐体内部に浸水しないように抑えることができる。
【0014】かくして、過酷な撒水による内部の急激な
冷却、減圧を生じても、呼吸孔からの浸水はない屋外設
置筐体を提供することが可能となる。
【0015】
【実施例】以下図面に示す実施例によって本発明を具体
的に説明する。全図を通し同一符号は同一対象物を示す
。図1は本発明の一実施例で(a) は筐体斜視図、(
b) は呼吸孔部拡大断面図、図2は本発明の他の実施
例の呼吸孔部拡大断面図を示す。
【0016】本実施例は何れも前述の従来例と同一の屋
外設置筐体に適用した試供品であり、図1(a) に示
すように、筐体9は、内部に電子装置を収容する直方体
の鉄板製筐体で、底面91を除き5面を図示省略の日除
けにより覆ってあり、下部両側に固定金具92が固着さ
れ、屋外の固定台93にねじ止め固定される。内部装置
の点検保守が行えるように筐体正面は、上縁のヒンジに
取付けられた開閉カバー94としてある。
【0017】この筐体9は、密閉防水構造としてあるが
、温度低下に伴う内部の湿度上昇或いは結露の発生を防
ぐように、両側面95に夫々通気用の呼吸孔1を設けて
ある。この呼吸孔1は、図1(b) の拡大断面図に示
す如く、ステンレス材のブロック11に、隣接二面に通
じるL字形に穿設し、一方の孔は直径2mm、これに直
角に接合する他方の孔は直径20mmとしてあり、この
ブロック11の孔径2mmの開孔を、筐体9の側面95
に穿設した略同径の孔に合わせ、且つ20mm孔を上向
き垂直方向となるように、内側面に接合縁部の4個所を
溶接し、更に縁の全周にペースト状の防水シーリング材
を塗り付けて水密に取付けてある。
【0018】これにより筐体9が設置状態で呼吸孔1は
、内部側孔2が上向き垂直の20mm径の孔となり、外
部と接する外部側孔3が水平方向の2mm径の孔となり
、筐体9の急冷により、呼吸孔1の外部側孔3から外気
を吸い込み、内部側孔2を通る際に十分に減速されてか
ら筐体内部に吸気され、且つ上向き垂直の孔であるので
、外部側孔3まで水が侵入して来ていても内部側孔2を
溯ることはない。
【0019】しかし、水平方向の外部側孔3に直接に側
面95を流れる水が侵入して、孔を塞ぐ程になると一気
に内部に吸い込まれてしまうので、これを無くするため
に、筐体9の側面95の呼吸孔1部分に、一端を封じた
筒形半体96を固着させて、通気迷路を構成して、直接
の侵入を無くしている。
【0020】又、他の実施例では、同一の筐体9の底面
91に、垂直方向に通じる直線状の呼吸孔5を2個設け
てある。この呼吸孔5は、図2に示す如く、ステンレス
材の丸形のブロック51で、中心軸に一端が直径2mm
で他端が直径20mmとなるテーパ孔を穿設したもので
、このブロック51の孔径20mmの端面を、筐体9の
底面91に穿設した約2mm径の孔に合わせ、外側面に
接合縁部の4個所を溶接し、更に縁の全周にペースト状
の防水シーリング材を塗り付けて水密に取付けてある。
【0021】同様に筐体9の設置状態では、呼吸孔5は
上側が大径の漏斗状となり、吸い込まれた気流の速度は
上部に行くに従って益々減速され、垂直に水を溯らせる
ことは無い。
【0022】上記各実施例は一例を示したもので、呼吸
孔1,5 の寸法、固着位置及び個数、構成材料及び固
着方法は、上記のものに限定するものではない。例えば
、呼吸孔1を筐体9の底面91の外側面に固着させても
よく、この場合には外部側孔3の部分を筒形半体96で
通気の迷路形成をしなくても差支えない。又、小形な筐
体9であれば、呼吸孔1,5 を1個設けることで足り
る。
【0023】
【発明の効果】以上の如く、本発明により、過酷な撒水
による内部の急激な冷却、減圧を生じても、呼吸孔から
浸水することのない、十分な安全性を有する屋外設置筐
体が得られ、呼吸孔の形状を変えるのみの簡単な構成で
済みコストアップも無く、実用的効果が著しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例(a) 筐体斜視図  
    (b) 呼吸孔部拡大断面図
【図2】  本発明の他の実施例の呼吸孔部拡大断面図
【図3】  従来の一例の屋外設置筐体(a) 下側斜
視図      (b) 呼吸孔部拡大断面図
【符号の説明】
1,5,15  呼吸孔          91  
底面              94  開閉カバー 2  内部側孔            92  固定
金具          95  側面 3  外部側孔            93  固定
台            96  筒形半体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電子装置を収容する防水型の屋外設置
    筐体において、外部から内部に通じる孔で、内部側孔(
    2) を上向き垂直に設け、且つ孔径が内側に向かって
    徐々に大きくテーパ状又は階段状、或いは外部側孔(3
    ) より大径とした呼吸孔(1)(5)の、少なくとも
    1個を筐体(9) に設けることを特徴とする屋外設置
    筐体。
JP2062091A 1991-02-14 1991-02-14 屋外設置筐体 Withdrawn JPH04259293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2062091A JPH04259293A (ja) 1991-02-14 1991-02-14 屋外設置筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2062091A JPH04259293A (ja) 1991-02-14 1991-02-14 屋外設置筐体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04259293A true JPH04259293A (ja) 1992-09-14

Family

ID=12032291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2062091A Withdrawn JPH04259293A (ja) 1991-02-14 1991-02-14 屋外設置筐体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04259293A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725597U (ja) * 1993-10-13 1995-05-12 矢崎総業株式会社 点火プラグ取り付け孔のレインカバー
JP2009021312A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Nec Mobiling Ltd 筐体用気圧調整器およびこれを有する筐体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725597U (ja) * 1993-10-13 1995-05-12 矢崎総業株式会社 点火プラグ取り付け孔のレインカバー
JP2009021312A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Nec Mobiling Ltd 筐体用気圧調整器およびこれを有する筐体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4325229A (en) Interior air conditioner cover
CA2541696A1 (en) Air handling chamber
CN109256700A (zh) 箱式变电站散热系统
JP2023523263A (ja) ヒートポンプのための冷媒漏洩検出センサおよびその冷媒漏洩検出センサを備える空気調和装置
JPH04259293A (ja) 屋外設置筐体
JPH07113589A (ja) ヒートパイプ式筐体冷却器
JP2000257905A (ja) 天井埋込型空気調和機
JP2003294271A (ja) 分離型空気調和機
KR101346770B1 (ko) 전자파를 차폐하는 통풍장치
JP2018113416A (ja) 通信機
CN105927772A (zh) 一种基于ePTFE微孔膜和压差平衡技术的防水透气结构
CN209948592U (zh) 一种户外端子箱密封结构
CN205781160U (zh) 一种基于ePTFE微孔膜和压差平衡技术的防水透气结构
JP2001308554A (ja) 屋外筺体の呼吸構造
CN220935426U (zh) 恒压防水装置及通信设备
JP2980152B2 (ja) 外壁への換気口取付構造
CN217544090U (zh) 一种用于户外模块的防水透气装置
WO2018068573A1 (zh) 一种带防水功能的舞台灯支撑架及具有其的防水舞台灯
CN216054122U (zh) 防水耐低温变压器
CN201479530U (zh) 防水散热呼吸器
CN213456830U (zh) 一种吸顶外壳防渗水可燃气体探测器
CN213347591U (zh) 可视化消防巡检控制柜
CN216128268U (zh) 一种免维护的密检器和转辙机的防水透气装置
JPS63197827A (ja) 天井埋込形空気調和機
JP3401527B1 (ja) 換気用器具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514