JPH0423562Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0423562Y2 JPH0423562Y2 JP4150990U JP4150990U JPH0423562Y2 JP H0423562 Y2 JPH0423562 Y2 JP H0423562Y2 JP 4150990 U JP4150990 U JP 4150990U JP 4150990 U JP4150990 U JP 4150990U JP H0423562 Y2 JPH0423562 Y2 JP H0423562Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- syringe
- sucker
- holder
- feed screw
- slider member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 17
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 11
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 11
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 11
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 8
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 8
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 17
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、ポンプ作用を有するシリンジを使
用し、このシリンジの吸子をスライダにより移動
させて輸液を行うよう構成したシリンジ注入装置
に係り、このシリンジ注入装置における吸子に対
する係合と駆動機構部との係脱を簡便にし、シリ
ンジのセツテイツングを迅速に行うことができる
吸子移動装置に関する。
用し、このシリンジの吸子をスライダにより移動
させて輸液を行うよう構成したシリンジ注入装置
に係り、このシリンジ注入装置における吸子に対
する係合と駆動機構部との係脱を簡便にし、シリ
ンジのセツテイツングを迅速に行うことができる
吸子移動装置に関する。
従来、シリンジ注入装置における吸子の移動装
置として、吸子の端部に設けたフランジ部を係止
してこれを移動させるスライダ部材を設け、この
スライダ部材を送りねじ機構により移動させるよ
う構成したものが知られている。しかるに、この
種の吸子移動装置において、輸液の充填されたシ
リンジをセツトして輸液を開始する場合、シリン
ジの吸子をスライド部材に適正かつ迅速に係合し
得ることが望まれる。このため、従来のシリンジ
注入装置においては、例えば送りねじ機構と噛合
するスライダ部材に吸子の端部フランジを係止す
るホルダを設け、このホルダの一部を操作するこ
とによりスライダ部材と送りねじ機構との噛合を
一時的に分離し、スライダ部材をフリーな状態で
移動してホルダに吸子の端部フランジ部を係止さ
せ、この時点で前記スライダ部材と送りねじ機構
とを再度噛合するように構成したものが提案さ
れ、実施されている。
置として、吸子の端部に設けたフランジ部を係止
してこれを移動させるスライダ部材を設け、この
スライダ部材を送りねじ機構により移動させるよ
う構成したものが知られている。しかるに、この
種の吸子移動装置において、輸液の充填されたシ
リンジをセツトして輸液を開始する場合、シリン
ジの吸子をスライド部材に適正かつ迅速に係合し
得ることが望まれる。このため、従来のシリンジ
注入装置においては、例えば送りねじ機構と噛合
するスライダ部材に吸子の端部フランジを係止す
るホルダを設け、このホルダの一部を操作するこ
とによりスライダ部材と送りねじ機構との噛合を
一時的に分離し、スライダ部材をフリーな状態で
移動してホルダに吸子の端部フランジ部を係止さ
せ、この時点で前記スライダ部材と送りねじ機構
とを再度噛合するように構成したものが提案さ
れ、実施されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の吸子移動装置の送りねじ
機構と噛合するスライダ部材および吸子の端部フ
ランジを係止するホルダとの組合せ構成において
は、送りねじ機構とスライダ部材との噛合および
離反を行う機構と、吸子の端部フランジ部との係
合および離脱を行う機構とは、それぞれ独立した
構成となつているため、輸液を開始するに際し、
輸液を充填したシリンジをセツテイングする場
合、その作業が煩雑かつ面倒となる難点がある。
また、吸子移動装置の構成も複雑となり、装置全
体の小形化にも制約を受けるばかりでなく、耐久
性並びに防滴性に対し不都合となる等の多くの問
題点を有している。
機構と噛合するスライダ部材および吸子の端部フ
ランジを係止するホルダとの組合せ構成において
は、送りねじ機構とスライダ部材との噛合および
離反を行う機構と、吸子の端部フランジ部との係
合および離脱を行う機構とは、それぞれ独立した
構成となつているため、輸液を開始するに際し、
輸液を充填したシリンジをセツテイングする場
合、その作業が煩雑かつ面倒となる難点がある。
また、吸子移動装置の構成も複雑となり、装置全
体の小形化にも制約を受けるばかりでなく、耐久
性並びに防滴性に対し不都合となる等の多くの問
題点を有している。
そこで、本考案の目的は、送りねじと噛合して
吸子の移動を行うスライダ部材に対し、吸子の端
部フランジを保持するホルダを設けたシリンジ注
入装置において、前記ホルダと吸子の端部フラン
ジとの係合離脱と、前記スライダ部材と送りねじ
との噛合離反とを同時に同一機構により行うこと
により、簡単な構成で適正かつ迅速なシリンジの
交換作業を達成し、作業効率の向上と共に耐久性
並びに防滴性を改善することができる吸子移動装
置を提供することにある。
吸子の移動を行うスライダ部材に対し、吸子の端
部フランジを保持するホルダを設けたシリンジ注
入装置において、前記ホルダと吸子の端部フラン
ジとの係合離脱と、前記スライダ部材と送りねじ
との噛合離反とを同時に同一機構により行うこと
により、簡単な構成で適正かつ迅速なシリンジの
交換作業を達成し、作業効率の向上と共に耐久性
並びに防滴性を改善することができる吸子移動装
置を提供することにある。
本考案に係るシリンジ注入装置における吸子移
動装置は、シリンジをシリンジ固定部材に着脱自
在に保持し、このシリンジの吸子の端部をホルダ
で保持すると共にこのホルダを送りねじに噛合し
たスライダ部材に結合し、前記吸子を送りねじに
沿つて移動するよう構成したシリンジ注入装置に
おいて、 前記スライダ部材と結合するホルダは、その基
部をガイド軸に挿通しかつこのガイド軸を支点と
して傾動自在に構成し、一端部にシリンジの吸子
の端部と係合する保持部を設けると共に他端部に
送りねじと噛合するハーフナツトを設けることを
特徴とする。
動装置は、シリンジをシリンジ固定部材に着脱自
在に保持し、このシリンジの吸子の端部をホルダ
で保持すると共にこのホルダを送りねじに噛合し
たスライダ部材に結合し、前記吸子を送りねじに
沿つて移動するよう構成したシリンジ注入装置に
おいて、 前記スライダ部材と結合するホルダは、その基
部をガイド軸に挿通しかつこのガイド軸を支点と
して傾動自在に構成し、一端部にシリンジの吸子
の端部と係合する保持部を設けると共に他端部に
送りねじと噛合するハーフナツトを設けることを
特徴とする。
前記の吸子移動装置において、スライダ部材と
結合するホルダは、送りねじと噛合するハーフナ
ツトを設けた他端部に、常時ハーフナツトを送り
ねじ側に押圧作用を生じる圧縮コイルばねを設け
れば好適である。
結合するホルダは、送りねじと噛合するハーフナ
ツトを設けた他端部に、常時ハーフナツトを送り
ねじ側に押圧作用を生じる圧縮コイルばねを設け
れば好適である。
また、スライダ部材と結合するホルダは、ガイ
ド軸に挿通されかつスライダ部材と嵌合する結合
軸部材からなる基部とシリンジの吸子の端部と係
合する保持部とを着脱分離可能に構成することが
できる。
ド軸に挿通されかつスライダ部材と嵌合する結合
軸部材からなる基部とシリンジの吸子の端部と係
合する保持部とを着脱分離可能に構成することが
できる。
本考案に係るシリンジ注入装置における吸子移
動装置によれば、シリンジをシリンジ固定部材に
着脱自在に保持し、このシリンジの吸子の端部を
ホルダで保持すると共にこのホルダを送りねじに
噛合したスライダ部材に結合し、前記吸子を送り
ねじに沿つて移動するよう構成したシリンジ注入
装置において、前記スライダ部材と結合するホル
ダは、その基部をガイド軸に挿通しかつこのガイ
ド軸を支点として傾動自在に構成し、一端部にシ
リンジの吸子の端部と係合する保持部を設けると
共に他端部に送りねじと噛合するハーフナツトを
設けることにより、ホルダを傾動させれば、保持
部において吸子の端部との係合を外すと同時にハ
ーフナツトと送りねじとの噛合を外して、直ちに
シリンジの交換作業を迅速かつ確実に行うことが
できる。
動装置によれば、シリンジをシリンジ固定部材に
着脱自在に保持し、このシリンジの吸子の端部を
ホルダで保持すると共にこのホルダを送りねじに
噛合したスライダ部材に結合し、前記吸子を送り
ねじに沿つて移動するよう構成したシリンジ注入
装置において、前記スライダ部材と結合するホル
ダは、その基部をガイド軸に挿通しかつこのガイ
ド軸を支点として傾動自在に構成し、一端部にシ
リンジの吸子の端部と係合する保持部を設けると
共に他端部に送りねじと噛合するハーフナツトを
設けることにより、ホルダを傾動させれば、保持
部において吸子の端部との係合を外すと同時にハ
ーフナツトと送りねじとの噛合を外して、直ちに
シリンジの交換作業を迅速かつ確実に行うことが
できる。
次に、本考案に係るシリンジ注入装置における
吸子移動装置の実施例につき添付図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
吸子移動装置の実施例につき添付図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
第1図は、本考案の吸子移動装置の一実施例を
示すシリンジ注入装置の要部切開側面図である。
しかるに、第1図において、参照符号10はシリ
ンジ注入装置のケーシングを示し、このケーシン
グ10の一部にシリンジ固定部材12が設けられ
ている。このシリンジ固定部材12には、シリン
ジ14のフランジ部16を嵌入係止するための溝
部18と前記シリンジ14を着脱自在に固定する
ためのレバー部材20とが設けられている。ま
た、前記ケーシング10の内部には、シリンジ1
4の吸子22を移動操作するための吸子移動装置
24の駆動機構部26が設けられている。一方、
吸子22の端部フランジ28を係合させてこれを
保持し、前記吸子22を往復移動させるホルダ3
0を設け、このホルダ30を前記駆動機構部26
と結合して吸子移動装置24を構成している。
示すシリンジ注入装置の要部切開側面図である。
しかるに、第1図において、参照符号10はシリ
ンジ注入装置のケーシングを示し、このケーシン
グ10の一部にシリンジ固定部材12が設けられ
ている。このシリンジ固定部材12には、シリン
ジ14のフランジ部16を嵌入係止するための溝
部18と前記シリンジ14を着脱自在に固定する
ためのレバー部材20とが設けられている。ま
た、前記ケーシング10の内部には、シリンジ1
4の吸子22を移動操作するための吸子移動装置
24の駆動機構部26が設けられている。一方、
吸子22の端部フランジ28を係合させてこれを
保持し、前記吸子22を往復移動させるホルダ3
0を設け、このホルダ30を前記駆動機構部26
と結合して吸子移動装置24を構成している。
第2図は、前記吸子移動装置24の駆動機構部
26の概略構成を示すものである。すなわち、駆
動機構部26は、駆動モータ32、減速機構3
4、送りねじ36、ガイド軸38およびスライダ
部材40とから構成されている。この場合、前記
スライダ部材40とホルダ30とを結合するため
の具体的手段としては、第3図ないし第5図に示
すように、スライダ部材40を貫通するガイド軸
38に対し旋回可能に挿通した結合軸部材42を
設け、この結合軸部材42の一端部に前記ホルダ
30を着脱自在に結合すると共にその他端部をス
ライダ部材40の内部に嵌合してその一部に送り
ねじ36と噛合するハーフナツト44を設けた構
成とする。この場合、前記結合軸部材42の他端
部にはハーフナツト44を常に送りねじ36と噛
合するように弾力作用を有する圧縮コイルばね4
6を設置する。また、ホルダ30には、吸子22
の端部フランジ28に対し側方から移動して端部
フランジ28のほぼ半分の外周縁と嵌合係止する
保持部48を設ける。
26の概略構成を示すものである。すなわち、駆
動機構部26は、駆動モータ32、減速機構3
4、送りねじ36、ガイド軸38およびスライダ
部材40とから構成されている。この場合、前記
スライダ部材40とホルダ30とを結合するため
の具体的手段としては、第3図ないし第5図に示
すように、スライダ部材40を貫通するガイド軸
38に対し旋回可能に挿通した結合軸部材42を
設け、この結合軸部材42の一端部に前記ホルダ
30を着脱自在に結合すると共にその他端部をス
ライダ部材40の内部に嵌合してその一部に送り
ねじ36と噛合するハーフナツト44を設けた構
成とする。この場合、前記結合軸部材42の他端
部にはハーフナツト44を常に送りねじ36と噛
合するように弾力作用を有する圧縮コイルばね4
6を設置する。また、ホルダ30には、吸子22
の端部フランジ28に対し側方から移動して端部
フランジ28のほぼ半分の外周縁と嵌合係止する
保持部48を設ける。
次に、前記構成からなる本考案の吸子移動装置
24の動作につき、第4図および第5図を参照し
て説明する。
24の動作につき、第4図および第5図を参照し
て説明する。
第4図は本考案の吸子移動装置24の要部であ
るホルダ30およびスライダ部材40の定常状態
を示すものである。すなわち、この状態において
は、スライダ部材40に嵌合している結合軸部材
42の他端部に対し圧縮コイルばね46のばね弾
力が作用して、前記結合軸部材42をほぼ垂直状
態に保持してハーフナツト44を送りねじ36に
噛合させる。従つて、ホルダ30はその保持部4
8において吸子22の端部フランジ28を係止
し、スライダ部材40は送りねじ36の回転駆動
により吸子22をその軸方向に移動させることが
できる。
るホルダ30およびスライダ部材40の定常状態
を示すものである。すなわち、この状態において
は、スライダ部材40に嵌合している結合軸部材
42の他端部に対し圧縮コイルばね46のばね弾
力が作用して、前記結合軸部材42をほぼ垂直状
態に保持してハーフナツト44を送りねじ36に
噛合させる。従つて、ホルダ30はその保持部4
8において吸子22の端部フランジ28を係止
し、スライダ部材40は送りねじ36の回転駆動
により吸子22をその軸方向に移動させることが
できる。
次いで、シリンジの交換を行う場合には、第5
図に示すように、ホルダ30を手動操作によつて
矢印方向に押圧すれば、ホルダ30は前記圧縮コ
イルばね46のばね弾力に抗して結合軸部材42
と共に所定角度まで傾動させることができる。こ
の時、結合軸部材42の他端部において、ハーフ
ナツト44は送りねじ36との噛合が外れ、また
ホルダ30の保持部48も吸子22の端部フラン
ジ28から離反して、スライダ部材40はガイド
軸38に沿つていずれの方向へも自由に摺動させ
ることが可能となる。従つて、この場合には、使
用済みのシリンジの取外しと新たなシリンジのセ
ツテイングとをワンタツチ操作で簡易かつ迅速に
達成することができる。
図に示すように、ホルダ30を手動操作によつて
矢印方向に押圧すれば、ホルダ30は前記圧縮コ
イルばね46のばね弾力に抗して結合軸部材42
と共に所定角度まで傾動させることができる。こ
の時、結合軸部材42の他端部において、ハーフ
ナツト44は送りねじ36との噛合が外れ、また
ホルダ30の保持部48も吸子22の端部フラン
ジ28から離反して、スライダ部材40はガイド
軸38に沿つていずれの方向へも自由に摺動させ
ることが可能となる。従つて、この場合には、使
用済みのシリンジの取外しと新たなシリンジのセ
ツテイングとをワンタツチ操作で簡易かつ迅速に
達成することができる。
前述した実施例から明らかな通り、本考案に係
るシリンジ注入装置における吸子移動装置によれ
ば、スライダ部材と結合するホルダは、その基部
をガイド軸に挿通しかつこのガイド軸を支点とし
て傾動自在に構成し、一端部にシリンジの吸子の
端部と係合する保持部を設けると共に他端部に送
りねじと噛合するハーフナツトを設けることによ
り、シリンジの交換作業に際しては、ホルダを手
動により所定方向へ傾動させれば、保持部におい
て吸子の端部との係合が外れると同時にスライド
部材側においてハーフナツトが送りねじとの噛合
が外れ、スライダ部材はガイド軸に沿つて自由に
移動可能となり、これによりシリンジの交換をワ
ンタツチ操作で迅速かつ確実に行うことができ
る。
るシリンジ注入装置における吸子移動装置によれ
ば、スライダ部材と結合するホルダは、その基部
をガイド軸に挿通しかつこのガイド軸を支点とし
て傾動自在に構成し、一端部にシリンジの吸子の
端部と係合する保持部を設けると共に他端部に送
りねじと噛合するハーフナツトを設けることによ
り、シリンジの交換作業に際しては、ホルダを手
動により所定方向へ傾動させれば、保持部におい
て吸子の端部との係合が外れると同時にスライド
部材側においてハーフナツトが送りねじとの噛合
が外れ、スライダ部材はガイド軸に沿つて自由に
移動可能となり、これによりシリンジの交換をワ
ンタツチ操作で迅速かつ確実に行うことができ
る。
また、前記構成において、送りねじと噛合する
ハーフナツトを設けたホルダと連動する部分に、
常時ハーフナツトを送りねじ側に押圧作用を生じ
る圧縮コイルばねを設けることにより、定常状態
では常に圧縮コイルばねのばね弾力作用によりハ
ーフナツトを送りねじに対し確実に噛合させるこ
とができ、吸子移動装置の動作を安定化すること
ができる。
ハーフナツトを設けたホルダと連動する部分に、
常時ハーフナツトを送りねじ側に押圧作用を生じ
る圧縮コイルばねを設けることにより、定常状態
では常に圧縮コイルばねのばね弾力作用によりハ
ーフナツトを送りねじに対し確実に噛合させるこ
とができ、吸子移動装置の動作を安定化すること
ができる。
さらに、スライダ部材と結合するホルダは、ガ
イド軸に挿通されかつスライダ部材と嵌合する結
合軸部材からなる基部とシリンジの吸子の端部と
係合する保持部とを着脱分離可能に構成すること
により、吸子移動装置の駆動機構部と吸子操作側
とに対して、前者の保守点検作業と後者における
洗浄や防滴部材の交換作業を容易化することがで
きる。
イド軸に挿通されかつスライダ部材と嵌合する結
合軸部材からなる基部とシリンジの吸子の端部と
係合する保持部とを着脱分離可能に構成すること
により、吸子移動装置の駆動機構部と吸子操作側
とに対して、前者の保守点検作業と後者における
洗浄や防滴部材の交換作業を容易化することがで
きる。
そして、本考案に係る吸子移動装置は、簡単な
構成でしかも操作が容易であり、分解および組立
作業も簡便に行うことができるため、この種のシ
リンジ注入装置の機能性および安全性を一層高め
ることができ、その実用的効果は極めて大きい。
構成でしかも操作が容易であり、分解および組立
作業も簡便に行うことができるため、この種のシ
リンジ注入装置の機能性および安全性を一層高め
ることができ、その実用的効果は極めて大きい。
以上、本考案の好適な実施例について説明した
が、本考案は前述した実施例に限定されることな
く、本考案の精神を逸脱しない範囲内において
種々の改良変更をなし得ることは勿論である。
が、本考案は前述した実施例に限定されることな
く、本考案の精神を逸脱しない範囲内において
種々の改良変更をなし得ることは勿論である。
第1図は本考案に係る吸子移動装置の一実施例
を示すシリンジ注入装置の要部切開側面図、第2
図は第1図に示す吸子移動装置の概略構造を示す
要部平面図、第3図は第1図に示すシリンジ注入
装置に設けられた吸子移動装置の取付状態を示す
要部断面側面図、第4図および第5図は本考案に
係る吸子移動装置のスライダ部材とホルダとの構
成配置とその動作状態をそれぞれ示す要部断面側
面図である。 10……ケーシング、12……シリンジ固定部
材、14……シリンジ、16……フランジ部、1
8……溝部、20……レバー部材、22……吸
子、24……吸子移動装置、26……駆動機構
部、28……端部フランジ、30……ホルダ、3
2……駆動モータ、34……減速機構、36……
送りねじ、38……ガイド軸、40……スライダ
部材、42……結合軸部、44……ハーフナツ
ト、46……圧縮コイルばね、48……保持部。
を示すシリンジ注入装置の要部切開側面図、第2
図は第1図に示す吸子移動装置の概略構造を示す
要部平面図、第3図は第1図に示すシリンジ注入
装置に設けられた吸子移動装置の取付状態を示す
要部断面側面図、第4図および第5図は本考案に
係る吸子移動装置のスライダ部材とホルダとの構
成配置とその動作状態をそれぞれ示す要部断面側
面図である。 10……ケーシング、12……シリンジ固定部
材、14……シリンジ、16……フランジ部、1
8……溝部、20……レバー部材、22……吸
子、24……吸子移動装置、26……駆動機構
部、28……端部フランジ、30……ホルダ、3
2……駆動モータ、34……減速機構、36……
送りねじ、38……ガイド軸、40……スライダ
部材、42……結合軸部、44……ハーフナツ
ト、46……圧縮コイルばね、48……保持部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シリンジをシリンジ固定部材に着脱自在に保
持し、このシリンジの吸子の端部をホルダで保
持すると共にこのホルダを送りねじに噛合した
スライダ部材に結合し、前記吸子を送りねじに
沿つて移動するよう構成したシリンジ注入装置
において、 前記スライダ部材と結合するホルダは、その
基部をガイド軸に挿通しかつこのガイド軸を支
点として傾動自在に構成し、一端部にシリンジ
の吸子の端部と係合する保持部を設けると共に
他端部に送りねじと噛合するハーフナツトを設
けることを特徴とする吸子移動装置。 (2) スライダ部材と結合するホルダは、送りねじ
と噛合するハーフナツトを設けた他端部に、常
時ハーフナツトを送りねじ側に押圧作用を生じ
る圧縮コイルばねを設けてなる請求項1記載吸
子移動装置。 (3) スライダ部材と結合するホルダは、ガイド軸
に挿通されかつスライダ部材と嵌合する結合軸
部材からなる基部とシリンジの吸子の端部と係
合する保持部とを着脱分離可能に構成してなる
請求項1または2記載の吸子移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4150990U JPH0423562Y2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4150990U JPH0423562Y2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04856U JPH04856U (ja) | 1992-01-07 |
JPH0423562Y2 true JPH0423562Y2 (ja) | 1992-06-02 |
Family
ID=31552239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4150990U Expired JPH0423562Y2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423562Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5295966A (en) * | 1992-04-29 | 1994-03-22 | Becton, Dickinson And Company | Syringe pump with biased lockable syringe clamp |
JP3482092B2 (ja) * | 1997-01-10 | 2003-12-22 | 日本サーボ株式会社 | 輸液装置 |
JP4831412B2 (ja) * | 2006-06-16 | 2011-12-07 | 東京理化器械株式会社 | シリンジポンプ |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP4150990U patent/JPH0423562Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04856U (ja) | 1992-01-07 |
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