JPH04244706A - 電車の駆動装置 - Google Patents
電車の駆動装置Info
- Publication number
- JPH04244706A JPH04244706A JP3011267A JP1126791A JPH04244706A JP H04244706 A JPH04244706 A JP H04244706A JP 3011267 A JP3011267 A JP 3011267A JP 1126791 A JP1126791 A JP 1126791A JP H04244706 A JPH04244706 A JP H04244706A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- linear motor
- acceleration
- deceleration
- train
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- Pending
Links
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
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Landscapes
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電車の駆動装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】一般に電車の駆動システムは、鉄輪とレ
ールの粘着力を利用し、駆動輪に動力を与えて牽引力を
得ている。上記牽引力は車輪の重量と粘着度によつて決
定されるので、最近のVVVFインバータによる誘導電
動機駆動によつても17%から19%が限界とされてい
る。鉄輪とレールの粘着力によらない方法としてはリニ
アモータ駆動があり、実用化の域に達しつつある。
ールの粘着力を利用し、駆動輪に動力を与えて牽引力を
得ている。上記牽引力は車輪の重量と粘着度によつて決
定されるので、最近のVVVFインバータによる誘導電
動機駆動によつても17%から19%が限界とされてい
る。鉄輪とレールの粘着力によらない方法としてはリニ
アモータ駆動があり、実用化の域に達しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】昨今、都市への人口集
中により、電車等大量輸送機関の輸送力増強が求められ
ているが、運用システムを変更せず輸送力を向上させる
方法としては、列車編成数の増加、列車運転密度の高密
度化等の方法が考えられる。しかし、このためには新た
な保安システムの導入等が必要であり、既に構築された
システムにおいて上記方法の採用は容易ではない。
中により、電車等大量輸送機関の輸送力増強が求められ
ているが、運用システムを変更せず輸送力を向上させる
方法としては、列車編成数の増加、列車運転密度の高密
度化等の方法が考えられる。しかし、このためには新た
な保安システムの導入等が必要であり、既に構築された
システムにおいて上記方法の採用は容易ではない。
【0004】他の効果のある方策の一つとして、列車の
加減速度の向上、或いは最高速度を向上させる方法が考
えられる。これらが費用をあまり要せずに達成できれば
その経済的意義は大きい。本発明は、既存電車の駆動シ
ステムの限界内において、これに経済的で簡単な設備を
付加することにより列車の加減速度の向上を図ることを
目的とする。[発明の構成]
加減速度の向上、或いは最高速度を向上させる方法が考
えられる。これらが費用をあまり要せずに達成できれば
その経済的意義は大きい。本発明は、既存電車の駆動シ
ステムの限界内において、これに経済的で簡単な設備を
付加することにより列車の加減速度の向上を図ることを
目的とする。[発明の構成]
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこの目的のため
、既存電車の附随車の台車にリニアモーターのリアクシ
ョンプレートを取付け、一方、駅付近の車両加速、減速
運行範囲の地上側軌道付近に、前記リアクションプレー
トに対応するリニアモータコイルを設ける。更に地上側
には、列車の位置検知器、及びリニアモータコイルを可
変周波数並びに可変電圧で励磁するVVVFインバータ
装置、運転台と地上側を結ぶ誘導無線を設ける。
、既存電車の附随車の台車にリニアモーターのリアクシ
ョンプレートを取付け、一方、駅付近の車両加速、減速
運行範囲の地上側軌道付近に、前記リアクションプレー
トに対応するリニアモータコイルを設ける。更に地上側
には、列車の位置検知器、及びリニアモータコイルを可
変周波数並びに可変電圧で励磁するVVVFインバータ
装置、運転台と地上側を結ぶ誘導無線を設ける。
【0006】
【作用】電車出発時は、先ず、既存の駆動システム、例
えば鉄輪とレールの粘着力を利用した駆動装置を起動し
、同時にリニアモーターも起動して、前記による既存の
牽引力にリニアモーターの牽引力を加える。これにより
従来の加速度より高い加速度で車両は起動し、所定の車
両速度に達する。次に車両停止の際は、逆に、従来の駆
動装置による減速度に加えて、リニアモータによる制動
力を与え、車両は高い減速力を得て停止する。
えば鉄輪とレールの粘着力を利用した駆動装置を起動し
、同時にリニアモーターも起動して、前記による既存の
牽引力にリニアモーターの牽引力を加える。これにより
従来の加速度より高い加速度で車両は起動し、所定の車
両速度に達する。次に車両停止の際は、逆に、従来の駆
動装置による減速度に加えて、リニアモータによる制動
力を与え、車両は高い減速力を得て停止する。
【0007】以上のように、車両の台車にリアクション
プレートを設け、地上側の限定した区間に、VVVFイ
ンバータで励磁するリニアモータコイルを設置する簡単
な装置により、列車出発、停止時の加減速度を向上させ
ることができる。
プレートを設け、地上側の限定した区間に、VVVFイ
ンバータで励磁するリニアモータコイルを設置する簡単
な装置により、列車出発、停止時の加減速度を向上させ
ることができる。
【0008】
【実施例】本発明について第1図及び第2図に示す実施
例に基いて説明する。
例に基いて説明する。
【0009】在来の電動車1に連結される附随車2の附
随台車3にリアクションプレート4を設置する。附随台
車3にはリアクションプレート収納アーム5を設け、リ
ニアモータ駆動装置設置区間外で車両限界を侵さないた
め、リアクションプレート4を前記台車内に引上げる構
成とする。従って、リアクションプレート4の取付けは
、比較的スペースに余裕のある附随台車3に設置する。
随台車3にリアクションプレート4を設置する。附随台
車3にはリアクションプレート収納アーム5を設け、リ
ニアモータ駆動装置設置区間外で車両限界を侵さないた
め、リアクションプレート4を前記台車内に引上げる構
成とする。従って、リアクションプレート4の取付けは
、比較的スペースに余裕のある附随台車3に設置する。
【0010】また、地上側、駅6付近の車両加速、減速
運転区間の軌道内に、前記リアクションプレートに対応
するリニアモータコイル7を設置する。更に、地上側に
列車の位置を検知する車両位置検知装置8及び、可変周
波数、可変電圧でリニアモータコイル7を励磁するVV
VFインバータ9装置を設ける。運転台からその指令情
報を地上に伝達するため誘導無線10も備付ける。
運転区間の軌道内に、前記リアクションプレートに対応
するリニアモータコイル7を設置する。更に、地上側に
列車の位置を検知する車両位置検知装置8及び、可変周
波数、可変電圧でリニアモータコイル7を励磁するVV
VFインバータ9装置を設ける。運転台からその指令情
報を地上に伝達するため誘導無線10も備付ける。
【0011】上記の構成により、電車出発の際、運転手
の出発指令で鉄輪とレールの粘着力を利用した既存の駆
動システムが起動を始める。同時に前記出発指令は地上
のVVVFインバータ9装置に伝えられ、VVVFイン
バータ9は車両速度より高い周波数でリニアモータコイ
ル7を励磁する。上記により電動車1は在来の駆動装置
の牽引力にリニアモータによる牽引力が付加され、従来
の加速度より高い加速度で起動を開始する。車両の加速
に応じてVVVFインバータ9の周波数も上昇を続け、
所定の速度に達した地点で地上からのVVVFインバー
タ9による速度添加を停止する。同時に、リアクション
プレート4をリアクションプレート収納アーム5により
台車内に引上げる。
の出発指令で鉄輪とレールの粘着力を利用した既存の駆
動システムが起動を始める。同時に前記出発指令は地上
のVVVFインバータ9装置に伝えられ、VVVFイン
バータ9は車両速度より高い周波数でリニアモータコイ
ル7を励磁する。上記により電動車1は在来の駆動装置
の牽引力にリニアモータによる牽引力が付加され、従来
の加速度より高い加速度で起動を開始する。車両の加速
に応じてVVVFインバータ9の周波数も上昇を続け、
所定の速度に達した地点で地上からのVVVFインバー
タ9による速度添加を停止する。同時に、リアクション
プレート4をリアクションプレート収納アーム5により
台車内に引上げる。
【0012】車両停止の際は、運転手の運転指令により
、附随台車3内に収納されていたリアクショスプレート
4を引き下ろし、前記運転指令によりVVVFインバー
タ9は車両速度より低い周波数で、リニアモータコイル
7を励磁して制動力を車両に与える。上記により、車両
在来のブレーキ力に加えてリニアモータの制動力が加わ
ることになり、車両は高い減速力で停止する。
、附随台車3内に収納されていたリアクショスプレート
4を引き下ろし、前記運転指令によりVVVFインバー
タ9は車両速度より低い周波数で、リニアモータコイル
7を励磁して制動力を車両に与える。上記により、車両
在来のブレーキ力に加えてリニアモータの制動力が加わ
ることになり、車両は高い減速力で停止する。
【0013】以上の如く、既存の運用システムを変更す
ることなく、駅付近の限定区間にリニアモータコイル7
の施設とVVVFインバータ9装置の設置、及び附随台
車3にリアクションプレート4を設置し、これらの駆動
装置を併用する制御装置によるだけの簡単で、経済的な
追加設備を設けることにより、従来を上回る加減速度を
得ることが可能となり、輸送力の向上を図ることができ
る。
ることなく、駅付近の限定区間にリニアモータコイル7
の施設とVVVFインバータ9装置の設置、及び附随台
車3にリアクションプレート4を設置し、これらの駆動
装置を併用する制御装置によるだけの簡単で、経済的な
追加設備を設けることにより、従来を上回る加減速度を
得ることが可能となり、輸送力の向上を図ることができ
る。
【0014】他の実施例として、リニアプレート発熱防
止、或いは制御性の向上のため、リニアシンクロナスモ
ータを採用して、界磁コイルを附随台車に取付ける方法
によつても同様の効果を得ることができる。
止、或いは制御性の向上のため、リニアシンクロナスモ
ータを採用して、界磁コイルを附随台車に取付ける方法
によつても同様の効果を得ることができる。
【0015】又、高密度運転対応の本駆動装置を加減速
度の向上のみでなく、勾配区間での起動力も安定して得
られるので、現在計画が進行中の大深度地下鉄システム
への適用も可能である。
度の向上のみでなく、勾配区間での起動力も安定して得
られるので、現在計画が進行中の大深度地下鉄システム
への適用も可能である。
【0016】
【発明の効果】一般に、車両の加減速度は車両が計画さ
れた時点で決定されているもので、輸送力増強の目的で
、加減速度を変更するには路線上を走行する車両全部の
走行性能を変更しなければならない。加減速度の変更は
電動機の定格の見直しにも及ぶことになり、容易なこと
ではなく、膨大な費用と時間を必要とする。
れた時点で決定されているもので、輸送力増強の目的で
、加減速度を変更するには路線上を走行する車両全部の
走行性能を変更しなければならない。加減速度の変更は
電動機の定格の見直しにも及ぶことになり、容易なこと
ではなく、膨大な費用と時間を必要とする。
【0017】しかし、本発明によれば、車両の台車にリ
アクションプレートを設置し、地上側の限定された区間
にVVVFインバータにより励磁されるリニアモータコ
イルを施設するだけの簡単、容易な小設備の追加により
、輸送力の向上を図ることができ、経済性の高い効果が
得られる。
アクションプレートを設置し、地上側の限定された区間
にVVVFインバータにより励磁されるリニアモータコ
イルを施設するだけの簡単、容易な小設備の追加により
、輸送力の向上を図ることができ、経済性の高い効果が
得られる。
【図1】本発明による駆動装置を設けた電車システムの
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明による附随台車の側面図である。
1…電動車 3…
附随台車4…リアクションプレート 5…リアク
ションプレート収納アーム
附随台車4…リアクションプレート 5…リアク
ションプレート収納アーム
Claims (1)
- 【請求項1】 既設の駆動装置により走行する電車の
駆動装置において、前記電車の台車側に、リニアモータ
ーのリアクションプレートを設け、これに対応するリニ
アモータコイルを電車の停車地点前後の加速・減速走行
区間の地上側の軌道内に設けてなるリニアモーター駆動
装置とを併用することを特徴とする電車の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3011267A JPH04244706A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 電車の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3011267A JPH04244706A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 電車の駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04244706A true JPH04244706A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=11773192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3011267A Pending JPH04244706A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 電車の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04244706A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018054003A1 (zh) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 比亚迪股份有限公司 | 转向架总成和具有其的跨座式单轨车辆 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3011267A patent/JPH04244706A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018054003A1 (zh) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 比亚迪股份有限公司 | 转向架总成和具有其的跨座式单轨车辆 |
US11247703B2 (en) | 2016-09-21 | 2022-02-15 | Byd Company Limited | Bogie assembly and straddle-type monorail vehicle having same |
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