JPH04245545A - マルチ・ユーザ仮想計算機システム構成方法およびマルチ・ユーザ仮想計算機システム - Google Patents

マルチ・ユーザ仮想計算機システム構成方法およびマルチ・ユーザ仮想計算機システム

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JPH04245545A
JPH04245545A JP3229731A JP22973191A JPH04245545A JP H04245545 A JPH04245545 A JP H04245545A JP 3229731 A JP3229731 A JP 3229731A JP 22973191 A JP22973191 A JP 22973191A JP H04245545 A JPH04245545 A JP H04245545A
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JP
Japan
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control program
data
override
file
cms
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Pending
Application number
JP3229731A
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English (en)
Inventor
Gary S Beck
ゲイリー・スティーブン・ベック
Warren K Jones
ワレン・キース・ジョーンズ
Dennis R Musselwhite
デニス・レイ・マッスルホワイト
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/4401Bootstrapping
    • G06F9/4411Configuring for operating with peripheral devices; Loading of device drivers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仮想計算機システム・
プロダクト(VM/SP)に関するもので、特に、基礎
となる制御プログラム(CP)中核パラメータに対して
、(CP)中核あるいは制御プログラムの新しい初期プ
ログラム・ロード(IPL)の再形成を必要とすること
なく、変更を可能とするVM/SPシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】IBM  VM/SPプロダクト・ライ
ンは、プロセッサが、複数の専用プロセッサをエミュレ
ートすることを可能とする。これらエミュレートされた
プロセッサの各ユーザは、プロセッサの全機能を自由に
計算に利用することができるかに見える。制御プログラ
ム(CP)は、実システム・プロセッサの資源を制御し
、それぞれは個々のプロセッサのように見える多くの仮
想計算機(VM)を提供する。会話型モニタ・システム
(CMS)はプログラミング・プロトコルの第2階層で
あり、ターミナル・ユーザとの広範囲の対話やタイム・
シェアリング・サービスを提供する。各VMユーザは、
CMSを用いて、ファイルやコンパイル・テストを作り
管理することができ、個々のVMユーザによって提供さ
れるアプリケーション・プログラムを実行することがで
きる。
【0003】これらVM/SPシステムのオペレーショ
ンは、共通データが制御プログラム(CP)に利用でき
ることを要求する。これらの中には、命名および保管さ
れたシステム(NSS)や共有セグメント(SS)のよ
うな、保管され命名されたオブジェクト定義からなるシ
ステム・ネーム・テーブル(SNT)を作れという要求
もある。これら保管され命名されたオブジェクト定義は
、直接アクセス記憶装置(DASD)の制御プログラム
(CP)部分の中に保存されている。
【0004】これらの定義を作る際に、データをフォー
マットしホスト・モジュール(DMKSNT,DMKS
YS,またはDMKBOX)の一部となすために、マク
ロが用いられる。逆にこれらのモジュールは、(CP)
中核の一部である。
【0005】このようなCP中核を変形変更するために
、新しい中核が生成されフォーマットされ、制御プログ
ラムの次の初期プログラム・ロードは、新しく存在する
中核ネームド・オブジェクトの各々を、制御プログラム
・システム・メモリにロードする。
【0006】現VM/SPオペレーティング・システム
に対して、これら保管され命名されたオブジェクトを付
加または置換すると、プロセッシング活動に支障を起こ
し、それは全仮想計算機ユーザによって経験される。置
換はVMシステムの全停止によってのみ実行され、シス
テム初期プログラム・ロードが続き、ここで初めてCP
プログラムはメモリに新しいパラメータを回復し記憶す
ることができる。これは必ず各VMユーザの活動停止を
引き起こす。
【0007】CP中核を修正あるいは“調整する”とき
の付加的複雑さは、数個のVMシステムが単一で大規模
なVMシステムの設備からなるときに生じる。これらの
システムは、国内各地に配置され、全く異なるタイプの
アプリケーション・プログラムをサポートすることがで
きる。例えば、大会社は異なる国にVM設備を持つかも
しれないが、その設備は、CMSシステムに対して多く
の共通ファイルを含み、各システムに対して異なるCP
中核となる命名および保管されたオブジェクトの異なる
セットを持つことができる。このように、2つの中核が
同一でないとき、中央ロケーションからそのようなCP
中核に対する変更を管理するのは難しい。2つの異なる
システム中核要件に十分なパラメータを持つ1個の中核
を形成すると、これら命名および保管されたオブジェク
トに対するDASDの管理の複雑さを増す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シス
テム・ユーザに対する支障が最小になるように、制御プ
ログラム中核を再構成する方法を提供することにある。
【0009】本発明のより特定の目的は、キー・システ
ム構成定義と、CMS管理ミニディスク上のオーバーラ
イド・ソース・ファイルにおける命名および保管された
オブジェクト定義とを提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、ミニディスクのオー
バーライド・ソース・ファイルに格納されたパラメータ
が、制御プログラムのための、中核再構成またはシステ
ムIPLを必要とせずに、制御プログラムに移されるの
を許可することにある。
【0011】本発明の他の目的は、多数のVMシステム
に使用される共通のファイルと共に、1つのVMシステ
ム中核に固有のファイル組込みを提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、制御プログラムが個
々のオブジェクト定義データを検証する一方で、エラー
・メッセージと共に、特定オブジェクト定義データと、
エラーを発生したCMSファイルの位置とを指示するこ
とができるのに十分な情報を、システム・オブジェクト
定義と共に含むことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの目的は
、以前はCP中核に位置し、今はCPアクセスおよび制
御のために専用DASDの一部に格納されている多くの
システム名を含むようにして、CMS管理ミニディスク
上のオーバーライド・ソース・ファイルの使用範囲を拡
張する方法および装置によって達成される。これら除去
されたシステム名は、システムID,ユーザID,ロゴ
記述,およびプリンタ・パラメータのような、共通に使
われる情報を定義し、DASDのCPオーバーライド・
ソース・ファイルに移される。前記DASDのこの部分
は、内部オーバーライド・ソース・ファイルとして、制
御プログラムCPメモリ・ストレージを新しく生成され
たパラメータで更新するのに役立つ。
【0014】熟練したVMプログラマには周知のように
、ミニディスク上の、新しく構成したオーバーライド・
ソース・ファイルは、システム・プロダクト・エディタ
(XEDIT)を用いて編集することができる。OVE
RRIDE命令を用いると、前記定義は、制御プログラ
ムCPの代わりに、制御プログラムDASD上のオーバ
ーライド空間に、VM  DIAGNOSEインターフ
ェースによって書き込まれる。CMSオーバーライド・
ソース・ファイル中の定義は、DIAGNOSEインタ
ーフェースとコンパチブルなフォーマットに変換された
後、DASD上のCPオーバーライド空間に移すことが
できる。
【0015】適切な診断命令を発行した後、制御はCP
プログラムに渡され、そこでは、診断命令が、更新され
たソース・ファイル情報を含めて検証される。前記デー
タが検証されるとすると、制御プログラムCPは、CP
所有DASDのオーバーライド部(OVRDとしてアロ
ケートされた)に、データを書き込む。
【0016】一旦、新しいシステム・パラメータがCP
所有DASDのCP  OVRD空間に存在すると、D
MKOVDモジュールの呼出しは、VMアドミニストレ
ータ要求で発行されたIMMEDIATEオプションを
持つOVERRIDE命令に一致して、制御プログラム
CPメモリを、ミニディスク上でオーバーライド・ソー
ス・ファイルに用いられたデータを表す、新しく構成さ
れ検証されたデータで更新する。
【0017】CPシステムは直接にはCMSファイルを
アクセスすることはできない。そのため、OVRD空間
を新しいデータで更新する前述のプロセスを実行する際
、データはDIAGNOSEインターフェース経由で、
タグ・タイプ・フォーマットに、パラメータ・データそ
のものも含めて送られ、レコード番号はDASDのCP
オーバーライド・ソース・ファイルに送られる。このよ
うに、診断命令を実行中にエラーが制御プログラムCP
により見つかったとき、前記エラーは、オーバーライド
・ソース・ファイルの識別子やエラー・エントリのレコ
ード番号と共に、CMSプログラムを通してシステム・
アドミニストレータに表示することができる。アドミニ
ストレータは、エディタを用いてデータを修正でき、そ
の結果、診断命令の次のプロセッシングは、オーバーラ
イドOVRD空間にデータが入るのを可能とする。
【0018】好適な実施例により、前記システムは、I
MMEDIATEオプションを持つOVERRIDE命
令あるいはシステムIPLに応じて、オーバーライド・
ソース・ファイル定義を制御プログラム・メモリに書き
込む。システム・デフォルト定義は、CP中核の一部で
あるモジュールにも供給される。システム・オブジェク
ト定義がオーバーライド・ソース・ファイルDASDに
存在するときはいつでも、オーバーライド・ソース・フ
ァイルDASD上の定義は、デフォルト・ファイルに見
出されるシステム・デフォルト定義をオーバーライドす
る。
【0019】前記システムは、オーバーライド・ソース
・ファイルにおいて維持されているCP中核の一部を、
セットアップし調整するのに有用である。共通アドミニ
ストレータによって提供されるマルチVMシステムにお
いて、全システムに対する中核ファイルは、共通ファイ
ルと、特定のシステムに対する組込みファイルとを含む
。中央アドミニストレータは、これら組込み調整された
ファイルを構成する際に、より効率的かつ正確に作業を
行い、共通および特定システム・オブジェクト定義の双
方を、接続されたVMシステムの範囲内の遠隔地に転送
する。このように、オーバーライド命令は、遠隔地で用
いられ、遠隔地でのCP所有DASD上のOVRD空間
を更新する。
【0020】
【実施例】図1には、VMオペレーティング・システム
の一般的構成が示されている。VM/SPシステムは、
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレ
ーションにより提供される、仮想計算機/システム・プ
ロダクト・ラインに関する文献において、より詳細に記
されている。
【0021】このプロダクト・ラインは、制御プログラ
ム13を利用して、プロセッサ10を、複数の仮想計算
機に分割する。この仮想計算機は16a〜18aに示さ
れ、ワークステーション16〜18に接続されている。 これらの仮想計算機は、プロセッサ10に対する第3階
層のプロトコルを含むCMSプログラム14により、複
数のシステム・ユーザと交信する。分割プロセッサ10
を用いて、複数の仮想計算機16a〜18aは、IBM
コーポレーションのCMSライブラリによってサポート
される、様々な言語で書かれた任意の数のプログラムを
実行する。
【0022】図1には、また、一般ディスク・ストレー
ジ・エリア(DASD)11が示されており、これは、
DASDストレージをプロセッサ10に与える。DAS
D11は同様に、仮想計算機として構成されたプロセッ
サ10のオペレーティング・プロトコル層13,14の
各々のために、数々のセグメントに分割される。
【0023】IBM  VM/SPに関する数々のガイ
ド,参考書に書かれているように、DASD11は、C
MSミニディスク部21およびCP  DASD22を
含んだセクションに分割される。システムのセットアッ
プ時に、DASD11は割り当てられ、本発明によると
、CPオーバーライドDASD23を含んでいる。
【0024】VMユーザに知られているように、制御プ
ログラムCP13は、CP  DASD22に含まれる
べきいくつかの中核データを必要とする。このデータは
システム・オブジェクトと呼ばれ、CP  DASDス
トレージ領域22に関連する中核において定義されてい
る。 これらシステム・オブジェクトは、頻繁に変わり、それ
はあたかもシステム要件がシステム使用中に変わるのと
似ている。これら可変システム・オブジェクトは以下を
含んでいる: 保管されたセグメント 命名および保管されたシステム VM保管システム 3704/3705ネットワーク制御プログラム380
0プリンタ制御イメージ・ライブラリ国内語サポート・
ライブラリ CP命令および診断コードのための特権クラス時間領域 システムID システム・ロゴ プリンタ・セパレータ・ページ・ロゴ。
【0025】現VMシステム構成の下では、VMシステ
ムのユーザは、インストールされたシステム上で、これ
らシステム・オブジェクトを再構成することはできない
。CP  DASD22に格納されたCP中核に存在す
るそのような情報は、制御プログラムが再度作成され、
システムが遮断し、新しい初期プログラム・ロード(I
PL)が制御プログラムCP13に影響を及ぼすときに
再度作成される。
【0026】したがって、これらシステム定義を更新し
調整することは、プロセッサ10上にインストールされ
たシステムを使用する全VMユーザにとって、支障を起
こす。各ユーザは、例えば、このデータを、新しいデー
タのセットが必要とされるときに、アクティブに使用す
ることができる。制御プログラムCP13の再IPLを
行うためにシステムの遮断をすることは、これらユーザ
にとって支障を起こすばかりか、システムの効率を下げ
ることにもなる。
【0027】本発明は、このようなデータ、または、こ
のようなデータの一部を、CPオーバーライドDASD
23に移動することを提案する。CPオーバーライドD
ASD23は、診断命令を用いればCMSからアクセス
可能である。その結果、CMSソース・ファイルにシス
テム・オブジェクト定義を生成するのが可能になり、そ
して診断命令を用いれば、そのようなシステム・オブジ
ェクト定義を制御プログラムCPに移すのが可能になる
【0028】CPオーバーライドDASD23の使用は
、IBMコーポレーションの仮想計算機システム・プロ
ダクト・ガイドに記述されている。CPオーバーライド
DASD23内のデータは、CP13における現オペレ
ーティング・オブジェクト定義をオーバーライドしそれ
を置換するのに使用することができる。これは、本発明
によれば、データをCPオーバーライドDASD23か
らCPワーキング・メモリ・ロケーションに転送する際
に、CP中核の記憶再成またはシステムの再IPLを必
要としなくなくなった。IMMEDIATEオプション
を伴うOVERRIDE命令は、CPオーバーライドD
ASD23の内容によりシステム・メモリ・ロケーショ
ンを更新するのに必要な、CPモジュールを呼出すのに
使用され、制御プログラムCP13の再IPLに含まれ
るルーチンの一部のみを用いる。
【0029】本発明は、CPオーバーライドDASDを
調整するために、前もってCP中核に形成されたシステ
ム・オブジェクト定義を提供する。アドミニストレータ
・ワークステーション16と仮想計算機16aを用いる
と、CMS14/CP13インターフェース間の転送の
ために新しいデータを形成し、CPオーバーライドDA
SD23に書き込むためのフォーマットで、CMSオー
バーライド・ソース・ファイルをミニディスク21上に
転送することが可能となる。データがCMSミニディス
ク上にある間に、データはCMSで好適に編集され、C
Pオーバーライド・ソース・ファイル23への転送の間
に検証される。新しいシステム・オブジェクト定義の各
々のシンタックス・エラーは、システム・アドミニスト
レータ・ワークステーション16に報告され、修正され
てCMS14/CP13インターフェースを通じて返送
される。CP13が受け取った検証データは、新しいシ
ステム・コンフィギュレーション・データでCPオーバ
ーライドDASD23をリライトするのに用いることが
できる。このデータは、CP13の次IPLでアクティ
ブにされる。すなわち、このデータは、OVERRID
E命令のIMMEDIATEオプションを選択的に特定
することにより、現システム上で任意にアクティブとな
ることができる。
【0030】システム・オブジェクト定義を変更する方
法を一般的に記述したので、次に図2および図3を参照
し、CMSサポートVMアドミニストレータ・ミニディ
スク21からCPオーバーライドDASD23へ、調整
されたシステム・オブジェクト定義を転送するのに効果
的な特定の実施例を述べる。特に図3は、システム・オ
ブジェクト定義が、CP  OVRD空間23からメモ
リ・ロケーションをオペレートするCPプログラム13
に、いかに適用されるかを示している。
【0031】図2には、システム・アドミニストレータ
として機能するVMユーザ30が示され、このユーザは
、仮想計算機16aを有するターミナル16を使用する
。システム・アドミニストレータでは、システム・オブ
ジェクト定義のCMSソース・ファイルを生成および編
集できる。CMSソース・ファイルはDASDのCMS
ミニディスク21によって与えられる。VM  CMS
アプリケーションのためのXEDIT機能33を用いる
と、CPオーバーライドDASD23上に存在するCP
中核のために、新しいシステム定義データが生成される
【0032】一旦、システム定義データが調整されると
、ステップ34で、CMS環境においてOVERRID
E命令が発行される。OVERRIDE命令は、CPモ
ジュールDMKOVRから生成されたCMS命令として
存在する。このモジュールは、OVERRIDE命令を
発行するときに、この命令の実行を引き受ける。OVE
RRIDE命令を実行する際に、DMKOVRモジュー
ルは、編集されたシステム定義データをフォーマットし
、診断X’C4’命令を発行し、この診断命令はシステ
ムの制御をCP制御プログラム13に引き渡し、CMS
プログラム14を離れる。
【0033】CMSプログラム14と制御プログラムC
P13間のインターフェースを通過するために、診断X
’C4’命令は、診断命令によって利用されるデータ・
フォーマットの中に、システム・パラメータ定義を含ん
でいなければならない。
【0034】このフォーマッティング・ステップにより
、データは、図4に示したように、PLISTによって
アドレス指定されるシステム・アドミニストレータの仮
想メモリ・ストレージのページとしてフォーマットされ
る。これらの定義はすべて、4Kのページになる。
【0035】標準CP診断呼出しコンベンションは、R
x,Ryコンベンションを用いる。RxはPLISTを
指している。Ryは6バイトのボリューム識別子を指し
、この識別子は、DASD23上のCPオーバーライド
・ソース・ファイルのどこにオブジェクト定義が格納さ
れているのかを指示する。CP診断呼出しのためのRy
+1コンベンションは、サブコードを含み、このサブコ
ードは、オーバーライド命令を特定するオプション(例
えばIMMEDIATE,DEFER,VALIDAT
E)に関係する。
【0036】オブジェクト定義のパラメータ・リストに
おける各エントリは、ユーザの仮想メモリにおける仮想
データ・ページを指す。パラメータ・リストの終りは、
図4に示したように、フル・ワード−1(すなわち16
進’FFFFFFFF’)によって指示される。さらに
、最終データ・ページの最終エントリの次は、フル・ワ
ード0(すなわち16進’00000000’)が続く
【0037】CMSミニディスク21からのオブジェク
ト定義を含む、仮想メモリのこれらのページは、タグ・
エントリとして再フォーマットされる。図5に示したよ
うに、パラメータ・データの診断命令のためのエントリ
は、エントリ長,タグ・タイプ,レコード番号RECN
Oによって特定される。エントリ長は、個々のタグ・エ
ントリの長さを識別し、タグ・タイプは、採用されたタ
グのタイプを識別し、レコード番号RECNOは、CM
S入力ファイルにおけるこのタグ・エントリのためのレ
コード番号を保持する。タグ・データは可変長フィール
ドに付され、この特定パラメータを記述する。DMKO
VRモジュールはまた、一度は主入力ファイルのために
、そして一度は処理される全組込みタグのために、内部
タグ・エントリ$FILEIDを格納する。組込みタグ
についてはまた後に記述する。組込みファイル中のデー
タが処理されると、DMKOVRは別の$FILEID
タグを置き、組込みタグを含むファイル中の残りデータ
の処理に戻る。$FILEIDデータは、エラー報告の
ために保持される。CPプログラムは、タグを含む診断
X’C4’データ・パックを受取るとき、特定タグがC
MSファイルのどこに配置されているかを知らない。 この情報を有することにより、もし、診断命令が制御プ
ログラムCP13によって解読され、シンタックス・エ
ラーを含んでいることを発見されたら、CMSプログラ
ムに、レコード番号,$FILEID情報の報告を返す
ことが可能となる。これらは、エラー・データを生成し
たタグに含まれている。
【0038】一旦、各タグが、図5および図6によりフ
ォーマットされると、診断X’C4’命令は発行され、
制御は一般診断操作モジュールDMKHVCに渡され、
さらに、発行された診断X’C4’命令を処理するため
にDMKHVJモジュールに渡される。
【0039】CMSファイルから受け取ったタグ・デー
タを書き込む前に、ステップ37でデータを検証し、制
御プログラムCP13のためにDMKHVJモジュール
を呼び出す。DMKHVJモジュールは、ステップ38
でDMKOVPモジュールに制御を渡す前に、有効サブ
コード,RxおよびRyのための診断情報を検証する。 DMKOVPはまず、更新されるCPオーバーライド空
間がオーバーライドDASD23上のどこに配置される
かを決定する。アドミニストレータによって選択された
オプションは、消去または自由にされるべきオプション
を含み、このオプションは、CPオーバーライドDAS
D23からオーバーライド定義を取り除き、最初にCP
  DASD22上でセットアップされたデフォルト定
義を使用し、次のCP初期プログラム・ロードIPLで
システム・デフォルトに戻る。これらの状況下で、DM
KOVPはオーバーライドDASD23の中のオーバー
ライド・データ・ポインタを消去し、クラスEアドミニ
ストレータはワーク・ステーション16を通じて、命令
が成功裏に終ったことを告げられる。
【0040】クラスEユーザが検証/編集遅延または即
時オプションを特定するなら、DMKOVPは、PLI
STによってアドレス指定された4Kのページにおいて
、データを処理する。入力オーバーライド・ソース・デ
ータ・タグを検証するために、DMKOVVに対して呼
出しが行われる。4Kのページに含まれる各タグ・エン
トリは、検証される。エラーが検出されると常に、エラ
ー・メッセージがアドミニストレータのスクリーンに映
し出され、どのCMSファイル識別子およびレコード番
号が無効タグ・エントリに関連するのかを指示する。 決定ブロック39に示すように、エラーは、CMSプロ
グラムに対して識別され、アドミニストレータ/VMユ
ーザがエラーを識別し修正するのを許可し、再編集タグ
・データと共にOVERRIDE命令を再発行する。
【0041】診断インターフェースを経て受け取った各
タグ・エントリを処理するときに、対応エントリはCP
オーバーライドDASD23に書き込まれる。オーバー
ライドDASD空間は2つのセクションに分割され、オ
ーバーライド・データを処理するときに、オーバーライ
ドDASD空間の一半分は新しいデータを書き込まれ、
他半分は診断命令が受け取られる前に使用された前のデ
ータを保持する。全オーバーライド・データが受け取ら
れ検証されたときのみ、前述のオーバーライド・データ
からのポインタは、新しく入力されたオーバーライド・
データの新しいセクションを指示するように更新される
。このように、CMSから受け取ったオーバーライド・
ソース・ファイルがエラーを含むなら、現アクティブ・
オーバーライド定義は、新しく受け取ったデータが訂正
されるまで、破壊されない。
【0042】一旦、全タグ・エントリが処理されたなら
、DMKOVVは内部ENDタグを生成し、そのタグを
OVRD空間に書き込んでデータの終りを指示し、制御
をDMKOVPに返す。エラーが受け取られなかったと
すると、即時(IMMEDIATE)オプションが選択
されたか否かについて決定がなされる。そこにおいて、
アドミニストレータはIMMEDIATEオプションと
共にOVERRIDE命令を発行し、CPプログラムを
新しく書き込まれたシステム定義で即座に更新させる。
【0043】IMMEDIATEオプションを伴うOV
ERRIDE命令が発されるかまたは、CPプログラム
IPLが発行されたときは、DMKOVDモジュールが
ステップ45でCPプログラムによって呼出される。D
MKOVDが呼出されるときは、第1の処理がシステム
・デフォルト・オブジェクト定義をセットアップする。 これらデフォルト・オブジェクト定義は、制御プログラ
ムCP13のフリーストレージに読み出される。このと
きこれらは、実システム・オブジェクト定義であり、オ
ーバーライド・ソースDASD23にロードされたシス
テム・オブジェクト定義によって更新される。本発明の
好適な実施例において、これらデフォルト・システム・
オブジェクト定義は、DMKCFBによってセットアッ
プされた命令データと、DMKHVCによってセットア
ップされたシステム・ユーザ診断テーブルと、DMKS
YSによってセットアップされたシステムIDおよび時
間領域定義と、DMKSNTによってセットアップされ
たシステム・命名および保管されたシステムおよび共有
セグメントと、DMKBOXによってセットアップされ
たロゴと、仮想計算機プロダクトのためのIBM文献に
記述された全CPプログラム・モジュールとからなる。
【0044】ステップ47において、呼出されたDMK
OVEモジュールは、システム・デフォルトを、CPオ
ーバーライドDASD23からのオーバーライド定義で
更新する。DASDページは、CPモジュールDMKR
PAへの呼出しによって読み出される。図7はOVEH
BLOKによってマップされたDASDページ・ヘッダ
を示す。表示OVEHTYPEはDASDタイプを示し
、この場合はオーバーライドである。OVEHNEXT
は次のDASDページを指し、そのときオーバーライド
・システム定義は、多数のDASDページに及ぶ。各オ
ーバーライド定義は読み出され、現在フリーストレージ
に示されているシステム・パラメータに適用される。 一般オーバーライド定義は、現DASDページから読み
出される。図8に示したのは、OVEBLOKによって
マップされた一般DASDエントリの記述である。OV
ELENはこのエントリの長さであり、OVENAME
はエントリのためのタグ名、すなわち、このエントリが
システム・ロゴか、命名および保管されたシステムか、
あるいは他の表示システム定義なのかを示している。O
VEDATAは、特定のエントリを記述する可変長デー
タである。したがって、OVEDATAは、OVENA
MEフィールドによってマップされる。例えば、システ
ム・タグの例に戻ると、OVEDATAは、図9に示す
ように、OVESBLOKによってシステム・エントリ
のためにマップされる。OVESSERVはシステム連
続番号であり、OVESMODLはシステム・モデル番
号であり、OVESSIDはシステムIDであり、OV
EZONEはグリニッジ時からの時間帯オフセットであ
り、OVESZIDは時間帯識別子であり、例えばES
Tである。オーバーライド定義はステップ48でシステ
ム・デフォルトに適用される。好適な実施例によると、
命令および診断クラスは変更可能である。命名および保
管されたシステムおよび共有セグメント定義は、付加あ
るいは置換することができる。例えば、CMSのための
定義が共にDMKSNTなら、システム・デフォルト・
モジュール、およびオーバーライドDASD23におけ
るオーバーライドDASD空間は、システム・デフォル
トをオーバーライドする。ロゴ定義,システムID定義
および時間帯定義はすべて、CP  DASD22上の
DMKSNTにあるシステム・デフォルトに置き換わる
【0045】DMKOVEモジュール47は、全定義が
読み出され、デフォルト・データに代わってCPワーキ
ング・メモリ・ロケーションに書き込まれるまで、オー
バーライドDASD23において、全オーバーライド定
義を通じてループし続ける。オーバーライド定義の終り
は、DMKOVVに関するところで述べた内部生成EN
Dタグによって指示される。このとき、制御はDMKO
VDモジュール45に戻ることができる。
【0046】命令および診断テーブルは、制御プログラ
ムCP13のモジュールDMKCFBおよびDMKHV
Cにおいて個々に保持される。システムID,時間帯オ
フセット,および時間帯IDはプレフィックス・ストレ
ージ領域に保持される。システム・オブジェクトを表す
残りの構成可能中核定義は、(SYSLOCSマクロに
よって生成された)DMKSYSに固定されたリストに
保持される。多数のエントリ、例えば命名および保管さ
れたシステムを有することができるオブジェクト定義に
対して、定義はDMKSYSに固定され、次エントリは
リンクされたリスト状に繋がれる。ノーマル・スクリー
ン・ロゴのように1個のエントリを有する定義に対して
は、定義はDMKSYSに存在し、1個のエレメント・
チェインと考えることができる。DMKOVDモジュー
ルが新しい定義を動作中のシステム・メモリ・ロケーシ
ョンに適用するのを終えると、それはそれが獲得し、そ
して出た任意のフリーストレージに戻る。さらに、制御
はCP初期化ルーチンに戻るか(システムIPLの間)
、あるいはDMKOVPに戻る(IMMEDIATEオ
プションを伴うOVERRIDE命令の間)。DMKO
VPから制御は最後に、OVERRIDE命令の呼出し
たところに戻る。
【0047】VMマシン16を使用するシステム・アド
ミニストレータが、制御プログラム中核の一部を再形成
するのは如何に可能かということ、そしてCP中核再形
成を要求することなく、あるいは、そうでないときはV
Mシステムの他のユーザにとって支障を起こす新しい制
御プログラムIPLを要求することなく、それを行うこ
とができることを、上の説明は示している。IMMED
IATEオプションと共にOVERRIDE命令を使用
すると、制御プログラムIPLに使用されたあるモジュ
ールだけが、中核を更新するために呼び出される必要が
ある。
【0048】VM/SPプロセッシング・システムを更
新する前記方法は、そのシステムが共に接続されるとき
に使用することができる。複数のこのVM/SPシステ
ムが、1VMシステムの単一のVMマシンによって示さ
れる中央ロケーションから管理されることはまれなこと
ではない。全VMシステムに共通なファイルに、そのシ
ステムの1つだけに固有のファイルを組込むための技術
を使用すると、システム・アドミニストレータは、遠隔
地に位置するVMシステムのCP中核を変更させること
ができる。
【0049】このシナリオを示すために、図10に複数
の遠隔VMオペレーティング・システムを表示する。こ
れらシステムは、VMCALすなわちカリフォルニア・
システム、VMCENすなわちシカゴ・システム、VM
ITALすなわちイタリア・システム、等を示す。これ
らのシステムは別個の制御プログラム中核を有するよう
である。なぜならこのシステムは各々、異なる時間帯に
位置し、異なるシステム・ロゴを有し、オペレーティン
グ言語は遠隔地システムのロケーションに対しその国の
言語を表現するというような相違を有するからである。 おそらく、システム・オブジェクト定義には他の相違が
存在するであろう。
【0050】先行技術の説明からわかるように、これら
のシステムを変更するのに必要なのは、中央のシステム
・プログラマまたはアドミニストレータが、包括的な新
しいCP中核を各地に形成し、その特別に調整したCP
中核を各遠隔地に送ることである。
【0051】後に明らかにするが、この処理は、CP中
核を更新するために前記システムが利用されるときは不
必要である。中央管理地にいるシステム・プログラマは
、任意の数のマスタ・ファイルを作り、マスタ・ファイ
ルに組込まれるファイルを作ることができる。このよう
に、これらのファイルの内容は、全システム共通のファ
イルと、共通ファイルに組込まれる別個のファイルとを
含み、VMシステムを有する特定のロケーションに対し
て別個のシステム・オブジェクト定義を定めている。 したがって、CP中核は、一度だけ生成される必要があ
り、各遠隔地に送ることができる。
【0052】図11および図12に示されているのは、
シカゴ,テキサス,カリフォルニアVMシステムに対す
る複数のファイルである。ファイル51〜53の各々は
、共通ファイル58を有し、このファイルは各システム
に対してCMSオブジェクト定義パラメータを定めるの
に用いられる。さらに、このファイルに組込まれた、こ
の3システムの各々に固有のファイルが存在する。例え
ば、理解されているように、3システムに必要なロゴに
対する別個のファイル55〜57が存在し、全3個のU
.S.A.設備に対して国内語を定義するファイル59
が存在する。時間帯およびシステムIDに対するファイ
ル61と、VMCENに固有のプリンタに対するプリン
タ・キャラクタ・テーブルを定めるファイルとがある。
【0053】ファイルの組込みは、IMBEDタグを用
いて行われ、このタグはシステム・オブジェクト定義を
保持するファイルにおいて出現する。IMBEDタグは
次のフォーマットを取る。
【0054】:IMBED.filename  fi
letype  filemode.IMBEDタグは
、分離したファイルではなく1つの連続ファイルの外観
を与える。しかし、現実には、分離したファイルは論理
的に連結している。
【0055】図2ではこれら各ファイルは、診断H’C
4’命令を発行するために適切なフォーマットに変換さ
れているが、OVERRIDE命令を呼び出す前にCM
Sソース・ファイルは、システム・ファイル51,52
,53を有するすべての必要な組込みファイルがCMS
ソース・ファイルに存在するように編集される。一旦発
行されたOVERRIDE命令34は、CPプログラム
のDMKOVRモジュールを呼出し、図4,図5,図6
によって、これらファイルの各々からの必要なシステム
定義を有するタグをフォーマット処理する。処理の間に
組込みファイルが配置されたら、全組込みファイルはフ
ォーマットされ、必要なタグ・エントリを与える。各組
込みファイルがフォーマットされた後は、次組込みファ
イルは全サブファイルがタグ・エントリ形式に変換され
るまで、フォーマットされる。
【0056】このように、一旦診断命令が発行されたら
、すべてのファイル・データ51,52,53(組込み
ファイルからのデータも含む)はシステムに転送され、
OVRD空間を更新する。IMMEDIATEオプショ
ンを伴うOVERRIDE命令または次IPLは、結果
的に新しく定義されたシステム・オブジェクト定義とな
り、ここのCPプログラムで利用される。この処理は、
各遠隔地で実行される。
【0057】
【発明の効果】ここに述べたのは、1つの実施例であり
、結果的にこれらのシステムのユーザに最小の支障で、
制御プログラム中核を更新するのを可能とするシステム
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】仮想計算機システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】オーバーライド・ソース・ファイルにおいてオ
ーバーライド中核を生成するステップを示す図である。
【図3】オーバーライド・ソース・ファイルにおいてオ
ーバーライド中核を生成するステップを示す図である。
【図4】システム・オブジェクト定義を有する仮想メモ
リのページをアドレス指定するパラメータ・リストを示
す図である。
【図5】診断命令フォーマットにおけるシステム・オブ
ジェクト定義の一般タグ・エントリ・フォーマットを示
す図である。
【図6】診断目的に付加された診断命令によりCPに渡
される付加的データを示す図である。
【図7】CPオーバーライドDASD23から読み出さ
れたDASDページに対するDASDヘッダを示す図で
ある。
【図8】CPオーバーライドDASD23から読み出さ
れた一般DASDエントリを示す図である。
【図9】プロセッサが存在するシステムID,システム
・シリアル・ナンバ,モデル・ナンバ,および時間帯と
いうシステム・エントリを示す図である。
【図10】複数の遠隔VMオペレーティング・システム
を示す図である。
【図11】複数のシステムのシステム・オブジェクト定
義を決定するファイルがいかに構成され得るかを示す図
である。
【図12】複数のシステムのシステム・オブジェクト定
義を決定するファイルがいかに構成され得るかを示す図
である。
【符号の説明】
10  プロセッサ 11  直接アクセス記憶装置(DASD)13  制
御プログラム(CP) 14  会話型モニターシステム(CMS)16,17
,18  ワークステーション16a,17a,18a
  仮想計算機(VM)21  CMSミニディスク 22  CP  DASD 23  CPオーバーライドDASD

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチ・ユーザ仮想計算機(VM)システ
    ムを構成する方法において、システム・プロセッサに、
    前記プロセッサのオペレーションを複数の仮想計算機に
    分割する制御プログラムをインストールし、前記計算機
    システムに、複数の仮想計算機オペレーティング・シス
    テムを前記VMユーザに提供する会話型モニターシステ
    ム(CMS)アプリケーション・プログラムをインスト
    ールし、前記制御プログラム・オペレーティング・シス
    テムの一部として、直接アクセス記憶装置(DASD)
    ディスク・ファイルを提供し、前記ディスク・ファイル
    は、制御プログラム・アクセス,VMミニディスク・ス
    トレージ,および制御プログラム・オーバーライド・ソ
    ース・ファイル・ストレージのためにアロケートされ、
    前記VMミニディスク・ストレージに、前記制御プログ
    ラムのための可変オペレーティング・データを持つオー
    バーライド・ファイルを格納し、前記VMミニディスク
    ・ファイルに格納されたデータをフォーマットし、前記
    データを診断命令により前記制御プログラム・オペレー
    ティング・システムに転送し、前記転送データを、前記
    DASDディスク・ファイルの、前記制御プログラム・
    オーバーライド・ソース・ストレージ・エリアに格納す
    る、マルチ・ユーザ仮想計算機システム構成方法。
  2. 【請求項2】前記可変オペレーティング・データは、命
    名および格納されたシステムと、共有されたセグメント
    とを定義するシステム定義ファイル(DMKSNT)か
    らなる、請求項1記載のマルチ・ユーザ仮想計算機シス
    テム構成方法。
  3. 【請求項3】前記可変オペレーティング・データは、シ
    ステム・スクリーン・ロゴを定義する定義ファイル(D
    MKBOX)からなる、請求項2記載のマルチ・ユーザ
    仮想計算機システム構成方法。
  4. 【請求項4】前記可変オペレーティング・データは、シ
    ステム時間と、システム定義ファイル(DMKSYS)
    からのシステムIDからなる、請求項3記載のマルチ・
    ユーザ仮想計算機システム構成方法。
  5. 【請求項5】前記可変オペレーティング・データは、前
    記オーバーライド・ソース・ファイルのための命名され
    たオブジェクト定義からなる、請求項1記載のマルチ・
    ユーザ仮想計算機システム構成方法。
  6. 【請求項6】制御プログラムの中核の一部は、前記ソー
    ス・ファイルにおける前記オブジェクト定義から生成さ
    れ、CMSの実行したOVERRIDE命令に応じて、
    前記オーバーライド・ストレージ・エリアに利用できる
    、請求項5記載のマルチ・ユーザ仮想計算機システム構
    成方法
  7. 【請求項7】前記制御プログラム・オーバーライド・ソ
    ース・ストレージ・エリアを、前記制御プログラムが初
    期プログラム・ロード(IPL)に従属するとき、前記
    VMユーザのためのシステム・メモリ・ロケーションに
    書き込む、請求項6記載のマルチ・ユーザ仮想計算機シ
    ステム構成方法。
  8. 【請求項8】前記制御プログラム・オーバーライド・ソ
    ース・ストレージ・エリアを、VMユーザが前記データ
    に即座にアクセスできるように、IMMEDIATEオ
    プションを有するCMS発行OVERRIDE命令に応
    じて、制御プログラム・メモリ・ロケーションに書き込
    む、請求項6記載のマルチ・ユーザ仮想計算機システム
    構成方法。
  9. 【請求項9】前記VMミニディスク・ファイルを、定義
    されたデータまたは取るべき動作のタイプを表すタグに
    よって識別された一連のステートメントにフォーマット
    する、請求項5記載のマルチ・ユーザ仮想計算機システ
    ム構成方法。
  10. 【請求項10】共通アドミニストレータを経て相互接続
    された複数のVMシステムのための共通プログラム中核
    を作成する方法において、各システムのオペレーション
    を複数のVMに分割する、各システム上で実行する制御
    プログラムをインストールし、各VMに複数のVMオペ
    レーティング・システムを与える前記VMシステムの各
    々において実行するCMSアプリケーション・プログラ
    ムをインストールし、システム・アドミニストレータと
    して働くVMにより、前記VMオペレーティング・シス
    テムの1つに、前記複数のVMシステムの各制御プログ
    ラムのための共通データの中核を生成し、前記共通デー
    タ中核生成は、前記アドミニストレータVMのCMSソ
    ース・ファイルに、前記VMシステムによって共有され
    る共通オブジェクト定義の編集可能なファイルを生成す
    るステップと、共通オブジェクト定義の前記ファイルを
    、前記定義を利用する残りのシステムの各々に転送する
    ステップと、残りの各システムのソース・オーバーライ
    ド・ディスク・ファイルに、前記残りのシステムの各々
    での前記ファイルを受け取り格納するステップと、制御
    プログラム・メモリを、前記共通オブジェクト定義を各
    VMシステムのVMユーザが利用できる前記オーバーラ
    イド・ディスク・ファイル・データで更新するステップ
    と、を有するマルチ・ユーザ仮想計算機システム構成方
    法。
  11. 【請求項11】前記アドミニストレータはすべての前記
    VMシステムに共通なファイルを生成し、(IMBED
    )タグにより、付加的ファイルを、前記VMシステムの
    1つによる使用のために取り入れる、請求項10記載の
    マルチ・ユーザ仮想計算機システム構成方法。
  12. 【請求項12】特定ファイルのオブジェクトを、前記特
    定ファイルのためのファイル識別子を含むタグ・エント
    リによって識別する、請求項11記載のマルチ・ユーザ
    仮想計算機システム構成方法。
  13. 【請求項13】前記システム・アドミニストレータは各
    タグ・エントリを検証し、制御プログラムは、どのタグ
    ・エントリが間違ったデータを含んでいるかを識別する
    エラー・メッセージを発行する、請求項11記載のマル
    チ・ユーザ仮想計算機システム構成方法。
  14. 【請求項14】仮想計算機システム・プロダクト(VM
    /SP)データ・プロセッシング・システムにおいて、
    VMのユーザから、制御プログラム中核パラメータを変
    更する方法であって、(a)前記システムのオペレーシ
    ョンを複数のVMに分割する制御プログラムを前記プロ
    セッシング・システムにロードし、(b)複数のVMユ
    ーザに、複数のVMオペレーティング・システムを与え
    るために、前記プロセッシング・システムにCMSアプ
    リケーション・プログラムをインストールし、(c)前
    記VMと、制御プログラム・データを格納するためのC
    Pディスクと、制御プログラム中核オブジェクト定義デ
    ータを格納するためのオーバーライド・ストレージ・デ
    ィスクとのために、前記システムのDASDファイルを
    、複数のCMSミニディスクに分割し、(d)前記制御
    プログラム中核パラメータを、前記オーバーライド・ス
    トレージ・ディスクに検証して書込み、前記検証書込み
    は、(i)OVERRIDE命令を前記制御プログラム
    に発行するステップと、(ii)制御プログラム中核デ
    ータをフォーマットし、前記データを前記制御プログラ
    ムに、診断命令により転送するステップと、(iii 
    )前記オーバーライド・ストレージ・ディスクに、前記
    中核データを書込み、書込みによって新規に調整したデ
    ータが制御プログラム中核データとして利用できるよう
    にするステップとからなり、(e)前記制御プログラム
    のIPLを呼び出し、前記新規に調整したデータを、前
    記CMSオーバーライド・ストレージ・ディスクから、
    システム・メモリに導入する、マルチ・ユーザ仮想計算
    機システム構成方法。
  15. 【請求項15】前記制御プログラム・システム・メモリ
    のフリーストレージに、システム・デフォルト・オブジ
    ェクト定義を読出し、システム・デフォルト定義を、前
    記新規に調整したデータで更新する請求項14記載のマ
    ルチ・ユーザ仮想計算機システム構成方法。
  16. 【請求項16】前記制御プログラム・オーバーライド・
    ストレージ・ディスクは第1および第2のエリアに分割
    され、第1のエリアは前もって検証された調整されたデ
    ータを含み、第2のエリアは新しく受け取った調整され
    たデータを含む、請求項15記載のマルチ・ユーザ仮想
    計算機システム構成方法。
  17. 【請求項17】前記制御プログラム診断プロセッシング
    は、前記データを、前記データが前記オーバーライド・
    ディスクに書き込まれる前に、検証する請求項16記載
    のマルチ・ユーザ仮想計算機システム構成方法。
  18. 【請求項18】前記CMSプログラムは、各前記パラメ
    ータ・データをタグとしてフォーマットし、タグのタイ
    プを識別するためのデータを含み、CMS入力ファイル
    のレコード番号は、前記タグおよび前記オブジェクト定
    義データを含む、請求項14記載のマルチ・ユーザ仮想
    計算機システム構成方法。
  19. 【請求項19】システム・アドミニストレータによって
    初期化された制御プログラム中核の変更を許可するシス
    テムにおいて、前記システムのオペレーションを複数の
    VMに分割する制御プログラムを持つプロセッシング・
    システムと、前記プロセッシング・システムに接続され
    たDASDと、CMSミニディスクのセクションに分割
    された前記DASDと、制御プログラム・データの格納
    のためのCPディスクと、制御プログラム中核オブジェ
    クト定義データを格納するためのオーバーライド・ソー
    ス・ファイルと、前記プロセッシング・システム上で実
    行するCMSオペレーティング・システムにより、前記
    VMの1つと通信するシステム・アドミニストレータと
    、前記CMSプログラムにより制御プログラム中核パラ
    メータを与える前記アドミニストレータとからなり、前
    記アドミニストレータは、(i)OVERRIDE命令
    を前記制御プログラムに発するステップと、(ii)前
    記制御プログラム中核データをフォーマットし、前記デ
    ータを診断命令経由で前記制御プログラムに転送するス
    テップと、(iii )新規に調整したデータが前記制
    御プログラムのための制御プログラム中核データとして
    利用できるように、前記オーバーライド・ストレージ・
    ディスクに、前記中核データを書き込むステップとを実
    行する、マルチ・ユーザ仮想計算機システム。
  20. 【請求項20】前記システム・アドミニストレータは、
    複数のVMを供給する複数のプロセッシング・システム
    に対して、中核パラメータを発行するために接続されて
    いる、請求項19記載のマルチ・ユーザ仮想計算機シス
    テム。
  21. 【請求項21】前記アドミニストレータは、前記複数の
    プロセッシング・システムの各々に、一般制御プログラ
    ム中核を与える、請求項19記載のマルチ・ユーザ仮想
    計算機システム。
JP3229731A 1990-09-04 1991-08-16 マルチ・ユーザ仮想計算機システム構成方法およびマルチ・ユーザ仮想計算機システム Pending JPH04245545A (ja)

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