JPH0425187Y2 - - Google Patents

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JPH0425187Y2
JPH0425187Y2 JP15424586U JP15424586U JPH0425187Y2 JP H0425187 Y2 JPH0425187 Y2 JP H0425187Y2 JP 15424586 U JP15424586 U JP 15424586U JP 15424586 U JP15424586 U JP 15424586U JP H0425187 Y2 JPH0425187 Y2 JP H0425187Y2
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transmission shaft
bellows
wheel
axle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行玩具の車輪支持装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、可撓性を有する素材で形成され、山部を
構成する両辺の傾斜角を互いに異ならせた蛇腹を
利用したものとして、実開昭55−75397号公報に
記載されているようなものがあつた。この公報に
記載されている蛇腹は、一旦押圧して縮めたり折
曲したりしたら、押圧を解除しても元の状態に戻
らず、縮めたままの状態又は折曲したままの状態
を維持するようになつている。さらに、車輪の車
軸を回動自在に支持する車輪取付部材を山部を構
成する両辺の傾斜角を互いに異ならせた蛇腹状の
支持部材により車体に取り付ける考案として実開
昭59−169890号公報に記載されているようなもの
があつた。また、蛇腹状の伝達軸は実開昭58−
64395号公報に記載されているような考案が存在
した。上記支持部材は、蛇腹を折り曲げるだけで
方向変換させることができ、しかも蛇腹を伸縮さ
せることによつて車体の全長を変化させることが
できるという効果がある。また、蛇腹状の伝達軸
は低廉な可撓性伝達軸としての効果を有してい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記、従来の支持部材では、これを折り曲げた
り、伸縮させたりするので、車輪に駆動力を伝達
する伝達軸を選定するうえで支障をきたし、この
支持部材の車輪取付部材に取り付けられた車輪に
駆動力を伝達することができないという欠点があ
つた。即ち、従来の伝達軸は、折曲性を重視し、
伸縮性については考慮されていなかつた。また、
上記従来の蛇腹状の伝達軸は、折曲性、伸縮性の
両方の性質を併有するにもかかわらず、折曲性の
みに重点が置かれ使用されてきたため、蛇腹状の
支持部材内にこの伝達軸を配設することは容易に
案出することができなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る車輪支持装置は、上記問題点を解
決するもので、下記の構成を有する。
(イ) 中空の支持部材と、支持部材内に設けられた
伝達軸を有すること。
(ロ) 支持部材は、可撓性を有する素材でもつて山
部を構成する両辺の傾斜角を互いに異ならせた
蛇腹状に形成されていること。
(ハ) 支持部材は、一端が駆動源を有する走行玩具
本体に取り付けられるように構成され、他端に
車輪を備えた車軸を回動自在に支持する車輪取
付部材が取り付けられていること。
(ニ) 伝達軸は、可撓性を有する素材で蛇腹状に形
成され、一端が駆動源に連係され、他端が車軸
に連係されていること。
〔作用〕
本考案に係る車軸支持装置の支持部材は、上記
構成を有するため、山部を構成する両辺の長さが
異なり、これを折曲又は縮めると短い辺が長い辺
の内側に入り、折曲又は縮めた状態で維持するこ
とができる。この場合、支持部材内の伝達軸が、
山部を構成する両辺の傾斜角が同じであつて、単
独では折曲又は縮めた状態で維持できない蛇腹で
あつても、支持部材内にあるためこれに従つて折
曲又は縮めることができる。このように車輪支持
装置はどのような形態にも変化させることがで
き、しかも走行玩具本体の駆動源の駆動力を伝達
軸、車輪を介して確実に車輪に伝達することがで
きる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
1は走行玩具の車台ケース(走行玩具本体)で
あつて、車台ケース1の略中央上面にはモータ2
(駆動源)が配設され、図示されない下面にはモ
ータ2を駆動するための電池を収容した電池ボツ
クスが形成されている。モータ2の駆動軸2aは
車台ケース1内に挿設され、車台ケース1内にお
いてピニオン3が一体に取り付けられている。車
台ケース1内の四角近傍には、後述する蛇腹状の
伝達軸6と連結する駆動軸4aを有する最終平歯
車4が設けられ、この平歯車4はピニオン3と一
連の歯車群5を介して連結されている。駆動軸4
aは車台ケース1の外に突出し、これを囲むよう
にして蛇腹状の支持部材7の一端7aを嵌合する
嵌合凹部1aが台車ケース1に形成されている。
8は車輪取付部材であつて円筒形状に形成され、
車輪Wを有する車軸9を回動自在に支持してい
る。この車軸9には平歯車10が一体に固定され
ており、この平歯車10には後述する蛇腹状の伝
達軸6と連結する従動軸11aを有するクラウン
歯車11が常時噛み合つている。従動軸11aは
車輪取付部材8の外に突出し、これを囲むように
して蛇腹状の支持部材7の他端7bを嵌合する嵌
合凹部8aが車輪取付部材8に形成されている。
しかして、支持部材7は可撓性を有する素材でも
つて山部を構成する両辺7c,7dの傾斜角a,
bを互いに異ならせた蛇腹状に形成され、車輪取
付部材8と車台ケース1の嵌合凹部8a,1aに
嵌合されて取り付けられている。本実施例では、
傾斜角aよりもbの方を大きくしているため、辺
7cの方が7dより長くなつている。伝達軸6は
可撓性を有する素材でもつて山部を構成する両辺
の傾斜角を同じにした蛇腹状に形成され、前記駆
動軸4aと従動軸11aに連結されている。
従つて、本考案の車輪支持装置は、上記実施例
では、支持部材7と、車輪取付部材8と、伝達軸
6とで構成されることになる。走行玩具本体は、
モータ2を作動させると、モータ2の動力をピニ
オン3、一連の歯車群5、平歯車4、駆動軸4
a、伝達軸6、従動軸11a、クラウン歯車1
1、平歯車10、車軸9を介して4個の車輪Wに
伝え、走行させることができる。この際、支持部
材7は可撓性を有する素材でもつて山部を構成す
る両辺7c,7dの傾斜角a,bを互いに異なら
せた蛇腹状に形成されているから、辺7cと辺7
dの長さが異なることになる。前記したように辺
7cの方が7dより長いため、支持部材7を縮め
たり折り曲げたりすると、公知の如く、短い辺7
dが辺7cの内側に入り込み、縮めた又は折曲し
た状態で維持することができる。また、伝達軸6
も蛇腹状に形成されているから、例えば支持部材
7を第1図の仮想線に示すように縮めていた状態
から後方に引つ張り折り曲げると、伝達軸6も後
方に引つ張られ折り曲げられ、モータ2の動力は
確実に車輪Wに伝えられる。
伝達軸6は、これの山部を構成する両辺が等し
いため、これ自体では折曲した状態又は引つ張ら
れた状態を維持することができないが、支持部材
7内に設けられているため、支持部材7に従つて
伸縮又は折曲し、この状態が維持される。
本実施例では走行玩具を4輪駆動で構成したの
で、車輪支持装置を任意の方向に折曲しても各車
輪に確実に動力が伝えられ各種の動作を行なわせ
ることができ、興趣あふれる走行玩具になること
はいうまでもない。
〔考案の効果〕
本考案は、任意の形態に変化させることがで
き、しかも確実に車輪に動力を伝達することがで
きる車輪支持装置を提供できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその横断平面図、第3図はその要部縦断側面
図、第4図は要部拡大断面図である。 1……車台ケース(本体)、6……伝達軸、7
……支持部材、8……車輪取付部材、9……車
軸、W……車輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記の要件を備えたことを特徴とする車輪支持
    装置。 (イ) 中空の支持部材と、支持部材内に設けられた
    伝達軸を有すること。 (ロ) 支持部材は、可撓性を有する素材でもつて山
    部を構成する両辺の傾斜角を互いに異ならせた
    蛇腹状に形成されていること。 (ハ) 支持部材は、一端が駆動源を有する走行玩具
    本体に取り付けられるように構成され、他端に
    車輪を備えた車軸を回動自在に支持する車輪取
    付部材が取り付けられていること。 (ニ) 伝達軸は、可撓性を有する素材で蛇腹状に形
    成され、一端が駆動源に連係され、他端が車軸
    に連係されていること。
JP15424586U 1986-10-07 1986-10-07 Expired JPH0425187Y2 (ja)

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JP15424586U JPH0425187Y2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07

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Publication Number Publication Date
JPS6359695U JPS6359695U (ja) 1988-04-20
JPH0425187Y2 true JPH0425187Y2 (ja) 1992-06-16

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