JPH04236951A - 超音波画像解析装置 - Google Patents

超音波画像解析装置

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Publication number
JPH04236951A
JPH04236951A JP3004284A JP428491A JPH04236951A JP H04236951 A JPH04236951 A JP H04236951A JP 3004284 A JP3004284 A JP 3004284A JP 428491 A JP428491 A JP 428491A JP H04236951 A JPH04236951 A JP H04236951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parameters
ultrasonic
image analysis
body mark
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3004284A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Kami
邦彰 上
Tatsuya Yamaguchi
達也 山口
Takashi Tsukatani
塚谷 隆志
Masahiko Gondo
雅彦 権藤
Shuichi Takayama
修一 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Priority to US07/790,745 priority patent/US5279301A/en
Priority to DE19914137688 priority patent/DE4137688C2/de
Publication of JPH04236951A publication Critical patent/JPH04236951A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波画像解析装置
、詳しくは超音波診断装置における観測画像を、観測部
位に適した画像として生成されるように構成した超音波
画像解析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、超音波診断装置は、患部
などの被検部の超音波断層像をディスプレイ上に映し出
し、その超音波画像から超音波信号に依存するパラメー
タを、超音波画像解析装置によって解析し、組織の性状
を判別し、ガン等の病変部をカラー等で表示するように
構成されている。
【0003】次に、従来の超音波画像解析装置の一例を
、図3〜図5によって説明すると、図3に示すように、
超音波プローブや超音波スコープ等の探触子を有する超
音波観測装置1は、その超音波によって観測した被検部
の断層像をTVモニタからなるディスプレイ2上に映し
出すようになっている。
【0004】また、上記超音波観測装置1からディスプ
レイ2への出力(または図示されないVTRからの出力
)信号は、画像処理ユニット3内へも入力されるように
なっており、その入力された信号はA/Dコンバータ4
でデジタル信号に変換され、フレームメモリ5に書込ま
れる。このフレームメモリ5は、図4に示すように例え
ば640画素×512画素を有し、その内に、図5に示
すように例えば9画素×9画素の関心領域(Regio
n of Interest)5Aを設定されており、
この関心領域5Aからの信号を特徴量算出部6に入力し
、同算出部6により、その画像の特徴量を算出する。
【0005】上記特徴量を算出する手段としては、テク
スチャー解析手法が用いられる。このテクスチャー解析
手法は、文献[画像認識の基礎〔II〕]、オーム社出
版、P195〜P200にも記載されているように、周
知のものであって、濃度共起行列による方法、濃度レベ
ル差分法、濃度レベルランレングス法、パワースペクト
ラム法等がある。
【0006】テクスチャー解析の上記濃度共起行列によ
る方法は、基本的には2次元結合確率密度関数f(i,
jld, θ)の評価に基づくものであり、(i,jl
d, θ)は、濃度値iをもった画素からθ方向に距離
dだけ離れた画素が、濃度値jをもつ可能性を示す確率
密度関数である。即ち、(d,θ)ごとにf(i,jl
d,θ)を行列で表したものが濃度共起行列であり、i
,j がそれぞれ行、列の位置を示す。通常以下のパラ
メータが有効な特徴量として使用される。
【0007】(1)  エネルギー(energy)

0008】
【式1】
【0009】
【0010】(2)  エントロピー(entropy
【0011】
【式2】
【0012】
【0013】(3)  相関(correlation
【0014】
【式3】
【0015】
【0016】(4)  局所一様性(local ho
mogeneity)
【0017】
【式4】
【0018】
【0019】(5)  慣性(inertia)
【00
20】
【式5】
【0021】
【0022】ここで、Sθ(i,jld)はSθ(d)
 行列のi行j列要素であり、NG は画像の濃度レベ
ルの数である。また、濃度の平均Vx ,Vy ,分数
σx ,σy は以下の式6で与えられる。
【0023】
【式6】
【0024】
【0025】また、上記濃度レベルランレングス法は、
例えば縞模様のように、ランレングスコーディングが有
効な対象に対して効果的に用いられる手法で、濃度ラベ
ルランというのは、線状に隣接した同一濃度値をもった
画素の集合のことで、レングスというのは濃度レベルラ
ンに含まれる画素の数のことである。そして、対象とな
る画像上でθ方向に、濃度値i、長さjのランが何回あ
るかを計算し、それをθごとに行列の形で表したものを
濃度レベルラン行列R(θ)とすると、r(i,jlθ
)をその行列要素として R(θ)=[r(i,jlθ)] となる。そして、前と同様に以下の特徴量がパラメータ
として定義される。
【0026】(6)  短ラン強調(short ru
n emphasis)
【0027】
【式7】
【0028】
【0029】(7)  長ラン強調(long run
 emphasis)
【0030】
【式8】
【0031】
【0032】(8)  濃度レベル分布(gray l
evel distribution)
【0033】
【式9】
【0034】
【0035】(9)  ランレングス分布(run l
ength distribution)
【0036】
【式10】
【0037】
【0038】(10)  ランパーセンテージ(run
 percentage)
【0039】
【式11】
【0040】
【0041】ここで、NG は濃度レベルの数であり、
NR は行列R(θ)におけるランレングスの数である
。TR はθ方向における長さ、濃度値によらないラン
の総数である。
【0042】以上がテクスチャー解析の手法である。そ
して、上記パラメータにより算出された値と、図3に示
すキーボード9またはトラックボール10により処理ユ
ニット3内の制御部7に設定された、しきい値α,βを
判定部8によって比較し、算出された値がしきい値α,
βの間にあるときには、表示制御部11によって上記関
心領域5Aに対応する部分をカラー表示し、これをD/
Aコンバータ12によって変換し、TV同期信号発生部
13からの同期信号と混合器14で混合しTVモニタ1
5上に表示する。
【0043】なお、上記関心領域5Aは、これを上下左
右に移動させ、全画面を処理する。処理領域は、キーボ
ード9、トラックボール10により設定することができ
る。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
機能する従来の画像処理装置においては、画像解析をす
るためのパラメータの設定を術者が任意に行っていた。 即ち、画像解析において特徴量を算出するときに用いる
パラメータは、被検体である対象臓器や観測部位等によ
って適宜変える必要がある。しかし、このパラメータの
設定は豊富な経験と感が無いと、なかなか適切に行うこ
とが困難であるという欠点を有していた。一方、超音波
スコープを用いて体腔内を観測する場合には、その観測
位置を示すために胃や十二脂腸、大腸等をイラスト的に
描いたボディマークがTVモニタ画面上に同時に表示さ
れるようになっている。
【0045】本発明の目的は、対象臓器、ボディマーク
、超音波探触子の種類等を巧みに利用し、パラメータの
設定を容易に行うことができる超音波画像解析装置を提
供するにある。
【0046】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では少なくとも対象臓器、ボディーマーク、
探触子の種類に対応する画像解析用パラメータを、画像
処理ユニット内に設けたパラメータ記憶手段に予め記憶
させておき、対象臓器、ボディマーク、探触子の種類に
応じて上記パラメータを選択し、自動的に画像解析用パ
ラメータを設定する。
【0047】
【作用】本発明では、フロントパネル上のコントロール
スイッチにより、例えばボディマークを選択すると、処
理ユニット内の制御回路によりボディマークに示された
対象臓器に対応したパラメータを、パラメータ記憶回路
から選択する。
【0048】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。
【0049】図1は、本発明の第1実施例を示したもの
であって、超音波観測装置としての超音波スコープ21
は、その内部に超音波振動子からなる探触子21Aを有
しており、これに送受信回路22から励振電圧を印加し
、超音波を被検体としての体腔内、例えば胃内の患部に
照射する。そして、被検体からの反射波が超音波振動子
によって受信され、これが送受信回路22に入力されて
、ここで増幅されゲイン、コントラストを調整されたの
ち、検波される。
【0050】次いで、この検波出力はA/Dコンバータ
23によりデジタルデータに変換された後、補間等の処
理が行われ、フレームメモリ24に書込まれる。フレー
ムメモリ24の出力は、表示制御回路25、D/Aコン
バータ26を通り、混合器27でTV同期信号生成回路
28からの同期信号と混合されてTVモニタ29に表示
される。また、このとき、観測部位を示すボディマーク
がフレームメモリ24からの画像と同時にモニタ29上
に表示される。
【0051】このボディマークは、ボディマーク生成回
路30で生成され、上記表示制御回路25でフレームメ
モリ像と合成されるようになっている。そして、ボディ
マークはフロントパネル上のコントロールスイッチ31
によって選択するようになっている。
【0052】一方、フレームメモリ24内のデータは特
徴量算出回路32にも出力され、同算出回路32で特徴
量を算出した後、判定回路33で、制御回路34を通じ
て判定回路33に入力されている予め指定された、しき
い値と比較され、組織性状の違いによるデータ部が表示
制御回路25でカラー着色され、これがTVモニタ29
に表示される。
【0053】そして、上記特徴量を算出するときに用い
られるパラメータは、前述した如く、観測部位、対象臓
器等に対応して変える必要がある。本実施例では上記T
Vモニタ29に表示されるボディマークに対応する複数
のパラメータを記憶したパラメータ記憶回路35が設け
られていて、これによって最適なパラメータが自動的に
設定される。
【0054】即ち、フロントパネル上のコントロールス
イッチ31によりボディマークを選択したときに、制御
回路34によってボディマークに示された対象臓器に対
応したパラメータが同時にパラメータ記憶回路35から
選択される。そして、このパラメータにより特徴量算出
回路32で特徴量が算出される。
【0055】従って、本実施例によれば、ボディマーク
を設定するだけで観測部位に最も適したパラメータを自
動的に極めて容易に設定することができる。
【0056】図2は、本発明の第2実施例を示す超音波
画像解析装置のブロック構成図である。この第2実施例
では、超音波観測装置としての超音波スコープや超音波
プローブにおいては、その探触子の種類が異なるので、
これを利用してパラメータを自動的に設定するようにし
たものである。
【0057】即ち、図2に示すように、使用する超音波
スコープ(超音波プローブ)の種類を識別するスコープ
識別回路36を設けると共に、スコープの種類に応じた
パラメータを、予めパラメータ記憶回路35に記憶させ
ておく。その他の構成は、上記第1実施例の画像解析装
置と全く同様である。
【0058】このように構成された第2実施例によれば
、使用されるスコープがスコープ識別回路36によって
、識別されて、その種別信号が制御回路34を介してパ
ラメータ記憶回路35に入力される。そして、ここでス
コープに適したパラメータが選ばれて特徴量算出回路3
2に設定される。
【0059】このように第2実施例によれば、スコープ
識別回路36の出力に応じて使用スコープに適したパラ
メータが自動的に設定されるので、最適の画像解析を行
うことができる。
【0060】また、上記記憶されるパラメータはスコー
プの対象とする臓器、部位に適したものをパラメータ記
憶回路35に記憶させてもよいし、またスコープの種類
に応じてボディマークを自動的に選択するようにしても
よい。
【0061】また、本発明の第3実施例としては、図示
しないが特徴量算出回路32によって算出した結果とパ
ラメータ記憶回路35内の各臓器の特徴を示すパラメー
タとを比較することで演算対象としている臓器を固定し
、対象臓器の組織性状を識別するのに適したパラメータ
をパラメータ記憶回路35より選択するようにしてもよ
い。
【0062】さらに、各臓器の特徴を示すパラメータで
検出された結果を同一の画面上に表示するようにしても
良いし、また各臓器の特徴を示すパラメータを逐次切換
えて、複数の臓器に対して検知を行うようにしてもよい
。そしてまた、検出したい病変部に応じてパラメータを
変えるようにしてもよいし、また各臓器、病変部、スコ
ープ、ボディマーク、パラメータに応じて受信信号のS
TC(センシティビティ  タイム  コントロール)
、ゲイン、コントラストを自動的に設定するようにして
もよい。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、従来
は手動で任意に設定されていた画像解析用パラメータを
、対象臓器、ボディマーク、スコープの種類に応じて自
動的に設定されるようにしたので、最適の画像解析がで
き、適確な診断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す超音波画像解析装置
のブロック構成図。
【図2】本発明の第2実施例を示す超音波画像解析装置
のブロック構成図。
【図3】従来の超音波画像解析装置の一例を示すブロッ
ク構成図。
【図4】フレームメモリの画素の構成の一例を示す線図
【図5】関心領域の画素の構成の一例を示す線図。
【符号の説明】
21……超音波スコープ(超音波観測装置)24……フ
レームメモリ 32……特徴量算出回路 35……パラメータ記憶回路(パラメータ記憶手段)3
6……スコープ識別回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも対称臓器、ボディマーク、
    探触子の種類に対応する画像解析用パラメータを予め記
    憶させたパラメータ記憶手段を設け、対称臓器、ボディ
    マーク、探触子の種類に応じて、上記パラメータを選択
    し、自動的に画像解析用パラメータを設定することを特
    徴とする超音波画像解析装置。
JP3004284A 1991-01-18 1991-01-18 超音波画像解析装置 Pending JPH04236951A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3004284A JPH04236951A (ja) 1991-01-18 1991-01-18 超音波画像解析装置
US07/790,745 US5279301A (en) 1991-01-18 1991-11-12 Ultrasonic image analyzing apparatus
DE19914137688 DE4137688C2 (de) 1991-01-18 1991-11-15 Ultraschallbild-Analysiervorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3004284A JPH04236951A (ja) 1991-01-18 1991-01-18 超音波画像解析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04236951A true JPH04236951A (ja) 1992-08-25

Family

ID=11580237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3004284A Pending JPH04236951A (ja) 1991-01-18 1991-01-18 超音波画像解析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04236951A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012239647A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Hitachi Aloka Medical Ltd 超音波診断装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012239647A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Hitachi Aloka Medical Ltd 超音波診断装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000516