JPH04238671A - アーク溶接用給電装置 - Google Patents

アーク溶接用給電装置

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Publication number
JPH04238671A
JPH04238671A JP1145491A JP1145491A JPH04238671A JP H04238671 A JPH04238671 A JP H04238671A JP 1145491 A JP1145491 A JP 1145491A JP 1145491 A JP1145491 A JP 1145491A JP H04238671 A JPH04238671 A JP H04238671A
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JP
Japan
Prior art keywords
welded
power supply
objects
arc
output terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP1145491A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Matsui
仁志 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1個のアーク電極によ
り複数個の被溶接物を同時に溶接するときに用いるアー
ク溶接用給電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1個のアーク電極により複数個の被溶接
物を溶接する場合、従来は1つの電源ユニットを用い、
各被溶接物を流れる電流の合計を制御していた。
【0003】図3に通常のインバータアーク電源を使用
した従来のアーク溶接用給電装置の一例の構成を示す。 図において、治具1上には1対の被溶接物2,3が突き
合わせて載置固定されている。また被溶接物2,3の溶
接部位である突合せ面の上部にはアーク電極4が設けら
れている。そしてアーク電極4及び治具1はそれぞれパ
ワーケーブル5,6を介して電源ユニット7のプラス側
の出力端子8及びマイナス側の出力端子9に接続されて
いる。
【0004】電源ユニット7の入力側は三相1次電源1
0に接続されており、電源ユニット7内には入力側と出
力側との間に整流器11、トランジスタスイッチング装
置12、高周波トランス13及び整流器14が順次直列
に接続されている。また整流器14のプラス側出力端と
出力端子8との間にはリアクトル15が設けられており
、マイナス側出力端と出力端子9との間には電流検出器
16が設けられている。
【0005】一方、電源ユニット7内には溶接電流の基
準波形を発生する基準波形発生器17が設けられており
、この基準波形は溶接電流波形に関する定数設定器18
によって設定される。また、基準波形発生器17から発
する基準波形と電流検出器16が検出した溶接電流の波
形とは比較器19によって比較され、この比較結果に基
づいてスイッチング制御器20を介してトランジスタス
イッチング装置12を作動させるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された従来のアーク溶接用給電装置によると
、アーク電極4が左右にずれた場合にアーク21もかた
より、一方の被溶接物へ流れる電流が急増して溶融が進
行する。同時に他方の被溶接物へ流れる電流が減少して
溶け込み不足となる。
【0007】また、一方の被溶接物2または3と治具1
との間に粉塵などが挾まれて接触が不十分となると、電
流が流れにくくなるため他方の被溶接物に電流が集中し
、溶け込み形状がアンバランスとなる。すなわち、従来
の給電装置によると各被溶接物2,3内を流れる電流の
分布を制御することができないという問題があった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、アーク電極の振れや被溶接物と治具との間の接触
不良などによる各被溶接物内の電流分布の変動を抑制す
ることができ、溶け込み形状を安定させることのできる
アーク溶接用給電装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、1個のアーク電極により複数個の被溶接物
を同時に溶接する場合に、前記アーク電極と前記被溶接
物との間にアークを発生させるアーク溶接用給電装置に
おいて、前記被溶接物の数と同数の電源ユニットを設け
、各電源ユニットの一方の出力端子をそれぞれケーブル
を介して前記アーク電極に接続し、各電源ユニットの他
方の出力端子をそれぞれケーブルを介して前記各被溶接
物に接続したことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成によると、各電源ユニットの被溶接物
側出力端子と各被溶接物とを接続するケーブルに流れる
電流を個別に調節することができ、アーク電極の振れや
被溶接物とケーブル側との接触不良などによる被溶接物
内の電流分布の変動を抑制して溶け込み形状を安定させ
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1に本発明の一実施例の構成を示す。図にお
いて、図3に示す従来例の部分と対応する部分には同一
符号を付して示し、その説明を適宜省略する。本実施例
の特微は2個の被溶接物2,3に対応して2個の電源ユ
ニット7a,7bを設けた点にある。電源ユニット7a
,7bの構成は図3に示す従来例の電源ユニット7と同
じであり、各部の符号に被溶接物2側にはaを、一方被
溶接物3側にはbを添記して示す。
【0012】電源ユニット7a,7bの入力例は共通の
三相1次電源10に接続されており、各電源ユニット7
a,7bのプラス側の出力は、共通の電極側出力端子8
に接続されている。そして出力端子8は従来例と同様に
、パワーケーブル5を介してアーク電極4に接続されて
いる。また、各電源ユニット7a,7bのマイナス側の
出力は、それぞれ被溶接物側出力端子9a,9bに接続
されている。さらに出力端子9a,9bはそれぞれパワ
ーケーブル6a,6bを介して被溶接物2,3に接続さ
れている。
【0013】本実施例によれば、各電源ユニット7a,
7b内を流れる電流はそれぞれ別個に電流検出器16a
,16bで検出され、基準波形発生器17a,17bか
ら発する基準波形と比較器19a,19bで比較され、
この比較器19a,19bによる比較結果に基づいてス
イッチング制御器20a,20bを介してトランジスタ
スイッチング装置12a,12bを作動させることがで
きるので、出力端子9a,9bと各被溶接部2,3とを
それぞれ接続するパワーケーブル6a,6bに流れる電
流を個別に調節することができる。
【0014】この結果、各被溶接物2,3へ流入する電
流が、アーク電極4を保持する図示しないトーチの振れ
や、被溶接物2,3と治具1との間にかみ込む粉塵など
によって、バランスが崩れることを防止でき、溶接部位
の溶け込み形状を安定させることができる。
【0015】また、図1に示すような異なる厚さの被溶
接物2,3を溶接する場合には、厚さの厚い被溶接物2
に対する入熱を薄い被溶接物3よりも大きくする必要が
ある。このため従来はアーク電極4の先端4を厚い被溶
接物2の方へ所定寸法だけオフセットさせたり、電極4
を傾けたりしたが、本実施例ではその必要がなくなり、
製造管理が容易となる。
【0016】なお、アーク21を流れる電流を特殊な波
形に制御する場合は、各電源ユニット7a,7bの出力
を同期させる必要がある。この場合は各基準波形発生器
17a,17bに同期信号を送る同期信号発生器22を
設ける。そして同期信号発生器22により各基準波形発
生器17a,17bから発する基準波形の位相をずらす
ことにより、瞬時毎に被溶接物2,3へ流入する電流の
比率を変えることができる。すなわち、従来であればト
ーチによるウィービングやアークへの外部磁場の作用に
よって得られる効果を本実施例でも同期信号発生器22
を設けるだけで得ることができ、しかもトーチの周りに
そのための複雑な装置を設ける必要がなくなる。
【0017】また、パワーケーブル6a,6bと被溶接
物2,3との接続は、直接の接触によらなくてもよく、
例えば両被溶接物2,3をそれぞれ電気的に独立したク
ランプ治具に固定して、クランプ治具を介して電流を流
すようにしてもよい。
【0018】上記実施例では被溶接物が2個の場合につ
いて説明したが、被溶接物の数は2個に限定されるもの
ではなく、例えば図2に示すように被溶接物が3個であ
ってもよい。これらの被溶接物2,3,23を同時にア
ーク21で溶接する場合は、それぞれの被溶接物2,3
,23に対応して3個の電源ユニット7a,7b,7c
を設ければよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、同時に溶
接される複数の被溶接物の数だけの電源ユニットを設け
て、各被溶接物を流れる電流を個別に調節できるように
したので、アーク電極の振れや被溶接物と治具との間の
接触不良などによる、各被溶接物内の電流分布の変動を
抑制することができ、溶け込み形状を安定させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアーク溶接用給電装置の一実施例
の構成を示すブロック図でありり、図1の1は電源ユニ
ット部、図1の2は溶接部である。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】従来のアーク溶接用給電装置の一例の構成を示
すプロック図である。
【符号の説明】
2,3,23  被溶接物 4  アーク電極 5,6  ケーブル 7  電源ユニット 8,9  出力端子 21  アーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  1個のアーク電極により複数個の被溶
    接物を同時に溶接する場合に、前記アーク電極と前記被
    溶接物との間にアークを発生させるアーク溶接用給電装
    置において、前記被溶接物の数と同数の電源ユニットを
    設け、各電源ユニットの一方の出力端子をそれぞれケー
    ブルを介して前記アーク電極に接続し、各電源ユニット
    の他方の出力端子をそれぞれケーブルを介して前記各被
    溶接物に接続したことを特徴とするアーク溶接用給電装
    置。
JP1145491A 1991-01-08 1991-01-08 アーク溶接用給電装置 Pending JPH04238671A (ja)

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JP1145491A JPH04238671A (ja) 1991-01-08 1991-01-08 アーク溶接用給電装置

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JPH04238671A true JPH04238671A (ja) 1992-08-26

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