JPH042533A - モノレール桁輸送用ねじれ防止装置 - Google Patents

モノレール桁輸送用ねじれ防止装置

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JPH042533A
JPH042533A JP10282590A JP10282590A JPH042533A JP H042533 A JPH042533 A JP H042533A JP 10282590 A JP10282590 A JP 10282590A JP 10282590 A JP10282590 A JP 10282590A JP H042533 A JPH042533 A JP H042533A
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JP
Japan
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vehicle
monorail
frame
girder
prevention device
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JP10282590A
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Inventor
Shinji Hashida
橋田 真次
Masanori Nagata
永田 政典
Kazuyoshi Matsushita
松下 一義
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NIPPON TSUUUN KK
Nippon Express Co Ltd
Logisteed Ltd
Original Assignee
NIPPON TSUUUN KK
Hitachi Transport System Ltd
Nippon Express Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モルレー用軸輸送用ねじれ防止装置に係り、
特に、モノレール桁の製作工場から桁装架建設現場まで
等の輸送に好適なモルレー用軸輸送用ねじれ防止装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
モノレール軌道における支柱間に装架するモノレール桁
は、その桁−りをモノレール電車が走行するものである
から、高度の桁製作精度を要求される。このため、モノ
レール桁装架建設現場での桁裏作は難かしく、モノレー
ル建設ルート近傍のモノレール桁専用の設備を有した桁
製作工場で製作されることになる。
モノレール桁は、その桁上を人や荷物を乗せたモノレー
ル電車が走行し、荷重が加わった際に水平になるように
設計されており、モノレール桁は、プレストレストコン
クリートを使用して、事前に桁自体が弓なりになるよう
に荷重を掛けである。
用軸速時に桁を受ける輸送車輌上の支点は、桁の中央部
に寄れば寄るほど桁に亀裂が発生する可能性が高いので
、通常は桁端から]−割以内の距離に支点を設定して桁
の設計をするのが常である。そのために、桁を積載して
輸送する車輌長さが長くなることになる。
そこで、その弊害を解決するため、従来、通常は1前後
、左右に傾くトラクタのカプラ部(連結部)に架台を設
置して、後部はボールトレーラに架台を設置して桁を積
載するようにしていた。
しかし、上記のような方法で輸送する際には、おのずか
ら車輌車軸数が少なくなり、車輪数も限界があるため、
1軸当りに掛る荷重は相当大きくなり、軸重1輪重が法
的制限値を越えることになり、公道の輸送は難かしくな
る。
これを解決するために、モノレール桁前部をトラクタの
カプラ部で支持するのではなく、もう1台のセミトレー
ラまたはフルトレーラを連結し、軸重、軸重の荷重を法
的制限値の範囲まで低下させ、その連結した車輌上にモ
ノレール桁前部を支持するように連結状態を変える輸送
方法があるが、前後、左右、旋回の運動が円滑にできな
いのが実状であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術のように、トラクタにセミトレーラまたは
フルトレーラを連結し、モノレール桁を支持することは
、前部と後部の車輌が異なった道路条件の縦断傾斜部を
走行するときには、モノし一ル桁に北から下または下か
ら−Eに折るような荷重が加わり、また、前部と後部の
車輌が異なった道路条件の横断傾斜部を走行するときに
は、モノレール桁にねじれるような荷重が加わり、さら
に、交差点部を走行するときには、モノレール桁に横か
ら折るような荷重が加わるなど、輸送の品質管理上問題
があった。
また、道路の旋回部を走行するときには、モノレール桁
に引張られて後部車輌が移動するようになるので、運転
における内側への切込みが大きくなり、旋回必要道路幅
は大きくなり、交通規制上。
安全上に問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされ
たもので、輸送上モノレール桁にかかる上下荷重、ねじ
れ荷重、横荷重を低減し、輸送上の品質管理の問題を解
決し、旋回必要道路幅を減少することにより交通規制上
の安全性を確保しうるモルレー用軸輸送用ねじれ防止装
置を提供することを、その目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係るモルレー用軸
輸送用ねじれ防止装置の構成は、モノレール軌道におけ
る支柱間に装架すべきモノレールの桁を、桁製作工場か
ら桁装架現場等へ輸送する輸送車輌に装備するモルレー
用軸輸送用ねじれ防止装置であって、前記輸送車輌の前
部車体に設置されるもので、前記前部車体の左右に設け
た前後用ピン受け部と、この前後用ピン受け部に前後用
ビンを介して結合した下フレームと、この下フIノーム
の前後に設けた上フレームピン受け部と、この上フレー
ムピン受け部と左右用ピンとを介して前記下フレームに
結合した上フレームとからなる前方ねじれ防止装置と、
前記輸送車輌の後部車体に設置されるもので、前記後部
車体の左右に設けた前後用ピン受け部と、この前後用ピ
ン受け部に前後用ピンを介して取付けたフレームとから
なる後方ねじれ防止装置とを設けたものである。
より詳しく、従来技術の問題点ごとに対応する解決手段
を述へわば次のとおりである。
まず、道路の縦断傾斜部を走行するときに、モノレール
桁に上から下または下から上へ折るように荷重が加わる
ことを解決する手段について説明する。
前部と後部の車輌が異なった道路の縦断傾斜部を走行す
る車体とモノレール桁との間に発生する角度を、前部車
輌、後部車輌の車体の左右に設置した前後用ピン受部と
、それと一対のピンを介して取付けたフレームとが、ピ
ンを介して回転することによって逃がし、モノレール桁
を折るように荷重が加わることを防ぐことができる。
また、道路の横断傾斜部を走行するときに、モノレール
桁にねじるような荷重が加わることを解決する手段につ
いて説明する。
前部と後部の車輌が異なった道路の横断傾斜部を走行す
る車体とモノレール桁との間に発生する左右方向のねじ
れ角度を、前部車輌に設置した下フレームの前後に設け
たピン受け部と、それと−対のピンを介して取付けたL
フレームとが、ピンを介して回転することによって逃が
し、モノレール桁にねじれ荷重が加わることを防ぐこと
ができる。
さらに、交差点部を走行するときに、必要道路幅が大き
くなり交通規制上、安全上に問題があることを解決する
手段について説明する。
前方ねじれ防止装置の上フレーム、および後方ねじれ防
止装置の上フレームに、旋回中心となる回転軸を装着す
る軸受部と、前記回転軸を介して取付けるターンテーブ
ルとを設けたことにより、運転における内側の切込みを
小さくすることができ、交通規制上の安全面についての
問題を低減することができる。
〔作用〕
トラクタに直結したセミトレーラまたはフルトレーラの
車体(前部車体)の左右に設置した前後用ピン受け部と
下フレームとを前後用ピンを介して組立て、その下フレ
ームの前後に設置したピン受け部と上フレームとを左右
用ピンを介して組立てである前部車輌用の前方ねじれ防
止装置と、後部のボールトレーラの車体(後部車体)の
左右に設置した前後用ピン受け部と上フレームとを前後
用ピンを介して組立てである後部車輌用の後方ねじれ防
止装置とを、それぞれの車輌に設置する。
モノレール桁製作工場で、予め前方ねじれ防止装置と後
方ねじれ防止装置とをボルト等で車輌フレームに設置し
た用軸レール桁輸送車輌に、モノレール桁の重心位置と
車輌の中心とを合わせて積込み、前方ねじれ防止装置お
よび後方ねじれ防止装置とモノレール桁とをワイヤーと
荷締機またはレバーブロック等により固縛する。
モノレール桁を固縛した前部車輌と後部車輌がそれぞ九
異なった道路の凹形縦断傾斜部を走行するとき、前方ね
じれ防止装置は前後用ピンの位置で前方に回転し、後方
ねじれ防止装置は前後用ピンの位置で後方に回転するこ
とにより、モノレール桁に上から下への荷重が加わるこ
とを防止する。
同様に、凸形縦断傾斜部を走行するとき、前方ねじれ防
止装置は前後用ピンの位置で後方に回転し、後方ねじれ
防止装置は前後用ピンの位置で前方に回転することによ
り、モノレール桁に上から下への荷重が加わることを防
止する。
また、モノレール桁を固縛した前部車輌と後部車輌とが
それぞれ異なった道路の横断傾斜部を走行するとき、後
方ねじれ防止装置は左右方向の自由度を持たないため、
横断傾斜と桁の左右傾斜とは同一となるが、前部車輌は
後部車輌と異なった横断傾斜の道路に位置するが、前部
車輌に設置した前方ねじれ防止装置の下フレームの前後
には、左右用ピンを設置されているので、その左右用ピ
ンの位置で上フレームが左右に回転することによって、
後部車輌の横断傾斜と同一になることにより1モノレー
ル桁にねじ九荷重が加わることを防止する。
なお、後部車輌に設置した後方ねじれ防止装置には、左
右用ピンを設置していないことにより、モルシー9桁の
積込時および固縛時ならびに走行時等に左右が不安定と
いうことはない。
さらに、前方ねじれ防止装置の上フレームのセンターと
、後方ねじれ防止装置のフレームのセンターに旋回中心
となる軸受を形成し、この軸受部の回転軸を介してター
ンテーブルを設置することにより、車輌旋回時に生じる
内側の切込みを小さくすることができ、交通規制上の不
安定面を解消することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第7図を参照し
て説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るモルレー用軸輸送用
ねじれ防止装置における前方ねじれ防止装置の使用状態
を示す正面図、第2図は、モルレー用軸輸送用ねじれ防
止装置における後方ねじれ防止装置の使用状態を示す正
面図、第3図は、第1図のA−A矢視断面図、第4図は
、第2図のB−B矢視断面図である。
第1,3図において、1は、輸送車輌の前部車体に係る
前部車輌71ノーム、2は、前部車輌フレーム1の左右
に:J置した前部車輌前後用ピン受け部で、前後用ピン
を受けるものである。3は前部車輌前後用ピン、4は、
前部車輌前後用ピン3を介して前部車輌前後用ピン受け
部2に結合された前部車輌下フレーム、5は前部車輌左
右用ピン、6は、前部車輌上フレームピン受け部6aお
よび前部車輌Lフレーム回転軸受部6bを具備した前部
車輌上フレームで、この前部車輌上フレーム6は、一対
の前部車輌左右用ピン5と前部車輌−1ニフレームピン
受け部6aとを介して下フレーム4に結合されている。
7は、前部車輌上フレーム回転軸受部6bに組付けられ
、旋回時に回転の中心となる前部車輌ターンテーブル回
転軸7aを具備した前部車輌ターンテーブル、8はモル
シー9桁、9は、モルシー9桁8を前部車輌に固定する
固縛ワイヤーである。
上記第1,3図に示した各部により、輸送車輌の前部車
輌、例えばトラクタに直結したセミトレーラまたはフル
トレーラに設置する前方ねじれ防止装置が構成されてい
る。
次に、第2,4図において、10は、輸送車輌の後部車
体に係る後部車輌フレーム、1.0 aは、この後部車
輌フレーム10に具備された後部車輌フレームビン受け
部、11は後部車輌前後用ピン、12は、後部フレーム
ピン受け部12aと後部フレーム回転軸受部1.2bと
を具備した後部フレーム、13は、前記後部フレーム回
転軸受部12bに組付けられ、旋回時に回転の中心とな
る後部ターンテーブル回転軸13aを有した後部ターン
テーブルである。
上記第2,4図に示した各部により、輸送車輌の後部車
輌、例えばポールトレーラに設置する後方ねじれ防止装
置が構成されている。
次に1本実施例のモルレー用軸輸送用ねじれ防止装置に
よるねじれ防止動作を、第1図ないし第4図に加えて、
第5図ないし第7図を参照して説明する。
第5図は、モノレール桁積載車輌が道路縦断傾斜部を走
行する際の輸送用ねじれ防止装置の作動を説明する略示
側面図、第6図は、モノレール桁積載車輌が道路横断傾
斜部を走行する際の輸送用ねじれ防止装置の作動を説明
する略示正面図、第7図は、モノレール桁積載車輌が道
路交差点部を走行する際の輸送用ねじれ防止装置の作動
を説明する略示平面園である。
まず、第5図から説明する。
第5図(a)、(b)、(C)各図において、Hlは、
前部車輌の前方ねじれ防止装置がモルシー9桁を支持す
る支点における路面に対する垂直線を示す。
また、H2は、後部車輌の後方ねじれ防止装置がモルシ
ー9桁を支持する支点における路面に対する垂直線を示
す。
第5図(a)は、前部車輌、後部車輌とも同一平坦道路
にあってモルシー9桁8を積載した状態を示す。
モルシー9桁8を前部車輌下フレーム4上と後部フレー
ム12上に、桁端から1割以内に納まる位置に支持され
るように、前部、後部車輌を移動して積載する。
通常、モノレール桁8積載前は、前部車輌では前部車輌
前後用ピン3により、また後部車輌では後部車輌前後用
ピン11により前か後に回転しているが、モノレール桁
8が積載されると、その自重により前部車輌前後用ピン
3および後部車輌前後用ピン〕1も回転し、モノレール
桁8が地表面と水平に積載され、前部車輌ターンテーブ
ル7および後部ターンテーブル13が同一高さに組立て
られて平坦な幅をもった積載面を持っていることにより
前部車輌下フレーム4と後部フレーム12とが前後に回
転し水平を失うことはない。
次に、第5図(b)の状態を説明する。
モノレール桁8の積載が完了し、固縛ワイヤー9でモノ
レール桁8を固縛した輸送車輌が走行して前部車輌が平
坦な道路にあり後部車輌がまだ下り坂の下端を走行して
いるのが、第5図(b)に示す凹形縦断傾斜部走行の状
態である。
この状態のときには、前部車輌が後部車輌より低い位置
になるために、前部車輌前後用ピン3は水平状態(イ)
から(ロ)へ左回転(前方に回転)し、さらに後部車輌
が前部車輌より高い位置になるために後部車輌前後用ピ
ン1]が水平状態(イ′)から(口′)へ右回転(後方
に回転)することによって、モノレール桁8の中央に掛
る上から下への荷重を防ぐことができる。
この状態は、前部車輌が上り坂の斜面を走行し後部車輌
がまだ平坦路を走行している状態にも置き換えることが
できる。
次に、第5図(c)の状態を説明をする。
モノレール桁8を積載した輸送車輌が走行し、前部車輌
が平坦な道路にあり後部車輌が上り坂の上端を走行して
いるのが、第5図(c)に示す凸形縦断傾斜部走行の状
態である。
この状態のときには、前部車輌が後部車輌より高い位置
になるために、前部車輌前後用ピン3は水平状態(イ)
から(ハ)へ右回転(後方に回転)し、後部車輌が前部
車輌より低い位置になるために後部車輌前後用ピン11
が水平方向(イ′)から(ハ′)へ左回転(前方に回転
)することにより、モノレール桁8の中央に掛る下から
上への荷重を防ぐことができる。
この状態は、前部車輌が上り坂の斜面を走行し、後部車
輌がまだ平坦路を走行している状態にも置き換えること
ができる。
次に、第6図を説明する。
第6図(a)、(b)、(c)各図において、左側は前
部車輌、右側は後部車輌の状態を示す。各図において、
I−(sは、前部車輌の前方のねじれ防止装置がモノレ
ール桁8を支持する支点における路面に対する垂直線を
示す。
また、B−(4は、後部車輌の中心位置における路面に
対する垂直線を示す。
第6図(、)は、前部車輌、後部車輌とも同一平坦道路
にあってモノレール桁8を積載した状態を示す。
モノレール桁8を輸送車輌に積載するときには、桁重心
位置と車輌中心位置とを合わせて積載する。
前部車輌の前部車輌−Fフレーム6は、モルシル桁8が
積載されるまでは、左右どちらかに傾いているが、後部
車輌の後部フレーム12には左右用のピンが設けられて
いないため、左右方向に対しては固定となって、路面と
水平にモノレール桁8が積み付けされるので、前部車輌
Lフレーム6も後部フレーム12と同様の傾きでモノレ
ール桁8が積み付けられる。
次に第6図(b)の状態を説明する。
モノレール桁8を積載した車輌が走行し、前部車輌が水
平の平坦な道路にあり、後部車輌が傾斜路面にあって走
行しているのが、第6図(b)に示す横断傾斜部走行の
状態である。
後部車輌が横断傾斜部にあるが、後部車輌には左右用ピ
ンが設画されていないため、横断傾斜とモノレール桁8
の傾斜が同一で、前部車輌の前部車輌左右用ピン5が回
転し、前部車輌上フ!ノー126が後部車輌の後部フレ
ーム12と同一の傾きになり走行することになる。
次に第6図(c)の状態を説明する。
モノレール桁8を積載した車輌が走行し、前部車輌が傾
斜路面にあり、後部車輌が水平の平坦な道路にあって走
行しているのが、第6図(c)に示す横断傾斜部走行の
状態である。
左右方向が固定されている後部車輌が道路の水平部にあ
ることにより、前部車輌が横断傾斜部にあっても、桁の
傾斜は、後部車輌と同一の傾きとなるように前部車輌の
前部車輌上フレーム6が前部車輌左右用ピン5で回転す
る。
前部車輌または後部車輌がそれぞれ異なった横断傾斜部
を走行しても、図示しないが、前部車輌上フレーム6が
後部車輌の傾斜と同調し左右に傾斜し、モルシー9桁8
にねじれ荷重が発生することを防ぐことができる。
次に第7図(a)の状態を説明する。
第7図(a)は、ターンテーブルを具備しない輸送用ね
じれ装置を適用した場合の、モノレール桁積載車輌の交
差点通行状況を示す略示平面図である。
モルシー9桁8を、前部車輌フレーム1上の前方ねじれ
防止装置における前部車輌上フレーム6に前部車輌ター
ンテーブル7を介さないで直接載荷させ、また、後部車
輌フレームコ0上の後方ねじ才り防止装置における後部
フレーム12に後部ターンテーブル13を介さないで直
接載荷させた状態で車輌を走行させ、交差点等において
トラクタ14を旋回中心15を中心にして90’旋回さ
せると、前、後部車輌が安全に方向を変えるための必要
道路幅16Aは第7図(a)に示すとおりて、かなり大
きい道路幅を必要とする。
すなわち、前、後部の車輌にターンテーブルが無いので
、前部車輌フレーム1と後部車輌フレーム10とがモル
シー9桁8で連結されて固縛されていることになり、前
部車輌フレーム1から後部車輌フレーム10までが全長
が長い1つの車輌としての動きとなり、内側への切込み
が大きくなり必要道路幅16Aが大きくなる。
次に第7図(b)の状態を説明する。
第7図(b)は、ターンテーブルを具備した輸送用ねじ
れ装置を適用した場合の、モノレール桁積載車輌の交差
点通行状況を示す略示平面図である。
モルシー9桁8を、前部車輌フレームJ上の航方ねじれ
防止装置における前部車輌上フレーム6に前部車輌テー
ブル7を介して載荷させ、また、後部車輌フレーム]−
0上の後方ねじれ防止装置における後部フレーム12に
後部ターンテーブル13を介して載荷させた状態で車輌
を走行させ、交差点等においてトラクタ14を旋回中心
15を中心にして90°旋回させると、前、後部車輌が
安全に方向を変えるための必要道路幅16Bは第7図(
b)に示すとおりで、ターンテーブルを介さないで旋回
させたときの必要道路幅16Aにくらべ十分に小さくな
り、横からの荷重が低減することは明らかである。
なお、後部車輌にステアリング機能を付加してもしなく
てもよいが、付加するとさらに効果が顕著になる。
このように、本実施例によれば、上述した構成のモルレ
ー用軸輸送用ねじれ防止装置を用いて、下からの荷重お
よびねじれ荷重ならびに横からの荷重に弱く、桁長が長
い長尺物のモルシー9桁を、一般公道の縦断傾斜および
横断傾斜の道路上を輸送する際において、そのときモル
シー9桁の中央に発生する上から下または下からLの荷
重およびねじれ荷重ならびに横からの荷重を防ぐことが
でき、さらターンテーブルを設置可能にすることにより
、旋回時の必要道路幅を縮小することができ、かつ過大
な交通規制を必要とせず、警備労力、コスト等の低減を
図るとともに輸送品質上、高い品質確保が得られる。ま
た、他車への迷惑も軽減することができ、輸送の安全性
を確保しうるモルレー用軸輸送用ねじれ防止装置を提供
することができる。
なお、当然のことであるが、ターンテーブルの旋回時の
安全性を向上させるために、ターンテーブルとモルレー
用軸輸送用ねじれ防止装置との接触面積の拡大を図る必
要があり、形はどのような形でもよいが、一般には円盤
を形成していることが好ましい。
〔発明の効果〕
以り詳細に説明したように、本発明によりば、輸送」−
モノレール桁にかかる上下荷重、ねじれ荷重、横荷重を
低減し、輸送上の品質管理の問題を解決し、旋回必要道
路幅を減少することにより交通規制上の安全性を確保し
うるモルレー用軸輸送用ねじれ防止装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例に係るモルレー用軸輸送用
ねじれ防止装置における前方ねじれ防止装置の使用状態
を示す正面図、第2図は1モノレール桁輸送用ねじれ防
止装置における後方ねじれ防止装置の使用状態を示す正
面図、第3図は、第1図のA−A矢視断面図、第4図は
、第2図のB−B矢視断面図、第5図は、モノレール桁
積載車輌が道路縦断傾斜部を走行する際の輸送用ねじれ
防止装置の作動を説明する略示側面図、第6図は、モノ
レール桁積載車輌が道路横断傾斜部を走行する際の輸送
用ねじれ防止装置の作動を説明する略示正面図、第7図
は、モノレール桁積載車輌が道路交差点部を走行する際
の輸送用ねじれ防止装置の作動を説明する略示平面図で
ある。 工 前部車輌フレーt2,2・−前部車輛前移用ピン受
け部、3 ・前部車輌前後用ピン、4 ・前部車輛下フ
レームル、5・面部車輌左右用ピン、6 ・前部車輌上
フレーム、6a 前部車輌上フレームピン受け部、6b
・前部車輌上フレーム回転軸受部、7 前部車輌ターン
テーブル、7a・・前部車輌ターンテーブル回転軸、8
・・モノレール桁、10・後部車輌フレーム、]−〇a
・後部車輌フレームピン受け部、11・・後部車輌前後
用ピン、12・後部フレーム、12a・・後部フレーム
ピン受け部。 12b・・後部フレーム回転軸受部、13・後部ターン
テーブル、1.3 a・・・後部ターンテーブル回転軸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、モノレール軌道における支柱間に装架すべきモノレ
    ールの桁を、桁製作工場から桁装架現場等へ輸送する輸
    送車輌に装備するモノレール桁輸送用ねじれ防止装置で
    あつて、 前記輸送車輌の前部車体に設置されるもので、前記前部
    車体の左右に設けた前後用ピン受け部と、この前後用ピ
    ン受け部に前後用ピンを介して結合した下フレームと、
    この下フレームの前後に設けた上フレームピン受け部と
    、この上フレームピン受け部と左右用ピンとを介して前
    記下フレームに結合した上フレームとからなる前方ねじ
    れ防止装置と、 前記輸送車輌の後部車体に設置されるもので、前記後部
    車体の左右に設けた前後用ピン受け部と、この前後用ピ
    ン受け部に前後用ピンを介して取付けたフレームとから
    なる後方ねじれ防止装置とを 設けたことを特徴とするモノレール桁輸送用ねじれ防止
    装置。 2、前方ねじれ防止装置の上フレームに、 旋回中心となる回転軸を装着する軸受部と、前記回転軸
    を介して取付けるターンテーブルとを設けた ことを特徴とする請求項1記載のモノレール桁輸送用ね
    じれ防止装置。 3、後方ねじれ防止装置のフレームに、 旋回中心となる回転軸を装着する軸受部と、前記回転軸
    を介して取付けるターンテーブルとを設けた ことを特徴とする請求項1または2記載のいずれかのモ
    ノレール桁輸送用ねじれ防止装置。 4、ターンテーブルは、当該ターンテーブルの安定度を
    増す円盤を形成したことを特徴とする請求項2または3
    項記載のいずれかのモノレール桁輸送用ねじれ防止装置
JP10282590A 1990-04-20 1990-04-20 モノレール桁輸送用ねじれ防止装置 Pending JPH042533A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10282590A JPH042533A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 モノレール桁輸送用ねじれ防止装置

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JP10282590A JPH042533A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 モノレール桁輸送用ねじれ防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH042533A true JPH042533A (ja) 1992-01-07

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JP10282590A Pending JPH042533A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 モノレール桁輸送用ねじれ防止装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101898546A (zh) * 2010-08-10 2010-12-01 攀钢集团冶金工程技术有限公司 一种使运输超长件的车辆实现转弯的方法
JP2022016249A (ja) * 2020-07-08 2022-01-21 東急建設株式会社 管運搬台車

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