JPH04251747A - ワックスジェット式記録装置 - Google Patents

ワックスジェット式記録装置

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JPH04251747A
JPH04251747A JP3008847A JP884791A JPH04251747A JP H04251747 A JPH04251747 A JP H04251747A JP 3008847 A JP3008847 A JP 3008847A JP 884791 A JP884791 A JP 884791A JP H04251747 A JPH04251747 A JP H04251747A
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JP
Japan
Prior art keywords
wax
intermediate medium
recording paper
recording
ink
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3008847A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nakazawa
明 中澤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】インクジェット式の記録装置には
、通常の液体インクを用いて記録するインクジェット記
録装置と、染料や顔料が混入されているワックスを用い
て記録するワックスジェット式記録装置とがある。本発
明は、後者のワックスジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、構造が簡
単で、無騒音なため、特に小型プリンタの分野で普及が
望まれている。しかしながら、インクジェット式では、
表面が比較的粗い記録紙に記録した場合、インクがにじ
みやすい。また、インク中の揮発性成分が蒸発すると、
染料や顔料が析出して、ノズルの目詰まりを引起しやす
い。
【0003】そこで、パラフィンワックス等に染料や顔
料を混入してなるワックスインクを用い、ヘッド内で加
熱溶融したワックスインクを飛翔させ、記録紙上で固化
させるワックスジェット式記録装置が実用化されている
【0004】図3は、ワックスジェットヘッドの部分断
面・斜視図である。多数のインク通路1が並行して配設
され、それぞれの先端がノズル2となっている。また、
各インク通路1の基端は、共通のインク室3を介して、
インク供給パイプ4と連通している。
【0005】各インク通路1に対応して圧電素子5が配
設されており、圧電素子5を駆動することにより、対応
するインク通路1の内部が加圧され、先端のノズル2か
らインクが噴出する。
【0006】ワックスジェットヘッドの場合は、ヘッド
全体を加熱するためのヒータ6を有しており、ヘッド内
部のワックスインクが常時加熱溶融され、液体状になっ
ている。したがって、ノズルから飛翔させるのに支障は
なく、記録紙に付着すると冷却する。
【0007】ところが、ワックスインクは常温では固体
であり、記録紙に付着した瞬時に冷却して固化するため
、記録紙に浸透する量はごく一部で、体積のほとんどが
記録紙上に付着したままとなる。このため、記録紙を折
り曲げたり、爪などでこすったりすると、インクが容易
に剥離してしまうという欠点がある。
【0008】この問題を解決するために、図4に示すよ
うに、ワックスジェットヘッドHで記録が行なわれた後
に、記録紙7をヒートローラ8で加熱し、ワックスイン
クの像9を加熱溶融して記録紙に染み込ませることが提
案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録紙7の
選択は、通常ユーザの自由に任せているので、記録紙7
の厚さや表面粗さなどがまちまちとなる。記録紙7の厚
さが変動すると、ワックスジェットヘッドのノズル先端
と記録紙7との間の距離Gが変動し、インク滴の付着位
置が一定せず、印字品質を低下させる恐れがある。また
、厚めの記録紙が使用されることも想定し、記録紙7と
ノズル先端との間隔Gが大きめにセットされるが、その
結果インクの飛翔状態が不安定となり、印字品質が低下
する。
【0010】さらに、記録紙7が不安定な状態で走行す
ると、ノズル先端と記録紙7との間隔Gが変動し、イン
ク滴の付着位置の変動に起因する印字品質低下を来す恐
れがある。そのため、記録紙7をプラテン10に確実に
押しつけた状態で紙送りできるような機構とする必要が
あり、構造が複雑かつ高価となる。
【0011】記録紙7の表面粗さによってワックスイン
クの吸収特性が異なるため、吸収特性の悪い記録紙を想
定して、ワックスインクを常に十分に加熱溶融しておく
必要があり、ワックスジェットヘッドHのヒータのパワ
ーを大きくしなければならない。
【0012】従来のように熱ローラ8で記録紙7を加熱
する構成では、加熱手段が大型となるほか、熱ローラ8
の消費電力も大きく、ランニングコストが高くなる。
【0013】熱ローラ8にワックスインクが付着しない
ように、しかも高熱に耐えられるように、熱ローラ表面
を処理する必要があり、高価となる。
【0014】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、記録紙の種類に係わりなく、常に最良のかつ同
じ条件で、安定して良好な記録が可能となり、しかも小
型で消費電力の小さな安価な装置を実現することにある
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明によるワッ
クスジェット式記録装置の基本原理を説明する側面図で
ある。Hはワックスジェットヘッド、7は記録紙である
。ワックスジェットヘッドHと記録紙7との間に、環状
の循環式の中間媒体11が配設されている。この中間媒
体11の外面が、ワックスジェットヘッドHのノズル先
端と対向しており、また熱転写部13において、中間媒
体11の内側に加熱手段12が配設されている。そして
、この加熱手段12と記録紙7との間に、中間媒体11
を挟んだ構成になっている。
【0016】請求項2の記載は、中間媒体11を、耐熱
性のある薄いフィルムで構成したものである。
【0017】
【作用】本発明によると、ワックスジェットヘッドHに
よって中間媒体11に記録されたワックスインクの像1
4が、熱転写部13において加熱手段12で加熱溶融さ
れ、記録紙7に熱転写される。このように、ワックスジ
ェットヘッドHによる記録は、中間媒体11に行なわれ
るので、ワックスジェットによる被記録体は、常に一定
となる。 すなわち、被記録体となる中間媒体11は、厚さが一定
でしかも材質も一定であり、中間媒体11とワックスジ
ェットヘッドHのノズル間との間隔を予め一定に固定し
、しかも短くできる。その結果、記録条件を最良かつ一
定に維持でき、従来のようにインク滴の付着位置が変動
して印字品質が低下するといった問題が解消される。
【0018】中間媒体11は、熱転写部13において記
録紙7に押しつけられ、中間媒体11に記録されたワッ
クスインクの像14が記録紙7に熱転写されるので、材
質や厚さが一定しない記録紙がセットされた場合であっ
ても、記録紙7を加熱手段12側に押しつける構造にさ
えしておけばよく、従来のように記録紙7とノズル先端
との間隔Gが一定の状態で紙送りできるようにするとか
、間隔Gを大きくする必要がない。その結果、構造が簡
素化でき、印字品質も良好かつ一定となる。
【0019】加熱手段12は、記録紙7を加熱するので
なく、薄い中間媒体11を加熱できれば足りるので、加
熱手段を小型で簡素なものにできる。また、中間媒体1
1の内側すなわちワックスインクの像が付着していない
面に加熱手段12が接するので、特殊な表面処理を要す
る従来の熱ローラに比べると安価となる。
【0020】また、ノズル先端と中間媒体11との間隔
Gを小さくかつ一定に設定でき、しかもワックスインク
を中間媒体11に付着させるだけで足り、記録紙7への
染み込みは加熱手段12の熱に依存するので、ワックス
ジェットヘッドHのヒータのパワーを小さくできる。
【0021】請求項2のように、中間媒体11を、耐熱
性のある薄いフィルムで構成した場合は、中間媒体11
および中間媒体11上のワックスインクが瞬時に加熱溶
融されるほか、記録紙7の中間媒体11と接している部
分も容易に加熱されるので、加熱手段12をさらに小型
化できるとともに、ワックスインクの記録紙7への染み
込みが効果的に行なわれる。
【0022】
【実施例】次に本発明によるワックスジェット式記録装
置が実際上どのように具体化されるかを実施例で説明す
る。図2は本発明によるワックスジェット式記録装置の
実施例を示す側面図である。
【0023】本発明の場合は、熱転写部13は、薄い中
間媒体11を、ワックスインクの付着しない内側から加
熱すれば足りるので、通常の熱転写プリンタにおける熱
転写用のサーマルヘッドを流用でき、安価に実現できる
。また、小径の熱ローラを回転可能に設ければ、搬送ロ
ーラ15による中間媒体11の搬送が容易になる。
【0024】中間媒体11は、ポリイミドなどのような
耐熱性のある高分子フィルムが有効であり、ステンレス
スティール等の金属フィルムを用いることもできる。な
お、中間媒体11は、 100〜200 ℃程度の温度
に耐えられれば十分である。
【0025】図示例では、記録紙7を中間媒体11およ
び熱転写用熱ヘッド12に押しつけるプラテン16が、
紙送りローラを兼ねている。
【0026】中間媒体11が熱転写部13を通過した直
後の位置に、熱ローラ17の表面に吸湿性に富んだ紙や
フェルト18などを巻いたクリーナが配置され、中間媒
体11の表面に接触している。中間媒体11上のワック
スインクの像14は、熱転写部13において、記録紙7
側に容易に熱転写されるが、万一熱転写されずに、中間
媒体11の表面に残った場合は、クリーナによって、加
熱溶融され吸収されるので、印字品質は完全になる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ワックス
インクを直接記録紙7に飛翔させるのでなく、一旦中間
媒体11に記録した後、熱転写部13において、中間媒
体11の裏側から加熱して、ワックスインクの像を記録
紙7に熱転写する構成になっている。そのため、ワック
スジェットヘッドと中間媒体11との関係が一定となる
ので、ワックスインクの飛翔距離などを、最適な条件に
設定し、かつ一定に維持でき、ユーザがどのような記録
紙を使用しても、常時安定して記録品質のすぐれた印字
が可能となる。
【0028】熱転写部は、薄い中間媒体11を加熱でき
れば足り、しかもワックスインクが付着していない裏側
から加熱できるので、従来の熱ローラと違って、効率的
にワックスインクを加熱溶融でき、かつ加熱手段が簡素
で安価となり、消費電力も低減できる。
【0029】記録紙7は、中間媒体11の表面に押しつ
けた状態で紙送りできるので、記録紙の搬送機構を簡素
化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワックスジェット式記録装置の基
本原理を示す側面図である。
【図2】本発明によるワックスジェット式記録装置の実
施例を示す側面図である。
【図3】ワックスジェットヘッドの部分断面・斜視図で
ある。
【図4】従来のワックスインク像の熱定着装置を示す側
面図である。
【符号の説明】
1  インク通路 2  ノズル 6  ヒータ H  ワックスジェット式ヘッド 7  記録紙 8  熱ローラ 9  記録紙上に付着したワックスインクの像9a  
記録紙に吸収・定着されたワックスインクの像11  
中間媒体 12  加熱手段( 熱転写用熱ヘッド )13  熱
転写部 14  中間媒体上のワックスインクの像14a 記録
紙に熱転写されたワックスインクの像15  搬送ロー
ラ 16  プラテンローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ヘッド内で加熱溶融したワックスイン
    クをノズルから噴出させて飛翔させるワックスジェット
    式記録装置において、環状の循環式の中間媒体(11)
    の外面を、ワックスジェット式ヘッド(H) のノズル
    先端と対向配置し、熱転写部(13)において、前記中
    間媒体(11)の内側に配設された加熱手段(12)と
    記録紙(7) との間に、前記の中間媒体(11)を挟
    んでなることを特徴とするワックスジェット式記録装置
  2. 【請求項2】  前記の中間媒体(11)が、耐熱性の
    ある薄いフィルムで構成されていることを特徴とする請
    求項1記載のワックスジェット式記録装置。
JP3008847A 1991-01-29 1991-01-29 ワックスジェット式記録装置 Withdrawn JPH04251747A (ja)

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JP3008847A JPH04251747A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 ワックスジェット式記録装置

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JP3008847A JPH04251747A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 ワックスジェット式記録装置

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JPH04251747A true JPH04251747A (ja) 1992-09-08

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ID=11704144

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JP3008847A Withdrawn JPH04251747A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 ワックスジェット式記録装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5389958A (en) * 1992-11-25 1995-02-14 Tektronix, Inc. Imaging process
US7789502B2 (en) * 2005-11-30 2010-09-07 Xerox Corporation Process and apparatus for ink jet ultraviolet transfuse
US8152290B2 (en) 2008-11-26 2012-04-10 Xerox Corporation Customization of curable ink prints by molding
US9006509B2 (en) 2003-07-18 2015-04-14 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article with high quality ink jet image produced at line speed

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Effective date: 19980514