JPH04247220A - 脱硝装置 - Google Patents

脱硝装置

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JPH04247220A
JPH04247220A JP3033364A JP3336491A JPH04247220A JP H04247220 A JPH04247220 A JP H04247220A JP 3033364 A JP3033364 A JP 3033364A JP 3336491 A JP3336491 A JP 3336491A JP H04247220 A JPH04247220 A JP H04247220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reducing agent
denitrification
flue
catalyst layer
exhaust gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP3033364A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Murakami
敏夫 村上
Tsuneo Yoshitake
吉武 庸夫
Tomihisa Ishikawa
石川 富久
Isato Morita
勇人 森田
Masato Mukai
正人 向井
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばガスタービン、
ボイラなどの燃焼設備から排出される高温排ガス中に含
まれている窒素酸化物を低減するための脱硝装置に係り
、特にその脱硝装置内の材質に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9ないし図11は従来のこの種脱硝装
置を説明するための図であり、図9は脱硝装置の概略構
成図、図10は図9におけるA部の拡大断面図、図11
は図9におけるB部の拡大断面図である。図中の1は高
効率ガスタービンから排出される窒素酸化物を含有して
いる排ガス、2は脱硝装置出口排ガス、3はガスタービ
ン出口の煙道、4はアンモニア注入装置、5は脱硝触媒
層、6はシールプレート、7は脱硝反応器、9はアンモ
ニア注入ノズル、10は煙道外部ケーシング、11はス
タツトボルト、12は当て板、13は内部保温材、14
はライナープレートである。回転子(回転羽根)を例え
ばセラミツクスなどの耐熱性材料で製作するとともに、
蒸気を極めて高温のまま使用する高効率ガスタービンパ
イロツトプラントに組み込まれた触媒式脱硝装置の場合
は、定格排ガス温度が575℃、設計温度が608℃で
一般の触媒式脱硝装置の排ガス温度(250〜400℃
)に比べてかなり高温である。同図に示すように、脱硝
反応器7の上流側にはアンモニア注入装置4が配置され
ており、ここからNOxを還元するためのアンモニアガ
スを煙道3内を流れる排ガス中に注入する。排ガスと均
一に混合されたアンモニアガスは脱硝触媒層5に至り、
排ガス中のNOxは無公害な窒素と水に還元される。前
述のように処理ガス温度がかなり高温であるため、例え
ばアンモニア注入装置4の配管またはノズルあるいはラ
イナープレート14などの装置材料がSUS304の如
きステンレス鋼が一般に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この高温脱
硝装置の場合、十分な脱硝効率が得られないという欠点
を有している。本発明者らはこの脱硝効率の低下の原因
について種々検討した結果、排ガス中の酸素と、注入し
たアンモニアガスと、排ガスならびにアンモニアガスと
接触する部分の装置材料が関係していることを解明した
。すなわち、前述のような高温状態(450℃以上)に
おいては、脱硝反応用に注入されたアンモニアガスが、
装置の鉄系材料(ステンレス鋼)の触媒作用により、排
ガス中の酸素と反応してNOxを生成し、脱硝反応器7
の入口のNOx濃度が増加する。一方、脱硝反応用に注
入されたアンモニアガスは、前述のようにして一部がN
Oxに酸化(すなわち消費)されてしまうため、脱硝反
応器7の入口では予定のアンモニア濃度より低下してし
まう。この両方の理由で、脱硝効率の低下を招くことが
わかつた。
【0004】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、脱硝効率の高い脱硝装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
、本発明は、窒素酸化物ならびに酸素を含む排ガスが流
通する煙道と、その煙道内に配置された脱硝触媒層と、
前記煙道内でかつ脱硝触媒層の上流に設けられた還元剤
注入装置とを備えた脱硝装置において、前記煙道内で脱
硝触媒層の上流に配置されかつ排ガスならびに還元剤と
接触する例えば煙道の内装部材あるいは還元剤注入装置
などの装置部材の少なくとも表面が、例えばアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金などの還元剤に対して不活性
な材料で構成されていることを特徴とするものである。 前記目的を達成するため、さらに本発明は、窒素酸化物
ならびに酸素を含む排ガスが流通する煙道と、その煙道
内に配置された脱硝触媒層と、前記煙道内でかつ脱硝触
媒層の上流に設けられた還元剤注入装置とを備えた脱硝
装置において、前記脱硝触媒層が、枠体と、その枠体内
に積層された板状触媒と、前記枠体と板状触媒との間に
配置されたスペーサとを備え、前記スペーサの排ガスな
らびに還元剤と接触する表面が例えばアルミニウムまた
はアルミニウム合金などの前記還元剤に対して不活性な
材料で構成されていることを特徴とするものである。前
記目的を達成するため、さらに本発明は、窒素酸化物な
らびに酸素を含む排ガスが流通する煙道と、その煙道内
に配置された脱硝触媒層と、前記煙道内でかつ脱硝触媒
層の上流に設けられた還元剤注入装置とを備えた脱硝装
置において、前記脱硝触媒層が、枠体と、その枠体内に
積層された板状触媒とを備え、前記枠体の排ガスならび
に還元剤と接触する表面が例えばアルミニウムまたはア
ルミニウム合金などの前記還元剤に対して不活性な材料
で構成されていることを特徴とするものである。 前記目的を達成するため、さらに本発明は、窒素酸化物
ならびに酸素を含む排ガスが流通する煙道と、その煙道
内に配置された脱硝触媒層と、前記煙道内でかつ脱硝触
媒層の上流に設けられた還元剤注入装置とを備えた脱硝
装置において、前記煙道内で脱硝触媒層の上流に配置さ
れかつ排ガスならびに還元剤と接触する例えば煙道の内
装部材あるいは還元剤注入装置などの装置部材の少なく
とも表面が、例えばアルミニウムまたはアルミニウム合
金などの還元剤に対して不活性な材料で構成され、かつ
前記脱硝触媒層が、枠体と、その枠体内に積層された板
状触媒と、その枠体と板状触媒との間に配置されたスペ
ーサとを備え、前記スペーサの排ガスならびに還元剤と
接触する表面も例えばアルミニウムまたはアルミニウム
合金などの前記還元剤に対して不活性な材料で構成され
ていることを特徴とするものである。前記目的を達成す
るため、さらに本発明は、窒素酸化物ならびに酸素を含
む排ガスが流通する煙道と、その煙道内に配置された脱
硝触媒層と、前記煙道内でかつ脱硝触媒層の上流に設け
られた還元剤注入装置とを備えた脱硝装置において、前
記煙道内で脱硝触媒層の上流に配置されかつ排ガスなら
びに還元剤と接触する例えば煙道の内装部材あるいは還
元剤注入装置などの装置部材の少なくとも表面が、例え
ばアルミニウムまたはアルミニウム合金などの還元剤に
対して不活性な材料で構成され、かつ前記脱硝触媒層が
、枠体と、その枠体内に積層された板状触媒とを備え、
前記枠体の排ガスならびに還元剤と接触する表面も例え
ばアルミニウムまたはアルミニウム合金などの前記還元
剤に対して不活性な材料で構成されていることを特徴と
するものである。
【0006】
【作用】本発明は前述したように、煙道内で脱硝触媒層
の上流に配置されかつ排ガスならびに還元剤と接触する
装置部材の少なくとも表面、あるいは脱硝触媒層を構成
するための枠体またはスベーサの排ガスならびに還元剤
と接触する表面が、還元剤に対して不活性な材料で構成
されている。そのため、従来のように還元剤(アンモニ
アガスなど)が酸化されて排ガス中のNOx濃度が増加
したり、あるいは還元剤の無駄な消費がなくなり、脱硝
効率の低下を有効に解消することがてきる。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を図面とともに説明する
。図1は実施例に係る脱硝装置の概略構成図、図2は図
1におけるA部の拡大断面図、図3は図1におけるB部
の拡大断面図である。図中の1は高効率ガスタービンパ
イロツトプラントのガスタービンから排出される排ガス
(定格処理ガス温度:575℃、設計温度:608℃)
、2は脱硝装置出口排ガス、3はガスタービン出口の煙
道、4はアンモニア注入装置、5は後述する脱硝ユニツ
トを多数積層して一体化された脱硝触媒層、6はシール
プレート、7は前記脱硝触媒層5を含む脱硝反応器、8
は反応器内部架構、9はアンモニア注入ノズル、10は
煙道外部ケーシング、11はスタツトボルト、12は当
て板、13は内部保温材、14はライナープレートであ
る。脱硝反応器7よりも上流側に配置されているライナ
ープレート14、アンモニア注入装置4の配管ならびに
アンモニア注入ノズル9は、例えばSUS304の如き
ステンレス鋼で構成されている。そしてこれらの内面は
、アルミニウム(表面層が酸化アルミニウムになつてい
る場合も含む)からなる還元剤(アンモニアガス)に対
して不活性な不活性膜15によつて覆われている。この
不活性膜15は、アルミニウム溶着などによつて形成さ
れる。この実施例ではステンレス鋼の表面に不活性膜1
5を形成したが、ライナープレート14、アンモニア注
入装置4の配管ならびにアンモニア注入ノズル9をアル
ミニウム鋼板単独で構成することもできる。ステンレス
鋼(SUS304)板と、そのステンレス鋼板の表面を
アルミニウムの不活性膜15を覆つた同一の大きさの試
験片を各々一定温度に保持し、そこへ下記組成の排ガス
を流通させ、試験片出口側に生成するNOx濃度を測定
して、アンモニアの酸化率を演算した結果を図4に示す
。図中の点線はステンレス鋼板単独のもの、実線はステ
ンレス鋼板の表面が不活性膜15で覆われたものの特性
曲線である。 なお、アンモニアの酸化率は次のようにして演算した。 すなわち、NH3とNOとは次のような関係にあり、4
NH3 +5O2 →4NO+6H2 O測定されたN
Oの濃度は酸化されたNH3 濃度に等しい。従って、
アンモニアの酸化率は、NH3 酸化率=( 測定され
たNO濃度) ×100 / ( 注入したNH3=濃
度) 〔%〕この図から明らかなように、従来のものは
(点線曲線)排ガス温度が450℃を超えるとアンモニ
アの酸化が極端に進行するが、本発明の実施例のものは
アンモニアの酸化が極めて少なく、NOxの増加を有効
に抑制するとともに、アンモニアの消費を抑えることが
できる。
【0008】図5は図1に示した脱硝触媒層5を構成す
るする触媒ユニツトの拡大断面図、図6はその触媒ユニ
ツトに用いられる突起付スペーサの断面図、図7はその
触媒ユニツトに用いられる板状触媒の断面図である。図
5に示すように触媒ユニツト20は、底部に配置された
平板よりなる枠体21と、その枠体21の上に配置され
たスペーサ22と、そのスペーサ22の上に配置された
多数枚の板状触媒23と、最上部の板状触媒23の上に
配置されたスペーサ22と、板状触媒23群の両側に配
置された平板よりなる枠体21と、上部に配置された平
板よりなる枠体21とから四角形のブロツク状に構成さ
れ、全体として紙面に向かって垂直方向に通気性を有し
ている。前記スペーサ22は図6に示すように、所定の
間隔をおいて山型の突起22aが多数形成されており、
このスペーサ22ならびにスペーサ25はステンレス鋼
板(例えばSUS304)の全面をアルミニウム(表面
層が酸化アルミニウムになつている場合も含む)からな
る不活性膜で覆うか、もしくはアルミニウム(表面層が
酸化アルミニウムになつている場合も含む)から構成さ
れている。また、前記板状触媒23は図7に示すように
断面Z字型または断面W字型の突起23aが多数形成さ
れており、1枚ごとにそれぞれ180度ずつ水平方向に
回転した状態で複数枚積み重ねられる。
【0009】図8は触媒ユニツト20の変形例を示す図
である。この例の場合、スペーサ22ならびにスペーサ
25は使用されておらず、その代わりに触媒ユニツト2
0の下部ならびに上部に配置される枠板26(図面では
触媒ユニツト20の下部のみしか図示していない)には
突起26aが形成されている。そしてこの上下の枠板2
6ならびに両側の枠板21は、ステンレス鋼板(例えば
SUS304)の全面をアルミニウム(表面層が酸化ア
ルミニウムになつている場合も含む)からなる不活性膜
で覆うか、もしくはアルミニウム(表面層が酸化アルミ
ニウムになつている場合も含む)から構成されている。 前記実施例では煙道の内装部材(ライナープレート)、
アンモニア注入装置の配管ならびにアンモニア注入ノズ
ルの材料、触媒ユニツトのスペーサならびに枠板として
ステンレス鋼板を使用したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えばCr鋼板,Mo鋼板,Cr−M
o鋼板,炭素鋼板,特殊耐熱鋼板などを使用することが
できる。前記実施例では還元剤に対して不活性な材料と
してアルミニウムを使用したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、例えば下記のような材料が使用可能
である。 ■.Al−Cu−Mg,Al−Cu−Mg−Mn,Al
−Cu−Mg−Mn−Si,Al−Cu−Ni−Mgな
どのAl−Cu系合金。 ■.Al−Mg−MnなどのAl−Mg系合金。 ■.Al−Mn系合金。 ■.Al−Mg−Si系合金。 ■.Al−Zn−Mg系合金。 ■.アルミナ,ベリリア,マグネシア,ジルコニア,イ
ツトリア,トリア,ステアタイ  トなどの酸化物セラ
ミツクス。 ■.炭化ケイ素,炭化ホウ素などの無機炭化物。 ■.窒化ホウ素,窒化アルミニウム,窒化ケイ素,窒化
チタンなどの無機窒化物。 ■.チタン,モリブデン,タングステンまたはこれらを
ベースメタルとする合金。
【0010】
【発明の効果】本発明は前述したように、煙道内で脱硝
触媒層の上流に配置されかつ排ガスならびに還元剤と接
触する装置部材の少なくとも表面、あるいは脱硝触媒層
を構成するための枠体またはスベーサの排ガスならびに
還元剤と接触する表面が、還元剤に対して不活性な材料
で構成されている。そのため、従来のように還元剤(ア
ンモニアガスなど)が酸化されて排ガス中のNOx濃度
が増加したり、あるいは還元剤の無駄な消費がなくなり
、脱硝効率の低下を有効に解消することがてき、従って
常に高い脱硝効率が維持できる脱硝装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る脱硝装置の概略構成
図である。
【図2】図1におけるA部の拡大断面図である。
【図3】図1におけるB部の拡大断面図である。
【図4】排ガス温度とアンモニア酸化率との関係を示す
特性図である。
【図5】前記脱硝装置に用いる触媒ユニツトの概略構成
図である。
【図6】その触媒ユニツトに用いる突起付スペーサの断
面図である。
【図7】その触媒ユニツトに用いる板状触媒の断面図で
ある。
【図8】触媒ユニツトの変形例を示す概略構成図である
【図9】従来例に係る脱硝装置の概略構成図である。
【図10】図9におけるA部の拡大断面図である。
【図11】図9図におけるB部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1  ガスタービン出口排ガス 2  脱硝装置出口排ガス 3  ガスタービン出口煙道 4  アンモニア注入装置 5  脱硝触媒層 14  ライナープレート 15  不活性膜 20  触媒ユニツト 21  枠体 22、24  突起付スペーザ 25  板状スペーサ 26  突起付枠体

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  窒素酸化物ならびに酸素を含む排ガス
    が流通する煙道と、その煙道内に配置された脱硝触媒層
    と、前記煙道内でかつ脱硝触媒層の上流に設けられた還
    元剤注入装置とを備えた脱硝装置において、前記煙道内
    で脱硝触媒層の上流に配置されかつ排ガスならびに還元
    剤と接触する装置部材の少なくとも表面が、還元剤に対
    して不活性な材料で構成されていることを特徴とする脱
    硝装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載において、前記還元剤に
    対して不活性な材料がアルミニウムまたはアルミニウム
    化合物であることを特徴とする脱硝装置。
  3. 【請求項3】  請求項1ならびに請求項2記載におい
    て、前記脱硝触媒層の上流に配置される装置部材が、前
    記煙道の内装部材であることを特徴とする脱硝装置。
  4. 【請求項4】  請求項3記載において、前記煙道の内
    装部材が耐熱性材料で構成され、その耐熱性材料の表面
    が還元剤に対して不活性な不活性膜で覆われていること
    を特徴とする脱硝装置。
  5. 【請求項5】  請求項1記載において、前記脱硝触媒
    層の上流に配置される装置部材が、前記還元剤注入装置
    であることを特徴とする脱硝装置。
  6. 【請求項6】  請求項5記載において、前記還元剤注
    入装置が耐熱性材料で構成され、その耐熱性材料の表面
    が還元剤に対して不活性な不活性膜で覆われていること
    を特徴とする脱硝装置。
  7. 【請求項7】  窒素酸化物ならびに酸素を含む排ガス
    が流通する煙道と、その煙道内に配置された脱硝触媒層
    と、前記煙道内でかつ脱硝触媒層の上流に設けられた還
    元剤注入装置とを備えた脱硝装置において、前記脱硝触
    媒層が、枠体と、その枠体内に積層された板状触媒と、
    前記枠体と板状触媒との間に配置されたスペーサとを備
    え、前記スペーサの排ガスならびに還元剤と接触する表
    面が前記還元剤に対して不活性な材料で構成されている
    ことを特徴とする脱硝装置。
  8. 【請求項8】  請求項7記載において、前記還元剤に
    対して不活性な材料がアルミニウムまたはアルミニウム
    化合物であることを特徴とする脱硝装置。
  9. 【請求項9】  窒素酸化物ならびに酸素を含む排ガス
    が流通する煙道と、その煙道内に配置された脱硝触媒層
    と、前記煙道内でかつ脱硝触媒層の上流に設けられた還
    元剤注入装置とを備えた脱硝装置において、前記脱硝触
    媒層が、枠体と、その枠体内に積層された板状触媒とを
    備え、前記枠体の排ガスならびに還元剤と接触する表面
    が前記還元剤に対して不活性な材料で構成されているこ
    とを特徴とする脱硝装置。
  10. 【請求項10】  請求項9記載において、前記枠体が
    還元剤に対して不活性な材料がアルミニウムまたはアル
    ミニウム化合物であることを特徴とする脱硝装置。
  11. 【請求項11】  窒素酸化物ならびに酸素を含む排ガ
    スが流通する煙道と、その煙道内に配置された脱硝触媒
    層と、前記煙道内でかつ脱硝触媒層の上流に設けられた
    還元剤注入装置とを備えた脱硝装置において、前記煙道
    内で脱硝触媒層の上流に配置されかつ排ガスならびに還
    元剤と接触する装置部材の少なくとも表面が還元剤に対
    して不活性な材料で構成され、かつ前記脱硝触媒層が、
    枠体と、その枠体内に積層された板状触媒と、その枠体
    と板状触媒との間に配置されたスペーサとを備え、前記
    スペーサの排ガスならびに還元剤と接触する表面が前記
    還元剤に対して不活性な材料で構成されていることを特
    徴とする脱硝装置。
  12. 【請求項12】  請求項11記載において、前記還元
    剤に対して不活性な材料がアルミニウムまたはアルミニ
    ウム化合物であることを特徴とする脱硝装置。
  13. 【請求項13】  窒素酸化物ならびに酸素を含む排ガ
    スが流通する煙道と、その煙道内に配置された脱硝触媒
    層と、前記煙道内でかつ脱硝触媒層の上流に設けられた
    還元剤注入装置とを備えた脱硝装置において、前記煙道
    内で脱硝触媒層の上流に配置されかつ排ガスならびに還
    元剤と接触する装置部材の少なくとも表面が、還元剤に
    対して不活性な材料で構成され、かつ前記脱硝触媒層が
    枠体と、その枠体内に積層された板状触媒とを備え、前
    記枠体の排ガスならびに還元剤と接触する表面が前記還
    元剤に対して不活性な材料で構成されていることを特徴
    とする脱硝装置。
  14. 【請求項14】  請求項13記載において、前記還元
    剤に対して不活性な材料がアルミニウムまたはアルミニ
    ウム化合物であることを特徴とする脱硝装置。
JP3033364A 1991-02-04 1991-02-04 脱硝装置 Pending JPH04247220A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015222163A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 三菱日立パワーシステムズ株式会社 脱硝設備及び触媒の交換方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015222163A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 三菱日立パワーシステムズ株式会社 脱硝設備及び触媒の交換方法

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