JPH04245718A - ベクトル量子化方式 - Google Patents

ベクトル量子化方式

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JPH04245718A
JPH04245718A JP2773691A JP2773691A JPH04245718A JP H04245718 A JPH04245718 A JP H04245718A JP 2773691 A JP2773691 A JP 2773691A JP 2773691 A JP2773691 A JP 2773691A JP H04245718 A JPH04245718 A JP H04245718A
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JP
Japan
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data
vector
precision
circuits
codebook
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2773691A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Utsugi
潔 宇都木
Nami Yamashita
山下 奈美
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベクトルを量子化する
方式に関し、特にコードブックを用いるベクトル量子化
をプロセッサによって行う際における、最適ベクトルの
探索を高速化するためのベクトル量子化方式に関するも
のである。
【0002】音声の帯域圧縮を行う場合等においては、
コードブック中に予め登録されているパターンを、演算
回路を用いてパターンマッチングを行って選択すること
によって、量子化する方式が用いられている。
【0003】このようなベクトル量子化方式においては
、演算回路の規模をあまり大きくすることなく、最適ベ
クトルの探索を高速に行えることが要望される。
【0004】
【従来の技術】コードブックを使用したベクトル量子化
方式においては、要求される量子化精度によって使用す
るコードのビット長が定まり、これによって演算回路の
演算速度が定まることになる。従来のコードブックを用
いたベクトル量子化方式においては、同精度の演算回路
を1個または複数個使用して、最適ベクトルの探索を行
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この場合、演算回路を
複数個使用して並列処理を行えば、処理の高速化を図る
ことができるが、反面、回路規模が大きくなるという問
題がある。本発明は、このような従来技術の課題を解決
しようとするものであって、演算回路の規模をあまり大
きくすることなく演算速度を向上することができるベク
トル量子化方式を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個の低精
度の演算回路と、一個の高精度の演算回路と、この高精
度の演算回路に対応する精度を有する複数個のベクトル
データを保持するコードブックとを備え、複数個の低精
度の演算回路において、コードブックのデータをこの低
精度の演算回路の個数によって分割したデータの上位桁
部分と、入力データの上位桁部分とをそれぞれ比較して
、入力データとの誤差が最小となるデータを最適ベクト
ル候補として選出し、高精度の演算回路において、選出
された各最適ベクトル候補の全桁のすべてのデータと入
力データの全桁とを比較して、入力データとの誤差が最
小となるデータを最適ベクトルとして選出することを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】図1は本発明の原理的構成を示したものであっ
て、11,12 は複数個の低精度の演算回路、2は高
精度の演算回路、3は演算回路2と同じビット長のM個
のデータからなるコードブックである。
【0008】演算回路11,12 は、コードブック3
のデータを演算回路の個数に合わせて分割した、例えば
M/2個ずつのデータを用いて、短いビット長によって
入力サンプルデータとの比較を行い、入力データとの誤
差が最小となるものを選択することによって、いくつか
の候補ベクトルを選びだす。
【0009】次にこのようにして選びだされた候補ベク
トルのみを用いて、コードブック(適応コードブック)
を再構成し、演算回路2を用いて長いビット長によって
比較を行い、入力データとの誤差が最小となるものを選
択することによって、一個のベクトルを選びだす。この
ようにして選ばれたベクトルは、演算精度が高いので所
要の最適ベクトルである。
【0010】図2は、本発明の作用を説明するものであ
って、図1におけると同じものを同じ番号で示している
。演算回路11,12 において、111,112 は
分割されたコードブック、121,122 は比較器、
131,132 は二乗誤差計算部、141,142 
は最小化部である。 また演算回路2において、113 は最適ベクトル候補
からなる適応コードブック、123 は比較器、133
 は二乗誤差計算部、143 は最小化部である。
【0011】コードブック3には、ディジタル値をイン
デックスとして、これに対応する特定のコードからなる
M個のベクトルデータを保持している。これらのベクト
ルデータのインデックスは、サンプルデータ入力と同じ
ビット長を有している。コードブック111,112 
は、コードブック3の有するM個のデータを2分割した
、それぞれM/2個のベクトルデータを有している。比
較器121,122 においては、サンプルデータ入力
とコードブック111,112 のインデックスとをデ
ィジタル的に比較して誤差を出力する。二乗誤差計算部
131,132 は、比較器121,122 の出力に
対して二乗誤差の計算を行い、最小化部141,142
 はこの二乗誤差が最小となるように、コードブック1
11,112 のインデックスを変化させることによっ
て、サンプルデータ入力に近い候補ベクトルのインデッ
クスを決定する。
【0012】この場合、コードブック111,112 
のインデックスは、サンプルデータ入力と等しいビット
長を有しているが、演算回路11,12 のビット長は
このビット長より短いので、コードブック111,11
2 のインデックスの下桁と、サンプルデータ入力の下
桁は打ち切られて演算には用いられない。
【0013】次に、演算回路2において、演算回路11
,12 において決定された候補ベクトルに対応するす
べての全桁のインデックスを最適ベクトル候補としてコ
ードブック113 に設定し、比較器123 において
、サンプルデータ入力の全桁の値と比較して誤差を出力
する。二乗誤差計算部133 は、比較器123 の出
力に対して二乗誤差の計算を行い、最小化部143 は
この二乗誤差が最小となるように、コードブック113
 のインデックスを変化させることによって、サンプル
データ入力に最も近いベクトルのインデックスを決定す
る。このようにして決定されたインデックスに対応して
コードブックから読み出されたベクトルは、所要の高精
度を有する最適ベクトルである。
【0014】従って本発明によれば、回路規模をあまり
増大させることなく、コードブックの探索を高速化する
ことができる。なおこの場合、ビット長の短い演算回路
は、2個に限らず任意の複数個でもよく、この場合は、
コードブックの分割も演算回路の個数に合わせて行う。 またビット長の長い演算回路2は、ビット長の短い演算
回路11,12 と別に設けてもよく、または演算回路
11,12 を縦続に接続して構成してもよい。さらに
演算回路11,12 および2におけるデータの選出は
、最小二乗法を用いて誤差が最小となるデータを選択す
る方法に限らず、任意の方法によって行うことができる
【0015】
【実施例】図3は、本発明の一実施例を示したものであ
って、図1におけると同じものを同じ番号で示し、AH
,BHは演算回路11 に対する入力データ保持用レジ
スタ、CHは演算回路11 に対する出力データ保持用
レジスタである。またAL,BLは演算回路12 に対
する入力データ保持用レジスタ、CLは演算回路12 
に対する出力データ保持用レジスタである。演算回路1
1,12 はそれぞれプロセッサを有し、ビット長の短
い(粗い精度の)演算回路を構成しており、入力データ
保持用レジスタAH,BH,AL,BLおよび出力デー
タ保持用レジスタCH,CLは、演算回路11,12 
に対応するビット長を有している。
【0016】コードブック3のM個のベクトルデータに
対応するインデックスデータを、M/2個ずつ順次それ
ぞれ入力データ保持用レジスタAH,ALに保持し、同
時にサンプルデータ入力を入力データ保持用レジスタB
H,BLに保持して、演算回路11,12 において、
それぞれ入力データ保持用レジスタAHとBH、および
ALとBLの内容について、前述のように二乗誤差を最
小にする演算を行って、サンプルデータとの誤差が最小
になるものとして決定された、複数個のインデックスデ
ータをそれぞれ出力データ保持用レジスタCH,CLに
保持する。ただしこの場合の演算は、コードブック3の
M個のベクトルデータに対応するインデックスデータの
、演算回路11 および12 のビット数と等しい上位
桁、およびサンプルデータ入力の同じビット数の上位桁
のみについて行われる。
【0017】次に、出力用レジスタCH,CLに保持さ
れている上位桁のインデックスに対応するすべての全桁
のインデックスをコードブック3から順次読み出して、
入力保持用レジスタAHとALとを直列にして保持する
。これと同時にサンプルデータ入力の全桁を、入力保持
用レジスタBHとBLとを直列にして保持する。そして
演算回路11 と12 とを縦続に接続して、入力保持
用レジスタAH,ALの内容と、入力保持用レジスタB
H,BLの内容とについて、前述のように二乗誤差を最
小にする演算を行う。この際、下位桁の演算回路12 
で生じたキャリーは、上位桁の演算回路11 の演算に
用いられる。このようにしてサンプルデータとの誤差が
最小になるものとして決定された、インデックスデータ
を出力データ保持用レジスタCHとCLを直列にして保
持する。
【0018】この場合の演算は、コードブック3のM個
のベクトルデータに対応するインデックスデータの全桁
について行われるので、決定されたインデックスに対応
して、コードブック3から読み出されるベクトルは、所
要の高精度を有する最適ベクトルである。なおこの場合
、演算回路2の演算用クロックは、演算するデータのビ
ット長が長いので、演算回路11,12 で短いビット
長のデータの演算を行う場合より、周期を長くすること
が必要である。
【0019】このように本発明のベクトル量子化方式で
は、コードブックを用いてベクトル量子化を行う際に、
低精度の演算回路を複数個備えるとともに、コードブッ
クを演算回路の個数に合わせて分割して、それぞれの演
算回路において、サンプルデータ入力との間で予め低精
度の演算を行って候補ベクトルを複数個選出し、次に決
定された候補ベクトルについて高精度の演算回路におい
て、高精度の演算を行って最適ベクトルを求めるように
したので、高精度の演算回路を1個備えてすべての演算
を高精度で行う場合と比較して、全体の演算回数を少な
くできるとともに、特に演算時間を多く必要とする高精
度の演算量を少なくすることができるので、全体として
演算時間を短縮することができる。この場合、回路構成
上増加するのは低精度の演算回路だけなので、回路規模
の増大は比較的少なく、特に複数個の低精度の演算回路
を合成して高精度の演算回路を構成するようにすれば、
回路規模の増大はさらに少なくなる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ードブックを用いたベクトル量子化回路において、回路
規模をあまり増大させずに演算速度を向上させることが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の作用を説明する図である。
【図3】本発明の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
11,12   低精度の演算回路 2  高精度の演算回路 3  コードブック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数個の低精度の演算回路(11,1
    2 )と、一個の高精度の演算回路(2)と、該高精度
    の演算回路(2)に対応する精度を有する複数個のベク
    トルデータを保持するコードブック(3)とを備え、該
    複数個の低精度の演算回路(11,12 )において該
    コードブック(3)のデータを該低精度の演算回路(1
    1,12 )の個数によって分割したデータの上位桁部
    分と、入力データの上位桁部分とをそれぞれ比較して該
    入力データとの誤差が最小となるデータを最適ベクトル
    候補として選出し、前記高精度の演算回路(2)におい
    て該選出された各最適ベクトル候補の全桁のすべてのデ
    ータと入力データの全桁とを比較して該入力データとの
    誤差が最小となるデータを最適ベクトルとして選出する
    ことを特徴とするベクトル量子化方式。
  2. 【請求項2】  前記高精度の演算回路(2)が前記複
    数個の低精度の演算回路(11,12 )を縦続に接続
    して構成されることを特徴とする請求項1に記載のベク
    トル量子化方式。
  3. 【請求項3】  前記低精度および高精度の各演算回路
    (11,12,2)における誤差を最小にする演算が二
    乗誤差を最小にするように各コードブックデータのイン
    デックスを決定することによって行われることを特徴と
    する請求項1または2に記載のベクトル量子化方式。
JP2773691A 1991-01-30 1991-01-30 ベクトル量子化方式 Withdrawn JPH04245718A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003522487A (ja) * 2000-02-05 2003-07-22 ユニバーシティ オブ ストラスクライド データ圧縮法
JP2007173957A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Kddi Corp ベクトル量子化装置
JP2009021873A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Sony Corp ベクトル量子化装置、及び、ベクトル量子化方法

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Effective date: 19980514