JPH04241239A - カセット型原子レベル加工記録再生装置 - Google Patents
カセット型原子レベル加工記録再生装置Info
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- JPH04241239A JPH04241239A JP191491A JP191491A JPH04241239A JP H04241239 A JPH04241239 A JP H04241239A JP 191491 A JP191491 A JP 191491A JP 191491 A JP191491 A JP 191491A JP H04241239 A JPH04241239 A JP H04241239A
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Landscapes
- Recrystallisation Techniques (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1個の原子か1個の原
子の塊を取るか付けるかして、原子レベルの加工でデジ
タル的に記録再生する装置に係り、特に100ギガバイ
トないし10テラバイトの巨大な情報量を記録再生する
装置に関する。
子の塊を取るか付けるかして、原子レベルの加工でデジ
タル的に記録再生する装置に係り、特に100ギガバイ
トないし10テラバイトの巨大な情報量を記録再生する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報をデジタルに記録再生する装置とし
て、従来、磁気ディスクがある。これは磁性粉を塗布し
た円盤に磁気ヘッドを用いて、0あるいは1の値で情報
を記録し、これを再生するものである。
て、従来、磁気ディスクがある。これは磁性粉を塗布し
た円盤に磁気ヘッドを用いて、0あるいは1の値で情報
を記録し、これを再生するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】磁気ディスクは極めて
高い密度で情報を記録できる。しかし、磁気ヘッドとの
隙間は流体力学的に0.1μm程度が限度であり漏洩磁
束は広がるので、1ビットを記録するためには少なくと
も1平方μmの面積は必要となる。このため、10ギガ
ビットを記録するには100平方cmが必要となる。す
なわち、通常の磁気ディスクでは1面に約1ギガバイト
しか記録できない。最近、計算機などの情報量の増大化
によって、磁気ディスクには50ないし100ギガバイ
トという巨大な情報の記録が要求されてきている。
高い密度で情報を記録できる。しかし、磁気ヘッドとの
隙間は流体力学的に0.1μm程度が限度であり漏洩磁
束は広がるので、1ビットを記録するためには少なくと
も1平方μmの面積は必要となる。このため、10ギガ
ビットを記録するには100平方cmが必要となる。す
なわち、通常の磁気ディスクでは1面に約1ギガバイト
しか記録できない。最近、計算機などの情報量の増大化
によって、磁気ディスクには50ないし100ギガバイ
トという巨大な情報の記録が要求されてきている。
【0004】本発明の目的は、1平方mmという極めて
小さい面積の基板に約100ギガバイトの記録ができ、
再生することのできる簡易なカセット型の記録再生装置
を提供するとともに、このカセット型の記録再生装置を
100個装着することによって10テラバイトの巨大情
報を記録再生できる装置を提供することにある。
小さい面積の基板に約100ギガバイトの記録ができ、
再生することのできる簡易なカセット型の記録再生装置
を提供するとともに、このカセット型の記録再生装置を
100個装着することによって10テラバイトの巨大情
報を記録再生できる装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明では、次の手段を用いた。
、本発明では、次の手段を用いた。
【0006】(1)先端が尖った探針と基板との間に1
V/Å以上の正負の電界を印加し原子を電界蒸発によっ
て、原子1個あるいは1個の原子の塊の除去あるいは付
着をさせて、情報を記録する。原子1個の大きさは2な
いし3Åであるので1平方nmの面積には少なくとも1
ビットを記録できる。従って、たった1平方mmという
小さい面積の基板の上に1000ギガビットすなわち、
約100ギガバイトの情報が記録できる。また、再生は
探針を基板の表面上を電界を掛けつつ移動させ、原子の
在る無しを知ることによって行う。
V/Å以上の正負の電界を印加し原子を電界蒸発によっ
て、原子1個あるいは1個の原子の塊の除去あるいは付
着をさせて、情報を記録する。原子1個の大きさは2な
いし3Åであるので1平方nmの面積には少なくとも1
ビットを記録できる。従って、たった1平方mmという
小さい面積の基板の上に1000ギガビットすなわち、
約100ギガバイトの情報が記録できる。また、再生は
探針を基板の表面上を電界を掛けつつ移動させ、原子の
在る無しを知ることによって行う。
【0007】簡易でコンパクトな装置にするため、本発
明では、探針と、基板と、探針を移動させる探針移動機
構を可搬できるカセット型の小さい容器に封入した。
明では、探針と、基板と、探針を移動させる探針移動機
構を可搬できるカセット型の小さい容器に封入した。
【0008】(2)基板表面の原子1個の除去や付着を
正確に行うためには基板の表面が清浄であることが必要
である。そのため、容器は真空が保てるようにした。
正確に行うためには基板の表面が清浄であることが必要
である。そのため、容器は真空が保てるようにした。
【0009】(3)探針と基板、及び探針移動機構には
電界を与える必要がある。電流を流すリード線の端子を
容器の外部に設けた。これによって、本カセット型記録
再生装置に記録再生を指示し本体となる装置との結合が
極めて容易となった。
電界を与える必要がある。電流を流すリード線の端子を
容器の外部に設けた。これによって、本カセット型記録
再生装置に記録再生を指示し本体となる装置との結合が
極めて容易となった。
【0010】
【作用】(1)基板と探針の距離を約5Åとし、電圧を
5V以上として、基板側を正にすると基板から1個の原
子が除去される。また、負にすると、基板に1個の原子
が付着する。これはディジタル的には1ビットに当たる
。
5V以上として、基板側を正にすると基板から1個の原
子が除去される。また、負にすると、基板に1個の原子
が付着する。これはディジタル的には1ビットに当たる
。
【0011】(2)容器は密封されたもので、真空排気
弁を持ち、外部からも容易に排気できるとともに内部に
も真空排気装置を持つこともできるので、容器は常に真
空に保たれる。
弁を持ち、外部からも容易に排気できるとともに内部に
も真空排気装置を持つこともできるので、容器は常に真
空に保たれる。
【0012】(3)本カセット型記録再生装置を収納し
、記録再生を指示する装置には、ばね状の接点があるの
で、本カセット型記録再生装置を記録再生を指示する装
置に差し込むと、両者の端子と接点は容易にかつ正確に
結合する。
、記録再生を指示する装置には、ばね状の接点があるの
で、本カセット型記録再生装置を記録再生を指示する装
置に差し込むと、両者の端子と接点は容易にかつ正確に
結合する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明す
る。
る。
【0014】図2は、本発明の電界蒸発による原子1個
の除去及び付着の概念図を示す。探針201には溜め2
02があり、供給物質203が溜められている。A電池
204によって溜めが熱せられると、供給物質の原子2
05が探針の周辺に配列する。基板206は平坦な材質
の物がよく、例えば、二硫化タングステンや二流化モリ
ブデン等の層状の物質が特に適している。基板と探針と
の距離を約5Åにして、B電池207によって基板側を
正にして5V以上の電界を掛けると基板の原子(除去原
子208とする)が除去され、原子1個分あるいは原子
の塊1個分の穴209ができる。これによって、1ビッ
トが記録されたことになる。図とは逆にB電池の極性を
逆にして基板側を負にすると供給物質の原子が基板に付
着する。これを突起210とする。この突起も1ビット
の記録となる。基板の上の穴に供給物質の原子を付着さ
せ、付着原子211とすると、付着原子211は基板を
平担化させるため、これは記録の消去をしたことになる
。基板と探針との電圧を約1Vとして探針を平面移動さ
せると、穴の上では極端に電流が弱くなり、また、突起
の上では極端に電流が強くなるので、記録を読みだすこ
とができる。
の除去及び付着の概念図を示す。探針201には溜め2
02があり、供給物質203が溜められている。A電池
204によって溜めが熱せられると、供給物質の原子2
05が探針の周辺に配列する。基板206は平坦な材質
の物がよく、例えば、二硫化タングステンや二流化モリ
ブデン等の層状の物質が特に適している。基板と探針と
の距離を約5Åにして、B電池207によって基板側を
正にして5V以上の電界を掛けると基板の原子(除去原
子208とする)が除去され、原子1個分あるいは原子
の塊1個分の穴209ができる。これによって、1ビッ
トが記録されたことになる。図とは逆にB電池の極性を
逆にして基板側を負にすると供給物質の原子が基板に付
着する。これを突起210とする。この突起も1ビット
の記録となる。基板の上の穴に供給物質の原子を付着さ
せ、付着原子211とすると、付着原子211は基板を
平担化させるため、これは記録の消去をしたことになる
。基板と探針との電圧を約1Vとして探針を平面移動さ
せると、穴の上では極端に電流が弱くなり、また、突起
の上では極端に電流が強くなるので、記録を読みだすこ
とができる。
【0015】図1は、本発明のカセット型原子レベル加
工記録再生装置の断面図である。
工記録再生装置の断面図である。
【0016】容器101の中に基台102が納められて
いる。基台には、基板103が固定される。基板の上に
は1個の原子あるいは1個の原子の塊が除去された穴1
04が示してある。もちろん、これが1の情報を与える
ことになる。また、基台には固定台105が固定される
。固定台の上にはXYZの3軸方向に移動のできる移動
機構106が固定される。移動機構の先端に絶縁体の固
定具107を介して探針108が固定される。移動機構
は基本的に3個の部材から構成される。すなわち、X方
向へのX方向移動機構106a、Y方向へのY方向移動
機構106b、Z方向へのZ移動機構106cである。 これらの部材としては、ピエゾ素子や磁歪素子や可動線
輪等が適している。図にはピエゾ素子が示してある。ピ
エゾ素子は両端の電極(図示せず)に電圧を与えること
により任意の移動が得られる。従って、移動機構には6
本のリード線109が必要となる。探針には溜め110
が付き、ガリウムなどの付着物質111が溜められる。 溜めにも付着物質の加熱のためと探針への電圧印加のた
めに2本のリード線112が必要である。当然ながら、
基板にもリード線113が必要となる。容器の左端には
容器を真空に引く機構がある。図では弁114が閉じた
状態をしめしている。Oリング115の付いた真空引き
の面116を真空排気装置(図示せず)に付け、弁を開
けることによって容器は真空となり、その後、弁を閉じ
ることによって容器は真空が保たれる。容器内に金属の
ゲッター膜を付けたり、小型のイオンポンプを付けるこ
とも有効である。この容器内の真空排気装置に十分な能
力がある場合には、外部の真空排気装置に関連するもの
はもちろん不要である。容器には約10個の端子117
が付き、全てのリード線は容器内で端子に接続される。 リード線の先端の矢印はこれを示している。端子は容器
の外部に露出しているので、容器の外部から容易に各リ
ード線に電圧を与えたり、内部の信号を把握することが
できる。本装置で情報が記録され、また、再生読みだし
される過程は図2で示した通りである。
いる。基台には、基板103が固定される。基板の上に
は1個の原子あるいは1個の原子の塊が除去された穴1
04が示してある。もちろん、これが1の情報を与える
ことになる。また、基台には固定台105が固定される
。固定台の上にはXYZの3軸方向に移動のできる移動
機構106が固定される。移動機構の先端に絶縁体の固
定具107を介して探針108が固定される。移動機構
は基本的に3個の部材から構成される。すなわち、X方
向へのX方向移動機構106a、Y方向へのY方向移動
機構106b、Z方向へのZ移動機構106cである。 これらの部材としては、ピエゾ素子や磁歪素子や可動線
輪等が適している。図にはピエゾ素子が示してある。ピ
エゾ素子は両端の電極(図示せず)に電圧を与えること
により任意の移動が得られる。従って、移動機構には6
本のリード線109が必要となる。探針には溜め110
が付き、ガリウムなどの付着物質111が溜められる。 溜めにも付着物質の加熱のためと探針への電圧印加のた
めに2本のリード線112が必要である。当然ながら、
基板にもリード線113が必要となる。容器の左端には
容器を真空に引く機構がある。図では弁114が閉じた
状態をしめしている。Oリング115の付いた真空引き
の面116を真空排気装置(図示せず)に付け、弁を開
けることによって容器は真空となり、その後、弁を閉じ
ることによって容器は真空が保たれる。容器内に金属の
ゲッター膜を付けたり、小型のイオンポンプを付けるこ
とも有効である。この容器内の真空排気装置に十分な能
力がある場合には、外部の真空排気装置に関連するもの
はもちろん不要である。容器には約10個の端子117
が付き、全てのリード線は容器内で端子に接続される。 リード線の先端の矢印はこれを示している。端子は容器
の外部に露出しているので、容器の外部から容易に各リ
ード線に電圧を与えたり、内部の信号を把握することが
できる。本装置で情報が記録され、また、再生読みだし
される過程は図2で示した通りである。
【0017】図3は、本発明のカセット型原子レベル加
工記録再生装置の斜視図である。本図は図1の理解を容
易にするためのものである。図中の番号のものは図1の
番号のものと同じものを示す。なお、端子やリード線な
どは省略されている。
工記録再生装置の斜視図である。本図は図1の理解を容
易にするためのものである。図中の番号のものは図1の
番号のものと同じものを示す。なお、端子やリード線な
どは省略されている。
【0018】図4は、本発明のカセット型原子レベル加
工記録再生装置の他の実施例の移動機構の平面図である
。本実施例では、2本ずつ計4本のX方向およびY方向
移動機構の中心にZ方向移動機構を置き、その下に探針
を固定した。基台401の上に4本の固定台402が固
定される。X方向移動のために、2本のX方向移動機構
403があり、並行ばね404を介して中央支持体40
5につながる。同じようにして、Y方向移動のために、
2本のY方向移動機構406があり、並行ばね407を
介して中央支持体につながる。X方向に移動するために
は、右側のX方向移動機構を縮小させ、左側のX方向移
動機構を伸長させて行う。Y方向移動についても同様で
あることはいうまでもない。なお、移動機構、探針40
8、および基板409へのリード線は省略し、図示して
ない。
工記録再生装置の他の実施例の移動機構の平面図である
。本実施例では、2本ずつ計4本のX方向およびY方向
移動機構の中心にZ方向移動機構を置き、その下に探針
を固定した。基台401の上に4本の固定台402が固
定される。X方向移動のために、2本のX方向移動機構
403があり、並行ばね404を介して中央支持体40
5につながる。同じようにして、Y方向移動のために、
2本のY方向移動機構406があり、並行ばね407を
介して中央支持体につながる。X方向に移動するために
は、右側のX方向移動機構を縮小させ、左側のX方向移
動機構を伸長させて行う。Y方向移動についても同様で
あることはいうまでもない。なお、移動機構、探針40
8、および基板409へのリード線は省略し、図示して
ない。
【0019】図5は、本発明のカセット型原子レベル加
工記録再生装置の図4に示した実施例の移動機構のAA
’断面図である。中央支持体405の中にZ方向移動機
構501が固定され、固定具502を介して探針408
が固定される。探針の上部には溜め503があり、付着
物質504が溜められる。図中の番号で図4の中の番号
と同じものは図4で示した物を示す。本実施例の移動機
構は剛性が高く、高さ方向の寸法を小さくできるので、
コンパクトで移動精度の高い記録再生装置を提供できる
。
工記録再生装置の図4に示した実施例の移動機構のAA
’断面図である。中央支持体405の中にZ方向移動機
構501が固定され、固定具502を介して探針408
が固定される。探針の上部には溜め503があり、付着
物質504が溜められる。図中の番号で図4の中の番号
と同じものは図4で示した物を示す。本実施例の移動機
構は剛性が高く、高さ方向の寸法を小さくできるので、
コンパクトで移動精度の高い記録再生装置を提供できる
。
【0020】図6は、本発明のカセット型原子レベル加
工記録再生装置を収納し、計算機などと結合して実際に
記録再生を行う本体装置の一部断面図である。本体装置
の筐体601には信号処理制御装置602および真空排
気装置603が納められてあり、また、約10個の接点
604も固定されている。接点と信号処理制御装置はリ
ード線605で結ばれている。カセット型原子レベル加
工記録再生装置606が本体装置に挿入されてロックハ
ンドル607で固定されると、真空引きの面608が真
空排気装置に密着する。Oリング609によってシール
されるので真空が漏れることはない。ここで、弁610
が開けられると、容器611の内部の真空の状態は真空
排気装置による排気によって、さらに向上する。もちろ
ん、カセット型原子レベル加工記録再生装置の内部の真
空排気装置によって十分な真空排気が可能な場合は外部
からの排気は不要であることはいうまでもない。一方、
この挿入によって、端子612も接点と接触して電気的
に結合する。計算機(図示していない)などの記録再生
処理を必要とする外部の装置と接続する、信号処理制御
装置からの信号によって、基板612に情報が記録され
、また、基板の上の情報が再生され読み出される。
工記録再生装置を収納し、計算機などと結合して実際に
記録再生を行う本体装置の一部断面図である。本体装置
の筐体601には信号処理制御装置602および真空排
気装置603が納められてあり、また、約10個の接点
604も固定されている。接点と信号処理制御装置はリ
ード線605で結ばれている。カセット型原子レベル加
工記録再生装置606が本体装置に挿入されてロックハ
ンドル607で固定されると、真空引きの面608が真
空排気装置に密着する。Oリング609によってシール
されるので真空が漏れることはない。ここで、弁610
が開けられると、容器611の内部の真空の状態は真空
排気装置による排気によって、さらに向上する。もちろ
ん、カセット型原子レベル加工記録再生装置の内部の真
空排気装置によって十分な真空排気が可能な場合は外部
からの排気は不要であることはいうまでもない。一方、
この挿入によって、端子612も接点と接触して電気的
に結合する。計算機(図示していない)などの記録再生
処理を必要とする外部の装置と接続する、信号処理制御
装置からの信号によって、基板612に情報が記録され
、また、基板の上の情報が再生され読み出される。
【0021】図7は、本発明の原子レベル加工記録再生
装置において、複数個のカセット型原子レベル加工記録
再生装置を装着できる装置の一部断面図である。本図は
図6を2段かさねた構造を示す。図では2個のカセット
型原子レベル加工記録再生装置を示したが、100個を
装着することも困難ではない。その装置では、10テラ
バイトという極めて大きな情報を記録再生できる装置を
提供できる。
装置において、複数個のカセット型原子レベル加工記録
再生装置を装着できる装置の一部断面図である。本図は
図6を2段かさねた構造を示す。図では2個のカセット
型原子レベル加工記録再生装置を示したが、100個を
装着することも困難ではない。その装置では、10テラ
バイトという極めて大きな情報を記録再生できる装置を
提供できる。
【0022】
【発明の効果】以上、述べてきたように本発明によれば
、 (1)1平方mmの小さい基板に100ギガバイトとい
う大きな情報量を記録し、かつ再生できるコンパクトな
記録再生装置を提供することができた。
、 (1)1平方mmの小さい基板に100ギガバイトとい
う大きな情報量を記録し、かつ再生できるコンパクトな
記録再生装置を提供することができた。
【0023】(2)カセット型原子レベル加工記録再生
装置を100個装着することは容易で、それにより、1
0テラバイトという極めて大きな情報量を記録再生でき
る装置を提供することができた。
装置を100個装着することは容易で、それにより、1
0テラバイトという極めて大きな情報量を記録再生でき
る装置を提供することができた。
【図1】本発明のカセット型原子レベル加工記録再生装
置の実施例の断面図。
置の実施例の断面図。
【図2】本発明の電界蒸発による原子1個の除去および
付着の概念図。
付着の概念図。
【図3】本発明のカセット型原子レベル加工記録再生装
置の実施例の斜視図。
置の実施例の斜視図。
【図4】本発明の移動機構の他の実施例の平面図。
【図5】本発明の移動機構の他の実施例の断面図。
【図6】本発明の原子レベル加工記録再生装置の実施例
の断面図。
の断面図。
【図7】本発明の原子レベル加工記録再生装置の他の実
施例の断面図。
施例の断面図。
101−−容器、102−−基台、103−−基板、1
04−−穴、105−−固定台、106a−−X方向移
動機構、106b−−Y方向移動機構、106c−−Z
方向移動機構、107−−固定具、108−−探針、1
09,112,113−−リード線、110−−溜め、
111−−付着物質、114−−弁、115−−Oリン
グ、116−−真空引きの面、117−−端子。
04−−穴、105−−固定台、106a−−X方向移
動機構、106b−−Y方向移動機構、106c−−Z
方向移動機構、107−−固定具、108−−探針、1
09,112,113−−リード線、110−−溜め、
111−−付着物質、114−−弁、115−−Oリン
グ、116−−真空引きの面、117−−端子。
Claims (4)
- 【請求項1】原子レベルで加工される平坦な基板と、こ
の基板に電圧をかけることによって1個の原子か1個の
原子の塊を取るか付けるかして記録再生する探針と、こ
の探針を平面的あるいは空間的に移動できる探針移動機
構を、可搬できる小型の容器に収納したことを特徴とす
るカセット型の原子レベル加工記録再生装置。 - 【請求項2】請求項1の発明において、外部もしくは内
部に設けられた真空発生装置によって、容器が真空に保
たれることを特徴とするカセット型の原子レベル加工記
録再生装置。 - 【請求項3】請求項1及び2の発明において、探針、基
板、探針移動機構およびその他の部材へのリード線の端
子が容器の外部に位置することを特徴とするカセット型
の原子レベル加工記録再生装置。 - 【請求項4】請求項1から3までの発明のカセット型の
原子レベル加工記録再生装置を1台もしくは複数台を収
納し、計算機などと結合して記録再生できる装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP191491A JPH04241239A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | カセット型原子レベル加工記録再生装置 |
PCT/JP1992/000015 WO1992012528A1 (en) | 1991-01-11 | 1992-01-10 | Surface atom machining method and apparatus |
EP92902728A EP0522168A1 (en) | 1991-01-11 | 1992-01-10 | Surface atom machining method and apparatus |
US07/934,672 US5416331A (en) | 1991-01-11 | 1992-01-10 | Surface atom fabrication method and apparatus |
US08/441,700 US5689494A (en) | 1991-01-11 | 1995-05-15 | Surface atom fabrication method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP191491A JPH04241239A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | カセット型原子レベル加工記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04241239A true JPH04241239A (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=11514853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP191491A Pending JPH04241239A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | カセット型原子レベル加工記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04241239A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009512847A (ja) * | 2005-10-21 | 2009-03-26 | サントル ナショナル デ ラ ルシェルシュ シィアンティフィク (セ.エヌ.エール.エス.) | 読み取り/書き込みチップ、ヘッドおよび装置、およびその使用法、およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP191491A patent/JPH04241239A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009512847A (ja) * | 2005-10-21 | 2009-03-26 | サントル ナショナル デ ラ ルシェルシュ シィアンティフィク (セ.エヌ.エール.エス.) | 読み取り/書き込みチップ、ヘッドおよび装置、およびその使用法、およびその製造方法 |
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