JPH04239323A - 階層形命令制御における命令キャッシュ方式 - Google Patents
階層形命令制御における命令キャッシュ方式Info
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- JPH04239323A JPH04239323A JP243091A JP243091A JPH04239323A JP H04239323 A JPH04239323 A JP H04239323A JP 243091 A JP243091 A JP 243091A JP 243091 A JP243091 A JP 243091A JP H04239323 A JPH04239323 A JP H04239323A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は階層形命令制御における
命令キャッシュ方式、特に一部の機械命令を他の機械命
令からなる命令プログラムで実現する階層形命令制御方
式を採用するデータ処理装置における階層形命令制御に
おける命令キャッシュ方式に関する。
命令キャッシュ方式、特に一部の機械命令を他の機械命
令からなる命令プログラムで実現する階層形命令制御方
式を採用するデータ処理装置における階層形命令制御に
おける命令キャッシュ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ処理装置において
は、処理性能の向上を計るためにマイクロプログラムを
構成するマイクロ命令が1ステップで実行する機能を多
くし、並列処理性を高めた、ビット構成の大きな所謂水
平型マイクロ命令化が顕著である。
は、処理性能の向上を計るためにマイクロプログラムを
構成するマイクロ命令が1ステップで実行する機能を多
くし、並列処理性を高めた、ビット構成の大きな所謂水
平型マイクロ命令化が顕著である。
【0003】特に基本演算命令など使用頻度の高いもの
については、前述の水平型マイクロ命令化の特徴が最大
限に活かせるようにハードウェアの構造も最適化される
ので、マイクロプログラムのステップ数が極めて少なく
なるように実現されている。
については、前述の水平型マイクロ命令化の特徴が最大
限に活かせるようにハードウェアの構造も最適化される
ので、マイクロプログラムのステップ数が極めて少なく
なるように実現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、他の多
くの命令、たとえば各種制御命令や主記憶上でのデータ
ハンドリングを繰り返すようなリスト処理命令などでは
シーケンシャルな処理が多く、このような機能に対して
高度に水平化されたマイクロ命令を使用しても1ステッ
プで実行する機能の並列度が高くないのでマイクロ命令
の未使用フィールドが多くなり、マイクロプログラムを
格納する制御記憶の容量が増加するという欠点があった
。
くの命令、たとえば各種制御命令や主記憶上でのデータ
ハンドリングを繰り返すようなリスト処理命令などでは
シーケンシャルな処理が多く、このような機能に対して
高度に水平化されたマイクロ命令を使用しても1ステッ
プで実行する機能の並列度が高くないのでマイクロ命令
の未使用フィールドが多くなり、マイクロプログラムを
格納する制御記憶の容量が増加するという欠点があった
。
【0005】これを解決する方法として、マイクロプロ
グラムで実現すると水平型マイクロ命令の並列処理の効
果をあまり発揮できない命令を、水平型マイクロ命令の
並列処理の効果が充分に発揮できる基本命令からなる命
令プログラムの実行により実現することが提案されてい
るが、ソフトウェアプログラムから命令プログラムへ、
又は逆への乗り移りに際して生じるオーバヘッドロスが
大きいという欠点があった。
グラムで実現すると水平型マイクロ命令の並列処理の効
果をあまり発揮できない命令を、水平型マイクロ命令の
並列処理の効果が充分に発揮できる基本命令からなる命
令プログラムの実行により実現することが提案されてい
るが、ソフトウェアプログラムから命令プログラムへ、
又は逆への乗り移りに際して生じるオーバヘッドロスが
大きいという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の階層形命令制御
における命令キャッシュ方式は、制御記憶上のマイクロ
プログラムで実現される第1群の命令と、第1群の命令
で構成される命令プログラムにより実現される第2群の
命令と、命令プログラムの終わりを指示する第1群の命
令に属する第1の命令と、第1群と第2群の命令で構成
されるソフトウェアプログラム及び命令プログラムとを
格納する主記憶と、主記憶から読み出したソフトウェア
プログラムを格納する第1系統の命令キャッシュと、主
記憶から読み出した命令プログラムを格納する第2系統
の命令キャッシュと、第1系統又は前記第2系統の命令
キャッシュから取り出したデータの何れかを選択して格
納する命令レジスタと、命令レジスタに格納された命令
が第1群、第2群のいずれの命令かを区別する第1の情
報と、命令レジスタに格納された命令が第1群、第2群
のいずれの命令かを区別する第1の情報と、命令レジス
タに格納された命令が第1群の命令の場合には該当命令
を実現するマイクロプログラムの制御記憶上の開始番地
を、また第2群の命令の場合には該当命令を実現する命
令プログラム主記憶上の開始番地を示す第2の情報と、
第1及び第2の情報を各命令ごとに格納する命令解析メ
モリと、命令解析メモリ上の第1の情報により第2群の
命令を検出した時、命令解析メモリ上の第2の情報によ
り該当命令を実現する命令プログラムの取り出しを開始
し、更に命令キャッシュを第2系統に切り替えて前記命
令レジスタに命令プログラムを取り出す第1の手段と、
命令プログラムの終わりを指示する第1の命令を検出し
た時、命令キャッシュを第1系統に切り替えて命令レジ
スタにソフトウェアプログラムを取り出す第2の手段と
を有している。
における命令キャッシュ方式は、制御記憶上のマイクロ
プログラムで実現される第1群の命令と、第1群の命令
で構成される命令プログラムにより実現される第2群の
命令と、命令プログラムの終わりを指示する第1群の命
令に属する第1の命令と、第1群と第2群の命令で構成
されるソフトウェアプログラム及び命令プログラムとを
格納する主記憶と、主記憶から読み出したソフトウェア
プログラムを格納する第1系統の命令キャッシュと、主
記憶から読み出した命令プログラムを格納する第2系統
の命令キャッシュと、第1系統又は前記第2系統の命令
キャッシュから取り出したデータの何れかを選択して格
納する命令レジスタと、命令レジスタに格納された命令
が第1群、第2群のいずれの命令かを区別する第1の情
報と、命令レジスタに格納された命令が第1群、第2群
のいずれの命令かを区別する第1の情報と、命令レジス
タに格納された命令が第1群の命令の場合には該当命令
を実現するマイクロプログラムの制御記憶上の開始番地
を、また第2群の命令の場合には該当命令を実現する命
令プログラム主記憶上の開始番地を示す第2の情報と、
第1及び第2の情報を各命令ごとに格納する命令解析メ
モリと、命令解析メモリ上の第1の情報により第2群の
命令を検出した時、命令解析メモリ上の第2の情報によ
り該当命令を実現する命令プログラムの取り出しを開始
し、更に命令キャッシュを第2系統に切り替えて前記命
令レジスタに命令プログラムを取り出す第1の手段と、
命令プログラムの終わりを指示する第1の命令を検出し
た時、命令キャッシュを第1系統に切り替えて命令レジ
スタにソフトウェアプログラムを取り出す第2の手段と
を有している。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
【0008】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、また図2はソフトウェアプログラム及び命令プログ
ラムの実行の流れを示すブロック図である。
り、また図2はソフトウェアプログラム及び命令プログ
ラムの実行の流れを示すブロック図である。
【0009】始めに図1を参照すると、本発明の一実施
例は、主記憶(メインメモリー)1、主記憶アクセス制
御部2、第1系統命令キャッシュ310、第1系統命令
キャッシュ制御部311、第2系統命令キャッシュ32
0、第2系統命令キャッシュ制御部321、命令レジス
タ5、命令プリフェッチ制御部6、命令解析メモリ7、
マイクロプログラム・シーケンサおよびデコーダ部8、
制御記憶9並びに演算処理部10から構成されている。
例は、主記憶(メインメモリー)1、主記憶アクセス制
御部2、第1系統命令キャッシュ310、第1系統命令
キャッシュ制御部311、第2系統命令キャッシュ32
0、第2系統命令キャッシュ制御部321、命令レジス
タ5、命令プリフェッチ制御部6、命令解析メモリ7、
マイクロプログラム・シーケンサおよびデコーダ部8、
制御記憶9並びに演算処理部10から構成されている。
【0010】更に主記憶1には目的の処理を行うソフト
ウェアプログラム12と、第2群の命令を実現する命令
プログラム11とが格納されている。
ウェアプログラム12と、第2群の命令を実現する命令
プログラム11とが格納されている。
【0011】ここで、ソフトウェアプログラム12は第
1群の命令と第2群の命令とにより構成されており、第
1群の命令は制御記憶9に格納されたマイクロプログラ
ムにより実現され、第2群の命令は同じく主記憶1に格
納された命令プログラム11により実現される。
1群の命令と第2群の命令とにより構成されており、第
1群の命令は制御記憶9に格納されたマイクロプログラ
ムにより実現され、第2群の命令は同じく主記憶1に格
納された命令プログラム11により実現される。
【0012】また、第1群の命令は水平型マイクロ命令
の並列処理の効果が充分に発揮できる基本命令であり、
一般にソフトウェアプログラムに使用される頻度が格段
に高い命令である。第2群の命令はマイクロプログラム
で実現しようとすると水平型マイクロ命令の効果がそれ
ほど発揮できない命令であり、むしろ垂直型のマイクロ
命令に近い使い方になる命令である。
の並列処理の効果が充分に発揮できる基本命令であり、
一般にソフトウェアプログラムに使用される頻度が格段
に高い命令である。第2群の命令はマイクロプログラム
で実現しようとすると水平型マイクロ命令の効果がそれ
ほど発揮できない命令であり、むしろ垂直型のマイクロ
命令に近い使い方になる命令である。
【0013】次に図2を参照すると、大文字のA,B,
Cは第1群の命令を、小文字のdは第2群の命令を、ま
た命令Xは第2群の命令を実現する命令プログラムの終
わりを指示する命令を現し、2001はソフトウェアプ
ログラムの実行の流れを、2002は命令プログラムの
実行の流れを示す。
Cは第1群の命令を、小文字のdは第2群の命令を、ま
た命令Xは第2群の命令を実現する命令プログラムの終
わりを指示する命令を現し、2001はソフトウェアプ
ログラムの実行の流れを、2002は命令プログラムの
実行の流れを示す。
【0014】ここで、図1、図2を用いて本実施例の動
作について説明する。
作について説明する。
【0015】主記憶1のソフトウェアプログラム12の
命令シーケンスの取出しは、命令プリフェッチ制御部6
からの指令により第1系統命令キャッシュ310及び制
御部311に通知され、ヒット検索処理が行なわれる。
命令シーケンスの取出しは、命令プリフェッチ制御部6
からの指令により第1系統命令キャッシュ310及び制
御部311に通知され、ヒット検索処理が行なわれる。
【0016】ヒットした場合は第1系統命令キャッシュ
310から命令レジスタ5に直ちにデータが格納されて
命令の実行が開始される。ミスヒットの場合は第1系統
命令キャッシュ制御部311の制御により主記憶アクセ
ス制御部2を介して主記憶1から読み出され、第1系統
命令キャッシュ310にブロックロードされ、命令レジ
スタ5にもデータが格納されて命令の実行が開始される
。
310から命令レジスタ5に直ちにデータが格納されて
命令の実行が開始される。ミスヒットの場合は第1系統
命令キャッシュ制御部311の制御により主記憶アクセ
ス制御部2を介して主記憶1から読み出され、第1系統
命令キャッシュ310にブロックロードされ、命令レジ
スタ5にもデータが格納されて命令の実行が開始される
。
【0017】命令レジスタ5の命令コード部は信号線7
01を介して命令解析メモリ7に供給され、命令レジス
タ5の命令が第1群、第2群のいずれの命令かを区別す
る第1の情報を信号線601を介して命令プリフェッチ
制御部6に供給する。
01を介して命令解析メモリ7に供給され、命令レジス
タ5の命令が第1群、第2群のいずれの命令かを区別す
る第1の情報を信号線601を介して命令プリフェッチ
制御部6に供給する。
【0018】さて、命令の流れが図2に従って進み、命
令レジスタ5の命令がd、即ち第2群の命令であると、
信号線601を介して第2群の命令の識別情報が命令プ
リフェッチ制御部6に供給される。この識別情報により
、命令プリフェッチ制御部6は切り替え回路4に制御信
号を供給して、命令レジスタ5の入力を第2系統命令キ
ャッシュ320に切り替える。
令レジスタ5の命令がd、即ち第2群の命令であると、
信号線601を介して第2群の命令の識別情報が命令プ
リフェッチ制御部6に供給される。この識別情報により
、命令プリフェッチ制御部6は切り替え回路4に制御信
号を供給して、命令レジスタ5の入力を第2系統命令キ
ャッシュ320に切り替える。
【0019】更に、命令プリフェッチ制御部6では、信
号線602を介して命令プリフェッチ制御部6に供給さ
れる命令解析メモリ7上の第2の情報を主記憶上のアド
レスとし、該当命令を実現する命令プログラム(主記憶
1上の12の一部分)の取り出し要求が第2系統命令キ
ャッシュ制御部321に発行され、ヒット検索処理が行
なわれる。
号線602を介して命令プリフェッチ制御部6に供給さ
れる命令解析メモリ7上の第2の情報を主記憶上のアド
レスとし、該当命令を実現する命令プログラム(主記憶
1上の12の一部分)の取り出し要求が第2系統命令キ
ャッシュ制御部321に発行され、ヒット検索処理が行
なわれる。
【0020】ヒットした場合は第2系統命令キャッシュ
320から命令レジスタ5に直ちにデータが格納されて
命令プログラムの命令の実行が開始される。ミスヒット
の場合は第2系統命令キャッシュ制御部321の制御に
より主記憶アクセス制御部2を介して主記憶1から読み
出され、第2系統命令キャッシュ320にブロックロー
ドされ、命令レジスタ5にもデータが格納されて命令プ
ログラムの命令の実行が開始される。
320から命令レジスタ5に直ちにデータが格納されて
命令プログラムの命令の実行が開始される。ミスヒット
の場合は第2系統命令キャッシュ制御部321の制御に
より主記憶アクセス制御部2を介して主記憶1から読み
出され、第2系統命令キャッシュ320にブロックロー
ドされ、命令レジスタ5にもデータが格納されて命令プ
ログラムの命令の実行が開始される。
【0021】このようにして第2群命令dを実現する命
令プログラム2002が逐次的に実行されて、命令レジ
スタ5の命令がX即ち第2群の命令を実現する命令プロ
グラムの終わりを指示する命令に到達する。この命令は
第1群の命令であるので制御記憶9に格納されたマイク
ロプログラムにより実現されるので、演算処理部10か
ら命令プログラムの終わりを指示する情報が信号線60
3を介して命令プリフェッチ制御部6に供給される、こ
の情報により、命令プリフェッチ制御部6は切り替え回
路4に制御信号を供給して、命令レジスタ5の入力を第
1系統命令キャッシュ310に切り替える。
令プログラム2002が逐次的に実行されて、命令レジ
スタ5の命令がX即ち第2群の命令を実現する命令プロ
グラムの終わりを指示する命令に到達する。この命令は
第1群の命令であるので制御記憶9に格納されたマイク
ロプログラムにより実現されるので、演算処理部10か
ら命令プログラムの終わりを指示する情報が信号線60
3を介して命令プリフェッチ制御部6に供給される、こ
の情報により、命令プリフェッチ制御部6は切り替え回
路4に制御信号を供給して、命令レジスタ5の入力を第
1系統命令キャッシュ310に切り替える。
【0022】更に、命令プリフェッチ制御部6では、内
部で予め保持してある、ソフトウェアプログラムの実行
の流れの上で第2群命令dの次の命令である第1群命令
Eの主記憶上のアドレスにより、ソフトウェアプログラ
ム(主記憶1上の11の一部分)の命令Eの取り出し要
求が第1系統命令キャッシュ制御部311に発行され、
ヒット検索処理が行なわれる。
部で予め保持してある、ソフトウェアプログラムの実行
の流れの上で第2群命令dの次の命令である第1群命令
Eの主記憶上のアドレスにより、ソフトウェアプログラ
ム(主記憶1上の11の一部分)の命令Eの取り出し要
求が第1系統命令キャッシュ制御部311に発行され、
ヒット検索処理が行なわれる。
【0023】ヒットした場合は第1系統命令キャッシュ
310から命令レジスタ5に直ちにデータが格納され命
令プログラムの命令の実行が開始される。ミスヒットの
場合は第1系統命令キャッシュ制御部311の制御によ
り主記憶アクセス制御部2を介して主記憶1から読み出
され、第1系統命令キャッシュ310にブロックロード
され、命令レジスタ5にもデータが格納されて命令プロ
グラムの命令の実行が開始される。
310から命令レジスタ5に直ちにデータが格納され命
令プログラムの命令の実行が開始される。ミスヒットの
場合は第1系統命令キャッシュ制御部311の制御によ
り主記憶アクセス制御部2を介して主記憶1から読み出
され、第1系統命令キャッシュ310にブロックロード
され、命令レジスタ5にもデータが格納されて命令プロ
グラムの命令の実行が開始される。
【0024】これらの制御に於いて、第1系統命令キャ
ッシュ310には先にソフトウェアプログラム2001
の命令dから命令プログラム2002に遷移した際に、
既に命令Eがブロックロードされているので、命令Xか
ら命令Eに進む際に命令レジスタ5に第1系統命令キャ
ッシュ310から命令Eを直ちに格納することができて
、オーバヘッドロスを生ずることがない。
ッシュ310には先にソフトウェアプログラム2001
の命令dから命令プログラム2002に遷移した際に、
既に命令Eがブロックロードされているので、命令Xか
ら命令Eに進む際に命令レジスタ5に第1系統命令キャ
ッシュ310から命令Eを直ちに格納することができて
、オーバヘッドロスを生ずることがない。
【0025】更に第2系統命令キャッシュ320は命令
プログラム専用であるため、第2群命令の実行に際して
反復的に用いられる命令プログラムを高い確立でヒット
させて命令レジスタ5に供給することが出来る。
プログラム専用であるため、第2群命令の実行に際して
反復的に用いられる命令プログラムを高い確立でヒット
させて命令レジスタ5に供給することが出来る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マイクロ
プログラムで実現すると水平型マイクロ命令の並列処理
の効果をあまり発揮できない命令を、水平型マイクロ命
令の並列処理の効果が充分に発揮できる基本命令からな
る命令プログラムの実行により実現する際にオーバヘッ
ドロスを少なくして、高速化することができる効果があ
る。
プログラムで実現すると水平型マイクロ命令の並列処理
の効果をあまり発揮できない命令を、水平型マイクロ命
令の並列処理の効果が充分に発揮できる基本命令からな
る命令プログラムの実行により実現する際にオーバヘッ
ドロスを少なくして、高速化することができる効果があ
る。
【0027】更に、このようにオーバヘッドロスが少な
くなることで、性能要求の厳しい命令を命令プログラム
で実現する事が可能となり、命令プログラム方式のもつ
特徴である制御記憶の利用効率の改善・ならびに制御記
憶の容量の縮小を推進することができるという効果があ
る。
くなることで、性能要求の厳しい命令を命令プログラム
で実現する事が可能となり、命令プログラム方式のもつ
特徴である制御記憶の利用効率の改善・ならびに制御記
憶の容量の縮小を推進することができるという効果があ
る。
【0028】更に、パイプライン処理等によりソフトウ
ェア命令の並列処理を行なうことができるハードウェア
では、命令実行時間をむしろ短縮することができるとい
う効果がある。
ェア命令の並列処理を行なうことができるハードウェア
では、命令実行時間をむしろ短縮することができるとい
う効果がある。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】ソフトウェアプログラム及び命令プログラムの
実行の流れを示すブロック図である。
実行の流れを示すブロック図である。
1 主記憶(メインメモリ)
2 主記憶アクセス制御部
31 第1系統命令キャッシュ及び制御部32
第2系統命令キャッシュ及び制御部4 切
り替え回路 5 命令レジスタ 6 命令プリフェッチ制御部 7 命令解析メモリ 8 マイクロプログラム・シーケンサおよびデコ
ーダ部 9 制御記憶 10 演算処理部
第2系統命令キャッシュ及び制御部4 切
り替え回路 5 命令レジスタ 6 命令プリフェッチ制御部 7 命令解析メモリ 8 マイクロプログラム・シーケンサおよびデコ
ーダ部 9 制御記憶 10 演算処理部
Claims (1)
- 【請求項1】 制御記憶上のマイクロプログラムで実
現される第1群の命令と、前記第1群の命令で構成され
る命令プログラムにより実現される第2群の命令と、前
記命令プログラムの終わりを指示する前記第1群の命令
に属する第1の命令と、前記第1群と第2群の命令で構
成されるソフトウェアプログラム及び命令プログラムと
を格納する主記憶と、前記主記憶から読み出したソフト
ウェアプログラムを格納する第1系統の命令キャッシュ
と、前記主記憶から読み出した前記命令プログラムを格
納する第2系統の命令キャッシュと、前記第1系統また
は前記第2系統の命令キャッシュから取り出したデータ
の何れかを選択して格納する命令レジスタと、前記命令
レジスタに格納された命令が前記第1群、第2群のいず
れの命令かを区別する第1の情報と、前記命令レジスタ
に格納された命令が前記第1群の命令の場合には該当命
令を実現するマイクロプログラムの制御記憶上の開始番
地を、また前記第2群の命令の場合には該当命令を実現
する命令プログラムの前記主記憶上の開始番地を示す第
2の情報と、前記第1及び第2の情報を各命令ごとに格
納する命令解析メモリと、前記命令解析メモリ上の第1
の情報により第2群の命令を検出した時、前記命令解析
メモリ上の第2の情報により該当命令を実現する命令プ
ログラムの取り出しを開始し、更に命令キャッシュを前
記第2系統に切り替えて前記命令レジスタに命令プログ
ラムを取り出す第1の手段と、命令プログラムの終わり
を指示する前記第1の命令を検出した時、命令キャッシ
ュを前記第1系統に切り替えて前記命令レジスタにソフ
トウェアプログラムを取り出す第2の手段とを有するこ
とを特徴とする階層形命令制御における命令キャッシュ
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP243091A JPH04239323A (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 階層形命令制御における命令キャッシュ方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP243091A JPH04239323A (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 階層形命令制御における命令キャッシュ方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04239323A true JPH04239323A (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=11529049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP243091A Pending JPH04239323A (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 階層形命令制御における命令キャッシュ方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04239323A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5623615A (en) * | 1994-08-04 | 1997-04-22 | International Business Machines Corporation | Circuit and method for reducing prefetch cycles on microprocessors |
US5761515A (en) * | 1996-03-14 | 1998-06-02 | International Business Machines Corporation | Branch on cache hit/miss for compiler-assisted miss delay tolerance |
-
1991
- 1991-01-14 JP JP243091A patent/JPH04239323A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5623615A (en) * | 1994-08-04 | 1997-04-22 | International Business Machines Corporation | Circuit and method for reducing prefetch cycles on microprocessors |
US5761515A (en) * | 1996-03-14 | 1998-06-02 | International Business Machines Corporation | Branch on cache hit/miss for compiler-assisted miss delay tolerance |
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