JPH04236319A - 位置エンコーダ装置及び位置決め装置 - Google Patents

位置エンコーダ装置及び位置決め装置

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JPH04236319A
JPH04236319A JP13073191A JP13073191A JPH04236319A JP H04236319 A JPH04236319 A JP H04236319A JP 13073191 A JP13073191 A JP 13073191A JP 13073191 A JP13073191 A JP 13073191A JP H04236319 A JPH04236319 A JP H04236319A
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JP13073191A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Furukawa
利彦 古川
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Sodick Co Ltd
Original Assignee
Sodick Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極めて正確な位置デー
タを得ることができる位置エンコーダ装置、及び位置決
めを高精度にて行なうことができる、工作機械等に特に
好適な位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、放電加工機その他の各種工作機
械等において被加工物を数値制御装置等によって正確に
位置決めしようとする場合、一般に、数値制御装置等か
らの制御信号に応答してモータドライバ回路から出力さ
れるモータ制御信号により、送りモータの回転が制御さ
れ、モータの回転に応じて被加工物の精密な送りを行な
うとともに、被加工物の送り量を検出するための、例え
ばロータリーエンコーダの如き、位置エンコーダ装置を
設け、位置エンコーダ装置からの出力を位置決め制御系
にフィードバックする構成となっている。しかしながら
、このような構成によって被加工物の位置決めを行なお
うとすると、精密に作製された送りテーブル、ネジ、ナ
ットにおいても数ミクロン程度の誤差を有しており、ま
た、テーブル等を多方向に移動する場合、移動方向と別
の方向の位置決めに誤差を生じさせる等の理由により、
位置エンコーダ装置から出力される位置情報に伝達系の
誤差が含まれてしまい、被加工物を極めて高い寸法精度
で加工することが極めて困難であった。したがって、従
来では、高い寸法精度の加工が要求される場合には、レ
ーザ測定器を用いて被加工物の位置を実測し、この実測
結果を数値制御装置に与えることにより制御指令値の補
正を行なうという方式が一般に採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、数値制
御装置にて補正処理を行なうためには、複雑な補正演算
を行ないながら位置決め指令を行なう必要があると共に
、補正値を実測して数値制御装置に入力、記憶させる作
業が必要となるという問題点を有している。本発明の目
的は、機械に固有な精度上の特性が考慮された極めて正
確な位置データを得ることが可能な位置エンコーダ装置
、及び測定値と一致した高精度の位置決めを行なうこと
ができる位置決め装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、被検出体の位置に関連した電気的情
報を出力するための位置エンコーダ装置において、上記
被検出体の位置情報の書き込み、読み出しが可能な記憶
媒体を含んで成る第1の手段と、上記被検出体の運動に
従って上記第1の手段と相対運動が行なわれ上記第1の
手段に書き込まれた位置情報の読出しを行なうための読
出手段とを備えてた点にある。本発明の他の特徴は、移
動体と、該移動体の目標位置を指令するための指令手段
と、上記移動体の位置情報を出力する位置検出手段と、
該位置検出手段と上記指令手段とに応答し上記移動体が
前記指令手段によって指令された所要の位置に位置決め
されるよう上記移動体を移動させるための移動制御手段
とを備えて成る位置決め装置において、上記位置検出手
段が、上記移動体の位置情報の書き込み、読み出しが可
能な記録媒体を含んで成り上記移動体の運動に応じて運
動するデータ保持手段と、上記データ保持手段の運動に
応じて上記記録媒体に書き込まれた位置情報のうち上記
移動体の位置に応じた情報を読み出す読出手段とを備え
た点にある。
【0005】
【作用】記録媒体に、検出の対象となる部材及び又はそ
の移動システムの固有の特性を考慮した位置情報を適宜
に書き込むことができ、書き込み後、書き込まれた位置
情報を被検出体の運動に応じて読み出すことにより、極
めて正確に、被検出体の位置を特定することができる。 したがって、この読み出し情報を利用して、移動体を極
めて正確に位置決めすることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例につき詳細に説明する。図1には、本発明による位置
エンコーダ装置を備えた位置決め装置の一実施例が示さ
れている。位置決め装置1は、図示しない固定具によっ
て被加工物2が固定される移動テーブル3を、数値制御
(NC)装置4からの指令によって位置決め制御する構
成であり、移動テーブル3は、図示しない案内支持装置
によって、X軸方向に沿って移動可能に案内、支持され
ており、移動テーブル3の下面に固着されているナット
4が、モータ5によって回転駆動されるボールネジ6と
螺合している。
【0007】ボールネジ6の軸はX軸に沿うように設け
られており、したがって、モータ5によりボールネジ6
が回転せしめられると、その回転方向に応じた向きに移
動テーブル3がX軸に沿って移動する。このようにして
、モータ5の作動量に従って移動テーブル3か移動し、
X軸方向の位置決めが行なわれる。
【0008】符号7で示されるのは、モータ5の実際の
作動量に対応する移動テーブル3の絶対位置の実測値に
基づく位置データを、後述の如くして出力するための位
置エンコーダ装置である。
【0009】位置エンコーダ装置7は、モータ5の回転
軸5aに取付けられている書き込み、読み込み可能な光
デイスク71と、光デイスク71に形成されている多数
の環状トラックに書き込まれている移動テーブル3の絶
対位置情報を読み出すための光ヘッド72とを備えてい
る。
【0010】光ヘッド72は、モータ5の作動量、すな
わち回転量に同期して光ヘッド72を移動制御するため
のヘッド移動装置73と連結されている。図示の実施例
では、光ヘッド72が光ディスク71の各トラックの情
報を光ディスク72の回転に応じて次々と読み取ること
ができるように、ヘッド移動装置73は、モータ5の回
転に応じて所要の環状トラックに光ヘッド72を対向さ
せる構成となっている。
【0011】この結果、光ヘッド72は、ヘッド移動装
置73により、モータ5の回転に従って光デイスク71
の複数の環状トラックを順次光走査するように位置制御
され、そのときの移動テーブル3の位置に応じた位置情
報が、モータ5の作動量に応じて、移動テーブル3の絶
対位置情報として光ディスク71から読み出され、NC
装置4及びドライバ回路8に実位置信号S2として入力
される。  光デイスク71の各トラックに記録されて
いる絶対位置情報は、次のようにして書き込まれたもの
である。
【0012】すなわち、図1に示すように、位置決め装
置1を実際に使用する場所に据え付けた後、レーザ測定
器40をセットし、移動テーブル3上に設けた反射鏡4
1を用いて移動テーブル3の絶対位置を計測できるよう
にする。
【0013】一方、書込み、読み出し可能な光デイスク
71を用意してセットし、光ヘッド72にレーザ書込装
置42を接続する。レーザ測定器40の計測結果を示す
データは、レーザ書込装置42に送られると同時に、N
C装置4にも位置検出のフィードバック信号として送ら
れる。レーザ書込装置では、その測定結果を示すデータ
を0.1μまたは所望の分割長さごとに、後述するよう
な、例えば16ビットの信号に変換する。すなわち機械
的原点を示すデータを(00000000000000
00)とし、0.1μmの実測位置を示すデータを(0
000000000000001)に、0.2μmの実
測位置を示すデータを(00000000000000
10)にする如くして表し、第1トラックT1にディス
クの回転と移動体の位置が関連づけられるようこれらの
実測位置データを書込んで行く。
【0014】このような書き込みは、従来の書込み装置
を用いることにより、130cmの光ディスクを180
0rpm程度の回転をさせながらそこに書込することが
可能である。本発明において、連続的に300mの移動
量を4mmピッチのボールネジで送った場合75回転分
を書込むのに1〜2分程度で行なえる。さらにボールネ
ジが機械的原点より何回転した位置かに関する回転数情
報を第2のトラックT2に上記16ビット信号毎に書き
込んでゆく。
【0015】つまり、NC装置4によりモータ5を駆動
し、移動テーブル3を0からその最大値であるX=Xm
axに向けて移動させる。このときモータ5が所定の角
度θ回転する毎に、角度θで占められる領域内にその時
のレーザ測定器40の測定結果Aから、移動テーブル3
をX=0の位置にセットたときのレーザ測定器40によ
る実測定結果AOを引いた値を16ビットで表し、光ヘ
ッド72に対向している光ディスク71のデータ記録領
域に絶対位置データとして記録する。この記録をθ度ご
とに行なう。
【0016】光ヘッド72による読取/書込のための光
走査位置は、モータ5の作動量に対応するようヘッド移
動装置73により位置制御されているので、モータ5が
角度θ回転する毎にそのときの移動テーブル3の絶対位
置の実測値が順次書き込まれることになる。
【0017】このようにして書き込まれた移動テーブル
3の絶対位置に関するデータは、モータ5の作動量が決
まれば、モータ5がその作動量のときレーザ測定器40
によって測定された移動テーブル3のX=0からの絶対
距離(絶対位置)に関する示すデータとして、位置エン
コーダ装置7から読み出されることになる。
【0018】一方、NC装置4では、その内部にストア
されている加工制御プログラムに従って加工のための位
置制御演算が実行される。この結果、NC装置4からは
、移動テーブル3の目標位置を示す目標位置信号S1が
出力され、目標位置信号S1はドライバ回路8に送られ
る。
【0019】ドライバ回路7では、目標位置信号S1と
実位置信号S2とが比較される。この比較結果に基づき
、NC装置4からの指令に従って移動テーブル3が所要
の位置に位置決めされるよう、モータ5の回転制御を行
なうためのモータ駆動信号MSがドライバ回路8から出
力され、モータ駆動信号MSは、モータ5に与えられる
【0020】次に、光ディスク71について詳細に説明
する。光ディスク71は、書き込み、読み込み可能な記
録媒体としての機能を有する型式のものが用いられてい
る。図示の実施例では、ボールネジ6のピッチは4mm
であり、移動テーブル3の移動を0.1μ単位で検出す
るため、光ディスク71の各環状トラックはそれぞれ周
方向に4万分割されている。そして、各トラックを4万
分割して成るデータ記録のための各データ領域には、ボ
ールネジ6が1/4万回転する毎に得られる移動テーブ
ル3の位置が直列16ビットの2進データとして順次記
録されている。
【0021】光ディスク71へのデータの記録方式につ
いて、図2を参照しながら詳細に説明する。光ディスク
71の各トラックT1,T2,・・・を周方向に1/4
万分割して成る各データ領域D1,D2,・・・は、θ
=360/40,000〔度〕間隔で形成されており、
トラックT1のデータ領域には、ボールネジ6の1回転
目におけるその領域に対応する移動テーブル3の位置0
〜4mmが16ビットの2進データとして0.1μステ
ップで順次記録されている。トラックT2の各データ領
域には、トラックT1に記録された位置データがボール
ネジ6の何回転目のデータであるかを示すボールネジ6
の回転数データが書き込まれている。この例では、トラ
ックT2の各データ領域D1,D2,・・・に、ボール
ネジ6が1回転目であることを示すデータが、16ビッ
トの2進データとして記録されている。
【0022】同様にして、トラックT3のデータ領域に
は、ボールネジ6の2回転目における移動テーブル3の
位置4.0001mm〜8mmが、16ビットの2進デ
ータとして0.1μステップで順次記録されており、ト
ラックT4の各データ領域には、トラックT3に記録さ
れた位置データがボールネジ6の2回転目のデータであ
ることを示す回転数データが、同じく16ビットの2進
データとして記録されている。図2では、これらの2進
データの記録のためのピットの配列の一部のみが示され
ており、点線はトラックの位置を示す。
【0023】したがって、例えば移動テーブル3のスト
ロークが300mmの場合、75×2=150トラック
必要となるが、1トラックの径方向の巾はせいぜい2μ
程度であるから、必要なトラック巾Lは300μ程度と
することが可能である。
【0024】なお、図2では、各データ領域の巾が説明
のために実際より極めて大きく示されているが、1つの
データ領域を光ディスク72の中心点0よりみた角度θ
は前述のように360/40,000〔度〕であり、各
ピットの配置に必要な長さを1ビット当り2μとすると
、1つの位置情報当り32μとなる。したがって、トラ
ックの全周長は1,280,000μとなる。このため
、光ディスク71として約40cmのものを用意すれば
よいことになる。
【0025】図1に戻ると、2つ1組となっているこれ
らの各トラックを、ボールネジ6の回転、すなわち、移
動テーブル3の移動に従って光走査することにより、各
トラックに記録されている位置情報が光ヘッド72から
得られる。
【0026】光ヘッド72は、発光部と、該発光部から
の光を光ディスクの対応するトラック上に集束させるた
めの光学系と、光ディスクからの反射光の少なくとも一
部を受け取り相応する電気信号に変換して取り出す受光
部とを含み、受光部からの信号が適宜に処理され、実位
置信号S2が出力される。
【0027】光ヘッド72が各トラックを順次確実に追
跡し、かつ所要のトラック上に光ビームを所定の大きさ
の光スポットとして常時焦点合わせするようにするため
、光ヘッド72からは、このためのサーボ用検出信号A
Z,BZが出力され、ヘッド移動装置73に入力されて
おり、この信号に基づいて出力されるサーボ制御信号A
C,BCが光ヘッド72に与えられている。
【0028】図3には、光ヘッド72の要部の構成が詳
細に示されている。図3において、21は光源として働
く半導体レーザ発生器、22は半導体レーザ発生器21
からのレーザ光を集光する集光レンズ、23は第1ビー
ムスプリッタ、24は集光レンズ22からのレーザ光線
を第1ビームスプリッタ23に入射させるための光路変
更を行なわせるためのプリズム、25は第1ビームスプ
リッタ23からの出力レーザ光を光ディスク11上の位
置データ用のトラックTl,T3,T5,・・・の内の
所要のトラック上に集光させるための対物レンズである
【0029】上述の光学系により所要のトラック、例え
ばトラックT1、上に集光されたレーザ光により、その
集光点の状態に応じた強さの反射光が生じ、この反射光
は対物レンズ25を介して第1ビームスプリッタ23に
入射される。この光ディスクからの入射光は、第1ビー
ムスプリッタ23によって、その近くに配設された第2
ビームスプリッタ26に導かれ、その一部が集光レンズ
27によって主信号用フォトダイオード28に入射され
る。
【0030】主信号用フォトダイオード28は、光ディ
スク71の位置データ用のトラックからの反射光のレベ
ルに相応したレベルの電気信号に変換され、出力される
【0031】一方、第2ビームスプリッタ26内を直進
する成分は、集光レンズ29により集光されサーボ信号
用フォトダイオード30に入り、ここで、第1サーボ用
検出信号AZが取り出される。
【0032】第1サーボ用検出信号AZは、ヘッド移動
装置73に入力され、ここで、レーザ光が所要のトラッ
ク上に適切に焦点合わされているか否かについての評価
、すなわち焦点合わせの程度、及び焦点位置のトラック
上のずれ具合(トラッキング状態)が評価され、両者が
所定の正しい状態となるように対物レンズ25をサーボ
コントロールするための第1サーボ制御信号ACが出力
される。
【0033】第1サーボ制御信号ACは、対物レンズ2
5と連結されているサーボモータ31に与えられ、第1
サーボ制御信号ACに従って対物レンズ25の位置制御
がサーボモータ31によって行なわれる。
【0034】この結果、光ディスク71のゆがみ、反り
等に起因するレーザ光線の焦点ぼけ、トラックからの逸
脱等が生じないように、フォーカスサーボ及びトラッキ
ングサーボが行なわれる。
【0035】上記では、位置データ用トラックT1,T
3,・・・からデータを読み出すための光学系について
説明したが、光ヘッド72は、ボールネジ6の回転数デ
ータが記録されている回転数データ用トラックT2,T
4,・・・のデータを読み出すための光学系も有してお
り、この光学系は図3に示す光学系と同様に構成され、
ボールネジ6の回転数データを示す電気信号を出力する
ほか、第2サーボ用検出信号BZが取り出され、これに
より回転数データ用トラック上におけるレーザ光の焦点
合わせのための第2サーボ制御信号BCがヘッド移動装
置73から出力され、光ヘッド72に入力される。
【0036】上述の如く構成された光ヘッド72は、図
1に示されるように、ヘッド移動装置73によって、光
ディスク71の径方向に移動可能に支持、案内されてお
り、光ディスク71すなわちボールネジ6が1回転する
までの間は、最初の1組のトラックT1,T2の光走査
が行なわれ、ボールネジ6が1回転した後、光ヘッド7
2によって次の1組のトラックT3,T4を光走査すべ
く、光ヘッド72を次の走査位置にまで移動させる構成
となっている。
【0037】この結果、ボールネジ6が回転して移動テ
ーブル3が直線運動を行なうと、光ヘッド72はトラッ
クT1及びT2、T3及びT4、・・・を順次光走査し
、移動テーブル3の位置を示す位置データ及びボールネ
ジ6の回転数を示す回転数データを所要のトラックから
読み出すことができる。
【0038】上述の構成によれば、位置エンコーダ装置
7から読み出されたデータは、NC装置4に入力され、
ここで、移動デーブル3の所与の目標位置と比較され、
両者が一致するまでドライバーに駆動信号が与えられる
【0039】したがって、NC装置4において移動テー
ブル3の目標位置が設定された場合、この目標位置が達
成されたか否かが、データ出力装置7から読み出された
位置データを参照することにより判断され、この位置デ
ータに基づいて、移動テーブル7の位置が目標位置に一
致するまでモータ5による送り動作が行なわれる。
【0040】この場合、記憶媒体として、書き込み、読
み出し可能な型式の光ディスク71を用い、移動テーブ
ル3を実際に移動させたときの移動テーブル3の実測位
置を示すデータを、移動テーブル3の位置に応じた光デ
ィスク71の書き込み位置に書き込んでおき、モータ5
の作動量に応じて、この位置決め装置1に固有の位置デ
ータを位置エンコーダ装置7から読み出すことができる
ように構成されているので、光ディスク71の各トラッ
クに予め書き込まれた移動テーブル3の位置を知るため
の情報が、ボールネジ6の回転に従って順次読み出され
た場合、この読み出された位置情報は移動テーブル3の
実測位置を示しており、極めて高精度にて移動テーブル
3の位置検出を行なうことができる。
【0041】図示の例では、移動テーブル3の実測位置
を0.1μステップで光ディスク71から直接読み取る
ことができることとなり、この位置エンコーダ装置7に
よると、移動テーブル3を0.1μの分解能で確実に位
置制御することができる。
【0042】このように、位置エンコーダ装置7からの
位置データは、モータ5と移動テーブル3との間の機構
等における誤差の有無に関係なく、モータ5の作動量に
よって定まる移動テーブル3のその時の実測位置に関連
したデータであるので、これにより極めて高精度の位置
決めが達成される。
【0043】上記実施例では、位置データ用のトラック
及びこれに組合う回転数データ用トラックからのデータ
読み出しを、単一の光ヘッド72を用い、相隣る2つの
データ領域から同時に読み取るように構成されている。 しかし、極めて近接した2つのトラックからのデータの
読み出しを避けるため、例えば図4に示されるように、
位置データ用トラックからデータを読み出すための第1
ヘッド12Aと、回転数データ用トラックからデータを
読み出すための第2ヘッド12Bとを別個に設け、これ
らを例えば180°位相の異なるように配置し、光ディ
スク71上の異なる位置で夫々のデータ読み出しを行な
う構成でもよい。なお、第1及び第2ヘッド12A,1
2Bの配置は、180°位相が異なるようにするほか、
任意の角度だけ位相を異ならせる配置であってもよいこ
とは勿論である。図4では、データの記録のためのピッ
トの配列を示すのが省略されており、トラックの位置が
点線で示されている。
【0044】または、図5に示すように、位置データ用
トラックT1,T3,T5,・・・を第1のトラック領
域Xに適宜に配置し、回転数データ用トラックT2,T
4,T6,・・・を第1のトラック領域Xとは離れた第
2のトラック領域Yに適宜に配置し、第1ヘッド12A
により第1トラック領域X内のトラックT1,T3,T
5,・・・を順次走査すると共に、これに同期して、第
2ヘッド12Bにより第2トラック領域Y内のトラック
T2,T4,T6,・・・を順次走査するようにしても
よい。この場合、第1ヘッド12Aと第2ヘッド12B
との位置関係は、図5に示す状態のほか、適宜の配置伏
態とすることが可能である。図5では、データの記録の
ためのピットの配列を示すのが省略されており、トラッ
クの位置が点線で示されている。
【0045】上記説明から、いずれの場合も、トラック
の直径をより大きくしてトラックの分割数を増すことに
より、更に分解能を上げ、極めて精度の高い位置制御を
行なうことが可能であることが、容易に理解される。
【0046】図1に示す実施例では、移動テーブル3の
位置を0.1μステップで検出するため、直径40cm
の光ディスクを必要としたが、より小さな径の光ディス
クを用いて高分解能の位置検出を行なうための本発明の
別の実施例の要部が図6に示されている。
【0047】図6で、42はボールネジ6に固着された
第1ギヤ、43は光ディスク71が固定される支持軸4
4に固着され第1ギヤ42と噛合している第2ギヤであ
り、これらのギヤ42,43により歯車増速機45を形
成している。図示の実施例では、4:1のギヤ比となっ
ており、ボールネジ6が1回転する間に光ディスク71
が4回転する構成となっている。その他の構成は図1に
示す構成と同様である。
【0048】この構成によると、ボールネジ6が1/4
回転することによって移動テーブル3が1mm移動する
ことにより光ディスク71は1回転する。したがって、
この場合、光ディスク71上のトラックを10,000
分割することにより0.1μステップでの位置検出が可
能となる。
【0049】この結果、図1の場合に比べ、光ディスク
71のトラック数は4倍に増加するが、その直径は1/
4となる。また、5:1のギヤ比にすると、光ディスク
71の直径は8cmでよく、これにより0.1μステッ
プで位置検出を行なうことができることになる。
【0050】ここで、全トラックの巾は図1の場合で3
00μであるから、図5の実施例でも全トラック巾は1
,200μであり、トラック数の増加による不具合を生
じることは全くない。
【0051】ボールネジ6が1回転したときに光ディス
ク71を何回転させるかは任意に定めることができるも
のである。したがって、例えば、ボールネジ6が2回転
したときに光ディスク71が1回転する構成としてもよ
いことは勿論である。
【0052】図6に示す実施例の場合における、光ディ
スク71に記録すべきデータの配列の一例が図7に示さ
れている。図6に示す装置の場合には、ボールネジ6が
1回転するとき光ディスク71が4回転するので、ボー
ルネジ6が1/4回転する間の位置データをトラックT
1に記録しておき、回転数データをトラックT2に記録
することになる。同様に、ボールネジ6が次の1/4回
転して1/2回転になるまでの間の位置データはトラッ
クT3に記録され、回転数データはトラックT4に記録
されることになる。以下同様である。図7では、データ
の記録のためのピットの配列を示すのが省略されており
、トラックの位置が点線で示されている。
【0053】したがって、この場合、ボールネジ6の1
回転分の情報を記録するために8トラックを必要とする
ことになる。
【0054】上記実施例では位置データをいずれも直列
2進データとしてトラックの各データ領域に記録したが
、mビットの2進データをn個のトラックを用いて記録
することにより、トラックの分割を大きくしてもよい。
【0055】また、図2では、トラックT1のデータ領
域には、ボールネジ3の1回転目におけるその領域に対
応する加工用ヘッド2の位置0〜4mmが16ビットの
2進データとして0.1μステップで順次記録されてお
り、トラックT2の各データ領域には、トラックT1に
記録された位置データがボールネジ3の何回転目のデー
タであるかを示すボールネジ3の回転数データが書き込
まれている。しかし、加工用ヘッド2の絶対位置を、よ
り多くのビット数を用いて記録することができる。例え
ば、加工用ヘッド2の絶対位置を28ビットを用いて表
すこととし、1つのデータ領域内に16進数を4ビット
で表し7トラックに亙って記録してもよい。この場合に
は、図2に示した実施例の場合と同様にしてトラックを
等分に分割して成るデータ領域D1,D2,・・・のそ
れぞれにおいて、連続する7つのトラック(T1,T2
,T3,T4,T5,T6,T7)、(T8,T9,・
・・,T14)、(T15,T16,・・・,T21)
、・・・を夫々1組とし、各トラックに対して4ビット
を割りあて、そのデータ領域に対応する位置データを2
8ビットで示すことになる。
【0056】この構成では、1分割当りの書き込みデー
タ量が大きいため、ボールネジ6の回転により生じる移
動テーブル3の全ストロークに亘る位置データを、例え
ば0.1μステップにて全て光ディスク71内に記録す
ることができる。この場合、例えば4つのトラックを1
束にしてうず巻状に配置してもよい。
【0057】なお、位置データは、28ビットのほか、
32ビットの情報としてもよく、この場合には、図8に
示すように、例えば1データ領域当りのビット数を8ビ
ットとし、4トラックを使用すればよい。図8では、こ
れらの2進データの記録のためのピットの配列の一部の
みが示されており、トラックの位置が点線で示されてい
る。
【0058】図8に示す32ビット記録方式では、4つ
の読み取り装置が必要となるので、これら4つの読み取
り装置は、例えば図9に示されるように90度間隔で配
置し、32ビット情報の最初の8ビット情報を読み取り
装置R1でトラックT1から読み取り、次の8ビット情
報をこれと90度異なる位置のトラックT2のデータ領
域内に記録しておき読み取り装置R2でこれを読み取り
、さらに次の8ビット情報を180度異なる位置のトラ
ックT3のデータ領域内に記録しておき、読み取り装置
R3でこれを読み取り、最後の8ビット情報を270度
異なる位置のトラックT4のデータ領域内に記録してお
き、読み取り装置R4でこれを読み取るようにしてもよ
い。すなわち、32ビットの情報を8ビットづつに分け
てそれぞれを4つのトラックに分散して記録すると共に
、各8ビットの情報を90度づつずれてデータ領域に記
録されることになる。図9では、データの記録のための
ピットの具体的配列状態を示すのが省略されており、ト
ラックの位置が点線で示されている。
【0059】このようにして光ディスク71が1回転し
たならば、次の組のトラックに同様にして書き込まれた
位置情報を同様にして読み出すことができる。
【0060】光ディスク71に記録する位置データは、
上記説明から判るように、適宜の形態とすることができ
る。
【0061】以上、位置情報の形態について述べたが、
ピットを連続して配置し、光ディスク上に書き込まれた
1ピット毎に1パルス信号として検出するようにすれば
、100mm程度の直径の光ディスクで16万分割の回
転角度制御や位置制御にも容易に応用できる。
【0062】なお、ボールネジその他の伝達機構におけ
る各寸法の温度変化を考慮して位置検出を行なうため、
上記実施例で用いた一連の位置データを、複数の温度条
件にしたがってそれぞれ補正したものを複数組用意し、
これら複数組のデータを光ディスク71に予め記録して
おき、その時の温度条件にしたがってこれら複数組のデ
ータの内から適切なデータを選択し、選択された1組の
データにしたがって位置検出を行なう構成としてもよい
。この構成によれば、より一層精度の高い位置検出を行
なうことが可能である。
【0063】さらに、被検出体が2軸またはそれ以上の
多軸で位置決めされる場合には、着目している軸以外の
軸の位置決め状態によりその位置決め状態が影響される
が、多軸間における干渉を予め考慮した実測値位置デー
タを上記実施例の場合と同様にして記録しておき、この
データを直接読み出すことにより、多軸間干渉があって
も複雑な補正計算なしに、正確な位置検出ができ、精度
のよい位置決めを行なうことができる。
【0064】図10には、このような多軸間の干渉を考
慮して位置データの書き込みを行なうようにした本発明
の他の実施例が示されている。図10に示される装置で
は、X軸方向の位置の実測定値とY軸方向の位置の実測
定値とを関連付けて同時に書き込むようにしたものであ
る。
【0065】すなわち、一般に、一軸方向のみテーブル
を移動した場合でもその軸方向の位置移動のほかに他の
軸間との位置ずれを生じるものであり、例えば、加工用
テーブルをX軸方向に移動させた場合、加工用テーブル
は、Y軸方向の実位置がそのX軸方向の移動に応じて変
化している。したがって、加工用テーブルがX軸方向に
は正確に位置決めされても、他の軸方向ではずれを生じ
てしまい、加工精度を著しく悪くする。このような狂い
は構造上に固有な特性をもって起こり、実測を行なって
補正する以外機械の構造を調整することにより補正する
ことは非常に困難である。
【0066】図10に示した装置において、81はXテ
ーブルであり、X軸モータ82に連結されているボール
ネジ83によってX軸方向に移動せしめられ、84はY
テーブルであり、Y軸モータ85に連結されているボー
ルネジ86によってY軸方向に移動せしめられる。各モ
ータ82、85は、NC装置87によって制御されるX
ドライブ88及びYドライブ89からの信号SX、SY
によって駆動され、Xテーブル81及びYテーブル84
の位置決めを行なうことができる。
【0067】X軸レーザ測長器90は、Yテーブル84
上に設けられた反射鏡91と協働し、反射鏡91のX軸
方向の位置を測定し、その測定結果を示すX軸位置信号
XPを出力する。Y軸レーザ測長器92は、Yテーブル
84上に設けられた平面反射鏡93と協働し、平面反射
鏡93のY軸方向の位置を測定し、その測定結果を示す
Y軸位置信号YPを出力する。
【0068】図10の装置では、Xテーブル81をX軸
に沿って移動させて、その時のX軸方向の位置を、X軸
モータ82に取り付けられている光ディスク94の一方
の面に書き込むとともに、その時に起こるY軸の位置ず
れに対する補正値をXの位置に対応させて光ディスク9
4の他方の面に書込みを行なう構成と成っている。
【0069】その時のX軸方向の位置データの書込は、
X軸位置信号XPに応答して作動するX軸絶対値書込装
置95からの信号を書込ヘッド96に入力することによ
り行なわれ、その時に起こるY軸の位置ずれに対する補
正値データの書込は、Y軸位置信号YPに応答して作動
するY軸補正値書込装置97からの信号を書込ヘッド9
8に入力することにより行なわれる。
【0070】なお、図10では、書込ヘッド96、98
の位置制御のための手段を図示するのが省略されている
【0071】同様にして、Yテーブル84をY軸に沿っ
て移動させて、その時のY軸方向の位置を、Y軸モータ
85に取り付けられている光ディスク99の一方の面に
書き込むとともに、その時に起こるX軸の位置ずれに対
する補正値をYの位置に対応させて光ディスク99の他
方の面に書込みを行なう構成と成っている。
【0072】その時のY軸方向の位置データの書込は、
Y軸位置信号XPに応答して作動するY軸絶対値書込装
置100からの信号を書込ヘッド101に入力すること
により行なわれ、その時に起こるX軸の位置ずれに対す
る補正値データの書込は、X軸位置信号XPに応答して
作動するX軸補正値書込装置102からの信号を書込ヘ
ッド103に入力することにより行なわれる。
【0073】なお、図10では、書込ヘッド101、1
03の位置制御のための手段を図示するのが省略されて
いる。
【0074】図10に示す装置によって、Xテーブル8
1をX軸に沿って移動させて、その時のX軸方向の位置
を、X軸モータ82に取り付けられている光ディスク9
4の一方の面に書き込むとともに、その時に起こるY軸
の位置ずれに対する補正値をXの位置に対応させて光デ
ィスク94の他方の面に書込みを行なう方法は、例えば
、以下の手順に従えばよい。 a)  Xテーブル81をテーブルエンド(X=0)の
位置へ送る。 b)  この位置でのY軸位置信号YPの値を記憶して
おく。 c)  ステップa)におけるX軸位置信号XPに従っ
て、原点位置を示す信号を16ビット信号として光ディ
スク94の一方の面に書き込む。 d)  NC装置87からの指令により、Xテーブル8
1をその最大位置Xmaxまで所要のステップ、例えば
0.1μステップ、で移動させ、その時のX軸位置信号
XPに従って、X軸方向の位置を示す信号を16ビット
信号として光ディスク94の一方の面に順次書き込む。 e)  X軸方向への移動の間に得られるY軸位置信号
YPに応答し、Y軸補正値書込装置97では、ステップ
b)で測定した値より現在の測定値を引き算し、その結
果を補正値として光ディスク94の他方の面に16ビッ
ト信号として、書込ヘッド98により、X軸の移動位置
に関連づけながら書き込む。
【0075】上記では、光ディスク94の書込について
述べたが、光ディスク99への書込も同様にして行うこ
とができる。さらに、これらのデータの記録方式は、図
1、図6の実施例に基づいて説明したのと同様の方式と
することができる。
【0076】本発明の位置決め装置は、上記実施例に限
定されることなく、例えばその他の工作機械における位
置決めのための用途にも同様にして広く適用できること
は勿論である。
【0077】また、本実施例では、いずれも、円盤状の
光ディスクを用いた場合を示したが、光ディスク手段は
円盤状に限定されるものではなく、他の任意の形状、た
とえば矩形とし、被検出体の移動に応じて光学ヘッド手
段に対して相対往復運動させるものでもよく、また、ト
ラックのパターンは、上記実施例に示した環状のほか、
うず巻状、ジクザグ状その他の任意のパターンとしても
よいことは上記説明から容易に理解しうるところである
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、書き込み
、読み出し可能な記憶媒体に、検出の対象となる部材及
び又はその移動システムの固有の特性を考慮した位置情
報を適宜に書き込むことができるので、被検出体の位置
情報を被検出体の運動に応じて読み出すことにより、極
めて正確に、被検出体の位置を特定することができ、極
めて高精度にて被検出体の位置決めを行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図。
【図2】図1の光ディスクへのデータの記録方式の一例
を説明するための説明図。
【図3】図1の光学ヘッドの構成を示す構成図。
【図4】図1の光学ヘッドの他の構成例を示す図。
【図5】図1に示す光ディスクと光学ヘッドとの配置と
は異なる別の配置例を示す構成
【図6】本発明の他の実施例の要部を示す構成図。
【図7】図6の実施例における光ディスクへのデータの
記録方式の一例を説明するための説明図。
【図8】光ディスクへのデータの記録の他の方式を説明
するための説明図。
【図9】図8の記録方式に従う場合の光ディスクと読み
取り装置との配置の一例を説明するための説明図。
【図10】本発明の別の実施例の構成図。
【符号の説明】
1  位置決め装置 3  移動テーブル 4  数値制御装置 5  モータ 7  位置エンコーダ装置 8  ドライバ回路 40  レーザ測定器 42  レーザ書込装置 71、94、99  光ディスク 72  光ヘッド 81  Xテーブル 84  Yテーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被検出体の位置に関連した電気的情報
    を出力するための位置エンコーダ装置において、前記被
    検出体の位置情報の書き込み、読み出しが可能な記憶媒
    体を含んで成る第1の手段と、前記被検出体の運動に従
    って前記第1の手段と相対運動が行なわれ前記第1の手
    段に書き込まれた位置情報の読出しを行なうための読出
    し手段とを備えて成ることを特徴とする位置エンコーダ
    装置。
  2. 【請求項2】  前記記憶媒体に書き込まれている位置
    情報が、前記被検出体の実測位置に基づく位置情報であ
    る請求項1に記載の位置エンコーダ装置。
  3. 【請求項3】  移動体と、該移動体の目標位置を指令
    するための指令手段と、前記移動体の位置情報を出力す
    る位置検出手段と、該位置検出手段と前記指令手段とに
    応答し前記移動体が前記指令手段によって指令された所
    要の位置に位置決めされるよう前記移動体を移動させる
    ための移動制御手段とを備えて成る位置決め装置におい
    て、前記位置検出手段が、前記移動体の位置情報の書き
    込み、読み出しが可能な記録媒体を含んで成り前記移動
    体の運動に応じて運動するデータ保持手段と、  前記
    データ保持手段の運動に応じて前記記録媒体に書き込ま
    れた位置情報のうち前記移動体の位置に応じた情報を読
    み出す読出手段とを備えたことを特徴とする位置決め装
    置。
  4. 【請求項4】  前記移動体の位置を実測するための測
    定手段と、該測定手段による測定結果を示す実測データ
    を前記記録媒体に書き込むための書き込み手段と、前記
    移動体を運動させることによって得られた実測データを
    前記記録媒体の所要の位置に前記位置データとして書き
    込むための書込制御手段とを備えた請求項3に記載の位
    置決め装置。
  5. 【請求項5】  前記移動体の実測位置を示す実測デー
    タが前記記録媒体に前記位置データとして書き込まれて
    いる請求項3に記載の位置決め装置。
JP13073191A 1991-01-18 1991-01-18 位置エンコーダ装置及び位置決め装置 Pending JPH04236319A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006020415A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Yamazaki Mazak Corp リニアモータ用位置検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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