JPH04246334A - 核磁気共鳴検査装置 - Google Patents
核磁気共鳴検査装置Info
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- JPH04246334A JPH04246334A JP3032366A JP3236691A JPH04246334A JP H04246334 A JPH04246334 A JP H04246334A JP 3032366 A JP3032366 A JP 3032366A JP 3236691 A JP3236691 A JP 3236691A JP H04246334 A JPH04246334 A JP H04246334A
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Links
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Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、核磁気共鳴(NMR
)を利用してイメージングを行うMRI装置やスペクト
ロスコピを行うMRS装置などの核磁気共鳴検査装置に
関し、とくに心臓の拍動に同期して被検者からの共鳴信
号データを採取する核磁気共鳴検査装置に関する。
)を利用してイメージングを行うMRI装置やスペクト
ロスコピを行うMRS装置などの核磁気共鳴検査装置に
関し、とくに心臓の拍動に同期して被検者からの共鳴信
号データを採取する核磁気共鳴検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】核磁気共鳴検査装置では、被検者の特定
領域を選択励起し、そこからのエコー信号を受信し、ス
ペクトロスコピを行ったり、特定のスライス面を選択励
起し、そのスライス面内の1軸方向の位置情報をエコー
信号の周波数に、他の軸方向の位置情報をエコー信号の
位相に、それぞれエンコードし、受信したエコー信号を
2次元フーリエ変換することにより上記の2軸方向の位
置情報をデコードして上記のスライス面での断層像を得
るというイメージングを行う。
領域を選択励起し、そこからのエコー信号を受信し、ス
ペクトロスコピを行ったり、特定のスライス面を選択励
起し、そのスライス面内の1軸方向の位置情報をエコー
信号の周波数に、他の軸方向の位置情報をエコー信号の
位相に、それぞれエンコードし、受信したエコー信号を
2次元フーリエ変換することにより上記の2軸方向の位
置情報をデコードして上記のスライス面での断層像を得
るというイメージングを行う。
【0003】心臓あるいは動脈付近の検査を行うとき、
心臓の拍動により検査部位が大きく動くため、その拍動
に同期して共鳴信号データを採取する必要がある。その
ため、従来では被検者の体表面に電極を貼り付けて被検
者の体電位変動を捉え、これを増幅して心電波形を得て
、その心電波形の任意の点(一般にはR波)を基準とし
てトリガ信号を作り、共鳴信号データ採取シーケンスを
このトリガ信号に同期させるようにしている。
心臓の拍動により検査部位が大きく動くため、その拍動
に同期して共鳴信号データを採取する必要がある。その
ため、従来では被検者の体表面に電極を貼り付けて被検
者の体電位変動を捉え、これを増幅して心電波形を得て
、その心電波形の任意の点(一般にはR波)を基準とし
てトリガ信号を作り、共鳴信号データ採取シーケンスを
このトリガ信号に同期させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電極を
被検者の体表面に貼り付けることは被検者にとって不快
なことであるし、面倒であるとともに高価でもある。ま
た核磁気共鳴検査装置では傾斜磁場をパルス状に発生し
て共鳴信号データ採取シーケンスを行うことがあるため
、その交番磁界の影響を受けて体表面に貼り付けた電極
や導電性ケーブルに雑音が混入し、ミストリガを起こし
易い。さらに導電性の電極、ケーブルは核磁気共鳴検査
装置のRFパワーの影響で熱を持つことがあるので、被
検者の電極貼付部に熱傷を生じることもある。
被検者の体表面に貼り付けることは被検者にとって不快
なことであるし、面倒であるとともに高価でもある。ま
た核磁気共鳴検査装置では傾斜磁場をパルス状に発生し
て共鳴信号データ採取シーケンスを行うことがあるため
、その交番磁界の影響を受けて体表面に貼り付けた電極
や導電性ケーブルに雑音が混入し、ミストリガを起こし
易い。さらに導電性の電極、ケーブルは核磁気共鳴検査
装置のRFパワーの影響で熱を持つことがあるので、被
検者の電極貼付部に熱傷を生じることもある。
【0005】また、被検者が撮像中に動くと、再構成画
像にアーティファクトを生じるが、数mm程度の小さな
動きやせき、くしゃみ、しゃっくり、唾の飲み込み、口
や舌や眼球などの動きなどは避けることができず、この
ような動きを監視することも重要である。
像にアーティファクトを生じるが、数mm程度の小さな
動きやせき、くしゃみ、しゃっくり、唾の飲み込み、口
や舌や眼球などの動きなどは避けることができず、この
ような動きを監視することも重要である。
【0006】この発明は、上記に鑑み、パルス状傾斜磁
場などの電磁波雑音に影響されずに心拍に正確に同期し
た共鳴信号データ採取シーケンスを行うことができると
ともに、被検者の動きをも監視できるように改善した、
核磁気共鳴検査装置を提供することを目的とする。
場などの電磁波雑音に影響されずに心拍に正確に同期し
た共鳴信号データ採取シーケンスを行うことができると
ともに、被検者の動きをも監視できるように改善した、
核磁気共鳴検査装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による核磁気共鳴検査装置においては、被
検者の表面に音響伝達手段を取り付け、被検者体内の振
動(音波)を捉え、これを伝達してきて電気信号に変換
し、この電気信号から心臓の拍動による音波成分とそれ
以外の動きによる音波成分とに分離し、前者の成分に応
じて共鳴信号データ採取シーケンスの開始タイミングを
定めるとともに、後者の成分によりアーティファクトの
原因となる動きを監視する。心臓の動きやそれ以外の動
きを音波として捉えるので、非導電性の音響伝達媒体を
用いることができ、パルス状に変化する傾斜磁場などの
電磁波雑音の影響を受けることがまったく無くなり、心
臓の動きに正確に同期した共鳴信号データ採取シーケン
スを行えるとともに、アーティファクトの原因となる動
きの正確な監視ができる。
め、この発明による核磁気共鳴検査装置においては、被
検者の表面に音響伝達手段を取り付け、被検者体内の振
動(音波)を捉え、これを伝達してきて電気信号に変換
し、この電気信号から心臓の拍動による音波成分とそれ
以外の動きによる音波成分とに分離し、前者の成分に応
じて共鳴信号データ採取シーケンスの開始タイミングを
定めるとともに、後者の成分によりアーティファクトの
原因となる動きを監視する。心臓の動きやそれ以外の動
きを音波として捉えるので、非導電性の音響伝達媒体を
用いることができ、パルス状に変化する傾斜磁場などの
電磁波雑音の影響を受けることがまったく無くなり、心
臓の動きに正確に同期した共鳴信号データ採取シーケン
スを行えるとともに、アーティファクトの原因となる動
きの正確な監視ができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例
にかかるMRI装置を示すもので、この図において、被
検者11は主マグネット15及び傾斜コイル14により
形成される静磁場及びそれに重畳して形成される傾斜磁
場内に配置される。被検者11の頸部には、励起用RF
信号の送信用とNMR信号の受信用とを兼ねる頸部用の
RFコイル12が取り付けられる。
照しながら詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例
にかかるMRI装置を示すもので、この図において、被
検者11は主マグネット15及び傾斜コイル14により
形成される静磁場及びそれに重畳して形成される傾斜磁
場内に配置される。被検者11の頸部には、励起用RF
信号の送信用とNMR信号の受信用とを兼ねる頸部用の
RFコイル12が取り付けられる。
【0009】さらにこの実施例では、被検者11の頸部
表面に振動検出プローブ61が取り付けられている。
表面に振動検出プローブ61が取り付けられている。
【0010】傾斜コイル14は、直交3軸の各方向に磁
場強度が傾斜している傾斜磁場をそれぞれ独立に発生す
ることができるように構成されている。直交3軸の傾斜
磁場は、それぞれスライス選択用傾斜磁場Gs、読み出
し(周波数エンコード)用傾斜磁場Gr、位相エンコー
ド用傾斜磁場Gpとする。傾斜コイル14には傾斜磁場
Gs,Gr,Gpの各電源21、22、23から電流が
供給され、各方向の傾斜磁場が形成される。傾斜コイル
14により所定の波形の各傾斜磁場パルスが形成される
ように、この傾斜磁場電源21〜23の供給電流波形が
傾斜磁場制御装置24により制御されている。
場強度が傾斜している傾斜磁場をそれぞれ独立に発生す
ることができるように構成されている。直交3軸の傾斜
磁場は、それぞれスライス選択用傾斜磁場Gs、読み出
し(周波数エンコード)用傾斜磁場Gr、位相エンコー
ド用傾斜磁場Gpとする。傾斜コイル14には傾斜磁場
Gs,Gr,Gpの各電源21、22、23から電流が
供給され、各方向の傾斜磁場が形成される。傾斜コイル
14により所定の波形の各傾斜磁場パルスが形成される
ように、この傾斜磁場電源21〜23の供給電流波形が
傾斜磁場制御装置24により制御されている。
【0011】RFコイル12には、高周波電源33から
送られるRFパルスが供給される。このRFパルスは、
周波数変換器32において、シンセサイザ34からのR
F正弦波信号をキャリア信号として、RF波形発生器3
1からのsinc波形でAM変調したものを、高周波電
源33により増幅したものである。
送られるRFパルスが供給される。このRFパルスは、
周波数変換器32において、シンセサイザ34からのR
F正弦波信号をキャリア信号として、RF波形発生器3
1からのsinc波形でAM変調したものを、高周波電
源33により増幅したものである。
【0012】被検者11にRFコイル12からRFパル
スを照射してその核スピンを励起した後発生するNMR
信号はRFコイル12で受信される。この受信NMR信
号は前置増幅器35により増幅された後、直交位相検波
器36で検波され、次にA/D変換器37でデジタルデ
ータに変換されてホストコンピュータ41に取り込まれ
る。この直交位相検波器36はPSD(Phase S
ensitive Detector)方式の検波回路
で、シンセサイザ34から送られる参照信号と受信信号
とをミキシングすることによって2つの信号の周波数の
差を出力する回路を用いる。
スを照射してその核スピンを励起した後発生するNMR
信号はRFコイル12で受信される。この受信NMR信
号は前置増幅器35により増幅された後、直交位相検波
器36で検波され、次にA/D変換器37でデジタルデ
ータに変換されてホストコンピュータ41に取り込まれ
る。この直交位相検波器36はPSD(Phase S
ensitive Detector)方式の検波回路
で、シンセサイザ34から送られる参照信号と受信信号
とをミキシングすることによって2つの信号の周波数の
差を出力する回路を用いる。
【0013】シーケンスコントローラ42はホストコン
ピュータ41の制御下、傾斜磁場制御装置24に各傾斜
磁場パルスの波形情報と発生タイミング情報を与え、R
F波形発生器31にRFパルスのsinc波形情報及び
発生タイミング情報を与えるとともに、シンセサイザ3
4にキャリア信号の周波数(共鳴周波数に対応する)に
関する情報を送り、A/D変換器37のサンプルタイミ
ングなどを制御する。
ピュータ41の制御下、傾斜磁場制御装置24に各傾斜
磁場パルスの波形情報と発生タイミング情報を与え、R
F波形発生器31にRFパルスのsinc波形情報及び
発生タイミング情報を与えるとともに、シンセサイザ3
4にキャリア信号の周波数(共鳴周波数に対応する)に
関する情報を送り、A/D変換器37のサンプルタイミ
ングなどを制御する。
【0014】ホストコンピュータ41には、表示装置と
キーボード装置などの入力装置とを有するコンソール4
3が接続されている。ホストコンピュータ41に取り込
まれたデータは2次元フーリエ変換されることにより画
像が再構成され、その画像がコンソール43の表示装置
に表示される。
キーボード装置などの入力装置とを有するコンソール4
3が接続されている。ホストコンピュータ41に取り込
まれたデータは2次元フーリエ変換されることにより画
像が再構成され、その画像がコンソール43の表示装置
に表示される。
【0015】一方、上記の被検者11の頸部に取り付け
られた振動検出プローブ61にはエアーパイプ62の一
端が接続されており、その他端には圧力・電圧変換器6
3が接続される。振動検出プローブ61はたとえば図2
、図3で示されるようなエアーバッグ51により構成さ
れる。すなわち、ビニールなどの非導電性樹脂で作られ
た可撓性の円盤状ハウジング54内に、同じくビニール
などの非導電性樹脂で作られた円盤状空気袋55を配置
し、その空気袋55の中に非導電性樹脂の円盤状のスポ
ンジ56を納めてなる。このスポンジ56により空気袋
55の空洞が維持される(空気袋55がつぶれないよう
にされる)。この空気袋55にはビニールパイプなどの
非導電性樹脂のエアーパイプ62が接続されている。 ハウジング54の一面には粘着テープ57が設けられて
おり、被検者11の皮膚の表面に貼り付けることができ
るようにされている。
られた振動検出プローブ61にはエアーパイプ62の一
端が接続されており、その他端には圧力・電圧変換器6
3が接続される。振動検出プローブ61はたとえば図2
、図3で示されるようなエアーバッグ51により構成さ
れる。すなわち、ビニールなどの非導電性樹脂で作られ
た可撓性の円盤状ハウジング54内に、同じくビニール
などの非導電性樹脂で作られた円盤状空気袋55を配置
し、その空気袋55の中に非導電性樹脂の円盤状のスポ
ンジ56を納めてなる。このスポンジ56により空気袋
55の空洞が維持される(空気袋55がつぶれないよう
にされる)。この空気袋55にはビニールパイプなどの
非導電性樹脂のエアーパイプ62が接続されている。 ハウジング54の一面には粘着テープ57が設けられて
おり、被検者11の皮膚の表面に貼り付けることができ
るようにされている。
【0016】このような振動検出プローブ61が被検者
11の頸部表面に貼り付けられることにより、体内の動
きによる音響がとらえられ、その音波がエアーパイプ6
2中を伝わって圧力・電圧変換器63にまで導かれる。 この圧力・電圧変換器63はたとえばストレーンゲージ
と増幅器とからなり音波を電気信号に変換する。この電
気信号は信号分離回路64で、周波数などに応じて心拍
信号成分と、体動検出信号と、音声信号とに分離される
。すなわち、この電気信号には頸部の動脈の脈動による
音波成分と、唾を飲み込むときの音などの体動成分と、
被検者11が声を発したときのその音声成分とが含まれ
ており、これらが周波数などに応じて分離される。
11の頸部表面に貼り付けられることにより、体内の動
きによる音響がとらえられ、その音波がエアーパイプ6
2中を伝わって圧力・電圧変換器63にまで導かれる。 この圧力・電圧変換器63はたとえばストレーンゲージ
と増幅器とからなり音波を電気信号に変換する。この電
気信号は信号分離回路64で、周波数などに応じて心拍
信号成分と、体動検出信号と、音声信号とに分離される
。すなわち、この電気信号には頸部の動脈の脈動による
音波成分と、唾を飲み込むときの音などの体動成分と、
被検者11が声を発したときのその音声成分とが含まれ
ており、これらが周波数などに応じて分離される。
【0017】脈動成分と、体動成分とはインターフェイ
ス回路65を介してホストコンピュータ41に送られ、
音声成分はオーディオ増幅回路66を経てスピーカ67
に送られる。
ス回路65を介してホストコンピュータ41に送られ、
音声成分はオーディオ増幅回路66を経てスピーカ67
に送られる。
【0018】被検者11が声を出していず、体動も少な
いときは、脈動成分のみとなり、これがインターフェイ
ス回路65を経てホストコンピュータ41に取り込まれ
るので、この信号から心拍同期撮像用のトリガ信号が作
られる。
いときは、脈動成分のみとなり、これがインターフェイ
ス回路65を経てホストコンピュータ41に取り込まれ
るので、この信号から心拍同期撮像用のトリガ信号が作
られる。
【0019】被検者11がくしゃみをしたりすると、そ
れに応じて大きな音が発生するので、信号分離回路64
においてあらかじめ設定されたスレッシホールドを越え
ることとなり、体動検出信号が発生して、これがホスト
コンピュータ41に送られる。そこで、ホストコンピュ
ータ41はそのときのパルスシーケンスで得たデータを
無効として、アーティファクトの原因となるデータを除
去する。またこの欠けたデータを再度収集するためのパ
ルスシーケンスを行うよう制御する。それとともに、被
検者11に対して「動かないで」というようなコンピュ
ータ合成音による警告を自動的に発生する。
れに応じて大きな音が発生するので、信号分離回路64
においてあらかじめ設定されたスレッシホールドを越え
ることとなり、体動検出信号が発生して、これがホスト
コンピュータ41に送られる。そこで、ホストコンピュ
ータ41はそのときのパルスシーケンスで得たデータを
無効として、アーティファクトの原因となるデータを除
去する。またこの欠けたデータを再度収集するためのパ
ルスシーケンスを行うよう制御する。それとともに、被
検者11に対して「動かないで」というようなコンピュ
ータ合成音による警告を自動的に発生する。
【0020】被検者11が苦痛を訴えたりあるいは何ら
かの要求があったとき、その音声が頸部に貼られた振動
検出プローブ61にとらえられ、信号分離回路64で分
離されてオーディオ増幅器66で増幅された後スピーカ
67から音響として放射される。そのため、医師、操作
者などが被検者11の異常などをただちに知ることがで
きる。
かの要求があったとき、その音声が頸部に貼られた振動
検出プローブ61にとらえられ、信号分離回路64で分
離されてオーディオ増幅器66で増幅された後スピーカ
67から音響として放射される。そのため、医師、操作
者などが被検者11の異常などをただちに知ることがで
きる。
【0021】この場合、振動検出プローブ61およびエ
アーパイプ62は非導電性で傾斜磁場パルスやRFパル
スの影響を受けないので、雑音無しに心拍信号、体動信
号、音声信号を検出することができる。振動検出プロー
ブ61を撮像部位に直接貼り付けても画像に影響を与え
ず、安価かつ簡便に心拍信号、体動信号、音声信号の検
出ができる。そして体動があった場合にそれを検出して
自動的に警告を発するとともに、そのときのデータを排
除し、再度収集する等の処理を行って画像のアーティフ
ァクトを減少させることができる。被検者11の音声に
ついても、頸部に直接貼り付けた振動検出プローブ61
でとらえるようにしているため、ガントリ内のアコース
ティックな雑音を避け、明瞭にとらえることができる。 さらに、導電性の電極を貼り付けることがないため、被
検者11の熱傷の可能性も根絶できる。
アーパイプ62は非導電性で傾斜磁場パルスやRFパル
スの影響を受けないので、雑音無しに心拍信号、体動信
号、音声信号を検出することができる。振動検出プロー
ブ61を撮像部位に直接貼り付けても画像に影響を与え
ず、安価かつ簡便に心拍信号、体動信号、音声信号の検
出ができる。そして体動があった場合にそれを検出して
自動的に警告を発するとともに、そのときのデータを排
除し、再度収集する等の処理を行って画像のアーティフ
ァクトを減少させることができる。被検者11の音声に
ついても、頸部に直接貼り付けた振動検出プローブ61
でとらえるようにしているため、ガントリ内のアコース
ティックな雑音を避け、明瞭にとらえることができる。 さらに、導電性の電極を貼り付けることがないため、被
検者11の熱傷の可能性も根絶できる。
【0022】
【発明の効果】以上実施例について説明したように、こ
の発明の核磁気共鳴検査装置によれば、傾斜磁場や照射
RF信号などに影響されることなく、容易且つ確実に心
拍同期の撮像を行うことができるとともに、体動を監視
し、体動によるアーティファクトのない画像を再構成す
ることができる。しかも、被検者の安全性を向上させる
ことができる。
の発明の核磁気共鳴検査装置によれば、傾斜磁場や照射
RF信号などに影響されることなく、容易且つ確実に心
拍同期の撮像を行うことができるとともに、体動を監視
し、体動によるアーティファクトのない画像を再構成す
ることができる。しかも、被検者の安全性を向上させる
ことができる。
【図1】この発明による核磁気共鳴検査装置の実施例の
ブロック図。
ブロック図。
【図2】エアーバッグの横断面図。
【図3】エアーバッグの縦断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 静磁場を発生する手段と、各方向の傾
斜磁場を発生する手段と、該静磁場及び傾斜磁場中に置
かれた被検者にRF信号を照射して励起する手段と、被
検者からの共鳴信号を受信する手段と、被検者の表面に
取り付けられた振動検出手段と、該振動検出手段によっ
てとらえられた振動を伝える振動伝達手段と、該振動伝
達手段によって伝えられた振動を電気信号に変換する手
段と、該電気信号から心拍成分と体動成分とを分離する
手段と、これら各成分に応じて上記の傾斜磁場発生、R
F信号照射及び信号受信についての一連のシーケンスか
らなる共鳴信号データ採取シーケンスを制御する手段と
を備えることを特徴とする核磁気共鳴検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3032366A JPH04246334A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 核磁気共鳴検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3032366A JPH04246334A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 核磁気共鳴検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04246334A true JPH04246334A (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=12356954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3032366A Pending JPH04246334A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 核磁気共鳴検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04246334A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008077495A1 (de) * | 2006-12-21 | 2008-07-03 | Rheinisch-Westfälisch Technische Hochschule Aachen | Akustische triggerung eines geräts der bildgebenden magnetischen resonanz |
JP2014083435A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-12 | Samsung Electronics Co Ltd | Mri装置で映像を獲得して画面上に情報を提供する方法及びその装置 |
US9671482B2 (en) | 2012-10-18 | 2017-06-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of obtaining image and providing information on screen of magnetic resonance imaging apparatus, and apparatus thereof |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3032366A patent/JPH04246334A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008077495A1 (de) * | 2006-12-21 | 2008-07-03 | Rheinisch-Westfälisch Technische Hochschule Aachen | Akustische triggerung eines geräts der bildgebenden magnetischen resonanz |
JP2014083435A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-12 | Samsung Electronics Co Ltd | Mri装置で映像を獲得して画面上に情報を提供する方法及びその装置 |
US9671482B2 (en) | 2012-10-18 | 2017-06-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of obtaining image and providing information on screen of magnetic resonance imaging apparatus, and apparatus thereof |
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