JPH0423549B2 - - Google Patents

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JPH0423549B2
JPH0423549B2 JP19395685A JP19395685A JPH0423549B2 JP H0423549 B2 JPH0423549 B2 JP H0423549B2 JP 19395685 A JP19395685 A JP 19395685A JP 19395685 A JP19395685 A JP 19395685A JP H0423549 B2 JPH0423549 B2 JP H0423549B2
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JP
Japan
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nostril
sensor
branch
gas
conduit
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Application number
JP19395685A
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English (en)
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JPS6257564A (ja
Inventor
Kazukyo Takano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electronic Industries Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electronic Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electronic Industries Co Ltd filed Critical Sanyo Electronic Industries Co Ltd
Priority to JP19395685A priority Critical patent/JPS6257564A/ja
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は呼吸信号を検出するセンサーを取付け
た鼻メガネ形カニユーラ(ガス供給管)の改良に
関するものである。
(従来の技術) 酸素等のガスを患者に吸入させる方法には大別
して密閉型と開放型とがある。密閉型はいわゆる
マスクまたは気管チユーブを使用し、人体の呼吸
系と呼吸装置とからなる呼吸回路を外気から密閉
した状態でガス供給を行うもので、人工呼吸が可
能な上に吸入効率が高い反面、患者の口と鼻を覆
い、あるいは気管に直接異物を挿入することによ
り刺戟や不快を伴う欠点があり主に重症患者に使
用される。一方開放式は特開昭59−8972号に示す
呼吸システムにおける呼吸同調ガス供給制御方法
及び装置があり、之は呼吸回路を外気に開放した
まま、つまりガス供給管の先を患者の鼻腔に挿入
してガスを吹送するもので、吸気中にも会話や飲
食ができるため主に自発呼吸にたよれる軽症患者
に行われている。
本発明はこのような開放形呼吸システムで鼻孔
に挿入されたガス供給管である鼻メガネ形カニユ
ーラの先端部に取付けた呼吸信号を検出するセン
サーの改良に関するものである。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明に関する従来技術として特開昭59−8972
号がある。これは熱電対形のセンサーを鼻孔に挿
入する導管の鼻孔分岐管に取付けるものである。
このように鼻孔にガスを供給する導管の鼻孔分岐
管にセンサーを取付けると、センサ鼻孔壁に直接
接触するために、測定対象物との間のインピーダ
ンスが変わり測定値に誤差ができる。また、セン
サーが人体(鼻孔壁)と接触するノイズを誘導す
ると共に人体内の気温に関連して不確定要素が入
り測定値の信頼性が悪い。また鼻づまり等で気道
が確保されないと、センサーにより吸気、呼気の
正確な測定が出来ないと云う問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は以上の諸欠点を改善するための新規の
提案をするもので、本発明はガスを導く導管と、
この導管より分岐し鼻孔に挿入して導入されたガ
スを放出する2本の鼻孔分岐管を有する鼻メガネ
形カニユーラの鼻孔分岐管と、この分岐管と鼻孔
壁の間にスペーサを設けて呼吸の通気路を構成
し、その通気路に呼吸信号を検出するセンサーを
鼻孔分岐管の先端より後方に位置するよう取付け
た鼻孔内呼吸検出ガス吸入器を特徴とする。
本発明の呼吸検出ガス吸入管の実施に当つて
は、ガスを導く導管と、この導管より分岐し鼻孔
に挿入して導入されたガスを放出する2本の鼻孔
分岐管を有する鼻メガネ形カニユーラは2本の鼻
孔分岐管のそれぞれに呼吸信号検出センサを取付
けるよう構成するものである。
(実施例) 本発明の実施の一例態様を図面につき、以下詳
述する。
従来のものは第4図に示すように2本の鼻孔分
岐管2をもつた鼻メガネ形をしたカニユーラ1に
導管3を付してガス供給接続管4より酸素等のガ
スを供給するものである。従来法の場合は、第5
図に示すように、分岐管2を鼻孔5中に挿入して
ガスを鼻孔中に吹送するものであるが、鼻孔分岐
管の先端から少し後方にセンサーを設定して供給
ガスが直接当たらないようにし、吸気時には外気
の空気が通過してセンサーに当り、呼気時には体
内の呼気が通過してセンサーに当たる位置である
必要がある。しかしこの様な位置に取付けて使用
してみると、使用の度にそのセンサーより得られ
る電気信号出力レベルが異なつていることが判明
した。それはセンサーの取付いている部分と鼻孔
5の内壁との位置関係を一定に保つ手段が無いた
め、センサーの取付けられている部分と鼻孔壁と
の位置関係が使用の都度変化し、また使用中にも
変化して、センサー部を通る呼気や吸気の風量が
異なるためである。またセンサーそのものが鼻孔
壁の肉体に接触したり、あるいは浮いていたりし
てその状態も一様ではない。これはセンサーから
得られる呼吸信号に誘導雑音が重畳するので好ま
しくない。このため常に安定して呼吸信号が得ら
れるためには鼻孔等の壁面から隔離しておき、か
つ鼻孔壁に直接センサーが触れないようにしてお
くことが好ましい。また人の鼻孔は2つあるが風
邪などでよう一方が塞がることがある。この場合
はセンサーの一方しか、働かず計測値に誤差が入
る原因となる。
カニユーラの2つの鼻孔分岐管のうちの一方に
のみにセンサーを設けると一方が塞がり他方での
み呼吸をしている場合は呼吸センサーより呼吸信
号が得られない欠点がある。
本発明はこのような欠点を補い常に安定した呼
吸信号が得られる構造の呼吸信号を検出するセン
サーが付いた鼻メガネ形カニユーラを提供するこ
とを目的とするものである。
第1図A,B,C,D,E,Fは本発明の実施
態様を示すもので、第1図Aは本発明のカニユー
ラの平面図、第1図Bは同正面図、第1図Cは側
断面図、第1図D,E,Fはアタツチメントをカ
ニユーラより取外した状態を示す平面図、正面
図、側断面図である。第1図A,B,Cは第1図
D,E,Fに示す如きアタツチメントを第4図の
カニユーラ1に装着した状態を示すものである。
本発明のアタツチメントはカニユーラ1の2本
の鼻孔分岐管に嵌合するための2個の鼻孔挿入殻
7と、その間を連結したカニユーラ本体を挟みつ
け保持する挾保持体10と、鼻孔挿入殻7の裏面
に設けられ鼻孔挿入殻7とカニユーラの分岐管2
との間を離間するスペーサ8と、スペーサ8に取
付けたセンサー9と、その導線11とより成る。
センサー9は第6図に示すように銅−コンスタ
ンタンとの熱電対9A,9Bとより成り、これが
導線11により測定回路12に接続される。
本発明のアタツチメントはカニユーラ1と同じ
く軟質ビニールのようなもので構成されている。
鼻孔挿入殻7は鼻孔に入る大きさでその内側に第
4図の鼻孔分岐管2と嵌合、保持しうる構造とな
つており、2本の鼻孔挿入殻7とコの字形に鼻メ
ガネ形のカニユーラ1を狭着保持する狭保持体1
0とで構成され鼻孔挿入殻7の内側に鼻孔分岐管
2と鼻孔挿入殻7とのスペーサが植えられており
これには溝孔8Aがあり熱電対センサーの導線1
1を第1図Eの如くからめて保持できる構造とな
つている。第1図Eの様に熱電対のセンサー9を
両方の鼻孔挿入殻7にセツトした後、第4図の鼻
メガネ形カニユーラ1を下側より押し込むと第1
図A、第1図B、第1図Cの形状に鼻孔挿入殻7
の弾力でアタツチメントがカニユーラ1の本体に
嵌合し、これを狭着保持する。鼻孔挿入殻7は鼻
メガネ形のカニユーラ1の鼻孔分岐管2をスペー
サ8と下方の切れた構造の鼻孔挿入殻7の両端と
で狭み保持する。この状態で人の鼻孔に鼻孔挿入
殻7を挿入して使用すると導管挿入殻7の内側に
鼻孔挿入用の鼻孔分岐管2とスペーサ8とで隔て
られた通気路13があり、これは第1図Bで矢印
で示す部分で外気と通じて吸気、呼気の出入が行
われる構造となつている。
第2図は別の本発明の実施例を示す。これは鼻
孔分岐管2にスペーサ8を直接植立した構成のも
のでこのスペーサ8はエの字状に突起しその下部
に穴状の切欠き8aを設けてここに熱電対よりな
る呼吸信号のセンサー9A,9Bをからめて保持
して使用する。このようにすれば鼻孔5の壁面と
鼻孔分岐管2との間にスペースが保たれ通気が良
好となりその通路に呼吸センサー9を設けられる
ので良好に呼気、吸気の温度を検出することがで
きる。またセンサー9はスペーサ8により第1図
Aの場合はこれに加えて鼻孔挿入殻7により隔て
られているので鼻孔壁にセンサーが直接ふれるこ
とはない。
第6図に本発明センサの熱電対の素線の構成及
び測定回路12との関係を示す。人の鼻孔は2つ
あるが本人が気づかない間でも風邪その他の条件
によりその一方が塞がつて他方の開いている鼻孔
で不自由なく呼吸している場合がある。このため
呼吸信号の検出は両方の分岐管のスペーサにセン
サ9A,9Bをそれぞれ接続する必要がある。そ
の場合、信号線数はその取扱い上なるべく少ない
方が良いし、信号電圧として得られる値は大きい
方が良いので熱電対センサーによる測定回路の累
加の法則を応用して第6図に示す構成とする。第
6図において、センサー9A,9Bの接合点をア
タツチメントのそれぞれの鼻孔挿入殻7のスペー
サ8に取付け、第1図Eにセンサー9A,9Bと
して示す位置にセツトする。また9C点は室温に
さらず。第1図Eの9Cで示す位置がそれに相当
する。
このように両方の鼻孔にセンサー9A,9Bを
セツトする事により一方が塞がつても他方より呼
吸信号の検出が可能であり、また両方が働いてい
る場合は大きい信号レベルが得られる。
(発明の効果) 本発明においてはアタツチメントの鼻孔挿入殻
7に植えられているスペーサ8により鼻孔分岐管
2との間に吸気、呼気の通気路13を確保し、そ
の位置に呼吸信号を検出するセンサー9をセツト
することにより鼻メガネ形のカニユーラ1の装着
のやり方によるバラツキがあつても安定した信号
検出ができる。また本発明においては鼻孔壁の皮
ふに対し接触する問題もスペーサ8により隔離さ
れているで誘導雑音も少なくなる。また両方の鼻
孔に挿入する鼻孔挿入殻7にセンサー9A,9B
がそれぞれセツトしてあり一方がつまつても呼吸
信号が得られるのでその測定値に対する信頼性が
著しく増大する工業上大なる効果があり、有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cはそれぞれ本発明のガス吸入
器のカニユーラにアタツチメントを取付けた状態
の平面図、正面図、側断面図、同第1図D,E,
Fはアタツチメントをカニユーラより取外した状
態を示す平面図、正面図、側断面図、第2図は
A,Bは本発明の他の実施の一例態様を示す平面
図、正面図、第3図は第2図の側断面図、第4図
は従来のカニユーラの説明図、第5図は同操作説
明用図、第6図は本発明のセンサーを使用した測
定回路図である。 1…カニユーラ、2…鼻孔分岐管、3…導管、
4…ガス供給接続管、5…鼻孔、7…鼻孔挿入
殻、8…スペーサ、9…センサー、10…狭保持
体、11…導線、12…測定回路、13…通気
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガスを導く導管と、この導管より分岐し鼻孔
    に挿入して導入されたガスを放出する2本の鼻孔
    分岐管を有する鼻メガネ形カニユーラの鼻孔分岐
    管と、鼻孔壁の間にスペーサを設けて呼吸の通気
    路を構成し、その通気路に呼吸信号を検出するセ
    ンサーを鼻孔分岐管の先端より後方に位置するよ
    う取付けることを特徴とする鼻孔内呼吸検出ガス
    吸入器。 2 ガスを導く導管と、この導管より分岐し鼻孔
    に挿入して導入されたガスを放出する2本の鼻孔
    分岐管とを有する鼻メガネ形カニユーラの鼻孔分
    岐管2本のそれぞれに呼吸信号を検出するセンサ
    ーを取付けることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の鼻孔内呼吸検出ガス吸入器。 3 ガスを導く導管と、この導管より分岐し鼻孔
    に挿入して導入されたガスを放出する2本の鼻孔
    分岐管とを有する鼻メガネ形カニユーラの鼻孔分
    岐管2本のそれぞれに呼吸信号を検出するセンサ
    ーを取付け、これら2つのセンサーが累加法則に
    おける加算直列接続になるような接続法であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の鼻孔
    内呼吸検出ガス吸入器。 4 鼻メガネ形カニユーラの鼻孔分岐管に、呼吸
    信号を検出するセンサーを取付ける手段が、着脱
    自在なアタツチメント方式であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の鼻孔
    内呼吸検出ガス吸入器。
JP19395685A 1985-09-04 1985-09-04 鼻孔内呼吸検出ガス吸入器 Granted JPS6257564A (ja)

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JPS6257564A JPS6257564A (ja) 1987-03-13
JPH0423549B2 true JPH0423549B2 (ja) 1992-04-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63177836A (ja) * 1987-01-20 1988-07-22 住友ベークライト株式会社 呼吸検知方法
JP2602025B2 (ja) * 1987-07-01 1997-04-23 株式会社山口薬品商会 鼻腔検査装置
JP6628959B2 (ja) 2014-06-02 2020-01-15 日本光電工業株式会社 温度センサの製造方法、および温度センサ

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