JPH04236034A - 超音波加湿器 - Google Patents
超音波加湿器Info
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- JPH04236034A JPH04236034A JP3013892A JP1389291A JPH04236034A JP H04236034 A JPH04236034 A JP H04236034A JP 3013892 A JP3013892 A JP 3013892A JP 1389291 A JP1389291 A JP 1389291A JP H04236034 A JPH04236034 A JP H04236034A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Air Humidification (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波加湿器、特に微生
物汚染のないクリーンな加湿された空気を供給する超音
波加湿器に関するものである。
物汚染のないクリーンな加湿された空気を供給する超音
波加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空調設備や加湿装置の普及に伴い、一年
を通じて快適な環境下に生活が出来るようになった。し
かし、それらに使用される水の微生物汚染が原因で、ア
レルギー性の加湿器肺あるいは加湿器熱や、時には感染
症を引き起こすことが知られている。
を通じて快適な環境下に生活が出来るようになった。し
かし、それらに使用される水の微生物汚染が原因で、ア
レルギー性の加湿器肺あるいは加湿器熱や、時には感染
症を引き起こすことが知られている。
【0003】現在、一般家庭や病院、オフィスなどで広
く用いられている超音波式加湿器についても、上記の症
例が報告されるようになり、その対策が問題となってい
る。この問題を解決するために、現在市販の加湿器の中
には、抗菌材入りフィルターを内臓しているものがある
。しかし、このフィルターはエアーフィルターであり、
水タンクおよび/あるいは超音波振動子水槽内の水に微
生物が存在していれば、その繁殖を抑えることが出来ず
、上記の問題がやはり生じてくる。
く用いられている超音波式加湿器についても、上記の症
例が報告されるようになり、その対策が問題となってい
る。この問題を解決するために、現在市販の加湿器の中
には、抗菌材入りフィルターを内臓しているものがある
。しかし、このフィルターはエアーフィルターであり、
水タンクおよび/あるいは超音波振動子水槽内の水に微
生物が存在していれば、その繁殖を抑えることが出来ず
、上記の問題がやはり生じてくる。
【0004】また、勝井らは小型の紫外線殺菌灯を加湿
器内に組込むことにより、超音波振動子水槽における微
生物汚染を効果的に抑制できることを発表した(防菌防
黴、Vol.18,P.209〜214、1990)。 しかし、紫外線殺菌灯が高価なことや紫外線照射により
加湿器内の材質が劣化するなどの問題があった。
器内に組込むことにより、超音波振動子水槽における微
生物汚染を効果的に抑制できることを発表した(防菌防
黴、Vol.18,P.209〜214、1990)。 しかし、紫外線殺菌灯が高価なことや紫外線照射により
加湿器内の材質が劣化するなどの問題があった。
【0005】そこで、勝井らはさらに検討を重ねて、超
音波振動子水槽の容量を小さくすることで、微生物の汚
染を防止する新しい方法を発表した(防菌防黴、Vol
.18、p.485〜488、1990)。
音波振動子水槽の容量を小さくすることで、微生物の汚
染を防止する新しい方法を発表した(防菌防黴、Vol
.18、p.485〜488、1990)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
超音波振動子水槽の容量を小さくする方法は、加湿器の
作動中に限って有効であり、当然のことながら加湿器の
停止中における微生物の増殖を抑制することが出来ない
。そのため加湿器を再作動させると、菌数は経時的に減
少することが予想されるものの、やはり微生物汚染を完
全には防止できないという問題がある。
超音波振動子水槽の容量を小さくする方法は、加湿器の
作動中に限って有効であり、当然のことながら加湿器の
停止中における微生物の増殖を抑制することが出来ない
。そのため加湿器を再作動させると、菌数は経時的に減
少することが予想されるものの、やはり微生物汚染を完
全には防止できないという問題がある。
【0007】したがって、本発明の目的は微生物汚染の
ない水を空気中に噴霧する超音波加湿器を提供すること
にある。
ない水を空気中に噴霧する超音波加湿器を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために種々検討した結果、本発明に到達し
たものである。すなわち、本発明の請求項1は水タンク
から超音波振動子水槽に水を供給し、この水を超音波振
動子によってエアゾルに変え、これをファンで送出する
超音波加湿器であって、該水タンクと超音波振動子水槽
の連結部に多孔質分離膜を取着するとともに、該水タン
クから超音波振動子水槽に供給される水を全量濾過する
ことを特徴とする超音波加湿器である。
的を達成するために種々検討した結果、本発明に到達し
たものである。すなわち、本発明の請求項1は水タンク
から超音波振動子水槽に水を供給し、この水を超音波振
動子によってエアゾルに変え、これをファンで送出する
超音波加湿器であって、該水タンクと超音波振動子水槽
の連結部に多孔質分離膜を取着するとともに、該水タン
クから超音波振動子水槽に供給される水を全量濾過する
ことを特徴とする超音波加湿器である。
【0009】また、本発明の請求項2は水タンクから超
音波振動子水槽に水を供給し、この水を超音波振動子に
よってエアゾルに変え、それをファンで送出する超音波
加湿器であって、該超音波振動子水槽に循環流路を設け
、かつ該循環流路にポンプと該ポンプの下流に多孔質分
離膜を収容した膜モジュールを設けるとともに、該超音
波振動子水槽を循環する水を全量濾過することを特徴と
する超音波加湿器である。
音波振動子水槽に水を供給し、この水を超音波振動子に
よってエアゾルに変え、それをファンで送出する超音波
加湿器であって、該超音波振動子水槽に循環流路を設け
、かつ該循環流路にポンプと該ポンプの下流に多孔質分
離膜を収容した膜モジュールを設けるとともに、該超音
波振動子水槽を循環する水を全量濾過することを特徴と
する超音波加湿器である。
【0010】
【実施例】次に本発明の超音波加湿器の一実施例を図面
にて説明する。図1は請求項1に示す超音波加湿器の断
面図であり、図1において、1は加湿器本体、2は加湿
器本体1内に設けられた超音波振動子水槽、3は水槽2
に対して給水する水タンク、4は水タンク3の給水キャ
ップ、5は給水タンク3の弁、13はキャップ、6は霧
化室カバー、7は吹出しノズル、8は裏蓋、9は送風用
のファン、10はトランス、11は本体1の水槽2の底
部で、かつ霧化室カバー6の筒部12の下部に設けられ
た超音波振動子、14は微生物除去用のエアーフィルタ
ーである。
にて説明する。図1は請求項1に示す超音波加湿器の断
面図であり、図1において、1は加湿器本体、2は加湿
器本体1内に設けられた超音波振動子水槽、3は水槽2
に対して給水する水タンク、4は水タンク3の給水キャ
ップ、5は給水タンク3の弁、13はキャップ、6は霧
化室カバー、7は吹出しノズル、8は裏蓋、9は送風用
のファン、10はトランス、11は本体1の水槽2の底
部で、かつ霧化室カバー6の筒部12の下部に設けられ
た超音波振動子、14は微生物除去用のエアーフィルタ
ーである。
【0011】上記水タンク3と超音波振動子水槽1の連
結部には、開口部を開口状態に保ったまま端部をポッテ
ィング材で集束固定したU字型、あるいは他端を封止し
た多孔質中空糸束20の集束固定部が液密に嵌挿されて
いる。上記多孔質中空糸束20の連結部への取付は図1
に示すようにキャップ13取付用の開口にポッティング
材による集束固定部を嵌挿する方法以外の公知の取付機
構が採用できる。
結部には、開口部を開口状態に保ったまま端部をポッテ
ィング材で集束固定したU字型、あるいは他端を封止し
た多孔質中空糸束20の集束固定部が液密に嵌挿されて
いる。上記多孔質中空糸束20の連結部への取付は図1
に示すようにキャップ13取付用の開口にポッティング
材による集束固定部を嵌挿する方法以外の公知の取付機
構が採用できる。
【0012】図2は請求項2に示す超音波加湿器の概略
図であり、21は超音波振動子水槽2に設けた循環流路
、22はポンプ、23はポンプ22の下流に設けた膜モ
ジュールである。上記膜モジュール23としては通常開
口端を開口状態に保ったまま端部をポッティング材で集
束固定したU字型、あるいは他端を封止した多孔質中空
糸束をハウジング内に収納した全量濾過型の膜モジュー
ルが好ましく用いられるが、積層型あるいは中空管型な
どの公知の膜モジュールを用いてもよい。図2において
は図1と同一箇所に同一符号を付して説明を省略する。
図であり、21は超音波振動子水槽2に設けた循環流路
、22はポンプ、23はポンプ22の下流に設けた膜モ
ジュールである。上記膜モジュール23としては通常開
口端を開口状態に保ったまま端部をポッティング材で集
束固定したU字型、あるいは他端を封止した多孔質中空
糸束をハウジング内に収納した全量濾過型の膜モジュー
ルが好ましく用いられるが、積層型あるいは中空管型な
どの公知の膜モジュールを用いてもよい。図2において
は図1と同一箇所に同一符号を付して説明を省略する。
【0013】上記構成の加湿器を運転するとき、先ず水
タンク3に水を入れて加湿器本体1にセットすると、水
タンク3の口部に設けられたキャップ13の弁5が押し
上げられて弁5が開成し、水タンク3内の水が加湿器本
体1の超音波振動子水槽2に流れ込む。図1の加湿器で
は水タンク内の水が超音波振動子水槽に流れ込む際に多
孔質中空糸束20で濾過され、微生物の存在しない水が
水槽2へ供給される。また図2の加湿器では水タンク内
の水を超音波振動子水槽へ供給した後、ポンプ22を駆
動させて超音波振動子水槽2に流れ込んだ水を循環流路
21からポンプにより膜モジュール23へ供給して濾過
し、膜モジュールで濾過された水を水槽2に返送させる
。一定時間ポンプを駆動させることにより超音波振動子
水槽内の微生物が経時的に減少する。
タンク3に水を入れて加湿器本体1にセットすると、水
タンク3の口部に設けられたキャップ13の弁5が押し
上げられて弁5が開成し、水タンク3内の水が加湿器本
体1の超音波振動子水槽2に流れ込む。図1の加湿器で
は水タンク内の水が超音波振動子水槽に流れ込む際に多
孔質中空糸束20で濾過され、微生物の存在しない水が
水槽2へ供給される。また図2の加湿器では水タンク内
の水を超音波振動子水槽へ供給した後、ポンプ22を駆
動させて超音波振動子水槽2に流れ込んだ水を循環流路
21からポンプにより膜モジュール23へ供給して濾過
し、膜モジュールで濾過された水を水槽2に返送させる
。一定時間ポンプを駆動させることにより超音波振動子
水槽内の微生物が経時的に減少する。
【0014】この状態で超音波振動子11を作動させる
と水槽2内の水は、その振動によって霧化される。霧化
された霧はファン9により図中矢印の如く送風された風
と霧化室カバー6の筒部12にて合体し、吹出しノズル
7を通って器体外に吹き出される。
と水槽2内の水は、その振動によって霧化される。霧化
された霧はファン9により図中矢印の如く送風された風
と霧化室カバー6の筒部12にて合体し、吹出しノズル
7を通って器体外に吹き出される。
【0015】本発明の加湿器に用いる分離膜は、精密あ
るいは限外濾過の領域の膜であって、かつ、微生物の通
過を阻止するものであれば素材、形状や製造方法は特に
限定されない。
るいは限外濾過の領域の膜であって、かつ、微生物の通
過を阻止するものであれば素材、形状や製造方法は特に
限定されない。
【0016】分離膜の素材として例えば、有機系素材で
は、ポリ4−メチルペンテン−1、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどのポリオレフィン系重合体、弗素系重合
体、ポリアミド、芳香族ポリアミド、ポリエステル、ポ
リスチレン、アクリル系重合体、ポリカーボネート、ポ
リサルフォン、ポリビニルアルコール、エチレンビニル
アルコール、ポリアクリロニトリルなどが挙げられ、こ
れらの重合体は、相互のブレンドや共重合体、あるいは
、その変性物であっても良い。また、無機系素材として
は、セラミックスなどが挙げられる。また、形状として
は、平膜形状、スパイラル形状、管形状、中空糸形状な
どが挙げられる。
は、ポリ4−メチルペンテン−1、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどのポリオレフィン系重合体、弗素系重合
体、ポリアミド、芳香族ポリアミド、ポリエステル、ポ
リスチレン、アクリル系重合体、ポリカーボネート、ポ
リサルフォン、ポリビニルアルコール、エチレンビニル
アルコール、ポリアクリロニトリルなどが挙げられ、こ
れらの重合体は、相互のブレンドや共重合体、あるいは
、その変性物であっても良い。また、無機系素材として
は、セラミックスなどが挙げられる。また、形状として
は、平膜形状、スパイラル形状、管形状、中空糸形状な
どが挙げられる。
【0017】実験例1
市販の超音波式加湿器を改造し、水タンクと超音波振動
子水槽の連結部に、開口端を開口状態に保ったまま端部
をポッティング材で集束固定した、ポリスルホン中空糸
からなる限外濾過中空糸束を組込み、図1に示すように
必要量の水が超音波振動子水槽に逐次供給されるように
した。水タンクには毎日新しい水道水を追加し、この加
湿器を1日に8時間、30日間作動させた。超音波振動
子水槽中の微生物汚染の経時変化は、加湿器作動直前と
停止直後に超音波振動子水槽中の水を採取し、勝井らの
方法(防菌防黴、Vol.18、p.209〜214、
1990)に従って、生菌数を測定した。その結果を図
3に示す。
子水槽の連結部に、開口端を開口状態に保ったまま端部
をポッティング材で集束固定した、ポリスルホン中空糸
からなる限外濾過中空糸束を組込み、図1に示すように
必要量の水が超音波振動子水槽に逐次供給されるように
した。水タンクには毎日新しい水道水を追加し、この加
湿器を1日に8時間、30日間作動させた。超音波振動
子水槽中の微生物汚染の経時変化は、加湿器作動直前と
停止直後に超音波振動子水槽中の水を採取し、勝井らの
方法(防菌防黴、Vol.18、p.209〜214、
1990)に従って、生菌数を測定した。その結果を図
3に示す。
【0018】実験例2
実験例1の加湿器をさらに改造して、図2に示すように
超音波振動子水槽に循環流路を取り付け、該循環流路に
ポリスルホン中空糸からなる精密濾過膜モジュールを設
け、ポンプにより、必要量の水が超音波振動子水槽に循
環供給されるようにし、実験例1と同様な実験を行った
。その結果を図3に示す。
超音波振動子水槽に循環流路を取り付け、該循環流路に
ポリスルホン中空糸からなる精密濾過膜モジュールを設
け、ポンプにより、必要量の水が超音波振動子水槽に循
環供給されるようにし、実験例1と同様な実験を行った
。その結果を図3に示す。
【0019】比較例
市販の超音波式加湿器をそのまま用いた以外は、実験例
1と同様にして試験した結果を図3に示す。図3から明
らかなように実施例1、2では、実験期間を通して超音
波振動子水槽中から生菌は全く検出されなかった。
1と同様にして試験した結果を図3に示す。図3から明
らかなように実施例1、2では、実験期間を通して超音
波振動子水槽中から生菌は全く検出されなかった。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、微生物汚染のないクリ
ーンな加湿された空気を供給する超音波加湿器を得るこ
とが出来る。
ーンな加湿された空気を供給する超音波加湿器を得るこ
とが出来る。
【図1】本発明の超音波加湿器の断面図である。
【図2】本発明の超音波加湿器の他の例を示す概略断面
図である。
図である。
【図3】本発明の実施例1および2と比較例における超
音波振動子水槽の微生物数の経時変化を示すグラフであ
る。
音波振動子水槽の微生物数の経時変化を示すグラフであ
る。
1 加湿器本体
2 超音波振動子水槽
3 水タンク
9 ファン
11 超音波振動子
Claims (2)
- 【請求項1】 水タンクから超音波振動子水槽に水を
供給し、この水を超音波振動子によってエアゾルに変え
、それをファンで送出する超音波加湿器であって、該水
タンクと超音波振動子水槽の連結部に多孔質分離膜を取
着するとともに、該水タンクから超音波振動子水槽に供
給される水を全量濾過することを特徴とする超音波加湿
器。 - 【請求項2】 水タンクから超音波振動子水槽に水を
供給し、この水を超音波振動子によってエアゾルに変え
、それをファンで送出する超音波加湿器であって、該超
音波振動子水槽に循環流路を設け、かつ該循環流路にポ
ンプと該ポンプの下流に多孔質分離膜を収容した膜モジ
ュールを設けるとともに、該超音波振動子水槽を循環す
る水を全量濾過することを特徴とする超音波加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3013892A JPH04236034A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 超音波加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3013892A JPH04236034A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 超音波加湿器 |
Publications (1)
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JPH04236034A true JPH04236034A (ja) | 1992-08-25 |
Family
ID=11845836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3013892A Pending JPH04236034A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 超音波加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH04236034A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011160672A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Sanyo Electric Co Ltd | インキュベーター |
JP2011220636A (ja) * | 2010-04-13 | 2011-11-04 | Namura Denki Kogyo Kk | 霧発生装置 |
CN104776540A (zh) * | 2015-04-23 | 2015-07-15 | 佛山市南海科日超声电子有限公司 | 具有新型结构的雾化加湿器 |
CN117404773A (zh) * | 2023-12-13 | 2024-01-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调除菌自清洁的控制方法、控制装置、介质和空调器 |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP3013892A patent/JPH04236034A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011160672A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Sanyo Electric Co Ltd | インキュベーター |
JP2011220636A (ja) * | 2010-04-13 | 2011-11-04 | Namura Denki Kogyo Kk | 霧発生装置 |
CN104776540A (zh) * | 2015-04-23 | 2015-07-15 | 佛山市南海科日超声电子有限公司 | 具有新型结构的雾化加湿器 |
CN104776540B (zh) * | 2015-04-23 | 2017-12-19 | 佛山市南海科日超声电子有限公司 | 具有新型结构的雾化加湿器 |
CN117404773A (zh) * | 2023-12-13 | 2024-01-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调除菌自清洁的控制方法、控制装置、介质和空调器 |
CN117404773B (zh) * | 2023-12-13 | 2024-05-03 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调除菌自清洁的控制方法、控制装置、介质和空调器 |
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