JPH04253077A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH04253077A
JPH04253077A JP11301191A JP11301191A JPH04253077A JP H04253077 A JPH04253077 A JP H04253077A JP 11301191 A JP11301191 A JP 11301191A JP 11301191 A JP11301191 A JP 11301191A JP H04253077 A JPH04253077 A JP H04253077A
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JP
Japan
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toner
powder sensor
developing device
impact
toner cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP11301191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Nagashima
弘恭 長島
Hiroyuki Shibaki
弘幸 芝木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04253077A publication Critical patent/JPH04253077A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナーカートリッジに
貯留された乾式一成分トナーを、トナーカートリッジに
内蔵されたアジテータを回転することによってトナーカ
ートリッジの開放部を介して現像室に供給するようにし
た現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記形式の現像装置は周知であり、電子
写真方式の複写機、レーザープリンタ等に用いられてい
る。この種の乾式一成分トナーを用いる現像装置におけ
るトナーエンドを検知する検知方法としては、トナーホ
ッパやトナーカートリッジに内蔵したアジテータがトナ
ーの有無によって回転負荷が変わるため、この回転負荷
を検出してトナーエンドを検知するものが知られている
。また、圧電素子と金属板を張り合わせたセンサーを用
い、金属板にトナーが触れているか否かでトナーレベル
を検知するものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た前者のトナーエンド検知方法では精度があまりよくな
い上に構造が複雑である。特に、アジテータをトナーカ
ートリッジに内蔵している現像装置では精度がさらに悪
くなり実使用に耐えられないという問題があった。また
、後者のトナーエンド検知方法では精度がよいが、金属
板表面にトナーが付着してしまうと誤検知してしまうの
で、何らかの清掃手段を設けて常に金属板表面にトナー
が付着しないように清掃する必要があった。しかも、ア
ジテータをトナーカートリッジに内蔵している現像装置
ではトナーカートリッジ内に圧電素子と金属板を張り合
わせたセンサーを取り付けるスペースもないという問題
があった。
【0004】本発明は、上述した従来の問題を解消し、
トナーエンドを精度よく検知することのできる現像装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は次の如くである。 (1)トナーカートリッジに貯留された乾式一成分トナ
ーを、トナーカートリッジに内蔵されたアジテータを回
転することによってトナーカートリッジの開放部を介し
て現像室に供給するようにした現像装置において、前記
現像室の前記トナーカートリッジの開放部近傍にトナー
エンドを検知する検知手段として圧電音叉共振子型の粉
体センサーを設け、該粉体センサーを清掃する清掃手段
を前記アジテータに設けたことを特徴とする現像装置。
【0006】(2)前記清掃手段が、可撓性のある板状
の材料で作られていることを特徴とする請求項1に記載
の現像装置。
【0007】(3)前記清掃手段が、可撓性のある板状
の材料で作られ、かつ前記粉体センサーに接する端部が
短冊状に形成されていることを特徴とする請求項1また
は請求項2に記載の現像装置。
【0008】(4)前記清掃手段が、可撓性のある板状
の材料で作られ、かつ前記粉体センサーに接する端部が
ブラシ状に形成されていることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載の現像装置。
【0009】(5)トナーカートリッジに貯留された乾
式一成分トナーを、トナーカートリッジに内蔵されたア
ジテータを回転することによってトナーカートリッジの
開放部を介して現像室に供給するようにした現像装置に
おいて、前記現像室にトナーエンドを検知する検知手段
として圧電音叉共振子型の粉体センサーを現像装置本体
に設け、該粉体センサーの基板または現像装置本体に加
衝撃手段を設け、該加衝撃手段により粉体センサーに衝
撃を与えることを特徴とする現像装置。
【0010】(6)前記加衝撃手段が、粉体センサーの
音叉部を直接叩いて衝撃を与えることを特徴とする請求
項4に記載の現像装置。
【0011】(7)前記加衝撃手段が、粉体センサーの
基板に設けた固定部材を叩き、該固定部材を介して粉体
センサーに衝撃を与えることを特徴とする請求項4に記
載の現像装置。
【0012】(8)前記加衝撃手段が、前記現像装置本
体に設けた粉体センサーを支持する支持部材を叩き、該
支持部材を介して粉体センサーに衝撃を与えることを特
徴とする請求項4に記載の現像装置。
【0013】(9)前記加衝撃手段が、前記粉体センサ
ーの基板を叩き、該基板を介して粉体センサーに衝撃を
与えることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
【0014】(10)トナーカートリッジに貯留された
乾式一成分トナーを、トナーカートリッジに内蔵された
アジテータを回転することによってトナーカートリッジ
の開放部を介して現像室に供給するようにした現像装置
において、前記現像室内における前記トナーカートリッ
ジ開放部の近傍に設けたトナーエンドを検知する圧電音
叉共振子型の粉体センサーと、前記アジテータに設けら
れた前記粉体センサーを清掃する清掃手段と、該清掃手
段が前記粉体センサーを清掃していることを検知する清
掃検知手段とを有し、該清掃検知手段が清掃しているこ
とを検知している間は粉体センサーのトナーエンド検知
が作動しないことを特徴とする現像装置。
【0015】(11)トナーカートリッジに貯留された
乾式一成分トナーを、トナーカートリッジに内蔵された
アジテータを回転することによってトナーカートリッジ
の開放部を介して現像室に供給するようにした現像装置
において、前記現像室内に設けたトナーエンドを検知す
る圧電音叉共振子型の粉体センサーと、該粉体センサー
に衝撃を与える加衝撃手段とを有し、該加衝撃手段によ
り前記粉体センサーに衝撃を与えた後、所定時間は粉体
センサーのトナーエンド検知が作動しないことを特徴と
する現像装置。
【0016】(12)トナーカートリッジに貯留された
乾式一成分トナーを、トナーカートリッジに内蔵された
アジテータを一定の周期をもって回転することによりト
ナーカートリッジの開放部を介して現像室に供給するよ
うにした現像装置において、前記現像室内に設けたトナ
ーエンドを検知する圧電音叉共振子型の粉体センサーと
、該粉体センサーにほぼ一定の周期で衝撃を与える加衝
撃手段とを有し、該加衝撃手段の衝撃を与える周期がア
ジテータの回転する周期よりも短いことを特徴とする現
像装置。
【0017】(13)トナーカートリッジに貯留された
乾式一成分トナーを、トナーカートリッジに内蔵された
アジテータを回転することによってトナーカートリッジ
の開放部を介して現像室に供給するようにした現像装置
において、前記現像室内に設けたトナーエンドを検知す
る圧電音叉共振子型の粉体センサーと、該粉体センサー
に衝撃を与える加衝撃手段と、該加衝撃手段の作動を前
記粉体センサーがトナーなしの信号を出力しているとき
停止し、前記粉体センサーがトナーありの信号を出力し
ているとき続行するように制御する制御手段とを有する
ことを特徴とする現像装置。
【0018】
【作用】上記(1)の構成によれば、圧電音叉共振子型
の粉体センサーを現像室のトナーカートリッジの開放部
近傍に設け、該粉体センサーを清掃する清掃手段をアジ
テータに設けたので、アジテータの回転によって粉体セ
ンサーを常にトナーを落した状態になり、トナーエンド
を精度のよく検知することができる。
【0019】上記(5)の構成によれば、圧電音叉共振
子型の粉体センサーを現像室に設け、該粉体センサーに
衝撃を与える加衝撃手段を設けたので、音叉部にトナー
が固着することを防止し、トナーエンドを精度のよく検
知することができる。
【0020】上記(10)の構成によれば、アジテータ
に設けられた粉体センサーを清掃する清掃手段、該清掃
手段が粉体センサーを清掃していることを検知する清掃
検知手段を設けて、清掃検知手段が清掃を検知している
間は粉体センサーのトナーエンド検知が作動しないので
、トナー検知を清掃中に行うことによって生じやすい誤
検知を確実に防止することができる。
【0021】上記(11)の構成によれば、トナーエン
ドを検知する粉体センサーに衝撃を与える加衝撃手段設
けて、該加衝撃手段により粉体センサーに衝撃を与えた
後、所定時間は粉体センサーのトナーエンド検知が作動
しないので、衝撃を与えた振動により生じやすいトナー
エンドの誤検知を確実に防止することができる。
【0022】上記(12)の構成によれば、粉体センサ
ーにほぼ一定の周期で衝撃を与える加衝撃手段の衝撃を
与える周期がアジテータの回転する周期よりも短いので
、粉体センサーに固着しようとするトナーを確実にふる
い落しトナーエンドを精度のよく検知することができる
【0023】上記(13)の構成によれば、粉体センサ
ーに衝撃を与える加衝撃手段の作動を、粉体センサーが
トナーなしの信号を出力しているとき停止し、粉体セン
サーがトナーありの信号を出力しているとき続行するよ
うに制御するので、加衝撃手段の寿命をのばし粉体セン
サーの衝撃よる誤動作を確実に防止することができる。
【0024】
【実施例】図1は、本発明に係る現像装置を用いたレー
ザープリンタの一例を示す全体概略図である。図1にお
いて、給紙装置1から矢印A方向に給送される記録紙2
はレジストローラ対3によってタイミングをとられてド
ラム状の感光体4から成る潜像担持体へ搬送される。感
光体4は、反時計方向に回転駆動され、その際帯電チャ
ージャー5によって表面を帯電され、レーザー光学系6
からのレーザー光Lを照射されて感光体上に静電潜像さ
れる。この潜像は、現像装置7を通るときトナーによっ
て可視像化され、この可視像は転写・分離チャージャー
8により感光体4へ搬送された記録紙2に転写され、感
光体4に密着した記録紙2は静電的に分離させられる。 その後、記録紙2は定着装置9によって可視像が定着さ
れ、矢印B方向に搬送されてプリンタ本体12上の排紙
部10へ排紙される。一方、可視像転写後の感光体3は
LEDを有する除電装置13により除電された後、クリ
ーニング装置11によって残留トナーを除去され、除去
されたトナーはクリーニング装置11に回収される。
【0025】上記現像装置7は、図2に示すように、現
像装置本体としてのケーシング14内に、感光体4と対
向配置された現像ローラ16、該現像ローラ16にトナ
ーを補給するトナー補給ローラ17および現像ローラ1
6上に補給されたトナーの層厚を規制するドクターロー
ラ18等を備えた現像室15と、乾式一成分トナーを貯
留したトナーカートリッジ20とを有し、トナーカート
リッジ20と現像室15とは開放部19を介して連通し
ている。上記トナーカートリッジ20には、貯留したト
ナーを撹拌し、かつ現像室15へトナーを供給するため
のアジテータ21を備えている。
【0026】図3において、アジテータ21は図示して
いないレーザープリンタの駆動手段により現像ローラ駆
動ギヤ22が駆動されると、アイドラギヤ23,24,
25を介してアジテータギヤ23に駆動が伝達されて時
計方向に回転される。なお、アイドラギヤ24はアイド
ラギヤ26を介してドクターローラ駆動ギヤ27と駆動
連結している。そして、アジテータ21が回転されると
、トナーカートリッジ20内のトナーは現像室15に供
給される。現像室15に供給されたトナーは、トナー補
給ローラ17により帯電されるとともに現像ローラ16
上に補給された後、ドクターローラ18により均一な薄
層に形成される。そして、感光体4に接触等して静電潜
像を現像する。
【0027】ここで、現像装置7は、アジテータ21に
よりトナーがトナーカートリッジ20から現像室15に
送り込まれ、トナーカートリッジ20と現像室15内の
トナー量のバランスがとれるところで安定する。その後
、プリント動作が続けられてトナー消費が進むと、トナ
ー面が徐々に下がっていき、あるレベル以下になると画
像抜けが発生する。そこで、画像抜けが発生する直前に
、トナーエンドを検知してトナーカートリッジ20を交
換するようにしている。本発明では、このトナーエンド
を確実に検知するため、トナーエンド検知手段としての
圧電音叉共振子型の粉体センサー30を設けている。
【0028】図4および図5は、上記粉体センサー30
の構成および動作を示す説明図である。図4において、
粉体センサー30は音叉部32と電気回路部33とがプ
リント基板31に設けられ、プリント基板31はケーシ
ング14に支持されている。音叉部32には、上部で一
体となった2本の振動子34,35を備え、振動子34
,35の両側には圧電素子36,37が設けられている
。この圧電素子36,37は、一方が発振側、他方が受
振側であつて、本例では振動子34に発振側圧電素子3
6が、振動子35に受振側圧電素子37が設けられてい
る。そして、この音叉部32は支持部材38を介してプ
リント基板31に固定されている。上記電気回路部33
は、発振側圧電素子36を一定の周波数で振動させるよ
うな電気信号を発する発振回路と、受振側圧電素子37
が振動しているかどうかを検知する検知部とで構成され
ている。
【0029】粉体センサー30は、発振回路により音叉
を安定して振動させるために音叉の共振周波数に発振周
波数を合わせた一定の周波数で発振側圧電素子36が振
動を始めると、振動子34が振動する。この振動子34
の振動に追随して、振動子35も振動し始めるため、受
振側圧電素子37は振動し、その電気信号が回路にフィ
ードバックされる。しかし、図5(A)のように音叉部
32がトナーTに接触していれば、トナーTに拘束され
て受振側圧電素子37はその振動を停止させられている
ため、トナー有りと検知できる。すなわち、粉体センサ
ー30は図5(A)状態でトナーTが音叉部32の振動
子34,35に接していれば振動がなく、図5(B)状
態でトナーTが音叉部32の振動子34,35から離れ
れば振動するので、音叉部32の振動の有無によってト
ナーTの有無を検知できる。従って、粉体センサー30
はトナーTが音叉部32の振動子34,35から離れる
位置がトナーエンド位置になるように設定すれば、現像
装置7のトナーエンドを検知できる。
【0030】しかしながら、粉体センサー30はプリン
タが高温高湿下などのトナーTが固着しやすい条件でラ
ンニングされていると、図6に示すように、音叉部32
にトナーTが固着し、トナーエンドセンサーとしての機
能を果たさなくなってしまう。そして、この状態でおい
て粉体センサー30はトナーTがなくなっても有るとい
う誤検知をしてしまう。
【0031】そこで、本発明に係る現像装置7は図2に
示すように、粉体センサー30を現像室15の開放部1
9の近傍に設け、そして図7に示すように、アジテータ
21の先端に粉体センサー30の音叉部32に接して付
着トナーを清掃する清掃手段としての板状部材40を設
けている。
【0032】かく構成することにより、図2および図8
に示すように、アジテータ21の回転によって板状部材
40が音叉部32に当たるように設置でき、音叉部32
にトナーTが付着しても板状部材40が払い落し、トナ
ーTを清掃することができる。したがって、粉体センサ
ー30の音叉部32を常にトナー固着のない状態になり
、粉体センサー30の誤検知を確実に防止できる。なお
、この板状部材40はフィルム、ゴム、板バネなどの可
撓性のある材料で作られているが、本例ではトナーカー
トリッジ20が使い捨てなので板状部材40の材質や接
着方法の選定が容易である。
【0033】図9および図10は、上記実施例のそれぞ
れ別の変形例を示し、図9では板状部材40の粉体セン
サー30の音叉部32に当たる先端側41を短冊状に形
成しており、図10ではその先端側42をブラシ状に形
成している。
【0034】かく構成すれば、板状部材40の先端側4
1,42が短冊状およびブラシ状に形成しているので、
その短冊部およびブラシ部が音叉部32の振動子34,
35のトナーが付着しやすい下部領域のほぼ全面に接触
しやすくなり、トナーTの清掃効率がより高められる。
【0035】ところで、板状部材40が音叉部32に当
たっている間は、トナーTの有無に関係なく振動子34
,35が振動してしまう。従って、板状部材40が音叉
部32に当たっている間は粉体センサー30の出力信号
が不安定となり、トナーエンドの誤検知の原因になる。
【0036】そこで、本発明では図2および図7に示す
ように、アジテータ21の先端側の一端に遮光部材52
を設け、さらに本体側には光センサー51が該遮光部材
52により遮光されるような位置に設けられている。こ
の場合、光センサー51と遮光部材52は板状部材40
が音叉部32に当たっている時間は光センサー51の出
力が反転するように設置されている。
【0037】かく構成することにより、板状部材40が
音叉部32に当たってトナーTを清掃しているとき、光
センサー51が遮光部材52によって遮光され、光セン
サー51の出力が反転する。これにて、音叉部32に板
状部材40が当たっていることを検知でき、その検知信
号により板状部材40が音叉部32に当たっている時間
はトナーエンド検知が作動しないようにする。例えば、
板状部材40が音叉部32に当たっている時間はトナー
センサー出力信号を読み込まないようすることにより、
上記問題は解決され、誤検知は確実に防止することがで
きる。
【0038】本実施例のトナーエンド検出制御を図11
のフローチャートおよび図12のタイミングチャートを
用いて説明する。上記光センサー51は、その出力が板
状部材40が音叉部32に当たっていない時間をTbと
すると、時間TbではLOW、当たっている時間をTa
とすると、時間TaではHIGHを出力するように設定
されている。
【0039】トナーエンド検出制御は、板状部材40が
音叉部32に当たっている時間Taでは、振動子34,
35が振動するため、まず光センサー51の出力がLO
Wかどうかチェックする。光センサー51がLOWの場
合、板状部材40が音叉部32に当たっていないとみな
し、振動子34,35が振動いるか否かのトナーエンド
チェックを行う。光センサー51がHIGHの場合、板
状部材40が音叉部32に当たっていて不安定に動作し
ているとみなし、トナーエンドチックを行わない。なお
、一連のトナーエンド検出制御はメインルーチンによっ
てある時間ごとに実行されるサブルーチンである。
【0040】かくして、板状部材40が音叉部32に当
たっている間は、振動子34,35は振動するが、板状
部材40が音叉部32に当たっている間は光センサー5
1を遮光するようには位置された遮光部材52によって
その状態を認識できるので、図12に示すように読み込
むタイミングを制限することで誤検知は防止できる。
【0041】図13は、本発明の別の実施例を示し、本
実施例では粉体センサー30のプリント基板31に加衝
撃手段としてのソレノイド43を設けており、ソレノイ
ド43にはそのプランジャー44に圧縮バネ45が巻き
付けられている。また、ソレノイド43は消磁したとき
にそのプランジャー44が圧縮バネ45の作用によって
音叉部32の支持部材38に当たるような位置に配置さ
れている。
【0042】かく構成すれば、ソレノイド43が励磁さ
れていると、プランジャー44は圧縮バネ45の作用に
抗して図13に示す位置に保持されているが、ソレノイ
ド43を適時消磁させることにより、圧縮バネ45の作
用によってプランジャー44が音叉部32の支持部材3
8を叩いて衝撃を与えることができる。この衝撃によっ
て、トナーが音叉部32に付着していても、これを容易
にふるい落すことができる。したがって、上記実施例と
同様に、粉体センサー30の誤検知を確実に防止できる
だけでなく、その設置位置も現像室15の適宜な位置に
することができる。なお、ソレノイド43は直接音叉部
32を叩いて衝撃を与えるように配置してもよい。
【0043】図14乃至図16は図13のそれぞれ別の
変形例を示す説明図である。図14では、粉体センサー
30のプリント基板31に固定板46を設け、この固定
板46をソレノイド43が叩いて衝撃を音叉部32に伝
えるように構成している。かく構成すれば、トナーが音
叉部32に付着していても、これを容易にふるい落すこ
とができ、しかも音叉部32の支持部材38を直接叩く
ことがないので、ソレノイド43の衝撃により音叉部3
2が変形する等の心配がなくなる。
【0044】図15では、粉体センサー30のプリント
基板31が支持体47を介してケーシング14にねじ4
8によって固定されている。そして、ソレノイド43は
支持体47を叩いて音叉部32に衝撃を伝えるように構
成している。かく構成すれば、トナーが音叉部32に付
着せず、図14の実施例と同様音叉部32を直接叩かず
、さらに音叉部32と支持体47を介した外側にソレノ
イド43を設けたのでソレノイド43が飛散トナーによ
る動作不良を起こす心配もなくなる。
【0045】図16では、ソレノイド43のプランジャ
ー50がL字状に形成され、その先端は粉体センサー3
0のプリント基板31に対向している。そして、ソレノ
イド43が消磁しているときにはバネ49の作用によっ
てプランジャー50は図示するプリント基板31から離
れた位置に保持され、ソレノイド43が励磁されるとバ
ネ49の作用に抗してプランジャー50がプリント基板
31を叩いて衝撃を音叉部32に伝えるように構成して
いる。かく構成すれば、図15の実施例と同様の効果が
得られる。
【0046】かくして、図13乃至図16の各実施例で
はソレノイド43によつて直接または間接的に音叉部3
2に衝撃を与えることができ、この衝撃によってトナー
が音叉部32に付着していても、これを容易にふるい落
とすことができる。
【0047】ところで、音叉部32にソレノイド43の
プランジャー44で衝撃を与えると、振動子34,35
はある時間、振動する。つまり、図5(A)のようにト
ナーTが音叉部32の振動子34,35に接している場
合、トナーTに拘束されてその振動が停止させられて“
トナーあり”状態と検知するはずであるが、衝撃が加え
られた直後は振動子34,35は振動しているので“ト
ナーなし”状態と誤検知してしまう恐れがある。。
【0048】そこで、音叉部32の支持部材38に衝撃
を与えたのち、所定時間、すなわち振動子34,35の
動作が安定するために必要な時間以上の時間はトナーエ
ンド検知が作動しないようにする。例えば、トナーエン
ド出力信号を読み込まないことにより上記問題は解決さ
れ、誤検知は確実に防止することができる。
【0049】本実施例のトナーエンド検出制御を図17
のフローチャート、図18のタイミングチャートおよび
図19の受振側圧電素子36における信号とトナーエン
ド信号のようすを示す図を用いて説明する。
【0050】図5(A)のようにトナーTが振動子34
,35に接している場合、受振側圧電素子36からの出
力は図19(A)のような波形となる。このとき、トナ
ーエンド信号は図19(B)のようにLOW状態となり
正しく出力している。ところが、音叉部32にソレノイ
ド43による外的な衝撃が加わると、受振側圧電素子3
6からの出力は図19(C)のような波形となる。この
とき、トナーエンド信号は本来図19(B)のようにな
らなければならないのに、図19(D)に示すように、
LOW状態からある時間TcだけHIGH状態になって
しまい、出力が不安定となっている。そして、このHI
GH状態の時に、CPUがトナーエンド信号を読み込む
と誤検知してしまうので、衝撃が加えられたあと、ある
時間Tcののちには振動がおさまり、再び正常に動作す
るので図18に示すように読み込むタイミングを制限す
ることで誤検知は防止できる。
【0051】ここで、図17でトナーエンド検出制御を
説明すると、ソレノイド43はある一定の時間サイクル
をもってON/OFFをくり返している。まず、ソレノ
イドのON/OFF状態をチェックし、ON状態の場合
カウンターをリセットし終了する。OFF状態の場合、
カウンターの値を読みにいく。そして、衝撃が加えられ
たあと振動がおさまって正常に動作することが十分な時
間である所定時間をtとすると、カウンターの値が所定
時間tよりも大きい場合、衝撃による音叉部32の振動
がおさまり正常に動作しているものとみなし、トナーエ
ンド信号を読み込む。カウンターの値が所定時間tより
小さい場合トナーエンドチェックは行わない。なお、一
連のトナーエンド検知制御はメインルーチンによって一
定時間ごとに実行されるサブルーチンである。また、カ
ウンターは一定時間毎にカウントアップされる。
【0052】かくして、ソレノイド43による外的な衝
撃を与えた後、所定時間tをカウンターの値により検知
し、所定時間tは振動子34,35が振動して不安定な
状態であるが、図18に示すように読み込むタイミング
を制限することで誤検知は防止できる。
【0053】ところで、上記した加衝撃手段としてのソ
レノイド43によって粉体センサー30の音叉部32に
トナーが固着することを防止している実施例では、その
対象としている現像装置がアジテータ21を一回転する
ごとにトナーカートリッジ20から現像室15にトナー
が供給されるものである。従って、このアジテータ21
によるトナー補給の周期よりもソレノイド43の駆動周
期の方が長い場合、ふるい落としが追いつかず、粉体セ
ンサー30の音叉部32にトナーが固着することを防止
できないことが起こり得る。
【0054】そこで、本実施例ではソレノイド43の駆
動周期の方がトナー補給の周期であるアジテータ21の
回転周期よりも短くなるように、ソレノイド43のON
/OFFを制御している。かく構成することにより、音
叉部32に固着しようとするトナーを確実にふるい落す
ことができ、誤検知を防止することができ、つぎに具体
的に説明する。
【0055】図2のようにアジテータ21の羽根が一枚
のときには、図20に示すように、アジテータ21の一
回転する周期Tdよりもソレノイド43の駆動周期Ts
を短く設定する。この設定により、トナー補給と次のト
ナー補給との間に必ず一回はソレノイド43のON/O
FF動作が存在させることができ、音叉部32へのトナ
ー固着を防止できる。
【0056】図21のようにアジテータの羽根が複数枚
、本例では2枚のアジテータ21a,21bのときには
、図22に示すように、トナー補給から次のトナー補給
までの時間が一番短い周期Teよりもさらにソレノイド
43の駆動周期Tsを短く設定することにより、上記と
同様の効果が得られる。
【0057】かくして、上記実施例はトナー補給と次の
トナー補給との間に必ず、ソレノイド43のON/OF
F動作が一回以上あるように、ソレノイド43の駆動周
期Tsを設定しているので、ソレノイド43の駆動周期
Tsの方が長くてふるい落としが追いつかずに粉体セン
サー30の音叉部32にトナーが固着することを確実に
防止することができる。
【0058】ところで、粉体センサー30によってトナ
ーエンドが検知されたとき、音叉部32にトナーが接触
していないことを意味し、つまり音叉部32にトナーの
固着が発生していないということである。この状態で粉
体センサー30にソレノイド43で衝撃を与えることは
無意味であり、粉体センサー30がトナーなしを出力し
ている状態で衝撃を与えることはソレノイド43の寿命
を短くし、粉体センサー30の衝撃による破損や誤動作
を起こす。従って、必要なときのみソレノイド43によ
って粉体センサー30の音叉部32に衝撃を与えること
が望ましい。
【0059】そこで、本実施例では図23に示すように
、粉体センサー30がトナーありと出力している場合に
は、粉体センサー30にソレノイド43にて衝撃を与え
、粉体センサー30がトナーなしと出力している場合に
は衝撃を与えない制御を行うように構成している。かく
して、無意味な衝撃をなくし、ソレノイド43の寿命の
短命化や、粉体センサー30の衝撃による破損や誤動作
を防止できる。
【0060】図24は、本発明に係る現像装置を用いた
レーザープリンタの制御部の一例を示すブロック図であ
り、このブロック図を用いてレーザープリンタの制御に
説明する。
【0061】図24において、54は外部機器に接続さ
れ、レーザープリンタに対し画像情報を送出するコント
ローラ、61はレーザープリンタを制御するマイクロコ
ンピューター形態のCPUであり、後述する処理を実行
すべく、それら処理手順に対応したROM62に接続さ
れ、作業用のRAM等を有する。63は紙、フィルム等
の記録媒体の搬送を行うメインモーター64を駆動する
メインモーター駆動回路である。
【0062】69はポリゴンモーター70を駆動するポ
リゴンモーター駆動回路であり、ポリゴンモーター70
の回転数を検知するためのFG信号の検知回路を有する
。65は記録媒体の給送を行う給紙ローラーを駆動する
給紙クラッチ66の駆動回路、67はレジストローラを
駆動するレジストクラッチ68の駆動回路、72はコン
トローラー54からの画像信号WDATAから生成され
る画像信号VIDEOによってレーザー装置71を駆動
するレーザー駆動回路、74はポリゴンモーター70の
回転に応じて同期検出器73により得られた同時検知信
号DETPから副走査同期信号LSYNC、副走査書込
有効域信号LGATE、副走査書込有効域信号FGAT
Eを得てコントローラー54へ送出する光書込信号制御
回路である。
【0063】また、レーザー装置71は、レーザー駆動
回路72の駆動に応じてレーザービームを出力する半導
体レーザー部と、その光量調整を行うために設けた受光
素子とを有する。
【0064】CPU61とコントローラー54は受信デ
ータ信号PERXD、送信データ信号PETXD、受信
レディ信号PEDTR、送信レディ信号PECTSから
なる双方向シリアルインターフェースで接続され、CP
U61が判断した記録装置の状態をコントローラー54
に送出したり、コントローラーが記録装置を制御する命
令を送ったりする。
【0065】かかる構成において、CPU61は、記録
装置が記録動作可能状態であることをコントローラー5
4に知らせる。コントローラー54は記録動作可能状態
であることを確認し、記録動作開始命令をCPU61に
送る。CPU61は記録動作開始信号を受け取ると、直
ちに記録動作を開始すべくポリゴンモーター駆動信号P
MSTをオンにポリゴンモーター70を回転させる。ポ
リゴンモーター70はその回転数に応じて、FGパルス
を出力し、このパルスがFG信号検出回路で検知され、
ポリゴンモーター駆動回路に送られ、ポリゴンモーター
基準クロックPMCKと同一周波数になるように、ポニ
ゴンモーター回転数が制御される。同時に、メインモー
ター駆動信号MMSTをオンにし、メインモーター64
を回転させる。
【0066】コントローラー54は、画像内容によって
外部機器や操作者のスイッチ動作に伴って入力された記
録密度情報を、記録動作に関わり無く受け付けて、CP
U61に記録密度指定命令を送信する。CPU61はこ
れを受けて、ポリゴンモーター駆動回路69に対して回
転数制御信号PMCONを送出する。回転数制御信号P
MCONはポリゴンモーター基準クロックPMCKを決
定する信号であり、基準クロックそのものであったり、
又は、ポリゴンモーター駆動回路69に備わっている複
数のクロックの中からひとつを基準クロックとして選択
する信号である。
【0067】ポリゴンモーター駆動回路69はFGパル
スの周期が一定レベルになるようにポリゴンモーター7
0への電流を制御することにより、ポリゴンミラー70
の回転を安定させることができる。従って、CPU61
は記録密度指定命令を受信した後、回転数制御信号PM
CONを切り換えることにより、ポリゴンモーター70
の回転数を指定された記録密度に応じて切り換えること
ができる。
【0068】また、ポリゴンモーター駆動回路69は、
ポリゴンモーター70が記録密度に応じた定常回転数に
達すると、ポリゴンモーターロック信号PMLKをオン
にし、CPU61に送出する。CPU61は、記録動作
を開始すると、給紙クラッチ駆動信号FDCLをオンし
、給紙ローラーを駆動し、カセット等に収納された記録
媒体をレジストローラー位置まで搬送させる。そして、
ポリゴンモーターロック信号PMLKがオンになるのを
確認した後、コントローラー54に対して副走査書込有
効域信号FGATEを送出する。コントローラー54は
FGATEがオンになるのに同期させて所定時間後画像
信号WDATAを送出する。CPU61はFGATE送
出し所定時間後レジストクラッチ駆動信号RGCLをオ
ンし、記録媒体を感光体ドラム等による記録位置に向け
て搬送させ、記録媒体の所定位置に画像を形成させる。
【0069】CPU61はFGATE信号がオフの時、
レーザー光量の調整を行う。レーザー装置71の受光素
子からフィードバックされた光量信号はレーザー駆動回
路内コンパレーターで所定レベルと比較され、2値化さ
れたLDCT信号としてCPU61に入力される。CP
U61はデジタル−アナログ変換を用いてレーザー駆動
信号を変化させ、レーザー光量が所定値になりLDCT
信号が変化する所でレーザー光量を保持し、レーザー光
量の調整を行う。また、レーザーを回転するポリゴンモ
ーター70上のミラーに照射することにより、同期検出
器73はポリゴンモーターの回転に応じて一定周期の同
期信号を検出する。
【0070】光書込制御部74は同期検知信号DETP
を入力して、DETP信号に同期した画像書込クロック
WCLKを発生させる。同時に、WCLK信号をカウン
トし、所定カウント数に達すると主走査同期信号LSY
NC及び主走査書込有効域信号LGATEを発生する。 又、CPU61からの副走査書込有効域内部信号FSY
NCを入力し、LSYNC信号に同期させて副走査書込
有効域信号FGATEを発生する。LGATE信号とF
GATE信号がオンしている画像書き込み時においては
、コントローラー54からの画像信号WDATAをWC
LK信号に同期させて取り込み、レーザー装置71を駆
動するVIDEO信号に変換してレーザー駆動回路72
に送信する。
【0071】給紙装置1はプリンタ本体に対して着脱可
能になっており、装着面には収納している紙サイズを示
す紙サイズ検知板が付いていて、プリンタ本体に装着時
サイズ検知板の凹凸でプリンタ本体側に備わっているサ
イズ検知スイッチ75をON/OFFすることによりC
PU61は給紙装置に収納されている紙のサイズを検出
する。
【0072】この紙サイズ検出機構は上/下それぞれの
給紙装置に備わっている。
【0073】CPU61は上記サイズスイッチ75の情
報に従って、紙サイズ別の所定のタイミングで給紙クラ
ッチ66、レジストクラッチ68を制御することにより
、給紙装置内の紙搬送させる。同時に紙サイズスイッチ
75の情報に従って、上記FGATE信号及びLGAT
E信号の信号幅が決定される。
【0074】CPU61はレジストセンサー16を監視
して給紙装置から給紙された紙が正常にレジストローラ
ー迄搬送されたかどうかを判断する。給紙クラッチがO
Nしてから所定の時間内にレジストセンサーがONしな
ければ、給紙不良(給紙ジャム)として動作を停止させ
る。
【0075】又、CPU61はレジストクラッチがON
してからレジストセンサーがOFFするまでの時間を計
算し、紙サイズスイッチで読みとった紙サイズに対応す
る時間と比較して、搬送している紙が紙サイズで読富取
った偏サイズと一探しているかを判断する。一致してい
ない場合は上述のシリアルインターフェースで紙サイズ
エラーコマンドをコントローラーに送る。
【0076】CPU61は一定時間間隔でソレノイド7
6を吸引・開放させ、該ソレノイド43は粉体センサー
30に衝撃を与えるような位置に設けられている。衝撃
を与えることで、粉体センサー30の音叉部に固着しよ
うとするトナーを確実にふるい落すことができ、確実に
現像装置内のトナーのエンド状態を検知することができ
る。
【0077】
【発明の効果】上記構成によれば、本発明は圧電音叉共
振子型の粉体センサーを現像室のトナーカートリッジの
開放部近傍に設け、該粉体センサーを清掃する清掃手段
をアジテータに設けたので、アジテータの回転によって
粉体センサーを常にトナーを清掃した状態になり、トナ
ーの固着を確実に防止し、トナーエンドを精度のよく検
知することができた。
【0078】また、本発明は圧電音叉共振子型の粉体セ
ンサーを現像室に設け、該粉体センサーに衝撃を与える
ソレノイドを設けたという簡単な構成で、音叉部にトナ
ーが固着することを防止し、トナーエンドを精度のよく
検知することができた。
【0079】さらに、本発明はアジテータに設けられた
粉体センサーを清掃する清掃手段、該清掃手段が粉体セ
ンサーを清掃していることを検知する清掃検知手段を設
けて、清掃検知手段が清掃を検知している間は粉体セン
サーのトナーエンド検知が作動しないので、トナー検知
を清掃中に行うことによって生じやすい誤検知を確実に
防止することができた。
【0080】さらにまた、本発明はトナーエンドを検知
する粉体センサーに衝撃を与える加衝撃手段設けて、該
加衝撃手段により粉体センサーに衝撃を与えた後、所定
時間は粉体センサーのトナーエンド検知が作動しないの
で、衝撃を与えた振動により生じやすいトナーエンドの
誤検知を確実に防止することができた。
【0081】さらにまた、本発明は粉体センサーにほぼ
一定の周期で衝撃を与える加衝撃手段の衝撃を与える周
期がアジテータの回転する周期よりも短いので、粉体セ
ンサーに固着しようとするトナーを確実にふるい落しト
ナーエンドを精度のよく検知することができた。
【0082】さらにまた、本発明は粉体センサーに衝撃
を与える加衝撃手段の作動を、粉体センサーがトナーな
しの信号を出力しているとき停止し、粉体センサーがト
ナーありの信号を出力しているとき続行するように制御
するので、加衝撃手段の寿命をのばし粉体センサーの衝
撃よる誤動作を確実に防止することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る現像装置を用いるレーザー
プリンタの一例を示す全体概略図である。
【図2】図2はその現像装置の拡大図である。
【図3】図3は現像装置の駆動系を示す説明図である。
【図4】図4は圧電音叉共振子型の粉体センサーの例を
示す図である。
【図5】図5(A),(B)は圧電音叉共振子型の粉体
センサーのトナーエンド検知動作を説明する説明図であ
る。
【図6】図6は粉体センサーの問題点を説明する説明図
である。
【図7】図7はアジテータの正面図である。
【図8】図8は粉体センサーの清掃時の態様を示す斜視
図である。
【図9】図9は清掃手段の変形例を示す説明図である。
【図10】図10は清掃手段の別の変形例を示す説明図
である。
【図11】図11は清掃手段による実施例のトナーエン
ド検出制御を示すフローチャートである。
【図12】図12はそのタイミングチャートである。
【図13】図13は本発明に係る現像装置の別の実施例
を示す説明図である。
【図14】図14は図13の変形例を示す説明図である
【図15】図15は図13のさらに別の変形例を示す説
明図である。
【図16】図16は図13のさらにまた別の変形例を示
す説明図である。
【図17】図17は図13のトナーエンド検出制御を示
すフローチャートである。
【図18】図18はそのタイミングチャートである。
【図19】図19は受振側圧電素子の信号とトナーエン
ド信号とを示す図である。
【図20】図20は本発明のさらに別の実施例のタイミ
ングチャートである。
【図21】図21はアジテータの変形例を示す図である
【図22】図22は図20の変形例のタイミングチャー
トである。
【図23】図23は本発明のまたさらに別の実施例のフ
ローチャートである。
【図24】図24は本発明に係る現像装置を用いたレー
ザープリンタの制御部の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
4  感光体 7  現像装置 54  ケーシング 15  現像室 19  開放部 20  トナーカートリッジ 21  アジテータ 30  粉体センサー 31  プリント基板 32  音叉部 38  支持部材 40  板状部材(清掃手段) 41  短冊状の先端部 42  ブラシ状の先端部 43  ソレノイド 46  固定板 47  支持体 51  光センサー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  トナーカートリッジに貯留された乾式
    一成分トナーを、トナーカートリッジに内蔵されたアジ
    テータを回転することによってトナーカートリッジの開
    放部を介して現像室に供給するようにした現像装置にお
    いて、前記現像室の前記トナーカートリッジの開放部近
    傍にトナーエンドを検知する検知手段として圧電音叉共
    振子型の粉体センサーを設け、該粉体センサーを清掃す
    る清掃手段を前記アジテータに設けたことを特徴とする
    現像装置。
  2. 【請求項2】  前記清掃手段が、可撓性のある板状の
    材料で作られていることを特徴とする請求項1に記載の
    現像装置。
  3. 【請求項3】  前記清掃手段が、可撓性のある板状の
    材料で作られ、かつ前記粉体センサーに接する端部が短
    冊状に形成されていることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】  前記清掃手段が、可撓性のある板状の
    材料で作られ、かつ前記粉体センサーに接する端部がブ
    ラシ状に形成されていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】  トナーカートリッジに貯留された乾式
    一成分トナーを、トナーカートリッジに内蔵されたアジ
    テータを回転することによってトナーカートリッジの開
    放部を介して現像室に供給するようにした現像装置にお
    いて、前記現像室にトナーエンドを検知する検知手段と
    して圧電音叉共振子型の粉体センサーを現像装置本体に
    設け、該粉体センサーの基板または現像装置本体に加衝
    撃手段を設け、該加衝撃手段により粉体センサーに衝撃
    を与えることを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】  前記加衝撃手段が、粉体センサーの音
    叉部を直接叩いて衝撃を与えることを特徴とする請求項
    5に記載の現像装置。
  7. 【請求項7】  前記加衝撃手段が、粉体センサーの基
    板に設けた固定部材を叩き、該固定部材を介して粉体セ
    ンサーに衝撃を与えることを特徴とする請求項5に記載
    の現像装置。
  8. 【請求項8】  前記加衝撃手段が、前記現像装置本体
    に設けた粉体センサーを支持する支持部材を叩き、該支
    持部材を介して粉体センサーに衝撃を与えることを特徴
    とする請求項5に記載の現像装置。
  9. 【請求項9】  前記加衝撃手段が、前記粉体センサー
    の基板を叩き、該基板を介して粉体センサーに衝撃を与
    えることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  10. 【請求項10】  トナーカートリッジに貯留された乾
    式一成分トナーを、トナーカートリッジに内蔵されたア
    ジテータを回転することによってトナーカートリッジの
    開放部を介して現像室に供給するようにした現像装置に
    おいて、前記現像室内における前記トナーカートリッジ
    開放部の近傍に設けたトナーエンドを検知する圧電音叉
    共振子型の粉体センサーと、前記アジテータに設けられ
    た前記粉体センサーを清掃する清掃手段と、該清掃手段
    が前記粉体センサーを清掃していることを検知する清掃
    検知手段とを有し、該清掃検知手段が清掃していること
    を検知している間は粉体センサーのトナーエンド検知が
    作動しないことを特徴とする現像装置。
  11. 【請求項11】  トナーカートリッジに貯留された乾
    式一成分トナーを、トナーカートリッジに内蔵されたア
    ジテータを回転することによってトナーカートリッジの
    開放部を介して現像室に供給するようにした現像装置に
    おいて、前記現像室内に設けたトナーエンドを検知する
    圧電音叉共振子型の粉体センサーと、該粉体センサーに
    衝撃を与える加衝撃手段とを有し、該加衝撃手段により
    前記粉体センサーに衝撃を与えた後、所定時間は粉体セ
    ンサーのトナーエンド検知が作動しないことを特徴とす
    る現像装置。
  12. 【請求項12】  トナーカートリッジに貯留された乾
    式一成分トナーを、トナーカートリッジに内蔵されたア
    ジテータを一定の周期をもって回転することによりトナ
    ーカートリッジの開放部を介して現像室に供給するよう
    にした現像装置において、前記現像室内に設けたトナー
    エンドを検知する圧電音叉共振子型の粉体センサーと、
    該粉体センサーにほぼ一定の周期で衝撃を与える加衝撃
    手段とを有し、該加衝撃手段の衝撃を与える周期がアジ
    テータの回転する周期よりも短いことを特徴とする現像
    装置。
  13. 【請求項13】  トナーカートリッジに貯留された乾
    式一成分トナーを、トナーカートリッジに内蔵されたア
    ジテータを回転することによってトナーカートリッジの
    開放部を介して現像室に供給するようにした現像装置に
    おいて、前記現像室内に設けたトナーエンドを検知する
    圧電音叉共振子型の粉体センサーと、該粉体センサーに
    衝撃を与える加衝撃手段とを有し、該加衝撃手段の作動
    を前記粉体センサーがトナーなしの信号を出力している
    とき停止し、前記粉体センサーがトナーありの信号を出
    力しているとき続行するように制御することを特徴とす
    る現像装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014117242A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2015121767A (ja) * 2013-11-21 2015-07-02 株式会社リコー 現像剤搬送装置と画像形成装置
JP2018043494A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 株式会社日立産機システム インク固着状態検出方法およびそれを用いたインクジェット記録装置

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