JPH04248690A - Idカード作成方式 - Google Patents

Idカード作成方式

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JPH04248690A
JPH04248690A JP3035630A JP3563091A JPH04248690A JP H04248690 A JPH04248690 A JP H04248690A JP 3035630 A JP3035630 A JP 3035630A JP 3563091 A JP3563091 A JP 3563091A JP H04248690 A JPH04248690 A JP H04248690A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP3035630A
Other languages
English (en)
Inventor
Kojin Isotani
磯谷 湖人
Tomoaki Takahashi
知明 高橋
Motohisa Tomura
元久 戸村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Group Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Publication date
Application filed by N T T DATA TSUSHIN KK, NTT Data Communications Systems Corp filed Critical N T T DATA TSUSHIN KK
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Publication of JPH04248690A publication Critical patent/JPH04248690A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、免許証,パスポート等
の個人の身分を証明するカード(以下、「IDカード」
という)の作成方式に関し、特に該IDカードに貼り付
けられたり、焼き込まれたりしている顔写真の「すりか
え」によるIDカードの偽造を防止可能とするIDカー
ド作成方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、IDカードには本人であることを
証明するために、その本人の顔写真が貼り付けられたり
、焼き込まれたりしている。この顔写真の画像は、一般
には、普通の(特別な加工を行っていない)画像である
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の、従来技術にお
いては、顔写真の画像は、顔画像以外の情報を持っては
いない。従って、顔画像の写真を別の人物の顔画像に貼
の替えたとしても、それを検出することは不可能であり
、他人に悪用される可能性があった。これに対しては、
IDカードの提示と同時に予め登録されている暗証コー
ド等を入力させることも考えられるが、この方式は利用
できない場合もあり、完全な対策とはなり得なかった。 また、これとは別の対策方式として、顔画像の写真中に
、予め定められているIDカード所持者に一意に対応す
る情報を埋め込むことが考えられ。従来、このような情
報の隠蔽方法としては、例えば、松井等による「画像情
報内に文字情報などを忍び込ませるディザ法」(日経コ
ンピュータ・グラフィック,1987年,7月号,12
4〜133頁)が知られている。この方法は、ディザ法
による画像への情報の隠蔽方法であって、白黒画像の輝
度の階調を、例えば4×4の平面内の白黒のパターンに
変換する際に、その配置によって情報を隠蔽するもので
あった。 以下、これをより詳細に説明する。図5は、2×2のブ
ロックを例とした場合の、濃度表示レベル(縦軸方向)
とそのブロックの構造を示すものである。すなわち、レ
ベル0:4C0=1個のブロック レベル1:4C1=4個のブロック レベル2:4C2=6個のブロック レベル3:4C3=4個のブロック レベル4:4C4=1個のブロック がそれぞれ、存在し得る。これらの各々異なるブロック
パターンに、数字データ0,1,2,3,4および5(
横軸方向)を割り当てる。埋め込むべき文字情報は、A
SCIIコードの如き2進数のビット列としてスタック
しておく。また、キャリアとして用いる原画像は、ブロ
ックの表示し得る擬似階調数に量子化しておく。上述の
如き準備の上で、原画像の1画素の濃度が3で、文字情
報源のスタックから2ビットを取り出し、その値が2で
あるならば、図5に示したブロックパターン(■と■の
交点)を密度表示としてディザ画面上に出力する。この
操作を原画像のすべての画素に適用してディザ画像を得
るが、これは原画像の濃度情報を文字情報で変調したの
と同じ効果を表わしている。しかしながら、この方式で
は、例えば、原画像の1画素に対する階調の数ビットが
4×4の2値パターン、すなわち、16ビットに変換さ
れるので、全体の情報量が原画像に比べて約2倍に増大
してしまうという問題がある。また、原画像に対して、
情報を隠蔽せずにディザ画像を作った場合と、情報を隠
蔽した場合とでは、視覚特性を利用して白黒のビットパ
ターンを配置させるディザ法の性質から、画質の劣化が
視覚的に認識されるという問題もある。本発明は上記事
情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
従来の技術における上述の如き問題を解消し、情報量の
増大および画質の劣化なしに、IDカード上の顔写真の
「すりかえ」による偽造を防止可能とするIDカード作
成方式を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、画
像のブロック符号化手段を備えた画像処理装置を有する
IDカード作成装置において、対象人物に関し一意にコ
ードを割り当てる手段と、画像をブロック符号化する際
に、任意のブロック内に前記コードを割り当てる手段と
を設け、前記コードを含む画像を用いてIDカードを作
成することを特徴とするIDカード作成方式によって達
成される。
【0005】
【作用】本発明に係るIDカード作成方式においては、
顔画像をブロック符号化する際に、ブロック内での画素
の代表値の冗長性を利用して、その中に予め定められて
いるIDカード所持者に一意に対応する情報を埋め込む
ので、全体の情報量を圧縮しながら、かつ、画質の劣化
なしに、上述のIDカード所持者に一意に対応する情報
(以下、「識別コード」という)を隠蔽することができ
、IDカード上の顔写真の「すりかえ」による不正使用
を防止できるという効果が得られるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例である、顔画像
への識別コード隠蔽方法の機能ブロック図である。図に
おいて、2は原画像(顔画像)1を入力する画像入力部
、4は画像中に隠蔽すべき文字情報(住所または氏名等
)3を、識別コードに割り当てるコード割り当て部、5
は後に詳述するコード埋め込み部、6は識別コードを含
む画像(埋め込み画像)7を出力する画像出力部を示し
ている。画像入力部2では、原画像1をディジタル化す
る。 コード埋め込み部5は、このディジタル化された画像を
任意のブロックに分割する。この際、画像データの冗長
性により、一つの情報を表わすのに複数のパターンが存
在し得る。つまり、ブロック中のデータを多少変更して
も、その違いが人間の視覚ではほとんど判断できないよ
うなパターンが存在し得る。ここでは、この性質を利用
して、上述のブロックに対応する各々のパターンに前述
の識別コードを埋め込み、この埋め込み画像をIDカー
ドの顔画像として利用するものである。
【0007】図2は、上述のコード埋め込み部5におけ
る処理の概要を示すフローチャートである。以下、図2
に基づいて、コード埋め込み部5における処理の手順を
説明する。まず、画像を4×4のブロックに分割する(
ステップ21)。次に、ステップ22以降では、ブロッ
クの代表値を求めるが、これは、以下の如き手順による
。まず、         E(j)=Σρ(x)/16    
                         
      ・・・・(1)E(j):平均値 ρ(x):各画素の値 j:ブロック番号 により、ブロック内の平均値を求める。次に、ブロック
内の画素の集合をΔとするとき、集合ΔをE(j)<ρ
(x) または E(j)>ρ(x) で、二つの集合Δ1,Δ2に分割する。次に、    
    E1(j)=Σρ(x)/(#Δ1)    
                         
  ・・・・(2)                
x<E(j) および         E2(j)=Σρ(x)/(#Δ2)
                         
      ・・・・(3)            
    x>E(j) の両式により、二つの集合の画素の平均を求める。ここ
では、二つの集合の画素の平均値が次の如き8ビットで
表わされているとする。 E1(j)・・・・・・・10011010E2(j)
・・・・・・・01010111
【0008】埋め込む
情報がある場合、例えば4ビットの情報を読み込み、こ
の4ビットの情報を、上述の二つの集合の画素の平均値
(E1(j)およびE2(j))の下位2ビットに埋め
込む。ここで、「下位2ビットに埋め込む」とは、例え
ば、上記4ビットの値が「1101」であった場合に、
このうちの「11」をE1(j)・・・1001101
0の下位2ビット「10」の代りに、「01」をE2(
j)・・・01010111の下位2ビット「11」の
代りにすることを指している。この処理の結果、上述の
二つの集合の画素の平均値E1(j)およびE2(j)
は、それぞれ、 e1(j)・・・・・・・10011011e2(j)
・・・・・・・01010101となる。これをブロッ
クの代表値として蓄積または出力することになる。図1
は、上述の手順の詳細を示している。まず、ステップ2
2では、ブロックの代表値(ここでは、平均値)を算出
し、埋め込む情報が存在するか否かを判定して(ステッ
プ23)、埋め込む情報が存在する場合は上述の手順で
埋め込みを行って代表値の変更を行う(ステップ24)
というものである。
【0009】次に、上述の如き手順により埋め込まれた
情報(識別コード)を抽出し復元する手順について、図
3を用いて説明する。図3は、埋め込み画像から識別コ
ードを復元する機能のブロック図である。図において、
9は埋め込み画像8を入力する画像入力部、10は入力
された画像から識別コードを抽出し、それから人間が理
解できる文字情報11を出力するコード復元部を示して
いる。画像入力部9では、前述の如きプロセスにより作
成された埋め込み画像8をディジタル化する。コード復
元部10は、このディジタル化された画像から識別コー
ドを読み取り、文字情報11に逆変換する。ここでは、
識別コードの読み取りは、IDカード上の埋め込み画像
から、事前の約束に基づいて、代表値の下位2ビットを
情報として取り出す。その後、これを所定の方式に従っ
て逆変換し、文字情報を復元する。この場合、コード埋
め込みに際して使用する代表値(e1(j)およびe2
(j))は、原画像の代表値(E1(j)およびE2(
j))とは若干異なるものではあるが、冗長性を最大限
に利用しているため、実質的には支障となるような画質
の劣化はない。図4に、文字情報の画像への埋め込みの
実例を示す。図中、12は顔画像であり、13は埋め込
むべき文字情報を示している。もちろん、人間の目で見
る場合には、文字情報13のコード化された識別情報は
、顔画像12中で、それと判別できるものではない。上
記実施例によれば、IDカード上の顔画像の画質の劣化
させることなく、また、情報量を増大させることなしに
、顔画像中に識別コードを埋め込むことが可能になり、
これを検出してIDカード上に記載されている情報と比
較することにより、IDカード上の顔画像の「すりかえ
」を検出できる。なお、上記実施例は本発明の一例を示
したものであり、本発明はこれに限定されるべきもので
はないことは言うまでもない。例えば、ブロック内の画
素の集合を分割する際に、より多数の部分(例えば、4
分割)に分割する方法、画素の値として着目する特性値
の種類によっては、埋め込む情報のビット数を更に増加
させることも可能である点等がある。
【0010】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、画像をブロック符号化する際に、ブロック内での
画素の代表値の下位数ビットに他の情報を埋め込むよう
にしたことにより、情報量の増大および画質の劣化なし
に、画像情報中に他の情報を隠蔽する方法を実現できる
という顕著な効果を奏するものである。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である、顔画像への識別コー
ド隠蔽方法の機能ブロック図である。
【図2】実施例中のコード埋め込み部の動作フローチャ
ートである。
【図3】実施例の埋め込み画像から識別コードを復元す
る機能のブロック図である。
【図4】文字情報の画像への埋め込みの実例を示す図で
ある。
【図5】従来技術の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1:原画像、2:画像入力部、3:文字情報、4:コー
ド割り当て部、5:コード埋め込み部、6:画像出力部
、7,8:埋め込み画像、9:画像入力部、10:コー
ド復元部、11:文字情報。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像のブロック符号化手段を備えた画
    像処理装置を有するIDカード作成装置において、対象
    人物に関し一意にコードを割り当てる手段と、画像をブ
    ロック符号化する際に、任意のブロック内に前記コード
    を割り当てる手段とを設け、前記コードを含む画像を用
    いてIDカードを作成することを特徴とするIDカード
    作成方式。
  2. 【請求項2】  前記ブロック内に前記コードを割り当
    てる手段は、任意のブロック内の画素の代表値の下位数
    ビットに前記コードを埋め込むものであることを特徴と
    する請求項1記載のIDカード作成方式。
  3. 【請求項3】  前記ブロック内に前記コードを割り当
    てる手段は、任意のブロック内の画素の代表値の下位数
    ビットに、前記コードを複数のブロックの画素の代表値
    に分割して埋め込むことを特徴とする請求項1または2
    記載のIDカード作成方式。
  4. 【請求項4】  前記ブロック内での画素の代表値に埋
    め込む前記コードのビット数を、画素の代表値の特性に
    応じて変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のIDカード作成方式。
JP3035630A 1991-02-04 1991-02-04 Idカード作成方式 Pending JPH04248690A (ja)

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JP3035630A JPH04248690A (ja) 1991-02-04 1991-02-04 Idカード作成方式

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