JPH0424998Y2 - - Google Patents

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JPH0424998Y2
JPH0424998Y2 JP2099088U JP2099088U JPH0424998Y2 JP H0424998 Y2 JPH0424998 Y2 JP H0424998Y2 JP 2099088 U JP2099088 U JP 2099088U JP 2099088 U JP2099088 U JP 2099088U JP H0424998 Y2 JPH0424998 Y2 JP H0424998Y2
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partition plate
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、箱型の家具や書棚等の通気性を保つ
為の空気孔具に関する。
《従来の技術》 従来、箱型の家具の場合の空気孔具aは第10
図に示した如く、外観上から家具Aの側板bや背
板cに設けられることが多い。
そしてこの空気孔具としては、第11図、第1
2図に示したように、プラスチツク等による本体
dの頂板部d′に複数個の通気孔e…を貫通し、頂
板部d′から背部側へ突設した筒状部d″を、家具A
の側板bや背板c等による取付板fに貫通した取
付孔gに嵌着するようにしたものが知られてい
る。
《考案が解決しようとする課題》 このため上記空気孔具によるときは、家具Aを
部屋の壁面hや他の家具等に近接して設置する
と、上記頂板部d′、又はその周縁部dが第11
図、第12図に示したように、壁面h等に押当し
てしまいこれにより、通気孔e…からの空気の逃
げが悪くなつたり、通気孔e…が閉じられるに至
り、この結果扉iの開閉時に家具Aの内部が真空
状態になるので、扉iの開閉が非常に重くなつた
り、扉iが閉じ切らなくなつたり、又家具Aの通
気が十分に行なわれなくなる等の不都合を生じる
問題点を有していた。
本考案は、従来技術がもつこのような問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、家具が部屋の壁面その他のものに接触して
設置された場合でも、空気の流通が阻止されてし
まうことのない家具等の空気孔具を提供しようと
するものである。
《課題を解決するための手段》 本考案は上記の目的を達成するため本体が、家
具等の取付板に貫通した取付孔に嵌着される所要
形状の筒状部と、該筒状部の内周側に連設された
隔壁板部と、上記取付板の取付孔の周辺外面に押
当可能な外向きのフランジとを有し、上記隔壁板
部の外面側には通気空所を凹設し、当該隔壁板部
には、その外面側と内面側とを連通する連通孔を
貫設すると共に、上記フランジの外面部には所要
数の通気凹溝が、上記通気空所と連通して凹設さ
れてなる家具等の空気孔具を提供しようとするも
のである。
《作用》 空気孔具を、その本体の筒状部が家具の側板又
は背板等の取付板に設けた取付孔に嵌着されるよ
うにして取り付けられたとき、この空気孔具が部
屋の壁面等に接触してしまつたり、邪魔物がフラ
ンジと押当されるようなことがあつても、フラン
ジの通気凹溝は閉塞されず、従つてこれと連通の
通気空所そして連通孔とにより形成される通気路
を介して家具の内外部は空気の流通を遮断される
ことがない。
《実施例》 以下本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
第1図ないし第8図において、本体1は、例え
ば塩化ビニール樹脂のようなプラスチツクを用い
射出成形加工等により一体に形成されている。
上記本体1には、図示しない家具の側板、背
板、その他の空気孔を設けようとする部分の取付
板10に貫通した取付孔11に嵌着させる為の筒
状部2と、該筒状部2の内周側に連設された隔壁
板部3と、上記取付孔11にあつて、取付板10
の外面周辺上に押当状態に係止されるように外周
側へ筒状部2から一体に連設された外向きのフラ
ンジ4とが設けられている。
上記筒状部2は、横断面形状を、真円、楕円そ
の他、任意の多角形状等に形成させることがで
き、取付孔11に締り嵌めとなる。
さらに、図示例では上記筒状部2の外周面に
は、第6図に明示した如き突条5を適宜間隔毎
に、多数軸線方向へ突設してあり、これが取付孔
11の内周面に喰い込むことで該取付孔11に対
して本体1を強固に固定できるようにしてある。
上記本体1における図示の隔壁板部3はフラン
ジ4側へ曲突されていて、その外面部3aには通
気空所6が外面に向け開口するよう凹設される
が、この通気空所6は、第1図ないし第6図に示
すように、平面からみて環状にしたり、第7図な
いし第8図に示すように、直線状に設けることが
でき、前者の場合は筒状部2の内側に一個だけ設
けてあり、後者の直線状としたものにあつては、
図示の如く、外面部3aの長径方向へ長く、かつ
適宜間隔毎に、複数個を併設してあり、また図示
されていないが、隔壁板部3を曲折することなく
平板状に形成したときは、通気空所6が環状では
なく円形状となる。
さらに、上記隔壁板部3には、当該第1通気空
所6、すなち、取付孔11外面側と、内面側とを
連通する複数個の連通孔7…が設けられている。
上記通気凹所6を前記の如く環状に形成した場
合は、隔壁板部3に筒状部2の内周側にあつて、
これと相似状の内周壁2aが形成されることとな
るから、上記の連通孔7は、この内周壁2aを貫
通して周方向へ適宜間隔毎にて、複数個軸線方向
へスリツト状に設けられている。
一方、第1の通気凹所6が複数個直線状に並設
されている前記実施例の場合は、その連通孔7
を、当該第1の通気空所6を形成している側壁6
aに貫通して各通気空所6…毎に設けることがで
きる。
また、ここで前記の如く隔壁板部3を平板状に
形成したときは、これに多数の通孔を穿設するこ
とで連通孔7を軸線方向に貫通させればよい。
本考案では、さらに上記本体1におけるフラン
ジ4の外面部4aにあつて所要数の通気凹溝8…
が、その内周端を前記通気空所6に連通させ、か
つその外周端をフランシ4の外周端面に開口して
設けてあり、かくして、本空気孔具の外面側から
内面側に向け、順次通気凹溝8、通気空所6そし
て連通孔7が連続し、これらにより、家具(図示
せず)の内部と外部を連通する通気路9が形成さ
れることとなる。
従つて、上記の空気孔具を前記第4図、第8図
のようにして用いれば、隔壁板部3及びフランジ
4の外面部3a,4aが、部屋の壁面、その他の
邪魔物12と押当接触した際にも、当該邪魔物1
2によつて通気凹溝8が閉塞されることなく従つ
て同上凹溝8と連通する通気空所6、連通孔7を
介して十分な量の空気が内面側へ流入してくるこ
ととなる。
《考案の効果》 本考案は上述の通り構成されているので、家具
等を部屋の壁面等に突き合わせた状態で設置した
場合、又は邪魔物12があつても、該邪魔物12
と家具との間においてフランジ4の外周側がオー
プンスペースとなり、このオープンスペースに通
気凹溝8が通気空所6、連通孔7に連通して開口
されることで通気路9を確保し、これにて家具等
の内外部が連通状態に保たれることとなり、扉の
開閉時にも空気の逃げは十分に取ることとなつて
従来の欠陥を解消することができる。
又、上記の如く通気凹溝8は、他の物との接触
によつて閉じられることはないので、物を乗せる
ことのある家具の天板にも取付けることができる
と共に、書棚等にも採択できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案に係る家具等の空
気孔具の実施例を示しており、第1図はその取付
状態における半断側面図、第2図はその平面図、
第3図は第1図における−線矢視横断面図、
第4図は第1図の矢印イで示す部分の拡大断面
図、第5図、第6図は第3図の矢印ロ及び矢印ハ
で示す部分の拡大横断面図と、拡大底面図、第7
図、第8図は本考案の他の実施例を各々示す平面
図と、半断側面図、第9図は本考案の更に他の実
施例を示す平面図、第10図は従来の家具の空気
孔具を示す斜視図、第11図、第12図は従来の
異種空気孔具を示す各縦断側面図である。 1……本体、2……筒状部、3……隔壁板部、
4……フランジ、4a……フランジの外面部、6
……通気空所、7……連通孔、8……通気凹溝、
10……取付溝、11……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体が、家具等の取付板に貫通した取付孔に嵌
    着される所要形状の筒状部と、該筒状部の内周側
    に連設された隔壁板部と、上記取付板の取付孔の
    周辺外面に押当可能な外向きのフランジとを有
    し、上記隔壁板部の外面側には通気空所を凹設
    し、当該隔壁板部には、その外面側と内面側とを
    連通する連通孔を貫設すると共に、上記フランジ
    の外面部には所要数の通気凹溝が、上記通気空所
    と連通して凹設されてなる家具等の空気孔具。
JP2099088U 1988-02-19 1988-02-19 Expired JPH0424998Y2 (ja)

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JPH01124139U JPH01124139U (ja) 1989-08-23
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