JPH0425246Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0425246Y2 JPH0425246Y2 JP19867286U JP19867286U JPH0425246Y2 JP H0425246 Y2 JPH0425246 Y2 JP H0425246Y2 JP 19867286 U JP19867286 U JP 19867286U JP 19867286 U JP19867286 U JP 19867286U JP H0425246 Y2 JPH0425246 Y2 JP H0425246Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chemical liquid
- chemical
- way
- nozzle
- chemical solution
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- Expired
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- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 35
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 20
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 10
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 241000607479 Yersinia pestis Species 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、広大な畑の防除作業等に用いられる
ブームスプレーヤに係わるものである。
ブームスプレーヤに係わるものである。
(従来の技術)
ブームスプレーヤは、左右に展張すると15m程
度にも及ぶ長大なブームに30cm程度の間隔で噴霧
ノズルを多数配設し、広大な畑等の防除作業を高
能率で行うものであるが、その噴霧系の管路は、
例えば概略第4図に示す如く構成されている。
度にも及ぶ長大なブームに30cm程度の間隔で噴霧
ノズルを多数配設し、広大な畑等の防除作業を高
能率で行うものであるが、その噴霧系の管路は、
例えば概略第4図に示す如く構成されている。
すなわち、800程度の薬液タンク1の給液管
路3を往復動高圧ポンプ等の薬液ポンプ2の吸入
側に接続し、該ポンプ2の吐出管路4を、折り畳
み自在にせしめる為に複数に分割されたブーム1
1,11,11に配設された常時開放の多数の噴
霧ノズル12′に、分配筐5及びブーム配管10,
10,10を介して接続している。
路3を往復動高圧ポンプ等の薬液ポンプ2の吸入
側に接続し、該ポンプ2の吐出管路4を、折り畳
み自在にせしめる為に複数に分割されたブーム1
1,11,11に配設された常時開放の多数の噴
霧ノズル12′に、分配筐5及びブーム配管10,
10,10を介して接続している。
また、前記分配筐5から、調圧弁装置6を介し
て余水管路7が前記薬液タンク1に接続され、さ
らに前記吐出管路4は、三方コツク8′を介して
接続された薬液戻し管路9によつて、前記薬液タ
ンク1に連通自在に設けられている。
て余水管路7が前記薬液タンク1に接続され、さ
らに前記吐出管路4は、三方コツク8′を介して
接続された薬液戻し管路9によつて、前記薬液タ
ンク1に連通自在に設けられている。
したがつて、第4図に示す状態では、吐出管路
4は三方コツク8′によつて薬液戻し管路9側に
連通せしめられ、分配筐5側は閉となつているの
で、薬液はタンク1とポンプ2の間を循環するの
みで、噴霧ノズル12′側には行かない。薬液を
散布する場合には、三方コツク8′を切り換えて
薬液戻し管路9側を閉とし、吐出管路4を分配筐
5側に連通せしめれば、分配筐5、ブーム配管1
0の順に薬液が充満して、例えば噴霧ノズル1
2′部での液圧が15Kg/cm2程度に達して初めて正
規の薬液噴霧が開始され、余分な薬液は調圧弁装
置6を介して余水管路7から薬液タンク1へ戻さ
れる。
4は三方コツク8′によつて薬液戻し管路9側に
連通せしめられ、分配筐5側は閉となつているの
で、薬液はタンク1とポンプ2の間を循環するの
みで、噴霧ノズル12′側には行かない。薬液を
散布する場合には、三方コツク8′を切り換えて
薬液戻し管路9側を閉とし、吐出管路4を分配筐
5側に連通せしめれば、分配筐5、ブーム配管1
0の順に薬液が充満して、例えば噴霧ノズル1
2′部での液圧が15Kg/cm2程度に達して初めて正
規の薬液噴霧が開始され、余分な薬液は調圧弁装
置6を介して余水管路7から薬液タンク1へ戻さ
れる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、前記の如き従来のブームスプレ
ーヤでは、三方コツクから先のノズルに至る管路
を合計するとかなりの容積があり、しかもノズル
は常時開放されているので、散布作業を中止する
為にコツクを閉としても、ノズルから薬液が出続
ける、いわゆる「あとだれ現象」が生じ、薬害発
生等の原因となる。
ーヤでは、三方コツクから先のノズルに至る管路
を合計するとかなりの容積があり、しかもノズル
は常時開放されているので、散布作業を中止する
為にコツクを閉としても、ノズルから薬液が出続
ける、いわゆる「あとだれ現象」が生じ、薬害発
生等の原因となる。
また、逆に、散布作業を開始する時には、コツ
クから先に薬液が充満して正規の噴霧が得られる
迄に時間がかかり、散布むらが発生したりする。
クから先に薬液が充満して正規の噴霧が得られる
迄に時間がかかり、散布むらが発生したりする。
また、部品として高価な三方コツクが必要とな
り原価高となる等の問題もある。
り原価高となる等の問題もある。
(問題点を解決するための手段)
そこで本考案は、噴霧ノズルを自動閉止弁付と
するとともに、薬液ポンプの吐出路に分岐継手を
設けて、二方コツクを介して薬液タンクに連通す
る薬液戻し管路を接続せしめることにより、従来
の欠点を取り除き、実用性の高いブームスプレー
ヤを提供せんとするものである。
するとともに、薬液ポンプの吐出路に分岐継手を
設けて、二方コツクを介して薬液タンクに連通す
る薬液戻し管路を接続せしめることにより、従来
の欠点を取り除き、実用性の高いブームスプレー
ヤを提供せんとするものである。
(実施例)
次に本考案を第1図乃至第3図に示す一実施例
に基づき詳細に説明する。
に基づき詳細に説明する。
本実施例の基本的構成は、第4図に示す従来例
と実質的に同一であるので、相違点についてのみ
説明する。
と実質的に同一であるので、相違点についてのみ
説明する。
本考案の特徴要件は、第3図に示す如く、ブー
ム11に配設する噴霧ノズル12を自動閉止弁1
3付として、ブーム配管10に所定圧以上の薬液
が存在している時のみ噴口14から薬液が出る様
にせしめているとともに、従来用いられていた高
価な三方コツクの使用をやめて、標準部品として
きわめて安価に入手できる二方コツク8を使用し
た点にある。
ム11に配設する噴霧ノズル12を自動閉止弁1
3付として、ブーム配管10に所定圧以上の薬液
が存在している時のみ噴口14から薬液が出る様
にせしめているとともに、従来用いられていた高
価な三方コツクの使用をやめて、標準部品として
きわめて安価に入手できる二方コツク8を使用し
た点にある。
この二方コツク8は、従来の分配筐5を分岐継
手として利用して取り出した薬液戻し管路9に介
装せしめている。
手として利用して取り出した薬液戻し管路9に介
装せしめている。
(効果・作用)
本考案によるブームスプレーヤは以上の如く構
成されているので、第1図に示す散布状態で薬液
戻し管路9を閉ざしている二方コツク8を、第2
図に示す如く開にせしめれば、ポンプ2の吐出路
4から分配筐5、ブーム配管10、及びノズル1
2の径路で流れるべき加圧薬液が、分配筐5から
短絡して薬液戻し管路9からタンク1へ戻される
ことになる。
成されているので、第1図に示す散布状態で薬液
戻し管路9を閉ざしている二方コツク8を、第2
図に示す如く開にせしめれば、ポンプ2の吐出路
4から分配筐5、ブーム配管10、及びノズル1
2の径路で流れるべき加圧薬液が、分配筐5から
短絡して薬液戻し管路9からタンク1へ戻される
ことになる。
その結果、吐出路4から先の薬液の圧力が低下
し、ノズル12の自動閉止弁13が作用して、噴
霧がただちに中断され、あとだれ現象も生じな
い。
し、ノズル12の自動閉止弁13が作用して、噴
霧がただちに中断され、あとだれ現象も生じな
い。
また、噴霧を再開する時には第2図で開となつ
ている二方コツク8を第1図に示す如く閉とすれ
ば、ポンプ2からの加圧薬液は薬液戻し管路9を
通つてタンク1へ直接戻ることが出来なくなる
為、吐出路4からノズル12に至る径路中の薬液
の圧力がほぼ瞬間的に上昇し、ノズル12の自動
閉止弁13が押し開けられてただちに噴口14か
ら薬液が正規な噴霧として散布される。
ている二方コツク8を第1図に示す如く閉とすれ
ば、ポンプ2からの加圧薬液は薬液戻し管路9を
通つてタンク1へ直接戻ることが出来なくなる
為、吐出路4からノズル12に至る径路中の薬液
の圧力がほぼ瞬間的に上昇し、ノズル12の自動
閉止弁13が押し開けられてただちに噴口14か
ら薬液が正規な噴霧として散布される。
以上の如く本考案によれば、構造が簡単で、あ
とだれ現象や散布むら等を心配することなく作業
が行なえる、操作が容易で実用性の高いブームス
プレーヤを提供することができる。
とだれ現象や散布むら等を心配することなく作業
が行なえる、操作が容易で実用性の高いブームス
プレーヤを提供することができる。
第1図は本考案一実施例ブームスプレーヤの噴
霧時の配管概略説明図、第2図は同じく噴霧中止
時の説明図、第3図は本考案一実施例の噴霧ノズ
ル部(第2図の−矢視)断面図、及び第4図
は従来例の配管概略説明図である。 1……薬液タンク、2……薬液ポンプ、5……
分岐継手、8……二方コツク、9……薬液戻し管
路、12……噴霧ノズル、13……自動閉止弁。
霧時の配管概略説明図、第2図は同じく噴霧中止
時の説明図、第3図は本考案一実施例の噴霧ノズ
ル部(第2図の−矢視)断面図、及び第4図
は従来例の配管概略説明図である。 1……薬液タンク、2……薬液ポンプ、5……
分岐継手、8……二方コツク、9……薬液戻し管
路、12……噴霧ノズル、13……自動閉止弁。
Claims (1)
- 自動閉止弁13付噴霧ノズル12を分岐継手5
を介して薬液ポンプ2の吐出路4に連通せしめる
とともに、前記分岐継手5に二方コツク8を介し
て薬液タンク1に連通する薬液戻し管路9を接続
せしめたことを特徴とするブームスプレーヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19867286U JPH0425246Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19867286U JPH0425246Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63103770U JPS63103770U (ja) | 1988-07-05 |
JPH0425246Y2 true JPH0425246Y2 (ja) | 1992-06-16 |
Family
ID=31159577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19867286U Expired JPH0425246Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0425246Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE41771E1 (en) | 1995-02-06 | 2010-09-28 | Adc Telecommunications, Inc. | System for multiple use subchannels |
USRE42236E1 (en) | 1995-02-06 | 2011-03-22 | Adc Telecommunications, Inc. | Multiuse subcarriers in multipoint-to-point communication using orthogonal frequency division multiplexing |
USRE44460E1 (en) | 1994-09-26 | 2013-08-27 | Htc Corporation | Systems for synchronous multipoint-to-point orthogonal frequency division multiplexing communication |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5297743B2 (ja) * | 2008-09-29 | 2013-09-25 | 三機工業株式会社 | 水噴霧設備及び水噴霧設備の運転方法 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP19867286U patent/JPH0425246Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE44460E1 (en) | 1994-09-26 | 2013-08-27 | Htc Corporation | Systems for synchronous multipoint-to-point orthogonal frequency division multiplexing communication |
USRE41771E1 (en) | 1995-02-06 | 2010-09-28 | Adc Telecommunications, Inc. | System for multiple use subchannels |
USRE42236E1 (en) | 1995-02-06 | 2011-03-22 | Adc Telecommunications, Inc. | Multiuse subcarriers in multipoint-to-point communication using orthogonal frequency division multiplexing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63103770U (ja) | 1988-07-05 |
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