JPH0424815A - ネツトワーク制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ネットワーク管理用コンピュータを介して
ＬＡＮ　（ローカルエリアネットワーク）等の通信ネッ
トワークによってそれぞれ接続された複数の端末コンピ
ュータ間のデータ通信を制御するネットワーク制御シス
テムに関する。

〔従来の技術〕

従来、ＬＡＮ　（ローカルエリアネットワーク）等の通
信ネットワークで相互に接続された各端末コンピュータ
では、各端末コンピュータが自己の日付及び時刻をそれ
ぞれ制御してカウントしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上述のように複数の端末コンピュータが
それぞれ自己の日付及び時刻をカウントしているため、
そのカウントに誤差等が生じれば各端末コンピュータの
日付または時刻（特に時刻が異なってしまい１例えば通
信ネットワーク上でメール通信等のアプリケーションソ
フトを稼動させた場合に、送信元の端末コンピュータと
受信先の端末コンピュータのメールを送受信した日付ま
たは時間が一致しないという不都合があった。

この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、通信
ネットワークによって接続されている各端末コンピュー
タの日付及び時刻を統一できるようにすることを目的と
する。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は上記の目的を達成するため、それぞれ通信ネ
ットワークによって接続された複数の端末コンピュータ
とその各端末コンピュータ間のネットワーク通信を管理
するネットワーク管理用コンピュータとを備えたネット
ワーク制御システムにおいて、複数の端末コンピュータ
には、それぞれネットワーク通信を起動した時に自己の
識別名をネットワーク管理用コンピュータへ送信する手
段と、ネットワーク管理用コンピュータから送信される
日付及び時刻のデータによって自己の日付及び時刻を修
正する日付・時刻修正手段を設けて、ネットワーク管理
用コンピュータには、各端末コンピュータの識別名とそ
の各端末コンピュータが日付及び時刻を修正したか否か
を記憶するテーブルと、いずれかの端末コンピュータか
らその識別名を受信するとその識別名によって上記テー
ブルを参照して日付及び時刻未修正ならその端末コンピ
ュータへ日付及び時刻のデータを送信する手段を設けた
ものである。

〔作　用〕

この発明によるネットワーク制御システムは、ネットワ
ーク管理用コンピュータがネットワーク通信を起動した
端末コンピュータから識別名を受信すると、その識別名
を基にテーブルによって日付及び時刻修正したか否かを
参照し、未修正なら日付及び時刻のデータを返送してそ
の端末コンピュータに自己の日付及び時刻を修正させる
ので、通信ネットワークによって接続されている各端末
コンピュータの日付及び時刻をネットワーク管理用コン
ピュータの基準となる日付及び時刻に変更できる。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。

第２図は、この発明によるネットワーク制御システムの
構成を示す図である。

このネットワーク制御システムは、複数の端末コンピュ
ータＰＣＩ〜ＰＣｎとそれらの端末コンピュータＰ　Ｃ
Ｉ　”　Ｐ　Ｃｎ間のネットワーク通信を管理するネッ
トワーク管理用コンピュータ１とがそれぞれの通信ケー
ブル２とアダプタ装置３からなるＬＡＮ等の通信ネット
ワークによって接続されている。

複数の端末コンピュータＰＣＩ〜ＰＣｎは、それぞれＣ
ＰＵ、ＲＯＭ、及びＲＡＭ等によって構成されるマイク
ロコンピュータを内蔵したデータ処理装置、キーボード
又はマウス等の入力装置、ＣＲＴ又はＬＣＤ等の表示装
置等を備えている。

その入力装置は、キーボードなら各種の入カキ−によっ
て、マウスならマウスカーソルによる表示画面中のアイ
コン等の指示によって文字、数字。

記号等の入力やメール通信等のＬＡＮネットワーク通信
の際の各種指示入力等を行なう。

データ処理装置は、ＬＡＮネットワーク通信に係る各種
の処理の他に、ＬＡＮネットワーク通信を起動した時に
自己の識別名をネットワーク管理用コンピュータ１へ送
信する処理、ネットワーク管理用コンピュータ１から送
信される日付及び時刻のデータによって自己の日付及び
時刻を修正する日付・時刻修正処理等を行なう。

表示装置は、その表示画面にメール通信等のＬＡＮネッ
トワーク通信の際の作業画面やその他各種のメツセージ
等を表示する。

また、ネットワーク管理用コンピュータ１は上記の複数
の端末コンピュータと同様に入力装置。

データ処理装置２衷示装置の他に、ＬＡＮネットワーク
通信を管理する処理を行なう装置も備えている。

そのデータ処理装置は、各端末コンピュータＰＣＩ〜Ｐ
Ｃｎ間のＬＡＮネットワーク通信を管理する処理の他に
、各端末コンピュータＰＣＩ〜ＰＣｎの識別名とその各
端末コンピュータＰＣＩ〜ＰＣｎのそれぞれについて日
付及び時刻を修正したか否かを記憶するテーブル（「ネ
ームテーブル」とも称する）を持ち、ＬＡＮネットワー
ク通信に係る処理、及び各端末コンピュータＰＣＩ〜Ｐ
Ｃｎのいずれかによってその識別名を受信するとその識
別名を基にして上記テーブルを参照し、日付及び時刻が
未修正ならその端末コンピュータへ日付及び時刻のデー
タを送信する処理等を行なう。

そして、アダプタ装置３は複数の端末コンピュータＰＣ
Ｉ〜ＰＣｎとネットワーク管理用コンピュータからそれ
ぞれ延びる通信ケーブル２を接続する接続装置である。

第１図は、第２図に示したネットワーク制御システムに
よって各端末コンピュータの日付及び時刻を修正する際
の処理を示すフローチャートである。

始めに、ステップ１でネットワーク管理用コンピュータ
１にネットワーク管理者によってＬＡＮ等の通信ネット
ワークに接続されている各端末コンピュータＰＣＩ〜Ｐ
Ｃｎへ対する日付及び時刻修正要求が発行されると、ネ
ットワーク管理用コンピュータ１は日付及び時刻修正モ
ードに入って待機する。

そして、ステップ７で端末コンピュータＰＣＩがＬＡＮ
ネットワーク通信を起動して（ネットワークプログラム
がロードされる）、ＬＡＮネットワーク上に自己の識別
名（例えばｒＰｃＩＪ　）をブロードキャストタイプで
パケット送信すると。

待機状態のネットワーク管理用コンピュータ１はその識
別名ｒＰｃＩＪを受信して、ステップ２で日付及び時刻
の修正が行なわれたか否かをテーブルを参照することに
よって判断する。

そのテーブルには各端末コンピュータＰＣＩ〜ＰＣｎ毎
に、日付及び時刻の修正が行なわれたものについてはそ
の端末コンピュータの識別名にフラグｒｌＪをたて、未
修正のものはフラグ「Ｏ」になっているので、そのフラ
グの状態によって日付及び時刻の修正完了又は未修正を
判断する。

ネットワーク管理用コンピュータ１は、ステップ２の判
断によって、端末コンピュータＰＣＩの日付及び時刻の
修正が済んでいると判断したらそのまま待機状態になる
が、未修正ならネットワーク管理用コンピュータ１が保
有している基準となる日付及び時刻のデータと日付及び
時刻の修正要求を端末コンピュータＰＣＩへパケット送
信して待機する。

端末コンピュータＰＣＩでは、その日付及び時刻のデー
タと修正要求を受信すると、ステップ８で日付及び時刻
のデータによって自己の日付及び時刻を修正し、ネット
ワーク管理用コンピュータ１へ修正完了を知らせるパケ
ット送信を行なって、他の端末コンピュータとのＬＡＮ
ネットワーク通信の処理に移行する。

そして、待機状態のネットワーク管理用コンピュータ１
は、端末コンピュータＰＣＩから日付及び時刻の修正完
了の知らせを受信すると、ステップ３でテーブルに記憶
している識別名ｒＰｃＩＪにフラグ［１」を立てて待機
状態になる。

次に、端末コンピュータＰＣ２がステップ９でＬＡＮネ
ットワーク通信を起動してＬＡＮネットワーク上に自己
の識別名ｒＰＣ２Ｊ　をブロードキャストタイプでパケ
ット送信すると、待機状態のネットワーク管理用コンピ
ュータ１はその識別名ｒＰｃ２Ｊを受信してステップ４
で日付及び時刻の修正が済んでいるか否かをテーブルを
参照することによって判断する。

ネットワーク管理用コンピュータ１は、ステップ４の判
断によって、端末コンピュータＰＣ２の日付及び時刻の
修正が済んでいると判断したらそのまま待機状態になる
が、未修正なら端末コンピュータＰＣ２へ自己の基準と
なる日付及び時刻のデータと日付及び時刻の修正要求を
端末コンピュータＰＣ２ヘパケット送信して待機する。

端末コンピュータＰＣ２では、その日付及び時刻のデー
タと修正要求を受信すると、ステップ１ｏで自己の日付
及び時刻を修正し、ネットワーク管理用コンピュータ１
へ修正完了を知らせるパケット送信を行なって、他の端
末コンピュータとのＬＡＮネットワーク通信の処理に移
行する。

そして、待機状態のネットワーク管理用コンピュータ１
は、端末コンピュータＰＣ２から日付及び時刻の修正完
了の知らせを受信すると、ステップ５でテーブルに記憶
している識別名ｒＰＣ２Ｊにフラグ「１」を立てて待機
状態になる。

このようにして、ネットワーク管理用コンピュータ１は
ＬＡＮネットワークで接続されている全ての端末コンピ
ュータＰＣＩ〜ＰＣｎの日付及び時刻の修正を完了した
ら、すなわちテーブルに記憶した各識別名に全てフラグ
「１」が立った状態になったら、ステップ６で日付及び
時刻修正が完了したことを判断して、日付及び時刻修正
モードを解除して、ＬＡＮネットワーク通信の管理に係
わる処理等のその他の処理に移る。

第３図は、第２図のネットワーク管理用コンピュータが
送出する日付及び時刻のデータの一例を示す説明図であ
る。

第３図（ａ）に示す日付及び時刻のデータ４は、先頭か
ら順番にデスティネーションアドレス部５゜ソースアド
レス部６．タイプフィールド部７．コントロール部８９
日付・時刻データ部９．及びフレームチエツクシーケン
ス（Ｆｅ２）部１０がらなり、５〜７はそれぞれ送信先
の端末コンピュータのアドレス、送信元アドレス（ネッ
トワーク管理用コンピュータ１のアドレス）、及び送信
しているタイプを格納し、コントロール部８はこの送信
データが日付及び時刻の修正のためであることを示すデ
ータを、フレームチエツクシーケンス（Ｆｅ２）部１０
は受信先端末コンピュータが伝送誤りを検出するための
シーケンスをそれぞれ格納している。

第３図（ｂ）（ｃ）は、それぞれ日付・時刻データ部９
の日付データエリア９ａと時刻データエリア９ｂのパケ
ット通信フォーマットを示す図である。

日付データエリア９ａと時刻データエリア９ｂは共に２
バイトの領域を持ち、日付データエリア９ａには先頭の
７ビツトに年数を１次の４ビツトに月を、最後の５ビツ
トに日をそれぞれビットパターンで格納し、同様にして
時刻データエリア９ｂには先頭の５ビツトに時を、次の
６ビツトに分を、最後の５ビツトに秒数／２をビットパ
ターンでそれぞれ格納する。

なお、上述の例ではＬＡＮ等の通信ネットワークで接続
されている全ての端末コンピュータの日付及び時刻を修
正するが、特定の端末コンピュータや現在起動している
端末コンピュータにのみ日付及び時刻のデータと修正要
求を送信して、それらの端末コンピュータだけを修正す
るようにしてもよい。

また、ネットワーク管理用コンピュータと各端末コンピ
ュータ間に時差があれば、その時差を加味した日付及び
時刻のデータを送出するようにすればより便利である。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、この発明のネットワーク制御
システムによれば、通信ネットワークで接続されている
各端末コンピュータが起動すると。

ネットワーク管理用コンピュータが自己の保有している
基準となる日付及び時刻によって、その起動した端末コ
ンピュータに対して日付及び時刻を修正させるので、ネ
ットワークに接続されている各端末コンピュータの日付
及び時刻を統一することができる。

したがって、メール通信やリモートファイルの参照等の
際に日付や時刻が一致しないということがなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第２図のネットワーク制御システムによって各
端末コンピュータの日付及び時刻を修正する際の処理の
フロー図、 第２図はこの発明の一実施例であるネットワーク制御シ
ステムの構成を示す図、 第３図は第２図のネットワーク管理用コンピュータが送
出する日付及び時刻のデータの一例を示す説明図である
。 ＰＣＩ〜ＰＣｎ・・・端末コンピュータト・・ネットワ
ーク管理用コンピュータ２・・・通信ケーブル　　　　
　３・・・アダプタ装置４・・・日付及び時刻のデータ ５・・デスティネーションアドレス部 ６・・・ソースアドレス部 ７・・・タイプフィールド部　　８・・・コントロール
部９・・・日付・時刻データ部 ９ａ・・・日付データエリア

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　それぞれ通信ネットワークによつて接続された複数
   の端末コンピュータとその各端末コンピュータ間のネッ
   トワーク通信を管理するネットワーク管理用コンピュー
   タとを備えたネットワーク制御システムにおいて、 前記複数の端末コンピュータには、それぞれネットワー
   ク通信を起動した時に自己の識別名をネットワーク管理
   用コンピユータへ送信する手段と、ネットワーク管理用
   コンピュータから送信される日付及び時刻のデータによ
   つて自己の日付及び時刻を修正する日付・時刻修正手段
   とを設けて、前記ネットワーク管理用コンピュータには
   、各端末コンピュータの識別名とその各端末コンピュー
   タが日付及び時刻を修正したか否かを記憶するテーブル
   と、いずれかの端末コンピュータからその識別名を受信
   するとその識別名によつて前記テーブルを参照して日付
   及び時刻未修正ならその端末コンピュータへ日付及び時
   刻のデータを送信する手段とを設けたことを特徴とする
   ネットワーク制御システム。