JPH04242304A - 周波数逓倍器 - Google Patents

周波数逓倍器

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Publication number
JPH04242304A
JPH04242304A JP320491A JP320491A JPH04242304A JP H04242304 A JPH04242304 A JP H04242304A JP 320491 A JP320491 A JP 320491A JP 320491 A JP320491 A JP 320491A JP H04242304 A JPH04242304 A JP H04242304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
frequency multiplier
low
pass filter
harmonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP320491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuuji Oosumi
勇二 大炭
Hiroshi Takahashi
広志 高橋
Takeshi Sato
毅 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP320491A priority Critical patent/JPH04242304A/ja
Publication of JPH04242304A publication Critical patent/JPH04242304A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波帯を用いたデ
ータ通信装置に使用される周波数逓倍器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の周波数逓倍器を示す。図4
において、1は入力端子、2は入力ローパスフィルタ、
3はストリップ線路、4はダイオード、6は出力バンド
パスフィルタ、7は出力端子8,9は直流阻止用コンデ
ンサ、10はバイアス抵抗を示すものであり以下にその
動作を説明する。
【0003】入力端子1に入力された入力信号は入力ロ
ーパスフィルタ2、ストリップ線路3を通りダイオート
4に入力される。ダイオード4で発生した入力信号の高
調波信号のなかで入力信号の3倍波を出力バンドパスフ
ィルタ6で選択し、出力として入力信号の3倍の逓倍信
号を出力端子7で得るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、逓倍効率が低く所望の出力レベルを得るた
めには入力レベルを高くする必要があり、この際に必要
とする3倍波以外の高調波信号のレベルも高くなるため
、出力バンドパスフィルタの段数を多くする必要があり
、逓倍器が大きくなるという課題があった。
【0005】特に広帯域逓倍の場合、所望の3倍波とス
プリアス信号となる2倍,4倍波信号の周波数関係が近
づき、出力バンドパスフィルタの通過特性から4倍波の
減衰量が2倍波に比べて少ないため4倍波のスプリアス
信号が出力され、低スプリアス特性の逓倍器を得ること
ができないという課題を有していた。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決し、逓倍効
率が高く、小型で低スプリアス特性の周波数逓倍器を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の周波数逓倍器は、入力ローパスフィルタに接
続されたストリップ線路と出力バンドパスフィルタとの
間にカソード端子を接地した第1のダイオードとアノー
ド端子を接地した第2のダイオードからなる非線形素子
を接続し、上記ストリップ線路の長さを入力信号の4倍
波の波長である約0.5波長として構成したものである
【0008】
【作用】この構成により非線形素子として設けた第1の
ダイオードと第2のダイオードから逓倍効率を高くする
ことができるため、入力信号レベルを低くでき、不要の
スプリアス信号の発生を押さえることができる。また、
入力ローパスフィルタと非線形素子間のストリップ線路
の長さを入力信号の4倍波の波長である約0.5波長と
することにより、特に問題となる4倍波のスプリアス信
号レベルを抑えることができる。したがって、出力バン
ドパスフィルタの段数が少なくても小型で低スプリアス
特性の周波数逓倍器を得ることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の実施例による周波数
逓倍器を示す回路図、図2は同実装状態を示す平面図、
図3は出力バンドパスフィルタに入力される信号レベル
を示す特性図である。図1,図2において、1は入力端
子、2はローパスフィルタ、3はストリップ線路、4,
5はダイオード、6は出力バンドパスフィルタ、7は出
力端子、8,9は直流阻止用コンデンサ、11,12,
13は空心コイル、14,15はチップコンデンサ、1
6,17はスルーホール、18は金属ケース、19は誘
電体基板を示すものであり以下にその構成ならびに動作
について説明する。
【0010】入力端子1に入力された入力信号は入力ロ
ーパスフィルタ2、ストリップ線路3を通りダイオード
4と5に入力される。ダイオード4と5で発生した入力
信号の高調波信号のなかで3倍波を通す出力バンドパス
フィルタ6により3倍波の逓倍信号を選択し、出力端子
7で入力信号の3倍の逓倍信号を取り出すものである。
【0011】上記ストリップ線路3の長さは入力信号の
4倍波信号の波長(λg)で0.5波長(λg/2)と
して構成し、本実施例では入力信号は726MHzから
836MHzとし、2.178GHzから2.508G
Hzの3倍波信号を取り出している。
【0012】また、ダイオード4,5はシリコンのショ
トキバリアダイオード、入力ローパスフィルタ2は空心
コイル11,12,13とチップコンデンサ14,15
で構成しており、出力バンドパスフィルタ6はストリッ
プ線路半波長共振器を用いたフィルタである。なお、誘
電体基板19には誘電率=10.4、厚み=0.8mm
のものを用いた。
【0013】またストリップ線路3は本実施例では特性
インピーダンスが50Ωであり、線路長は約17mmと
長いため、入力ローパスフィルタ2の部分と他の回路を
ケース19の一部を用いて分離することが可能である。 ダイオード4,5と出力バンドパスフィルタ6を形成す
るケース部分の開口幅(W)を15mmとし、使用周波
数よりも導波管モードで十分高いカットオフ周波数(1
0GHz)となるようにしている。また、直流阻止用コ
ンデンサ9は入力信号でハイインピーダンスとするため
に1pFとしている。
【0014】図3は出力バンドパスフィルタに入力され
る2,3,4倍波の各信号レベルを示した特性図であり
図3より明らかなように、本実施例による周波数逓倍器
は逓倍効率が高く、4倍波の信号レベルも低く押えるこ
とができる。
【0015】なお、本実施例ではダイオードを平行に実
装しているが、対向して実装してもよいことは言うまで
もない。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明による周波数逓倍器
は、前記構成より逓倍効率を高くすることができるため
、入力レベルを低くでき、不要のスプリアス信号の発生
を押えることができる。また、入力ローパスフィルタと
非線形素子間のストリップ線路の長さを入力信号の4倍
波の波長である約0.5波長とすることにより、特に問
題となる4倍波のスプリアス信号レベルを抑えることが
できる。
【0017】従って、出力バンドパスフィルタの段数を
少なくしてもスプリアス信号レベルを低くできる。さら
に、入力ローパスフィルタと他の回路ケースで分離して
形成できるのでスプリアス信号が入力端子に漏れること
を防ぐことができる。
【0018】また、ダイオードと出力バンドパスフィル
タを形成するケース部分の開口幅を使用周波数よりも導
波管モードで十分高いカットオフ周波数となるように形
成しているため、導波管モードでのスプリアス信号の伝
達がなく出力端子でのスプリアスレベルを低くできる。 従って、小型で低スプリアス特性の周波数逓倍器を得る
ことが可能な工業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による周波数逓倍器の構成を
示す回路図
【図2】同実装状態を示す平面図
【図3】本発明および従来例における出力バンドパスフ
ィルタに入力される信号レベルを示す特性図
【図4】従
来の周波数逓倍器の構成を示す回路図
【符号の説明】
1  入力端子 2  ローパスフィルタ 3  ストリップ線路 4,5  ダイオード 6  出力バンドパスフィルタ 7  出力端子 8,9  直流阻止用コンデンサ 10  バイアス抵抗 11,12,13  空心コイル 14,15  チップコンデンサ 16,17  スルーホール 18  金属ケース 19  誘電体基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力ローパスフィルタに接続されたストリ
    ップ線路と出力バンドパスフィルタとの間にカソード端
    子を接地した第一のダイオードとアノード端子を接地し
    た第二のダイオードからなる非線形素子を接続し、上記
    非線形素子によって発生する入力信号の高調波のうち3
    倍波を出力信号として取り出すように構成された周波数
    逓倍器。
  2. 【請求項2】ストリップ線路の長さを入力信号の4倍波
    の波長である約0.5波長として構成した請求項1記載
    の周波数逓倍器。
JP320491A 1991-01-16 1991-01-16 周波数逓倍器 Pending JPH04242304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP320491A JPH04242304A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 周波数逓倍器

Applications Claiming Priority (1)

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JP320491A JPH04242304A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 周波数逓倍器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04242304A true JPH04242304A (ja) 1992-08-31

Family

ID=11550911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP320491A Pending JPH04242304A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 周波数逓倍器

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JP (1) JPH04242304A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6066997A (en) * 1996-09-13 2000-05-23 Denso Corporation Frequency multiplier with fundamental wave reflection

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6066997A (en) * 1996-09-13 2000-05-23 Denso Corporation Frequency multiplier with fundamental wave reflection

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