JPH04251559A - 直流電源装置 - Google Patents
直流電源装置Info
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- JPH04251559A JPH04251559A JP40825790A JP40825790A JPH04251559A JP H04251559 A JPH04251559 A JP H04251559A JP 40825790 A JP40825790 A JP 40825790A JP 40825790 A JP40825790 A JP 40825790A JP H04251559 A JPH04251559 A JP H04251559A
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- voltage
- power supply
- capacitor
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Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 41
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 10
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- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用意された直流電圧電
源の出力電圧に基づき、これよりも高い直流電圧を生成
する直流電源装置に関する。
源の出力電圧に基づき、これよりも高い直流電圧を生成
する直流電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ信号のような交流信号を取扱
うアナログ回路における直流電源の電圧は、各回路ユニ
ットのダイナミックレンジを拡大するため、できるだけ
高い方が望ましい。また、可変容量ダイオードなどを使
用するチューナの選局回路においても、受信バンド幅を
拡大するためには、その回路の直流電源の電圧ができる
だけ高いことが望ましい。
うアナログ回路における直流電源の電圧は、各回路ユニ
ットのダイナミックレンジを拡大するため、できるだけ
高い方が望ましい。また、可変容量ダイオードなどを使
用するチューナの選局回路においても、受信バンド幅を
拡大するためには、その回路の直流電源の電圧ができる
だけ高いことが望ましい。
【0003】さらに、近年、高音質・大出力などの高性
能化、小型化および不要輻射電波の低減化が求められて
いるポータブルオーディオ機器などにおいても、これら
の要請に応えるためには、使用する直流電源の電圧を高
くする必要がある。
能化、小型化および不要輻射電波の低減化が求められて
いるポータブルオーディオ機器などにおいても、これら
の要請に応えるためには、使用する直流電源の電圧を高
くする必要がある。
【0004】図4は、上述したオーディオ機器などに使
用されている従来の直流電源装置Cの構成を示す電源回
路図である。
用されている従来の直流電源装置Cの構成を示す電源回
路図である。
【0005】入力端子P0,P1はバッテリなどの直流
電圧電源Eから直流電圧を入力するための端子であって
、一方の入力端子P0は、直流電圧電源Eの負極側に、
他方の入力端子P1は直流電圧電源Eの正極側に接続さ
れる。
電圧電源Eから直流電圧を入力するための端子であって
、一方の入力端子P0は、直流電圧電源Eの負極側に、
他方の入力端子P1は直流電圧電源Eの正極側に接続さ
れる。
【0006】電圧変換用パルストランスTは、その1次
側巻線にセンタータップを有し、1次側巻線の始端はス
イッチS0を介して上記入力端子P1に、また1次巻線
の終端は別のスイッチS1を介して同じ入力端子P1に
それぞれ接続され、センタータップは別の入力端子P0
に接続されている。
側巻線にセンタータップを有し、1次側巻線の始端はス
イッチS0を介して上記入力端子P1に、また1次巻線
の終端は別のスイッチS1を介して同じ入力端子P1に
それぞれ接続され、センタータップは別の入力端子P0
に接続されている。
【0007】発振回路OSCは上記スイッチS0,S1
を交互にオン・オフ制御するめの回路であって、入力端
子P0,P1から入力される直流電圧を電源電圧として
動作する。
を交互にオン・オフ制御するめの回路であって、入力端
子P0,P1から入力される直流電圧を電源電圧として
動作する。
【0008】上記電圧変換用パルストランスTの2次側
巻線はブリッジ整流回路Bの入力側に接続され、そのブ
リッジ整流回路Bの出力側は1対の出力端子P2,P3
に接続されている。また、上記出力端子P2,P3間に
は平滑コンデンサC1が介挿されている。
巻線はブリッジ整流回路Bの入力側に接続され、そのブ
リッジ整流回路Bの出力側は1対の出力端子P2,P3
に接続されている。また、上記出力端子P2,P3間に
は平滑コンデンサC1が介挿されている。
【0009】上記直流電源装置Cにおいては、次のよう
な動作によって直流電圧電源Eの電圧よりも高い電圧が
生成される。
な動作によって直流電圧電源Eの電圧よりも高い電圧が
生成される。
【0010】発振回路OSCのオン・オフ制御により、
2つのスイッチS0,S1が交互にオン・オフして、ス
イッチS0がオンのときには電路L0から電圧変換用パ
ルストランスTの1次側巻線に断続電流i1が、またス
イッチS1がオンのときには電路L1から同じ1次側巻
線に逆向きの断続電流i2がそれぞれ交互に流れ込み、
センタータップを経て直流電圧電源Eに還流する。
2つのスイッチS0,S1が交互にオン・オフして、ス
イッチS0がオンのときには電路L0から電圧変換用パ
ルストランスTの1次側巻線に断続電流i1が、またス
イッチS1がオンのときには電路L1から同じ1次側巻
線に逆向きの断続電流i2がそれぞれ交互に流れ込み、
センタータップを経て直流電圧電源Eに還流する。
【0011】この断続電流i1,i2によって、電圧変
換用パルストランスTの1次側巻線には、直流電圧電源
Eの電圧をピーク電圧とする交番電圧が生じ、パルスト
ランスTの2次側巻線には1次側巻線との巻数比に比例
して増幅された交番電圧が出力される。この交番電圧は
ブリッジ整流回路Bによって全波整流され、さらに平滑
コンデンサC1で平滑化され、出力端子P2,P3から
は直流電圧電源Eの電圧よりも高い直流電圧が取出され
る。
換用パルストランスTの1次側巻線には、直流電圧電源
Eの電圧をピーク電圧とする交番電圧が生じ、パルスト
ランスTの2次側巻線には1次側巻線との巻数比に比例
して増幅された交番電圧が出力される。この交番電圧は
ブリッジ整流回路Bによって全波整流され、さらに平滑
コンデンサC1で平滑化され、出力端子P2,P3から
は直流電圧電源Eの電圧よりも高い直流電圧が取出され
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の直流電源装置Cでは、直流電圧電源Eの電圧か
ら所望の高電圧を得るのに、電圧変換用パルストランス
Tやブリッジ整流回路Bを用いているので、これらの回
路素子を組込むために大きなスペースが必要になる。そ
の結果、たとえば上記直流電源装置を集積化しようとし
ても、パルストランスTやブリッジ整流回路Bの素子は
スイッチS0,S1などのようには集積回路内に組込む
ことができず、回路の小型化や集積化の上で障害になっ
ていた。
た従来の直流電源装置Cでは、直流電圧電源Eの電圧か
ら所望の高電圧を得るのに、電圧変換用パルストランス
Tやブリッジ整流回路Bを用いているので、これらの回
路素子を組込むために大きなスペースが必要になる。そ
の結果、たとえば上記直流電源装置を集積化しようとし
ても、パルストランスTやブリッジ整流回路Bの素子は
スイッチS0,S1などのようには集積回路内に組込む
ことができず、回路の小型化や集積化の上で障害になっ
ていた。
【0013】また、上記電圧変換用パルストランスTに
は、変換効率を上げるために、立ち上がり・立ち下がり
の急峻な断続電流i1,i2が流される結果、高周波ノ
イズが発生して他の回路や装置の動作を妨害する原因に
なる。そこで、このような高周波ノイズを抑制するため
に、直流電源装置Cの入力端子P0,P1や出力端子P
2,P3にノイズフィルタを設ける必要があり、この点
からも回路の小型化が阻害されていた。
は、変換効率を上げるために、立ち上がり・立ち下がり
の急峻な断続電流i1,i2が流される結果、高周波ノ
イズが発生して他の回路や装置の動作を妨害する原因に
なる。そこで、このような高周波ノイズを抑制するため
に、直流電源装置Cの入力端子P0,P1や出力端子P
2,P3にノイズフィルタを設ける必要があり、この点
からも回路の小型化が阻害されていた。
【0014】なお、所望の直流電圧を得るには、複数の
バッテリを直列接続することによっても実現できるが、
これではバッテリの数が増大してオーディオ機器などの
小型化、軽量化を実現することはできない。
バッテリを直列接続することによっても実現できるが、
これではバッテリの数が増大してオーディオ機器などの
小型化、軽量化を実現することはできない。
【0015】したがって本発明の目的は、小型・軽量化
の可能な直流電源装置を提供することである。
の可能な直流電源装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、直流電圧電源
の正極端子と負極端子との間に直列に接続した第1のス
イッチング素子および第2のスイッチング素子と、前記
第1および第2のスイッチング素子を交互にオン・オフ
制御する制御手段と、前記第1のスイッチング素子に対
して並列接続となるように、第1のスイッチング素子と
第2のスイッチング素子との接続点と、前記直流電圧電
源の正極端子との間に直列に接続され、第2のスイチン
グ素子がオンしたとき前記直流電圧電源とで閉回路を構
成する第1のダイオードおよび第1のコンデンサと、前
記第1のダイオードと第1のコンデンサとの接続点と、
前記直流電圧電源の負極端子との間に直列に接続された
第2のダイオードおよび第2のコンデンサと、前記第2
のコンデンサの端子間電圧を出力電圧として取出す出力
端子とを備えたことを特徴とする直流電源装置である。
の正極端子と負極端子との間に直列に接続した第1のス
イッチング素子および第2のスイッチング素子と、前記
第1および第2のスイッチング素子を交互にオン・オフ
制御する制御手段と、前記第1のスイッチング素子に対
して並列接続となるように、第1のスイッチング素子と
第2のスイッチング素子との接続点と、前記直流電圧電
源の正極端子との間に直列に接続され、第2のスイチン
グ素子がオンしたとき前記直流電圧電源とで閉回路を構
成する第1のダイオードおよび第1のコンデンサと、前
記第1のダイオードと第1のコンデンサとの接続点と、
前記直流電圧電源の負極端子との間に直列に接続された
第2のダイオードおよび第2のコンデンサと、前記第2
のコンデンサの端子間電圧を出力電圧として取出す出力
端子とを備えたことを特徴とする直流電源装置である。
【0017】
【作用】本発明に従えば、制御手段による第1および第
2のスイッチング素子のオン・オフ制御によって、第1
のダイオードを経て第1のコンデンサに充電される電圧
と、直流電圧電源の直流電圧とを加算した電圧が第2の
コンデンサに充電され、その充電電圧が出力電圧として
出力端子から取出される。
2のスイッチング素子のオン・オフ制御によって、第1
のダイオードを経て第1のコンデンサに充電される電圧
と、直流電圧電源の直流電圧とを加算した電圧が第2の
コンデンサに充電され、その充電電圧が出力電圧として
出力端子から取出される。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である直流電源装
置1の基本的な構成を示す電気回路図である。
置1の基本的な構成を示す電気回路図である。
【0019】入力端子2,3はバッテリなどの直流電圧
電源4から直流電圧VEを入力するための端子であって
、一方の入力端子2は、直流電圧電源4の負極側に、他
方の入力端子3は直流電圧電源4の正極側に接続される
。
電源4から直流電圧VEを入力するための端子であって
、一方の入力端子2は、直流電圧電源4の負極側に、他
方の入力端子3は直流電圧電源4の正極側に接続される
。
【0020】上記1対の入力端子2,3間には、2つの
スイッチング素子5,6が直列に接続される。
スイッチング素子5,6が直列に接続される。
【0021】発振回路7は、上記スイッチ5,6を交互
にオン・オフ制御するめの回路であって、たとえばマル
チバイブレータなどで構成され、入力端子2,3から入
力される直流電圧VEを電源電圧として動作する。ここ
では、発振回路7から交互に出力される制御信号V1,
V2のうち、制御信号V1によって第1のスイッチング
素子5がオン状態に、制御信号V2によって第2のスイ
ッチング素子6がオン状態に制御される。
にオン・オフ制御するめの回路であって、たとえばマル
チバイブレータなどで構成され、入力端子2,3から入
力される直流電圧VEを電源電圧として動作する。ここ
では、発振回路7から交互に出力される制御信号V1,
V2のうち、制御信号V1によって第1のスイッチング
素子5がオン状態に、制御信号V2によって第2のスイ
ッチング素子6がオン状態に制御される。
【0022】上述した第1のスイッチング素子5に対し
て、これと並列に、第1のダイオード8と第1のコンデ
ンサ9との直列回路が接続される。すなわち、ダイオー
ド8のアノード側は入力端子3に、カソード側はコンデ
ンサ9の一方の端子に接続され、コンデンサ9の他方の
端子は2つのスイッチング素子5,6の共通接続点Aに
接続される。
て、これと並列に、第1のダイオード8と第1のコンデ
ンサ9との直列回路が接続される。すなわち、ダイオー
ド8のアノード側は入力端子3に、カソード側はコンデ
ンサ9の一方の端子に接続され、コンデンサ9の他方の
端子は2つのスイッチング素子5,6の共通接続点Aに
接続される。
【0023】また上述した第2のスイッチング素子6に
対して、これと並列に、第2のダイオード10と第2の
コンデンサ11との直列回路が接続される。すなわち、
ダイオード10のアノード側は第1のダイオード8と第
1のコンデンサ9との共通接続点Bに、カソード側は第
2のコンデンサ11の一方の端子に接続され、第2のコ
ンデンサ11の他方の端子は入力端子2に接続される。
対して、これと並列に、第2のダイオード10と第2の
コンデンサ11との直列回路が接続される。すなわち、
ダイオード10のアノード側は第1のダイオード8と第
1のコンデンサ9との共通接続点Bに、カソード側は第
2のコンデンサ11の一方の端子に接続され、第2のコ
ンデンサ11の他方の端子は入力端子2に接続される。
【0024】さらに、第2のコンデンサ11の両端子に
は出力端子12,13が接続される。
は出力端子12,13が接続される。
【0025】図2は、上記直流電源装置1の具体的な構
成を示す電気回路図である。この回路では、第1のスイ
ッチング素子5としてPNPトランジスタQ1が、第2
のスイッチング素子6としてNPNトランジスタQ2が
用いられる。
成を示す電気回路図である。この回路では、第1のスイ
ッチング素子5としてPNPトランジスタQ1が、第2
のスイッチング素子6としてNPNトランジスタQ2が
用いられる。
【0026】発振回路7は、NPNトランジスタQ4,
Q5、コンデンサC1,C2、抵抗R7〜R10からな
るマルチバイブレータによって構成される。
Q5、コンデンサC1,C2、抵抗R7〜R10からな
るマルチバイブレータによって構成される。
【0027】上記マルチバイブレータにおけるNPNト
ランジスタQ4のコレクタ側から出力される制御信号V
1は抵抗R3、NPNトランジシタQ3、抵抗R1を介
して論理を反転された後、第1のスイッチング素子5で
あるPNPトランジスタQ1のベースに入力される。ま
た、マルチバイブレータにおけるNPNトランジスタQ
5のコレクタ側から出力される制御信号V2は、抵抗R
2を介して第2のスイッチング素子6であるNPNトラ
ンジスタQ2のベースに入力される。抵抗R4〜R6は
、各トランジスタQ1〜Q3の遮断特性を改善するため
のものである。第3図は、発振回路7である上記マルチ
バイブレータから出力される制御信号V1,V2を示す
波形図である。
ランジスタQ4のコレクタ側から出力される制御信号V
1は抵抗R3、NPNトランジシタQ3、抵抗R1を介
して論理を反転された後、第1のスイッチング素子5で
あるPNPトランジスタQ1のベースに入力される。ま
た、マルチバイブレータにおけるNPNトランジスタQ
5のコレクタ側から出力される制御信号V2は、抵抗R
2を介して第2のスイッチング素子6であるNPNトラ
ンジスタQ2のベースに入力される。抵抗R4〜R6は
、各トランジスタQ1〜Q3の遮断特性を改善するため
のものである。第3図は、発振回路7である上記マルチ
バイブレータから出力される制御信号V1,V2を示す
波形図である。
【0028】次に、図1に基づき、上記直流電源装置1
の動作を説明する。
の動作を説明する。
【0029】発振回路7のオン・オフ制御により、2つ
のスイッチング素子5,6が交互にオン・オフして、第
1のスイッチング素子5がオフで第2のスイッチング素
子6がオンのときには、直流電圧電源4から第1のダイ
オード8を経て第1のコンデンサ9に電流が流れ込み、
コンデンサ9は図1に示す極性に充電される。なお、第
2のコンデンサ11には、スイッチング素子4,5のオ
ン・オフに関係なくダイオード8,10を経て直流電圧
電源4から電流が流れ込み、常に直流電圧電源4の電圧
とほぼ同じ電圧VEが充電される。
のスイッチング素子5,6が交互にオン・オフして、第
1のスイッチング素子5がオフで第2のスイッチング素
子6がオンのときには、直流電圧電源4から第1のダイ
オード8を経て第1のコンデンサ9に電流が流れ込み、
コンデンサ9は図1に示す極性に充電される。なお、第
2のコンデンサ11には、スイッチング素子4,5のオ
ン・オフに関係なくダイオード8,10を経て直流電圧
電源4から電流が流れ込み、常に直流電圧電源4の電圧
とほぼ同じ電圧VEが充電される。
【0030】次に、第1のスイッチイング素子5がオン
で第2のスイオチング素子6がオフになると、直流電圧
電源4に対して第1のコンデンサ9が直列に接続される
。コンデンサ9の充電電圧をVC1とすると、このとき
接続点Bの電位は(VE+VC1)に上昇する。この電
位は第2のコンデンサ11の充電電圧VC2(≒VE)
よりも低いので、第2のダイオード10を経て第2のコ
ンデンサ11に(VE+VC1)の電圧が充電される。
で第2のスイオチング素子6がオフになると、直流電圧
電源4に対して第1のコンデンサ9が直列に接続される
。コンデンサ9の充電電圧をVC1とすると、このとき
接続点Bの電位は(VE+VC1)に上昇する。この電
位は第2のコンデンサ11の充電電圧VC2(≒VE)
よりも低いので、第2のダイオード10を経て第2のコ
ンデンサ11に(VE+VC1)の電圧が充電される。
【0031】上記動作を繰返すことによって、出力端子
12,13間には(VE+VC1)の直流電圧が出力さ
れることになる。ここで、スイッチング素子5,6やダ
イオード8,10の電圧降下を無視すると、第1のコン
デンサ9の充電電圧VC1はVE、第2のコンデンサ1
1の充電電圧(VE+VC1)は2VEとなり、出力端
子12,13間には直流電圧電源4の電圧VEの2倍の
電圧が取出されることになる。
12,13間には(VE+VC1)の直流電圧が出力さ
れることになる。ここで、スイッチング素子5,6やダ
イオード8,10の電圧降下を無視すると、第1のコン
デンサ9の充電電圧VC1はVE、第2のコンデンサ1
1の充電電圧(VE+VC1)は2VEとなり、出力端
子12,13間には直流電圧電源4の電圧VEの2倍の
電圧が取出されることになる。
【0032】図2に示す具体的構成の回路では、発振回
路7を構成するマルチバイブレータから出力される制御
信号V1,V2が、図3に示すように交互にハイレベル
となり、制御信号V1がハイレベルとなったとき、第2
のスイッチング素子6であるトランジスタQ2がオンと
なる。また、制御信号V2がハイレベルになるとトラン
ジシタQ3がオンとなって、第1のスイッチイング素子
5であるトランジスタQ1のベース電位が低下し、この
トランジスタQ1がオンとなる。このようにして、図1
の回路と同様の動作が行われる。
路7を構成するマルチバイブレータから出力される制御
信号V1,V2が、図3に示すように交互にハイレベル
となり、制御信号V1がハイレベルとなったとき、第2
のスイッチング素子6であるトランジスタQ2がオンと
なる。また、制御信号V2がハイレベルになるとトラン
ジシタQ3がオンとなって、第1のスイッチイング素子
5であるトランジスタQ1のベース電位が低下し、この
トランジスタQ1がオンとなる。このようにして、図1
の回路と同様の動作が行われる。
【0033】なお、図2において発振回路7を構成する
マルチバイブレータの抵抗R7〜R10を、たとえば電
界効果トランジスタなどの能動型可変抵抗素子に代える
ことによって、制御信号V1,V2のデューティ比を可
変調整できるようにしてもよく、この場合には出力電圧
可変/安定化制御を実現できる。
マルチバイブレータの抵抗R7〜R10を、たとえば電
界効果トランジスタなどの能動型可変抵抗素子に代える
ことによって、制御信号V1,V2のデューティ比を可
変調整できるようにしてもよく、この場合には出力電圧
可変/安定化制御を実現できる。
【0034】また、図1の回路構成において、第2のコ
ンデンサ11を新たな直流電源と見立て、このコンデン
サ11の次段に図1と同じ構成の回路を縦続接続するこ
とによって、直流電源4の電圧VEの2倍以上の直流電
圧を出力する直流電源装置とすることもできる。
ンデンサ11を新たな直流電源と見立て、このコンデン
サ11の次段に図1と同じ構成の回路を縦続接続するこ
とによって、直流電源4の電圧VEの2倍以上の直流電
圧を出力する直流電源装置とすることもできる。
【0035】さらに、実施例におけるスイッチング素子
5、6やダイオード8,10として、電圧利用効率のよ
いパワーMOSFETやショットキーバリヤダイオード
を用いてもよい。
5、6やダイオード8,10として、電圧利用効率のよ
いパワーMOSFETやショットキーバリヤダイオード
を用いてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1およ
び第2のスイッチング素子のオン・オフ制御によって、
第1のダイオードを経て第1のコンデンサに充電される
電圧と、直流電圧電源の直流電圧とを加算した電圧を第
2のコンデンサに充電し、その充電電圧を出力電圧とし
て取出すようにしているので、従来のように電圧変換用
パルストランスやブリッジ整流回路が不要で、小型・軽
量化が可能となる。
び第2のスイッチング素子のオン・オフ制御によって、
第1のダイオードを経て第1のコンデンサに充電される
電圧と、直流電圧電源の直流電圧とを加算した電圧を第
2のコンデンサに充電し、その充電電圧を出力電圧とし
て取出すようにしているので、従来のように電圧変換用
パルストランスやブリッジ整流回路が不要で、小型・軽
量化が可能となる。
【図1】本発明の一実施例である直流電源装置1の基本
的な構成を示す電気回路図である。
的な構成を示す電気回路図である。
【図2】直流電源装置1の具体的な構成を示す電気回路
図である。
図である。
【図3】直流電源装置1における発振回路の出力波形を
示す波形図である。
示す波形図である。
【図4】従来の直流電源装置1の構成を示す電気回路図
である
である
1 直流電源装置
2 入力端子
3 入力端子
4 直流電圧電源
5 第1のスイッチング素子
6 第2のスイッチング素子
7 発振回路
8 第1のダイオード
9 第1のコンデンサ
10 第2のダイオード
11 第2のコンデンサ
12 出力端子
13 出力端子
Claims (1)
- 【請求項1】 直流電圧電源の正極端子と負極端子と
の間に直列に接続した第1のスイッチング素子および第
2のスイッチング素子と、前記第1および第2のスイッ
チング素子を交互にオン・オフ制御する制御手段と、前
記第1のスイッチング素子に対して並列接続となるよう
に、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子
との接続点と、前記直流電圧電源の正極端子との間に直
列に接続され、第2のスイチング素子がオンしたとき前
記直流電圧電源とで閉回路を構成する第1のダイオード
および第1のコンデンサと、前記第1のダイオードと第
1のコンデンサとの接続点と、前記直流電圧電源の負極
端子との間に直列に接続された第2のダイオードおよび
第2のコンデンサと、前記第2のコンデンサの端子間電
圧を出力電圧として取出す出力端子とを備えたことを特
徴とする直流電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40825790A JPH04251559A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 直流電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40825790A JPH04251559A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 直流電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04251559A true JPH04251559A (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=18517737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40825790A Pending JPH04251559A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 直流電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04251559A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08149800A (ja) * | 1994-11-22 | 1996-06-07 | Yasuo Nakano | 電圧変換装置 |
US6534961B2 (en) | 2000-05-19 | 2003-03-18 | Per-Olof Brandt | Compact DC/DC converter circuit |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP40825790A patent/JPH04251559A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08149800A (ja) * | 1994-11-22 | 1996-06-07 | Yasuo Nakano | 電圧変換装置 |
US6534961B2 (en) | 2000-05-19 | 2003-03-18 | Per-Olof Brandt | Compact DC/DC converter circuit |
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