JPH04242611A - マットおよびその製造方法 - Google Patents

マットおよびその製造方法

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JPH04242611A
JPH04242611A JP47591A JP47591A JPH04242611A JP H04242611 A JPH04242611 A JP H04242611A JP 47591 A JP47591 A JP 47591A JP 47591 A JP47591 A JP 47591A JP H04242611 A JPH04242611 A JP H04242611A
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JP
Japan
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mat
apron
base material
secondary base
rubber
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JP47591A
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English (en)
Inventor
Eiichi Katou
加藤 ▲えい▼一
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の入口等に敷設して
履物に付着している土や塵を捕集するために用いるマッ
トおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来建物の出入口や玄関等に敷設して履
物に付着している土砂や塵をできるだけ建物内に持ち込
まないように土砂や塵を拭き取り捕集するために用いる
マットとしては、織物あるいは不織布等の一次基布にパ
イル糸をタフティングし裏面をエラストマーでバッキン
グしたカーペットの裏面に二次基材としてゴムシートを
積層し、周囲にゴム製のエプロン部を配したマットが一
般に使用されている。該ゴム製のエプロン部は厚さが通
常1〜3mm程度であり、マットを床に敷設し使用中に
エプロン部の端部が表面側に反り上り易く、さらに繰返
し洗濯して使用すると反りが増大して歩行中にマットに
靴をひっかけたり、場合によっては歩行者が転倒するな
どの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
点を解決し、マット周囲のエプロン部が裏側に湾曲し、
床面に敷設した時に安定性がよく、歩行時に足をエプロ
ンにひっかけることなく歩行性がよく、さらに繰返し洗
濯および長期間使用に耐えるマットを提供せんとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、次のような構成を採用する。
【0005】すなわち、本発明のマットは、カーペット
と二次基材とが積層一体化され、かつ周囲にエプロン部
を有するマットにおいて、該エプロン部が裏面側に湾曲
していることを特徴とするものである。
【0006】また、本発明のマットの製造方法は、カー
ペット、二次基材およびエプロン部を構成する繊維層と
ゴム層を積層して金型内で加圧加熱して一体化し、しか
る後冷却することなく、ただちに脱型し、エプロン部を
物理的に拘束しない状態を維持して室温まで冷却するこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は、マットのエプロン部を表面に繊維層
を配し裏面にゴム層を配した二層構造にすることによっ
てエプロン部の表面側への反りを防止し、さらに繰返し
洗濯によるエプロン部の破損を防ぎ、床への敷設安定性
がよく、歩行性がよく、繰返し洗濯に耐えるマットを完
成させたものである。
【0008】本発明を図によって説明する。図1は、本
発明によるマットの断面図であり、カーペット2と二次
基材3とを積層し、二次基材を延長して、その一部をエ
プロン部4を構成する繊維層5とし、該エプロン部の他
の構成材であるゴム層6を一体化したものである。エプ
ロン部4を構成する繊維層5は、二次基材である繊維構
造体から独立し、エプロン部4の他の構成材であるゴム
を介して二次基材3と一体化された構造であってもよい
が、この場合には、マットを洗濯あるいは実用する時に
かかる外力によってエプロン部がマットから分離し易く
、耐久性に欠けるので、エプロン部を構成する繊維層5
は、二次基材3の繊維構造体が延長されたものである構
造が望ましい。マット1のエプロン部4が、裏側に湾曲
した形状をしているので、マットを床に敷設した時、エ
プロン部の外縁が床面に密着するので、敷設安定性がよ
く、さらに歩行時にエプロン部の縁が靴にひっかかった
り、あるいはマットにつまづいたりすることがなく、歩
行性を高める効果がある。
【0009】図2は、本発明によるマットのエプロン部
4の断面図である。エプロン部4は表面の繊維層5およ
び裏面のゴム層6の二層構造から成り、しかもマットの
裏面側に湾曲している。エプロン部4を構成する繊維層
5は繊維から成る編織物あるいは不織布等の繊維構造体
、あるいはこれらの繊維構造体の組織の空隙部にゴムま
たは合成樹脂等を充填(含浸)した繊維シート状のもの
でもよい。これらの繊維構造体は、裏面のゴム層と接着
一体化するために、エラストマーあるいは他の接着剤を
表面に加工したものが好ましく使用される。
【0010】本発明の効果を高めるために、本発明によ
るマットの製造工程においてカーペット2、二次基材3
、エプロン部4の構成材である繊維層5およびゴム層6
となる未加硫ゴムを金型内に配置し、加熱加圧して同時
加硫一体化した後、冷却することなくただちに脱型し、
しかる後にエプロン部を無拘束に維持した状態で室温ま
で冷却する(以下、加硫無拘束冷却と言う)方法を採用
する。この時に繊維層5およびゴム層6は収縮をおこし
、ゴム層6の収縮が繊維層5の収縮より大きいためにエ
プロン部はマットの裏面側に湾曲成形される。しかも、
この時に形成された湾曲は、長時間使用および繰返し洗
濯にも耐えられるものである。
【0011】また、本発明の効果をさらに高めるために
は、ゴム層6を繊維層5よりも0.5〜3.0%、特に
0.8〜2.5%大きく収縮させるのが好ましい。具体
的にはエプロン部を構成する繊維層5の加硫無拘束冷却
による収縮率を好ましくは1.0%以下に抑えるのが好
ましい。そして、同一条件下でゴム層6の収縮率を該繊
維層5の収縮率よりも好ましくは0.5〜3.0%大き
くするのである。
【0012】次に本発明のマットの製造方法を説明する
。まず、繊維から成る織物あるいは不織布等の一次基布
にパイル糸をタフティングしてパイル糸のループ側にエ
ラストマー等のバッキング材を塗付乾燥してカーペット
1を作成する。この場合、バッキング材を未加硫または
半加硫の状態を保つように乾燥条件を選ぶのが好ましい
。また、繊維から成る編織物あるいは不織布等の繊維構
造体をエラストマー等の接着剤で表面加工して二次基材
3を作成する。
【0013】別途、エプロン部を構成するゴム層になる
ゴム配合物を作成する。かかるゴム配合物は、天然ゴム
、あるいはスチレンーブタジエン共重合ゴム、アクリロ
ニトリルーブタジエン共重合ゴム、エチレンープロピレ
ン共重合ゴム、クロロプレンゴム等の合成ゴムに、充填
材、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤等を配合したもの
である。エプロン部を構成する繊維層5は、前にも述べ
たように上記二次基材をそのまま延長して使用したもの
でもよい。
【0014】次に、金型内にカーペット2、二次基材3
、エプロン部4の構成材である繊維層5およびゴム配合
物を図1のように配して加熱プレスで加熱加圧する。
【0015】加熱プレスの条件は、好ましくは温度13
0℃〜180℃、時間5分〜30分、圧力1〜10Kg
/cm2 の範囲の条件が使用される。この時にカーペ
ット2のバッキング材エラストマー、二次基材3、エプ
ロン部4の構成材である繊維層5およびゴム配合物は、
同時に加硫されて接着し、一体化される。しかる後、金
型が冷却しない内に、ただちに脱型して、エプロン部4
を無拘束の状態を維持して室温まで冷却する。この冷却
によりエプロン部4を構成するゴム層6が繊維層5より
も大きく収縮し、エプロン部4はマットの裏面側に向か
って湾曲する。
【0016】脱型後の冷却は、エプロン部4を無拘束に
して自由に収縮できる状態に維持することが重要であり
、冷却方法あるいは冷却速度等は特定するものではない
【0017】金型内にカーペット2、二次基材3、エプ
ロン部4の構成材である繊維層5およびゴム配合物を図
1のように配して加熱プレスを使用して加熱加圧した後
、ただちに脱型せずにマットを金型内に拘束した状態で
室温まで冷却した場合には、エプロン部4は湾曲しない
【0018】マットの寸法安定性および外観等の面から
繊維層5の加硫無拘束冷却による収縮率は小さい方が望
ましい。繊維層5の加硫無拘束冷却による収縮率が1.
0%を越えるとエプロン部4が吊った状態になったり、
またカーペットにしわが発生するなどマットの外観面に
問題が発生する。
【0019】エプロン部4の湾曲の程度は、敷設安定性
、歩行性、耐久性および外観美等の面から重要であり、
これらの特性面を満すためには前に述べたようにエプロ
ン部4を構成する繊維層5とゴム層6の加硫無拘束冷却
による各々の収縮率差の範囲にするのが好ましい。 すなわちエプロン部を構成するゴム層6の加硫無拘束冷
却による収縮率が同一条件下での繊維層5の収縮率より
0.5〜3.0%、さらに望ましくは0.8〜2.5%
大きいのがよい。
【0020】ゴム層6と繊維層5の収縮率差が0.5%
未満の場合には、エプロン部4に発生する湾曲の曲率半
径が大きくなりすぎて、充分な湾曲が形成されず、また
、該収縮率差が3.0%を越えると、エプロン部4に発
生する湾曲の曲率半径が小さくなりすぎ、かつ湾曲の程
度が大きくなりすぎ、マットの敷設安定性、歩行性、お
よび外観が悪くなる傾向を示す。
【0021】図1、2では、ゴム層6と繊維層5がそれ
ぞれ独立に分離して存在する如く描かれているが、本発
明では、これらを加熱プレスで一体化する際に、ゴム層
6の表面に繊維層5が埋没したような形で一体化された
ものも含むものである。
【0022】本発明でいうエプロン部4を構成する繊維
層5は、木綿、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ビ
ニロン、ポリオレフィンおよびアラミド等各種の素材を
使用することができ、特定するものではなく、これらの
素材から成る織物、編物あるいは不織布等の繊維構造体
を使用することができる。繰返し洗濯して再使用する点
からすると、これらの繊維素材の中でも特にポリエステ
ル、アクリル等の素材からなるマットが望ましい。
【0023】本発明でいうエプロン部4を構成する繊維
層5の重量は、好ましくは50〜500 g/ m2 
、さらに好ましくは100〜300 g/ m2 のも
のが使用される。
【0024】
【実施例】実施例1 経糸および緯糸がポリエステル紡績糸の10番手を3本
合わせ撚糸した糸で、織り密度が経および緯各々17本
/インチ、15本/インチの平織組織の織物を190℃
でヒートセットした後、該織物にアクリロニトリルーブ
タジエン共重合ゴムラテックスに加硫剤等の配合剤を添
加したラテックスをディピング法により塗付した後該ラ
テックスが未加硫あるいは半加硫の状態を保つような温
度条件で乾燥して繊維構造体Aを作成した。
【0025】また、ポリエステル長繊維織物にナイロン
BCFのパイル糸をタフティングし、パイル糸のステッ
チ側にアクリロニトリルーブタジエン共重合ラテックス
に加硫剤等の配合剤を添加したラテックスを塗付した後
、該ラテックスが未加硫あるいは半加硫の状態を保つよ
うな温度条件で乾燥してカーペットAを作成した。さら
に、アクリロニトリルーブタジエン共重合ドライゴムに
バンバリーミキサーを使用して充填剤および加硫剤等の
配合剤を添加し、続いてオープンロールを使用してシー
ト状にし、厚さ1.5mmの未加硫ゴムシートAを作成
した。
【0026】次に、上記カーペットAと上記繊維構造体
Aを二次基材およびエプロン部の繊維層として、さらに
上記未加硫ゴムシートAを金型内に第1図のように積層
配置し、温度160℃、圧力6Kg/cm2 の条件で
10分間加熱、加圧し、カーペット、二次基材、および
エプロン部が一体になったマットを得た。しかる後、た
だちに脱型し該マットを室温に放置しそのまま室温まで
冷却した。この場合にエプロン部を物理的に拘束しない
ような条件で放置した。エプロン部は表面が上記繊維構
造体Aまた裏面が上記ゴムシートAの二層構造であるこ
とを確認した。
【0027】マットが充分冷却した後、マットのエプロ
ン部の湾曲の程度を目視により観察し、さらにビニタイ
ル敷きの床面にマットを敷設してマットの敷設安定性お
よび歩行性等について評価し、さらに、上記加熱・加圧
した後、脱型直後および冷却後のエプロン部表面の繊維
構造体A(繊維層)およびゴム層のそれぞれの長さを測
定し、該冷却工程でのそれぞれの収縮率を算出し、表1
に示した。
【0028】なお、歩行性および敷設安定性の判定は、
次の基準によった。
【0029】すなわち、歩行性は、試料マットをビニタ
イル床面上に敷設し、その上を歩行したときに、該マッ
トが容易に動かないものを「よい」と判定した。
【0030】また、敷設安定性は、試料マットをビニタ
イル床面上に敷設したときに、マットのエプロン部が床
面になじんでいて、エプロン部周囲と床面との間に間隙
がない場合を「よい」と判定し、床面とのなじみが悪い
か、あるいはエプロン部周囲と床面との間に大きな間隙
があるものを「悪い」と判定した。
【0031】実施例2 アクリロニトリルーブタジエン共重合ドライゴムにバン
バリーミキサーを使用して未加硫ゴムシートAとは異な
る配合で充填剤および加硫剤等の配合剤を添加し続いて
オープンロールを使用してシート状にし厚さ1.5mm
の未加硫ゴムシートBを作成した。次に、実施例1と同
一の繊維構造体A、実施例1と同一のカーペット、およ
び上記未加硫ゴムシートBを実施例1と同一の金型内に
実施例1と同様に積層配置して、温度165℃、圧力6
Kg/cm2 の条件で10分間加熱、加圧し、カーペ
ット、二次基材、およびエプロン部が一体になったマッ
トを得た。しかる後、実施例1と同一の工程、条件でマ
ットを冷却し、実施例1と同一の方法により実施例1で
観察および評価した項目と同一の項目について観察・評
価し、また、エプロン部の繊維層およびゴム層の冷却工
程での収縮率についても実施例1と同一の方法、条件に
より算出し、表1に示した。
【0032】実施例3 経糸および緯糸が2000デニールであるポリエステル
長繊維を織り糸とした織り密度が経および緯各々17本
/インチ、16本/インチの平織組織の織物を195℃
でヒートセットし目付260 g/ m2 織物を作り
、該織物にアクリロニトリルーブタジエン共重合ゴムラ
テックスに加硫剤等の配合剤を添加したラテックスをデ
ィピング法により塗付した後、該ラテックスが未加硫あ
るいは半加硫の状態を保つような温度条件で乾燥して繊
維構造体Bを作成した。
【0033】次に、実施例1と同一のカーペットA、上
記の繊維構造体Bおよび実施例1と同一の未加硫ゴムシ
ートAを実施例1と同一の金型内に実施例1と同様に積
層配置して、温度165℃、圧力6Kg/cm2 の条
件で10分間加熱、加圧し、カーペット、二次基材、お
よびエプロン部が一体になったマットを得た。しかる後
、実施例1と同一の工程、条件でマットを冷却し、実施
例1と同一の方法により実施例1で観察および評価した
項目と同一の項目について評価し、また、エプロン部の
繊維層およびゴム層の冷却工程での収縮率についても実
施例1と同一の方法により算出し、表1に示した。
【0034】実施例4 実施例1と同一のカーペットA、実施例3と同一の繊維
構造体B、および実施例2と同一の未加硫ゴムシートB
を使用して実施例2と同一の方法、同一の工程、および
同一の条件によりマットを作成し、観察、評価、を行な
い、さらにエプロン部の繊維層およびゴム層の収縮率を
算出し、表1に示した。
【0035】比較例1 実施例1と同一のカーペットA、と実施例1と同一の繊
維構造体A、および実施例1と同一の未加硫ゴムシート
Aを金型内に繊維構造体Aがエプロン部にかからないよ
うに積層し、エプロン部が未加硫ゴムシートAのみで構
成されるように積層配置した後、実施例1と同一の方法
、同一の工程、および同一の条件によりエプロン部がゴ
ム層のみの一層であるマットを作成し、実施例1と同一
の方法により観察、評価を行ない、表1に示した。
【0036】比較例2 実施例1と同一のカーペットA、実施例1と同一の繊維
構造体A、および実施例1と同一の未加硫ゴムシートA
を使用して実施例1と同一の方法、同一の工程、および
同一の条件により金型内に実施例1と同様に積層配置し
て、温度160℃、圧力6Kg/cm2 の条件で10
分間加熱、加圧した。しかる後、加圧した状態を維持し
たまま温度を下げ室温まで冷却し、その後脱型しカーペ
ット、二次基材、およびエプロン部が一体になったマッ
トを得た。次に実施例1と同一の方法、条件でエプロン
部の目視観察およびマットの評価を行ない、さらにエプ
ロン部の繊維層およびゴム層の収縮率を算出し、表1に
示した。
【0037】比較例3 実施例1と同一のカーペットA、実施例1と同一の繊維
構造体A、および実施例2と同一の未加硫ゴムシートB
を使用して実施例1と同一の方法、同一の工程、および
同一の条件により金型内に実施例1と同様に積層配置し
て、温度165℃、圧力6Kg/cm2 の条件で10
分間加熱、加圧した。しかる後、加圧した状態を維持し
たまま温度を下げ室温まで冷却し、その後脱型しカーペ
ット、二次基材、およびエプロン部が一体になったマッ
トを得た。次に実施例1と同一の方法、条件でエプロン
部の目視観察およびマットの評価を行ない、さらにエプ
ロン部の繊維層およびゴム層の収縮率を算出し、表1に
示した。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】本発明は、床面に敷設した時に安定性が
よく、歩行時に足をエプロン部にひっかけることなく歩
行性がよく、さらに繰返し洗濯および長期間使用に耐え
る優れたマットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は、本発明のマットの一例を示す断面図
である。
【図2】この図は、本発明のマットを構成するエプロン
部の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1:マット 2:カーペット 3:二次基材 4:エプロン部 5:繊維層 6:ゴム層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  カーペットと二次基材とが積層一体化
    され、かつ周囲にエプロン部を有するマットにおいて、
    該エプロン部が裏面側に湾曲していることを特徴とする
    マット。
  2. 【請求項2】  二次基材が、繊維から成る織物あるい
    は不織布で構成されており、かつエプロン部表面の繊維
    層が該二次基材の延長部で構成されている請求項1記載
    のマット。
  3. 【請求項3】  エプロン部裏面のゴム層が、該エプロ
    ン部を構成する表面の繊維層より0.5〜3.0%大き
    く収縮されている請求項1記載のマット。
  4. 【請求項4】  カーペット、二次基材およびエプロン
    部を構成する繊維層とゴム層を積層して金型内で加圧加
    熱して一体化し、しかる後冷却することなく、ただちに
    脱型し、エプロン部を物理的に拘束しない状態を維持し
    て室温まで冷却することを特徴とするマットの製造方法
  5. 【請求項5】  金型内で加圧加熱する条件が、エプロ
    ン部裏面のゴム層を繊維層より0.5〜3.0%大きく
    収縮させる条件である請求項4記載のマットの製造方法
JP47591A 1991-01-08 1991-01-08 マットおよびその製造方法 Pending JPH04242611A (ja)

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