JPH04246332A - Mri用表面コイル - Google Patents
Mri用表面コイルInfo
- Publication number
- JPH04246332A JPH04246332A JP3032365A JP3236591A JPH04246332A JP H04246332 A JPH04246332 A JP H04246332A JP 3032365 A JP3032365 A JP 3032365A JP 3236591 A JP3236591 A JP 3236591A JP H04246332 A JPH04246332 A JP H04246332A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- conductor
- human body
- coil conductor
- shield
- Prior art date
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- Granted
Links
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 14
- 230000005684 electric field Effects 0.000 abstract description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 4
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 abstract description 3
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 abstract description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 abstract 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005481 NMR spectroscopy Methods 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、核磁気共鳴(NMR
)を利用してイメージングを行うMRI装置に用いるR
Fアンテナコイルに関し、とくに限定された部位を高感
度に撮像するために用いられる表面コイルに関する。
)を利用してイメージングを行うMRI装置に用いるR
Fアンテナコイルに関し、とくに限定された部位を高感
度に撮像するために用いられる表面コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、MRI装置において、限定さ
れた部位を高感度に撮像するための表面コイルとして平
面コイルが使用されてきた。この平面コイルはコイルを
平面状に形成したもので、感度領域は狭いが人体に密着
できるため、限定された狭い範囲の領域を高感度に撮像
できる。
れた部位を高感度に撮像するための表面コイルとして平
面コイルが使用されてきた。この平面コイルはコイルを
平面状に形成したもので、感度領域は狭いが人体に密着
できるため、限定された狭い範囲の領域を高感度に撮像
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
平面コイルは人体に密着させると、人体による誘電損失
のためQ値(Quality factor)が低下し
、特性の劣化が著しいという問題がある。
平面コイルは人体に密着させると、人体による誘電損失
のためQ値(Quality factor)が低下し
、特性の劣化が著しいという問題がある。
【0004】この発明は、上記に鑑み、人体に密着させ
ても特性の劣化が少なく、高いQ値を保つよう改善した
、MRI用表面コイルを提供することを目的とする。
ても特性の劣化が少なく、高いQ値を保つよう改善した
、MRI用表面コイルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のMRI用表面コイルによれば、円筒形絶
縁基板の表裏の面にストリップライン状のコイル導体と
シールド導体とを形成して一体化しているので、人体表
面に密着したときコイル導体は人体表面に対してほぼ直
角な位置関係となり、誘電損失がより少なくなってQ値
の低下を防ぐことができる。またシールド導体はコイル
導体からの不要な電界の発生を防ぐファラデーシールド
として機能し、人体による誘電損失を低下させることが
でき、これによってもQ値の低下を防ぐことができる。 これらにより人体に密着させても特性の劣化を少なくで
き、高いS/N比の画像を得ることができる。
め、この発明のMRI用表面コイルによれば、円筒形絶
縁基板の表裏の面にストリップライン状のコイル導体と
シールド導体とを形成して一体化しているので、人体表
面に密着したときコイル導体は人体表面に対してほぼ直
角な位置関係となり、誘電損失がより少なくなってQ値
の低下を防ぐことができる。またシールド導体はコイル
導体からの不要な電界の発生を防ぐファラデーシールド
として機能し、人体による誘電損失を低下させることが
でき、これによってもQ値の低下を防ぐことができる。 これらにより人体に密着させても特性の劣化を少なくで
き、高いS/N比の画像を得ることができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図1に示すように、この発
明の一実施例にかかるMRI用表面コイル1は、全体と
しては円筒形でその側面が被検体7の表面にほぼ直角に
なるようにして被検体7の表面に密着させられる。
照しながら詳細に説明する。図1に示すように、この発
明の一実施例にかかるMRI用表面コイル1は、全体と
しては円筒形でその側面が被検体7の表面にほぼ直角に
なるようにして被検体7の表面に密着させられる。
【0007】このMRI用表面コイル1の断面を拡大し
て示すと図2のようになっており、円筒形の絶縁基板2
の外側表面にストリップライン状のコイル導体3が設け
られ、内側表面にストリップライン状のシールド導体4
が設けられる。この絶縁基板2はたとえばテフロン系の
材料で構成されている。MRI用表面コイル1はこのよ
うな絶縁基板2の表裏両面に導体3、4を設けた両面基
板から作られる。このように両面基板から作ることがで
きるため、製作が容易でかつ安定した特性を得ることが
できる。
て示すと図2のようになっており、円筒形の絶縁基板2
の外側表面にストリップライン状のコイル導体3が設け
られ、内側表面にストリップライン状のシールド導体4
が設けられる。この絶縁基板2はたとえばテフロン系の
材料で構成されている。MRI用表面コイル1はこのよ
うな絶縁基板2の表裏両面に導体3、4を設けた両面基
板から作られる。このように両面基板から作ることがで
きるため、製作が容易でかつ安定した特性を得ることが
できる。
【0008】コイル導体3のパターンは伝送ラインの特
性インピーダンスである50Ωに合致するよう決定され
、たとえば絶縁基板2が厚さ0.8mmのテフロン基板
(誘電率2.3)であるとき、幅約4mmとされる。 シールド導体4の幅は、コイル導体3に比較して広くす
る。
性インピーダンスである50Ωに合致するよう決定され
、たとえば絶縁基板2が厚さ0.8mmのテフロン基板
(誘電率2.3)であるとき、幅約4mmとされる。 シールド導体4の幅は、コイル導体3に比較して広くす
る。
【0009】図3は、このMRI用表面コイル1を等価
的に表す回路図で、コイル導体3とシールド導体4との
間には静電容量が形成されているが、その容量を補正す
る補正コンデンサを接続することによって共振周波数に
合わせるようにしている。
的に表す回路図で、コイル導体3とシールド導体4との
間には静電容量が形成されているが、その容量を補正す
る補正コンデンサを接続することによって共振周波数に
合わせるようにしている。
【0010】給電および信号取り出しのため図3に示す
ようにコイル導体3の端部に直接伝送ラインを接続して
もよいし、図4のようにピックアップコイル6で電磁的
に結合してもよい。
ようにコイル導体3の端部に直接伝送ラインを接続して
もよいし、図4のようにピックアップコイル6で電磁的
に結合してもよい。
【0011】このようなMRI用表面コイル1において
、コイル導体3に添うように幅広のシールド導体4が設
けられているため、シールド導体4を、コイル導体3か
ら発生する不要な電界を防ぐファラデーシールドとして
機能させることができる。これにより被検体7(人体)
による誘電損失を低下させることができる。人体は高周
波的に非常に損失の大きな誘電体であり、人体に対して
電界が形成されると、内部の電位差で大きな損失が発生
する。MRI装置のRFアンテナコイルの特性を示すパ
ラメータであるQ値は損失の逆数である。そのため、上
記のように人体による誘電損失を少なくできることによ
り、Q値が高まり、効率が上がる。
、コイル導体3に添うように幅広のシールド導体4が設
けられているため、シールド導体4を、コイル導体3か
ら発生する不要な電界を防ぐファラデーシールドとして
機能させることができる。これにより被検体7(人体)
による誘電損失を低下させることができる。人体は高周
波的に非常に損失の大きな誘電体であり、人体に対して
電界が形成されると、内部の電位差で大きな損失が発生
する。MRI装置のRFアンテナコイルの特性を示すパ
ラメータであるQ値は損失の逆数である。そのため、上
記のように人体による誘電損失を少なくできることによ
り、Q値が高まり、効率が上がる。
【0012】また、図1に示すように円筒形絶縁基板2
の側面が被検体7の表面にほぼ直角となっていることに
より、コイル導体3の平面方向も同じく被検体7の表面
にほぼ直角となっていて、そこから生じる電界を被検体
7に対して少なくすることができる。そのため、この点
でも人体による誘電損失を少なくしてQ値を高めること
ができる。
の側面が被検体7の表面にほぼ直角となっていることに
より、コイル導体3の平面方向も同じく被検体7の表面
にほぼ直角となっていて、そこから生じる電界を被検体
7に対して少なくすることができる。そのため、この点
でも人体による誘電損失を少なくしてQ値を高めること
ができる。
【0013】さらにこのことから、人体に密着させても
共振周波数の変動が少なくなり、患者ごとの同調も不要
となる。
共振周波数の変動が少なくなり、患者ごとの同調も不要
となる。
【0014】
【発明の効果】以上、実施例について説明したように、
この発明のMRI用表面コイルによれば、人体に密着さ
せてもQ値の低下がなく、S/N比の高い信号受信がで
き、良好な画質の画像を得ることができる。
この発明のMRI用表面コイルによれば、人体に密着さ
せてもQ値の低下がなく、S/N比の高い信号受信がで
き、良好な画質の画像を得ることができる。
【図1】この発明の一実施例にかかるMRI用表面コイ
ルの全体を概略的に示す模式図。
ルの全体を概略的に示す模式図。
【図2】同実施例の拡大断面図。
【図3】同実施例の等価回路図。
【図4】同実施例の等価回路図。
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒形絶縁基板と、その基板の表裏の
一方の面に形成されたストリップライン状のコイル導体
と、他方の面に形成されたストリップライン状のシール
ド導体とを有することを特徴とするMRI用表面コイル
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03032365A JP3079592B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | Mri用表面コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03032365A JP3079592B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | Mri用表面コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04246332A true JPH04246332A (ja) | 1992-09-02 |
JP3079592B2 JP3079592B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=12356929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03032365A Expired - Fee Related JP3079592B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | Mri用表面コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3079592B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002031522A1 (en) * | 2000-10-09 | 2002-04-18 | Regents Of The University Of Minnesota | Method and apparatus for magnetic resonance imaging and spectroscopy using microstrip transmission line coils |
JP2004000616A (ja) * | 2002-05-17 | 2004-01-08 | General Electric Co <Ge> | 磁気共鳴イメージングのためにrf検出器アレイをデカップリングする方法及び装置 |
EP2095145A1 (en) * | 2006-12-20 | 2009-09-02 | Varian, Inc. | Cold-normal metal and hts nmr probe coils with electric field shields |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP03032365A patent/JP3079592B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002031522A1 (en) * | 2000-10-09 | 2002-04-18 | Regents Of The University Of Minnesota | Method and apparatus for magnetic resonance imaging and spectroscopy using microstrip transmission line coils |
US7023209B2 (en) | 2000-10-09 | 2006-04-04 | Regents Of The University Of Minnesota | Method and apparatus for magnetic resonance imaging and spectroscopy using microstrip transmission line coils |
JP2004000616A (ja) * | 2002-05-17 | 2004-01-08 | General Electric Co <Ge> | 磁気共鳴イメージングのためにrf検出器アレイをデカップリングする方法及び装置 |
JP4579504B2 (ja) * | 2002-05-17 | 2010-11-10 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 磁気共鳴イメージングのためにrf検出器アレイをデカップリングする方法及び装置 |
EP2095145A1 (en) * | 2006-12-20 | 2009-09-02 | Varian, Inc. | Cold-normal metal and hts nmr probe coils with electric field shields |
EP2095145A4 (en) * | 2006-12-20 | 2011-04-20 | Agilent Technologies Inc | NORMAL COLD METAL HTS NMR COIL-PROBE WITH ELECTRIC FIELD SHIELDS |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3079592B2 (ja) | 2000-08-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |