JPH04253029A - 液晶表示パネルの基板へのスペーサー散布方法及びその装置 - Google Patents

液晶表示パネルの基板へのスペーサー散布方法及びその装置

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JPH04253029A
JPH04253029A JP994491A JP994491A JPH04253029A JP H04253029 A JPH04253029 A JP H04253029A JP 994491 A JP994491 A JP 994491A JP 994491 A JP994491 A JP 994491A JP H04253029 A JPH04253029 A JP H04253029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
spacers
liquid crystal
substrate
spacer
Prior art date
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Pending
Application number
JP994491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Imamura
今村 信二
Yoshikazu Sekiguchi
関口 美一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH04253029A publication Critical patent/JPH04253029A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示パネルのセル
を作製する時に用いるスペーサーの液晶表示パネル基板
への散布を的確かつ迅速に行う散布方法とその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示パネルのセルを作製す
る際に、一対の基板間に液晶を注入するギャップを設け
るため、上下基板を張り合わせる前に、いずれか一方の
基板上にスペーサーを散布している。この方法として、
湿式散布方法と乾式散布方法がある。
【0003】湿式散布方法とは、図3に示すように、ス
ペーサー4をフロンソルブ、アルコール等の溶剤に混合
分散させた混合液14を、不活性気体等の噴出に伴って
霧状にし、基板10に散布する方法である。乾式散布方
法とは、図4に示すように、圧縮気体供給パイプ15か
ら不活性気体等を噴出させることにより、ノズル部16
で負圧を生じさせてスペーサー供給パイプ17からスペ
ーサー4を吸引し散布する方法である。
【0004】湿式散布方法によれば、フロンソルブ等の
溶剤を使用する必要があるので、環境を害するという欠
点がある。また、スペーサー4を溶剤に混合・分散させ
るときに、数μm 程度の微細なスペーサー4は凝集し
やすく、また基板10上に散布されたスペーサー4も凝
集しやすいという現象が見られる。この凝集したスペー
サー4が塊となって基板10上に散布されるために所望
のギャップを形成することが難しい。このような理由で
、乾式散布方法が望まれているが、乾式散布方法におい
ても次のような問題点がある。
【0005】圧縮ガスでスペーサー4を分散するときに
、スペーサー4が帯電することにより凝集してしまう。 このスペーサー4の凝集を防止するために、散布ノズル
部16の前方位置にスクリーン等の障害物18を設置し
た場合には、この部分にスペーサー4が付着凝集し、こ
の凝集物が基板10上に落下するためギャップ精度が得
られない。
【0006】また、特開昭63−266426号公報に
は、乾式散布方法において、スペーサーの供給パイプ内
及びノズル部分に付着したスペーサーの凝集物を除去す
るためのクリーニング手段を設けることが提案されてい
るが、この技術では、スペーサーと気体とを容器内へ同
時に噴出してそれらを混合すると共に、容器の周壁に当
たって跳ね返ったスペーサーを基板上に散布する構成と
しているため、スペーサーの分散性が悪く、均一密度に
散布されないという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、ス
ペーサーの凝集を生じることなく基板上に散布でき、し
かも単位面積当り均一な密度で散布することができる液
晶表示パネルの基板へのスペーサー散布方法とその装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示パネル
の基板へのスペーサー散布方法は、第1の容器内に収容
された液晶用スペーサーに気体を吹き付けることにより
該スペーサーを第1容器内で分散させ、この分散したス
ペーサーを気体とともに第2の容器内へ送ることにより
第2容器内に配設された液晶表示パネルの基板上に散布
することを特徴とし、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0009】本発明の液晶表示パネルの基板へのスペー
サー散布装置は、気体の供給手段を備えた液晶用スペー
サーを保持する第1の容器と、液晶表示パネルの基板が
配設される第2の容器と、該第1容器内で気体により分
散された液晶用スペーサーを第2容器へ送る連結管とを
具備し、そのことにより上記目的が達成される。
【0010】
【作用】第1容器内に収容された液晶用スペーサーに気
体を吹き付けることにより、第1容器内でスペーサーを
充分に分散させることができる。充分に分散したスペー
サーを気体とともに第2の容器内へ送り、第2容器内の
基板上に散布することにより、基板上には均一な密度で
スペーサーを散布することができると共に、スペーサー
は予め分散されているため帯電によって凝集することも
ない。
【0011】
【実施例】以下に、本発明を実施例に基づいて説明する
【0012】図1に示すように、本発明のスペーサー散
布装置は、第1の容器2と、第2の容器9と、第1容器
2及び第2容器9を連結する連結管6と、を備えている
【0013】第1容器2は、圧縮された空気または不活
性気体を該第1容器2内へ間欠的に供給する気体供給管
1と、液晶用スペーサー4を供給するスペーサー供給手
段(図示せず)とを備えている。第1容器2の底面部は
摺鉢状に形成されていて底面部の中央にはスペーサー集
積部2aが形成されている。上記気体供給管1の先端部
1aは第1容器2内に挿入され、その先端は第1容器2
のほぼ底面にまで達しており、気体供給管1から供給さ
れる気体がスペーサー集積部2aに向けて噴出されるよ
うになっている。スペーサー供給手段にはスペーサー4
のひょう量手段が設けられており、所定量のスペーサー
4が間欠的に第1容器2内に供給される。圧縮気体は、
そのスペーサー4の供給時期に同期して気体供給管1か
ら間欠的に第1容器2内へ供給されるように構成されて
いる。
【0014】第2容器9内には、上下駆動自在な架台1
1が配設され、この架台11上に液晶表示パネルの基板
10が略水平状態に載置されている。第2容器9の上端
部と上記第1容器2の上端部との間に連結管6が接続さ
れ、第1容器2内で分散されたスペーサー4は、気体と
ともに連結管6を通って第2容器9内へ供給されるよう
になっている。その第2容器9に接続された連結管6の
先端には逆ロート状の案内部7が設けられている。第2
容器9の底部は第1容器2と同様に摺鉢状に形成されて
いて、第2容器9の底部の中央には排気ファン12に接
続された排気管13が接続されている。なお、図中5は
蓋体である。
【0015】上記スペーサー散布装置を用いて、基板1
0上にスペーサー4を散布するには、以下のようにして
行う。
【0016】まず、第1容器2内に所定量のスペーサー
4を供給し、気体供給管1から圧縮気体を供給する。圧
縮気体の噴出圧により第1容器2内のスペーサー4は第
1容器2内で混合分散されると同時に、分散されたスペ
ーサー4は連結管6を通って気体とともに第2容器9内
へ供給される。ここで、上記のように、第1容器2の底
部にスペーサー集積部2aを設け、このスペーサー集積
部2aに向けて圧縮気体を噴出することにより効率よく
スペーサー4を均一に分散させることができる。
【0017】連結管6の案内部7から第2容器9内へ送
られたスペーサー4は、案内部7で所定範囲に案内され
ながら基板10上に散布される。基板10上へのスペー
サー4の散布量は、上記第1容器2内に供給されるスペ
ーサー量や気体の供給量によって調整することもできる
が、架台11の高さを上下調整することによっても簡単
に行うことができる。このようにして、スペーサー4が
所定量散布された基板10が得られる。
【0018】その後、排気ファン12を駆動させること
により第2容器9内に浮遊しているスペーサー8を除去
する。さらに、圧縮気体を気体供給管1から第1容器2
内へ供給することにより、第1容器2、連結管6及び第
2容器9内に残っているスペーサー4を確実に排出する
ことができる。
【0019】そして、架台11上に新しい基板10を載
置し、上記したように再び第1容器2内にスペーサー4
を収容すると共に、第1容器2内に圧縮気体を間欠供給
することにより、スペーサー4の散布操作が再び行われ
る。
【0020】なお、気体供給管1から第1容器2内へ供
給される気体の圧力は、第1容器2、第2容器9の容量
や目的とするスペーサーの散布量によって変えることが
できるが、0.5〜5.0Kg/cm2が好ましく、特
に2.0Kg/cm2程度が好ましい。また、その供給
時間は0.5〜10秒程度が好ましく、特に2〜3秒程
度が好ましい。さらに、第1容器2及び第2容器9の形
状は種々変更することができる。例えば、図2に示すよ
うに、第1容器2の底部を椀状に形成し、底部の側壁に
気体供給管1を接続してもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、第1容器内でスペーサ
ーを予め気体中に混合し、この分散されたスペーサーを
基板上へ散布するものであるから、スペーサーの凝集を
生じることなく基板上に散布でき、しかも単位面積当り
均一な密度でスペーサーを散布することができて、ギャ
ップ精度の優れた液晶表示パネルを作製することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスペーサーの散布装置を示した概略説
明図である。
【図2】本発明のスペーサーの散布装置の第1容器の他
の実施例を示した概略説明図である。
【図3】従来の湿式散布装置の概略説明図である。
【図4】従来の乾式散布装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1    気体供給管 2    第1容器 4    スペーサー 6    連結管 9    第2容器 10  液晶表示パネルの基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の容器内に収容された液晶用スペーサ
    ーに気体を吹き付けることにより該スペーサーを第1容
    器内で分散させ、この分散したスペーサーを気体ととも
    に第2の容器内へ送ることにより第2容器内に配設され
    た液晶表示パネルの基板上に散布することを特徴とする
    液晶表示パネルの基板へのスペーサー散布方法。
  2. 【請求項2】気体の供給手段を備えた液晶用スペーサー
    を保持する第1の容器と、液晶表示パネルの基板が配設
    される第2の容器と、該第1の容器内で気体により分散
    された液晶用スペーサーを第2の容器へ送る連結管と、
    を具備する液晶表示パネルの基板へのスペーサー散布装
    置。
JP994491A 1991-01-30 1991-01-30 液晶表示パネルの基板へのスペーサー散布方法及びその装置 Pending JPH04253029A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05127169A (ja) * 1991-10-31 1993-05-25 Sharp Corp 液晶表示パネルのスペーサー散布装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187533A (ja) * 1988-01-21 1989-07-26 Sharp Corp 液晶表示パネルのスペーサー散布装置
JPH02241572A (ja) * 1989-03-13 1990-09-26 Catalysts & Chem Ind Co Ltd 微粒子散布装置

Patent Citations (2)

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