JPH04237833A - ガスタービン - Google Patents
ガスタービンInfo
- Publication number
- JPH04237833A JPH04237833A JP2137391A JP2137391A JPH04237833A JP H04237833 A JPH04237833 A JP H04237833A JP 2137391 A JP2137391 A JP 2137391A JP 2137391 A JP2137391 A JP 2137391A JP H04237833 A JPH04237833 A JP H04237833A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- cooling air
- air
- seal ring
- turbine disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 29
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 12
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスタービンに関するも
ので、特に、ラジアル1〜2段コンプレッサとアキシャ
ル2〜3段タービンからなる小形ガスタービンに関する
ものである。
ので、特に、ラジアル1〜2段コンプレッサとアキシャ
ル2〜3段タービンからなる小形ガスタービンに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の小形ガスタービンの組立構造の一
例としては、実開平1−144401号公報に示された
ものがある。すなわち、図3にその概略を示す如く、ラ
ジアルコンプレッサ1(図では1段)と、外周にタービ
ン翼2を備えた複数段(図では2段)のタービンディス
ク3とエンドシャフト4とを軸方向に並べて、これらの
間をカービックカップリング5にて連結し、且つ軸心部
にテンションバー6を挿通させ、ナット7で締め付ける
ことにより一体化するようにしてある。
例としては、実開平1−144401号公報に示された
ものがある。すなわち、図3にその概略を示す如く、ラ
ジアルコンプレッサ1(図では1段)と、外周にタービ
ン翼2を備えた複数段(図では2段)のタービンディス
ク3とエンドシャフト4とを軸方向に並べて、これらの
間をカービックカップリング5にて連結し、且つ軸心部
にテンションバー6を挿通させ、ナット7で締め付ける
ことにより一体化するようにしてある。
【0003】しかし、上記従来方式の場合、コンプレッ
サ1、タービンディスク3、エンドシャフト4等の軸方
向の構成要素である回転部材を連結するためにカービッ
クカップリング5を用いているので、動力伝達や芯出し
効果の面では有利であるが、カービックカップリング5
は特殊な形式のギヤであって加工精度が要求されるため
、非常に高価である。又、動力伝達しようとするときに
分離力が働くので、その分離力に打ち勝つだけの力で締
め付けておくことが必要であり、そのため、組み立て時
に、テンションバー6を引張った状態でナット7を嵌め
て締め付け、締め付け後、引張りを解除して弾性復元力
により固定する、という非常に煩しい操作が必要であっ
た。
サ1、タービンディスク3、エンドシャフト4等の軸方
向の構成要素である回転部材を連結するためにカービッ
クカップリング5を用いているので、動力伝達や芯出し
効果の面では有利であるが、カービックカップリング5
は特殊な形式のギヤであって加工精度が要求されるため
、非常に高価である。又、動力伝達しようとするときに
分離力が働くので、その分離力に打ち勝つだけの力で締
め付けておくことが必要であり、そのため、組み立て時
に、テンションバー6を引張った状態でナット7を嵌め
て締め付け、締め付け後、引張りを解除して弾性復元力
により固定する、という非常に煩しい操作が必要であっ
た。
【0004】上記の問題を解消するものとして、図4に
示す如く、軸方向で隣り合うコンプレッサ1、数段(図
では2段)のタービンディスク3、エンドシャフト4の
外周部間を、順次いんろう継手9a,9b,9cにより
連結すると共に該いんろう継手9a,9b,9cの部分
を貫通させた締付ボルト8により締め付けて一体化させ
るようにした型式のものが本発明者等によって提案され
ている。この型式によれば、コンプレッサ1やタービン
ディスク3等の各回転部材をいんろう継手9a,9b,
9cにより連結したので、従来の如きカービックカップ
リング5を用いる場合に比して加工費を安価にすること
ができ、又、いんろう継手9a,9b,9cの部分を貫
通させるようにした締付ボルト8により各回転部材を締
め付けるようにしたので、従来の如き締め付けに大トル
クが必要なテンションバー6を用いる場合に比して簡単
に組み立てることができる、という利点がある。
示す如く、軸方向で隣り合うコンプレッサ1、数段(図
では2段)のタービンディスク3、エンドシャフト4の
外周部間を、順次いんろう継手9a,9b,9cにより
連結すると共に該いんろう継手9a,9b,9cの部分
を貫通させた締付ボルト8により締め付けて一体化させ
るようにした型式のものが本発明者等によって提案され
ている。この型式によれば、コンプレッサ1やタービン
ディスク3等の各回転部材をいんろう継手9a,9b,
9cにより連結したので、従来の如きカービックカップ
リング5を用いる場合に比して加工費を安価にすること
ができ、又、いんろう継手9a,9b,9cの部分を貫
通させるようにした締付ボルト8により各回転部材を締
め付けるようにしたので、従来の如き締め付けに大トル
クが必要なテンションバー6を用いる場合に比して簡単
に組み立てることができる、という利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
ガスタービンの場合、タービン翼2が図示しない燃焼器
からの燃焼ガス流28を受けることから、その熱がター
ビン翼2よりタービンディスク3に伝わるが、この際、
各タービンディスク3には、燃焼ガス流28の流入方向
に伴い上段のものの温度が高くなる如く軸方向で温度差
が発生してしまうので、各タービンディスク3間で熱膨
張差を起してしまうことになる。したがって、温度差に
応じて各タービンディスク3を冷却することが必要とな
る。
ガスタービンの場合、タービン翼2が図示しない燃焼器
からの燃焼ガス流28を受けることから、その熱がター
ビン翼2よりタービンディスク3に伝わるが、この際、
各タービンディスク3には、燃焼ガス流28の流入方向
に伴い上段のものの温度が高くなる如く軸方向で温度差
が発生してしまうので、各タービンディスク3間で熱膨
張差を起してしまうことになる。したがって、温度差に
応じて各タービンディスク3を冷却することが必要とな
る。
【0006】そこで、本発明は、上記図4に示す型式の
ガスタービンにおいて、軸方向の温度差に対応した量の
冷却空気を流すようにして効率よく各タービンディスク
を冷却することができるようにしようとするものである
。
ガスタービンにおいて、軸方向の温度差に対応した量の
冷却空気を流すようにして効率よく各タービンディスク
を冷却することができるようにしようとするものである
。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、1又は2段以上のラジアルコンプレッサ
と複数段のタービンディスクを軸方向に並べて締付ボル
トにより締め付けて一体化させた構成を有するガスター
ビンにおいて、内周部にフィンを備えたシールリングを
、上記各タービンディスク間を仕切るように各タービン
ディスクの軸方向上流及び下流位置に配置し、該各シー
ルリング部と、上記締付ボルトを通すためにタービンデ
ィスクに形成されたボルト孔とを連絡する通路を導設し
、且つ上記コンプレッサから吐出された空気の一部をタ
ービンディスク用の冷却空気として導くための導入路を
、上記最上段部に位置するシールリング部に連絡させた
構成とする。
決するために、1又は2段以上のラジアルコンプレッサ
と複数段のタービンディスクを軸方向に並べて締付ボル
トにより締め付けて一体化させた構成を有するガスター
ビンにおいて、内周部にフィンを備えたシールリングを
、上記各タービンディスク間を仕切るように各タービン
ディスクの軸方向上流及び下流位置に配置し、該各シー
ルリング部と、上記締付ボルトを通すためにタービンデ
ィスクに形成されたボルト孔とを連絡する通路を導設し
、且つ上記コンプレッサから吐出された空気の一部をタ
ービンディスク用の冷却空気として導くための導入路を
、上記最上段部に位置するシールリング部に連絡させた
構成とする。
【0008】又、各タービンディスクの両側中央部に、
上記ボルト孔と連通する空気溜を形成した構成としても
よい。
上記ボルト孔と連通する空気溜を形成した構成としても
よい。
【0009】
【作用】コンプレッサから吐出された空気の一部がター
ビンディスクの冷却空気として最上段部のシールリング
の部分に導かれると、一部は最上段のタービンディスク
表面側に流れるが、他の一部はボルト孔を通り通路から
吐出されるので、各タービンディスクに分配されて供給
される。この際、冷却空気の分配量はシールリングのフ
ィンの形状や数、ボルト孔の径、通路の径によって調整
することができる。
ビンディスクの冷却空気として最上段部のシールリング
の部分に導かれると、一部は最上段のタービンディスク
表面側に流れるが、他の一部はボルト孔を通り通路から
吐出されるので、各タービンディスクに分配されて供給
される。この際、冷却空気の分配量はシールリングのフ
ィンの形状や数、ボルト孔の径、通路の径によって調整
することができる。
【0010】又、ボルト孔と連通する空気溜の溜り圧力
を選定すると、各部の圧力差に応じて冷却空気を供給す
ることができるようになる。
を選定すると、各部の圧力差に応じて冷却空気を供給す
ることができるようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0012】図1及び図2は本発明の一実施例を示すも
ので、図4に示すガスタービンと同様に、ラジアルコン
プレッサ1、数段(図では2段)のタービンディスク3
、エンドシャフト4等の軸方向で隣り合う各回転部材の
外周部間をいんろう継手9a,9b,9cにより連結し
、且つ上記各回転部材を、上記いんろう継手9a,9b
,9cの部分を貫通させた適数本の締付ボルト8により
一体化させるようにしてある。なお、10はタービンハ
ウジング11に内蔵された燃焼器、12はタービンハウ
ジング11と一体のサポート部材13に支持された静翼
、14は燃焼ガスを静翼12及びタービン翼2の部分へ
導くスクロールを示す。
ので、図4に示すガスタービンと同様に、ラジアルコン
プレッサ1、数段(図では2段)のタービンディスク3
、エンドシャフト4等の軸方向で隣り合う各回転部材の
外周部間をいんろう継手9a,9b,9cにより連結し
、且つ上記各回転部材を、上記いんろう継手9a,9b
,9cの部分を貫通させた適数本の締付ボルト8により
一体化させるようにしてある。なお、10はタービンハ
ウジング11に内蔵された燃焼器、12はタービンハウ
ジング11と一体のサポート部材13に支持された静翼
、14は燃焼ガスを静翼12及びタービン翼2の部分へ
導くスクロールを示す。
【0013】上記構成において、各いんろう継手9a,
9b,9cの外周部とエンドシャフト4の軸部外周部に
、内周部にフィン15を設けたシールリング16a,1
6b,16c,16dをそれぞれ配置して、シールリン
グ16a,16bを静翼12及びサポート部材13等を
介してタービンハウジング11に支持させると共に、シ
ールリング16c,16dをタービンハウジング11に
支持させ、一方、各タービンディスク3の両側中央の中
空部を利用して、1段目のタービンディスク3とコンプ
レッサ1との対向面間を空気溜17aとし、1段目と2
段目のタービンディスク3と3の対向面間を空気溜17
bとし、2段目のタービンディスク3とエンドシャフト
4の対向面間を空気溜17cとしてそれぞれ締付ボルト
8用のボルト孔20に連通させ、且つ各空気溜17a,
17b,17c間を、オリフィス部18を有する通路1
9a,19bにより連通させる。又、上記シールリング
16a,16bの内周部と締付ボルト8用のボルト孔2
0を連通させるための通路21a,21bをいんろう継
手9a,9b部に設けると共に、上記空気溜17cとエ
ンドシャフト4外とを連通させるための通路21cをエ
ンドシャフト4の軸部に設ける。更に、コンプレッサ1
の空気吐出口22から燃焼室10へ送る空気の一部を各
タービンディスク3の冷却空気23として利用するため
、コンプレッサハウジング24とスクロール14の形成
壁25との間に空気導入路26を設け、且つ該空気導入
路26内に導かれた冷却空気23をシールリング16a
内に導くための導入孔27を、コンプレッサハウジング
24及びシールリング16aを貫通するように設け、シ
ールリング16a内に導入した冷却空気23を、上記通
路21aからボルト孔20、通路21b、あるいは、空
気溜17a,17b,17c、通路21c等を通し分配
して、各タービンディスク3を温度差に基づく量の冷却
空気23によって冷却させられるようにする。
9b,9cの外周部とエンドシャフト4の軸部外周部に
、内周部にフィン15を設けたシールリング16a,1
6b,16c,16dをそれぞれ配置して、シールリン
グ16a,16bを静翼12及びサポート部材13等を
介してタービンハウジング11に支持させると共に、シ
ールリング16c,16dをタービンハウジング11に
支持させ、一方、各タービンディスク3の両側中央の中
空部を利用して、1段目のタービンディスク3とコンプ
レッサ1との対向面間を空気溜17aとし、1段目と2
段目のタービンディスク3と3の対向面間を空気溜17
bとし、2段目のタービンディスク3とエンドシャフト
4の対向面間を空気溜17cとしてそれぞれ締付ボルト
8用のボルト孔20に連通させ、且つ各空気溜17a,
17b,17c間を、オリフィス部18を有する通路1
9a,19bにより連通させる。又、上記シールリング
16a,16bの内周部と締付ボルト8用のボルト孔2
0を連通させるための通路21a,21bをいんろう継
手9a,9b部に設けると共に、上記空気溜17cとエ
ンドシャフト4外とを連通させるための通路21cをエ
ンドシャフト4の軸部に設ける。更に、コンプレッサ1
の空気吐出口22から燃焼室10へ送る空気の一部を各
タービンディスク3の冷却空気23として利用するため
、コンプレッサハウジング24とスクロール14の形成
壁25との間に空気導入路26を設け、且つ該空気導入
路26内に導かれた冷却空気23をシールリング16a
内に導くための導入孔27を、コンプレッサハウジング
24及びシールリング16aを貫通するように設け、シ
ールリング16a内に導入した冷却空気23を、上記通
路21aからボルト孔20、通路21b、あるいは、空
気溜17a,17b,17c、通路21c等を通し分配
して、各タービンディスク3を温度差に基づく量の冷却
空気23によって冷却させられるようにする。
【0014】ガスタービンが運転されると、コンプレッ
サ1からの吐出空気は空気吐出口22より燃焼器10へ
送られるが、その一部が導入路26、導入孔27を通っ
てシールリング16a内に冷却空気23として導入され
ることになる。シールリング16a内に導入された冷却
空気23の一部は軸方向へ抜けて1段目のタービンディ
スク3の上流側の面に供給されるが、残りの冷却空気2
3はいんろう継手9a部の通路21aを通り、ボルト孔
20側と空気溜17a側に送られる。ボルト孔20に送
られた冷却空気23はいんろう継手9b部の通路21b
からシールリング16bの軸方向に抜け出て、1段目の
タービンディスク3の下流側の面と2段目のタービンデ
ィスク3の上流側の面に供給される。一方、空気溜17
a内に送られた冷却空気23は順次通路19a、空気溜
17b、通路19bを通り空気溜17cに送られ、ボル
ト孔20を通して送られた冷却空気23と共に通路21
cからエンドシャフト4外へ抜け出、抜け出た冷却空気
23の一部がシールリング16cを通過して2段目のタ
ービンディスク3の下流側の面に供給され、残りがシー
ルリング16dを通過して排出される。
サ1からの吐出空気は空気吐出口22より燃焼器10へ
送られるが、その一部が導入路26、導入孔27を通っ
てシールリング16a内に冷却空気23として導入され
ることになる。シールリング16a内に導入された冷却
空気23の一部は軸方向へ抜けて1段目のタービンディ
スク3の上流側の面に供給されるが、残りの冷却空気2
3はいんろう継手9a部の通路21aを通り、ボルト孔
20側と空気溜17a側に送られる。ボルト孔20に送
られた冷却空気23はいんろう継手9b部の通路21b
からシールリング16bの軸方向に抜け出て、1段目の
タービンディスク3の下流側の面と2段目のタービンデ
ィスク3の上流側の面に供給される。一方、空気溜17
a内に送られた冷却空気23は順次通路19a、空気溜
17b、通路19bを通り空気溜17cに送られ、ボル
ト孔20を通して送られた冷却空気23と共に通路21
cからエンドシャフト4外へ抜け出、抜け出た冷却空気
23の一部がシールリング16cを通過して2段目のタ
ービンディスク3の下流側の面に供給され、残りがシー
ルリング16dを通過して排出される。
【0015】上記において、各通路21a,21b,2
1cの径、及び各シールリング16a,16b,16c
,16dの内周部に設けてあるフィン15の形状や数を
それぞれ選定することにより、各シールリング16a,
16b,16c,16dを軸方向に通過して各タービン
ディスク3の外表面を冷却する冷却空気23の供給量を
調整することができる。又、各空気溜17a,17b,
17c間の通路19a,19bに形成してあるオリフィ
ス部18の径を選定することにより各空気溜17a,1
7b,17c内での溜り圧力を各部の圧力差に応じて選
定できるので、最少限の空気量で各部に均等に冷却空気
23を分配することができ、高い冷却効果を得ることが
できる。
1cの径、及び各シールリング16a,16b,16c
,16dの内周部に設けてあるフィン15の形状や数を
それぞれ選定することにより、各シールリング16a,
16b,16c,16dを軸方向に通過して各タービン
ディスク3の外表面を冷却する冷却空気23の供給量を
調整することができる。又、各空気溜17a,17b,
17c間の通路19a,19bに形成してあるオリフィ
ス部18の径を選定することにより各空気溜17a,1
7b,17c内での溜り圧力を各部の圧力差に応じて選
定できるので、最少限の空気量で各部に均等に冷却空気
23を分配することができ、高い冷却効果を得ることが
できる。
【0016】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて、種々変更を加え得ることは勿論である。
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて、種々変更を加え得ることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のガスタービン
によれば、コンプレッサから吐出される空気の一部を冷
却空気として導入路から最上段部のシールリングを通し
ボルト孔内に流して各通路から吐出させることができる
ので、各タービンディスクを冷却することができ、この
際、各通路の径や各通路に対応するシールリングのフィ
ンの形状や数を適宜選定することにより最少流量の冷却
空気で軸方向の温度差に対応して効率よく冷却すること
ができ、又、タービンディスクの両側中央部に形成した
ボルト孔と連通する空気溜の溜り圧力を設定することに
より、各タービンディスクの圧力差に応じた圧力で冷却
空気を供給することができる、等の優れた効果を発揮す
る。
によれば、コンプレッサから吐出される空気の一部を冷
却空気として導入路から最上段部のシールリングを通し
ボルト孔内に流して各通路から吐出させることができる
ので、各タービンディスクを冷却することができ、この
際、各通路の径や各通路に対応するシールリングのフィ
ンの形状や数を適宜選定することにより最少流量の冷却
空気で軸方向の温度差に対応して効率よく冷却すること
ができ、又、タービンディスクの両側中央部に形成した
ボルト孔と連通する空気溜の溜り圧力を設定することに
より、各タービンディスクの圧力差に応じた圧力で冷却
空気を供給することができる、等の優れた効果を発揮す
る。
【図1】本発明のガスタービンの一実施例を示す概要図
である。
である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】従来のガスタービンの一例を示す概略図である
。
。
【図4】最近提案されているガスタービンの概略図であ
る。
る。
1 ラジアルコンプレッサ
3 タービンディスク
8 締付ボルト
15 フィン
16a,16b,16c,16d シールリング17
a,17b,17c 空気溜 20 ボルト孔 21a,21b,21c 通路 23 冷却空気 26 導入路
a,17b,17c 空気溜 20 ボルト孔 21a,21b,21c 通路 23 冷却空気 26 導入路
Claims (2)
- 【請求項1】 1又は2段以上のラジアルコンプレッ
サと複数段のタービンディスクを軸方向に並べて締付ボ
ルトにより締め付けて一体化させた構成を有するガスタ
ービンにおいて、内周部にフィンを備えたシールリング
を、上記各タービンディスク間を仕切るように各タービ
ンディスクの軸方向上流及び下流位置に配置し、該各シ
ールリング部と、上記締付ボルトを通すためにタービン
ディスクに形成されたボルト孔とを連絡する通路を導設
し、且つ上記コンプレッサから吐出された空気の一部を
タービンディスク用の冷却空気として導くための導入路
を、上記最上段部に位置するシールリング部に連絡させ
たことを特徴とするガスタービン。 - 【請求項2】 各タービンディスクの両側中央部に、
上記ボルト孔と連通する空気溜を形成した請求項1記載
のガスタービン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2137391A JPH04237833A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | ガスタービン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2137391A JPH04237833A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | ガスタービン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04237833A true JPH04237833A (ja) | 1992-08-26 |
Family
ID=12053292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2137391A Pending JPH04237833A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | ガスタービン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04237833A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6095751A (en) * | 1997-09-11 | 2000-08-01 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Seal device between fastening bolt and bolthole in gas turbine disc |
JP2011511199A (ja) * | 2008-03-26 | 2011-04-07 | マン・ディーゼル・アンド・ターボ・エスイー | ガスタービン用タービンロータ |
-
1991
- 1991-01-23 JP JP2137391A patent/JPH04237833A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6095751A (en) * | 1997-09-11 | 2000-08-01 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Seal device between fastening bolt and bolthole in gas turbine disc |
JP2011511199A (ja) * | 2008-03-26 | 2011-04-07 | マン・ディーゼル・アンド・ターボ・エスイー | ガスタービン用タービンロータ |
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