JPH04252310A - 能動的制振装置 - Google Patents
能動的制振装置Info
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- JPH04252310A JPH04252310A JP2689791A JP2689791A JPH04252310A JP H04252310 A JPH04252310 A JP H04252310A JP 2689791 A JP2689791 A JP 2689791A JP 2689791 A JP2689791 A JP 2689791A JP H04252310 A JPH04252310 A JP H04252310A
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- damping device
- vibration
- sensor
- vibrations
- tracking filter
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- 238000013016 damping Methods 0.000 title claims abstract description 26
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は能動的制振装置として利
用できる。
用できる。
【０００２】
【従来の技術】回転機械，往復動機械等の振動を発生す
るものを制振するには、センサーで検出した制振対象の
振動速度に比例し、かつ逆位相の信号を用いてアクチュ
エーターを駆動させるいわゆる出力フイードバック制御
により、制振対象の減衰を見掛け上増加させて振動を低
減する手段が知られている。すなわち、この種の制振手
段では、図４に示すように、制振対象１に設置した振動
検出センサー３の出力をチャージアンプ４，増幅器１１
，位相反転器１２，パワーアンプ９を介してアクチュエ
ーター２に入力することにより、アクチュエーター２は
、制振対象１に逆位相の振動を与えて制振するのである
。
るものを制振するには、センサーで検出した制振対象の
振動速度に比例し、かつ逆位相の信号を用いてアクチュ
エーターを駆動させるいわゆる出力フイードバック制御
により、制振対象の減衰を見掛け上増加させて振動を低
減する手段が知られている。すなわち、この種の制振手
段では、図４に示すように、制振対象１に設置した振動
検出センサー３の出力をチャージアンプ４，増幅器１１
，位相反転器１２，パワーアンプ９を介してアクチュエ
ーター２に入力することにより、アクチュエーター２は
、制振対象１に逆位相の振動を与えて制振するのである
。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな制振手段では見掛け上減衰を増加させることが前提
条件となっており、図３に示すように、制振対象の固有
振動数（ω０ ）で振動する共振等による振動応答を低
減するためには効果的であるが、共振点から大きく外れ
た振動数例えば、ω１ における強制振動応答はほとん
ど低減できないという問題がある。
うな制振手段では見掛け上減衰を増加させることが前提
条件となっており、図３に示すように、制振対象の固有
振動数（ω０ ）で振動する共振等による振動応答を低
減するためには効果的であるが、共振点から大きく外れ
た振動数例えば、ω１ における強制振動応答はほとん
ど低減できないという問題がある。
【０００４】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、広い周波数の範囲にわたって効果的に振動を
抑制する能動的制振装置を提供することを目的とする。
たもので、広い周波数の範囲にわたって効果的に振動を
抑制する能動的制振装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は、
機械，構造物等の振動を、フイードバック制御により能
動的に制振する制振装置として、制振対象物の振動を検
知するセンサーと、同センサーの出力を入力して基本周
期の整数倍の信号だけを抽出するトラッキングフィルタ
ーと、同トラッキングフィルターで抽出された各整数倍
の周波数信号ごとに位相・ゲインを調整する演算部と、
制振対象物へ制御力を与えるアクチュエーターとを具え
たことを特徴とする。
機械，構造物等の振動を、フイードバック制御により能
動的に制振する制振装置として、制振対象物の振動を検
知するセンサーと、同センサーの出力を入力して基本周
期の整数倍の信号だけを抽出するトラッキングフィルタ
ーと、同トラッキングフィルターで抽出された各整数倍
の周波数信号ごとに位相・ゲインを調整する演算部と、
制振対象物へ制御力を与えるアクチュエーターとを具え
たことを特徴とする。
【０００６】
【作用】このような構成によれば、トラッキングフィル
ターにより対象物の振動を各周波数成分ごとに分解し、
演算部によりそれぞれ独立に位相・ゲインを調整して各
周波数成分ごとに最適な制御力を作用させることになる
から、抽出したすべての周波数成分の振動に対しそれぞ
れ最適な状態で振動低減が達成され、共振点から外れた
振動数においても振動応答を低減することが可能となる
。
ターにより対象物の振動を各周波数成分ごとに分解し、
演算部によりそれぞれ独立に位相・ゲインを調整して各
周波数成分ごとに最適な制御力を作用させることになる
から、抽出したすべての周波数成分の振動に対しそれぞ
れ最適な状態で振動低減が達成され、共振点から外れた
振動数においても振動応答を低減することが可能となる
。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明すると
、図１はそのブロック図、図２は本発明の制御系のブロ
ック線図、図３は本発明の装置を用いたときの振動低減
効果を示す線図である。まず図１において、制振対象１
に振動センサー３を設置し、その出力をチャージアンプ
４、トラッキングフィルター５、Ａ／Ｄ変換器６を介し
て周波数成分ごとに分解されたｎ個の信号としてデイジ
タル演算器７に入力させる。ここで、トラッキングフィ
ルター５は制振対象１の回転パルス検出器１０より得ら
れる基本周期信号に基づいてその整数倍毎のｎ個の成分
、１，２……，ｎに信号を分解するものとする。デイジ
タル演算器７においては、演算部ａにより、位相・ゲイ
ンを各周波数成分ごとに独立して最適に調整し、その後
加算部ｂにより加算する。この出力はＤ／Ａ変換器８、
パワーアンプ９を介して制御力を制振対象１に伝えるア
クチュエーター２に入力するようになっており、このよ
うにして、各周波数ごとに最適な制御力によりアクチュ
エーターを作動し、振動応答を低減させる能動的振動制
御装置を構成する。因みに、本装置による周波数に対す
る応答／起振力は図３Ａに示すようになり、演算部ａに
与える入出力伝達特性は制振装置がない場合は図３Ｂに
示すようになり、図４に示した従来の制振装置を使用し
た場合は図３Ｃに示すようになり、本発明装置による場
合は図３Ｄに示すようになる。
、図１はそのブロック図、図２は本発明の制御系のブロ
ック線図、図３は本発明の装置を用いたときの振動低減
効果を示す線図である。まず図１において、制振対象１
に振動センサー３を設置し、その出力をチャージアンプ
４、トラッキングフィルター５、Ａ／Ｄ変換器６を介し
て周波数成分ごとに分解されたｎ個の信号としてデイジ
タル演算器７に入力させる。ここで、トラッキングフィ
ルター５は制振対象１の回転パルス検出器１０より得ら
れる基本周期信号に基づいてその整数倍毎のｎ個の成分
、１，２……，ｎに信号を分解するものとする。デイジ
タル演算器７においては、演算部ａにより、位相・ゲイ
ンを各周波数成分ごとに独立して最適に調整し、その後
加算部ｂにより加算する。この出力はＤ／Ａ変換器８、
パワーアンプ９を介して制御力を制振対象１に伝えるア
クチュエーター２に入力するようになっており、このよ
うにして、各周波数ごとに最適な制御力によりアクチュ
エーターを作動し、振動応答を低減させる能動的振動制
御装置を構成する。因みに、本装置による周波数に対す
る応答／起振力は図３Ａに示すようになり、演算部ａに
与える入出力伝達特性は制振装置がない場合は図３Ｂに
示すようになり、図４に示した従来の制振装置を使用し
た場合は図３Ｃに示すようになり、本発明装置による場
合は図３Ｄに示すようになる。
【０００８】
【発明の効果】このような制振装置によれば、トラッキ
ングフィルター及び演算部により各周波数ごとに最適な
制御力を求め、これにより振動を低減するので、共振周
波数か否かに係わらずどの周波数においてもそれぞれ最
適な状態で振動低減が達成される。
ングフィルター及び演算部により各周波数ごとに最適な
制御力を求め、これにより振動を低減するので、共振周
波数か否かに係わらずどの周波数においてもそれぞれ最
適な状態で振動低減が達成される。
【０００９】要するに本発明によれば、機械，構造物等
の振動を、フイードバック制御により能動的に制振する
制振装置として、制振対象物の振動を検知するセンサー
と、同センサーの出力を入力して基本周期の整数倍の信
号だけを抽出するトラッキングフィルターと、同トラッ
キングフィルターで抽出された各整数倍の周波数信号ご
とに位相・ゲインを調整する演算部と、制振対象物へ制
御力を与えるアクチュエーターとを具えたことにより、
広い周波数の範囲にわたって効果的に振動を抑制する能
動的制振装置を得るから、本発明は産業上極めて有益な
ものである。
の振動を、フイードバック制御により能動的に制振する
制振装置として、制振対象物の振動を検知するセンサー
と、同センサーの出力を入力して基本周期の整数倍の信
号だけを抽出するトラッキングフィルターと、同トラッ
キングフィルターで抽出された各整数倍の周波数信号ご
とに位相・ゲインを調整する演算部と、制振対象物へ制
御力を与えるアクチュエーターとを具えたことにより、
広い周波数の範囲にわたって効果的に振動を抑制する能
動的制振装置を得るから、本発明は産業上極めて有益な
ものである。
【００１０】
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１の制御系演算部ａのブロック線図である。
【図３】図１による制振効果を示す線図である。
【図４】従来の制振装置のブロック図である。
１ 制振対象
２ アクチュエーター
３ 振動検出センサー
４ チャージアンプ
５ トラッキングフィルター
６ Ａ／Ｄ変換器
７ デイジタル演算器
８ Ｄ／Ａ変換器
９ パワーアンプ
１０ 回転パルス検出器
１１ 電圧増幅器
１２ 位相反転器
ａ 位相・ゲイン調整部
ｂ 加算部
Claims (1)
- 【請求項１】 機械，構造物等の振動を、フイードバ
ック制御により能動的に制振する制振装置として、制振
対象物の振動を検知するセンサーと、同センサーの出力
を入力して基本周期の整数倍の信号だけを抽出するトラ
ッキングフィルターと、同トラッキングフィルターで抽
出された各整数倍の周波数信号ごとに位相・ゲインを調
整する演算部と、制振対象物へ制御力を与えるアクチュ
エーターとを具えたことを特徴とする能動的制振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2689791A JP2778843B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 能動的制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2689791A JP2778843B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 能動的制振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04252310A true JPH04252310A (ja) | 1992-09-08 |
| JP2778843B2 JP2778843B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=12206035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2689791A Expired - Lifetime JP2778843B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 能動的制振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2778843B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06129483A (ja) * | 1992-10-14 | 1994-05-10 | Bridgestone Corp | 振動制御装置 |
| JPH06332472A (ja) * | 1993-05-24 | 1994-12-02 | Nissan Motor Co Ltd | 能動型騒音制御装置及び能動型振動制御装置 |
| JPH10556A (ja) * | 1996-06-10 | 1998-01-06 | Okamoto Kosaku Kikai Seisakusho:Kk | 砥石補修時期判定方法及びその装置、砥石補修結果判定方法及びその装置、砥石自動補修装置 |
| DE4412945B4 (de) * | 1992-10-16 | 2013-05-29 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Vorrichtung und Verfahren zur Dämpfung von mechanischen Schwingungen von Druckmaschinen |
| JP2017219096A (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 国立大学法人埼玉大学 | 除振ユニット |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19914627B4 (de) * | 1999-03-31 | 2011-05-12 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Kompensation der Drehschwingungen einer Druckmaschine |
| DE10149525A1 (de) | 2000-10-26 | 2002-05-02 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verfahren zur Kompensation mechanischer Schwingungen in Maschinen |
| JP5325266B2 (ja) * | 2011-07-05 | 2013-10-23 | 有限会社菅原設計事務所 | 回転体のアンバランス量測定方法および装置 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP2689791A patent/JP2778843B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06129483A (ja) * | 1992-10-14 | 1994-05-10 | Bridgestone Corp | 振動制御装置 |
| DE4412945B4 (de) * | 1992-10-16 | 2013-05-29 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Vorrichtung und Verfahren zur Dämpfung von mechanischen Schwingungen von Druckmaschinen |
| JPH06332472A (ja) * | 1993-05-24 | 1994-12-02 | Nissan Motor Co Ltd | 能動型騒音制御装置及び能動型振動制御装置 |
| JPH10556A (ja) * | 1996-06-10 | 1998-01-06 | Okamoto Kosaku Kikai Seisakusho:Kk | 砥石補修時期判定方法及びその装置、砥石補修結果判定方法及びその装置、砥石自動補修装置 |
| JP2017219096A (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 国立大学法人埼玉大学 | 除振ユニット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2778843B2 (ja) | 1998-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980407 |